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JP6928436B2 - レーダ装置およびレーダ装置の制御方法 - Google Patents
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JP6928436B2 - レーダ装置およびレーダ装置の制御方法 - Google Patents

レーダ装置およびレーダ装置の制御方法 Download PDF

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本発明は、レーダ装置およびレーダ装置の制御方法に関するものである。
特許文献1には、レーダ装置および撮像装置によって取得された物標情報(物標の相対速度、距離、方位を示す情報)を物標認識ECU(上位ECU)に送信し、上位ECUにおいて統合処理し、統合処理の結果に基づいて運転支援処理を実行する技術が開示されている。
特開2015−219858号公報
ところで、車両によっては、レーダ装置および撮像装置によって取得された物標情報を上位ECUで統合処理しない場合がある。そのような場合には、レーダ装置自体が運転支援処理を実行する必要がある。このため、取り付け対象となる車両毎に設定や配線を変更する必要があることから取り付け作業が煩雑となるとともに、レーダ装置の品番の管理が複雑になるという問題点がある。
本発明は、取り付け対象となる車種毎に煩雑な設定を行う必要が少ないレーダ装置およびレーダ装置の制御方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、車両に搭載するレーダ装置において、前記車両の周辺に存在する物標を検知する物標検知部と、前記レーダ装置の前記車両への取り付け状況を検出する取付状況検出部と、前記取付状況検出部によって検出された取り付け状況に応じて、前記物標検知部によって検知された前記物標に関する情報の出力形式を選択する選択部と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、取り付け対象となる車種毎に煩雑な設定を行う必要を少なくすることができる。
また、本発明は、前記選択部は、前記レーダ装置に対して警告を発出するための警告部が接続されている場合において、前記物標検出部によって物標が検知されたときは、前記警告部を駆動して警告を発出し、それ以外の場合には前記物標の状態を示す情報を出力することを特徴とする。
このような構成によれば、レーダ装置の取り付け方法に応じて動作方法を自動的に選択できるので、レーダ装置を車両に取り付ける際の手間を省略することができる。
また、本発明は、前記警告部は、LED(Light Emitting Diode)、ランプ、スピーカ、または、ブザーであり、前記選択部は、前記物標検出部によって物標が検知されたときは、前記LEDまたは前記ランプを点灯するか、または、前記スピーカまたは前記ブザーから放音して警告を発出し、それ以外の場合には前記物標の状態を示す情報を出力することを特徴とする。
このような構成によれば、レーダ装置の取り付け方法に応じて動作方法を自動的に選択できるので、レーダ装置を車両に取り付ける際の手間を省略することができる。
また、本発明は、前記車両の前部または後部の左右に1対のレーダ装置が搭載され、前記LED、ランプ、スピーカ、または、ブザーは1対のレーダのそれぞれに対して接続され、前記レーダ装置は、前記LED、ランプ、スピーカ、または、ブザーの接続の有無を検出する接続有無検出部をそれぞれ有し、前記1対の接続有無検出部の双方が、前記LED、ランプ、スピーカ、または、ブザーが接続されていないことを検出した場合には、前記物標の状態を示す情報を出力することを特徴とする。
このような構成によれば、LEDが接続されているにも拘わらず、オープン故障している場合に、接続されていないと誤検出することを防止できる。
また、本発明は、前記レーダ装置は、上位ECU(Electric Control Unit)に接続可能とされ、前記取付状況検出部が前記上位ECUから所定の情報を受信した場合には、前記選択部は前記物標の状態を示す情報を選択して出力する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、上位ECUからの情報に応じて選択を行うことができるので、LEDを電気的に検出する構成を省略することができる。
また、本発明は、前記レーダ装置は、取り付け対象となる車種毎に、前記物標を検知する際のパラメータを格納する格納部と、車種に応じて前記パラメータを選択するパラメータ選択部と、を有し、前記取付状況検出部が前記上位ECUから車種に関する情報を受信した場合には、前記パラメータ選択部は、該当するパラメータを選択する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、レーダ装置を取り付ける車種に応じた最適なパラメータが自動的に選択されるのでレーダ装置の設置の手間を省略することができる。
また、本発明は、前記格納部は、車種毎に異なるパラメータを格納する領域と、車種毎に不変のパラメータを格納する領域とを有し、前記取付状況検出部が前記上位ECUから車種に関する情報を受信した場合には、前記パラメータ選択部は、車種毎に不変のパラメータを格納する領域からパラメータを選択するとともに、車種毎に異なるパラメータを格納する領域から該当するパラメータを選択する、ことを特徴とする。
このような構成よれば、どのような車種に対しても、レーダ装置を簡単に設置することができる。
また、本発明は、車両に搭載するレーダ装置の制御方法において、前記車両の周辺に存在する物標を検知する物標検知ステップと、前記レーダ装置の前記車両への取り付け状況を検出する取付状況検出ステップと、前記取付状況検出ステップにおいて検出された取り付け状況に応じて、前記物標検知ステップにおいて検知された前記物標に関する情報の出力形式を選択する選択ステップと、を有することを特徴とする。
このような方法によれば、取り付け対象となる車種毎に煩雑な設定を行う必要を少なくすることができる。
本発明によれば、取り付け対象となる車種毎に煩雑な設定を行う必要が少ないレーダ装置およびレーダ装置の制御方法を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るレーダ装置の実装例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るレーダ装置の構成例を示す図である。 図2に示す制御・処理部の詳細な構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態の構成例を示す図である。 本発明の第3実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)第1実施形態の構成の説明
図1は、本発明の第1実施形態に係るレーダ装置の実装例を示す図である。この図に示すように、本発明の第1実施形態に係るレーダ装置1−1〜1−4は、車両Cの前部の左右および後部の左右にそれぞれ配置される。車両Cの前部の左右に配置されるレーダ装置1−1,1−2は、検知領域DFL,DFRに存在する物標(例えば、他の車両、自転車、人等)を検知する。また、車両Cの後部の左右に配置されるレーダ装置1−3,1−4は、検知領域DRL,DRRに存在する物標を検知する。
図2は、図1に示すレーダ装置1の構成例を示す図である。なお、レーダ装置1−1〜1−4は同様の構成とされているので、以下では、これらをレーダ装置1として説明する。図2に示すように、レーダ装置1は、局部発振部10、送信部11、制御・処理部14、受信部15、および、A/D(Analog to Digital)変換部20を主要な構成要素としている。レーダ装置1には、配置場所に応じて、LED(Light Emitting Diode)21、CAN(Controller Area Network)等によって構成されるバス22、上位ECU(Electric Control Unit)、および、カメラ24が接続される。
ここで、局部発振部10は、所定の周波数のCW(Continuous Wave)信号を生成して、送信部11と受信部15に供給する。
送信部11は、変調部12および送信アンテナ13を有し、局部発振部10から供給されるCW信号を、変調部12によってパルス変調し、送信アンテナ13を介して物標に対して送信する。
送信部11の変調部12は、制御・処理部14によって制御され、局部発振部10から供給されるCW信号をパルス変調して出力する。送信アンテナ13は、変調部12から供給されるパルス信号を、物標に向けて送信する。
制御・処理部14は、変調部12、利得可変増幅部18、および、アンテナ切換部17を制御するとともに、A/D変換部20から供給される受信データに対して演算処理を実行することで、物標を検知する。
図3は、図2に示す制御・処理部14の詳細な構成例を示すブロック図である。図3に示すように、制御・処理部14は、制御部14a、処理部14b、検出部14c、および、選択部14dを有している。ここで、制御部14aは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成され、ROMおよびRAMに記憶されているデータに基づいて装置の各部を制御する。処理部14bは、例えば、DSP(Digital Signal Processor)等によって構成され、A/D変換部20から供給されるデジタル信号に対する処理を実行し、物標を検知する。検出部14cは、レーダ装置1の車両への取り付け状況を検出する。選択部14dは、レーダ装置1の車両Cへの取り付け状況に応じた情報を選択して出力する。
受信部15は、受信アンテナ16、アンテナ切換部17、利得可変増幅部18、および、復調部19を有し、送信アンテナ13から送信され、物標によって反射された信号を受信して復調処理を施した後、A/D変換部20に出力する。
受信部15の受信アンテナ16は、複数のアンテナによって構成され、送信アンテナ13から送信され、物標によって反射された信号を受信し、アンテナ切換部17に供給する。アンテナ切換部17は、制御・処理部14の制御部14aによって制御され、受信アンテナ16のいずれか1つを選択して、受信信号を利得可変増幅部18に供給する。利得可変増幅部18は、制御・処理部14の制御部14aによって利得が制御され、アンテナ切換部17から供給される受信信号を所定の利得で増幅して復調部19に出力する。復調部19は、利得可変増幅部18から供給される受信信号を、局部発振部10から供給されるCW信号を用いて復調して出力する。
A/D変換部20は、復調部19から供給される受信信号を所定の周期でサンプリングし、デジタル信号に変換して制御・処理部14に供給する。
LED21は、例えば、左右のサイドミラーSML,SMR内に配置され、後部の左右に配置されたレーダ装置1によって、後方から接近する他の車両を検知した場合には、サイドミラーの一部を発光させることで、運転者に後方から接近する車両の存在を明示し、注意を促す。
バス22は、前後または左右に配置された複数のレーダ装置1を相互に接続してこれらの間で情報の授受を可能にするための信号線群である。また、バス22は、上位ECU23、カメラ24、および、複数のレーダ装置1等を相互に接続してこれらの間で情報の授受を可能にする。なお、バス22に、超音波センサ等を接続するようにしてもよい。
上位ECU23は、例えば、CPU、ROM、RAM等によって構成され、複数のレーダ装置1およびカメラ23から供給される情報を統合する処理を実行するとともに、統合された情報に基づいて警告を発出したり、危険を回避するためにブレーキ等を操作したりする制御を実行する。
カメラ24は、例えば、フロントガラスまたはリアガラス等に配置され、車両の前方または後方の状況を撮像して、上位ECU23に供給する。図2では、カメラ24は、1台だけ示してあるが、複数台のカメラを有するようにしてもよい。
(B)第1実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第1実施形態の動作を説明する。なお、図1において、レーダ装置1−1,1−2は、バス22を介して上位ECU23に接続されているものとする。また、レーダ装置1−3,1−4は、車両CのサイドミラーSML,SMR内にそれぞれ配置されているLED21と接続されているものとする。もちろん、このような接続方法は一例であって、本発明がこのような場合にのみ限定されるものではないことはいうまでもない。
車両Cの前部に配置されるレーダ装置1−1,1−2は、バス22によって相互に接続されるとともに、フロントガラスに配置されたカメラ24および上位ECU23とバス22によって接続される。なお、LED21については、この例では、レーダ装置1−1,1−2には接続されない。もちろん、LED21を接続するように構成してもよい。
このような構成の場合、レーダ装置1−1,1−2の制御・処理部14の検出部14cは、LED21が接続されているか否かを判定する。いまの例では、レーダ装置1−1,1−2にはLED21は接続されていないので、検出部14cは、接続されていないと判定する。
つぎに、レーダ装置1−1,1−2の制御・処理部14の制御部14aは、バス22を介して他方のレーダ装置に問い合わせを行い、他方のレーダ装置にもLED21が接続されていないか確認する。なお、このような問い合わせを行うのは、LED21がオープン状態で故障している場合も想定されるので、そのような場合にLED21が接続されていないと誤検出することを防止するためである。問い合わせの結果、他方のレーダ装置にもLED21が接続されていないことが確認された場合には、上位ECU23において統合処理を行うと判定し、選択部14dは、処理部14bによって検知された、物標の位置および速度に関する情報を選択し、バス22を介して上位ECU23に供給するように設定する。
この結果、上位ECU23は、レーダ装置1−1,1−2によって検知された物標の位置および速度に関する情報と、カメラ24によって撮像された画像情報とを統合する処理を実行し、統合した結果に基づいて、例えば、警告を行ったり、危険回避のための制御(例えば、ブレーキ制御)を行ったりする。
一方、車両Cの後部に設置されたレーダ装置1−3,1−4には、サイドミラーSML,SMR内に配置された2つのLED21とそれぞれ接続される。この結果、レーダ装置1−3,1−4のそれぞれの制御・処理部14の検出部14cは、LED21が接続されていることを検出する。
LED21が接続されていることを検出部14cが検出すると、選択部14dは、前述のように物標の位置および速度情報を出力するのではなく、LED21を駆動する制御を実行する。この結果、例えば、後方の検知領域DRR内において、後方から接近する他の車両を検知した場合には、サイドミラーSMR内に配置されたLED21を点灯させることで右後方からの車両の接近を警告する。また、後方の検知領域DRL内において、後方から接近する他の車両を検知した場合には、サイドミラーSML内に配置されたLED21を点灯させることで左後方からの車両の接近を警告する。
つぎに、図4を参照して、第1実施形態において実行される処理の一例について説明する。なお、図4に示すフローチャートは、各レーダ装置において実行される。図4に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、検出部14cは、LED21が接続されているか否かを検出する。例えば、検出部14cは、LED21が接続される端子の抵抗値に基づいてLED21の接続の有無を検知する。
ステップS11では、制御部14aは、ステップS10における検出部14cの検出結果に基づいてLED21が接続されているか否かを判定し、LED21が接続されていると判定した場合(ステップS11:Y)にはステップS12に進み、それ以外の場合(ステップS11:N)にはステップS13に進む。
ステップS12では、選択部14dは、運転支援機能として動作するようにLED21を出力先として選択する。より詳細には、レーダ装置1によって検知領域内に物標を検知するとともに、当該物標が自車両に接触または衝突の可能性があると判定した場合には、LED21を点灯して警告する制御を行う。
ステップS13では、制御部14aは、ステップS10における検出部14cの検出結果に基づいてLED21が未接続か否かを判定し、LED21が未接続であると判定した場合(ステップS13:Y)にはステップS14に進み、それ以外の場合(ステップS13:N)には処理を終了する。
ステップS14では、制御部14aは、バス22を介して他方のレーダ装置1に対して問い合わせを行い、他方のレーダ装置1でもLED21が未接続の状態であるか否かを判定し、他方のレーダ装置1でもLED21が未接続の状態であると判定した場合(ステップS14:Y)にはステップS15に進み、それ以外の場合(ステップS14:N)には処理を終了する。
ステップS15では、選択部14dは、処理部14bによって検知された物標の位置および速度情報を、バス22を介して上位ECU23に出力する。この結果、上位ECU23は、複数のレーダ装置1およびカメラ24によって検知された情報を統合する処理を実行する。なお、物標の位置および速度情報以外にも、例えば、加速度情報や、TTC(Time to Collision)との関係を示す情報等を、物標の状態を示す情報としてバス22を介して上位ECU23に出力するようにしてもよい。もちろん、これら以外の情報を出力するようにしてもよい。
以上に説明したように、本発明の第1実施形態によれば、レーダ装置1の配置状況に応じて選択部14dによって出力する情報を選択するようにしたので、取り付け場所に応じて設定を変更する必要がなくなるので、取り付けの手間を省略することができる。
また、前方に設置するレーダ装置1−1,1−2および後方に設置するレーダ装置1−3,1−4として同じものを使用することができるので、品番を少なくすることでレーダ装置1の製造メーカの製造コストの上昇を抑圧するとともに、レーダ装置1を車両に取り付ける車両メーカの管理コストを低減することができる。
(C)第2実施形態の説明
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の構成は、図1〜図3の場合と同様であるが、実行される処理が異なる。そこで、以下では、異なる部分に注目して説明する。
第1実施形態では、LED21の接続状況に応じて選択部14dが出力する情報を選択するようにしたが、上位ECU23から情報を受信した場合には物標の位置および速度情報を選択して出力し、受信していない場合にはLED21を駆動する処理を実行する。
このように、上位ECU23から供給される情報に基づいて出力する情報を選択することで、第1実施形態の場合のように、LED21の接続状態を電気的に検出する必要がなくなるので、装置の構成を簡略化することができる。
図5は、第2実施形態において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。図5に示す処理は、各レーダ装置において実行される。図5に示すフローチャートが実行されると、以下のステップが実行される。
ステップS30では、制御部14aは、上位ECU23から情報を受信する。例えば、制御部14aは、初期設定またはバス制御に関する情報を受信する。
ステップS31では、制御部14aは、ステップS30において所定の情報を受信したか否かを判定し、所定の情報を受信したと判定した場合(ステップS31:Y)には、上位ECU23が接続されていると判定してステップS32に進み、それ以外の場合(ステップS31:N)にはステップS33に進む。
ステップS32では、選択部14dは、処理部14bによって検知された物標の位置および速度情報を、バス22を介して上位ECU23に出力する。この結果、上位ECU23は、複数のレーダ装置1およびカメラ24によって検知された情報を統合する処理を実行する。
ステップS33では、選択部14dは、運転支援機能として動作するようにLED21を出力先として選択する。より詳細には、レーダ装置1によって検知領域内に物標を検知するとともに、当該物標が自車両に接触または衝突の可能性があると判定した場合には、LED21を点灯して警告する制御を行う。
以上に説明したように、本発明の第2実施形態によれば、上位ECU23から供給される情報に基づいて出力する情報を選択することで、第1実施形態の場合のように、LED21の接続状態を電気的に検出する必要がなくなるので、装置の構成を簡略化することができる。
(D)第3実施形態の構成の説明
つぎに、第3実施形態の構成例について説明する。なお、第3実施形態では、制御・処理部14の構成のみが異なり、それ以外の構成は、図1および図2に示す第1実施形態の場合と同様である。以下では、図6を参照して、制御・処理部14の構成例を説明する。
図6は、制御・処理部14の構成例を示す図である。なお、図6において、図3と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図6では図3と比較すると、格納部14eが新たに追加されている。ここで、格納部14eは、共通パラメータ14fと車種毎パラメータ14gを格納している。ここで、共通パラメータ14fは、車種が変わっても共通に使用可能なパラメータである。また、車種毎パラメータ14gは、レーダ装置1を搭載する車種毎に異なるパラメータである。車種毎パラメータを用いる理由としては、車種毎にレーダ装置1の取り付け位置や角度等が異なることから、車種に応じた設定または補正を行うためである。
(E)第3実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第3実施形態の動作について説明する。第3実施形態では、制御部14aは、上位ECU23から車種を示す情報を取得すると、格納部14eの車種毎パラメータ14gから該当するパラメータを取得して処理部14bに供給し、パラメータを書き換える処理を実行するとともに、共通パラメータ14fを取得して処理部14bに供給する。
この結果、処理部14bは、レーダ装置1が取り付けられた車種に応じたパラメータを用いることで、物標を精度良く検知することができる。
図7は、第3実施形態において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。図7に示す処理は、各レーダ装置において実行される。図7に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS50では、制御部14aは、バス22を介して上位ECU23から車種を示す情報を取得する。なお、車種を示す情報ではなく、車種に応じた所望のパラメータを特定するための情報(例えば、ID情報等)を受信するようにしてもよい。
ステップS51では、制御部14aは、ステップS50で取得した車種を示す情報に対応するパラメータを、格納部14eの車種毎パラメータ14gから取得する。
ステップS52では、制御部14aは、共通パラメータを格納部14eの共通パラメータ14fから取得する。
ステップS53では、制御部14aは、ステップS51およびステップS52で取得したパラメータによって、処理部14bが予め記憶しているパラメータを書き換える処理を実行する。
ステップS54では、処理部14bは、新たなパラメータに基づいて、物標の検知処理を実行する。
ステップS55では、処理部14bは、ステップS54の処理で得られた物標の位置および速度に関する情報を、バス22を介して上位ECU23に出力する。この結果、上位ECU23では、複数のレーダ装置1およびカメラ24によって検知された情報の統合処理を実行し、統合処理によって得られた情報に基づいて、警告を発する処理を実行したり、あるいは危険を回避する処理を実行したりする。
(C)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の各実施形態では、図1に示すように、車両Cの前部および後部にレーダ装置1を配置する場合を例に挙げて説明を行ったが、これ以外の場所にレーダ装置1を配置するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、上位ECU23は、複数のレーダ装置1とカメラ24から出力される情報を統合するようにしたが、これ以外にも、例えば、超音波センサから出力される情報を統合処理するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、LED21を用いて警告を発するようにしたが、これ以外にも、例えば、光を発するランプ(電球または蛍光灯)や、ビープ音を発するスピーカや圧電素子等のブザーを用いて警告を発するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、車両の後部に配置したレーダ装置1−3,1−4とLED21との接続状況に応じて情報の出力形式を変更するようにしたが、車両の前部に配置したレーダ装置1−1,1−2も同様の処理を実行するようにしてもよい。
また、本実施形態では、図2に示すように、アンテナ切換部17によって複数の受信アンテナ16を切り換える構成としたが、単一の受信アンテナを用いるとともに、アンテナ切換部17を有しない構成としてもよい。
また、以上の実施形態では、車両として自動四輪車を例に挙げて説明したが、これ以外にも自動二輪車や自転車等を検出するようにしてもよい。すなわち、本明細書中において、車両とは自動四輪車には限定されない。
また、図4、図5、および、図7に示すフローチャートの処理は一例であって、本発明がこれらフローチャートの処理に限定されるものではないことはいうまでもない。
1 レーダ装置
10 局部発振部
11 送信部
12 変調部
13 送信アンテナ
14 制御・処理部
14a 制御部(パラメータ選択部)
14b 処理部(物標検知部)
14c 検出部(取付状況検出部、接続有無検出部)
14d 選択部(選択部)
14e 格納部(格納部)
14f 共通パラメータ
14g 車種毎パラメータ
15 受信部
16 受信アンテナ
17 アンテナ切換部
18 利得可変増幅部
19 復調部
20 A/D変換部
21 LED(警告部)
22 バス
23 上位ECU
24 カメラ

Claims (5)

  1. 車両に搭載し、上位ECU(Electric Control Unit)に接続可能とされるレーダ装置において、
    前記車両の周辺に存在する物標を検知する物標検知部と、
    前記レーダ装置の前記車両への取り付け状況を検出する取付状況検出部と、
    前記取付状況検出部によって検出された取り付け状況に応じて、前記物標検知部によって前記物標が検知されたときは、警告を発出するための警告部を駆動する制御を実行するか又は前記物標の状態を示す情報を前記上位ECUに出力する選択部と、
    を有し、
    前記選択部は、前記レーダ装置に対して前記警告部が接続されている場合において、前記物標検知部によって物標が検知されたときは、前記警告部を駆動して警告を発出し、それ以外の場合には前記物標の状態を示す情報を前記上位ECUに出力することを特徴とするレーダ装置。
  2. 前記警告部は、LED(Light Emitting Diode)、ランプ、スピーカ、または、ブザーであり、
    前記選択部は、前記物標検知部によって物標が検知されたときは、前記LEDまたは前記ランプを点灯するか、または、前記スピーカまたは前記ブザーから放音して警告を発出し、それ以外の場合には前記物標の状態を示す情報を前記上位ECUに出力することを特徴とする請求項に記載のレーダ装置。
  3. 前記車両の前部または後部の左右に1対のレーダ装置が搭載され、
    前記LED、ランプ、スピーカ、または、ブザーは1対の前記レーダ装置のそれぞれに対して接続され、
    前記レーダ装置は、前記LED、ランプ、スピーカ、または、ブザーの接続の有無を検出する接続有無検出部をそれぞれ有し、
    前記1対の接続有無検出部の双方が、前記LED、ランプ、スピーカ、または、ブザーが接続されていないことを検出した場合には、前記物標の状態を示す情報を前記上位ECUに出力することを特徴とする請求項に記載のレーダ装置。
  4. 車両に搭載し、上位ECU(Electric Control Unit)に接続可能とされるレーダ装置において、
    前記車両の周辺に存在する物標を検知する物標検知部と、
    前記レーダ装置の前記車両への取り付け状況を検出する取付状況検出部と、
    前記取付状況検出部によって検出された取り付け状況に応じて、前記物標検知部によって前記物標が検知されたときは、警告を発出するための警告部を駆動する制御を実行するか又は前記物標の状態を示す情報を前記上位ECUに出力する選択部と、
    を有し、
    前記取付状況検出部が前記上位ECUから所定の情報を受信した場合には、前記選択部は前記物標の状態を示す情報を選択して前記上位ECUに出力する、
    ことを特徴とするレーダ装置。
  5. 車両に搭載し、上位ECU(Electric Control Unit)に接続可能とされるレーダ装置の制御方法において、
    前記車両の周辺に存在する物標を検知する物標検知ステップと、
    前記レーダ装置の前記車両への取り付け状況を検出する取付状況検出ステップと、
    前記取付状況検出ステップにおいて検出された取り付け状況に応じて、前記物標検知ステップにおいて前記物標が検知されたときは、警告を発出するための警告部を駆動する制御を実行するか又は前記物標の状態を示す情報を前記上位ECUに出力する選択ステップと、
    を有し、
    前記選択ステップでは、前記レーダ装置に対して前記警告部が接続されている場合において、前記物標検知ステップで物標が検知されたときは、前記警告部を駆動して警告を発出し、それ以外の場合には前記物標の状態を示す情報を前記上位ECUに出力することを特徴とするレーダ装置の制御方法。
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