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JP6930432B2 - 電子制御装置 - Google Patents
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本開示は、車両に関する情報を記録する技術に関する。
従来、例えば車両に搭載されているセンサの出力値やアクチュエータへの制御値等といった車両に関する任意の情報を表す車両情報を繰り返し取得し、取得した車両情報を時間の経過に伴って順に、すなわち時系列に、メモリに記録させるという技術が知られている。
特許文献1には、車両において予め定められたイベントが発生した場合に、このような時系列の車両情報をメモリに記録させるという技術が提案されている。
特開2013−056589号公報
ところで、車両においてイベントが複数回発生することが想定される場合、イベントが発生する毎に時系列の車両情報を詳細に記録するためには、時系列の車両情報を記録させるための多くの記録領域をメモリに予め割り当てておくことが望ましい。ただし、割り当て可能な記録領域の大きさには限りがある。そこで、予め定められた大きさの記録領域の全体を所定の数で等しく分けた領域(以下、等分領域)を設定し、イベントが発生する毎に等分領域に時系列の車両情報を記録させること、が一般に行われている。
しかしながら、実際のイベントの発生回数が所定の数よりも小さい場合は、メモリに、時系列の車両情報が記録されない領域が生じてしまうので、メモリの記録領域を有効に利用することができないという問題が生じうる。
本開示の一局面は、車両に関する情報を記録する予め定められた大きさの記録領域を有効に利用する技術を提供する。
本開示の一態様は、車両に搭載された電子制御装置(10)であり、イベント部(S10)と、累積回数部(S15)と、時系列部(S25)と、記録実行部(S65)と、を備える。イベント部は、車両において予め定められたイベントが発生したことを表すイベント情報を取得する。累積回数部は、イベント情報が取得される毎に、イベントが発生した累積回数を取得する。時系列部は、イベント情報が取得される毎に、時系列情報を取得する。
記録実行部は、時系列情報が取得される毎に、現時点までに取得された時系列情報を、累積回数に応じた態様で、予め定められた大きさの記録領域である情報記録部の全域を用いて記録させる。時系列情報は、車両の状態を表す車両情報が時間の経過に伴って順に複数並べられた情報である。
このような構成によれば、イベントの発生毎に取得された時系列情報を、発生したイベントの累積回数に応じた態様で、情報記録部の全領域を用いて記録させる構成を備えるので、情報記録部の記録領域を余らせること無く有効に利用することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態におけるECUの構成を示すブロック図。 ECUの機能を説明する機能ブロック図。 情報記録処理のフローチャート。 選択処理のフローチャート。 イベント優先順位、最小情報量、発生順序優先順位、空き領域設定情報、時系列設定情報の設定内容を説明する図。 時系列設定情報を示す図。 第1のイベントが1回目に発生したときの作動を説明する図。 第2のイベントが2回目に発生したときの作動を説明する図。 第3のイベントが3回目に発生したときの作動を説明する図。 第4のイベントが4回目に発生したときの作動を説明する図。 比較例としてのECUの作動を説明する図。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.構成]
図1に示す電子制御装置(以下、ECU)10は、車両に搭載され、例えば、インジェクタの噴射制御および点火プラグの点火制御等を行うエンジンECUである。ECUは、Electronic Control Unitの略である。
ECU10は、入力回路20と、出力回路30と、通信回路40と、マイコン50と、を備える。マイコン50は、CPU51と、ROM52、RAM53、EEPROM54等の半導体メモリと、を有する。
ECU10の各種機能は、CPU51が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、ROM52が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、ECU10を構成するマイコンの数は、本実施形態では1つであるが、複数であってもよい。
RAM53は、ECU10のプログラムが作業用に使用するメモリである。EEPROM54は、書き換え可能な不揮発性のメモリである。すなわち、図示しないバッテリから電力の供給が遮断されても、EEPROM54に記憶されているデータは保存される。
ECU10は、CPU51がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、図2に示すように、記録制御部61と、車両情報取得部62と、車両情報記録部63と、入出力制御部64と、エンジン制御部65と、サービス処理部66と、を備える。
ECU10を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現してもよい。
(入出力制御部)
ECU10は、入力回路20を介して入力する車両情報を取得する。車両情報とは、車両の状態を表す信号であり、各種センサ及び各種スイッチ等から入力回路20を介して入力される。本実施形態では、アクセル開度、スロットル開度、クランク角度、エンジン水温、イグニションスイッチ信号等が車両情報として入力される。なお、車両情報は、これらに限定されるものではない。車両情報には、例えば、インジェクタに対する指令噴射量や、点火プラグに対する点火時期等といった、車両の制御に用いられる任意の制御量が含まれうる。
ECU10は、これら車両情報に基づいてエンジン制御部によって生成された、インジェクタを駆動させるインジェクタ駆動出力、点火プラグの点火制御のためのイグナイタ駆動出力等、を出力回路30から出力する。
(エンジン制御部)
ECU10は、入力回路20を介して入力した車両情報に基づいて、インジェクタ駆動出力、イグナイタ駆動出力等を生成する。
(サービス処理部)
ECU10は、EEPROM54に記憶された時系列情報を、通信回路40を介して、外部装置に出力する。時系列情報については後述する。
(記録制御部)
ECU10は、車両において予め定められたイベントが発生したことを検出すると、イベント情報を出力する。イベント情報とは、車両において予め定められたイベントが発生したことを表す情報である。
ここでいうイベントとは、例えば、エンスト、エンジン始動不良、エンジン水温が異常であること、アクセル開度が閾値以上であること等といった、予め定められた車両の作動をいう。エンストとは、車両の走行中におけるエンジンの停止をいう。エンジン始動不良とは、エンジン始動時にエンジンが回転しないことをいう。
エンジン水温が異常であること、換言すればエンジン水温が所定の閾値以上または所定の閾値未満であることは、エンジンに異常が生じているおそれがあることを表す。アクセル開度が閾値以上であることは、アクセルを踏んでいるのに電動スロットルが開いていないおそれがあることを表す。
このように、イベントには、予め設定された条件を満たす車両の作動が含まれうる。イベントには、車両異常も含まれうるが、これに限定されるものではなく、任意の車両の作動が含まれうる。車両異常とは、通常の運転操作では発生しない異常な車両の作動である。
なお、ECU10は、前述の車両の作動以外に、センサの任意の検出値、アクチュエータの任意の状態等をイベントとして検出しうる。検出されるイベントとしては、複数種類が予め設定されうる。また、検出されるイベントには、優先順位が予め設定されうる。
本実施形態では、エンスト、エンジン始動不良、エンジン水温が異常であること、アクセル開度が閾値以上であること、といった4種類のイベントを検出する。以下では、エンストを第1のイベント、エンジン始動不良を第2のイベント、エンジン水温が異常であることを第3のイベント、アクセル開度が閾値以上であることを第4のイベントという。検出されるイベントの種類は、ROM52に予め記録されている。
また、イベントの優先順位は、例えば図5に示すように、第1のイベント>第2のイベント=第3のイベント>第4のイベント、のように、第1のイベントの優先順位が最も高く設定されている。このようなイベントの優先順位(以下、イベント優先順位)は、ROM52に予め記録されている。
(車両情報取得部)
ECU10は、例えば50msec等といった一定時間間隔で車両情報を取得してRAM53に記録する。車両情報を表すためのデータのデータ長は、例えば2バイトといったように、予め定められた任意の大きさに設定されうる。
ECU10は、例えば、上記の一定時間間隔で取得される車両情報のそれぞれを1エントリとして、8エントリのリングバッファ形式で、時系列の車両情報をRAM53に記録する。時系列情報とは、時系列の車両情報をいう。つまり、時系列情報とは、時間の経過に伴って順に並べられた車両情報をいう。
ECU10は、イベントが発生すると、時系列設定情報に基づいて、イベントの種類に応じて予め定められた態様で、8エントリの時系列情報を生成し、生成した8エントリの時系列情報をイベント種類情報と共に、RAM53に記録させる。イベント種類情報とは、発生したイベントの種類を表す情報である。以下でいう累積回数とは、イベントの種類に拘らず、発生したイベントが累積して何回目のイベントであるかを表す値である。ECU10は、イベントが発生する毎に、イベントの累積回数をカウントし、該累積回数をEEPROM54に記憶させている。
時系列設定情報とは、どのような態様で時系列情報を生成するかを設定した情報であり、ROM52に予め記録されている。
本実施形態では、ECU10は、例えば図6に示すような時系列設定情報に基づいて、イベントの種類に応じた態様で、8エントリの時系列情報を生成してRAM53に記録させる。8エントリの時系列情報を生成する際には、イベントの累積回数が1回目のときの設定を用いる。該8エントリの時系列情報は、後述する保存情報を生成する元となる情報である。
例えば、ECU10は、発生したイベントが第1のイベントであった場合、図6に示す時系列設定情報に基づいて、イベント発生前の4エントリの車両情報と、イベント発生後の4エントリの車両情報とを合わせた8エントリの車両情報を、時系列情報としてRAM53に記憶させる。
なお、ECU10は、これらの8エントリの車両情報に含まれる1エントリの車両情報のそれぞれに、イベント種類情報が含まれるように、時系列情報を生成する。
(車両情報記録部)
ECU10は、CPU51が情報記録処理を実行することによって、イベントの発生毎に取得された時系列情報を、発生したイベントの累積回数に応じた態様で、情報保存部541の全領域を用いて記録する。情報保存部541とは、EEPROM54に設けられている、予め定められた大きさの記憶領域である。
本実施形態では、情報保存部541の大きさは、車両情報取得部62にて取得される時系列情報の大きさに等しい。すなわち、情報保存部541の大きさは、8エントリの車両情報を記録可能な大きさの領域に相当する。
[2.処理]
[2−1.情報記録処理]
次に、ECU10において車両情報記録部63が実行する情報記録処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。情報記録処理は、イグニションスイッチ信号がイグニションスイッチがオンされていることを表す間、予め定められた周期毎に繰り返し起動される。
ECU10は、S10では、イベントが発生したか否かを判断する。具体的には、ECU10は、記録制御部61から出力されるイベント情報に基づいて、該イベント情報を取得した場合にイベントが発生したと判断する。ECU10は、イベントが発生した場合に処理をS15へ移行させ、イベントが発生していない場合に本情報記録処理を終了する。
ECU10は、S15では、車両情報取得部62にてカウントされた、イベントの累積回数を取得する。
ECU10は、S20では、累積回数が予め設定された累積上限値よりも大きいか否かを判断する。累積上限値とは、イベントが発生すると想定される累積回数の上限を設定した値である。本実施形態では、累積上限値は4に定められており、予めROM52に記憶されている。ECU10は、累積回数が累積上限値以下である場合に処理をS25へ移行させ、累積上限値よりも大きい場合に本情報記録処理を終了する。
つまり、ECU10は、イベントの累積回数が累積上限値よりも大きい場合は、S25以降の時系列情報を記録する処理を実行しない。
ECU10は、累積回数が累積上限値以下である場合に移行するS25では、車両情報取得部62によってRAM53に記録された、8エントリの時系列情報を取得する。前述のように、8エントリの時系列情報を構成する車両情報のそれぞれには、イベント種類情報が含まれている。
ECU10は、S30では、ROM52に記録されている時系列設定情報を取得する。
ECU10は、S35では、時系列設定情報に基づいて、S25によって新たに取得された8エントリの時系列情報を用いて保存情報を生成する。保存情報とは、イベントが発生した際にS25によって新たに取得された8エントリの時系列情報を元に生成する情報であって、後述する空き領域に応じた大きさの情報である。
つまり、ECU10は、S25によって新たに取得された8エントリの時系列情報の中から、該時系列情報が取得されるきっかけとなったイベントの種類と累積回数とに応じた態様で、一又は複数の車両情報を間引いて、保存情報を生成する。本明細書でいう間引くとは、削除すること、を表す。ECU10は、生成した保存情報をRAM53に記録する。
図6に示す時系列設定情報では、時系列情報を構成する車両情報のうち、実線が記録すべき車両情報である記録対象情報を表し、点線が間引きをすべき車両情報である記録対象外情報を表している。
例えば、ECU10は、発生したイベントが第2のイベントであり、且つ、累積回数が1回であった場合、図6に示す時系列設定情報に基づいて、S25によって新たに取得された8エントリの車両情報をそのまま保存情報としてRAM53に記録する。
また例えば、ECU10は、発生したイベントが第2のイベントであり、且つ、累積回数が2回であった場合、図6に示す時系列設定情報に基づいて、S25によって新たに取得された8エントリの車両情報のうち、イベントが発生する前の2エントリの車両情報と、イベントが発生した後の2エントリの車両情報と、を合わせた4エントリの車両情報、を保存情報としてRAM53に記録する。
ECU10は、S40では、累積回数が1回か否かを判断する。ECU10は、累積回数が1回である場合に処理をS45へ移行させ、2回以上である場合に処理をS50へ移行させる。
ECU10は、累積回数が1回である場合に移行するS45では、情報保存部541の全域を空き領域として設定する。ECU10は、続くS65では、S35によって生成された保存情報をS45で設定された空き領域に記録する。そして、ECU10は、本情報記録処理を終了する。
これによれば、累積回数が1回である場合に8エントリの車両情報がそのまま保存情報として生成される。情報保存部541は8エントリ分の車両情報に等しい大きさの記憶領域を有するので、時系列の車両情報である保存情報が情報保存部541の全域を用いて記録される。
ECU10は、累積回数が2回以上である場合に移行するS50〜S65では、現時点までに取得された複数の時系列情報を、累積回数に応じた態様で、情報保存部541の全域を用いて記録する。
具体的には、ECU10は、S50では、後述する選択処理を実行する。選択処理は、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち一つを選択する処理である。
ECU10は、S55では、選択情報を取得する。選択情報とは、S50によって選択された、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち一つをいう。
ECU10は、S60では、情報保存部541内において選択情報が記録されている領域内に、空き領域を生じさせる。生じさせる空き領域の大きさは、空き領域設定情報によって予め設定されている。空き領域設定情報は、例えば図5に示すように、累積回数に応じて、生じさせるべき空き領域の大きさを設定したものであり、ROM52に予め記録されている。
ECU10は、まず間引き情報を生成する。間引き情報とは、選択情報から少なくとも1エントリの車両情報を間引いた情報である。ECU10は、時系列設定情報に基づいて、選択情報から空き領域設定情報によって設定された空き領域分の車両情報を間引いた情報を間引き情報として生成する。つまり、間引き情報は、イベントの種類および累積回数に応じた態様で生成される。
続いて、ECU10は、書込済領域内に、間引き情報を新たな時系列として記録し直す。書込済領域とは、情報保存部541内において選択情報が記録されている領域である。書込済領域は新たな時系列情報として記録される間引き情報に必要とされる記録領域よりも大きいので、書込済領域内において空き領域が生じる。空き領域とは、書込済領域内において間引き情報が記録されない領域をいう。
このようにして、ECU10は、書込済領域内に空き領域を生じさせる。
ECU10は、S65では、S60にて生じさせた空き領域にS35で生成した保存情報を記録する。そして、ECU10は、本情報記録処理を終了する。
[2−2.選択処理]
次に、情報記録処理のS50にて実行される選択処理を図4のフローチャートに基づいて説明する。
ECU10は、S100では、ROM52からイベント優先順位を取得する。そして、ECU10は、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち一つを、時系列情報が取得されるきっかけとなったイベントのイベント優先順位に応じて選択する。ここでは、ECU10は、イベント優先順位の低いもの優先して選択する。
ECU10は、S110では、S100において、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち最も低いイベント優先順位の時系列情報が、複数選択されたか否かを判断する。ECU10は、最も低い優先順位の時系列情報が複数選択された場合に処理をS120へ移行させ、最も低い優先順位の時系列情報が1つ選択された場合に処理をS130へ移行させる。
ECU10は、S120では、既に記録されている時系列情報であって最も低い優先順位である複数の時系列情報のうち一つを、時系列情報が取得されるきっかけとなったイベントの発生順序に応じて選定する。発生順序設定情報は、ここではイベントの発生順序の古いものを優先するように表されており、ROM52に予め記録されている。ECU10は、発生順序設定情報に基づいて、イベントの発生順序の古いものを優先して選択する。
これにより、仮にS100において、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち最も低い優先順位である時系列情報が複数選択されたとしても、本ステップにおいて、選択すべき時系列情報がイベントの発生順序に基づいて一意に決定される。
ECU10は、S130では、S100〜S120によって一意に選択された時系列情報の情報量が、最小情報量であるか否かを判断する。ここでいう最小情報量とは、情報保存部541に時系列情報として記録されるべき最小の情報量をいう。
最小情報量は、時系列情報が記録されるきっかけとなったイベントの種類に応じて異なる値に予め定められうる。また、最小情報量は、時系列情報が記録されるきっかけとなったイベントの種類によらず同じ値に予め定められうる。本実施形態では、図5に示すように、最小情報量は、いずれのイベントについても同じ値である、2エントリ分に定められている。
最小情報量は、情報保存部541の全記録領域を累積上限値で除算した大きさに相当する。最小情報量は、ROM52に予め記憶されている。
ここで、ECU10は、選択された時系列情報の情報量が最小情報量よりも大きい場合は、処理をS140へ移行させる。S140では、ECU10は、選択された時系列情報を選択情報として特定してRAM53に記憶させる。そして、本選択処理を終了する。
一方、ECU10は、選択された時系列情報の情報量が最小情報量である場合は、処理をS100へ移行させ、S100〜S130の処理を実行する。つまり、ECU10は、時系列情報を選択し直す。
本選択処理で選択情報として特定される時系列情報は、間引き情報を生成する元となる情報である。つまり、S130によれば、S110またはS120にて選択された時系列情報が最小情報量である場合は、時系列情報を選択し直すことによって、情報保存部541には、最小情報量以上の情報量の時系列情報が記録されるようになる。
[3.作動]
このように構成されたECU10の作動について、図7〜図10を用いて説明する。
はじめに、第1のイベントが1回目のイベントとして発生した場合について説明する。図7に示すように、S201にて第1のイベントが発生したとする。S202では、車両情報取得部62は、時系列設定情報に基づいて、車両情報「9」を取得後に、8エントリの車両情報を時系列情報として生成してRAM53に記録する。ここでいう8エントリの車両情報とは、第1のイベントが発生した前後の4エントリの車両情報である、車両情報「2」〜「9」をいう。
S203では、車両情報記録部63は、累積回数が1回目であるので、時系列設定情報に基づいて、8エントリの車両情報を保存情報として設定する。また、車両情報記録部63は、8エントリ分の情報保存部541全域を空き領域として設定し、第1のイベントの発生をきっかけとして取得された8エントリの時系列情報を保存情報としてそのまま空き領域である情報保存部541全域に記録する。
これにより、S204では、情報保存部541内に、記憶領域を余らせること無く、時系列情報である保存情報が記録される。
続いて、第2のイベントが2回目のイベントとして発生した場合について説明する。図8に示すように、S205にて第2のイベントが発生したとする。S206では、車両情報取得部62は、時系列設定情報に基づいて、車両情報「18」を取得後に、8エントリの車両情報を時系列情報として生成してRAM53に記録する。ここでいう8エントリの車両情報とは、第2のイベントが発生した前後4エントリの車両情報である、車両情報「11」〜「18」をいう。
S207では、車両情報記録部63、情報保存部541内に既に記憶されている時系列情報である車両情報「2」〜「9」を選択情報として特定する。
S208では、車両情報記録部63は、空き領域設定情報および時系列設定情報に基づいて、選択情報を元に間引き情報を生成する。すなわち、車両情報記録部63は、累積回数が2回のときの空き領域設定情報に示されているように、4エントリ分の空き領域を生じさせる。具体的には、車両情報記録部63は、第1のイベントをきっかけとして取得された車両情報「2」〜「9」のうち、図6に示す時系列設定情報において「第1のイベント」の累積回数2回目に示されているように、車両情報を1つおきに間引いて、車両情報「3」「5」「7」「9」を間引き情報として生成する。そして、車両情報記録部63は、書込済領域内に間引き情報を新たな時系列情報として記録し、4エントリ分の空き領域を生じさせる。
S209では、車両情報記録部63は、時系列情報に基づいて、8エントリの車両情報「11」〜「18」を元に、保存情報を生成する。具体的には、ECU10は、第2のイベントをきっかけとして取得された車両情報「11」〜「18」のうち、図6に示す時系列設定情報において「第2のイベント」の累積回数2回目に示されているように、イベント発生前後2エントリずつを合わせた4エントリ以外の車両情報を間引いて、車両情報「13」「14」「15」「16」を保存情報として生成する。そして、保存情報を空き領域に記録する。
これにより、S210では、情報保存部541内に、現時点までに取得された時系列情報が記憶領域を余らせること無く記録される。ここでいう現時点までに取得された時系列情報とは、第1のイベントをきっかけとして取得された車両情報「3」「5」「7」「9」と、第2のイベントをきっかけとして取得された車両情報「13」「14」「15」「16」である。
次に、第3のイベントが3回目のイベントとして発生した場合について説明する。図9に示すように、S211にて第3のイベントが発生したとする。S212では、車両情報取得部62は、時系列設定情報に基づいて、車両情報「28」を取得後に、8エントリの車両情報を時系列情報としてRAM53に記録する。ここでいう8エントリの車両情報とは、第3のイベント発生前後4エントリの車両情報である、車両情報「21」〜「28」をいう。
S213では、車両情報記録部63は、情報保存部541に既に記憶されている車両情報「3」「5」「7」「9」、および車両情報「13」「14」「15」「16」のうち、イベント優先順位の低い第2のイベントをきっかけとする車両情報「13」「14」「15」「16」を選択情報として特定する。
S214では、車両情報記録部63は、空き領域設定情報および時系列設定情報に基づいて、選択情報を元に間引き情報を生成する。すなわち、車両情報記録部63は、累積回数が3回のときの空き領域設定情報に示されているように、2エントリ分の空き領域を生じさせる。具体的には、車両情報記録部63は、第2のイベントをきっかけとして取得された車両情報「13」「14」「15」「16」のうち、図6に示す時系列設定情報において「第2のイベント」の累積回数3回目に示されているように、イベント発生前後1エントリずつを合わせた2エントリ以外の車両情報を間引いて、車両情報「14」「15」を間引き情報として生成する。そして、S215では、車両情報記録部63は、書込済領域内に間引き情報を新たな時系列情報として記録し、2エントリ分の空き領域を生じさせる。
S216では、車両情報記録部63は、時系列情報に基づいて、8エントリの車両情報「21」〜「28」を元に保存情報を生成する。具体的には、車両情報記録部63は、第3のイベントをきっかけとして取得された車両情報「21」〜「28」のうち、図6に示す時系列設定情報において「第3のイベント」の累積回数3回目に示されているように、イベント発生前2エントリ以外の車両情報を間引いて、車両情報「23」「24」を保存情報として生成する。そして、車両情報記録部63は保存情報を空き領域に記録する。
これにより、S217では、情報保存部541内に、現時点までに取得された時系列情報が記憶領域を余らせること無く記録される。ここでいう現時点までに取得された時系列情報とは、第1のイベントをきっかけとして取得された車両情報「3」「5」「7」「9」と、第2のイベントをきっかけとして取得された車両情報「14」「15」と、第3のイベントをきっかけとして取得された車両情報「23」「24」とである。
続いて、第4のイベントが4回目のイベントとして発生した場合について説明する。図10に示すように、S218にて第4のイベントが発生したとする。S219では、車両情報取得部62は、時系列設定情報に基づいて、車両情報「35」を取得後に、車両情報取得部62によって8エントリの車両情報を時系列情報としてRAM53に記録する。ここでいう8エントリの車両情報とは、第4のイベント発生前8エントリの車両情報である、車両情報「28」〜「35」をいう。
S220では、車両情報記録部63は、情報保存部541に既に記憶されている車両情報「3」「5」「7」「9」、車両情報「14」「15」および車両情報「23」「24」のうち、車両情報「3」「5」「7」「9」を選択情報として特定する。
具体的には、車両情報記録部63は、まずイベント優先順位に基づいて、優先順位が同じである、第2のイベントをきっかけとする車両情報「14」「15」、および第3のイベントをきっかけとする車両情報「23」「24」を選択する。車両情報記録部63は、次に発生順序設定に基づいて、発生順序が古い、第2のイベントをきっかけとする車両情報「14」「15」を選択する。
ここで、車両情報「14」「15」は最小情報量である2エントリ分の情報であるため、車両情報記録部63は、第3のイベントをきっかけとする車両情報「23」「24」を選択する。ただし、車両情報「23」「24」も最小情報量である2エントリ分の情報であるため、車両情報記録部63は、車両情報「3」「5」「7」「9」を選択情報として特定する。
S221では、車両情報記録部63は、空き領域設定情報および時系列設定情報に基づいて、選択情報を元に間引き情報を生成する。すなわち、車両情報記録部63は、累積回数が4回のときの空き領域設定情報に示されているように、2エントリ分の空き領域を生じさせる。具体的には、車両情報記録部63は、第1のイベントをきっかけとして取得された車両情報「3」「5」「7」「9」のうち、図6に示す時系列設定情報において「第1のイベント」の累積回数4回目に示されているように車両情報を間引いて、車両情報「5」「9」を間引き情報として生成する。そして、S222では、車両情報記録部63は、書込済領域内に間引き情報を新たな時系列情報として記録し、2エントリ分の空き領域を生じさせる。
S223では、ECU10は、時系列情報に基づいて、8エントリの車両情報「28」〜「35」を元に保存情報を生成する。具体的には、ECU10は、第4のイベントをきっかけとして取得された車両情報「28」〜「35」のうち、図6に示す時系列設定情報において「第4のイベント」の累積回数4回目に示されているように車両情報を間引いて、車両情報「28」「29」を保存情報として生成する。そして、保存情報を空き領域に記録する。
これにより、S224では、情報保存部541内に、現時点までに取得された時系列情報が記憶領域を余らせること無く記録される。ここでいう現時点までに取得された時系列情報とは、第1のイベントをきっかけとして取得された車両情報「5」「9」と、第2のイベントをきっかけとして取得された車両情報「14」「15」と、第3のイベントをきっかけとして取得された車両情報「23」「24」と、第4のイベントをきっかけとして取得された車両情報「28」「29」とである。
このように、ECU10は、EEPROM54の情報保存部541内に、現時点までに取得された時系列情報を、記憶領域を余らせること無く記録する。これにより、累積回数が上限閾値未満である場合、時系列情報は、最小情報量よりも大きい情報量で記録されることが可能となる。
ここで、比較例としてのECUの作動を図11に示す。S301において第1のイベントが発生するものとする。比較例としてのECUは、S302では、例えば2エントリ分といったように予め最小情報量に定められた大きさの時系列情報をRAMに記録するように構成されている。そして、S303では、最小情報量に定められた大きさの時系列情報を情報保存部541に記録する。これにより、S304では、情報保存部541内に6エントリ分の利用されない記憶領域が存在することになる。
本実施形態のECU10は、累積回数が上限閾値未満である場合には、図11に示すような比較例としてのECUよりも、より詳細に時系列情報を記録することが可能となる。
[4.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(4a)ECU10は、S10では、車両において予め定められたイベントが発生したことを表すイベント情報を取得する。ECU10は、S15では、イベント情報が取得される毎に、イベントが発生した累積回数を取得する。ECU10は、S25では、イベント情報が取得される毎に、時系列情報を取得する。
ECU10は、S65では、時系列情報が取得される毎に、現時点までにS25よって取得された少なくとも一つの時系列情報を、累積回数に応じた態様で、予め定められた大きさの記録領域である情報保存部541の全域を用いて記録させる。時系列情報は、車両の状態を表す予め定められた車両情報が時間の経過に伴って順に複数並べられた情報である。
これによれば、現時点までに取得された時系列情報を、累積回数に応じた態様で、情報保存部541の全領域を用いて記録させる構成を備えるので、情報保存部541内の記録領域を余らせること無く有効に利用することができる。
(4b)ECU10は、S45では、累積回数が1回である場合に、S25によって取得された時系列情報を、情報保存部541の全域を用いて記録させる。
これによれば、累積回数が1回である場合にも、情報保存部541内の記録領域を余らせること無く有効に利用することができる。
(4c)ECU10は、S50では、累積回数が2回以上である場合に、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち一つを選択する。ECU10は、S55では、S50によって選択された時系列情報である選択情報を取得する。ECU10は、S60では、選択情報から少なくとも一つの車両情報を間引いた間引き情報を生成し、情報保存部541内において選択情報が記録されている領域である書込済領域内に間引き情報を新たな時系列情報として記録し直して、書込済領域に間引き情報が記録されていない領域である空き領域を生じさせる。ECU10は、S35では、S25によって新たに取得された時系列情報を用いて空き領域に応じた大きさの情報である保存情報を生成する。ECU10は、S65では、空き領域に保存情報を記録させる。
これによれば、ECU10は、累積回数が2回以上である場合に、時系列情報が既に記録されている領域に該時系列情報に基づく間引き情報を記録し直して空き領域を生じさせ、空き領域に新たに取得した時系列情報を記録させる。このため、累積回数が2回以上である場合にも、複数の時系列情報が情報保存部541内の全域を用いて記録される。この結果、情報保存部541内の記録領域を有効に利用することができる。
(4d)ECU10は、S50では、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち一つを、時系列情報が取得されるきっかけとなったイベントの優先度に応じて選択する。
これによれば、例えば、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち優先度の最も低いイベントに応じて取得された時系列情報を選択するようにECU10を構成すれば、優先度の最も低い時系列情報について間引き情報が生成される。つまり、優先度の高い時系列情報については、優先度の低い時系列情報よりも大きい情報量で記録することが可能となる。
(4e)ECU10は、S50では、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち一つを、時系列情報が取得されるきっかけとなったイベントの発生順に応じて選択する。本実施形態では、イベントの発生順序が古いものを優先して選択する。
これによれば、ECU10は、例えば、既に情報保存部541内に記録されている時系列情報のうち優先度の最も低いイベントが複数ある場合に、これらのうちイベントの発生順序が最も遅いものを選択情報として選択するといったように、選択情報を一意に決定することできる。
[5.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(5a)上記実施形態では、時系列情報が取得されるきっかけとなるイベントの種類は4種類であったが、これに限定されるものではない。例えば、2種類、3種類、または5種類以上等といったように、イベントの種類は任意の数としてもよい。
(5b)上記実施形態では、累積上限値は4に設定されていたが、これに限定されるものではない。累積上限値は2以上の任意の数としてもよい。なお、仮に累積上限値を2に設定する場合は、上記実施形態において図5に示したようなイベント優先順位や発生順序優先順位の設定は不要である。
(5c)上記実施形態では、S25にて取得される時系列情報は、8エントリ分の車両情報であった。そして、該時系列情報の情報量と同じ大きさの記憶領域がEEPROM54において情報保存部541として割り当てられていた。ただし、これに限定されるものではない。S25にて取得される時系列情報は、情報保存部541全領域以上の任意の大きさとしてもよい。
(5d)上記実施形態では、ECU10は、S50で実行する選択処理にて、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち一つを、該時系列情報が取得されるきっかけとなったイベントの優先度、およびイベントの発生順序に応じて選択していたが、これに限定されるものではない。例えば、ECU10は、S50で実行する選択処理にて、情報保存部541内に既に記録されている時系列情報のうち一つを、イベントの発生順序のみに応じて選択してもよい。
ECU10は、イベントの発生順序の古いものを優先して選択情報として特定してもよい。また、ECU10は、イベントの発生順序の新しいものを優先して選択情報として特定してもよい。これにより、選択情報を一意に特定することができる。
(5e)上記実施形態では、ECU10は、累積回数が2回以上である場合に、書込済領域に空き領域を生じさせて該空き領域に保存情報を記録する構成を備えていたが、これに限定されるものではない。ECU10は、該構成を備えていなくてもよい。すなわち、ECU10は、累積回数が1回である場合に、S25によって取得された時系列情報を、情報保存部541の全域を用いて記録させる構成のみを備えるものであってもよい。
(5f)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(5g)上述したECU10、マイコン50、CPU51の他、CPU51を機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、情報記録方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
[6.特許請求の範囲と実施形態との対応]
ECU10が、イベント部、累積回数部、時系列部、保存情報部、初回記録部、選択部、選択情報部、空き領域生成部、記録実行部、複数記録部に相当する。情報保存部541が情報記録部に相当する。
また、S10がイベント部としての処理に相当し、S15が累積回数部としての処理に相当し、S25が時系列部としての処理に相当し、S35が保存情報部としての処理に相当し、S45が初回記録部としての処理に相当する。S50が選択部としての処理に相当し、S55が選択情報部としての処理に相当し、S60が空き領域生成部としての処理に相当し、S65が記録実行部、複数記録部としての処理に相当する。
10 ECU、541 情報保存部。

Claims (6)

  1. 車両に搭載された電子制御装置(10)であって、
    前記車両において予め定められたイベントが発生したことを表すイベント情報を取得するイベント部(S10)と、
    前記イベント情報が取得される毎に、前記イベントが発生した累積回数を取得する累積回数部(S15)と、
    前記イベント情報が取得される毎に、時系列情報を取得する時系列部(S25)と、
    前記時系列情報が取得される毎に、現時点までに取得された少なくとも1つの前記時系列情報を、前記累積回数に応じた態様で、予め定められた大きさの記録領域である情報記録部(541)の全域を用いて記録させる記録実行部(S65)と、
    を備え、
    前記時系列情報は、前記車両の状態を表す車両情報が時間の経過に伴って順に複数並べられた情報であり、
    前記記録実行部は、既に記録されている前記時系列情報のうちから選択された選択情報が記録されている前記情報記録部の領域内に、前記累積回数に応じて生じさせるべき空き領域の大きさを設定した空き領域設定情報に基づいて、前記選択情報から前記空き領域ぶんの前記車両情報を間引いた情報を間引き情報として生成して前記領域内に記録し直して空き領域を生じさせ、新たに取得された前記時系列情報から前記累積回数に応じた大きさの保存情報を生成して前記空き領域に記憶する
    電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置であって、
    前記記録実行部は、現時点までに取得された少なくとも1つの前記時系列情報を前記情報記録部に記憶させる際、現時点までに取得された1つ以上の前記時系列情報それぞれの大きさを前記累積回数に応じて調整し、前記情報記録部に記憶させる前記時系列情報の全体の大きさを前記情報記録部の全域の大きさに合致させる
    電子制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子制御装置であって、
    前記記録実行部は、
    前記累積回数に応じて、前記累積回数が1回である場合に、前記時系列部によって取得された前記時系列情報を、前記情報記録部の全域を用いて記録させる初回記録部(S45)
    を有する電子制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子制御装置であって、
    前記記録実行部は、
    前記累積回数に応じて、前記累積回数が2回以上である場合に、前記情報記録部内に既に記録されている前記時系列情報のうち一つを選択する選択部(S50)と、
    前記選択部によって選択された前記時系列情報である前記選択情報を取得する選択情報部(S55)と、
    前記選択情報から少なくとも一つの前記車両情報を間引いた前記間引き情報を生成し、前記情報記録部内において前記選択情報が記録されている領域である書込済領域内に前記間引き情報を新たな時系列情報として記録し直して、前記書込済領域内に前記間引き情報が記録されていない領域である前記空き領域を生じさせる空き領域生成部(S60)と、
    前記時系列部によって新たに取得された前記時系列情報に基づいて、前記空き領域に応じた大きさの情報である前記保存情報を生成する保存情報部(S35)と、
    前記空き領域に前記保存情報を記録させる複数記録部(S65)と、
    を備える電子制御装置。
  5. 請求項4に記載の電子制御装置であって、
    前記イベントは予め定められた複数種類からなり、前記イベントの種類に応じて優先順位が予め定められており、
    前記選択部は、前記既に記録されている時系列情報のうち一つを、前記時系列情報が取得されるきっかけとなった前記イベントの前記優先順位に応じて選択する
    電子制御装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の電子制御装置であって、
    前記選択部は、前記既に記録されている時系列情報のうち一つを、前記時系列情報が取得されるきっかけとなった前記イベントの発生順序に応じて選択する
    電子制御装置。
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