JP6932053B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
CCD(Charge Coupled Device)撮像素子から出力された信号から雑音を除去するCDS(Correlated Double Sampling)と、暗電流補正と、利得可変増幅回路(Automatic Gain Control、以下AGC)と、表示装置に出力するためデジタル映像信号Viに変換するADC(Analog Digital Converter)とを内蔵したAFE(Analog Front End)が普及し、従来10ビットだったAFEのADC階調は、12ビットや14ビットが一般的となった。
また、駆動回路や読み出し回路を統合し高速読み出しを可能にしたCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子の改良も進んできた。
ここで、撮像素子の構成について図17用いて説明する。図17は、撮像素子の構成を示す断面説明図であり、(a)はCCDセンサー(撮像素子)、(b)は従来型CMOSセンサー(表面照射型CMOS撮像素子)、(c)はBSI(Back Side Illumination)型CMOSセンサー(裏面照射型CMOS撮像素子)を示している。
図17(a)に示すように、CCDセンサーは、マイクロレンズ91と、カラーフィルタ92と、フォトダイオード93とが積層され、フォトダイオード93とカラーフィルタ92との間にメタル配線層94が形成されている。
CCDセンサーは、感度は高いものの、消費電力が大きく、CMOS撮像素子に比べて周辺回路の集積が困難である。
図17(c)に示す裏面照射型CMOS撮像素子は、メタル配線層93がフォトダイオード93の裏面側に設けられており、高感度で、低消費電力、集積化が容易である。
また、対域外の高域成分の折り返しの偽信号のモアレを抑圧するために光学低域通過フィルタ(O−LPF;Optical Low Pass Filter)を挿入すると、更に変調度が低くなる。
また、低域の変調度の改善は常に放送局から求められている。
例えば、2/3型4Kと1.25型8Kの撮像素子では、画素ピッチが約2.5umであり、緑波長0.55umの約4.5倍となり、高倍率ズームレンズの収差が光学的に補正しきれないで低域変調度が低下する。
尚、撮像装置に関する従来技術としては、特開2013−207673号公報「映像信号処理装置及び方法」(特許文献1)、特開2007−336384号公報「画像処理装置及び方法」(特許文献2)、国際公開第2016/031764号公報「撮像装置及び撮像方法」(特許文献3)がある。
特許文献2には、斜めアパーチャ補正のモアレを抑圧している画像処理装置が記載されている。
特許文献3には、RGGBの4板で斜め輪郭補正を行う撮像装置が記載されている。
また、従来の撮像装置では、低域の変調度が低いという問題点があった。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る撮像装置は、画素ピッチが撮像光の中心波長の5波長以下のCMOS撮像素子を用い、2つの緑色撮像素子が斜め画素ずらしを行う撮像装置において、輪郭補正を施す補正対象の画素の映像信号と、当該補正対象の画素からの間隔(隔たり、距離)が3画素以上となる複数の周辺画素の映像信号との差分を算出する周辺画素差分処理を行い、当該複数の差分を加算した差分加算信号に基づいて輪郭補正信号を生成し、補正対象画素の映像信号に輪郭補正信号を加算して、ダウンコンバートするようにしているので、低域の変調度を改善すると共に、低域の変調度に対して高域の変調度を相対的に低減することができるものである。
本発明の実施の形態に係る撮像装置(本撮像装置)の概略構成について図1を用いて説明する。図1は、本撮像装置の概略構成を示す構成ブロック図である。
図1に示すように、本撮像装置102は、色分解光学系105、第1緑色(G1、Green1)撮像素子103G1、第2緑色(G2、Green2)撮像素子103G2、赤色(R、Red)撮像素子103R、青色(B、Blue)撮像素子103B、映像信号処理部104、CPU(Central Processing Unit)部106を備えた4板型の撮像装置である。
また、本撮像装置にはレンズ101が取り付けられている。
色分解光学系105は、レンズ101から入射された入射光を赤色(R)と、緑色(G1,G2)と、青色(B)に色分解する。
撮像素子103は、CMOS撮像素子であり、撮像素子103Rは赤色光を光電変換し、撮像素子103G1,103G2は緑色光を光電変換し、撮像素子103Bは青色光を光電変換して、各色の光の強弱に応じた電荷を発生する。
ここで、撮像素子103は、撮像光の中心波長となる緑色光の波長(0.55μm)を基準として5波長以下の画素ピッチで画素が配列されている。
色分解光学系105及び撮像素子103は、請求項に記載した色分解部に相当している。
CPU部106は、撮像装置全体の制御を行うものであり、特に、本撮像装置102では、後述するダウンコンバータ部の制御を行って適切な輪郭補正を実現する。
尚、本撮像装置102から出力する映像信号は、HD−SDIに限定するものではなく、圧縮や暗号化等も問わない。
レンズ101から入力された光は、色分解光学系105においてG1,G2,R,Bの成分に分離され、それぞれ、撮像素子103G1,103G2,103R,103Bで光電変換されて電気信号となる。
そして、各色の信号は、映像信号処理部104において、ガンマ色補正や輪郭補正処理が施され、ダウンコンバートされて、HD−SDIの映像信号として外部に出力される。
4板型の撮像装置では、2つの緑色光G1,G2を用いて斜め画素ずらしを行って補間処理を行うことにより、解像度を上げている。
次に、本撮像装置における撮像素子の貼り合わせ位置と解像について図2及び図3を用いて説明する。
図2は、図1に示した撮像装置における撮像素子の貼り合わせ位置の各画素の重なり具合を示す模式説明図であり、図3は、4板の撮像素子の各画素のG1とG2との斜め補間による斜め解像と縦横解像の違いを示す模式説明図である。
図2(a)(b)の画素の貼り合わせ位置において、一般的な画像処理では、図3に示すように、(a)の左上がりの画像及び(b)の右上がりの画像は、G1G2補間で解像できず、(c)の縦線画像及び(d)の横線画像は、G1G2補間で解像できる。
次に、本撮像装置の映像信号処理部104の構成について、図4を用いて説明する。図4は、映像信号処理部104の構成を示す構成ブロック図である。
図4に示すように、映像信号処理部は、倍率色収差と貼合誤差補正部107と、補間処理部108と、信号処理部110と、ダウンコンバータ部114と、映像信号出力部180とを備え、撮像素子駆動部190に接続されている。
選択部115は、撮像素子駆動部190からのクロック信号に従って、G1信号とG2信号とを交互に選択して出力することで、G1+G2信号を生成する。
また、画素遅延部209の出力を更に画素遅延部211で遅延させ、加算部212で、加算部209の出力に加算し、加算した信号をビットシフト部210で感度を揃える。
そして、補間処理部108の減算部116で、ビットシフト部210の出力から画素遅延部209の出力を減算して、G差分信号を生成する。
加算部118はR信号をLPF部112で処理した信号にG差分信号を加算する。
加算部119はG信号をLPF部113で処理した信号にG差分信号を加算する。
ダウンコンバータ部114は、本撮像装置の特徴部分であり、輪郭補正を行い、ダウンコンバートした信号を出力する。
特に、本撮像装置のダウンコンバータ部114は、UHDTVカメラのフレームメモリを備え、周辺68画素以上の差分処理によって輪郭補正信号を生成するようにしている。
各輪郭補正部については、後述する。
撮像素子駆動部190は、撮像素子画素クロック信号を生成する。
本撮像装置の輪郭補正部について具体的に説明する。本撮像装置としては、輪郭補正部の構成が異なる第1の撮像装置と、第2の撮像装置とがある。
第1の撮像装置は、各輪郭補正部において、補正対象画素に近い画素の映像信号と、補正対象画素の映像信号との差分を算出せず、輪郭補正信号に高域成分を含まないようにすることにより、低域の変調度を改善し、相対的に高域の変調度を低減させるものである。
次に、第1の撮像装置の特徴部分である、ダウンコンバータ部114の垂直輪郭補正部(第1の垂直輪郭補正部)の構成について図5を用いて説明する。図5は、第1の垂直輪郭補正部の構成図である。
尚、第1の撮像装置において、第1の垂直輪郭補正部14は、G,R,B信号のそれぞれに対応して設けられている(第1の垂直輪郭補正部14G,14R,14B)が、いずれも同じ構成であるため、ここでは共通する第1の垂直輪郭補正部14として説明する。
図5に示すように、第1の垂直輪郭補正部14は、フレームメモリ部M0と、複数の負の乗算器N0〜N31及びN37〜N68と、正の乗算器P4と、複数の加算器300〜367と、映像レベル判定器(映像レベル判定部)28と、乗算器29,32と、小振幅大振幅圧縮制限器(小振幅大振幅圧縮制限部)31と、補正信号加算部33とを備えている。
フレームメモリ部M0は、補正対象となるライン(34Hとする)の映像信号と、0H〜31H、37H〜68Hのラインの映像信号との差分を求めるために、映像信号を保持してクロックに応じて1ラインずつ負の乗算器N0〜N31及びN37〜N68に出力するものである。
つまり、第1の垂直輪郭補正部14のフレームメモリ部M0は、32H,33H,35H,36Hの映像データは読み出さない。
すなわち、第1の撮像装置では、補正対象ライン(画素)から3画素以上離れた複数のライン(画素)を用いて補正対象画素との差分を算出するものである。
負の乗算器N37〜N68は、フレームメモリ部M0から出力された映像信号に負の係数を乗算し、それぞれ、加算器337〜367に出力する。
正の乗算器P4は、フレームメモリM0から出力された補正対象ライン(34H)の映像信号に、正の係数を乗算する。
尚、負の乗算器N0〜N31及びN37〜N68には、1より小さい係数が設定されており、除算器と称してもよい。
このように、第1の撮像装置では、補正対象ラインから2画素以内のラインとの差分を含まない(5H3Hを含まない)垂直輪郭補正信号を生成することにより、高域輪郭補正を行わないようにしている。
乗算器29は、暗部の輪郭補正信号を減衰させるため、正負及び増幅度を可変調整する。
乗算器32は、小振幅大振幅圧縮制限器31からの出力に乗算器29からの係数を乗算して、適切な極性及びレベルの垂直輪郭補正信号を生成する。
補正信号加算部33は、フレームメモリ部M0から出力される補正対象ラインの映像信号(34H)に、垂直輪郭補正信号を加算して垂直輪郭補正を行い、補正後信号を出力する。
つまり、第1の垂直輪郭補正部15では、5H3Hによる高域輪郭補正を行わないようにして、高域の変調度を低減するようにしている。
第1の垂直輪郭補正部14の動作について図5を用いて説明する。
補正前信号は、フレームメモリ部M0に入力され、クロックのタイミングで蓄積されると共に1ラインずつ負の乗算器N0〜N31,N37〜N68、及び正の乗算器P4に出力される。
補正対象ラインから2画素以内の32H,33H,35H,36Hはフレームメモリ部M0から出力されない。
このようにして第1の垂直輪郭補正部14の動作が行われるものである。
いずれの場合にも、補正対象ラインからの間隔が2画素以内となるラインとの差分を算出しないことにより、超低域の変調度を増強した垂直輪郭補正信号を生成できるものである。
次に、第1の撮像装置の水平輪郭補正部(第1の水平輪郭補正部)の構成について図6を用いて説明する。図6は、第1の水平輪郭補正部の構成図である。
第1の水平輪郭補正部は、同一ラインにおいて水平方向に配列された複数の画素間の映像信号を比較して、水平方向の輪郭を補正するものである。
尚、第1の水平輪郭補正部15も、上述した第1の垂直輪郭補正部と同様に、G,R,B信号のそれぞれに対応して設けられているが、ここでは共通の構成の第1の水平輪郭補正部15として説明する。
これにより、5画素3画素による高域輪郭補正は行わず、高域の変調度を低減するものである。
次に、本撮像装置のダウンコンバータ部114の斜め輪郭補正部で行われる斜め輪郭補正の概略について図7を用いて説明する。図7は、斜め輪郭補正の概略を示す模式説明図であり、(a)は右上斜め輪郭補正、(b)は左上斜め輪郭補正を示している。
斜め輪郭補正部は、右上斜め輪郭補正部と左上斜め輪郭補正部とを備え、それぞれが、補正対象の画素に対して右上斜め輪郭補正、左上斜め輪郭補正を行い、それらを加算して斜め輪郭補正後の信号として出力する。
次に、第1の撮像装置の右上斜め輪郭補正部(第1の右上斜め輪郭補正部)の構成について図8を用いて説明する。図8は、第1の右上斜め輪郭補正部の構成図である。
図8に示すように、第1の右上斜め輪郭補正部16aは、フレームメモリM8と、複数の負の乗算器N200〜N231及びN237〜N268と、正の乗算器P54と、複数の加算器400〜467と、映像レベル判定器58と、乗算器59,52と、小振幅大振幅圧縮制限器51と、補正信号加算部53とを備えている。
つまり、36Hの32dと、35Hの33dと、33Hの35dと、32Hの36dは、フレームメモリ部M8から出力されない。
これにより、超低域の変調度を増強して、相対的に高域の変調度を低減することができるものである。
次に、第1の撮像装置の左上斜め輪郭補正部(第1の左上斜め輪郭補正部)の構成について図9を用いて説明する。図9は、第1の左上斜め輪郭補正部の構成図である。
左上斜め輪郭補正部16bの構成は、図8に示した右上斜め輪郭補正部16aと同等であり、フレームメモリM8から出力される画素が、補正対象画素(34Hの34d)の左上から右下に配列されている画素である点が異なっている。
ここで、これまでに説明した第1の撮像装置の輪郭補正部の一般的な構成について図10を用いて説明する。図10は、第1の撮像装置の輪郭補正部の一般的な構成図である。
図10に示すように、第1の撮像装置の輪郭補正部18は、垂直輪郭補正部、水平輪郭補正部、右斜め上輪郭補正部、左斜め上輪郭補正部の全てを表現するものであり、補正対象画素から3画素以上離れた複数の画素を用いて補正対象画素との差分を算出して、それに基づいて輪郭補正信号を生成する構成である。
同様に、m=−1,n=1の場合には右上斜め輪郭補正部となり、m=1,n=−1の場合には左上斜め輪郭補正部となる。
但し、斜め輪郭補正部においては、補正対象画素からの間隔が68画素以上、例えば136画素となるように周辺画素差分処理の範囲を設定し、それに応じて負の乗算器及び加算器を設けることが望ましい。
第2の撮像装置は、第1の撮像装置の構成に加えて、各輪郭補正部において、補正対象画素に近い画素の映像信号を補正対象画素の映像信号に加算することによって、低域通過成分を増強し、低域の輪郭補正を強く行って、高域の相対的な変調度をより低減させるものである。
次に、第2の撮像装置の垂直輪郭補正部(第2の垂直輪郭補正部)の構成について、図11を用いて説明する。図11は、第2の垂直輪郭補正部の構成図である。
図11に示すように、第2の垂直輪郭補正部24は、図5に示した第1の垂直輪郭補正部14の構成に加えて、補正対象ラインからの隔たりが2画素以内となるラインの映像信号を、補正対象ラインの映像信号に加算する構成を備えたものである。
第1の垂直輪郭補正部と同等の構成部分には同一の符号を付している。
各正の乗算器P32,P33,P35,P36では、CPU部106からの制御により適切な正の係数が乗算されて、それぞれ、加算器332,333,335,336に出力される。
次に、第2の撮像装置の水平輪郭補正部(第2の水平輪郭補正部)の構成について図12を用いて説明する。図12は、第2の水平輪郭補正部の構成図である。
図12に示すように、第2の水平輪郭補正部25は、第1の水平輪郭補正部15の構成に加えて、正の乗算器P132,P133,P135,P136と、加算器232,233,235,236を備えている。
また、第1の水平輪郭補正部15に設けられていた3画素遅延部である画素遅延部D313及びD343の代わりに、1画素遅延を行う画素遅延部D31〜D36が設けられている。
これにより、水平輪郭補正においても低域の変調度を一層増強して、高域の変調度を相対的に低下させるものである。
第2の右上斜め輪郭補正部の構成について図13を用いて説明する。図13は、第2の右上斜め輪郭補正部の構成図である。
図13に示すように、第2の右上斜め輪郭補正部26aは、図8に示した第1の右上斜め輪郭補正部16aの構成に加えて、正の乗算器P232,P233,P235,P236と、加算器432,433,435,436とを備えている。
第2の左上斜め輪郭補正部の構成について図14を用いて説明する。図14は、第2の左上斜め輪郭補正部の構成図である。
図14に示すように、第2の右上斜め輪郭補正部26bは、図9に示した第1の左上斜め輪郭補正部26bの構成に加えて、正の乗算器P332,P333,P335,P336と、加算器532,533,535,536とを備えている。
次に、第1、第2の撮像装置における輪郭補正後の信号(輪郭補正後信号)について図15を用いて説明する。
図15は、第1、第2の撮像装置における輪郭補正後信号の説明図であり、(a)は、補正前信号、(b)は、7H成分/7画素成分による輪郭補正信号、(c)は、9H成分/9画素成分による輪郭補正信号、(d)は、11H成分/11画素成分による輪郭補正信号、(e)は、13H成分/13画素成分による輪郭補正信号、(f)は、第1の撮像装置の輪郭補正後信号、(g)は第2の撮像装置の輪郭補正後信号、(h)は、5H成分/5画素成分による輪郭補正信号、(i)は、3H成分/3画素成分による輪郭補正信号を示している。
同様に、(h)の5H成分/5画素成分による輪郭補正信号は、補正対象画素から2画素だけ離れたライン/画素の映像信号と、補正対象画素との差分に基づく輪郭補正信号であり、第1,第2の撮像装置では生成されない。
当該輪郭補正信号には、5H3H成分/5画素3画素成分は含まれず、超低域輪郭を強調するものである。
5H3H成分/5画素3画素成分の低域通過補正を行うことで、一層超低域の輪郭を強調できるものである。
次に、第1、第2の撮像装置における変調度について図16を用いて説明する。図16は、第1、第2の撮像装置における変調度を示す説明図であり、(a)は第1の撮像装置、(b)は第2の撮像装置の補正前信号と輪郭補正後信号の変調度を示している。
図16(a)に示すように、第1の撮像装置では、3H5H成分/3画素5画素成分による輪郭補正を行わない場合であり、10kHz基準の1MHzのMTFが、補正前の65%から補正後には70%に向上し、1MHz基準の27.5MHzのMTFが35/65=54%から35/70=50%に低下する。
すなわち、第1の撮像装置では、低域の変調度を改善し、高域の相対的な変調度を十分低減できるものである。
第2の撮像装置においては、第1の撮像装置と同様に低域の変調度を改善すると共に、高域における相対的なMTFを大幅に低減できるものである。
本発明の実施の形態に係る第1,第2の撮像装置によれば、画素ピッチが撮像光の中心波長の5波長以下のCMOS撮像素子を用い、2つの緑色撮像素子が斜め画素ずらしを行う4板撮像装置において、ダウンコンバータ部114が、輪郭補正を施す補正対象の画素の映像信号と、当該補正対象の画素からの間隔(隔たり、距離)が3画素以上となる複数の周辺画素の映像信号との差分を算出する周辺画素差分処理を行い、当該複数の差分を加算した差分加算信号に基づいて輪郭補正信号を生成し、補正対象画素の映像信号に輪郭補正信号を加算して、ダウンコンバートするようにしているので、視覚的に重要な低域の輪郭及び変調度を改善すると共に、高域輪郭補正を行わないことにより、高域の変調度を相対的に低減することができる効果がある。
Claims (4)
- 画素ピッチが撮像光の中心波長の5倍以下である、赤色、青色及び2つの緑色のCMOS撮像素子を用い、前記2つの緑色のCMOS撮像素子で斜め画素ずらしを行う撮像装置であって、
入力光を色毎に分解する色分解光学系と、前記色分解光学系で分解された光を色毎に光電変換して映像信号を出力する前記赤色、青色及び2つの緑色のCMOS撮像素子とを有する色分解部と、
前記色分解部からの信号に基づいて補間処理を行う補間処理部と、
前記補間処理部からの映像信号について、輪郭補正を行った後、ダウンコンバートして出力するダウンコンバータ部とを有し、
前記ダウンコンバータ部が、輪郭補正を施す補正対象の画素の映像信号と、当該補正対象の画素からの間隔が、3画素以上となる複数の画素の映像信号との差分を算出し、当該複数の差分を加算した差分加算信号に基づいて輪郭補正信号を生成し、前記補正対象の画素の映像信号に前記輪郭補正信号を加算して輪郭補正を行う輪郭補正部を備えることを特徴とする撮像装置。 - 輪郭補正部が、補正対象の画素からの間隔が2画素以内の画素の映像信号を、前記補正対象の画素の映像信号に加算して、前記加算された信号と、前記補正対象の画素からの間隔が3画素以上となる複数の画素の映像信号との差分を算出して、輪郭補正を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 輪郭補正部が、垂直方向の輪郭を補正する垂直輪郭補正部と、水平方向の輪郭を補正する水平輪郭補正部と、右上斜め方向の輪郭及び左上斜め方向の輪郭を補正する斜め輪郭補正部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
- 輪郭補正部が、差分加算信号の生成において、補正対象画素からの間隔が68画素までの画素を用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の撮像装置。
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