−−−ネットワーク構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の配達管理装置100を含むネットワーク構成例を示す図である。図1に示す配達管理装置100は、適宜な品質の配送サービスを低コストで提供可能とするコンピュータ装置であり、具体的にはサーバ装置を想定できる。
この配達管理装置100は、インターネットなどの適宜なネットワーク1を介して、依頼者端末50、および、配達人端末200、と通信可能に接続されている。
このうち依頼者端末50は、荷物の配達を依頼したい配達依頼者、すなわち荷物の発送元となる者が操作する端末であり、具体的にはスマートフォンやPCなどを想定できる。
本実施形態の配達管理装置100は、上述の依頼者端末50を操作する配達依頼者の望む配達相手に向け、コンビニエンスストアなど各所に存在する店舗5を経由地として、複数の配達人によるリレー形式での荷物運搬を設定・管理することとなる。
こうした荷物運搬を担う配達人の具体例としては、例えば、業として運送業を営む者ではなく、通勤や通学といった日常ルーチンとしての移動を日々行っている者を一例として想定する。そしてこれら配達人が所持するのが、上述の配達人端末200である。配達人端末200としては、具体的にはスマートフォンなど携帯可能な通信端末を想定できる。
また配達人は、例えば、自宅付近にある店舗5にて、運搬対象の荷物が入った運搬バッグ400を集荷し、これを携えて勤務先など自身の目的地まで移動する。
この場合の配達人は、その目的地付近に所在する店舗5を経由地として訪れ、ここに上述の荷物を配達し、自身の運搬責務を完了することになる。勿論、荷物の集荷や配達など各イベントに際しては、本実施形態の配達管理方法に沿った各種の管理手順が実行され、当該配達人や運搬バッグ400の真正性管理などが適宜に行われるものとする(この詳細については後述する)。
一方、経由地の店舗5に配達された上述の荷物は、運搬バッグ400に収納された状態で、該当店舗5で一旦保管される。その後、他の配達人が該当店舗5を訪れて集荷し、次の経由地たる店舗5か或いは受領場所(例:配達相手が指定した受領店舗であって、配達相手が荷物を最終的に引き取る場所)の店舗5に向けて同様に運搬し、配達する。こうした配達人によるリレー形式での荷物運搬が成立し、配達依頼者の荷物がその配達相手の手元に届けられる。
なお、上述した配達人によるリレー形式での荷物運搬に先立ち、配達依頼者は、配達対象の荷物を、荷受場所たる店舗5に持ち込んで、所定の荷受手続を行うものとする(こう
した手続に伴う各種処理についても後述する)。
また、荷受場所、経由地、および、受領場所、に対応するそれぞれの店舗5では、捺印動作を行う電子スタンプユニット310が備わっている。店舗5に配置されうる(必須ではない)店舗端末300は、一般的なPCないしPOS端末などを想定すればよい。
一方、電子スタンプユニット310は、店舗5ごとに一意の情報を配達人端末200に付与する装置である。この付与の機会は、該当店舗5にて上述の荷物の荷受、配達、受領がなされたイベントごとに生じる。この電子スタンプユニット310としては、例えば、スマートデバイスのディスプレイに対して物理的に複数点を同時接触するデバイスが存在する。こうした同時接触の形状と事前に登録された形状とを照合することで、当該電子スタンプユニット310を識別することができる。また、電子スタンプユニット310の運用例については後述する。
なお、本実施形態において、捺印動作は電子スタンプを用いた例で説明するが、捺印動作は電子スタンプに限られるものではない。店舗スタッフが配達人端末200の画面上にサインをする方法、配達人端末200にカメラを設け、店舗毎に割り当てられた二次元バーコードを撮影する方法、配達人端末200の画面上に表示されたボタンを押下する方法などが考えられる。
−−−ハードウェア構成−−−
また、本実施形態における配達管理装置100のハードウェア構成は以下の如くとなる。図2は本実施形態の配達管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
本実施形態の配達管理装置100は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、インターネットなどのネットワーク1と接続し他装置との通信処理を担うネットワークインターフェイス105、を備える。
なお、記憶装置101内には、本実施形態の配達管理装置100として必要な機能を実装する為のプログラム102に加えて、ユーザDB125、店舗DB126、バッグ管理DB127、移動情報DB128、配達トランザクションDB129、および、広告管理DB130、が少なくとも記憶されている。これらのデータベースの詳細については後述する。
また図3は、本実施形態の配達人端末200のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態の配達人端末200は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置201、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ203、記憶装置201に保持されるプログラム202をメモリ203に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置204、ユーザからのキー入力や音声入力を受け付ける入力装置205、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置206、インターネットなどのネットワーク1と接続し他装置との通信処理を担うネットワークインターフェイス207、運搬バッグ400との間で近距離無線通信を確立して通信を行う近距離無線通信ユニット208、および、この配達人端末200の現在位置の測位を行うGPSユニット210、を備える。
なお、記憶装置201内には、本実施形態の配達人端末200として必要な機能を実装する為のプログラム102に加えて、ユーザID209が少なくとも記憶されている。このユーザID209は、例えば、該当ユーザに関する配達人候補の登録機会に応じて配達管理装置100から付与され、記憶装置201に格納したものである。
図4は、本実施形態における配達媒体たる運搬バッグ400の構成例を示す図である。また、図5Aは本実施形態の運搬バッグ400の開閉イメージ例を、図5Bは本実施形態の運搬バッグ400のイメージ例2を、図5Cは本実施形態の運搬バッグ400のイメージ例3を示す図である。
本実施形態の運搬バッグ400は、SSD(Solid State Drive)など適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置401、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ403、記憶装置401に保持されるプログラム402をメモリ403に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置404、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置405、上述の配達人端末200との間に近距離無線通信を確立して通信を行う近距離無線通信ユニット406、開閉感知ユニット420、荷物430を収納する収納構造440、および、開閉構造450、を備える。
このうち出力装置405は、運搬バッグ400の外側にあって、運搬バッグ400が配達人によって運搬されている際、周囲の人々に対して広告などの適宜なコンテンツを表示するための装置となる。
なお、こうした運搬バッグ400は、基本的な構造としては、既存のバッグと同様であって、上述の収納構造440や開閉構造450も一般的なものを想定する。
例えば、収納構造440は、図5Aに例示するハンドバッグ400や、図5Bに例示するトートバッグ400、或いは、図5Cに例示するリュックサック400、といった各種バッグにおける内空が該当する。
また、開閉構造450は、図5Aに例示するハンドバッグ400におけるフラップ450、図5Bに例示するトートバッグ400や図5Cに例示するリュックサック400における開閉チャック450、といった各種バッグにおける開閉機構が該当する。
なお、開閉感知ユニット420は、開閉構造450での開動作を感知するセンサー類である。例えば、図5Aのハンドバッグ400の場合、開閉構造たるフラップ450が上方に引き上げられて収納構造440が開口すると、当該フラップ450をハンドバッグ本体側に係止していたマグネットボタンとその受け具との接触がなくなり、互いに離間する。そこで、ハンドバッグ400は、この接触箇所での離間に応じて所定の信号を発する近接センサを開閉感知ユニット420として備えることを想定できる。近接センサとしては既存のものを適宜に採用すればよい。勿論、こうした近接センサを採用する形態は一例であり、開閉感知が可能なものであれば適宜に採用可能である。
また、記憶装置401内には、本実施形態の運搬バッグ400として必要な機能を実装する為のプログラム402に加えて、バッグID410および開閉情報411を少なくとも記憶している。このうちバッグID410は、配達管理装置100により付与されたものを格納してもよいし、予め付与されていてもよい。また、詳細後述するが、運搬バッグ400は、開閉情報411を保持していない状況もありうる。また運搬バッグ400は、出力装置405を保持していない状況もありうる。こうした出力装置405を保持していない場合、当該運搬バッグ400のバッグIDは、適宜な印字手段等によってバッグ表面
に印刷するなど、何らかの形でユーザが識別できるようにする。また運搬バッグ400は、収納構造440を本体から分離可能な構造となっている場合も想定しうる。
−−−データ構造例−−−
続いて、本実施形態の配達管理装置100が用いるテーブル類について説明する。図6Aに、本実施形態におけるユーザDB125のデータ構成例を示す。
本実施形態のユーザDB125は、上述の荷物の配達人となるうる配達人候補の情報を蓄積したデータベースであり、少なくとも配達人候補それぞれの行動ルートの情報である行動ルート情報を格納したものである。
そのデータ構造は、配達人候補(勿論、配達人となっている状況も含む)を一意に特定するユーザIDをキーとして、最寄店舗、移動区間、配達実績、属性、および、連絡先、といったデータから成るレコードの集合体である。
このうち最寄店舗は、当該配達人候補の自宅や勤務地など主として所在する場所から最寄りの、コンビニエンスストアなどの店舗5の識別情報を示す。
また移動区間は、当該配達人候補が通勤や通学といった日常的に移動する際のルート、すなわち行動ルートを示す。この移動区間の情報は、例えば、朝、日中、夕方、夜間といった時間別に、出発地と目的地を規定している。なお、移動区間の情報は、当該配達人候補にとって最も日常的な行動ルートに関する「通常」と、この「通常」の行動ルートとは異なった行動ルートを予定する「本日」とで区別して規定されていると更に好適である。
また、配達実績は、当該配達人候補が配達人の立場で、配達管理装置100により管理された荷物運搬を実際に遂行した実績情報を示す。図6Aでは、一例として、所定期間における配達回数の多さと完遂率の高さとを踏まえた格付け値、を配達実績として設定したものを示した。
例えば、配達人が過去1年で配達を請け負った回数が100回以上で50ポイント、60回以上100回未満で25ポイント、20回以上60回未満で10ポイント、5回以上20回未満で5ポイント、などと規定し、請け負ったうち配達を完遂した率が95%以上で50ポイント、60%以上95%未満で25ポイント、20%以上60%未満で10ポイント、5%以上20%未満で5ポイント、などと規定したとする。そして、上述の回数と完遂率の各ポイントを合算した値が、90〜100の場合、配達実績は「AAA」、80以上90未満の場合、配達実績は「AA」、70以上80未満の場合、配達実績は「A」、55以上70未満の場合、配達実績は「B」、30以上55未満の場合、配達実績は「C」、30未満の場合、配達実績は「D」、などと規定する。また別の例として、配達実績は、配達人が荷物を運搬した日時、区間のログであってもよい。
また、上述の属性は、当該配達人候補に関する属性であって、性別、年代、嗜好、といった情報を示す。
また、上述の連絡先は、当該配達人候補のメールアドレスなどの連絡先の情報を示す。
続いて図6Bに、本実施形態の店舗DB126のデータ構成例を示す。本実施形態の店舗DB126は、荷物配達に伴い利用されうる場所候補たる店舗5の情報を蓄積したデータベースである。
そのデータ構造は、店舗5を一意に特定する店舗名をキーとして、その最寄り駅および所在地といったデータから成るレコードの集合体である。
続いて図6Cに、本実施形態のバッグ管理DB127のデータ構成例を示す。本実施形態のバッグ管理DB127は、運搬バッグ400に関する情報を蓄積したデータベースで
ある。
そのデータ構造は、運搬バッグ400を一意に特定するバッグIDをキーとして、当該運搬バッグ400の状態、現在位置、および、トランザクション、といったデータから成るレコードの集合体である。
このうち「状態」は、当該運搬バッグ400が使用中すなわち荷物460を収納した状態であるか否かを示す。収納中であれば「使用」、収納していなければ「空」となる。
また、「現在位置」は、当該運搬バッグ400が最後に位置確認された場所の情報であり、配達依頼者から荷受けして或いは配達人から配達されて店舗5で保管されている状況であれば、該当店舗5の名称が設定される。一方、配達人によって店舗5から持ち出され、運搬中であれば、当該運搬バッグ400と通信確立している配達人端末200のGPSユニット210から得た座標値も加わる。
また、「トランザクション」は、当該運搬バッグ400が使用中すなわち運搬中である場合に、店舗5での荷受や配達等のイベントに応じて配達管理装置100が生成するトランザクション(後述する配達トランザクションDB129に格納)のIDである。このトランザクションは、運搬バッグ400のステータスを示すものとなる。
また図7Aに、本実施形態の移動情報DB128のデータ構成例を示す。本実施形態の移動情報DB128は、上述のユーザDB125に情報が格納されている配達人候補における移動区間の情報を、該当区間ごとに人数集計した情報を格納したデータベースである。
そのデータ構造は、区間を一意に特定する区間名をキーとして、朝、日中、夕方、などといった各時間帯での移動人員といったデータから成るレコードの集合体である。
例えば、区間名「戸塚−赤坂」に関する「移動人員(朝)」の値「1、032」は、ユーザDB125に情報が格納された配達人候補のうち、「移動区間(朝)」に「戸塚−赤坂」の値を持つ者をカウントした値となっている。
また図7Bに、本実施形態の配達トランザクションDB129のデータ構成例を示す。本実施形態の配達トランザクションDB129は、運搬バッグ400が使用中すなわち運搬中である場合に、店舗5での荷受や配達等のイベントに応じて配達管理装置100が生成するトランザクションを蓄積したデータベースである。
そのデータ構造は、トランザクションを一意に特定するIDをキーとして、当該運搬バッグ400が運搬される区間(店舗5の各間)、運搬担当の配達人、当該運搬バッグ400の状態、および、当該トランザクションの発行時刻(例:イベントの発生時刻)、といったデータから成るレコードの集合体である。このうち「状態」の値は、店舗5での運搬バッグ400の配達や持ち出しなどの各イベントに応じて配達管理装置100が設定する値である。
また図7Cに、本実施形態の広告管理DB130のデータ構成例を示す。本実施形態の広告管理DB130は、運搬バッグ400の出力装置405で表示される広告コンテンツの情報を格納したデータベースである。
そのデータ構造は、当該広告コンテンツを一意に特定するCMIDをキーとして、その広告内容、コンテンツ種類、格納先、および、露出実績、といったデータから成るレコー
ドの集合体である。
このうち、露出実績の値は、当該広告コンテンツが表示される運搬バッグ400に関して発行されているトランザクションのID、当該広告コンテンツが運搬バッグ400の出力装置405で表示された時間、および、その表示がなされた区間、の各情報を含んでいる。これら情報は、配達管理装置100が、上述の配達トランザクションDB129で各トランザクション、すなわち荷物運搬中の運搬バッグ400に関して管理する「区間」、当該区間での「状態」、および、トランザクションの「発行時刻」や或いは広告情報の配信時刻に基づいて特定する。
例えば、図7Cに示すように、「C001」なる広告コンテンツについて、トランザクション「TR0001」が紐付いているとする。この時、配達管理装置100は、配達トランザクションDB129のレコードのうち、ID「TR0001」のレコードにおいて、区間「−戸塚店」の状態「到着」と発行時刻「07:30」、および、区間「戸塚店−赤坂店」の状態「配達中」と発行時刻「08:01」の値を読み取る。
この場合、配達管理装置100は、該当荷物は「戸塚店」で配達依頼者「U0005」によって「07:30」に荷受された後、「戸塚店」で、配達人「U0001」によって「08:01」に集荷されたと特定する。また、「状態」が「配達中」のため、当該運搬バッグ400は、最初の経由地たる「赤坂店」には到着していない特定する。すなわち、その運搬バッグ400は、「赤坂店」に向けて運搬中であると判定できる。
そこで配達管理装置100は、配達完了時刻が「09:11」であるとすれば、配達人「U0001」による当該運搬バッグ400の運搬が開始された時刻「08:01」からの経過時間を「01:10」と算定し、これを「戸塚−赤坂」区間の露出時間と算定し、これらを「露出実績」欄に設定する。図7Cの例では、この設定値を、“{TR0001、01:10、戸塚−赤坂}”として示している。
また、広告の配信時刻に基づいて露出計算を計算してもよい。例えば、トランザクション「TR0001」に関して、「CM1」が配信された時刻が「08:02」で、次に、「08:22」に「CM2」が配信されたとすると、「CM1」の露出実績には、“{TR0001、00:20、戸塚−赤坂}”と記入される。露出計算は、広告配信、配送完了のタイミングで更新される。
−−−配達管理方法の概要−−−
図8は、本実施形態における配達管理方法の概要を示す図である。ここで、本実施形態における配達管理方法の概要を説明しておく。なお、ここでの説明では、配達管理装置100や配達人端末200などの情報処理装置における処理にのみならず、配達依頼者や配達人、或いは店舗5の店舗スタッフなど人間の動作についても、理解を容易にするため説明するものとする。また、各処理の詳細については別のフロー等に基づいて後述するものとする。
本実施形態において、荷物の運搬を希望する者、すなわち配達依頼者は、依頼者端末50を操作し、配達依頼を配達管理装置100に対して通知する。配達管理装置100はこれを受け付けて、ユーザDB125の移動区間の情報や店舗DB126の情報を参照し、ルート設定を実行する。
このルート設定は、上述の配達依頼者が指定の荷受場所から配達相手による荷物の受領場所に至る経路を、経由地となる店舗5の各間を配達人候補の移動区間として組み合わせることで生成することとなる。なお、こうしてルートが決定したら、配達トランザクショ
ンを生成し、配達トランザクションDB129に追加する。
また、配達管理装置100は、こうして設定したルートの情報を、例えば、配達人候補の配達人端末200に対して配信し、その応募を募る。配達人候補は、自身の配達人端末200で当該情報を閲覧し、自身の考えに応じて応募動作を実行する。一方、配達管理装置100は、上述の応募に応じて配達人を決定し、これを該当配達人候補の配達人端末200に通知する。この際、配達管理装置100は、ルートと配達人が決定したことを配達依頼者の依頼者端末50にも通知し、該当荷物を最寄りの店舗5に持参し荷受処理を受けるよう促す。
店舗5では、店舗スタッフなど適宜な担当者が、上述の配達依頼者に対して運搬バッグ400を手交し、配達依頼者は、この運搬バッグ400に荷物を収納する。なお、上述の担当者が荷物を受け取って、運搬バッグ400に収納してもよい。
この時、この店舗スタッフは、電子スタンプユニット310を使用し、配達依頼者の依頼者端末50のディスプレイに電子的な捺印動作を実行する。この場合、配達管理装置100は、こうした荷受処理のイベントについて依頼者端末50から通知を受けて、トランザクションを発行して配達トランザクションDB129を更新する。
また、上述のように決定された配達人(この時点では“配達人”とする)は、上述の荷受処理を行った店舗5に赴いて、運搬対象の荷物が入った運搬バッグ400を集荷し、これを携帯しつつ、通勤先など自身の目的地まで移動する。この目的地は経由地の店舗5となる。また、該当店舗5の店舗スタッフは、電子スタンプユニット310を使用し、この配達人の配達人端末200のディスプレイに電子的な捺印動作を実行する。この場合、配達管理装置100は、こうした集荷処理のイベントについて配達人端末200から通知を受けて、当該運搬バッグ400のバッグIDを配達人端末200に通知すると共に、トランザクションを発行して配達トランザクションDB129を更新する。
また、配達管理装置100は、経由地の店舗5に向け、配達人によって運搬中の運搬バッグ400の現在位置に関して、当該配達人の配達人端末200のGPSユニット210から座標値を適宜得て、トラッキングしているものとする。或いは、店舗5での電子スタンプユニット310による捺印動作に伴い、当該店舗5が当該運搬バッグ400の現在位置であるとトラッキングするとしてもよい。
なお、配達管理装置100は、上述のトラッキング動作によって特定した、運搬バッグ400の位置および当該配達人の属性に応じて、適宜な広告コンテンツを当該運搬バッグ400に向けて配信するとすれば好適である。こうして配信された広告コンテンツは、配達人端末200を介して運搬バッグ400にて受信され、その出力装置405にて表示されることとなる。
その後、上述の配達人が、その目的地付近に所在する店舗5を経由地として訪れ、ここに上述の荷物を配達し、自身の運搬責務を完了することになる。経由地の店舗5に配達された上述の荷物は、運搬バッグ400に収納された状態で、該当店舗5で一旦保管される。 また、該当店舗5の店舗スタッフは、電子スタンプユニット310を使用し、この配達人の配達人端末200のディスプレイに電子的な捺印動作を実行する。この場合、配達管理装置100は、こうした配達完了処理のイベントについて配達人端末200から通知を受けて、トランザクションを発行して配達トランザクションDB129を更新する。
その後、他の配達人が該当店舗5を訪れて集荷し、次の経由地たる店舗5か或いは最終目的地たる受領場所(例:配達相手が指定した受領店舗であって、配達相手が荷物を最終
的に引き取る場所)の店舗5に向けて同様に運搬し、配達する。こうした配達人によるリレー形式での荷物運搬が成立し、配達依頼者の荷物がその配達相手によって受領されることとなる。なお、上述の配達相手は、受領場所の店舗5を訪れて該当荷物を受け取ることになる。また、上述の荷物は配達相手(受取人)が運搬バッグ400から取り出しても、或いは当該店舗5の担当者が運搬バッグ400から取り出してもよい。
−−−シーケンス例1−−−
以下、本実施形態における配達管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する配達管理方法に対応する各種動作は、主として配達管理装置100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図9は、本実施形態における配達管理方法のシーケンス例1を示す図である。ここでは、配達管理装置100が、配達依頼者の依頼者端末50から荷物の配達依頼を受け付ける処理と、これに対応して配達ルートの生成を行う処理と、配達ルートに応じて配達人の決定を行う処理とを、運搬開始前に順次行う流れについて説明することとする。
このうち、配達依頼の受付処理に際し、図10のフローにも示すように、配達管理装置100は、上述の配達依頼を依頼者端末50から受信する(s10)。この際、配達管理装置100は、配達依頼を受け付けるための入力画面1300(図13)を、依頼者端末50に配信し、この入力画面1300を介して配達依頼の情報を取得することとなる。
こうした入力画面1300を介し受信した配達依頼の内容は、例えば、荷物の名前、荷物受取人たる配達相手の識別情報(例:ユーザIDや氏名など)、配達依頼者の識別情報(例:ユーザIDや氏名など)、発送場所(荷受店舗の指定情報)、を含んでいるものとする。
なお、本実施形態では、上述の配達相手がユーザDB125に予め登録済みの者である状況を想定して説明するが、これに限定するものではない。例えば、配達依頼が、配達相手のユーザIDを含まず、その代わりに配達相手の氏名および連絡先(例:メールアドレス)の情報を含むとしてもよい。
続いて、配達管理装置100は、上述のs10で得た配達相手のユーザIDをキーに、ユーザDB125にてその連絡先を特定し、当該連絡先に宛てて荷物の配達予定がある旨を通知する(s11)。なお、上述のとおり、s10にて、配達相手の連絡先の指定を受けた場合、ユーザDB125での連絡先の検索は不要となる。
一方、配達相手は、配達人端末200などの適宜な端末にて上述の通知を閲覧し、当該通知が要求している、荷物の受領場所の指定を行うこととなる。なお、上述の通知は、図13の画面1301にて示すように、荷物とその送り主である配達依頼者に関する情報の他に、コンビニエンスストアなどの店舗5のうちから受領場所の指定を受け付けるプルダウンメニューなど適宜なインターフェイスを含んでいる。よって、配達相手は、自身の端末を操作することで、このインターフェイスにて受領場所たる受領店舗を選択し「決定」ボタンを押下する。このボタンの押下により、受領場所の指定内容が、配達管理装置100に返信される。
この場合、配達管理装置100は、上述の配達相手の端末からの受領場所に関する返信を受信し、この情報を例えば、メモリ103に格納する(s12)。
続いて、配達管理装置100は、図11のフローに示すように、配達ルートの設定処理を実行する。この場合、配達管理装置100は、上述の荷受店舗から受領店舗に至る経路
を、経由地となる店舗5の各間を配達人候補の移動区間として組み合わせることで、配達ルートを設定することとなる。
配達管理装置100は、上述の荷受店舗および受領店舗の各情報を店舗DB126に照合し、それぞれの最寄り駅を「戸塚」、「三鷹」などと特定する(s15)。
続いて、配達管理装置100は、「戸塚」から「三鷹」に至る中継ルートを決定する(s16)。この場合、配達管理装置100は、移動情報DB128を参照し、上述の荷受店舗の最寄り駅(上述の例の場合、「戸塚」)を「発」駅に含むレコード、および、受領店舗の最寄り駅(上述の例の場合、「三鷹」)を「着」駅に含むレコード、をそれぞれ特定する。 また、配達管理装置100は、特定したレコードのうち、荷受店舗の最寄り駅を「発」駅に含むレコードでの「着」駅を経由地とし、この経由地を「発」駅とするレコードで、「着」駅が上述の受領店舗の最寄り駅であるものを特定する。
図11で示す例の場合、上述の「戸塚」を「発」駅とし「着」駅が「赤坂」のもの、また、「戸塚」を「発」駅とし「着」駅が「新宿」のもの、の2レコードを特定できる。また、上述の「三鷹」を「着」駅とするレコードで「発」駅が「赤坂」のものが1つ特定できる。ところが、上述の2レコードのうち、その「着」駅が「赤坂」のもの、すなわち、「着」駅が上述の受領店舗の「発」駅に該当しているものは、「戸塚」を「発」駅とし「着」駅が「赤坂」のレコードのみである。つまり、「赤坂」を経由地とすることで、荷受店舗の最寄り駅「戸塚」から、受領店舗の最寄り駅「三鷹」に至る中継ルートを構成する、区間のつらなりを特定できる。
なお、こうした特定に際し、複数の候補レコードが特定できる場合、配達管理装置100は、移動情報DB128における該当レコードの移動人員欄の値を参照し、その値が一番多いものを特定する。
続いて、配達管理装置100は、s16で特定した中継ルートに基づき、当該中継ルートを構成する駅の情報を店舗DB126に照合し、配達人が荷物の集荷や配達先として訪れるべき店舗5を特定する(s17)。例えば、中継ルートに含まれる「赤坂」駅から最寄りの店舗5は、店舗DB126によれば「赤坂店」と特定される。このs17において、配達管理装置100は、上述の店舗特定に伴ってトランザクションを生成し、配達トランザクションDB129に登録する。
次に配達管理装置100は、図12のフローに示すように、配達人の募集と決定の各処理を実行する。この場合、配達管理装置100は、s15〜s17で決定した中継ルートの各区間(例:戸塚−赤坂、赤坂−三鷹)を移動区間としている配達人候補を、ユーザDB125で検索し、当該ユーザの連絡先に宛てて、図13の募集画面1302を配信する(s18)。この募集画面1302は、荷物の配達人を勧誘する画面となる。配達人候補は、この募集画面1302を配達人端末200で閲覧し、自身の都合等に応じて応募を判断する。応募する場合、募集画面1302における「応募」ボタンを押下する。配達人端末200は、この押下を受けて、当該配達人候補に関する応募通知を配達人装置100に通知する。
続いて、配達管理装置100は、例えば、先着順で、或いは配達実績の良否の順で、配達人候補の中から、配達人を決定する(s19)。
また、配達管理装置100は、その決定結果(図13の結果通知画面1303)を応募者たる配達人候補それぞれの配達人端末200に通知する(s20)。
ここで配達管理装置100は、s19にて配達人が決定したことを受け、上述の荷物の配達依頼に対応した中継ルートに関し、配達トランザクションDB129の該当トランザ
クションを更新する(s21)。配達管理装置100は、配達依頼者から配達依頼を受けた時点で、レコードを生成し、配達トランザクションDB129に格納するとしてもよい。この時点でのレコードは、図12の配達トランザクションDB129にも示すように、「配達人」欄の全てのユーザID(s19で決定した配達人のユーザID)が設定された状態であり、その一方で、いずれの「状態」欄も、その値は「未配達」となっている。この時点では、配達依頼者からの該当荷物の荷受も行われていないためである。
なお、配達管理装置100は、上述のs17でのトランザクション生成を実行せず、s21にて上述の荷物の配達依頼に対応した中継ルートに関し、配達トランザクションDB129にレコードを生成・格納するとしてもよい。
また、配達管理装置100は、ここまでの処理で配達依頼に対する受付処理が完了したことを受けて、その旨を上述の配達依頼者の依頼者端末50に通知し(s22)、一旦処理を終了する。この通知は、中継ルートと配達人が決定したことを配達依頼者に知らしめることで、該当荷物を荷受店舗に持参し荷受処理を受けるよう促すことにつながる。この荷受処理については次のシーケンスにて説明する。
−−−シーケンス例2−−−
図14は、本実施形態における配達管理方法のシーケンス例2を示す図であり、図15は、その詳細について示すフロー例である。ここでは、上述のs22の通知に伴い、配達依頼者が荷物を携えて荷受店舗を訪れた状況をまずは想定する。
荷受店舗では、その店舗スタッフなど適宜な担当者が、上述の配達依頼者から依頼者端末50の表示画面(例:s22での通知画面など)を見せられつつ、配達依頼の申し出を受けて、運搬バッグ400を配達依頼者に手交する。一方、配達依頼者は、運搬バッグ400を受け取って、これに荷物を収納する。なお、こうした荷物の収納は、当該店舗5の担当者が行うとしてもよい。
この時、配達依頼者の依頼者端末50は、当該運搬バッグ400と近距離無線通信を確立し、運搬バッグ400からバッグIDを取得し、自身の記憶装置に保持する。
また、上述の依頼者端末50は、このバッグIDの取得・保持を契機に、荷受要求を配達管理装置100に送信する。この荷受要求には、配達依頼者の識別情報(例:ユーザID)、位置情報(依頼者端末50が備えるGPSユニットから取得したもの)、バッグIDが含まれている。
一方、配達管理装置100は、この荷受要求を受信し(s20)、上述のバッグIDを含む所定の表示画面のデータを、依頼者端末50に配信する(s21)。この時、依頼者端末50は、上述の表示画面のデータを運搬バッグ400に転送して表示させる。また、配達依頼者は、この表示画面を表示させた運搬バッグ400を、上述の店舗スタッフに手交すると共に、上述の表示画面を依頼者端末50のディスプレイ等で表示させ、店舗スタッフに提示する。
この場合、荷受店舗の店舗スタッフは、当該店舗5に備わる電子スタンプユニット310を操作し、図25の画面2400で例示するように、依頼者端末50のディスプレイに対する、電子的な捺印動作を行うこととする。この電子的な捺印動作を受けた依頼者端末50は、その旨を配達管理装置100に通知する。
一方、配達管理装置100は、電子的な捺印動作に関する通知を受けて、トランザクションデータの更新とバッグ管理DB127の更新を実行する(s22)。この場合の配達
管理装置100は、図15で示すように、バッグ管理DB127において、今次の管理対象となった運搬バッグ400に関するレコードの、トランザクション欄に、上述のs21で該当配達依頼に関して既に生成・更新したトランザクションのIDを設定する。
また、配達管理装置100は、配達トランザクションDB129において、該当トランザクションのレコードの「状態」欄の値を、「未配達」から「到着」に更新する。
また、配達管理装置100は、図25の画面2401に示すように、集荷を依頼する通知を、該当区間の配達人の配達人端末200に送信し(s23)、処理を終了する。この集荷依頼の通知以降の処理については次のシーケンスにて説明する。
−−−シーケンス例3−−−
図16は、本実施形態における配達管理方法のシーケンス例3を示す図である。ここでは、上述の集荷依頼に応じた集荷処理と、それに伴う広告配信、トラッキング、の各処理について、図17〜18のフロー例も適宜用いつつ説明する。
この場合、配達管理装置100は、上述の集荷・配達依頼の通知に伴い、配達人端末200から集荷情報の要求があれば(s30)、上述の運搬バッグ400に関する情報をバッグ管理DB127から抽出し(s31)、これを集荷情報(図25の画面2402)として配信する(s32)。
一方、これを閲覧した配達人は、該当店舗5に赴いて、該当荷物が収納された運搬バッグ400を受け取るべく、配達人端末200でバッグIDを表示させて店舗スタッフに提示する。店舗スタッフは当該バッグIDを確認し、同じIDを表示している運搬バッグ400をバックヤード等から運び出し、これを当該配達人に手交する。
この時、当該配達人の配達人端末200は、上述の運搬バッグ400との間で近距離無線通信を確立してそのバッグIDを取得すると共に、自身で保持しているバッグIDとの一致照合を行う。配達人端末200は、この照合に成功した場合、例えば、その旨を画面表示させる。この画面表示を確認した店舗スタッフは、当該店舗に備わる電子スタンプユニット310を操作し、電子的な捺印動作を実行する。この電子的な捺印動作を受けた配達人端末200は、その旨を含む集荷通知を配達管理装置100に通知する。この集荷通知には、バッグID、位置情報(配達人端末200のGPSユニット210から得た値)、および、電子スタンプ、の各値が含まれる。
一方、配達管理装置100は、上述の集荷通知を受信し(s33)、バッグ管理DB127と配達トランザクションDB129の更新を実行する(s34)。この場合の配達管理装置100は、図17で示すように、バッグ管理DB127において、今次の集荷対象となった運搬バッグ400に関するレコードの、「現在位置」欄に、上述のs33で受信した集荷通知の示す位置情報を設定する。
また、配達管理装置100は、配達トランザクションDB129において、該当トランザクションのレコードの該当区間(例:戸塚店−赤坂店)の「状態」欄の値を、「未配達」から「配達中」に更新する。
続いて、配達管理装置100は、上述の集荷通知を受けて、広告コンテンツの配信を実行する。この場合の配達管理装置100は、例えば、ユーザDB125において該当配達人の属性を参照し、その属性を所定の広告決定アルゴリズムに適用することで、配信対象とする広告コンテンツを決定する(s40)。
このアルゴリズムは、配達人の性別や年齢層、趣味、嗜好といったものとマッチする広告コンテンツを選択するアルゴリズムであって、具体的には、広告管理DB130の「Profile」欄の値が示す広告コンテンツの訴求対象(例:化粧品)と、配達人の属性とのマッチングエンジンを想定する。例えば、性別:女性、年齢層:20〜40代、嗜好:メイク、といった属性にマッチすると予め規定した「Profile」が「化粧品」であった場合、CMID「C001」の広告コンテンツが特定されることとなる。
次に、配達管理装置100は、s40で決定した広告コンテンツを広告管理DB130の「格納先」欄の値に基づいて取得し、これを配達人の配達人端末200に配信する(s41)。他方、上述の配達人端末200は、広告コンテンツを受信し、これを近距離無線通信を確立中の運搬バッグ400に対して転送し、表示させることとなる。
なお、配達管理装置100は、この広告コンテンツ配信に伴い、当該広告コンテンツの露出実績について更新処理(s42)を行うとすれば好適である。
この場合、配達管理装置100は、配達トランザクションDB129を参照し、該当荷物は「戸塚店」で、配達人「U0001」によって、例えば「08:01」に集荷されたと特定する。また、「状態」が「配達中」のため、当該運搬バッグ400は、最初の経由地たる「赤坂店」には到着していない特定する。すなわち、その運搬バッグ400は、「赤坂店」に向けて運搬中であると判定できる。
そこで配達管理装置100は、現在時刻が「09:11」であるとすれば、配達人「U0001」による当該運搬バッグ400の運搬が開始された時刻「08:01」からの経過時間を「01:10」と算定し、これを「戸塚−赤坂」区間の露出時間と算定し、これらを「露出実績」欄に設定する。図18の例では、この設定値を、“{01:10、戸塚−赤坂}”として示している。
一方、配達管理装置100は、上述の広告配信の処理と並行して、トラッキング処理を実行している。この場合の配達管理装置100は、上述の運搬バッグ400の現在位置の情報を、配達人端末200から取得して、バッグ管理DB127における該当運搬バッグ400のレコードの「現在位置」欄の値を更新する(s35)。
なお、こうしたトラッキング処理で得た現在位置の情報も、配信対象とする広告コンテンツの決定(s40)に際して利用するとしても好適である。例えば、運搬バッグ400の現在位置が、ファッション感度の高い人々が多いことで有名な街路に該当し、かつ、当該運搬バッグ400を携えて移動している配達人の属性が「ファッション好き」かつ「女性」といったものであった場合、配信対象とする広告コンテンツとして、ハイブランドの服飾関連のものを選択する、といった運用が想定できる。
こうして配信された広告コンテンツは、配達人端末200から運搬バッグ400に転送され、その出力装置405にて表示されることになる。広告コンテンツの出力形態例としては、図19A〜図19Dに示すものが想定できる。
例えば、図19Aに示す出力形態では、単に広告コンテンツのみを出力するものである。一方、図19Bに示す出力形態では、広告コンテンツの上に、バッグIDを重ねて出力するものである。或いは、図19Cに示す出力形態では、広告コンテンツの上に、その訴求対象商品の更なる情報のありかを示す二次元コード等を、重ねて出力するものである。なお、図19Dに示す出力形態では、広告コンテンツは表示せず、バッグIDのみを表示させたものである。これは、荷受店舗や経由地などの店舗5にて保管中の、荷物収納済みの運搬バッグ400において採用する出力形態である。
−−−シーケンス例4−−−
図20は、本実施形態における配達管理方法のシーケンス例4を示す図である。ここでは、上述のように集荷を経た配達人が、携えている運搬バッグ400を経由地の店舗5ないし受領店舗に持ち込む際の処理について、図21A〜図21B、および図22、の各フローも用いつつ説明する。
この場合、運搬バッグ400を運搬中の配達人は、その配達人端末200にて、配達先や配達期限といった配達に必要な情報を確認できる画面2403(図25)を閲覧可能であるとする。
ここで、上述の配達人が、その配達先たる経由地の店舗5に到着したとする。また、当該配達人は、配達人端末200を操作し、バッグIDの表示要求を配達管理装置100に送信したとする。この表示要求は、配達管理のユーザIDと運搬バッグ400のバッグIDの各値が含まれる。なお、このように配達人が配達人端末200を操作して表示要求を送信することに代えて、配達管理装置100が、運搬バッグ400の現在位置のトラッキング結果に応じて、経由地の店舗5に運搬バッグ400が一定距離内に接近したことをもって、当該運搬バッグ400のバッグIDの表示処理(後述するs51)を自動実行するとすれば好適である。
配達管理装置100は、上述の表示要求を受信し(s50)、例えば、配達トランザクションDB129で該当配達人のレコードが存在することと、バッグ管理DB127で該当運搬バッグ400のレコードが存在し、その「状態」欄が「使用中」で、「トランザクション」欄に有意な値が設定されていることを確認した上で、当該運搬バッグ400のバッグIDの表示指示を、配達人端末200に返す(s51)。
この時、当該配達人の配達人端末200は、上述の運搬バッグ400との間で近距離無線通信を確立してそのバッグIDを取得すると共に、自身で保持しているバッグIDとの一致照合を行う。配達人端末200は、この照合に成功した場合、例えば、その旨を画面表示させる。また、この状態において、当該配達人は、運搬バッグ400を店舗スタッフに手交する。
一方、運搬バッグ400を配達人から受け取って、また、その配達人端末200の画面表示を確認した店舗スタッフは、当該店舗に備わる電子スタンプユニット310を操作し、電子的な捺印動作を実行する。
この電子的な捺印動作を受けた配達人端末200は、その旨を含む配達完了通知(図25の画面2404参照)を配達管理装置100に通知する。この配達完了通知には、バッグID、位置情報(例:該当店舗5に予め判明している位置情報か、配達人端末200のGPSユニット210から得た値)、および、電子スタンプ、の各値が含まれる。
続いて、配達管理装置100は、上述の配達完了通知を受信して(s60)、あらためてバッグIDの表示指示を、上述の配達人端末200に送信し(s61)、運搬バッグ400にてバッグIDの表示処理をさせる。
また、配達管理装置100は、上述の運搬バッグ400が経由地の店舗5に到着したことをもって、バッグ管理DB127および配達トランザクションDB129の更新処理を実行する(s62)。この更新処理においては、バッグ管理DB127における該当運搬バッグ400のレコードにて、「現在位置」欄の値を、荷物が到着した店舗5(例:赤坂店)の位置情報に更新する。また、配達トランザクションDB129における該当トランザクションのレコードにて、「状態」欄の値を、「配達中」から「到着」に更新すること
となる。
続いて、配達管理装置100は、荷物が経由地の店舗5に到着した旨と、これを集荷して次なる区間の運搬を開始すべく促す通知を、当該経由地の店舗5を集荷場所とする次の配達人の配達人端末200に通知し(s63)、処理を終了する。なお、荷物の到着した店舗5が受領店舗である場合、上述の到着通知の相手は、配達相手となる。その場合、上述の通知は、受領店舗に赴いて該当荷物を受領するよう要請する通知(図26の画面2500)となる。
−−−シーケンス例5−−−
図23は、本実施形態における配達管理方法のシーケンス例5を示す図である。ここでは、配達相手が受領店舗に赴いて、配達依頼者からの荷物を受領する際の処理について、図24のフロー例も用いつつ説明する。
この場合、配達管理装置100は、上述の画面2500(図26)を配達相手、すなわち受取人の端末(以下、受取人が配達人候補であり、配達人端末200を備えるとの前提で、配達人端末200、と称する)に対し通知したことに応じて、当該受取人が配達人端末200において、所定の操作を行って、荷物受領のための情報を要求したとする。この要求には、受取人のユーザID(例:U0004)が含まれている。
配達管理装置100は、上述の要求を受信し(s70)、これが含むユーザIDをキーにして、配達トランザクションDB129およびバッグ管理DB127から、受領対象の運搬バッグ400を特定する(s71)。この場合、配達管理装置100は、例えば、ユーザID「U0004」をキーに配達トランザクションDB129を検索し、「配達人」欄において該当値が設定されているトランザクションのIDを特定する。また、配達管理装置100は、このトランザクションのIDをキーに、バッグ管理DB127を検索して、「トランザクション」欄に該当値が設定されているレコードを特定し、このレコードの「バッグID」欄からバッグID「B0001」を得ることとなる。
続いて、配達管理装置100は、このバッグIDを含む配達情報を、上述の受取人の配達人端末200に通知する(s72)。一方、この配達人端末200では、配達情報を受信し、これが含むバッグIDを出力装置206で表示させ、これを受領店舗の店舗スタッフに提示する。
一方、これを閲覧した店舗スタッフは、当該バッグIDを確認し、同じIDを表示している運搬バッグ400をバックヤード等から運び出し、これを当該受取人に手交する。
この時、当該受取人の配達人端末200は、上述の運搬バッグ400との間で近距離無線通信を確立してそのバッグIDを取得すると共に、自身で保持しているバッグIDとの一致照合を行う。配達人端末200は、この照合に成功した場合、例えば、その旨を画面表示させる。
この画面表示を確認した店舗スタッフは、当該店舗に備わる電子スタンプユニット310を操作し、電子的な捺印動作を実行する。この電子的な捺印動作を受けた配達人端末200は、その旨を含む受取完了通知を配達管理装置100に通知する。この受取完了通知には、バッグID、位置情報(配達人端末200のGPSユニット210から得た値)、および、電子スタンプ、の各値が含まれる。
なお、上述の受取人は、運搬バッグ400から荷物を取り出し、当該運搬バッグ400を店舗スタッフに返却する。この場合、店舗スタッフが運搬バッグ400から荷物を取り
出し、当該荷物を受取人に渡してもよい。
一方、配達管理装置100は、上述の受取完了通知を受信し(s73)、バッグ管理DB127と配達トランザクションDB129の更新を実行する(s74)。
この場合の配達管理装置100は、図24で示すように、バッグ管理DB127において、今次の受領対象となった運搬バッグ400に関するレコードの、「現在位置」欄に、上述のs73で受信した集荷通知の示す位置情報を設定する。
また、配達管理装置100は、配達トランザクションDB129において、該当トランザクションのレコードの該当区間(例:三鷹店−)の「状態」欄の値を、「未配達」から「到着」に更新する。
−−−シーケンス例6−−−
図27は、本実施形態における配達管理方法のシーケンス例6を示す図である。ここでは、上述のシーケンス例1〜6とは異なり、荷物が収納された運搬バッグ400において開動作がなされたことを検知し、これを配達管理に適用する例について、図28A〜図28Bを用いつつ説明する。但し、説明の簡便化のため、上述のシーケンス例1〜6のケースと異なる構成について説明するものとする。
この場合、運搬バッグ400は、近距離無線通信を確立中である配達人端末200が存在するか、すなわち、通信可能な配達人端末200が周囲に存在するか、一定時間ごとに判定している(s280)。
また、これと平行して、運搬バッグ400は、その開閉感知ユニット420にて開動作の検知イベントが発生した場合に、直近のs280での判定結果を踏まえ、所定の処理を実行する。
すなわち、運搬バッグ400は、配達人端末200と通信可能である場合(s280:y)、当該運搬バッグ400のバッグIDと「開」イベント有の旨とを、近距離無線通信を確立中の配達人端末200に対して通知する(s281)。
一方、配達人端末200と通信不可である場合(s280:n)、運搬バッグ400は、当該運搬バッグ400のバッグIDと「開」イベント有の旨とを、自身のメモリ等の記憶手段に保存し(s282)、次なるs280の判定まで待機する。すなわち、次のs280の実行時に、通信可能な配達人端末200が存在した場合、s281と同様に、当該運搬バッグ400のバッグIDと「開」イベント有の旨とを、近距離無線通信を確立中の配達人端末200に対して通知する(s290)。こうした通知を行った運搬バッグ400は、メモリ等に保持していた開イベントの情報をクリアし(s291)、処理を終了する。
一方、配達人端末200は、GPSユニット210から現在位置の情報を得た上で、この現在位置の情報を含めて、上述の開イベントの情報および運搬バッグ400のバッグIDの値を、配達管理装置100に通知するものとする。
他方、配達管理装置100は、上述の配達人端末200を介して、運搬バッグ400での開イベントの情報を取得し、配達トランザクションDB129(図29参照)の該当トランザクションの「イベント」欄にて、例えば、開イベントの発生場所である「店」か「配達人」かの値を、上述の現在位置の情報に基づき設定する。現在位置の情報が店舗5の位置に対応したものであれば「店」、店舗5とは異なる路上など配達人が運搬バッグ40
0を携えて移動中の経路上に対応したものであれば「配」、となる。
−−−シーケンス例7−−−
図30は、本実施形態における配達管理方法のシーケンス例7を示す図である。ここでは、集荷処理に際して、「開」イベントの発生を検知し、これに対応した処理を行う場合について、図31および図32の各フローも用いつつ説明する。
ここで、配達管理装置100は、集荷処理中の「開」イベントの発生について、上述のシーケンス例6と同様、配達人端末200から情報を取得する(s310)。ただし、この場合は、集荷完了の通知に伴い該当情報を得ることとなる。
ここで「開」イベントの発生について情報を得た場合、配達管理装置100は、配達トランザクションDB129の該当トランザクションのレコードにて、「イベント」欄の値を、例えば、「未」から「店・開」に更新する(s311)。
また、トラッキング処理に際しても、配達管理装置100は、上述と同様に、「開」イベントの発生について情報を得た場合、配達管理装置100は、配達トランザクションDB129の該当トランザクションのレコードにて、「イベント」欄の値を、例えば、「未」から「配・開」に更新する(s320)。
−−−シーケンス例8−−−
図33は、本実施形態における配達管理方法のシーケンス例8を示す図である。ここでは、受取人による荷物の受領動作に伴う処理に際しても、上述の「開」イベントの発生に関する処理を行うケースについて、図34のフローも用いつつ説明する。
ここで、配達管理装置100は、受取人による荷物受領に伴う「開」イベントの発生について、上述のシーケンス例6、7と同様、配達人端末200から情報を取得する(s340)。ただし、この場合は、受領完了の通知に伴い該当情報を得ることとなる。
ここで「開」イベントの発生について情報を得た場合、配達管理装置100は、配達トランザクションDB129の該当トランザクションのレコードにて、「状態」欄を「到着」に更新すると共に、「イベント」欄の値を、例えば、「未」から「店・開」に更新する(s341)。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、適宜な品質の配送サービスを低コストで提供可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の配達管理システムにおいて、前記記憶装置は、前記荷物を収容した所定の配達媒体で表示すべき広告データを更に格納し、前記演算装置は、前記配達媒体で表示すべき広告データを、前記荷物、前記配達人、前記荷物の現在位置、現在の時間帯、および、前記荷物と所定距離内にある荷物数、の各属性の少なくともいずれか又はそれらの組み合わせ、に基づいて前記記憶装置から選定し、当該広告データを前記荷物の中継運搬を担当する前記配達人の端末に配信し、当該端末と通信可能に接続された前記配達媒体または当該端末で表示させる処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、配達人が携行する配達媒体に表示させる広告を、各種の属性を踏まえた適宜なものとすることで、その広告効果を適宜なものとし、配達人および広告主の双方の
ニーズに応えることができる。そのため、そうした広告主から確実に得られる広告料を荷物配達料金の原資に充当できることとなる。ひいては、適宜な品質の配送サービスをさらに低コストで提供可能となる。
また、本実施形態の配達管理装置において、前記演算装置は、前記配達媒体で表示すべき広告データとして、所定コンテンツへのアクセス用情報を前記配達人の端末に配信して前記配達媒体または当該端末で表示させるものである、としてもよい。
これによれば、配達人が運搬中の配達媒体の周囲にいる人物(広告の訴求対象者となる)或いは配達人本人に対し、広告コンテンツを直接露出させるのみならず、上述のアクセス用情報を配信(例:広告サイトのURLを示すビーコン電波など適宜な無線電波を発信)することで、その人物の所持端末で広告サイト等を表示させることが可能となる。そのため、広告効果を格段に高めて広告主のニーズに的確に応えることとなり、そうした広告主から確実に得られる適宜な広告料を荷物配達料金の原資に充当できることとなる。ひいては、適宜な品質の配送サービスをさらに低コストで提供可能となる。
また、本実施形態の配達管理装置において、前記演算装置は、前記選定した配達人の端末に対し、前記荷物または当該荷物を収容する配達媒体の少なくともいずれかの識別情報を配信し、所定のタイミングで当該端末で表示させる処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、配達管理装置が該当識別情報を配信した真正な配達人のみが、店舗等の経由地や受領場所でその店員等に当該識別情報を提示して、その認証手順を受けられることとなる。ひいては、より適宜な品質の配送サービスを低コストで提供可能となる。
また、本実施形態の配達管理装置において、前記演算装置は、所定の配達媒体に収容された前記荷物が、前記荷受場所で荷受された荷受イベントに伴い、当該配達媒体の識別情報を、当該配達媒体と通信可能に接続された前記配達依頼者の端末から取得し、前記荷物を収容する配達媒体が、前記配達人によって前記経由地または前記受領場所に運び込まれた際の配達イベントに伴い、前記配達媒体の識別情報を、当該配達媒体と通信可能に接続された前記配達人の端末から取得し、当該識別情報と前記荷受イベントに伴い得ている識別情報との一致をもって当該配達媒体の正しさを判定する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、配達人によって運搬される配達媒体(荷物を収容)の真正性を、各イベントの発生段階ごとに確認可能となる。ひいては、より適宜な品質の配送サービスを低コストで提供可能となる。
また、本実施形態の配達管理装置において、前記記憶装置は、前記行動ルート情報として、前記配達人候補が当該行動ルートに沿って移動する移動時間帯の情報も更に格納し、前記演算装置は、前記配達人の選定に際し、前記経由地を前記行動ルートに含む配達人であって、その移動時間帯が互いに整合する行動ルートで前記経路を構成しうるよう選定するものである、としてもよい。
これによれば、通勤や通学といった配達人候補の日常ルーチンの時間帯を踏まえた上で、各配達人の間で中継運搬が円滑に行われるよう配達人選定を行うことが可能である。ひいては、さらに適宜な品質の配送サービスを低コストで提供可能となる。
また、本実施形態の配達管理装置において、前記演算装置は、前記配達依頼者が指定の配達スケジュールからの時間的ずれ又は前記行動ルートの間での移動時間帯の整合ずれを
、所定アルゴリズムで検知した場合、前記経由地の特定と、前記配達人の選定を再実行するものである、としてもよい。
これによれば、配達人や交通機関の状況等による配達遅れが生じる可能性があっても、それに対処することが可能であり、ひいては、さらに適宜な品質の配送サービスを低コストで提供可能となる。
また、本実施形態の配達管理装置において、前記演算装置は、前記荷物を収容した配達媒体における開閉構造での開イベントを、当該配達媒体の所定感知手段が感知したことに伴い、当該配達媒体と通信可能に接続された前記配達人の端末から、当該配達媒体の識別情報と前記開イベントの情報とを取得し、前記経路における前記配達媒体の位置情報と紐付けて記憶する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、配達媒体から荷物を取り出す不正行為が疑われる当該配達媒体の開イベントの発生をモニタリングすることが可能となり、ひいては、さらに適宜な品質の配送サービスを低コストで提供可能となる。
また、本実施形態の配達管理装置において、前記演算装置は、前記配達媒体が、前記感知に際して通信可能な前記配達人の端末が存在しない状況に対応し、自身の記憶手段に前記開イベントの情報を格納した場合、それ以降に当該配達媒体と通信可能に接続された配達人の端末から、当該配達媒体の識別情報と前記開イベントの情報とを取得するものである、としてもよい。
これによれば、経由地の店舗など、配達人の端末が存在しない状況下において、その店舗店員等による配達媒体からの荷物の取出行為を検知することが可能であり、ひいては、さらに適宜な品質の配送サービスを低コストで提供可能となる。
また、本実施形態の配達管理方法において、前記情報処理装置が、前記記憶装置において、前記荷物を収容した所定の配達媒体で表示すべき広告データを更に格納し、前記配達媒体で表示すべき広告データを、前記荷物、前記配達人、前記荷物の現在位置、現在の時間帯、および、前記荷物と所定距離内にある荷物数、の各属性の少なくともいずれか又はそれらの組み合わせ、に基づいて前記記憶装置から選定し、当該広告データを前記荷物の中継運搬を担当する前記配達人の端末に配信し、当該端末と通信可能に接続された前記配達媒体または当該端末で表示させる処理を更に実行する、としてもよい。
また、本実施形態の配達管理方法において、前記情報処理装置が、前記配達媒体で表示すべき広告データとして、所定コンテンツへのアクセス用情報を前記配達人の端末に配信して前記配達媒体または当該端末で表示させる、としてもよい。
また、本実施形態の配達管理方法において、前記情報処理装置が、前記選定した配達人の端末に対し、前記荷物または当該荷物を収容する配達媒体の少なくともいずれかの識別情報を配信し、所定のタイミングで当該端末で表示させる処理を更に実行する、としてもよい。
また、本実施形態の配達管理方法において、前記情報処理装置が、所定の配達媒体に収容された前記荷物が、前記荷受場所で荷受された荷受イベントに伴い、当該配達媒体の識別情報を、当該配達媒体と通信可能に接続された前記配達依頼者の端末から取得し、前記荷物を収容する配達媒体が、前記配達人によって前記経由地または前記受領場所に運び込まれた際の配達イベントに伴い、前記配達媒体の識別情報を、当該配達媒体と通信可能に接続された前記配達人の端末から取得し、当該識別情報と前記荷受イベントに伴い得てい
る識別情報との一致をもって当該配達媒体の正しさを判定する処理を更に実行する、としてもよい。
また、本実施形態の配達管理方法において、前記情報処理装置が、前記記憶装置において、前記行動ルート情報として、前記配達人候補が当該行動ルートに沿って移動する移動時間帯の情報も更に格納し、前記配達人の選定に際し、前記経由地を前記行動ルートに含む配達人であって、その移動時間帯が互いに整合する行動ルートで前記経路を構成しうるよう選定する、としてもよい。
また、本実施形態の配達管理方法において、前記情報処理装置が、前記配達依頼者が指定の配達スケジュールからの時間的ずれ又は前記行動ルートの間での移動時間帯の整合ずれを、所定アルゴリズムで検知した場合、前記経由地の特定と、前記配達人の選定を再実行する、としてもよい。
また、本実施形態の配達管理方法において、前記情報処理装置が、前記荷物を収容した配達媒体における開閉構造での開イベントを、当該配達媒体の所定感知手段が感知したことに伴い、当該配達媒体と通信可能に接続された前記配達人の端末から、当該配達媒体の識別情報と前記開イベントの情報とを取得し、前記経路における前記配達媒体の位置情報と紐付けて記憶する処理を更に実行する、としてもよい。
また、本実施形態の配達管理方法において、前記情報処理装置が、前記配達媒体が、前記感知に際して通信可能な前記配達人の端末が存在しない状況に対応し、自身の記憶手段に前記開イベントの情報を格納した場合、それ以降に当該配達媒体と通信可能に接続された配達人の端末から、当該配達媒体の識別情報と前記開イベントの情報とを取得する、としてもよい。