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JP6937718B2 - 乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置 - Google Patents
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乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置 Download PDF

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この発明は、踏段と欄干と間の隙間に異物が挟まれることを検出する乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置に関する。
従来、トラスに設けられ、踏段と欄干のスカートガードとの間に異物が挟まれることを検出するスカートガードスイッチを備えたエスカレーターの踏段欄干隙間挟まれ検出装置が知られている。スカートガードスイッチは、踏段とスカートガードスイッチとの間にスカートガードが挟まれるように配置される。踏段とスカートガードとの間の隙間に異物が挟まれると、スカートガードがスカートガードスイッチに向かって押されて、スカートガードスイッチがスカートガードの変位を検出する。これにより、踏段とスカートガードとの間の隙間に異物が挟まれることが検出される(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−279246号公報
しかしながら、踏段と欄干との間の隙間に異物が挟まれた時からスカートガードスイッチが欄干の変位を検出する時までに時間のずれが発生する。これにより、踏段と欄干との間の隙間に異物が挟まれたことの検出に時間がかかってしまう。その結果、踏段と欄干との間の隙間に異物が挟まれた時から踏段が非常停止される時までに多くの時間がかかってしまうという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、踏段と欄干との間の隙間に異物が挟まれたことをより早く検出することができる乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置を提供するものである。
この発明に係る乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置は、踏段と欄干との間の隙間から上方に向かう光を発する発光装置と、上方から隙間および移動手摺を撮影するカメラと、カメラが撮影した画像の中で、隙間における遮光されている部分である隙間遮光部分と移動手摺における物体が載せられている部分である物体載置部分とを抽出する画像解析装置と、画像解析装置によって抽出された隙間遮光部分および物体載置部分に基づいて、隙間に異物が挟まれたか否かを判定する隙間異物挟まれ判定装置とを備えている。
この発明に係る乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置によれば、カメラが撮影した画像の中で隙間遮光部分と物体載置部分とが抽出され、抽出された隙間遮光部分および物体載置部分に基づいて、隙間に異物が挟まれたか否かが判定される。これにより、踏段と欄干との間の隙間に異物が挟まれたことをより早く検出することができる。
この発明の実施の形態1に係る踏段欄干隙間挟まれ検出装置を備えたエスカレーターを示す構成図である。 図1の踏段、欄干、移動手摺およびカメラを示す正面図である。 図1の踏段、欄干および発光装置を示す正面図である。 図1の画像解析装置およびエスカレーター制御盤を示すブロック図である。 エスカレーターの利用者が移動手摺を掴んでいる状態を示す平面図である。 エスカレーターの利用者が踏段と欄干との間の隙間に挟まれた状態を示す平面図である。 エスカレーターの利用者が手摺に乗り上げている状態を示す平面図である。 図1のエスカレーターの動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る踏段欄干隙間挟まれ検出装置を備えたエスカレーターを示す構成図である。エスカレーターは、一対の乗降口の間を循環移動する複数の踏段1と、踏段1の幅方向両外側に設けられた一対の欄干2と、一対の欄干2のそれぞれに設けられ、踏段1と同期して循環移動する一対の移動手摺3と、利用者に対する注意喚起について報知する報知装置4とを備えている。
また、エスカレーターは、踏段1と欄干2との間の隙間から上方に向かう光を発する発光装置5と、踏段1と欄干2との間の隙間および移動手摺3を上方から撮影するカメラ6と、カメラ6が撮影した画像の情報が入力される画像解析装置7と、踏段1および移動手摺3の移動を制御するエスカレーター制御盤8とを備えている。
報知装置4は、スピーカ41と、ディスプレイ42とを有している。スピーカ41およびディスプレイ42は、エスカレーターの利用者に対して注意喚起を報知することができる場所に取り付けられている。
図2は、図1の踏段1、欄干2、移動手摺3およびカメラ6を示す正面図である。カメラ6は、踏段1、欄干2および移動手摺3よりも上方に配置されている。カメラ6は、踏段1と欄干2との間の隙間Gおよび移動手摺3を上方から撮影することができるように配置されている。カメラ6は、踏段1と一対の欄干2の中の一方の欄干2との間の隙間Gと、踏段1と一対の欄干2の中の他方の欄干2との間の隙間Gとを同時に撮影する。
図3は、図1の踏段1、欄干2および発光装置5を示す正面図である。発光装置5は、踏段1よりも下方に配置されている。発光装置5は、欄干2のスカートガードに取り付けられている。発光装置5は、発光装置5が発する光が上方を向くように配置されている。発光装置5から発せられた光は、踏段1と欄干2のスカートガードとの間の隙間Gを通過し、踏段1と欄干2との間の隙間Gから上方に向かう。この例では、発光装置5が発する光は、可視光となっている。また、発光装置5が発する光は、赤色となっている。なお、発光装置5が発する光は、赤色に限らず、その他の色であってもよい。
発光装置5は、踏段1の移動経路に沿うように連続的に延びて配置されている。言い換えれば、発光装置5は、踏段1の移動方向に連続的に延びるように配置されている。発光装置5は、上階側階床と下階側階床とに渡って設けられている。発光装置5は、この例では、蛍光灯から構成されている。なお、発光装置5は、蛍光灯に限らず、例えば、LED、レーザ光発生装置などから構成されてもよい。発光装置5がレーザ光発生装置から構成されている場合には、発光装置5は、レーザ光発生装置から発せられるレーザ光の軌跡が上下方向に延びるようにレーザ光発生装置が配置される構成、または、レーザ光発生装置から発せられるレーザ光の軌跡が踏段1の移動方向に延びるようにレーザ光発生装置が配置される構成であってもよい。レーザ光の軌跡が踏段1の移動方向に延びるようにレーザ光発生装置が配置される場合には、レーザ光の軌跡上にレーザ光が反射する粒子などが配置される。これにより、発光装置5が発する光が上方を向く。
図4は、図1の画像解析装置7およびエスカレーター制御盤8を示すブロック図である。画像解析装置7は、画像解析装置7に入力されたカメラ6の画像の情報を用いて、カメラ6が撮影した画像の中で、隙間Gにおける遮光されている部分である隙間遮光部分と、移動手摺3における物体が載せられている部分である物体載置部分とを抽出する。
画像解析装置7によって抽出された隙間遮光部分の情報および物体載置部分の情報は、エスカレーター制御盤8に入力される。エスカレーター制御盤8は、踏段1および移動手摺3のそれぞれの移動を制御する制御盤本体81と、画像解析装置7によって抽出された隙間遮光部分および物体載置部分に基づいて、隙間Gに異物が挟まれたか否かを判定する隙間異物挟まれ判定装置82とを有している。また、エスカレーター制御盤8は、画像解析装置7によって抽出された隙間遮光部分に基づいて、利用者が移動手摺3に乗り上げているか否かを判定する利用者乗り上げ判定装置83と、報知装置4による報知を制御する報知制御部84とを有している。
図5は、エスカレーターの利用者が移動手摺を掴んでいる状態を示す平面図である。利用者9が移動手摺3を掴んでいる場合に、カメラ6が撮影した画像の中で、隙間遮光部分に対して踏段1の幅方向に隣り合う部分に物体載置部分がある。隙間異物挟まれ判定装置82は、隙間遮光部分に対して幅方向に隣り合う部分に物体載置部分があるか否かを判定する。隙間遮光部分に対して幅方向に隣り合う部分に物体載置部分があると判定された場合に、隙間異物挟まれ判定装置82は、利用者9が移動手摺3を掴んでいると判定し、また、隙間Gに異物が挟まれていないと判定する。
図6は、エスカレーターの利用者が踏段と欄干との間の隙間に挟まれた状態を示す平面図である。利用者9が踏段1と欄干2との間の隙間Gに挟まれている場合に、カメラ6が撮影した画像の中で、隙間遮光部分に対して踏段1の幅方向に隣り合う部分に物体載置部分がない。隙間遮光部分に対して幅方向に隣り合う部分に物体載置部分がないと判定される場合に、隙間異物挟まれ判定装置82は、隙間Gに異物が挟まれたと判定する。
図7は、エスカレーターの利用者が手摺に乗り上げている状態を示す平面図である。利用者9が移動手摺3に乗り上げている場合に、カメラ6が撮影した画像の中で、踏段1の移動方向についての隙間遮光部分の寸法が予め設定された値である基準値よりも大きい。利用者乗り上げ判定装置83は、移動方向についての隙間遮光部分の寸法が基準値よりも大きいか否かを判定する。移動方向についての隙間遮光部分の寸法が基準値よりも大きいと判定された場合に、利用者乗り上げ判定装置83は、利用者9が移動手摺3に乗り上げたと判定する。基準値としては、30cmとなっている。なお、基準値は、これに限らず、その他の値であってもよい。
利用者9が踏段1と欄干2との間の隙間Gに挟まれたと判定された場合に、制御盤本体81は、踏段1および移動手摺3のそれぞれの移動を停止させる。なお、踏段1および移動手摺3のそれぞれの移動の停止ではなく、踏段1および移動手摺3のそれぞれの移動の減速であってもよい。また、この場合に、報知制御部84は、利用者に対する注意喚起について報知装置4に報知させる。
利用者9が移動手摺3に乗り上げたと判定された場合に、制御盤本体81は、踏段1および移動手摺3のそれぞれの移動を停止させる。なお、踏段1および移動手摺3の移動の停止ではなく、踏段1および移動手摺3のそれぞれの移動の減速であってもよい。また、この場合に、報知制御部84は、利用者に対する注意喚起について報知装置4に報知させる。
踏段1と欄干2と間の隙間Gに異物が挟まれることを検出するエスカレーターの踏段欄干隙間挟まれ検出装置は、報知装置4、発光装置5、カメラ6、画像解析装置7、隙間異物挟まれ判定装置82、利用者乗り上げ判定装置83および報知制御部84から構成されている。
図8は、図1のエスカレーターの動作を示すフローチャートである。まず、ステップS101において、利用者乗り上げ判定装置83は、移動方向についての隙間遮光部分の寸法が基準値よりも大きいか否かを判定する。ステップS101において、移動方向についての隙間遮光部分の寸法が基準値よりも大きいと判定された場合に、利用者乗り上げ判定装置83は、利用者9が移動手摺3に乗り上げたと判定する。この場合に、ステップS102において、制御盤本体81は、踏段1および移動手摺3のそれぞれの移動を停止させる。また、この場合に、ステップS103において、報知制御部84は、利用者9に対する注意喚起を報知装置4に報知させる。
一方、ステップS101において、移動方向についての隙間遮光部分の寸法が基準値よりも大きくないと判定された場合に、利用者乗り上げ判定装置83は、利用者9が移動手摺3に乗り上げていないと判定する。この場合に、ステップS104において、隙間異物挟まれ判定装置82は、隙間遮光部分に対して幅方向に隣り合う部分に物体載置部分があるか否かを判定する。ステップS104において、隙間遮光部分に対して幅方向に隣り合う部分に物体載置部分がないと判定された場合に、隙間異物挟まれ判定装置82は、隙間Gに異物が挟まれたと判定し、ステップS102に進む。
一方、ステップS104において、隙間遮光部分に対して幅方向に隣り合う部分に物体載置部分があると判定された場合に、隙間異物挟まれ判定装置82は、利用者9が移動手摺3を掴んでいると判定し、また、隙間Gに異物が挟まれていないと判定し、そのまま終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエスカレーターの踏段欄干隙間挟まれ検出装置によれば、踏段1と欄干2との間の隙間Gから上方に向かう光を発する発光装置5と、上方から隙間Gおよび移動手摺3を撮影するカメラ6と、カメラ6が撮影した画像の中で、隙間遮光部分と物体載置部分とを抽出する画像解析装置7と、画像解析装置7によって抽出された隙間遮光部分および物体載置部分に基づいて、隙間Gに異物が挟まれたか否かを判定する隙間異物挟まれ判定装置82とを備えている。これにより、カメラ6が撮影した画像の中で隙間遮光部分と物体載置部分とが抽出され、抽出された隙間遮光部分および物体載置部分に基づいて、隙間Gに異物が挟まれたか否かが判定される。これにより、踏段1と欄干2との間の隙間Gに異物が挟まれたことをより早く検出することができる。
また、隙間異物挟まれ判定装置82は、カメラ6が撮影した画像の中で、隙間遮光部分に対して幅方向に隣り合う部分に物体載置部分がない場合に、隙間Gに異物が挟まれたと判定する。これにより、簡単な構成で、踏段1と欄干2との間の隙間Gに異物が挟まれたことを検出することができる。
また、隙間異物挟まれ判定装置82は、カメラ6が撮影した画像の中で、隙間遮光部分に対して幅方向に隣り合う部分に物体載置部分がある場合に、利用者9が移動手摺3を掴んでいると判定する。これにより、簡単な構成で、利用者9が移動手摺3を掴んでいることを検出することができる。また、踏段1と欄干2との間の隙間Gに異物が挟まれたと御検出することを抑制することができる。
また、この踏段欄干隙間挟まれ検出装置は、画像解析装置7が抽出した隙間遮光部分に基づいて、利用者9が移動手摺3に乗り上げているか否かを判定する利用者乗り上げ判定装置83を備えている。これにより、これにより、カメラ6が撮影した画像に基づいて、利用者9が移動手摺3に乗り上げているか否かが判定される。したがって、簡単な構成で、利用者9が移動手摺3に乗り上げていることを検出することができる。
また、利用者乗り上げ判定装置83は、踏段1の移動方向についての隙間遮光部分の寸法が基準値よりも大きい場合に、利用者9が移動手摺3に乗り上げていると判定する。これにより、簡単な構成で、利用者9が移動手摺3に乗り上げていることを検出することができる。
また、発光装置5が発する光は、可視光である。これにより、利用者9に対して、隙間Gをより明確に報知することができる。
なお、上記実施の形態1では、乗客コンベヤとして、エスカレーターを例に説明した。しかしながら、これに限らず、例えば、動く歩道であってもよい。
また、上記実施の形態1では、利用者乗り上げ判定装置83が、移動方向についての隙間遮光部分の寸法が基準値よりも大きいか否かを判定する構成について説明した。これに限らず、利用者乗り上げ判定装置83は、移動方向についての物体載置部分の寸法が基準値よりも大きいと判定された場合に、利用者乗り上げ判定装置83が、利用者9が移動手摺3に乗り上げたと判定する構成であってもよい。
また、上記実施の形態1では、光が可視光である構成について説明した。しかしながら、これに限らず、光は、不可視光であってもよい。この場合、エスカレーターの意匠性を向上させることができる。
1 踏段、2 欄干、3 移動手摺、4 報知装置、5 発光装置、6 カメラ、7 画像解析装置、8 エスカレーター制御盤、9 利用者、41 スピーカ、42 ディスプレイ、81 制御盤本体、82 隙間異物挟まれ判定装置、83 利用者乗り上げ判定装置、84 報知制御部。

Claims (7)

  1. 踏段と欄干との間の隙間から上方に向かう光を発する発光装置と、
    上方から前記隙間および移動手摺を撮影するカメラと、
    前記カメラが撮影した画像の中で、前記隙間における遮光されている部分である隙間遮光部分と前記移動手摺における物体が載せられている部分である物体載置部分とを抽出する画像解析装置と、
    前記画像解析装置によって抽出された前記隙間遮光部分および前記物体載置部分に基づいて、前記隙間に異物が挟まれたか否かを判定する隙間異物挟まれ判定装置と
    を備えている乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置。
  2. 前記隙間異物挟まれ判定装置は、前記カメラが撮影した画像の中で、前記隙間遮光部分に対して幅方向に隣り合う部分に前記物体載置部分がない場合に、前記隙間に異物が挟まれたと判定する請求項1に記載の乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置。
  3. 前記隙間異物挟まれ判定装置は、前記カメラが撮影した画像の中で、前記隙間遮光部分に対して幅方向に隣り合う部分に前記物体載置部分がある場合に、前記隙間に異物が挟まれていないと判定する請求項1または請求項2に記載の乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置。
  4. 前記画像解析装置が抽出した前記隙間遮光部分および前記物体載置部分の少なくとも一方に基づいて、利用者が前記移動手摺に乗り上げているか否かを判定する利用者乗り上げ判定装置をさらに備えた請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置。
  5. 前記利用者乗り上げ判定装置は、前記踏段の移動方向についての前記隙間遮光部分の寸法または前記物体載置部分の寸法が、予め設定された値よりも大きい場合に、前記利用者が前記移動手摺に乗り上げていると判定する請求項4に記載の乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置。
  6. 前記光は、可視光である請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置。
  7. 前記光は、不可視光である請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の乗客コンベヤの踏段欄干隙間挟まれ検出装置。
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