以下で説明する実施形態に係る管理装置1は、受付部31と、管理部33とを具備する。受付部31は、ユーザから所定のアプリケーションを介して、ユーザが使用可能な機能が異なる複数の集団それぞれへの加入情報を受け付ける。管理部33は、受付部31によって受け付けられた加入情報に基づいて、ユーザを複数の集団それぞれに登録して管理する。
以下で説明する実施形態に係る管理部33は、複数の集団として、所定の申請を行う申請機能を利用可能な集団と、申請機能を利用できない集団とを管理する。
以下で説明する実施形態に係る管理部33は、申請機能を利用可能な一の集団の中で、申請機能によって行った申請を承認する承認機能を利用可能な承認集団を管理する。
以下で説明する実施形態に係る管理部33は、申請機能を利用できない集団を、当該集団に属するユーザ間での情報共有機能を利用可能な集団として管理する。
以下で説明する実施形態に係る管理部33は、ユーザ属性に応じた加入条件が異なる複数の集団を管理する。
以下で説明する実施形態に係る管理部33は、集団に属するユーザが共有可能な情報が異なる複数の集団を管理する。
以下、図面を参照して、実施形態に係る管理装置および管理方法について説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
図1は、実施形態に係る支援システムの構成例を示す図である。図1に示す支援システムSは、害獣等の捕獲対象となる動物を捕獲した猟師(ユーザの一例)による自治体への報奨金の申請および自治体における報奨金に関する情報の管理等を支援するためのシステムである。なお、本実施形態では、捕獲動物に対する報奨金の申請を行うための支援システムSを一例として挙げるが、これに限らず、複数のユーザが所定の目的のために加入するシステムであれば任意のシステムを採用可能である。
図1に示すように支援システムSは、管理装置1と、複数の端末装置10と、自治体端末100とを有する。また、管理装置1、端末装置10および自治体端末100は、所定のネットワークNを介して通信可能に接続されている。
管理装置1は、支援システムSに加入しているユーザ(猟師や農家)の情報や、報奨金の申請に関する情報を管理するサーバである。管理装置1は、各ユーザの端末装置10に対して支援システムSの各機能を利用するための所定のアプリケーションを配信する。
端末装置10は、ユーザが所持する端末である。例えば、端末装置10は、スマートフォン、タブレットおよびデジタルカメラ等の携帯型の端末装置である。端末装置10は、管理装置1からダウンロードしたアプリケーションを介して、支援システムSにおける各機能を利用する。なお、端末装置10を扱うユーザは、猟師に限らず、農家や、自治体の職員、他業種のユーザであってもよい。つまり、支援システムSに加入可能なユーザは、報奨金の申請を行うユーザ(猟師)に限らず、報奨金の申請を行わないユーザ(農家等)であってもよい。また、猟師が捕獲する動物は、報奨金の対象となる動物であるイノシシや、シカ、鳥類等の害獣であるが、これに限らず、報奨金とは無関係に捕獲対象となる動物であってもよい。
自治体端末100は、報奨金の申請を承認する自治体に設置され、自治体の職員が扱う端末装置である。例えば、自治体端末100は、デスクトップ型や、ノート型のPC(Personal Computer)である。自治体端末100は、管理装置1や、端末装置10から報奨金の申請に関する各種情報を取得する。
ここで、支援システムSにおける報奨金の申請処理の流れについて説明する。支援システムSでは、まず、猟師は、害獣を捕獲した場合、端末装置10のアプリケーションを起動し、アプリケーションのカメラ機能を使って害獣の全体または一部を撮影する。つづいて、猟師は、報奨金を申請するための情報として、撮像日時や、撮像場所等を画像に付加した申請情報を、アプリケーションを介して管理装置1へ送信する。管理装置1は、猟師の端末装置10から受信した申請情報を猟師の識別情報と紐付けて記憶する。また、管理装置1は、申請情報に紐付くシリアルナンバー(例えば、図7に示す申請ID等)を発行し、申請情報と紐付けて記憶するとともにシリアルナンバーを端末装置10へ通知する。また、猟師は、捕獲した害獣の一部(例えば、尻尾等)を証憑物として、管理装置1から通知されたシリアルナンバーとともに自治体へ提出する。自治体は、証憑物およびシリアルナンバーを猟師から受け付けた場合、自治体端末100を介して管理装置1へシリアルナンバーの照合を依頼する。管理装置1は、自治体端末100から送信されてきたシリアルナンバーと、管理装置1が記憶しているシリアルナンバーとを照合し、照合結果を自治体端末100へ送信する。そして、自治体の職員は、シリアルナンバーが一致していた場合、報奨金の申請を承認し、承認する旨および報奨金の支払いが完了した旨の情報を管理装置1へ通知する。そして、管理装置1は、自治体端末100から送信された情報に基づいて申請情報を更新する。
ここで、従来の支援システムは、上記した報奨金の申請を行うためのシステムに過ぎないため、ユーザにとって利便性が高いとは言えず、改善の余地があった。つまり、従来の支援システムは、猟師の報奨金申請に特化したシステムであり、猟師以外のユーザにとっては利用価値が高いものではなかった。より広義に言えば、従来のシステムは、所定の目的を行うために加入した複数のユーザにとって、所定の目的を行うための機能に特化していることから、他のユーザにとって利便性が高いとは言えなかった。
そこで、実施形態に係る管理方法では、ユーザが利用可能な機能が異なる複数の集団を設定し、各ユーザを複数の集団それぞれに登録して管理する。以下では、「集団」を、「コミュニティ」、「サブコミュニティ」および「グループ」と記載することとする。図1を用いて、実施形態に係る管理方法について具体的に説明する。
なお、図1では、自治体および猟師を含む集団(以下、コミュニティ)と、農家および猟師を含む集団(以下、グループ)とが設定されることとする。各ユーザは、コミュニティおよびグループに加入する場合に、端末装置10からアプリケーションを介して管理装置1へ加入情報を送信する。加入情報には、例えば、ユーザ個人に関する情報(氏名や、住所、業種等)や、加入したいコミュニティまたはグループの情報が含まれる。そして、管理装置1は、受け付けた加入情報に基づいて、各ユーザをコミュニティおよびグループに登録して管理する。
図1に示す例において、「コミュニティ」および「グループ」は、ユーザが利用可能な機能が異なる集団である。具体的には、「コミュニティ」は、自治体へ報奨金の申請を行う申請機能を利用可能な集団であり、「グループ」は、自治体へ報奨金の申請を行う申請機能を利用できない集団である。また、「グループ」は、「グループ」に属するユーザ間での情報共有機能を利用可能なグループである。また、「コミュニティ」は、自治体を介し自治体が把握したユーザにのみIDが発行され、「グループ」は、すべてのユーザに対してIDを発行可能である。つまり、「コミュニティ」は、限定したユーザーのみで構成されるのに対し、「グループ」は、構成するユーザの制限がない(誰でも作成、参加できる)。すなわち、「コミュニティ」の機能は、限定したユーザのみが利用可能であり、「グループ」の機能は、加入されすれば、あらゆるユーザが利用可能である。換言すれば、「コミュニティ」および「グループ」は、機能を利用するためにユーザに課される条件(加入条件)が異なる。なお、「コミュニティ」および「グループ」で利用可能な機能や、加入条件等については、図3〜図5で後述する。
これにより、例えば、猟師Aおよび猟師Bは、「コミュニティ」に属することで、自治体へ報奨金の申請を行うことができ、さらに、猟師A、猟師Bおよび農家は、「グループ」に属することで、他の猟師や農家等との間で狩猟に関する情報等を共有できる。また、報奨金の申請を行わない農家は、「グループ」に加入して猟師との情報共有が可能となることで、例えば、害獣の出現を猟師に知らせたり、現在の狩猟の状況等を猟師から聞いたりできる。
すなわち、実施形態に係る管理方法では、ユーザが利用可能な機能が異なる複数のグループを管理することで、支援システムSでユーザが利用可能な機能が拡張する。これにより、例えば、報奨金の申請を行わないユーザにとっても、報奨金の申請を行うユーザにとっても、利便性を高めることができる。
なお、上記した複数の集団(コミュニティおよびグループ)の機能は、あくまでも一例である。なお、複数の集団の他の機能については、後述する。また、集団の種類数は、2つ(コミュニティおよびグループ)に限定されず、3つ以上の集団であってもよい。さらに、一の集団の中に、複数の集団(後述するサブコミュニティ)が存在してもよいが、かかる点の詳細については後述する。
次に、図2を用いて、実施形態に係る管理装置1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る管理装置1の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、管理装置1は、通信部2と、制御部3と、記憶部4とを具備する。
通信部2は、無線通信処理や有線通信処理を行うためのネットワークデバイスである。例えば、通信部2は、図1に示したネットワークNを介して端末装置10や、自治体端末100との間で各種情報を送受信する。
記憶部4は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部4は、機能情報41と、コミュニティ情報42と、グループ情報43と、ユーザ情報44と、申請情報45とを記憶する。
ここで、記憶部4が記憶する機能情報41、コミュニティ情報42、グループ情報43、ユーザ情報44および申請情報45について説明する。
機能情報41は、各グループにおいて、ユーザが利用可能な機能の内容に関する情報である。図3は、機能情報41の一例を示す図である。図3に示すように、機能情報41は、「単位」、「機能」といった項目を有する。
「単位」は、集団の単位を示す情報である。「機能」は、ユーザが利用可能な機能を示す情報である。
図3に示す例において、ユーザは、「コミュニティ」に加入した場合、「報奨金最終申請」機能および「申請情報閲覧」機能を利用可能となる。また、ユーザは、「サブコミュニティ」に加入した場合、「報奨金1次申請」機能を利用可能となる。また、ユーザは、「グループ」に加入した場合、「狩猟情報共有」機能、「罠情報共有」機能および「チャット機能」を利用可能となる。
「報奨金最終申請」は、報奨金を得るための最終的な申請を行うことができる機能である。「申請情報閲覧」は、後述する申請情報45を閲覧できる機能である。「報奨金1次申請」は、報奨金を得るための1次申請を行うことができる機能である。「狩猟情報供給」機能は、狩猟情報を共有できる機能である。狩猟情報とは、例えば、捕獲対象の害獣の出現情報(出現報告や、出現場所、出現時間、動物種等)や、猟師の狩猟スケジュール情報(狩猟を行う日、場所、時間等)等といった情報である。「罠情報共有」機能は、罠情報を供給できる機能である。罠情報とは、猟師が設置した罠に関する情報(設置位置や、罠の種類、捕獲の有無)である。「チャット機能」は、他のユーザとチャットできる機能である。なお、「報奨金最終申請」機能および「報奨金1次申請」機能を利用した報奨金の申請処理については後述する。
なお、図3に示す集団の単位および機能は、あくまでも一例である。集団の単位が2つであってもよく、4つ以上であってもよい。
次に、コミュニティ情報42は、集団の単位である「コミュニティ」および「サブコミュニティ」に関する情報である。図4は、コミュニティ情報42の一例を示す図である。図4に示すように、コミュニティ情報42は、「コミュニティID」、「サブコミュニティID」、「加入条件」および「加入者数」といった項目を有する。
「コミュニティID」は、各コミュニティを識別する識別情報である。「サブコミュニティID」は、各サブコミュニティを識別する識別情報である。「加入条件」は、コミュニティまたはサブコミュニティへの加入条件に関する情報である。「加入者数」は、コミュニティまたはサブコミュニティへの加入者数に関する情報である。
図4に示す例において、コミュニティID「C1」で識別されるコミュニティは、サブコミュニティID「SC11」および「SC12」で識別される2つのサブコミュニティを含んで構成される。また、コミュニティID「C1」で識別されるコミュニティへ加入するためには、「○○市の猟師」であることが加入条件となる。また、コミュニティID「C1」で識別されるコミュニティは、サブコミュニティID「SC11」のサブコミュニティに「30」人の猟師が加入しており、サブコミュニティID「SC12」のサブコミュニティに「50」人の猟師が加入している。つまり、コミュニティID「C1」のコミュニティには、合計80人の猟師が加入していることを示している。
また、図4に示す例において、コミュニティID「C2」で識別されるコミュニティは、サブコミュニティを有さないコミュニティであり、「○○県の猟師」が「500」人加入していることを示している。
次に、グループ情報43は、集団の単位である「グループ」に関する情報である。図5は、グループ情報43の一例を示す図である。図5に示すように、グループ情報43は、「グループID」、「加入条件」および「加入者数」といった項目を有する。
「グループID」は、各グループを識別する識別情報である。「加入条件」は、グループへの加入条件に関する情報である。「加入者数」は、グループへの加入者数に関する情報である。
図5に示す例において、グループID「G1」で識別されるグループは、加入条件が無く、誰でも加入可能であり、「40」人のユーザが加入していることを示す。また、図5に示す例において、グループID「G2」で識別されるグループは、「○○地区」の「15」人のユーザが加入していることを示す。
次に、ユーザ情報44は、ユーザに関する情報である。図6は、ユーザ情報44の一例を示す図である。図6に示すように、ユーザ情報44は、「ユーザID」、「業種」および「所属先」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別する識別情報である。「業種」は、ユーザの業種に関する情報である。「所属先」は、ユーザの所属先(コミュニティ、サブコミュニティおよびグループ)に関する情報である。
図6に示す例において、ユーザID「U1」で識別されるユーザは、「猟師」であり、所属先が、コミュニティID「C1」のコミュニティ、サブコミュニティID「SC11」のサブコミュニティおよびグループID「G1」のグループであることを示している。
また、図6に示す例において、ユーザID「U2」で識別されるユーザは、「猟師」であり、所属先が、コミュニティID「C1」および「C2」のコミュニティ、サブコミュニティID「SC12」のサブコミュニティおよびグループID「G2」のグループであることを示している。つまり、ユーザID「U2」で識別されるユーザは、複数のコミュニティに属している。
また、図6に示す例において、ユーザID「U3」で識別されるユーザは、「農家」であり、所属先が、グループID「G2」のグループであることを示している。つまり、ユーザID「U3」で識別されるユーザは、コミュニティおよびサブコミュニティの加入条件に合致していないため、コミュニティおよびサブコミュニティには加入していない。
次に、申請情報45は、猟師であるユーザから送信される情報であり、報奨金を申請するための情報である。図7は、申請情報45の一例を示す図である。図7に示すように、申請情報45は、「申請ID」、「申請先ID」、「ユーザID」、「位置情報」、「捕獲個体情報」、「承認」および「支払い」といった項目を有する。
「申請ID」は、各申請情報45を識別する識別情報である。「申請先ID」は、申請先となるコミュニティおよびサブコミュニティの識別情報を示す情報である。「ユーザID」は、申請者であるユーザを識別する識別情報である。「位置情報」は、捕獲個体を捕獲した位置情報である。「捕獲個体情報」は、捕獲個体に関する情報である。「承認」は、申請先のコミュニティおよびサブコミュニティの承認状態を示す図である。「支払い」は、自治体が猟師に対して報奨金を支払い済みであるか否かを示す情報である。
図7に示す例において、申請ID「A1」で識別される申請情報45は、ユーザID「U1」のユーザが送信した情報であり、「イノシシ、メス、・・・」を位置情報「#1」で捕獲したことを示している。なお、位置情報「#1」は、例えば、緯度経度によって表すことができる。また、申請ID「A1」で識別される申請情報45は、サブコミュニティID「SC11」のサブコミュニティによる承認およびコミュニティID「C1」のコミュニティによる承認が完了し、報奨金を支払い済みであることを示している。
また、図7に示す例において、申請ID「A2」で識別される申請情報45は、サブコミュニティによる承認が無く、コミュニティID「C2」のコミュニティによる承認が完了し、報奨金の支払いが終わっていないことを示している。
また、図7に示す例において、申請ID「A3」で識別される申請情報45は、サブコミュニティID「SC11」のサブコミュニティによる承認が完了しているものの、コミュニティID「C1」のコミュニティによる承認が完了していないため、報奨金の支払いが終わっていないことを示している。
制御部3は、各種の処理手順等を規定したプログラム及び所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部3は、受付部31、発行部32、管理部33および申請部34を具備する。
受付部31は、ユーザ(端末装置10)や自治体(自治体端末100)から各種情報を受け付ける。例えば、受付部31は、ユーザから所定のアプリケーションを介して、複数の集団(コミュニティ、サブコミュニティおよびグループ)それぞれへの加入情報を受け付ける。加入情報には、例えば、ユーザ個人に関する情報(氏名や、住所、業種等)や、加入したいコミュニティまたはグループの情報(例えば、ID)が含まれる。
また、受付部31は、ユーザ(端末装置10)や自治体(自治体端末100)から各種要求を受け付ける。例えば、受付部31は、ユーザ(端末装置10)や自治体(自治体端末100)から、申請情報45の閲覧要求を受け付ける。
発行部32は、各識別情報(ID)を発行する例えば、発行部32は、ユーザが利用可能な機能が異なる複数の集団それぞれに対応した識別情報を発行する。具体的には、発行部32は、コミュニティIDおよびグループIDを発行する。また、発行部32は、端末装置10から加入情報を受け付けた場合に、加入情報と紐付くユーザIDを発行する。
管理部33は、受付部31によって受け付けられた加入情報に基づいて、ユーザを複数の集団それぞれに登録して管理する。具体的には、管理部33は、加入情報に含まれるユーザ個人の情報をユーザ情報44として記憶するとともに、加入情報に基づいてユーザが加入したい集団(コミュニティ、サブコミュニティおよびグループ)を特定し、かかる集団の識別情報(ID)をユーザ情報44に紐付ける。これにより、コミュニティや、サブコミュニティ、グループへのユーザの登録が完了する。そして、管理部33は、登録が完了した場合には、登録した集団の機能(図3参照)を端末装置10で利用可能となったことをユーザへ通知する。
また、管理部33は、コミュニティに登録したユーザや自治体から「申請情報閲覧」機能を使って申請情報45の閲覧要求を受け付けた場合、ユーザや自治体に対して申請情報45を送信する。例えば、管理部33は、自治体へ申請情報45を送信する場合、当該自治体を申請先とする申請情報45をすべて送信してもよく、あるいは、自治体から申請情報45の指定(例えば、未承認や、未支払いの状態の申請情報45等)があった場合には、指定された申請情報45のみを送信してもよい。
また、管理部33は、ユーザへ申請情報45を送信する場合、当該ユーザが申請した申請情報45のみを送信してもよく、当該ユーザが所属する集団の申請情報45を送信してもよい。
なお、図3に示したように、管理部33は、コミュニティ、サブコミュニティおよびグループを管理する。具体的には、管理部33は、所定の申請(報奨金の申請)を行う申請機能を利用可能な集団(コミュニティおよびサブコミュニティ)と、申請機能を利用できない集団(グループ)とを管理する。これにより、農家等の報奨金申請を行わないユーザにとっては、不要な申請機能を利用できないようにすることで、アプリケーションの機能が無駄に複雑にならないようにできる。このため、アプリケーションに不慣れなユーザであっても抵抗感無くアプリケーションを使用することができる。
さらに、図3に示したように、管理部33は、報奨金の申請機能を利用できないグループについては、当該グループに属するユーザ間での情報共有機能を利用可能なグループとして管理する。これにより、例えば、農家等の報奨金を申請しないユーザにとっても、グループに加入することで、猟師から有用な猟師情報を得られるため、例えば、害獣対策を的確に行うことができるようになる。
また、コミュニティおよびグループの関係で見た場合、管理部33は、集団に属するユーザが共有可能な情報が異なる複数の集団、具体的には、管理装置1が有する申請情報45を共有可能なコミュニティと、各ユーザが有する情報(狩猟情報や罠情報)を共有可能なグループとを管理する。これにより、新たな情報共有を実現できるとともに、集団毎に共有できる情報を限定することで、情報が不必要に拡散しすぎることを防止できる。
また、図4に示すように、管理部33は、コミュニティおよびサブコミュニティの関係のように、申請機能を利用可能な一の集団(コミュニティ)の中で、申請機能によって行った申請を承認する承認機能を利用可能な複数の承認集団(サブコミュニティ)を管理する。なお、コミュニティおよびサブコミュニティによる申請処理については、図10で後述する。
また、図4および図5に示したように、管理部33は、コミュニティについては、加入条件として業種が猟師であることを前提として設定し、一方、グループについては、加入条件として業種を設定しない。つまり、コミュニティは、猟師のみが加入でき、グループは、任意のユーザが加入できる。また、図4および図5で示したように、管理部33は、コミュニティ間の加入条件や、グループ間の加入条件を異なるようにしてもよい。このように、管理部33は、異なる加入条件の集団を管理することで、各ユーザが不適な集団に加入されることを防止できるため、各集団を適切なユーザで構成することができる。
申請部34は、ユーザによる報奨金の申請処理を行う。具体的には、申請部34は、ユーザから申請情報45が送信されてきた場合に、記憶部4に記憶されたユーザ情報44に基づいて、報奨金の申請先や、申請書類、申請用のシリアルナンバーを端末装置10へ送信する。例えば、申請部34は、ユーザ情報44における「コミュニティID」および「サブコミュニティID」のコミュニティおよびサブコミュニティを申請先としてユーザに通知する。また、申請部34は、申請先に応じた申請書類を予め記憶しておき、決定した申請先の申請書類をユーザの端末装置10へ配信する。また、申請部34は、申請情報45毎に申請IDを発行し、シリアルナンバーとしてユーザの端末装置10へ通知する。これにより、ユーザである猟師は、捕獲個体の証憑物とともに、申請書類およびシリアルナンバーを自治体へ提出する。
そして、申請部34は、自治体からシリアルナンバーの照合依頼があった場合、自治体端末100を介して送信されたシリアルナンバー(申請ID)と、記憶部4に記憶された申請IDとを照合し、双方の申請IDが一致するか否かの照合結果を自治体端末100へ送信する。
そして、申請部34は、照合結果に基づいて報奨金の申請を承認した旨の通知が自治体からあった場合に、申請情報45の「承認」の項目を更新する。また、申請部34は、自治体から報奨金の支払いが完了した旨の連絡があった場合には、申請情報45の「支払い」の項目を更新する。
次に、図8を用いて、アプリケーションを介して端末装置10へ提供される画面について説明する。図8は、アプリケーションにより提供される画面を示す図である。図8では、メインメニュー、コミュニティ機能メニューおよびグループ機能メニューの画面をそれぞれ示している。なお、図8に示す画面は、管理装置1によって生成されて端末装置10へ提供されてもよく、あるいは、管理装置1が画面生成用のプログラムを端末装置10へ提供し、端末装置10がかかるプログラムに基づいて画面を生成してもよい。
図8の左図に示すように、端末装置10は、ユーザによるログイン後(例えば、ユーザIDおよびパスワード入力後)、メインメニューの画面を表示する。具体的には、メインメニューには、「日誌」、「コミュニティ機能」、「グループ機能」、「ログアウト」および「デバッグメニュー」等の機能を利用するための項目が表示される。
「日誌」は、ユーザが日誌を書き込むための項目である。「コミュニティ機能」は、コミュニティ機能を利用するための項目である。「グループ機能」は、グループ機能を利用するための項目である。「ログアウト」は、ログアウトするための項目である。「デバッグメニュー」は、デバッグ処理を行うためのメニューを表示するための項目である。
以下、「コミュニティ機能」および「グループ機能」が選択された場合に表示される画面について説明する。
<コミュニティ機能>
図8に示すように、ユーザが「コミュニティ機能」を選択する操作を行った場合、コミュニティ機能メニューを表示する。図8では、ユーザによるコミュニティ申請が行われていない場合のコミュニティ機能メニューを示している。
具体的には、図8の右図上段に示すように、「コミュニティ申請」の機能が選択可能に表示され、「新規申請」、「マイ申請」、「班長」、「メンバー」および「お知らせ」の機能については、選択不可(図8では、網掛け表示)の状態で表示されている。なお、選択不可の状態を表現する方法は、網掛けに限らず、例えば、文字の濃淡を薄くする等の表示態様を変更してもよい。あるいは、選択不可の機能については、非表示としてもよい。
ここで、「新規申請」は、猟師であるユーザが害獣などを捕獲した場合に自治体に報奨金を申請する機能である。「マイ申請」は、ログインしたユーザの現在の報奨金申請状況を確認する機能である。「班長」は、コミュニティにおける班長に関する情報を表示したり、班長に連絡(電話あるいはメール等)したりする機能である。「メンバー」は、コミュニティに登録されたメンバーに関する情報を表示したり、メンバーに連絡したりする機能である。「お知らせ」は、コミュニティが配信する情報を確認する機能である。
図8に示すコミュニティ機能メニューにおいて、端末装置10は、ユーザが「コミュニティ申請」を選択した場合、コミュニティ申請を行うための画面を表示することで、自治体(あるいは管理装置1)に対してコミュニティ申請を行う。
そして、端末装置10は、コミュニティ申請が完了した場合(コミュニティ登録完了した場合)、選択不可であった「新規申請」、「マイ申請」、「班長」、「メンバー」および「お知らせ」を選択可能の状態に変更する。つまり、端末装置10は、コミュニティ申請が完了した場合、アプリにおいて利用可能な機能を拡張する。
<グループ機能>
図8の左図に示すメインメニューにおいて、ユーザが「グループ機能」を選択する操作を行った場合、グループ機能メニューを表示する。図8では、ユーザによるグループ申請が行われていない場合のグループ機能メニューを示している。
具体的には、図8の右図下段に示すように、「グループ申請」の機能が選択可能に表示され、「グループ伝言」、「狩猟情報共有」、「罠情報共有」および「お知らせ」の機能については、選択不可(図8では、網掛け表示)の状態で表示されている。なお、選択不可の状態を表現する方法は、網掛けに限らず、例えば、文字の濃淡を薄くする等の表示態様を変更してもよい。あるいは、選択不可の機能については、非表示としてもよい。
ここで、「グループ伝言」は、グループに登録されたメンバーに所定の情報を伝言する機能である。「狩猟情報共有」は、グループに登録されたメンバーと狩猟情報を共有する機能である。「罠情報共有」は、グループに登録されたメンバーと罠情報を共有する機能である。「お知らせ」は、グループのメンバーや、グループのメンバーが所属するコミュニティが配信する情報を確認する機能である。
図8に示すグループ機能メニューにおいて、端末装置10は、ユーザが「グループ申請」を選択した場合、グループ申請を行うための画面を表示することで、管理装置1に対してグループ申請を行う。
そして、端末装置10は、グループ申請が完了した場合(グループ登録完了した場合)、選択不可であった「グループ伝言」、「狩猟情報共有」、「罠情報共有」および「お知らせ」を選択可能の状態に変更する。つまり、端末装置10は、グループ申請が完了した場合、アプリにおいて利用可能な機能を拡張する。
次に、図9を用いて、ユーザがコミュニティへ加入する場合の支援システムSにおける処理について説明する。図9は、コミュニティへの加入処理を示す図である。
図9に示すように、まず、管理装置1は、例えば、未加入者からの要求に応じて、端末装置10へアプリケーションを提供する(ステップS1)。また、管理装置1は、例えば、自治体からのコミュニティ作成依頼に応じて、新たなコミュニティを開設するとともに、支援システムSにおける利用規約を送信する(ステップS2)。このとき、管理装置1は、開設したコミュニティを識別するコミュニティIDを自治体端末100へ通知する。
つづいて、自治体は、自治体が把握している猟師(ユーザ)に対して、コミュニティIDを通知する(ステップS3)。この通知方法は、自治体端末100から端末装置10にメールで通知してもよいし、自治体からユーザにコミュニティIDが記載された紙を郵送してもよい。また、管理装置1からアプリケーションを介して、コミュニティIDを通知してもよい。なお、自治体が把握している猟師とは、例えば、書類等により自治体に猟師の申請を行っているユーザである。つまり、ステップS3では、自治体または管理装置1は、ユーザに対して、猟師登録した自治体のコミュニティIDを通知する。なお、管理装置1は、猟師登録した自治体のコミュニティIDを通知する場合に限らず、猟師登録していない自治体を含めて、現在登録されているコミュニティIDの一覧をユーザへ配信するようにしてもよい。
つづいて、ユーザは、端末装置10によって、配信されたコミュニティIDとともに、加入情報を管理装置1へ送信する(ステップS4)。つづいて、管理装置1は、加入情報を記憶するとともに自治体端末100へ送信する(ステップS5)。そして、自治体端末100は、加入情報に基づいてユーザが加入条件を満たしている場合に、コミュニティへの加入を承認し、管理装置1は加入情報とコミュニティIDの紐づけて管理する。管理装置1はユーザに対してコミュニティへの加入が完了した旨を通知する。これにより、ユーザは、コミュニティの機能(図3参照)を端末装置10で利用可能となる。
なお、管理装置1は、コミュニティの一覧を配信する際に、記憶部4に記憶された情報に基づいて、加入条件を満たすコミュニティの一覧のみを配信するようにしてもよい。
次に、図10を用いて、ユーザがグループへ加入する場合の支援システムSにおける処理について説明する。図10は、グループへの加入処理を示す図である。なお、図10では、農家および猟師がグループに加入する場合について説明する。また、図10において、ステップS11−1、ステップS12〜ステップS14は、グループ作成シーケンスであり、ステップS11−2、ステップS15〜ステップS16は、グループ加入シーケンスである。
図10に示すように、まず、管理装置1は、農家および猟師それぞれに、アプリケーションを提供する(ステップS11−1,S11−2)。つづいて、農家(猟師でも可)は、端末装置10のアプリケーションを介して、加入情報とともにグループ作成申請を送信する(ステップS12)。
つづいて、管理装置1は、新たなグループIDを発行するとともに、加入情報とグループIDとを紐付けて管理する(ステップS13)。つづいて、管理装置1は、端末装置10のアプリケーションを介して農家へ登録完了通知を送信する(ステップS14)。この登録完了通知では、利用可能なグループ機能が拡張した旨の情報が含まれる。つまり、図8に示したハッチング部のグループ機能(グループ伝言、狩猟情報共有、罠情報共有、お知らせ)が利用可能となる。
次に、グループ加入シーケンスでは、猟師は、端末装置10のアプリケーションを介して、既存のグループ一覧から加入したグループを選択して参加申請を行う(ステップS15)。このとき、端末装置10は、加入情報を併せて送信する。つまり、猟師は、グループの機能を使用するための申請を管理装置1に対して行う。
そして、管理装置1は、ユーザから参加申請を受け付けた場合、選択されたグループのグループIDと加入情報とを紐付けて管理するとともに、参加完了通知を行う(ステップS16)。この登録完了通知では、利用可能なグループ機能が拡張した旨の情報が含まれる。つまり、図8に示したハッチング部のグループ機能(グループ伝言、狩猟情報共有、罠情報共有、お知らせ)が利用可能となる。
これにより、猟師のグループへの加入が完了し、グループの機能(図3参照)を端末装置10で利用可能となる。つまり、図10に示すように、グループの機能である情報共有機能により、ユーザ間で情報共有が可能となる。
なお、例えば、ユーザAが新たなグループを作成し、作成したグループIDをユーザBに連絡(電話、メール等の各種連絡手段を使用可能)することで、ユーザBがグループの一覧の中から該当するグループを検索して参加することも可能である。
また、図10では、管理装置1がグループの一覧をユーザへ提供する場合を示したが、例えば、グループIDを有しているユーザから他のユーザへグループIDを含むグループ情報を送信し、当該他のユーザは、かかるグループIDのグループへ参加する申請を行ってもよい。これにより、知人のユーザのみがグループへ参加できるため、見ず知らずのユーザがグループに参加することを防ぐことができる。
次に、図11を用いて、支援システムSにおける報奨金の申請処理について説明する。図11は、報奨金の申請処理を示す図である。図11では、猟師は、コミュニティA、サブコミュニティAおよびコミュニティBに加入していることとする。また、図11では、猟師が、コミュニティAおよびサブコミュニティAへ申請して承認をもらう経路(承認ルート:紙面左側の経路)と、コミュニティBのみへ申請して承認をもらう承認ルート(紙面右側の経路)とを使って申請する場合を説明する。
まず、コミュニティAおよびサブコミュニティAへ申請する承認ルートについて説明する。なお、コミュニティAにおいて承認するユーザは、自治体の職員であり、サブコミュニティAにおいて承認するユーザは、例えば、予め設定された猟師(以下、承認者と記載する)である。
まず、猟師は、害獣を捕獲した場合に、端末装置10のアプリケーションを介して、害獣の画像を撮像し、かかる画像を含む申請情報45を送信する(ステップS21)。管理装置1は申請情報を受信すると申請IDを発行し、申請情報と紐付けて記憶するとともに申請IDを猟師へ送信する。猟師は、申請情報45を送信後、管理装置1から発行される申請IDとともに、害獣の一部を切り取った証憑物をサブコミュニティAへ提出する(ステップS22)。
つづいて、サブコミュニティAの承認者は、端末装置10を介して、管理装置1に記憶された申請IDおよび申請情報を取得し、証憑物とともに提出された申請IDと照合し、一致した場合には、端末装置10を介して、1次承認した旨を管理装置1へ通知する(ステップS23)。なお、申請IDの照合は、端末装置10が行ってもよく、管理装置1が行ってもよい。また、管理装置1は、1次承認の通知を受け付けると、記憶部4に記憶された申請情報45の「承認」を更新する。
つづいて、サブコミュニティAの承認者は、1次承認が完了した場合、証憑物をコミュニティへ提出する(ステップS24)。コミュニティAの承認者である自治体の職員は、端末装置10を介して、管理装置1に記憶された申請IDおよび申請情報を取得し、証憑物とともに提出された申請IDと照合し、一致した場合には、端末装置10を介して、最終承認した旨を管理装置1へ通知する(ステップS25)。
つづいて、コミュニティAの承認者は、自治体端末100を介して、管理装置1に対して申請情報45の閲覧要求を行い、管理装置1に記憶された申請情報45を参照する(ステップS26)。
そして、コミュニティAの承認者は、参照した申請情報45について、最終承認まで完了した場合、サブコミュニティAに報奨金を支給する(ステップS27)。つづいて、サブコミュニティAの承認者は、猟師に対して報奨金を支給し(ステップS28)、処理を終了する。
このように、コミュニティおよびサブコミュニティを設定して申請処理を行うことで、例えば、証憑物の偽造等による不正な申請を防止できる。
次に、コミュニティBのみへ申請処理する場合(紙面右側の経路)について説明する。具体的には、まず、猟師は、害獣を捕獲した場合に、端末装置10のアプリケーションを介して、害獣の画像を撮像し、かかる画像を含む申請情報45を送信する(ステップS31)。また、猟師は、申請情報45を送信後、管理装置1から発行される申請IDとともに、害獣の一部を切り取った証憑物をコミュニティBへ提出する(ステップS32)。
コミュニティBの承認者は、端末装置10を介して、管理装置1に記憶された申請IDを取得し、証憑物とともに提出された申請IDと照合し、一致した場合には、端末装置10を介して、最終承認した旨を管理装置1へ通知する(ステップS33)。
つづいて、コミュニティBの承認者は、自治体端末100を介して、管理装置1に対して申請情報45の閲覧要求を行い、管理装置1に記憶された申請情報45を参照する(ステップS34)。
そして、コミュニティBの承認者は、参照した申請情報45について、最終承認まで完了した場合、猟師に対して報奨金を支給し(ステップS35)、処理を終了する。
次に、図12を用いて、実施形態に係る支援システムSのコミュニティ登録処理の流れについて説明する。図12は、実施形態に係る支援システムSのコミュニティ登録処理の処理手順を示すシーケンス図である。なお、図12に示す「猟師」は、猟師が所持する端末装置10の動作を示し、「自治体」は、自治体端末100の動作を示す。
まず、図12に示すように、まず、猟師の端末装置10は、管理装置1からアプリケーションをダウンロードする(ステップS101)。
つづいて、管理装置1は、自治体からコミュニティ作成要求に応じて、コミュニティIDを発行する(ステップS102)。
つづいて、自治体端末100は、端末装置10に対してコミュニティIDを通知する(ステップS103)。
つづいて、端末装置10は、ユーザによって選択されたコミュニティIDとともに、加入情報を管理装置1へ送信することでコミュニティへの加入申請を行う(ステップS104)。つづいて、管理装置1は、加入情報を記憶するとともに、該当するコミュニティに加入情報を送信する(ステップS105)。
つづいて、自治体端末100は、コミュニティの加入申請を承認する(ステップS106)。
つづいて、自治体端末100は、コミュニティの加入申請を承認した場合、承認した旨を示す承認通知を端末装置10へ行う(ステップS107−1)。また、自治体端末100は、ステップS107−1と並行して、管理装置1へユーザのコミュニティへの登録を要求する(ステップS107−2)。
つづいて、管理装置1は、コミュニティへの登録要求があった場合に、ユーザをコミュニティへ登録する処理を行う(ステップS108)。具体的には、管理装置1は、加入情報とコミュニティIDとを紐づけて管理するとともに、記憶部4に記憶されたコミュニティ情報42、グループ情報43およびユーザ情報44を更新する。
つづいて、端末装置10は、自治体端末100から承認通知を受け付けた場合、拡張機能を利用可能にする処理を行う(ステップS109)。すなわち、端末装置10は、図3に示す「コミュニティ」の機能(コミュニティ機能メニュー)をユーザが利用可能となるようにする。
次に説明するステップS110〜S113までの処理は、端末装置10を所持する猟師を班長(サブコミュニティの「1次承認」を行うユーザ)として設定する場合に行われる。つまり、端末装置10を所持する猟師を班長として設定しない場合には、ステップS109までで処理が終了することとなる。
ステップS110以降の処理について説明する。自治体端末100は、端末装置10を所持する猟師のコミュニティへの加入を承認後、報奨金の申請のための承認ルートを設定する(ステップS110)。具体的には、自治体端末100は、報奨金の申請を自治体(コミュニティの承認者)のみが承認する承認ルートにするか、自治体および班長(サブコミュニティの承認者)が承認する承認ルートにするかを選択する。
そして、自治体端末100は、自治体および班長が承認する承認ルートを選択した場合、班長となる猟師、すなわち、報奨金の1次申請の承認者を選択する(ステップS111)。
つづいて、自治体端末100は、選択した承認者(猟師)の端末装置10に対して、承認者として選択した旨を通知する(ステップS112)。
つづいて、端末装置10は、自治体端末100から承認者として選択した旨の通知を受け付け、ユーザから当該通知を承諾する操作があった場合に、承認者となることを承諾した旨を示す通知を自治体端末100に対して行う(ステップS113)。
次に、図13を用いて、実施形態に係る支援システムSのグループ登録処理の流れについて説明する。図13は、実施形態に係る支援システムSのグループ登録処理の処理手順を示すシーケンス図である。図13において、ステップS201〜ステップS205は、グループ作成シーケンスであり、ステップS206〜ステップS211は、グループ加入シーケンスである。
グループ作成シーケンスでは、図13に示すように、まず、猟師(または、農家)の端末装置10aは、管理装置1からアプリケーションをダウンロードする(ステップS201)。
つづいて、端末装置10aは、管理装置1に対してグループ作成申請を行う(ステップS202)。つづいて、管理装置1は、グループ作成申請を受け付けた場合、新たなグループIDを発行する(ステップS203)。
つづいて、管理装置1は、グループIDを発行後、端末装置10aに対してグループの登録が完了したことを示す登録完了通知を行う(ステップS204)。
そして、端末装置10aは、登録完了通知を受信することで、アプリケーションにおける利用可能なグループ機能が拡張する(ステップS205)。
次に、グループ加入シーケンスでは、図13に示すように、まず、猟師(または、農家)の端末装置10bは、管理装置1からアプリケーションをダウンロードする(ステップS206)。
つづいて、管理装置1は、アプリケーションを介して、既存のグループ一覧を通知する(ステップS207)。端末装置10bは、通知されたグループ一覧の中から、一のグループがユーザによって選択された場合、選択されたグループへの参加申請(上記したアプリ拡張申請および加入情報の送信)を行う(ステップS208)。
つづいて、管理装置1は、加入情報が所定の加入条件を満たす場合に、グループ申請を承認する(ステップS209)。つづいて、管理装置1は、グループ申請承認後、端末装置10bへグループへの参加完了通知を行う(ステップS210)。
そして、端末装置10bは、グループIDを受信することで、アプリケーションにおける利用可能なグループ機能が拡張する(ステップS211)。
上述したように、実施形態に係る管理装置1は、受付部31と、発行部32と、管理部33とを具備する。受付部31は、ユーザから所定のアプリケーションを介して、ユーザが使用可能な機能が異なる複数の集団それぞれへの加入情報を受け付ける。発行部32は、機能が異なる複数の集団それぞれに対応した識別情報を発行する。管理部33は、受付部31によって受け付けられた加入情報に識別情報を紐づけ、ユーザを複数の集団それぞれに登録して管理する。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上述した実施形態では、管理装置1がアプリケーションを端末装置10に配信する場合について説明したが、例えば、アプリケーションを配信する他の配信サーバから端末装置10に対してアプリケーションが配信されてもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。