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JP6940964B2 - マスク用具 - Google Patents
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JP6940964B2 - マスク用具 - Google Patents

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Description

本発明は、マスクに装着可能なマスク用具に関する。
従来より、口や鼻から出た風邪のウイルスの外部への飛散を抑制したり、逆に外部からのウイルス、花粉、粉塵等の異物の口や鼻への侵入を抑制するためのマスクが公知である。
しかしながら、従来のこの様なマスクは、眼鏡を着用している人にとっては、眼鏡が曇り易いという課題がある。
本発明は、上記従来のマスクのこの様な課題に鑑みて、従来のマスクに着脱可能であって、従来のマスクに装着することにより眼鏡が曇りにくいという効果を発揮するマスク用具を提供することを目的とする。
第1の本発明は、
マスクの上部側の内面に沿って配置可能な非通気性の第1シート状部材と、
前記第1シート状部材の少なくとも上端部で連結されていると共に前記第1シート状部材と所定の間隔を保持した、少なくとも鼻の形状に沿って配置可能な非通気性の第2シート状部材と、
前記第1シート状部材又は前記第2シート状部材の上端側に設けられた固定部材と、を備え、
前記固定部材を前記マスクの上端縁部に引っ掛けることによって、前記第1シート状部材及び前記第2シート状部材を前記マスクの内面側に着脱可能であり、
前記第1シート状部材の、前記第2シート状部材に対向する側の表面には、前記第1シート状部材の左右幅方向の中央部を除き、高さの異なるスペーサ用突起部が複数形成されており、
前記第1シート状部材と前記第2シート状部材との連結部から遠い位置に配置された前記スペーサ用突起部の高さの方が、近い位置に配置された前記スペーサ用突起部の高さよりも高くなる様に前記スペーサ用突起部が形成されていることにより、前記所定の間隔が保持される、マスク用具である。
第2の本発明は、
前記第2シート状部材は、前記鼻の形状に沿う様に柔軟性を有する部材であり、第1の本発明のマスク用具である。
第3の本発明は、
前記第2シート状部材は、前記鼻の形状に沿う様に予め成形されている、ことを特徴とする第1の本発明のマスク用具である。
本発明に関連する第1の発明は、
マスクの上部側の内面に沿って配置可能な非通気性の第1シート状部材と、
前記第1シート状部材の少なくとも上端部で連結されていると共に前記第1シート状部材と所定の間隔を保持した、少なくとも鼻の形状に沿って配置可能な非通気性の第2シート状部材と、
前記第1シート状部材又は前記第2シート状部材の上端側に設けられた固定部材と、を備え、
前記固定部材を前記マスクの上端縁部に引っ掛けることによって、前記第1シート状部材及び前記第2シート状部材を前記マスクの内面側に着脱可能である、ことを特徴とするマスク用具である。
また、本発明に関連する第2の発明は、
前記第2シート状部材は、前記鼻の形状に沿う様に柔軟性を有する部材である、ことを特徴とする上記本発明に関連する第1の発明のマスク用具である。
また、本発明に関連する第3の発明は、
前記第2シート状部材は、前記鼻の形状に沿う様に予め成形されている、ことを特徴とする上記本発明に関連する第1の発明のマスク用具である。
また、本発明に関連する第4の発明は、
前記第1シート状部材の、前記第2シート状部材に対向する側の表面には、前記第1シート状部材の左右幅方向の中央部を除き、高さの異なるスペーサ用突起部が複数形成されており、
前記第1シート状部材と前記第2シート状部材との連結部から遠い位置に配置された前記スペーサ用突起部の高さの方が、近い位置に配置された前記スペーサ用突起部の高さよりも高くなる様に前記スペーサ用突起部が形成されていることにより、前記所定の間隔が保持される、ことを特徴とする上記本発明に関連する第1乃至第3の何れか一つの発明のマスク用具である。
また、本発明に関連する第5の発明は、
前記所定の間隔によって形成される空間の上方部は、正面視で前記空間の中央部から両端部に向かうに従って上昇する形状を成している、ことを特徴とする上記本発明に関連する第1乃至第3の何れか一つの発明のマスク用具である。
本発明によれば、従来のマスクに着脱可能であって、従来のマスクに装着することにより眼鏡が曇りにくいという効果を発揮する。
(a):本実施の形態の曇り防止用マスク用具の概略構成を示す概略斜視図、(b):図1(a)に示す曇り防止用マスク用具を矢印A方向から見たときの概略側面図、(c):図1(a)に示す曇り防止用マスク用具に設けられたスペーサ用突起部の斜視図 図1(a)に示す曇り防止用マスク用具を使い捨てマスクに装着する前の状態を示し、使い捨てマスクの内面側(即ち、顔に接する側)を示した概略斜視図 図1(a)に示す曇り防止用マスク用具を使い捨てマスクに装着した状態を示し、使い捨てマスクの内面側(即ち、顔に接する側)を示した概略斜視図 (a):曇り防止用マスク用具が装着された使い捨てマスクの使用状態における呼気の流れを説明するための、鼻背部における曇り防止用マスク用具及びマスク本体の概略縦断面図、(b):曇り防止用マスク用具が装着された使い捨てマスクの使用状態における呼気の流れを説明するための、顔の左側後方から顔の左側周辺を見たときの曇り防止用マスク用具及び使い捨てマスクの概略斜視図 本実施の形態の一変形例として、第1シート状部材の左右両端部に左右一対の固定部材が、それぞれ設けられた第2曇り防止用マスク用具の概略構成を示す概略斜視図 (a):本実施の形態の一変形例として、第1シート状部材と第2シート状部材との間にスペーサ部材を設けて構成された第3曇り防止用マスク用具の斜視図、(b):図6(a)に示すB−C−D平面による断面を矢印Aに沿って見た断面図、(c):図6(a)に示すE−F−G平面による断面を矢印Aに沿って見た断面図、(d):図6(a)に示すH−I−J平面による断面を矢印Aに沿って見た断面図 (a):本実施の形態の一変形例として、第1シート状部材と第2シート状部材との間に第2スペーサ部材を設けて構成された第4曇り防止用マスク用具の斜視図、(b):本実施の形態の一変形例として、第1シート状部材と第2シート状部材との間に第3スペーサ部材を設けて構成された第5曇り防止用マスク用具の斜視図、(c):本実施の形態の一変形例として、第1シート状部材と第2シート状部材との間に第4スペーサ部材を設けて構成された第6曇り防止用マスク用具の斜視図
以下に、本発明のマスク用具の一実施の形態としての曇り防止用マスク用具について、図面を用いて説明する。
本実施の形態では、一例として、当該曇り防止用マスク用具を一般に市販されている使い捨てマスクに装着する場合について説明する。
なお、当該曇り防止用マスク用具が装着可能なマスクは、使い捨てマスクに限定されるものではなく、通常のマスクであればどのようなマスクにも装着可能である。
図1(a)は、本実施の形態の曇り防止用マスク用具100の概略構成を示す概略斜視図であり、図1(b)は、図1(a)に示す曇り防止用マスク用具100を矢印A方向から見たときの概略側面図であり、図1(c)は、図1(a)に示す曇り防止用マスク用具100に設けられたスペーサ用突起部112の斜視図である。
また、図2は、図1(a)に示す曇り防止用マスク用具100を市販の使い捨てマスク1に装着する前の状態を示し、使い捨てマスク1の内面側(即ち、顔に接する側)を示した概略斜視図である。
また、図3は、図1(a)に示す曇り防止用マスク用具100を市販の使い捨てマスク1に装着した状態を示し、使い捨てマスク1の内面側(即ち、顔に接する側)を示した概略斜視図である。
本実施の形態の曇り防止用マスク用具100は、図1(a)〜図3に示す様に、(1)使い捨てマスク1のマスク本体2の上部側の内面に沿って配置可能な、非通気性で柔軟性を有する略長方形状のシリコン製の第1シート状部材110と、(2)第1シート状部材110の上端部111で接着剤により連結されていると共に、後述するスペーサ用突起部112(図1(c)参照)により第1シート状部材110との間に所定の間隔が保持された、マスク本体2で覆われる鼻を含むその他の顔の形状に概ね沿って塑性変形可能な非通気性の略長方形状のシリコン製の第2シート状部材120と、(3)第1シート状部材110の上端部111に接着剤により連結され、引っ掛け用隙間131(図1(b)、図2参照)を維持したまま下方に向けて短く張り出した略長方形状のシリコン製の固定部材130と、を備え、固定部材130の上記所定の隙間を利用してマスク本体2の上端縁部2aに引っ掛けることによって、第1シート状部材110及び第2シート状部材120をマスク本体2の内面側に着脱可能に構成されている(図2、図3参照)。
また、第1シート状部材110の、第2シート状部材120に対向する側の表面には、図1(a)〜図1(c)に示す様に、第1シート状部材110の左右幅方向の中央付近(即ち、鼻背部21及びその左右近傍に対応する部位)を除き、高さの異なる半球状のスペーサ用突起部112が複数形成されている。
本実施の形態のシリコン製のシート状部材は、シリコンゴムを薄板状に成形したものであるが、これに限定されるものではない。
また、本実施の形態の第2シート状部材120は、鼻や頬の形状にある程度沿って塑性変形するものであれば良く、鼻や頬の形状に隙間なく沿って塑性変形することを要しない。
更にまた、スペーサ用突起部112は、第1シート状部材110と第2シート状部材120との連結部から遠い位置に配置されたスペーサ用突起部112の高さの方が、近い位置に配置されたスペーサ用突起部112の高さよりも高くなる様に、高さを異ならせて第1シート状部材110に一体成型されている(図1(b)参照)。
ここで、第1シート状部材110、第2シート状部材120、及び固定部材130の左右幅は同じであるが、それぞれの上下幅は、第1シート状部材110が最も長く、固定部材130が最も短く、第2シート状部材120がその中間である。
具体的には、本実施の形態の第1シート状部材110の上下幅は、成人の鼻の鼻背部21と鼻尖部22(図4(a)参照)を覆う程度の長さに設定されている。また、本実施の形態の第2シート状部材120の上下幅は、成人の鼻の鼻背部21(図4(a)参照)を覆う程度の長さに設定されている。しかし、これに限定されるものではない。
また、曇り防止用マスク用具100の左右幅、及び上下幅は、マスク本体2の左右幅、及び上下幅よりも短く設定されている。
これにより、曇り防止用マスク用具100の左右両端部及び下端部がマスク本体2からはみ出すことが無く、且つ、マスク本体2の上端部から下方に向けて張り出した固定部材130は上下幅の短い帯状部材であるため、外観上すっきりした印象を与えデザイン的にも優れている。
上記構成により、曇り防止用マスク用具100を使い捨てマスク1のマスク本体2に装着する場合は、図2に示す様に、使用者は、曇り防止用マスク用具100の第1シート状部材110の左右幅の中央位置を、使い捨てマスク1のマスク本体2の内面側の左右幅の中央位置に位置合わせして配置すると共に、固定部材130と第1シート状部材110との間の引っ掛け用隙間131にマスク本体2の上端縁部2aを挿入することにより、固定部材130をマスク本体2の上端縁部2aに引っ掛ける。
なお、この使用者は、眼鏡40(図4(a)、図4(b)参照)をかけているものとする。
これにより、曇り防止用マスク用具100をマスク本体2に簡単に装着することが出来、また、マスク本体2に装着された曇り防止用マスク用具100を使用者が上方に持ち上げることにより簡単に取り外すことが出来る。
なお、固定部材130は、第1シート状部材110との連結部を含めて、第1シート状部材110や第2シート状部材120に比べて硬度が高く変形し難く構成されているので、曇り防止用マスク用具100をマスク本体2に装着した後、使用中において容易に脱落することは無い。
また、使用者は、この様にして、曇り防止用マスク用具100をマスク本体2に装着した後、マスク本体2を顔に当てて、左右の耳掛け部3を耳に掛けてから、マスク本体2の中央部から左右両側にわたり両手で押さえつけることにより、第1シート状部材110の内、スペーサ用突起部112が形成されていない中央部を介して第2シート状部材120の中央部121(図3、図4(a)参照)が、両手による押圧により鼻背部21を中心に概ね鼻の形状に沿って塑性変形すると共に、第2シート状部材120の左右両側部122L、122R(図3、図4(a)参照)が、概ね頬上部31の形状に沿って塑性変形する。
上述した様に、マスク本体2の上端縁部2aの近傍のスペーサ用突起部112の高さは低く、且つ、第1シート状部材110の中央部にはスペーサ用突起部112が形成されていないので、マスク本体2の上端縁部2aが、鼻背部21を覆う部位と共に、その左右両側において、大きく前方に突き出ることが無いので、使用者がかけている眼鏡40と干渉することは無い。
次に、図4(a)、図4(b)を用いて、曇り防止用マスク用具100が装着された使い捨てマスク1の使用状態における呼気の流れについて説明する。
図4(a)は、曇り防止用マスク用具100が装着された使い捨てマスク1の使用状態における呼気の流れを説明するための、鼻背部21における曇り防止用マスク用具100及びマスク本体2の概略縦断面図である。
また、図4(b)は、曇り防止用マスク用具100が装着された使い捨てマスク1の使用状態における呼気の流れを説明するための、顔の左側後方から顔の左側周辺を見たときの曇り防止用マスク用具100及び使い捨てマスク1の概略斜視図である。
図4(a)では、図面を見易くするために、鼻背部21における曇り防止用マスク用具100の縦断面を太い実線で示し、マスク本体2の縦断面を細い実線で示し、第2シート状部材120の中央部121及び左側部122Lを二点鎖線で示した。また、図4(b)では、図面を見易くするために、曇り防止用マスク用具100を太い実線と破線で示し、マスク本体2と耳掛け部3は二点鎖線で示した。
使用者の鼻や口から出た呼気50(図4(a)の矢印参照)は、非通気性の第1シート状部材110及び第2シート状部材120を通過することが出来ないので、鼻背部21の左右に配置された複数のスペーサ用突起部112により形成された隙間60(図1(b)、図4(a)、図4(b)参照)を左右方向に通過して、主として、マスク本体2の左右両端縁部2L、2R(図3、図4(b)参照)に生じた隙間部分等からマスク本体2の外へ出ていく。これにより、マスク本体2の上部から外へ呼気が漏れることは抑制されるので、呼気による眼鏡40の曇り現象を防止することが出来る。
また、第1シート状部材110の介在により、マスク本体2の防塵機能が強化されるので、花粉や粉塵、ウイルス等が鼻や口に侵入することをより一層防止することが出来る。
また、本実施の形態の第2シート状部材120は、図4(a)に示す様に、鼻や頬及びその周辺の顔の部位に概ね沿った形状に塑性変形していると共に、上述した通り呼気が通過し易い様に隙間60(図4(b)参照)が確保されているので、第2シート状部材120と鼻や頬及びその周辺の顔の部位との間にわずかな隙間が生じていても、その隙間からマスク本体2の上部から外へ呼気が漏れることは抑制される。
これにより、使用者の鼻や口から出た呼気50(図4(a)の矢印参照)は、主として、マスク本体2の左右両端縁部2L、2R(図3、図4(b)参照)に生じた隙間部分等からマスク本体2の外へ出ていき、マスク本体2の上部から外へ呼気が漏れることは抑制されるので、呼気による眼鏡40の曇り現象を防止することが出来る。
また、本実施の形態の曇り防止用マスク用具100は、柔軟性を有するシリコン製の部材で構成されているので、耐油性、耐熱性等に優れ、熱消毒や水洗いが可能であり、マスク用具としての衛生面の確保にも優れている。
なお、本実施の形態の第1シート状部材110は、本発明の第1シート状部材の一例にあたり、本実施の形態の第2シート状部材120は、本発明の第2シート状部材の一例にあたる。また、本実施の形態の固定部材130は、本発明の固定部材の一例にあたる。
なお、上記実施の形態では、第1シート状部材110と第2シート状部材120とを接着剤により連結した構成について説明したが、これに限らず例えば、第1シート状部材110と第2シート状部材120とを一体成型により上端部111で連結した構成としても良い。
また、上記実施の形態では、第1シート状部材110と固定部材130とを接着剤により連結した構成について説明したが、これに限らず例えば、第1シート状部材110と固定部材130とを一体成型により上端部111で連結した構成としても良い。
また、上記実施の形態では、第1シート状部材110と第2シート状部材120とを接着剤により連結し、また、第1シート状部材110と固定部材130とを接着剤により連結した構成について説明したが、これに限らず例えば、固定部材130と第1シート状部材110と第2シート状部材120とを一体成型により上端部111で連結した構成としても良い。
また、上記実施の形態では、固定部材130を第1シート状部材110と連結した構成について説明したが、これに限らず例えば、固定部材130を第2シート状部材120の上端部と連結した構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、曇り防止用マスク用具100をシリコン製の部材により構成した場合について説明したが、これに限らず例えば、第1シート状部材110は、マスク本体の内面に沿って配置可能な非通気性の素材であり、且つ、第2シート状部材120は、少なくとも鼻の形状に沿って配置可能な非通気性の素材であればどのような素材であっても良い。
また、上記実施の形態では、第1シート状部材110と第2シート状部材120の非通気性の部材の一例として、シリコン製のシート状部材で構成されており、呼気が通り抜けることを完全に遮断できる場合について説明したが、これに限らず例えば、従来のマスクに用いられる通気性の良い素材に比べて、呼気が通り抜け難い程度の通気性を有する部材で構成されていても良く、この様な部材も、本発明の非通気性の部材の一例に含まれる。
また、上記実施の形態では、第1シート状部材110と第2シート状部材120のシート状部材の一例として、シリコンゴムを薄板状に成形したものである場合について説明したが、これに限らず例えば、シリコン樹脂を薄板状に成形された、少なくとも非通気性を有するものであっても良いし、繊維状の素材を編むことでシート状に形成された、少なくとも非通気性を有するものであっても良いし、或いは、不織布のような素材でシート状に形成された、少なくとも非通気性を有するものであっても良い。
また、上記実施の形態では、曇り防止用マスク用具100の固定部材130をシリコン製の部材により構成した場合について説明したが、これに限らず例えば、固定部材130は、マスク本体2の上端縁部2aに引っ掛けることにより、曇り防止用マスク用具100をマスク本体2に保持することが出来れば、安全性を確保するために表面が植毛された金属板やプラスチック板等、どのような素材で構成されていても良い。
また、この場合、植毛の色を複数種類用意することで、使用者の好みに合わせて植毛の色を選択することが出来、例えば白色のマスク本体2に装着した際、マスク本体2の上端部2aに好みのカラーラインが施されるので、おしゃれな感覚をアピールすることが出来るという効果もある。
また、上記実施の形態では、第2シート状部材120は、マスク本体2で覆われる鼻を含むその他の顔の形状に概ね沿って塑性変形可能な部材である場合について説明したが、これに限らず例えば、第2シート状部材120は、鼻の形状に沿う様に予め成形されている構成であっても良い。また、この構成の場合、鼻の形状は、人によって様々であるので、成人の標準的な鼻のサイズを基準とした標準サイズ(Mサイズ)と、それより少し大きめのサイズ(Lサイズ)と、少し小さめのサイズ(Sサイズ)との3種類を予め用意し、使用者が適宜選択できる構成としても良い。また、サイズについて、成人の男性用、成人の女性用、及び子供用という分類で予め複数種類を用意しても良い。
また、上記実施の形態では、スペーサ用突起部112は、半球状である場合について説明したが、これに限らず例えば、高さの異なる円柱状部材であっても良いし、高さのことなる板状部材等、要するに、第1シート状部材110と第2シート状部材120との連結部から遠い位置に配置されたスペーサ用突起部の高さの方が、近い位置に配置されたスペーサ用突起部の高さよりも高くなる様に、高さを異ならせて構成されており、且つ、呼気50の左右方向への流れが妨げられないものであれば、どのような形状であっても良い。
また、上記実施の形態では、固定部材130の左右幅は第1シート状部材110の左右幅と同じである場合について説明したが(図1(a)参照)、これに限らず例えば、固定部材は、図5に示す様に、第1シート状部材110の左右両端部に左右一対の固定部材230L、230Rが、それぞれ設けられた構成であっても良い。図5は、第1シート状部材110の左右両端部に左右一対の固定部材230L、230Rが、それぞれ設けられた第2曇り防止用マスク用具200の概略構成を示す概略斜視図である。なお、図5において、図1(a)と同じ構成には同じ符号を付した。
また、上記実施の形態では、鼻や口から出た呼気50が左右方向へ流れていく様にするために、第1シート状部材110と第2シート状部材120との連結部から遠い位置に配置されたスペーサ用突起部112の高さの方が、近い位置に配置されたスペーサ用突起部112の高さよりも高くなる様に、スペーサ用突起部112の高さを異ならせて構成した場合について説明したが、これに限らず例えば、図6(a)に示す様に、第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に、概ね鼻の形状に沿って塑性変形可能な特性を有するスペーサ部材310を設けた構成であっても良い。図6(a)は、第1シート状部材110と第2シート状部材120との間にスペーサ部材310を設けて構成された第3曇り防止用マスク用具300の斜視図である。また、図6(b)は図6(a)に示すB−C−D平面による断面を矢印Aに沿って見た断面図であり、図6(c)は図6(a)に示すE−F−G平面による断面を矢印Aに沿って見た断面図であり、図6(d)は図6(a)に示すH−I−J平面による断面を矢印Aに沿って見た断面図である。
第3曇り防止用マスク用具300では、図6(a)〜図6(d)に示す様に、スペーサ部材310を設けたことにより、第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に形成される空間320の天井部321は、第3曇り防止用マスク用具300の正面視で、空間320の左右幅の中央部から左右両端部に向かうに従って上昇する形状、即ち、正面視で略V字状に傾斜した形状を成している。この様に、空間320の天井部321が、正面視で略V字状に傾斜した形状を成していることから、鼻や口から出た呼気は、空間320の左右幅の中央部から左右方向に向けて、略V字状の傾斜に沿いながら移動して、最終的には、図4(b)で示した場合と同様に、主として、マスク本体2の左右両端縁部2L、2Rに生じた隙間部分等からマスク本体2の外へ出ていく。これにより、マスク本体2の上部から外へ呼気が漏れることは抑制されるので、呼気による眼鏡40の曇り現象を防止することが出来る。
また、図6(a)で示したスペーサ部材310は、概ね鼻の形状に沿って塑性変形可能な特性を有する構成である場合について説明したが、これに限らず例えば、スペーサ部材310における鼻に当たる部位(図6(a)のH−I−J平面による断面の部位、及びその近傍の部位)を、標準的な成人の鼻の形状に合わせて予めへこませてあっても良い。これにより、標準的な成人の鼻の形状に合わせて予めへこませていない構成に比べて、第3曇り防止用マスク用具300の第2シート状部材120は、より一層、使用者の鼻や頬上部の形状になじみやすくなる。
また、図6(a)に示した第3曇り防止用マスク用具300では、第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に設けられたスペーサ部材310は、その左右両端部における空間320の天井部321は、第1シート状部材110の上端部111に達している場合について説明したが、これに限らず例えば、図7(a)に示す様に、第4曇り防止用マスク用具400の第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に設けられた、概ね鼻の形状に沿って塑性変形可能な特性を有する第2スペーサ部材410は、その左右両端部における第2空間420の第2天井部421は、第1シート状部材110の上端部111に達していない構成であっても良い。
また、図6(a)に示した第3曇り防止用マスク用具300では、第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に設けられたスペーサ部材310は、その左右両端部における空間320の天井部321は、第1シート状部材110の上端部111に達している場合について説明したが、これに限らず例えば、図7(b)に示す様に、第5曇り防止用マスク用具500の第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に設けられた、概ね鼻の形状に沿って塑性変形可能な特性を有する第3スペーサ部材510は、四角錐形状の底面が第1シート状部材110の内面と接触し、四角錐形状の三角形状の一の側面が第2シート状部材120の内面と接触している構成であっても良い。
また、図6(a)に示した第3曇り防止用マスク用具300では、第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に設けられたスペーサ部材310は、その左右両端部における空間320の天井部321は、第1シート状部材110の上端部111に達している場合について説明したが、これに限らず例えば、図7(c)に示す様に、第6曇り防止用マスク用具600の第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に設けられた、概ね鼻の形状に沿って塑性変形可能な特性を有する第4スペーサ部材610は、三角柱形状の長方形状の一の側面が第1シート状部材110の内面と接触し、三角柱形状の長方形状の他の一の側面が第2シート状部材120の内面と接触している構成であっても良い。
ここで、図7(a)は、第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に第2スペーサ部材410を設けて構成された第4曇り防止用マスク用具400の斜視図であり、図7(b)は、第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に第3スペーサ部材510を設けて構成された第5曇り防止用マスク用具500の斜視図であり、図7(c)は、第1シート状部材110と第2シート状部材120との間に第4スペーサ部材610を設けて構成された第6曇り防止用マスク用具600の斜視図である。
また、図7(a)〜図7(c)で示した第2スペーサ部材410、第3スペーサ部材510、及び第4スペーサ部材610は、概ね鼻の形状に沿って塑性変形可能な特性を有する構成である場合について説明したが、これに限らず例えば、第2スペーサ部材410、第3スペーサ部材510、及び第4スペーサ部材610における鼻に当たる部位を、標準的な成人の鼻の形状に合わせて予めへこませてあっても良い。これにより、標準的な成人の鼻の形状に合わせて予めへこませていない構成に比べて、第4曇り防止用マスク用具400の第2シート状部材120、第5曇り防止用マスク用具500、及び第6曇り防止用マスク用具600は、より一層、使用者の鼻や頬上部の形状になじみやすくなる。
また、上記実施の形態では、鼻や口から出た呼気50が左右方向へ流れていく様にするために、第1シート状部材110にスペーサ用突起部112(図4(b)参照)を設けた構成、或いは、第1シート状部材110と第2シート状部材120との間にスペーサ部材310等(図6(a)〜図6(d)、図7(a)〜図7(c)参照)を設けた構成について説明したが、これに限らず例えば、第1シート状部材110は、鼻や口から出た呼気50が左右方向へ移動可能な空間を頬との間に確保できる様な膨らみを有した形状に予め成形されていても良い。この構成の場合は、上述したスペーサ用突起部112、スペーサ部材310、第2スペーサ部材410、第3スペーサ部材510、或いは第4スペーサ部材610を設ける必要は無い。
また、上記実施の形態では、曇り防止用マスク用具100の左右幅は、マスク本体2の左右幅よりも短く設定されている場合について説明したが、これに限らず例えば、曇り防止用マスク用具100の左右幅は、マスク本体2の左右幅と同じであっても良いし、マスク本体2の左右幅により長く設定されていても良い。
また、上記実施の形態では、第2シート状部材120の上下幅は、成人の鼻の鼻背部21(図1、3参照)を覆う程度の長さになる様に、左端から右端に亘り一定の上下幅に設定されていて正面視で略長方形状を成している場合について説明したが、これに限らず例えば、第2シート状部材120は、第2シート状部材120の左右幅方向の中央部においてその上下幅が最も短くなっており、且つ、鼻の鼻背部21に対応する部位を中心として概ね鼻の形状に沿う様に切り欠かれた略逆V字状の切り欠き部を有する略長方形状を成した構成であっても良い。
本発明のマスク用具によれば、従来のマスクに着脱可能であって、従来のマスクに装着することにより眼鏡が曇りにくいという効果を発揮し、例えば、使い捨てマスクや、衛生マスク等に装着して用いるマスク用具として有用である。
1 使い捨てマスク
2 マスク本体
2a マスク本体の上端縁部
3 耳掛け部
21 鼻背部
22 鼻尖部
50 呼気
60 隙間
100 曇り防止用マスク用具
110 第1シート状部材
111 上端部
112 半球状のスペーサ用突起部
120 第2シート状部材
130 固定部材
131 引っ掛け用隙間

Claims (3)

  1. マスクの上部側の内面に沿って配置可能な非通気性の第1シート状部材と、
    前記第1シート状部材の少なくとも上端部で連結されていると共に前記第1シート状部材と所定の間隔を保持した、少なくとも鼻の形状に沿って配置可能な非通気性の第2シート状部材と、
    前記第1シート状部材又は前記第2シート状部材の上端側に設けられた固定部材と、を備え、
    前記固定部材を前記マスクの上端縁部に引っ掛けることによって、前記第1シート状部材及び前記第2シート状部材を前記マスクの内面側に着脱可能であり、
    前記第1シート状部材の、前記第2シート状部材に対向する側の表面には、前記第1シート状部材の左右幅方向の中央部を除き、高さの異なるスペーサ用突起部が複数形成されており、
    前記第1シート状部材と前記第2シート状部材との連結部から遠い位置に配置された前記スペーサ用突起部の高さの方が、近い位置に配置された前記スペーサ用突起部の高さよりも高くなる様に前記スペーサ用突起部が形成されていることにより、前記所定の間隔が保持される、マスク用具。
  2. 前記第2シート状部材は、前記鼻の形状に沿う様に柔軟性を有する部材であり、請求項1に記載のマスク用具。
  3. 前記第2シート状部材は、前記鼻の形状に沿う様に予め成形されている、ことを特徴とする請求項1に記載のマスク用具。
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