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JP6941430B2 - 車載アンテナ装置、車載アンテナ装置の給電端子部、車載アンテナ装置の給電端子部におけるホルダーの形成方法 - Google Patents
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JP6941430B2 - 車載アンテナ装置、車載アンテナ装置の給電端子部、車載アンテナ装置の給電端子部におけるホルダーの形成方法 - Google Patents

車載アンテナ装置、車載アンテナ装置の給電端子部、車載アンテナ装置の給電端子部におけるホルダーの形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、車載アンテナ装置などに関する。
従来、特許文献1のように、車載アンテナ装置が提案されている。
特開2007−104142号公報
しかしながら、車載アンテナ装置におけるアースは、特許文献1の接地片のように、給電端子部とは別に貼り付けする必要がある。
したがって本発明の目的は、接地が容易な車載アンテナ装置などを提供することである。
本発明に係る車載アンテナ装置は、ガラスに設けられたエレメント部と、エレメント部で得られた信号を増幅するアンプを含む基板と、基板を収納する収納部と、収納部における基板よりもガラスに近い側に取り付けられる面を含むアースプレートと、基板とアースプレートとを電気的に接続する第1接続部と、基板とエレメント部の導電端子とを電気的に接続する第2接続部と、を有する給電端子部とを備える。第1接続部と第2接続部の少なくとも一方は、基板とアースプレートの配列方向にバネ性を有する。
アンテナ素子のアースとして機能するアースプレートが、給電端子部における基板を収納する収納部における基板よりもガラスに近い側に取りつけられる。
給電端子部をガラスに貼り付けることで、アンテナ素子のアース(アースプレート)もガラスに貼り付けられるので、接地を容易に出来る。
エレメント部は、アースとして機能するための金属材料(金属皮膜、導電塗料)などを配設する領域を必要とせず、導電部と導電端子を配設する領域だけで済み、単純な形状で形成出来る。
また、アースプレートは、基板とガラスの間に配置されるため、アースプレートに相当する部材が基板と同じ平面上に隣接して配置される形態に比べて、アースとしての性能を確保しやすく、且つ給電端子部の寸法(特に長手方向の寸法)を小さくすることが出来る。
好ましくは、収納部の長手方向は、車載アンテナ装置で受信する電波の波長の1/8以下の寸法を有し、エレメント部に形成された導体パターンの全長は、波長の1/4以上の寸法を有する。
給電端子部の大きさに制限があり、特に長手方向の長さを十分に確保出来なかった場合、アースプレートの導体パターンの全長が短くなり、アースプレートの導体パターンの全長が長い場合に比べて、共振周波数が高域にずれることが考えられるが、帯状など単純な形状で形成されたエレメント部における導電部の導体パターンの全長を通常よりも長くして、共振周波数を低域にずらし、車載アンテナ装置の全体として所望の受信周波数にすることが出来る。
また、好ましくは、アースプレートの導体パターンは、C型状、L型状、U型状、J型状、収納部の長手方向に延びる長辺を有するミアンダ状、渦巻き状、O型状のいずれかに形成される。
さらに好ましくは、アースプレートの導体パターンは、基板と平行な面と、基板を含む面と垂直な面を有する。
基板を含む面に垂直な面に、アースプレートの導体パターンを形成することにより、給電端子部の長手方向の寸法を大きくせずに、アースプレートの導体パターンの全長を長くすることが可能になる。
また、好ましくは、アースプレートの導体パターンは、C型状、L型状、U型状、J型状、収納部の長手方向に延びる長辺を有するミアンダ状、渦巻き状のいずれかに形成され、アースプレートを形成する導体パターンの端部に、第1接続部が接続する。
また、好ましくは、アースプレートは、収納部の少なくとも一部と一体的に形成されたものである。
ホルダーの材料がアースプレートと密着した状態でホルダーが形成され、経年劣化が生じてもホルダーとアースプレートとが外れにくいし、アースプレートをホルダーに取り付ける工程を簡素化出来る。
また、好ましくは、収納部は、収納部における基板よりもガラスに近い側のホルダーと、係合によりホルダーに取り付けられるケースとを有し、基板には、アンプに電力を供給し、エレメント部で得られた信号を出力するケーブルが接続され、基板とホルダーの間には、非導電性の板状部材が設けられ、基板は、ケースと板状部材の間に納められ、ホルダーに対して取り外し可能であり、アースプレートは、板状部材とホルダーの間に配置される。
ケースとホルダーとの間の係合により、ケースがホルダーに取り付けられるが、当該係合状態を解除すれば、ホルダーからケースを取り外しすることが出来る。
給電端子部の基板やエレメント部など車載アンテナ装置を構成する部材に不具合が生じた場合には、ホルダーからケースを取り外すことによって、ケースに納められた基板を修理または交換したり、エレメント部を交換したりすることが出来る。
本発明に係る方法は、ガラスに設けられるエレメント部で得られた信号を増幅するアンプを含む基板と、基板を収納する収納部と、収納部における基板よりもガラスに近い側のホルダーに取り付けられる面を含むアースプレートと、基板とアースプレートとを電気的に接続する第1接続部と、基板とエレメント部の導電端子とを電気的に接続する第2接続部をし、第1接続部と第2接続部の少なくとも一方が基板とアースプレートの配列方向にバネ性をもつ給電端子部におけるホルダーの形成方法であって、アースプレートにおけるホルダーと対向する側には、係合突起が設けられ、アースプレートを鋳型に載置する第1工程と、鋳型に溶融したホルダーの材料を流し込んでホルダーを形成する第2工程を備える。
本発明に係る車載アンテナ装置の給電端子部は、ガラスに設けられるエレメント部で得られた信号を増幅するアンプを含む基板と、基板を収納する収納部と、収納部における基板よりもガラスに近い側に取り付けられる面を含むアースプレートと、基板とアースプレートとを電気的に接続する第1接続部と、基板とエレメント部の導電端子とを電気的に接続する第2接続部とを備える。第1接続部と第2接続部の少なくとも一方は、基板とアースプレートの配列方向にバネ性を有する。
本発明に係る車載アンテナ装置は、ガラスに設けられるエレメント部と、エレメント部で得られた信号を増幅するアンプを含む基板と、基板を収納する収納部と、収納部における基板よりもガラスに近い側に取り付けられるアース部と、基板とアース部とを電気的に接続する第1接続部と、基板とエレメント部の導電端子とを電気的に接続する第2接続部を有する給電端子部とを備える。第1接続部と第2接続部の少なくとも一方は、基板とアース部の配列方向にバネ性を有する。
本発明に係る車載アンテナ装置は、ガラスに設けられたエレメント部と、エレメント部で得られた信号を増幅するアンプを含む基板と、基板を収納する収納部と、収納部における基板よりもガラスに近い側に取り付けられる面を含むアースプレートと、基板とアースプレートとを電気的に接続する第1接続部と、基板とエレメント部の導電端子とを電気的に接続する第2接続部と、を有する給電端子部と、を備える。収納部は、収納部における基板よりもガラスに近い側のホルダーと、係合によりホルダーに取り付けられるケースとを有する。基板には、アンプに電力を供給し、エレメント部で得られた信号を出力するケーブルが接続される。基板とホルダーの間には、非導電性の板状部材が設けられる。基板は、ケースと板状部材の間に納められ、ホルダーに対して取り外し可能である。アースプレートは、板状部材とホルダーの間に配置される。
以上のように本発明によれば、接地が容易な車載アンテナ装置などを提供することができる。
本実施形態における、エレメント部と、給電端子部の分解斜視図である。 エレメント部と、基板とケーブルとベースと第1接続部材と第2接続部材を含むケースと、アースプレートと貼り付け部材を含むホルダーの斜視図である。 基板に平行なxy平面上にC型状に形成されたアースプレートの斜視図である。 図3の点線で囲った領域Aをy方向から見た断面構成図である。 アースプレートが取り付けられたホルダーを下から見た斜視図である。 基板とケーブルとベースと第1接続部材と第2接続部材を含むケースを下から見た斜視図である。 貼り付け部材が取り付けられる前の給電端子部を下から見た斜視図である。 給電端子部を下から見た斜視図である。 給電端子部を上から見た斜視図である。 ガラスに張り付けられたエレメント部と、ガラスに張り付けられる前の給電端子部を示す斜視図である。 ガラスに張り付けられたエレメント部と給電端子部を示す斜視図である。 ガラスに張り付けられたエレメント部と給電端子部を示す正面図である。 図12のB−B線断面図である。 給電端子部の収納部の長手方向に伸びる長辺を有するミアンダ状で一部がxy平面上に形成され、他の部分がxz平面上に形成されたアースプレートの斜視図である。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態における車載アンテナ装置1は、フロントガラスなど車両のガラス90の室内側に貼り付けられ、エレメント部10、給電端子部50を備える(図1〜図13参照)。
エレメント部10と給電端子部50とが、フィルムアンテナ装置を構成する。
エレメント部10と給電端子部50が、モノポールタイプのアンテナとして動作することでデジタルテレビ放送の受信やデータ通信機器の送受信を行う。
エレメント部10は、基材11、導体パターンが形成された導電部(アンテナ導体)13、導電端子15、保護膜17を有する。
給電端子部50は、ケース51、基板53、ケーブル55、ベース57、第1接続部材59a、第2接続部材59b、ホルダー61、アースプレート63、貼り付け部材65を有する。
次に、各部の詳細について説明する。
方向を説明するため、給電端子部50の長手方向(左右方向)がx方向であり、エレメント部10の平面上で当該左右方向と垂直な上下方向(エレメント部10の導電部13を形成する導体パターンの長手方向)がy方向であるとして説明する。
また、エレメント部10の平面における車両のガラス90と対向する側の面を裏面とし、当該裏面と反対側の面を表面とし、当該平面に垂直な表裏方向がz方向であるとして説明する。
エレメント部10が正しくガラス90に貼り付けされた場合に、x方向は、車両のガラス90における黒セラミック若しくは黒セラミックドットなどで構成された非透光領域91と透光領域93との境界線92であって、エレメント部10の端部や給電端子部50が貼り付けられる領域にあるものと平行な位置関係になる。
なお、図10〜図12では、非透光領域91を斜め格子線で表している。
エレメント部10の構成について説明する。
基材11は、電気絶縁性を有する透明なフィルムで、基材11の表面に配設する導電部13の導体パターンを保持する帯形状を有する。
本実施形態では、導電部13が略J字形状の導体パターンを有する例を示すが、二本線やループ状など別の導体パターンを有する形態であってもよい。
また、導電部13は、きわめて細い導線を網目状にして視認できないように形成した導体パターンを有する形態であってもよい。
導電部13の導体パターンの全長が、車載アンテナ装置1で受信する電波の波長λの1/4以上になるように、基材11の長手方向(y方向)の寸法(約95mm)が決定される。
基材11の端部の表面には、導電部13の一端に設けられて給電端子部50と電気的に接続する導電端子15が配設される。
エレメント部10の基材11は、給電端子部50の収納部(ケース51、ホルダー61の長手方向(x方向)の寸法よりも短い幅のI型状に形成される。
保護膜17は、電気絶縁性を有する透明な材料で、基材11に配設された導電部13を保護するために基材11とで導電部13を挟むようにして設けられ、導電端子15が配設された部分を除き、基材11とほぼ同じ形状を有する。
基材11の裏面には、エレメント部10をガラス90に貼り付けるために接着剤が塗布されている。
エレメント部10がガラス90に貼り付けられる前の状態において、基材11の表面には、アプリケーションフィルム(表面保護シート、不図示)が貼り付けられ、基材11の裏面(ガラス90と対向する側の面)には、セパレーター(裏面保護シート、不図示)が貼り付けられる。
セパレーターやアプリケーションフィルムは、エレメント部10をガラス90に貼り付ける際に取り外しされる。
給電端子部50の構成について説明する。
ケース51は、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂などで構成され、ガラス90と対向する面が開口する略直方体形状を有し、基板53、ベース57、第1接続部材59a、第2接続部材59bを、ガラス90から離れた側から覆う。
ケース51の側面には、凸部51aが設けられ、給電端子部50の組み立て時にホルダー61に設けられた穴(係合部61c)と係合する。
基板53は、エポキシ(Epoxy)樹脂などで構成され、アンテナアンプなど、導電部13をアンテナ素子として機能させるための回路を有する。
基板53は、取り外し可能な状態で、ケース51に収納され、収納部を構成するケース51とホルダー61が、基板53を挟んだ状態で保持する。
ケーブル55は、同軸ケーブルであって、芯線(内部導体)および編組線(外部導体)が基板53のアンプ回路に接続され、基板53に含まれるアンテナアンプに電力を供給したり、導電部13で得られた信号を出力したりするために使用される。
ベース57は、ケース51の開口に嵌合して、ケース51とで、基板53を挟む非導電性の板状部材(例えば、ABS樹脂製の板状部材)で、第1接続部材59aと第2接続部材59bとが貫通する穴若しくは切り欠き(第1切り欠き57a、第2切り欠き57b)を有する。
第1接続部材59aは、導電性の板を略S字状に折り曲げてバネ性を有するように形成された弾性部材で、基板53のアンプ回路のアース側(ケーブル55の編組線(外部導体)が接続されるパターン)に半田付け等によって接続され、基板53とアースプレート63の電気的な接続のために使用される。
第2接続部材59bは、導電性の板を略S字状に折り曲げてバネ性を有するように形成された弾性部材で、基板53のアンプ回路の入力側(ケーブル55の芯線(内部導体)が接続されるパターン)に半田付け等によって接続され、基板53と導電端子15の電気的な接続のために使用される。
ホルダー61は、ABS樹脂などで構成され、略直方体形状を有している。ホルダー61は、底面がガラス90と対向し、底面と対向する反対側の面が開口して、基板53、ベース57、第1接続部材59a、第2接続部材59bを、ガラス90に近い側から覆う。
ホルダー61におけるガラス90と対向する面(底面)には、第1接続部材59aと第2接続部材59bが貫通する穴(第1穴61a、第2穴61b)が設けられる。
ホルダー61の側面には、ケース51の凸部51aと係合する穴(係合部61c)が設けられる。
ケース51とホルダー61の長手方向(x方向)は、車載アンテナ装置1で受信する電波の波長λの1/8以下の寸法(約58mm)を有する。
ホルダー61におけるガラス90と対向する面(底面)の裏側には、アースプレート63が取り付けられる。
アースプレート63は、アンテナ素子(導電部13)のアースとして必要な全長と幅を有する帯状の導体パターンにより所定の形状に形成される導電性の板状部材(例えば、ブリキ製の板状部材)である(図3参照)。
アースプレート63は、幅広の環状帯の一部を切り欠いたC型状に形成して、収納部を構成するホルダー61の底面に、その外形の内周に沿うように設けられる。これによってアースプレート63は、ホルダー61の底面の略全面に形成される。
アースプレート63の形状は、C型状に限らず、例えば、L型状、U型状、J型状、ミアンダ状、渦巻き状であってもよい。
アースプレート63を形成するC型状に形成される導体パターンの切り欠いた部分に近い端部の一方64aの近傍に第1接続部材59aが接触し、アースプレート63における基板53と平行な面を含む矩形の枠内でアースプレート63の導体パターンが形成されない領域64b、すなわち、切り欠いた部分に第2接続部材59bが位置するように(第2接続部材59bがアースプレート63に接触しないように)、アースプレート63の導体パターンの形状、第1接続部材59aや第2接続部材59bの位置が決定される。
なお、第2接続部材59bが接触しない領域を確保出来れば、アースプレート63の形状はO型状であってもよい。
アースプレート63における外縁には、ホルダー61と対向する側に切り起こされた複数の係合突起63aが設けられる。
係合突起63aは、アースプレート63から離れた第1部分63a1と、第1部分63a1よりもアースプレート63に近い第2部分63a2を有し、第1部分63a1は第2部分63a2よりも幅広い形状を有する(図4参照)。
ホルダー61は、係合突起63a(第1部分63a1、第2部分63a2)と係合する。
本実施形態では、第1部分63a1が第2部分63a2よりも幅広い形状を有する一例として、係合突起63aが逆凸形状を有する形態を説明するが、アースプレート63から離れた第1部分63a1がアースプレート63に近い第2部分63a2よりも幅広の形状であれば、他の形状(例えば、蟻ほぞ形状など)を有する形態であってもよい。
アースプレート63は、インサート成形によりホルダー61(収納部の一部)と一体的に形成されることで、ホルダー61に取り付けられる。
アースプレート63をホルダー61の鋳型に載置する第1工程と、当該鋳型に溶融したホルダー61の材料を流し込んで、ホルダー61を形成する第2工程を介して、ホルダー61が形成される。
第2工程において、ホルダー61の材料が第1部分63a1とアースプレート63の間に入り、係合突起63aやアースプレート63の表面と密着した状態でホルダー61が形成され、経年劣化が生じてもホルダー61とアースプレート63とが外れにくいし、アースプレート63をホルダー61に取り付ける工程を簡素化出来る。係合突起63aの数や配置は、保持力や耐久性を考慮して決定される。
ただし、アースプレート63をホルダー61に取り付ける手段は、上述のものに限らない。例えば、凹み(不図示)を底面に設けたホルダー61を形成した後に、係合突起63aを当該凹みに嵌め込むことで、アースプレート63をホルダー61に取り付ける形態や、貼り付け部材65との挟み込みによってホルダー61に取りつけられる形態が考えられる。
貼り付け部材65は、両面テープや粘着剤などで構成され、アースプレート63のガラス90と対向する側の面に設けられ、アースプレート63を含む給電端子部50をガラス90に貼り付けるために用いられる。
貼り付け部材65には、第2接続部材59bが貫通する領域(第3切り欠き65a)が設けられる。
第1接続部材59aは、第1切り欠き57aと第1穴61aを介して、基板53とアースプレート63に挟まれ、第1接続部材59aの付勢力によって、基板53とアースプレート63とが電気的に接続した状態にされる。
第2接続部材59bは、第2切り欠き57bと第2穴61bと導体パターンが形成されない領域64bと第3切り欠き65aを介して、給電端子部50におけるガラス90と対向する側の面から突出し、給電端子部50をガラス90に貼り付ける際に、基板53と先にガラス90に貼り付けられたエレメント部10の導電端子15とに挟まれ、第2接続部材59bの付勢力によって、基板53と導電端子15とが電気的に接続した状態にされる。
次に、給電端子部50の組み立て手順について説明する。
ケーブル55や第1接続部材59aや第2接続部材59bが取り付けられた基板53が、ケース51に納められ、ベース57が更にケース51に納められる(図6参照)。
予めアースプレート63が取り付けられたホルダー61に、基板53とケーブル55とベース57と第1接続部材59aと第2接続部材59bを含むケース51が取り付けられる(図7参照)。
ホルダー61とでアースプレート63を挟むようにして、ホルダー61に貼り付け部材65が貼り付けられて、給電端子部50が完成する(図8、図9参照)。
ただし、予めアースプレート63が取り付けられたホルダー61に、貼り付け部材65が貼り付けられ、その後、アースプレート63と貼り付け部材65を含むホルダー61に、基板53とケーブル55とベース57と第1接続部材59aと第2接続部材59bを含むケース51が取り付けられる手順であってもよい(図2参照)。
ケース51の凸部51aとホルダー61の係合部61cとの間の係合により、ケース51がホルダー61に取り付けられるが、当該係合状態を解除すれば、ホルダー61からケース51を取り外しすることが出来る。
給電端子部50の基板53やエレメント部10など車載アンテナ装置1を構成する部材に不具合が生じた場合には、ホルダー61からケース51を取り外すことによって、ケース51に納められた基板53を修理または交換したり、エレメント部10を交換したりすることが出来る。
次に、貼り付け作業者が、車載アンテナ装置1をガラス90に貼り付けする手順について説明する(図10〜図13参照)。
エレメント部10の裏面に貼り付けられたセパレーターを剥がした後、導電端子15が境界線92の近くに位置するように、エレメント部10がガラス90に貼り付けられ、貼り付け後、アプリケーションフィルムがエレメント部10から剥がされる(エレメント部貼り付けステップ、図10参照)。
給電端子部50の長手方向(x方向)が、境界線92における給電端子部50が貼り付けられる領域のものと平行になり、且つ第2接続部材59bが導電端子15と接触するような位置関係で、給電端子部50がガラス90に貼り付けられる(給電端子部貼り付けステップ、図11〜図13参照)。
本実施形態では、アンテナ素子(導電部13)のアースとして機能するアースプレート63が、給電端子部50における基板53を収納するホルダー61と、給電端子部50をガラス90に貼り付けるための貼り付け部材65の間に設けられ、収納部における基板53よりもガラス90に近い側(ホルダー61)に取り付けられる。
給電端子部50をガラス90に貼り付けることで、アンテナ素子(導電部13)のアース(アースプレート63)もガラス90に貼り付けられるので、接地を容易に出来る。
エレメント部10の基材11は、アースとして機能するための金属材料(金属皮膜、導電塗料)などを配設する領域を必要とせず、導電部13と導電端子15を配設する領域だけで済み、単純な形状で形成出来る。
また、アースプレート63は、基板53と貼り付け部材65の間(基板53とガラス90の間)に配置されるため、アースプレートに相当する部材が基板53と同じ平面上に隣接して配置される形態に比べて、アースとしての性能を確保しやすく、且つ給電端子部50の寸法(特に長手方向の寸法)を小さくすることが出来る。
なお、アースプレート63は、基板53よりもガラス90に近い側でホルダー61に取り付けられる条件下であれば、ケース51とホルダー61とで構成される収納部の内部(ホルダー61の底面の表側)に設けられる形態であってもよい。
例えば、ベース57とホルダー61の間に、アースプレート63が設けられ、ベース57との挟み込みによってホルダー61に取りつけられる形態、若しくはアースプレート63が直接ホルダー61に取りつけられる形態が考えられる。
I型など単純な形状のエレメント部10は、一方の辺に導電部13が配設され他方の辺にアースとして機能する金属材料が配設されたL字形状など、複雑な形状で形成されたエレメント部に比べて、製造コストを下げることが出来、また貼り付けも簡素化出来る。
また、給電端子部50の大きさに制限があり、特に長手方向(x方向)の長さを十分に確保出来なかった場合、アースプレート63の導体パターンの全長が短くなり、アースプレート63の導体パターンの全長が長い場合に比べて、共振周波数が高域にずれることが考えられるが、帯状など単純な形状で形成されたエレメント部10における導電部13の導体パターンの全長を通常よりも長くして、共振周波数を低域にずらし、車載アンテナ装置1の全体として所望の受信周波数にすることが出来る。
本実施形態(図1〜図13)では、アースプレート63の導体パターンが、z方向から見て(基板53に平行なxy平面上に)C型状に形成された例を示したが、C型状以外の他の形状を有する形態であってもよいし、基板53に平行なxy平面上だけに形成されるのではなく、基板53を含む面(xy平面)に垂直な面(xy平面以外のxz平面やyz平面)と基板53に平行な面(収納部における基板53よりもガラス90に近い側(ホルダー61)に取りつけられる面)とを有する形態であってもよい。
図14は、給電端子部50の収納部(ケース51、ホルダー61)の長手方向(x方向)に伸びる長辺(他の方向に延びる辺よりも長い辺)を有するミアンダ状で一部がホルダー61の底面と対向するxy平面上に形成され、他の部分が当該底面と垂直なxz平面上に形成される例を示す。
基板53を含む面に垂直な面に、アースプレート63の導体パターンを形成することにより、給電端子部50の長手方向の寸法を大きくせずに、アースプレート63の導体パターンの全長を長くすることが可能になる。
なお、本実施形態では、アースプレート63が、ブリキ製などの板状部材で形成される例を示したが、アンテナ素子(導電部13)のアースとして機能するものであれば、ブリキ製に限るものではない。
例えば、アースプレート63が、金属材料(金属皮膜、導電塗料)で構成され、ホルダー61に取り付けられる(貼り付けを含む)形態が考えられる。
また、基板53とガラス90の間に設けるアースプレート63(アース部)は、板状部材に限らず、例えば、棒状部材を折り曲げて構成する形態であってもよい。
また、本実施形態では、エレメント部10がガラス90に設けられる例として、フィルム状のエレメント部10がガラス90に貼り付けられる形態を説明したが、エレメント部10の導体パターンがガラス90に内蔵される形態であってもよい。
1 車載アンテナ装置
10 エレメント部
11 基材
13 導電部
15 導電端子
17 保護膜
50 給電端子部
51 ケース
51a 凸部
53 基板
55 ケーブル
57 ベース
57a 第1切り欠き
57b 第2切り欠き
59a 第1接続部材
59b 第2接続部材
61 ホルダー
61a 第1穴
61b 第2穴
61c 係合部
63 アースプレート
63a 係合突起
63a1 第1部分
63a2 第2部分
64a アースプレートの導体パターンの端部の一方
64b アースプレートにおける基板と平行な面を含む矩形の枠内でアースプレートの導体パターンが形成されない領域
65 貼り付け部材
65a 第3切り欠き
91 車両フロントガラスの非透光領域
92 境界線
93 車両フロントガラスの透光領域

Claims (9)

  1. ガラスに設けられたエレメント部と、
    前記エレメント部で得られた信号を増幅するアンプを含む基板と、前記基板を収納する収納部と、前記収納部における前記基板よりも前記ガラスに近い側に取り付けられる面を含むアースプレートと、前記基板と前記アースプレートとを電気的に接続する第1接続部と、前記基板と前記エレメント部の導電端子とを電気的に接続する第2接続部と、を有する給電端子部と、を備え、
    前記第1接続部と前記第2接続部の少なくと一方は、前記基板と前記アースプレートの配列方向にバネ性を有し、
    前記基板と前記アースプレートとの間には、前記収納部とは別体で非導電性の板状部材が設けられている、ことを特徴とする車載アンテナ装置。
  2. 前記収納部の長手方向は、前記車載アンテナ装置で受信する電波の波長の1/8以下の寸法を有し、
    前記エレメント部に形成された導体パターンの全長は、前記波長の1/4以上の寸法を有することを特徴とする請求項1に記載の車載アンテナ装置。
  3. 前記アースプレートの導体パターンは、C型状、L型状、U型状、J型状、前記収納部の長手方向に延びる長辺を有するミアンダ状、渦巻き状、O型状のいずれかに形成されることを特徴とする請求項1に記載の車載アンテナ装置。
  4. 前記アースプレートの導体パターンは、前記基板と平行な面と、前記基板を含む面と垂直な面を有することを特徴とする請求項3に記載の車載アンテナ装置。
  5. 前記アースプレートの導体パターンは、C型状、L型状、U型状、J型状、前記収納部の長手方向に延びる長辺を有するミアンダ状、渦巻き状のいずれかに形成され、
    前記アースプレートを形成する導体パターンの端部に、前記第1接続部が接続することを特徴とする請求項1に記載の車載アンテナ装置。
  6. 前記アースプレートは、前記収納部の少なくとも一部と一体的に形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の車載アンテナ装置。
  7. 前記収納部は、前記収納部における前記基板よりも前記ガラスに近い側のホルダーと、係合により前記ホルダーに取り付けられるケースとを有し、
    前記基板には、前記アンプに電力を供給し、前記エレメント部で得られた信号を出力するケーブルが接続され、
    前記基板と前記ホルダーの間には、前記板状部材が設けられ、
    前記基板は、前記ケースと前記板状部材の間に納められ、前記ホルダーに対して取り外し可能であり、
    前記アースプレートは、前記板状部材と前記ホルダーの間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車載アンテナ装置。
  8. ガラスに設けられたエレメント部と、
    前記エレメント部で得られた信号を増幅するアンプを含む基板と、前記基板を収納する収納部と、前記収納部における前記基板よりも前記ガラスに近い側に取り付けられる面を含むアースプレートと、前記基板と前記アースプレートとを電気的に接続する第1接続部と、前記基板と前記エレメント部の導電端子とを電気的に接続する第2接続部と、を有する給電端子部と、を備え、
    前記第1接続部と前記第2接続部の少なくとも一方は、前記基板と前記アースプレートの配列方向にバネ性を有し、
    前記収納部は、前記収納部における前記基板よりも前記ガラスに近い側のホルダーと、係合により前記ホルダーに取り付けられるケースとを有し、
    前記基板には、前記アンプに電力を供給し、前記エレメント部で得られた信号を出力するケーブルが接続され、
    前記基板と前記ホルダーの間には、非導電性の板状部材が設けられ、
    前記基板は、前記ケースと前記板状部材の間に納められ、前記ホルダーに対して取り外し可能であり、
    前記アースプレートは、前記板状部材と前記ホルダーの間に配置されることを特徴とする車載アンテナ装置。
  9. ガラスに設けられたエレメント部と、
    前記エレメント部で得られた信号を増幅するアンプを含む基板と、前記基板を収納する収納部と、前記収納部における前記基板よりも前記ガラスに近い側に取り付けられる面を含むアースプレートと、前記基板と前記アースプレートとを電気的に接続する第1接続部と、前記基板と前記エレメント部の導電端子とを電気的に接続する第2接続部と、を有する給電端子部と、を備え、
    前記収納部は、前記収納部における前記基板よりも前記ガラスに近い側のホルダーと、係合により前記ホルダーに取り付けられるケースとを有し、
    前記基板には、前記アンプに電力を供給し、前記エレメント部で得られた信号を出力するケーブルが接続され、
    前記基板と前記ホルダーの間には、非導電性の板状部材が設けられ、
    前記基板は、前記ケースと前記板状部材の間に納められ、前記ホルダーに対して取り外し可能であり、
    前記アースプレートは、前記板状部材と前記ホルダーの間に配置されることを特徴とする車載アンテナ装置。
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