JP6945672B2 - フェイルセーフシステム - Google Patents
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相互に監視を実施する複数の制御装置が接続されたフェイルセーフシステムにおいて、
いずれかの制御装置である第一の制御装置は、
前記第一の制御装置の記憶部に、通常の制御に用いる制御プログラムと、前記第一の制御装置の故障時に前記第一の制御装置のバックアップに用いる代替制御プログラムとを格納し、
前記代替制御プログラムを、他のいずれかの制御装置である第二の制御装置の記憶部の空き領域に前記第一の制御装置からアップロードし、
前記第二の制御装置は、
前記第一の制御装置を監視し、
前記第一の制御装置が故障したと前記第二の制御装置が判断した場合、前記第二の制御装置の記憶部に格納された前記代替制御プログラムを実行し、
前記複数の制御装置のそれぞれは前記第一の制御装置として、故障時の制御に用いる前記代替制御プログラムを、前記第二の制御装置としての他の制御装置の記憶部の空き領域にアップロードすることを特徴としたものである。
図1は、実施の形態1に係るフェイルセーフシステム100の構成を示すブロック図である。車両に搭載された複数の制御装置1、2、3、4、5、6と、車載機器を夫々動作させる複数のアクチュエータ12、22、32、42と、制御に用いる状態量を夫々検出する複数のセンサ11、21、31、41が示されている。複数のセンサ11、21、31、41、複数のアクチュエータ12、22、32、42と、複数の制御装置1、2、3、4、5、6は、相互に情報を交換できる通信ライン60によって接続されている。
図2は、実施の形態1に係る制御装置1から6のハードウェアの構成を示す図である。実施の形態1では、制御装置1から6は、エンジン制御、トランスミッション制御、走行制御、ナビゲーション制御、計器表示制御、ドアロック制御、ステアリング制御、ブレーキ制御、オーディオ制御、ビデオ制御、衝突予防制御、車間距離制御、ヘッドライト制御、パワーウィンドウ制御、自動走行制御などの車載機器を制御する制御装置である。制御装置1から6の各機能は、制御装置1から6が備えた処理回路により実現される。具体的には、制御装置1から6は、図2に示すように、処理回路として、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置90(コンピュータ)、演算処理装置90とデータのやり取りをする記憶装置91、演算処理装置90に外部の信号を入力する入力回路92、及び演算処理装置90から外部に信号を出力する出力回路93等を備えている。
図1の制御装置1、2、3、4、5、6の構成要素の機能について説明する。図1の制御装置1、2、3、4、5、6の内部に記載された1b、2b、3b、4b、5b、6bで示された通信部と、通信ライン60で結ばれたセンサ11、21、31、41およびアクチュエータ12、22、32、42は、それぞれソフトウェアのモジュールで構成されるものであってもよいが、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって構成されるものであってもよい。また、演算処理装置90と記憶装置91とは一体としてマイコン1a、2a、3a、4a、5aとして記載されているが、マイコンの内部回路は、図2に準ずる構成となっている。これらは別体のCPU、ROMおよびRAMからなる構成であってもよい。入力回路92と出力回路93は、通信部1b、2b、3b、4b、5b、6bがこれに相当する。しかし、通信ライン60によって接続される、センサ11、21、31、41、51とアクチュエータ12、22、32、42に備わるインターフェース回路を、図2の入力回路92と出力回路93とみなしてもよい。
次に、本実施例のフェイルセーフシステム100において実行される処理について説明する。本実施例のフェイルセーフシステム100は、上述した各制御装置1から6のいずれかの故障が原因して車両の走行が不能になることを防止するものであり、いずれの制御装置が故障しても、故障していない少なくとも1つ以上の他の制御装置により、最低限の処理を代行することにより、少なくとも救援を求められる場所まで車両を走行させることを可能にするものである。
図3は、実施の形態1に係る各制御装置1、2、3、4、5、6の記憶部1e、2e、3e、4e、5e、6eの構成を示す図である。制御プログラム1f、2f、3f、4f、5fと、代替制御プログラム1g、2g、3g、4g、5g、6g、および、空き領域1h、2h、3h、4h、5h、6hが記載されている。代表して制御装置1について説明すると、通信部1b、CPU1c、RAM1dとフラッシュメモリからなる記憶部1eを備え、記憶部1eの内部には、制御プログラム1fと代替制御プログラム1gが格納され、空き領域1hが確保されている。
複数の制御装置1から6が接続されたフェイルセーフシステム100であって、
制御装置1から6のいずれかの制御装置である第一の制御装置は、
第一の制御装置の記憶部に、通常の制御に用いる制御プログラムと、故障時の制御に用いる代替制御プログラムとを格納し、
代替制御プログラムを、他のいずれかの制御装置である第二の制御装置の記憶部の空き領域にアップロードし、
第二の制御装置は、
第一の制御装置を監視し、
第一の制御装置が故障した場合、第二の制御装置の記憶部に格納された代替制御プログラムを実行するものである。
図3には、制御装置1から6の間の代替制御プログラム1gから6gのアップロードの状況の一例を示している。図3では、制御装置1の代替制御プログラム1gは、制御装置2の記憶部2eの空き領域2hにアップロードされている(矢印51)。制御装置2の代替制御プログラム2gは、制御装置1の記憶部1eの空き領域1hにアップロードされている(矢印52)。制御装置3の代替制御プログラム3gは、制御装置2の記憶部2eの空き領域2hにアップロードされている(矢印53)。制御装置4の代替制御プログラム4gは、制御装置3の記憶部3eの空き領域3hにアップロードされている(矢印54)。制御装置5の代替制御プログラム5gは、制御装置4の記憶部4eの空き領域4hにアップロードされている(矢印55)。制御装置6の代替制御プログラム6gは、制御装置5の記憶部5eの空き領域5hにアップロードされている(矢印56)。代替制御プログラムをアップロードされた制御装置(他の制御装置の代替制御プログラムを自身の記憶部へダウンロードした制御装置)は、アップロード元の制御装置を監視する使命を与えられ、アップロード元の制御装置が故障していると判断した時は、記憶部の空き領域にアップロードされた代替制御プログラムを実行して、アップロード元の故障した制御装置の代替えとして機能することとなる。
複数の制御装置1から6それぞれは、故障時の制御に用いる代替制御プログラム1gから6gを、他の制御装置の記憶部の空き領域にアップロードするものである。
上記代替制御プログラム1gから6gのアップロード先を特定するため、各制御装置1から6は通信ライン60を用いて、定期的に自身の計算資源を開示し、相互に共有してもよい。計算資源として、最も重要な指標がアップロードしようとする代替制御プログラムの容量と、アップロードしようとする相手の記憶部の空き領域の容量との関係である。各制御装置1から6の計算資源は共有されているので、各制御装置1から6は、自己の代替制御プログラム1gから6gのアップロードを許可されやすい、空き領域の大きい制御装置の順に、アップロードが可能かどうか問い合わせる。その際、自己の代替制御プログラムの容量を伝達して、受け入れる能力があるかどうかを問い合わせる。
制御装置1から6が、代替制御プログラム1gから6gを他の制御装置にアップロードする前に、代替制御プログラムのプログラム容量を他の制御装置に伝達し、他の制御装置が代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせ、
能力が無いと回答された場合は別の制御装置に問い合わせ、
能力があると回答した制御装置の記憶部の空き領域に代替制御プログラムをアップロードするものである。
さらに、上記代替制御プログラム1gから6gのアップロード先を特定するため、各制御装置1から6は通信ライン60を用いて、定期的に自身の計算資源を開示し相互に共有しているが、この計算資源を、記憶部の空き領域以外に、各制御装置の平均負荷、ピーク負荷、RAMメモリの空き領域を含めるものとすることもできる。他の制御装置の計算資源を参照することによって、自身の代替制御プログラムをアップロードする候補の制御装置を絞り込むことができる。そして、代替制御プログラムのアップロード前に、代替制御プログラムのプログラム容量に加えて、代替制御プログラムが必要とする実行負荷、実行速度、実行時に必要なRAM容量を相手の制御装置に伝達し、相手の制御装置が代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせてもよい。
制御装置1から6が、制御装置1から6の代替制御プログラム1gから6gを他の制御装置にアップロードする前に、代替制御プログラムのプログラム容量に加えて実行の際に使用するRAM容量、処理負荷の少なくとも一つを他の制御装置に伝達し、他の制御装置が代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせ、
能力が無いと回答された場合は別の制御装置に問い合わせ、
能力があると回答した制御装置の記憶部の空き領域に代替制御プログラムをアップロードするものである。
制御装置1から6が代替制御プログラム1gから6gをアップロードする前に、候補とした制御装置に、順次、代替制御プログラムのアップロードを受け入れる能力があるかどうかを問い合わせた結果、どの制御装置からも能力があるとの回答を得られなかった場合を考える。フェイルセーフシステム100を構成する全ての制御装置1から6の、記憶部1eから6eの空き領域1hから6hの合計容量が、各制御装置1から6の代替制御プログラム1gから6gの合計容量より大きい場合であっても、各代替制御プログラム1gから6gが、各制御装置1から6の記憶部1eから6eの空き領域1hから6hに格納される組み合わせ、各制御装置1から6のRAM、ROM使用量と処理負荷の動的変化によって、そのような事態が発生する場合がある。その場合に、代替制御プログラムを分割してアップロードを受け入れる能力のある制御装置を探す。
制御装置1から6が、制御装置1から6の代替制御プログラム1gから6gを他の制御装置にアップロードする前に、他の制御装置に代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせ、
能力が無いと回答された場合は別の制御装置に問い合わせ、
全ての制御装置から能力が無いと回答された場合は、代替制御プログラムを分割し、
分割した代替制御プログラム毎に、他の制御装置に分割した代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせを繰り返し、能力があると回答した制御装置の記憶部の空き領域に分割した代替制御プログラムをアップロードするものである。
ここで、過去に代替プログラムを受け入れる能力がある旨回答して、記憶部の空き領域に他の制御装置の代替制御プログラムを格納しているにも関わらず、計算資源の動的変化により、代替プログラムを受け入れる能力が無くなると予測できる場合について考える。
制御装置1から6が、制御状態の変化によって記憶部の空き領域、RAMの空き領域、計算機の平均負荷または計算機のピーク負荷のうち少なくともひとつが変化し、記憶部に格納した他の制御装置の代替制御プログラムを受け入れる能力がなくなると予測した場合に、他の制御装置に受け入れる能力がなくなると通知し、
他の制御装置は、受け入れる能力がなくなると通知された場合に別の制御装置に代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせを繰り返し、能力があると回答した制御装置の記憶部の空き領域に代替制御プログラムをアップロードするものである。
実施の形態1で説明したフェイルセーフシステム100は、制御装置1から6が故障した場合でも、その装置の代替制御プログラム1gから6gを別の制御装置が実行して、故障した制御装置の代役を果たすものである。このように、制御装置が変更されても、当該制御を維持できるのは、入力装置であるセンサ11、21、31、41と出力装置であるアクチュエータ12、22、32、42が独立して存在し、通信ライン60で接続されているからである。
制御装置1から6は、通信ライン60を介してセンサ11、21、31、41とアクチュエータ12、22、32、42に接続され、センサ11、21、31、41から受信した入力情報に基づいて演算処理し出力情報をアクチュエータ12、22、32、42に送信して外部機器を制御するものである。
また、実施の形態1で説明したフェイルセーフシステム100は、電源起動時に各制御装置1から6が情報交換し、各制御装置1から6の代替制御プログラム1gから6gの容量の大きい順に番号を振って、番号順に、即ち代替制御プログラム1gから6gの容量の大きい順に、代替制御をアップロードする制御装置を選択していくこととしてもよい。そうすれば、初めに容量の大きい代替制御プログラムが格納される、大きな空き領域を見つけることができるからである。アップロードされる順が後半になると、大きな空き領域の領域は少なくなるが、アップロードすべき代替制御プログラムの容量も小さくなるので問題はない。
制御装置1から6が、起動時に、容量の大きな代替制御プログラムを有する制御装置の順に代替制御プログラムのアップロードを開始するものである。
以上の実施の形態1のフェイルセーフシステム100の動作について、フローチャートで説明する。
図4は、各制御装置1から6が、制御装置毎に個別に処理するメイン処理の全体の構成を示すフローチャートである。制御装置1から6の機能に応じて、実施間隔が異なる場合もあるが、ここでは、例えば図4の処理が5ms毎に実行されることとする。処理の実行は、一定時間間隔でなく、外部の信号入力タイミング毎に実行されてもよい。
図5は、起動処理を示すフローチャートである。図5のステップS201は、図4のステップS200から呼び出される処理である。ステップS201から処理を開始し、ステップS202で、フェイルセーフシステム100が起動直後かどうかを判定する。起動直後でない場合はステップS209へ進んで処理を終了する。起動直後である場合は、ステップS203で、ダウンロード完了フラグ(以下DL完了フラグと記載)、アップロード完了フラグ(以下UP完了フラグと記載)、アップロードNGフラグ(以下UL−NGフラグと記載)をクリアする。
図6は、制御処理を示すフローチャートである。図6のステップS301は、図4のステップS300から呼び出される処理である。ステップS301から処理を開始し、ステップS302で、完了フラグが1であるかどうかを確認する。DL完了フラグが1でない場合は、ステップS310へ進む。DL完了フラグが1の場合は、ステップS303へ進んで、現在の制御装置の計算資源と将来の計算資源の予測から、現在ダウンロード済みの他の制御装置の代替制御プログラムについて、受け入れ能力が無くなると予測するかどうか判定をする。
図7は、ダウンロード処理を示すフローチャートである。図7のステップS401は、図4のステップS400から呼び出される処理である。ステップS401から処理を開始し、ステップS402で、他の制御装置から代替制御プログラムの受け入れ能力有無の問い合わせが来ているかどうか(受入能力有無問合せ有、と記載)確認する。
図8は、アップロード処理を示すフローチャートである。図8のステップS501は、図4のステップS500から呼び出される処理である。ステップS501から処理を開始し、ステップS502で、制御装置番号カウンタ(CU−NC)が自身の制御装置番号と一致するかどうか確認する。一致しなければ、自身の代替制御プログラムの他の制御装置へのアップロードの順番ではないので、ステップS509で処理を終了する。CN−UCが自身の制御装置番号と一致した場合はステップS503へ進む。
図9は、アップロード処理の詳細を示すフローチャートである。図9のステップS601は、図8のステップS600から呼び出される処理である。ステップS601で処理を開始しステップS602で他の制御装置から受信した計算機資源データから、全制御装置の計算機資源データを確認し、自身の代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせる制御装置の候補を決定する。次にステップS603で候補の制御装置に順次受け入れる能力があるかどうか問い合わせる。次にステップS604で、能力があるという制御装置mがあったかどうか確認する。
実施の形態1では、車両システムの起動後可及的速やかに、各制御装置が、代替制御プログラムを他の制御装置の記憶部の空き領域に展開し、バックアップ体制を完成し維持するシステムについて述べてきた。
実施の形態2では、常に、代替制御プログラムを他の制御装置の記憶部の空き領域に展開するのではなく、必要の都度、必要となった制御装置の代替制御プログラムを他の制御装置の記憶部の空き領域に展開する、フェイルセーフシステムについて説明する。
制御装置1から6が、
他の制御装置に前記代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせて、能力があると回答された場合、
能力があると回答され、かつ、制御装置が異常検出をした場合、
能力があると回答され、かつ、制御装置が特定期間内に特定回数異常検出をした場合、
能力があると回答され、かつ、制御装置が異常確定をした場合、
の少なくとも一つの場合に、他の制御装置の記憶部の空き領域に代替制御プログラムをアップロードするものである。
Claims (9)
- 相互に監視を実施する複数の制御装置が接続されたフェイルセーフシステムにおいて、
いずれかの制御装置である第一の制御装置は、
前記第一の制御装置の記憶部に、通常の制御に用いる制御プログラムと、前記第一の制御装置の故障時に前記第一の制御装置のバックアップに用いる代替制御プログラムとを格納し、
前記代替制御プログラムを、他のいずれかの制御装置である第二の制御装置の記憶部の空き領域に前記第一の制御装置からアップロードし、
前記第二の制御装置は、
前記第一の制御装置を監視し、
前記第一の制御装置が故障したと前記第二の制御装置が判断した場合、前記第二の制御装置の記憶部に格納された前記代替制御プログラムを実行し、
前記複数の制御装置のそれぞれは前記第一の制御装置として、故障時の制御に用いる前記代替制御プログラムを、前記第二の制御装置としての他の制御装置の記憶部の空き領域にアップロードすることを特徴としたフェイルセーフシステム。 - 相互に監視を実施する3台以上の前記制御装置が接続された請求項1に記載のフェイルセーフシステム。
- 前記第一の制御装置は、前記代替制御プログラムのプログラム容量を他の制御装置に伝達し、前記他の制御装置が前記代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせ、
能力が無いと回答された場合は別の制御装置に問い合わせ、
能力があると回答した制御装置を第二の制御装置として当該制御装置の記憶部の空き領域に前記代替制御プログラムをアップロードする請求項1または2に記載のフェイルセーフシステム。 - 複数の制御装置が接続されたフェイルセーフシステムにおいて、
いずれかの制御装置である第一の制御装置は、
前記第一の制御装置の記憶部に、通常の制御に用いる制御プログラムと、故障時の制御に用いる代替制御プログラムとを格納し、
前記代替制御プログラムを、他のいずれかの制御装置である第二の制御装置の記憶部の空き領域にアップロードし、
前記第二の制御装置は、
前記第一の制御装置を監視し、
前記第一の制御装置が故障した場合、前記第二の制御装置の記憶部に格納された前記代替制御プログラムを実行し、
前記第一の制御装置は、前記代替制御プログラムのプログラム容量に加えて実行の際に使用するRAM容量、処理負荷の少なくとも一つを他の制御装置に伝達し、前記他の制御装置が前記代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせ、
能力が無いと回答された場合は別の制御装置に問い合わせ、
能力があると回答した制御装置を第二の制御装置として当該制御装置の記憶部の空き領域に前記代替制御プログラムをアップロードすることを特徴としたフェイルセーフシステム。 - 複数の制御装置が接続されたフェイルセーフシステムにおいて、
いずれかの制御装置である第一の制御装置は、
前記第一の制御装置の記憶部に、通常の制御に用いる制御プログラムと、故障時の制御に用いる代替制御プログラムとを格納し、
前記代替制御プログラムを、他のいずれかの制御装置である第二の制御装置の記憶部の空き領域にアップロードし、
前記第二の制御装置は、
前記第一の制御装置を監視し、
前記第一の制御装置が故障した場合、前記第二の制御装置の記憶部に格納された前記代替制御プログラムを実行し、
前記第一の制御装置は、他の制御装置に前記代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせ、
能力が無いと回答された場合は別の制御装置に問い合わせ、
全ての制御装置から能力が無いと回答された場合は、前記代替制御プログラムを分割し、
分割した代替制御プログラム毎に、前記他の制御装置に前記分割した代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせを繰り返し、能力があると回答した制御装置を第二の制御装置として当該制御装置の記憶部の空き領域に前記分割した代替制御プログラムをアップロードすることを特徴としたフェイルセーフシステム。 - 複数の制御装置が接続されたフェイルセーフシステムにおいて、
いずれかの制御装置である第一の制御装置は、
前記第一の制御装置の記憶部に、通常の制御に用いる制御プログラムと、故障時の制御に用いる代替制御プログラムとを格納し、
前記代替制御プログラムを、他のいずれかの制御装置である第二の制御装置の記憶部の空き領域にアップロードし、
前記第二の制御装置は、
前記第一の制御装置を監視し、
前記第一の制御装置が故障した場合、前記第二の制御装置の記憶部に格納された前記代替制御プログラムを実行し、
前記第二の制御装置は、制御状態の変化によって当該制御装置の記憶部の空き領域、RAMの空き領域、計算機の平均負荷または計算機のピーク負荷のうち少なくともひとつが変化し、当該制御装置の記憶部に格納した前記第一の制御装置の前記代替制御プログラムを受け入れる能力がなくなると予測した場合に、前記第一の制御装置に受け入れる能力がなくなると通知し、
前記第一の制御装置は、受け入れる能力がなくなると通知された場合に別の制御装置に前記代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせを繰り返し、能力があると回答した制御装置の記憶部の空き領域に前記代替制御プログラムをアップロードすることを特徴としたフェイルセーフシステム。 - 複数の制御装置が接続されたフェイルセーフシステムにおいて、
いずれかの制御装置である第一の制御装置は、
前記第一の制御装置の記憶部に、通常の制御に用いる制御プログラムと、故障時の制御に用いる代替制御プログラムとを格納し、
前記代替制御プログラムを、他のいずれかの制御装置である第二の制御装置の記憶部の空き領域にアップロードし、
前記第二の制御装置は、
前記第一の制御装置を監視し、
前記第一の制御装置が故障した場合、前記第二の制御装置の記憶部に格納された前記代替制御プログラムを実行し、
前記第一の制御装置は、
他の制御装置に前記代替制御プログラムを受け入れる能力があるかどうか問い合わせて、能力があると回答され、
前記制御装置が異常検出をした場合、
前記制御装置が特定期間内に特定回数異常検出をした場合、
前記制御装置が異常確定をした場合、
の少なくとも一つの場合に、前記他の制御装置を第二の制御装置として当該制御装置の記憶部の空き領域に前記代替制御プログラムをアップロードすることを特徴としたフェイルセーフシステム。 - 前記第一の制御装置としての前記複数の制御装置のそれぞれは、起動時に、容量の大きな前記代替制御プログラムを有する前記制御装置の順に前記代替制御プログラムのアップロードを開始する請求項1から6のいずれか一項に記載のフェイルセーフシステム。
- 前記第一の制御装置は、通信線を介して入力装置と出力装置に接続され、前記入力装置から受信した入力情報に基づいて演算処理し出力情報を前記出力装置に送信して外部機器を制御する請求項1から8のいずれか一項に記載のフェイルセーフシステム。
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