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JP6945776B2 - 障害物検出装置 - Google Patents
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JP6945776B2 - 障害物検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、障害物検出装置に関するものである。
従来の障害物検出装置は、車両に設置された単独の超音波センサを用いて、車両の走行中に当該超音波センサから車両の側方に送信された超音波が駐車車両で反射して当該超音波センサに受信されるまでに要した時間から駐車車両までの距離を検出し、駐車車両の距離を検出したときの当該超音波センサの位置と検出した距離とを用いて三角測量の原理により反射点を推測する。そして、従来の障害物検出装置は、反射点の点列データを用いて駐車車両の形状とコーナー(角部)を求め、駐車区画を判別する(例えば、特許文献1参照)。
特許第5965276号公報
従来の障害物検出装置は、障害物である駐車車両の側方を自車両が通過する際にのみ、自車両の側方に存在する障害物の角部を求めることができる構成であった。また、従来の障害物検出装置は、自車両に対して障害物がある角度以上に傾斜している場合、当該障害物の角部を精度よく求めることが困難であった。このように、従来の障害物検出装置には、自車両の前方又は後方に存在する、傾斜した障害物を検出することができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、自車両の前方又は後方に存在する、傾斜した障害物を検出することを目的とする。
この発明に係る障害物検出装置は、車両の前面又は後面に設置された複数の測距センサに対して、直接波及び間接波の送受信を行わせる送受信部と、複数の測距センサにおける間接波の受信状況に基づいて、複数の測距センサの設置方向に対して傾斜した傾斜面を有する傾斜障害物が存在していることを検出する傾斜障害物検出部と、傾斜障害物検出部により傾斜障害物が存在していることが検出された場合、車両の走行中における異なる時刻に同一の測距センサが2回直接波を送受信した結果を用いて2つの円を描いて当該2つの円の交点を求める2円交点処理を行うことによって、複数の測距センサによる直接波の送受信結果から交点群の位置を算出する交点処理部と、交点処理部により算出された交点群の位置に基づいて、傾斜障害物の形状を推定する形状推定部と、形状推定部により推定された傾斜障害物の形状に基づいて、傾斜障害物のうちの車両に最も近い部位の位置を推定して接触位置情報として出力する接触位置推定部とを備えるものである。
この発明によれば、自車両の前方又は後方に存在する、傾斜した障害物を検出することができる。
実施の形態1に係る障害物検出装置の構成例を示すブロック図である。 図2A及び図2Bは、傾斜障害物における超音波の反射経路を示す図である。 交点処理部による2円交点処理を説明する図である。 車両が傾斜障害物に近づくにつれて交点の位置が遠い側にシフトしていく様子を説明する図である。 図5A、図5B、及び図5Cは、形状推定部による傾斜障害物の形状推定方法と、接触位置推定部による接触位置の推定方法を説明する図である。 実施の形態1に係る障害物検出装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る障害物検出装置の構成例を示すブロック図である。 図8A〜図8Fは、センサ選択部による測距センサの選択方法を説明する図である。 実施の形態2に係る障害物検出装置の動作例を示すフローチャートである。 図9のフローチャートの続きを示す図である。 各実施の形態に係る障害物検出装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 各実施の形態に係る障害物検出装置のハードウェア構成の別の例を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る障害物検出装置10の構成例を示すブロック図である。障害物検出装置10は、車両に搭載され、車両周辺の障害物を検出するものである。この障害物検出装置10は、送受信部11、傾斜障害物検出部12、交点処理部13、形状推定部14、及び接触位置推定部15を備える。また、障害物検出装置10は、当該車両に設置されている複数の測距センサ1〜4、及び衝突判定部20に接続されている。
図1では、障害物検出装置10に対して4個の測距センサ1〜4が接続されているが、測距センサの数は4個に限定されず、2個以上であればよい。
測距センサ1〜4は、探査波として超音波又は電波等を送信し、車両周辺の障害物で反射した探査波である反射波を受信する。以下では、測距センサ1〜4が超音波センサであるものとする。
送受信部11は、車両の走行中に、予め定められた駆動間隔(例えば、50ms)で、測距センサ1〜4に対して直接波及び間接波の送受信を行わせる。例えば、送受信部11は、測距センサ1から超音波を送信させ、その後、測距センサ1〜4に反射波を受信させる。この場合、超音波を送信した測距センサ1自身が受信した反射波は直接波であり、測距センサ2〜4が受信した反射波は間接波である。送受信部11は、測距センサ1から超音波を送信させた時点から50ms後に、今度は測距センサ2から超音波を送信させ、その後、測距センサ1〜4に反射波を受信させる。この場合、超音波を送信した測距センサ2自身が受信した反射波は直接波であり、測距センサ1,3,4が受信した反射波は間接波である。送受信部11は、上記同様に、測距センサ2から超音波を送信させた時点から50ms後に、測距センサ3から超音波を送信させ、測距センサ3から超音波を送信させた時点から50ms後に、測距センサ4から超音波を送信させ、測距センサ4から超音波を送信させた時点から50ms後に、再び測距センサ1から超音波を送信させる。このように、送受信部11は、200msの駆動周期で、測距センサ1〜4に直接波及び間接波の送受信を行わせる。送受信部11は、直接波を送受信した測距センサを示す情報と直接波が反射した反射点までの距離を示す情報とを、直接波の送受信結果として、傾斜障害物検出部12へ出力する。また、送受信部11は、直接波を送信した測距センサ及び間接波を受信した測距センサを示す情報と、間接波が反射した反射点までの距離を示す情報とを、間接波の送受信結果として、傾斜障害物検出部12へ出力する。
傾斜障害物検出部12は、直接波の送受信結果と間接波の送受信結果とを送受信部11から受け取る。傾斜障害物検出部12は、測距センサ1〜4における間接波の受信状況に基づいて、傾斜障害物が存在していることを検出する。「傾斜障害物」は、測距センサ1〜4の設置方向に対して傾斜した傾斜面を有する障害物である。一方、測距センサ1〜4の設置方向に対して傾斜した傾斜面を有さない障害物、つまり測距センサ1〜4の設置方向に対して略平行な面を有する障害物を「非傾斜障害物」と称する。傾斜障害物検出部12は、傾斜障害物が存在していることを検出した場合、直接波の送受信結果を交点処理部13へ出力する。測距センサ1〜4の設置方向とは、測距センサ1〜4が車両の前面に設置されている場合には当該前面に平行な方向であり、測距センサ1〜4が車両の後面に設置されている場合には当該後面に平行な方向である。
図2A及び図2Bは、傾斜障害物61,62における超音波の反射経路を示す図である。図示例では、車両50の後面51に測距センサ1,2が一列に並べて設置されている。ここで、傾斜障害物61,62とは、測距センサ1,2の設置方向、つまり後面51に対して傾斜した傾斜面を有する障害物である。
図2Aに示されるような、角部61aを有する、角柱のような形状をした傾斜障害物61の場合、測距センサ1が送信した超音波は、傾斜障害物61の傾斜面で反射するときに拡散する。そのため、測距センサ1は直接波を受信できるが、測距センサ2は間接波を受信できない。同様に、測距センサ2が送信した超音波も、傾斜障害物61の傾斜面で反射するときに拡散するため、測距センサ2は直接波を受信できるが、測距センサ1は間接波を受信できない。なお、角部61aは、超音波が反射する面積が小さいため、直接波も間接波も測距センサ1,2へほとんど返らない。
図2Bに示されるような、角部を有さない、傾斜壁のような形状をした傾斜障害物62の場合も傾斜障害物61の場合と同様に、測距センサ1,2が送信した超音波は、傾斜障害物62の傾斜面で反射するときに拡散する。そのため、測距センサ1,2は、直接波を受信できるが、間接波を受信できない。
そこで、傾斜障害物検出部12は、例えば測距センサ1が超音波を送信した後、測距センサ1が直接波を受信し、測距センサ2が間接波を受信しなかった場合、車両50の後方に傾斜障害物61又は傾斜障害物62が存在していることを検出する。
一方、傾斜障害物検出部12は、測距センサ1が直接波を受信し、測距センサ2が間接波を受信した場合、車両50の後方に、非傾斜障害物が存在していることを検出する。また、傾斜障害物検出部12は、測距センサ1が直接波を受信せず、測距センサ2が間接波を受信しなかった場合、車両50の後方に、傾斜障害物及び非傾斜障害物が存在していないことを検出する。
交点処理部13は、傾斜障害物検出部12により傾斜障害物が存在していることが検出された場合、直接波の送受信結果を傾斜障害物検出部12から受け取る。交点処理部13は、車両の走行中における異なる時刻に測距センサ1が2回直接波を送受信した結果を用いて2つの円を描いて当該2つの円の交点を求める2円交点処理を行うことによって、当該交点の位置を算出する。同様に、交点処理部13は、測距センサ2、測距センサ3、及び測距センサ4のそれぞれについても、2回分の直接波の送受信結果を用いて交点の位置を算出する。交点処理部13は、測距センサ1〜4による直接波の送受信結果から算出した交点群の位置を示す情報を、形状推定部14へ出力する。
図3は、交点処理部13による2円交点処理を説明する図である。図3の例では、車両50が後退中であり、測距センサ1は、車両50の後退に伴って測距センサ1の位置から測距センサ1aの位置へと移動する。車両50の後退中、交点処理部13は、測距センサ1の位置で送受信された直接波の送受信結果を用いて、測距センサ1が超音波を送信してから直接波を受信するまでに要した時間を元に、TOF(Time Of Flight)方式により当該超音波が反射した反射点70までの距離を算出し、測距センサ1の位置を中心とし、反射点70までの距離を半径とした円を描く。同様に、交点処理部13は、測距センサ1aの位置で送受信された直接波の送受信結果を用いて、測距センサ1aが超音波を送信してから直接波を受信するまでに要した時間を元に、TOF方式により当該超音波が反射した反射点71までの距離を算出し、測距センサ1aの位置を中心とし、反射点71までの距離を半径とした円を描く。そして、交点処理部13は、2つの円の交点72の位置を算出する。
なお、交点処理部13は、車速、ヨーレート、又はステアリング角度等の各種情報を車両50から取得し、取得した各種情報を用いて、車両50が走行しているときの時刻ごとの測距センサ1〜4の位置を算出すればよい。また、図3では車両50が直進している例が示されたが、車両50がカーブしていてもよい。
車両50の走行中、測距センサ1〜4が超音波を送信した位置と、当該超音波が傾斜障害物で反射した直接波を測距センサ1〜4が受信する位置とは異なる。交点処理部13は、2円交点処理時、測距センサ1〜4が超音波を送信した位置、測距センサ1〜4が直接波を受信した位置、又は上記送信した位置と受信した位置の中間位置のうちのいずれか1つを中心とした円を描けばよい。
図4は、車両50が傾斜障害物62に近づくにつれて交点76,77の位置が遠い側にシフトしていく様子を説明する図である。車両50の後退中、測距センサ1の位置で送信された超音波は反射点73の位置で反射し、測距センサ1aの位置で送信された反射波は反射点74の位置で反射し、測距センサ1bの位置で送信された反射波は反射点75の位置で反射する。このように、車両50が傾斜障害物62に近づくにつれて、反射点73,74,75の位置が車両50から遠い位置にシフトしていく。そのため、反射点73と反射点74とを用いた2円交点処理により算出された交点76の位置に比べ、反射点74と反射点75とを用いた2円交点処理により算出された交点77の位置は、車両50から遠い側にシフトしている。
なお、交点処理部13は、測距センサ1が超音波を送信した後に測距センサ1が最初に受信した反射波を直接波として用いて、上記の2円交点処理を行うことが好ましい。測距センサ1が最初に受信した反射波は、測距センサ1から傾斜障害物62までの最短距離に相当するため、車両50が傾斜障害物62に近づくにつれて交点76,77の位置が傾斜障害物62の傾斜面に沿ってシフトしていくことになる。そのため、後述する形状推定部14において交点群に対する近似直線を求めることが可能となる。
形状推定部14は、車両50の後退中に交点処理部13により算出された交点群の位置を示す情報を、交点処理部13から受け取る。形状推定部14は、交点処理部13により算出された交点群の位置に基づいて、傾斜障害物の形状を推定する。形状推定部14は、傾斜障害物の形状を示す情報を、接触位置推定部15へ出力する。
接触位置推定部15は、傾斜障害物の形状を示す情報を、形状推定部14から受け取る。接触位置推定部15は、形状推定部14により推定された傾斜障害物の形状に基づいて、傾斜障害物のうちの車両50に最も近い部位の位置を推定し、推定した部位の位置を示す情報を、車両50に接触する可能性の高い位置を示す接触位置情報として、衝突判定部20へ出力する。
図5A、図5B、及び図5Cは、形状推定部14による傾斜障害物61,62の形状推定方法と、接触位置推定部15による接触位置82,84,87,90の推定方法を説明する図である。図示例において、交点処理部13により算出された交点は黒丸(●)で示されている。また、車両50の後面51に測距センサ1〜4が一列に並べて設置されている。
形状推定部14は、交点処理部13により算出された交点群の位置に基づいて、当該交点群の近似直線80,81,83,85,86,88,89を求める。形状推定部14は、交点群の近似直線が2本以上に分かれた場合(図5A及び図5C)、傾斜障害物61は角部61aを有する形状であると推定する。また、形状推定部14は、複数の近似直線の交点位置を、傾斜障害物61の有する角部61aの位置であると推定する。接触位置推定部15は、形状推定部14により推定された角部61aの位置を、接触位置82と推定する。なお、図5Cに示されるように、2つの傾斜障害物61が並んでいる場合、4本の近似直線85,86,88,89から3つの交点が求まるため、形状推定部14は、傾斜障害物が3つの角部61aを有する形状であると推定する。この場合、接触位置推定部15は、3つの角部61aの中からより車両50に近い側に存在する2つの角部61aの位置を、接触位置87,90とすればよい。
一方、形状推定部14は、交点群の近似直線が1本である場合(図5B)、傾斜障害物62は角部61aを有さない形状であると推定する。この場合、接触位置推定部15は、交点群の近似直線83と、車両50の側面を延長した仮想の車両側線53との交点の位置を、接触位置84と推定する。このとき、接触位置推定部15は、近似直線83と車両側線52との交点の位置、及び、近似直線83と車両側線53との交点の位置のうち、より車両50に近い側に存在する交点を、接触位置84とすればよい。
なお、形状推定部14は、あくまで、車両50の後方における測距センサ1〜4に対向する範囲に、車両50側に凸の角部61aが存在するか否かを推定する。そのため、後述する図8Fに示される傾斜障害物62は、角部61aを有する角柱のような形状であるが、この角部61aは測距センサ1〜4に対向する範囲外に存在するため、形状推定部14は、この傾斜障害物62を、角部を有さない傾斜壁のような形状と推定することになる。
衝突判定部20は、接触位置情報を接触位置推定部15から受け取る。例えば、衝突判定部20は、図5Aに示される車両50の後面51と傾斜障害物61の接触位置82との距離が、予め定められた距離以下である場合、衝突の可能性が高いと判定する。車両50は、衝突判定部20により衝突の可能性が高いと判定された場合、衝突回避のために、車両50のブレーキを作動させて衝突時の衝撃を軽減させる機能(いわゆる衝突被害軽減ブレーキ)、又は衝突を未然に防ぐために運転者に対して警報を発する機能(いわゆる衝突防止警報システム)等を実行する。
図6は、実施の形態1に係る障害物検出装置10の動作例を示すフローチャートである。障害物検出装置10は、車両50が走行している間、図6のフローチャートに示される動作を繰り返し実行する。
ステップST1において、送受信部11は、予め定められた駆動間隔で、測距センサ1〜4に対して直接波及び間接波の送受信を行わせ、送受信結果を傾斜障害物検出部12へ出力する。
ステップST2において、傾斜障害物検出部12は、測距センサ1〜4のいずれかにより直接波及び間接波が受信された場合、非傾斜障害物が存在していることを検知する(ステップST2“YES”)。この場合、傾斜障害物検出部12は、直接波の送受信結果と間接波の送受信結果とを、交点処理部13へ出力する。
一方、傾斜障害物検出部12は、測距センサ1〜4のすべてにより間接波が受信されておらず、かつ、測距センサ1〜4のいずれかにより直接波が受信された場合、傾斜障害物が存在していることを検知する(ステップST2“NO”)。この場合、傾斜障害物検出部12は、直接波の送受信結果を、交点処理部13へ出力する。
ステップST3において、交点処理部13は、傾斜障害物検出部12から受け取った直接波の送受信結果と間接波の送受信結果とを用いて2円交点処理を行い、非傾斜障害物の形状に相当する交点群の位置を算出する。例えば、測距センサ1が超音波を送信し、測距センサ1が直接波を受信し、測距センサ2が間接波を受信した場合を想定する。
この場合、交点処理部13は、直接波の送受信結果を用いて、測距センサ1が超音波を送信してから直接波を受信するまでに要した時間を元に、TOF方式により当該超音波が反射した非傾斜障害物までの距離を算出する。そして、交点処理部13は、測距センサ1の位置を中心とし、上記直接波に基づいて算出した非傾斜障害物までの距離を半径とした円を描く。また、交点処理部13は、間接波の送受信結果を用いて、測距センサ1が超音波を送信してから測距センサ2が間接波を受信するまでに要した時間を元に、TOF方式により当該超音波が反射した非傾斜障害物までの距離を算出する。そして、交点処理部13は、測距センサ1の位置と測距センサ2の位置を焦点とし、上記間接波に基づいて算出した非傾斜障害物までの距離を用いた楕円を描く。そして、交点処理部13は、円と楕円との交点の位置を算出する。
ステップST4において、接触位置推定部15は、交点処理部13により算出された交点群の位置を、形状推定部14を介して交点処理部13から受け取る。接触位置推定部15は、交点処理部13により算出された交点群の位置を非傾斜障害物の位置と推定し、当該位置を接触位置情報として衝突判定部20へ出力する。
ステップST5において、衝突判定部20は、接触位置推定部15から受け取った接触位置情報を用いて、傾斜障害物又は非傾斜障害物と車両50との衝突の可能性を判定する。衝突判定部20は、衝突の可能性が高いと判定した場合(ステップST5“YES”)、ステップST6において車両50に対して衝突回避を指示する。衝突の可能性が低い場合(ステップST5“NO”)、障害物検出装置10の動作はステップST1に戻る。
ステップST7において、交点処理部13は、傾斜障害物検出部12から受け取った直接波の送受信結果を用いて図3及び図4に示されるような2円交点処理を行い、傾斜障害物の形状に相当する交点群の位置を算出する。
ステップST8において、形状推定部14は、交点処理部13により算出された交点群に対する近似直線を求める。ステップST9において、形状推定部14は、求めた近似直線が複数であるか否かを判定する。
近似直線が複数である場合(ステップST9“YES”)、ステップST10において、形状推定部14は、傾斜障害物が角柱のような角部を有する形状であると推定する。ステップST11において、接触位置推定部15は、形状推定部14により推定された角部の位置を接触位置と推定し、当該位置を接触位置情報として衝突判定部20へ出力する。
近似直線が単数である場合(ステップST9“NO”)、ステップST12において、形状推定部14は、傾斜障害物が傾斜壁のような角部を有さない形状であると推定する。ステップST13において、接触位置推定部15は、形状推定部14により求められた近似直線と、車両側線52又は車両側線53との交点の位置を、接触位置と推定し、当該位置を接触位置情報として衝突判定部20へ出力する。
以上のように、実施の形態1に係る障害物検出装置10は、送受信部11、傾斜障害物検出部12、交点処理部13、形状推定部14、及び接触位置推定部15を備える。送受信部11は、車両50の後面51に設置された複数の測距センサ1〜4に対して、直接波及び間接波の送受信を行わせる。傾斜障害物検出部12は、複数の測距センサ1〜4における間接波の受信状況に基づいて、複数の測距センサ1〜4の設置方向に対して傾斜した傾斜面を有する傾斜障害物が存在していることを検出する。交点処理部13は、傾斜障害物検出部12により傾斜障害物が存在していることが検出された場合、車両50の走行中における異なる時刻に同一の測距センサが2回直接波を送受信した結果を用いて2つの円を描いて当該2つの円の交点を求める2円交点処理を行うことによって、複数の測距センサ1〜4による直接波の送受信結果から交点群の位置を算出する。形状推定部14は、交点処理部13により算出された交点群の位置に基づいて、傾斜障害物の形状を推定する。接触位置推定部15は、形状推定部14により推定された傾斜障害物の形状に基づいて、傾斜障害物のうちの車両50に最も近い部位の位置を推定して接触位置情報として出力する。これにより、障害物検出装置10は、車両50の後方に存在する傾斜障害物を検出することができる。
また、実施の形態1の交点処理部13は、測距センサが超音波を送信した後に当該測距センサが最初に受信した反射波を直接波として用いて2円交点処理を行う。これにより、車両50が傾斜障害物に近づくにつれて交点の位置が傾斜障害物の傾斜面に沿ってシフトしていくことになるため、形状推定部14において交点群に対する近似直線を求めることが可能となる。
また、実施の形態1の形状推定部14は、交点群の近似直線を求め、当該近似直線が複数である場合に傾斜障害物が角部を有する形状であると推定し、当該近似直線が単数である場合に傾斜障害物が角部を有さない形状であると推定する。これにより、形状推定部14は、傾斜障害物が角柱のような形状であるか傾斜壁のような形状であるかを判別することができる。角柱と傾斜壁とでは車両50の後面51に接触する部位が異なるため、形状推定部14が角柱と傾斜壁とを判別することにより、衝突判定部20による衝突可能性の判定精度が向上する。
また、実施の形態1の形状推定部14は、交点群の近似直線が複数である場合、当該近似直線の交点位置が傾斜障害物の有する角部の位置であると推定する。接触位置推定部15は、形状推定部14により推定された角部の位置を接触位置情報として出力する。これにより、接触位置推定部15は、角柱のような形状をした傾斜障害物について、車両50の後面51に最も近い部位の位置を精度よく推定することができる。
また、実施の形態1の形状推定部14は、交点群の近似直線が単数である場合、当該近似直線と車両50の側面を延長した車両側線52,53との交点の位置を接触位置情報として出力する。これにより、接触位置推定部15は、傾斜壁のような形状をした傾斜障害物について、車両50の後面51に最も近い部位の位置を精度よく推定することができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係る障害物検出装置10の構成例を示すブロック図である。実施の形態2に係る障害物検出装置10は、図1に示された実施の形態1の障害物検出装置10に対して、センサ選択部16が追加された構成である。図7において図1と同一又は相当する部分は、同一の符号を付し説明を省略する。
センサ選択部16は、接触位置推定部15により推定された傾斜障害物のうちの車両に最も近い部位の位置、つまり接触位置に基づいて、測距センサ1〜4の中から直接波の送受信を行わせる1つ以上の測距センサを選択する。センサ選択部16は、選択した測距センサを示す情報を、送受信部11へ出力する。送受信部11は、センサ選択部16により測距センサが選択された場合、選択された2つ以上の測距センサに対して直接波の送受信を行わせる。
図8A〜図8Fは、センサ選択部16による測距センサの選択方法を説明する図である。図8A〜図8Fにおいて図1〜図5と同一又は相当する部分は、同一の符号を付し説明を省略する。この例では、センサ選択部16は、傾斜障害物の接触位置に近い2つの測距センサに直接波の送受信を行わせるようにし、残りの測距センサによる送受信を停止させる。
以下では、直接波の送受信を行わせる測距センサを「駆動センサ」と称し、直接波の送受信を停止させる測距センサを「非駆動センサ」と称する。
図8Aの場合、センサ選択部16は、傾斜障害物61の接触位置91に近い測距センサ2と測距センサ3を、駆動センサとして選択する。図8Bの場合、センサ選択部16は、傾斜障害物61の接触位置92に近い測距センサ1と測距センサ2を、駆動センサとして選択する。
例外として、測距センサの正面に傾斜障害物61の角部が存在する場合、角部の正面の測距センサは直接波を受信することが困難であるため、センサ選択部16は、正面の測距センサを除外した残りの測距センサの中から、接触位置に近い2つの測距センサを選択する。図8Cの場合、センサ選択部16は、傾斜障害物61の角部である接触位置93の正面に位置する測距センサ2を非駆動センサとし、測距センサ2に隣接する測距センサ1と測距センサ3を駆動センサとして選択する。図8Dの場合、センサ選択部16は、傾斜障害物61の角部である接触位置94の正面に位置する測距センサ1を非駆動センサとし、測距センサ1に隣接する測距センサ2と測距センサ3を駆動センサとして選択する。
また、センサ選択部16は、傾斜壁のような形状をした傾斜障害物62の場合、接触位置に近い2つの測距センサを選択する。図8Eの場合、センサ選択部16は、図示しない交点群の近似直線と車両側線52との交点である接触位置95に近い測距センサ1と測距センサ2を、駆動センサとして選択する。図8Fの場合、測距センサ1よりも外側に傾斜障害物62が存在する。この傾斜障害物62は、角部を有する角柱のような形状をしているが、近似直線(不図示)が1本であるので形状推定部14において角部を有さない傾斜壁のような形状をした傾斜障害物62と推定され、接触位置推定部15において上記近似直線と車両側線52との交点である接触位置96が推定される。よって、センサ選択部16は、図8Eの場合と同様、図8Fの場合も、接触位置96に近い測距センサ1と測距センサ2を駆動センサとして選択する。
図9及び図10は、実施の形態2に係る障害物検出装置10の動作例を示すフローチャートである。障害物検出装置10は、車両50が走行している間、図9及び図10のフローチャートに示される動作を繰り返し実行する。
ステップST21において、送受信部11は、センサ選択部16により測距センサ1〜4の中から駆動センサが選択されているか否かを確認する。駆動センサが選択されている場合(ステップST21“YES”)、送受信部11は、図10に示されるステップST31以降の動作を行う。一方、駆動センサが選択されていない場合(ステップST21“NO”)、送受信部11は、ステップST1以降の動作を行う。図9及び図10のフローチャートにおけるステップST1〜ST13の動作は、図6のフローチャートにおけるステップST1〜ST13の動作と同じであるため、説明を省略する。
ステップST22において、センサ選択部16は、接触位置推定部15がステップST11又はステップST13で推定した、傾斜障害物の接触位置を示す接触位置情報を、接触位置推定部15から受け取る。センサ選択部16は、接触位置情報に基づく接触位置と測距センサ1〜4の位置とを比較して、測距センサ1〜4の中から当該接触位置に近い少なくとも2つ測距センサを駆動センサとして選択し、選択した駆動センサを示す情報を送受信部11へ出力する。
ステップST31において、送受信部11は、予め定められた駆動間隔(例えば、50ms)で、センサ選択部16により選択された少なくとも2つの駆動センサのそれぞれに対して直接波の送受信を行わせ、送受信結果を傾斜障害物検出部12へ出力する。例えば、図8Aのように測距センサ2と測距センサ3が駆動センサとして選択された場合、送受信部11は、まず、測距センサ2から超音波を送信させ、その後、測距センサ2に反射波(つまり、直接波)を受信させる。送受信部11は、測距センサ2から超音波を送信させた時点から50ms後に、今度は測距センサ3から超音波を送信させ、その後、測距センサ3に反射波(つまり、直接波)を受信させる。駆動センサは測距センサ2と測距センサ3の2つだけなので、送受信部11は、測距センサ3から超音波を送信させた時点から50ms後に、再び測距センサ2から超音波を送信させる。このように、送受信部11は、100msの駆動周期で、駆動センサである測距センサ2と測距センサ3に直接波の送受信を行わせる。送受信部11は、ステップST1では、4つの測距センサ1〜4を200msの駆動周期で駆動させるが、ステップST31では、2つの測距センサ2,3を100msの駆動周期で駆動させることになる。そのため、障害物検出装置10は、短時間でより多くの接触位置の情報を得ることができるようになり、衝突判定部20は、より精度よく衝突の可能性を判定することができる。
ステップST32において、交点処理部13は、駆動センサによる直接波の送受信結果を、傾斜障害物検出部12を介して送受信部11から受け取る。交点処理部13は、直接波の送受信結果を用いて2円交点処理を行い、傾斜障害物の形状に相当する交点群の位置を算出する。
図10のフローチャートにおけるステップST33〜ステップST39の動作は、図6及び図9のフローチャートにおけるステップST8〜ST13,ST5の動作と同じであるため、説明を省略する。
なお、図8A〜図8Fの例では、センサ選択部16は、傾斜障害物の接触位置と測距センサ1〜4の設置位置とに基づいて、測距センサ1〜4を駆動センサと非駆動センサとに分類し、非駆動センサの直接波の送受信を停止させたが、これに限定されない。
例えば、図8Aに示される位置に傾斜障害物61が存在する場合、図2Aに示されるように測距センサ1,2から送信された超音波は測距センサ3,4へ届かない。同様に、測距センサ3,4から送信された超音波は、測距センサ1,2へ届かない。したがって、図8Aの場合、角部61aである接触位置91を間に挟んで、測距センサ1,2と測距センサ3,4とは、干渉せずに直接波の送受信が可能である。
そこで、例えば、送受信部11は、図8Aにおいて駆動センサとして選択された測距センサ2と測距センサ3とを50ms間隔で交互に駆動するのではなく、同時に駆動してもよい。この場合、送受信部11は、2つの測距センサ2,3を50msの駆動周期で駆動させることができる。
あるいは、送受信部11は、図8Aにおいて駆動センサとして選択された測距センサ2と測距センサ3の駆動間隔を短くし、非駆動センサである測距センサ1と測距センサ4の駆動間隔を長くしてもよい。この場合、送受信部11は、例えば、駆動センサを駆動周期ごとに駆動し、非駆動センサを駆動周期の2回に1回駆動する。
以上のように、実施の形態2に係る障害物検出装置10は、接触位置推定部15により推定された傾斜障害物のうちの車両50に最も近い部位の位置に基づいて、複数の測距センサ1〜4の中から直接波の送受信を行わせる測距センサを選択するセンサ選択部16を備える。送受信部11は、センサ選択部16により選択された当該測距センサに対して直接波の送受信を行わせる。これにより、障害物検出装置10は、短時間でより多くの直接波の送受信を行わせてより多くの接触位置の情報を得ることができるようになり、衝突判定部20は、より精度よく衝突の可能性を判定することができる。
なお、実施の形態1,2では、測距センサ1〜4が車両50の後面51に設置されたが、車両50の前面に設置されてもよい。この場合、障害物検出装置10は、車両50の前面に設置された測距センサ1〜4を用いて、車両50の前方に存在する傾斜障害物を検出する。
最後に、各実施の形態に係る障害物検出装置10のハードウェア構成を説明する。
図11及び図12は、各実施の形態に係る障害物検出装置10のハードウェア構成例を示す図である。障害物検出装置10における送受信部11、傾斜障害物検出部12、交点処理部13、形状推定部14、接触位置推定部15、及びセンサ選択部16の機能は、処理回路により実現される。即ち、障害物検出装置10は、上記機能を実現するための処理回路を備える。処理回路は、専用のハードウェアとしての処理回路100であってもよいし、メモリ102に格納されるプログラムを実行するプロセッサ101であってもよい。
図11に示されるように、処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。送受信部11、傾斜障害物検出部12、交点処理部13、形状推定部14、接触位置推定部15、及びセンサ選択部16の機能を複数の処理回路100で実現してもよいし、各部の機能をまとめて1つの処理回路100で実現してもよい。
図12に示されるように、処理回路がプロセッサ101である場合、送受信部11、傾斜障害物検出部12、交点処理部13、形状推定部14、接触位置推定部15、及びセンサ選択部16の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ102に格納される。プロセッサ101は、メモリ102に格納されたプログラムを読みだして実行することにより、各部の機能を実現する。即ち、障害物検出装置10は、プロセッサ101により実行されるときに、図6等のフローチャートで示されるステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ102を備える。また、このプログラムは、送受信部11、傾斜障害物検出部12、交点処理部13、形状推定部14、接触位置推定部15、及びセンサ選択部16の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。
ここで、プロセッサ101とは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、又はマイクロプロセッサ等のことである。
メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、又はフラッシュメモリ等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク又はフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、CD(Compact Disc)又はDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。
なお、送受信部11、傾斜障害物検出部12、交点処理部13、形状推定部14、接触位置推定部15、及びセンサ選択部16の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、障害物検出装置10における処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の機能を実現することができる。
本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る障害物検出装置は、車両前後に存在する傾斜した障害物を検出するようにしたので、衝突被害軽減ブレーキ又は衝突防止警報システム等で用いられる障害物検出装置に用いるのに適している。
1,1a,1b,2,3,4 測距センサ、10 障害物検出装置、11 送受信部、12 傾斜障害物検出部、13 交点処理部、14 形状推定部、15 接触位置推定部、16 センサ選択部、20 衝突判定部、50 車両、51 後面、52,53 車両側線、61,62 傾斜障害物、61a 角部、70,71,73,74,75 反射点、72,76,77 交点、80,81,83,85,86,88,89 近似直線、82,84,87,90,91,92,93,94,95,96 接触位置、100 処理回路、101 プロセッサ、102 メモリ。

Claims (6)

  1. 車両の前面又は後面に設置された複数の測距センサに対して、直接波及び間接波の送受信を行わせる送受信部と、
    前記複数の測距センサにおける間接波の受信状況に基づいて、前記複数の測距センサの設置方向に対して傾斜した傾斜面を有する傾斜障害物が存在していることを検出する傾斜障害物検出部と、
    前記傾斜障害物検出部により前記傾斜障害物が存在していることが検出された場合、前記車両の走行中における異なる時刻に同一の測距センサが2回直接波を送受信した結果を用いて2つの円を描いて当該2つの円の交点を求める2円交点処理を行うことによって、前記複数の測距センサによる直接波の送受信結果から交点群の位置を算出する交点処理部と、
    前記交点処理部により算出された前記交点群の位置に基づいて、前記傾斜障害物の形状を推定する形状推定部と、
    前記形状推定部により推定された前記傾斜障害物の形状に基づいて、前記傾斜障害物のうちの前記車両に最も近い部位の位置を推定して接触位置情報として出力する接触位置推定部とを備える障害物検出装置。
  2. 前記交点処理部は、測距センサが探査波を送信した後に前記測距センサが最初に受信した反射波を前記直接波として用いて前記2円交点処理を行うことを特徴とする請求項1記載の障害物検出装置。
  3. 前記形状推定部は、前記交点群の近似直線を求め、前記近似直線が複数である場合に前記傾斜障害物が角部を有する形状であると推定し、前記近似直線が単数である場合に前記傾斜障害物が角部を有さない形状であると推定することを特徴とする請求項1記載の障害物検出装置。
  4. 前記形状推定部は、前記交点群の近似直線が複数である場合、前記近似直線の交点位置が前記傾斜障害物の有する前記角部の位置であると推定し、
    前記接触位置推定部は、前記形状推定部により推定された前記角部の位置を前記接触位置情報として出力することを特徴とする請求項3記載の障害物検出装置。
  5. 前記接触位置推定部は、前記交点群の近似直線が単数である場合、前記近似直線と前記車両の側面を延長した車両側線との交点の位置を前記接触位置情報として出力することを特徴とする請求項3記載の障害物検出装置。
  6. 前記接触位置推定部により推定された前記傾斜障害物のうちの前記車両に最も近い部位の位置に基づいて、前記複数の測距センサの中から直接波の送受信を行わせる測距センサを選択するセンサ選択部を備え、
    前記送受信部は、前記センサ選択部により選択された前記測距センサに対して直接波の送受信を行わせることを特徴とする請求項1記載の障害物検出装置。
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