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JP6947559B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents
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Description

本発明は、ジョイントコネクタに関する。
特許文献1等に記載のように、通信機能等を内蔵したコネクタとしてEコネクタが知られている。Eコネクタは、通信機能を有する回路素子(マイコン)、回路パターン、電子部品等を備えた回路基板と、機器と接続された相手側コネクタの端子と回路パターンとを電気的に接続するための複数の基板接続端子を収容したコネクタハウジングと、を備えたコネクタである。
特開2008−293752号公報
ところで、回路基板を備えたコネクタは、予め所定の導通経路の導体パターンが形成されている。このため、接続端子同士の導通経路の変更等に対して柔軟に対応することができず、汎用性に乏しいという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、要求に応じて柔軟に接続パターンを設定することが可能な汎用性に優れたジョイントコネクタを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 相手側コネクタの相手側接続端子と導通される複数の接続端子を有する多層の回路基板を備えたジョイントコネクタであって、
前記回路基板の第1層は、
前記接続端子と導通する複数の第1端子部と、
それぞれの前記第1端子部に導通された複数の第1導通線部と、
それぞれの前記第1導通線部に沿って所定数配置されて前記第1導通線部との間で導通可能な選択端子部と、を有し、
前記回路基板の第2層以降は、
前記第1導通線部に沿って配置された前記選択端子部にそれぞれ導通される所定数の連続導体部を有し、
前記第1導通線部と前記選択端子部との間を選択的に導通させることで、前記接続端子同士が、前記連続導体部の少なくとも一つを介して互いに導通可能とされ、
前記所定数の前記接続端子は、それぞれ異なる電源の電流が入力される入力端子とされ、残りの前記接続端子は、前記電源の電流が出力される出力端子とされ、
前記出力端子の数が、前記入力端子の2倍以上とされている
ことを特徴とするジョイントコネクタ。
(2) 前記第1導通線部は、互いに並列に配列され、
前記選択端子部は、それぞれの前記第1導通線部に沿って配列され、
前記連続導体部は、前記第1導通線部の配列と交差する方向に沿って配列されている
ことを特徴とする(1)に記載のジョイントコネクタ。
(3) 前記第1導通線部と前記選択端子部との間が選択導通部とされ、
前記選択導通部に導通チップを実装することで、前記選択導通部での導通が選択可能とされている
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のジョイントコネクタ。
(4) 前記第1導通線部と前記選択端子部との間が予め導通された選択導通部とされ、
前記選択導通部における導通箇所を切断して導通を解除することで、前記選択導通部での導通が選択可能とされている
ことを特徴とする(1)または(2)に記載のジョイントコネクタ。
(5) 前記接続端子を収容するコネクタハウジングが前記回路基板に実装され、
前記コネクタハウジングの前記接続端子が前記第1端子部に導通されている
ことを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載のジョイントコネクタ。
(6) 導体パターンからなる前記接続端子が前記回路基板の縁部に設けられ、前記回路基板の前記縁部を前記相手側コネクタに挿し込むことで、前記接続端子が前記相手側接続端子に導通される
ことを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載のジョイントコネクタ
上記(1)の構成のジョイントコネクタでは、回路基板における第1層の第1導通線部と選択端子部との間を選択的に導通させることで、接続端子同士を、連続導体部の少なくとも一つを介して互いに導通させることができる。したがって、予め所定の導通経路の導体パターンが形成された回路基板を備えたコネクタと比較し、要求された組み合わせで接続端子同士を導通させることができる。これにより、要求の接続パターンを確保するために回路基板に迂回路となる導体パターンを形成したり、ジャンパ線をはんだ付けして取り付けることなく、柔軟に接続パターンを設定することができ、汎用性を大幅に向上させることができる。また、所定数の範囲で、接続端子同士の接続パターンを分けることができるので、異なる信号や電源の電流を接続端子同士の間に流すことができる。
更に、所定数の接続端子が、それぞれ異なる電源の電流が入力される入力端子とされ、残りの接続端子が、電源の電流が出力される出力端子とされ、出力端子の数が入力端子の2倍以上とされている。これにより、入力端子とされた所定数の接続端子から入力された各電源の電流を出力端子とされた複数の接続端子から出力させることができ、各電源の電流を複数個所へ円滑に分配することができる。
上記(2)の構成のジョイントコネクタでは、大型化を抑えつつ接続端子同士を選択的に導通させることが可能なジョイントコネクタを提供できる。
上記(3)の構成のジョイントコネクタでは、選択導通部に導通チップを実装することで、極めて容易に選択端子部と第1導通線部とを選択的に導通させることができる。
上記(4)の構成のジョイントコネクタでは、選択導通部における導通箇所を切断することで、極めて容易に選択端子部と第1導通線部とを選択的に導通させることができる。
上記(5)の構成のジョイントコネクタでは、コネクタハウジングに相手側コネクタを接合することで、要求の接続パターンで相手側コネクタの接続端子同士を導通させることができる。
上記(6)の構成のジョイントコネクタでは、相手側コネクタに回路基板の縁部を挿し込むことで、要求の接続パターンで相手側コネクタの接続端子同士を導通させることができる
本発明によれば、要求に応じて柔軟に接続パターンを設定することが可能な汎用性に優れたジョイントコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第1実施形態に係るジョイントコネクタの外観を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係るジョイントコネクタを構成する回路基板の第1層の回路構成を示す図である。 図3は、第1実施形態に係るジョイントコネクタを構成する回路基板の第2層の回路構成を示す図である。 図4は、変形例に係るジョイントコネクタの外観を示す斜視図である。 図5は、第2実施形態に係るジョイントコネクタを構成する回路基板の第1層の回路構成を示す図である。 図6は、第2実施形態に係るジョイントコネクタを構成する回路基板の第2層の回路構成を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係るジョイントコネクタについて説明する。
図1は、第1実施形態に係るジョイントコネクタの外観を示す斜視図である。
図1に示すように、第1実施形態に係るジョイントコネクタ11は、回路基板21を備えている。この回路基板21には、樹脂製のコネクタハウジング31が実装されている。このジョイントコネクタ11は、例えば、自動車等の車両における電源線が接続されるコネクタである。回路基板21は、その表裏面に導体パターンが形成された二層基板である。コネクタハウジング31は、回路基板21の一方の面である表面に実装されている。
コネクタハウジング31は、複数(本例では20)の接続端子32を備えている。接続端子32は、銅または銅合金などの導電性金属材料から形成されている。これらの接続端子32は、それぞれコネクタハウジング31に形成された端子収容部33に収容されている。端子収容部33は、上下2段に配列されている。これにより、端子収容部33に収容された接続端子32は、コネクタハウジング31に、上下2段に配置されている。コネクタハウジング31に設けられた接続端子32は、それぞれ回路基板21の表面側の導体パターンに導通されている。
このコネクタハウジング31には、接続相手の相手側コネクタのコネクタハウジングが接合される。これにより、コネクタハウジング31の接続端子32に、相手側コネクタのコネクタハウジングに設けられた接続端子が導通接続される。
次に、回路基板21の構成について説明する。
図2は、第1実施形態に係るジョイントコネクタを構成する回路基板の第1層の回路構成を示す図である。図3は、第1実施形態に係るジョイントコネクタを構成する回路基板の第2層の回路構成を示す図である。図4は、変形例に係るジョイントコネクタの外観を示す斜視図である。
図2及び図3に示すように、回路基板21は、コネクタ回路部23を有している。この回路基板21は、表面が第1層L1とされ、裏面が第2層L2とされている。
第1層L1は、第1端子部TAと、選択端子部STAと、第1導通線部DSAとを備えている。これらの第1端子部TA、選択端子部STA及び第1導通線部DSAは、それぞれ回路基板21の表面に形成された導体パターンから構成されている。第2層L2は、第2端子部TBと、連続導体部LDBと、導通線DSとを備えている。これらの第2端子部TB、連続導体部LDB及び導通線DSは、それぞれ回路基板21の裏面に形成された導体パターンから構成されている。
第1端子部TAは、接続端子32と同数設けられており、それぞれの第1端子部TAは、各接続端子32に導通されている。これらの第1端子部TAは、2列に配列されており、それぞれCN21〜CN40に振り分けられている。
選択端子部STAは、縦横に配列されている。選択端子部STAは、横列が、電源A〜電源Dに振り分けられ、縦列が、CN21〜CN40に対応して振り分けられている。選択端子部STAは、CN21〜CN30までの半数のものに対して、CN31〜CN40までの残りの半数のものが、横方向にずれた位置に配置されている。
第1導通線部DSAは、一端がCN21〜CN40の第1端子部TAに接続されている。第1導通線部DSAは、選択端子部STAの横列に沿って設けられている。第1導通線部DSAと選択端子部STAとの間は、それぞれ導通チップDCが実装可能な選択導通部SDとされている。そして、この選択導通部SDに導通チップDCを実装することで、第1導通線部DSAと選択端子部STAとが互いに導通される。
第2端子部TBは、接続端子32及び第1端子部TAと同数設けられており、第1端子部TAと同様に、2列に配列されている。それぞれの第2端子部TBは、スルーホールによって第1端子部TAに接続されている。これにより、この第2端子部TBも接続端子32と導通されている。これらの第2端子部TBは、それぞれCN21〜CN40に振り分けられている。
連続導体部LDBは、4本2組とされて横方向にずれた位置に配列されている。それぞれの組の連続導体部LDBは、電源A〜電源Dに振り分けられている。一方の組の連続導体部LDBには、スルーホールによってCN21〜CN30の選択端子部STAが導通されており、他方の組の連続導体部LDBには、スルーホールによってCN31〜CN40の選択端子部STAが導通されている。また、電源A〜電源Dに振り分けられた各組の4本の連続導体部LDBは、導通線DSによって、電源Aの連続導体部LDB同士、電源Bの連続導体部LDB同士、電源Cの連続導体部LDB同士及び電源Dの連続導体部LDB同士で導通されている。電源A〜電源Dは、異なる電力で使用される車両の各種の電源であり、例えば、常時電源、ACC(アクセサリー)電源、IG(イグニッション)電源、あるいはILL(イルミネーション)電源などである。電源A〜Dへ電源を接続する場合、別途専用の回路を用いて供給して、第1端子部TAを経由して接続しても良い。また、今回、電源A〜Dは、「電源」にて説明したが、「信号」であっても良い。
上記構成のジョイントコネクタ11では、第1層L1の選択導通部SDに導通チップDCを選択的に実装して第1導通線部DSAと選択端子部STAとを導通させることで、CN21〜CN40の第1端子部TAは、第1導通線部DSA、導通チップDC、電源A〜電源Dの選択端子部STA、電源A〜電源Dの連続導体部LDBを介して他の第1端子部TAと導通する。したがって、このジョイントコネクタ11では、CN21〜CN40における様々な接続パターンでのジョイントが可能である。
次に、ジョイントコネクタ11における接続パターンについて説明する。
(CN21の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN21の第1端子部TAは、CN21の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN22〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN22の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN22の第1端子部TAは、CN22の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21,CN23〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN23の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN23の第1端子部TAは、CN23の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21,CN22,CN24〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN24の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN24の第1端子部TAは、CN24の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN23,CN25〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN25の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN25の第1端子部TAは、CN25の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN24,CN26〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN26の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN26の第1端子部TAは、CN26の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN25,CN27〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN27の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN27の第1端子部TAは、CN27の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN26,CN28〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN28の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN28の第1端子部TAは、CN28の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN27,CN29〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN29の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN29の第1端子部TAは、CN29の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN28,CN30〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN30の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN30の第1端子部TAは、CN30の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN29,CN31〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN31の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN31の第1端子部TAは、CN31の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN30,CN32〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN32の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN32の第1端子部TAは、CN32の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN31,CN33〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN33の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN33の第1端子部TAは、CN33の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN32,CN34〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN34の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN34の第1端子部TAは、CN34の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN33,CN35〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN35の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN35の第1端子部TAは、CN35の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN34,CN36〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN36の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN36の第1端子部TAは、CN36の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN35,CN37〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN37の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN37の第1端子部TAは、CN37の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN36,CN38〜CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN38の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN38の第1端子部TAは、CN38の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN37,CN39,CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN39の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN39の第1端子部TAは、CN39の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN38,CN40の第1端子部TAと導通する。
(CN40の接続パターン)
電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通させると、CN40の第1端子部TAは、CN40の第1端子部TAが導通された電源A〜電源Dのいずれかの選択端子部STAに導通チップDCで導通された他のCN21〜CN39の第1端子部TAと導通する。
以上、説明したように、第1実施形態に係るジョイントコネクタ11によれば、回路基板21における第1層L1の第1導通線部DSAと選択端子部STAとの間を選択的に導通させることで、接続端子32同士を、連続導体部LDBの少なくとも一つを介して互いに導通させることができる。したがって、予め所定の導通経路の導体パターンが形成された回路基板を備えたコネクタと比較し、要求された組み合わせで接続端子32同士を導通させることができる。これにより、要求の接続パターンを確保するために回路基板に迂回路となる導体パターンを形成したり、ジャンパ線をはんだ付けして取り付けることなく、柔軟に接続パターンを設定することができ、汎用性を大幅に向上させることができる。これにより、例えば、車両間におけるジョイントコネクタの共通化が可能となり、コスト低減が図れる。また、所定数(本例では電源A〜電源Dの4つ)の範囲で、接続端子32同士の接続パターンを分けることができるので、異なる信号や電源の電力を接続端子32同士の間に流すことができる。
そして、このジョイントコネクタ11では、コネクタハウジング31に相手側コネクタを接合することで、要求の接続パターンで相手側コネクタの接続端子同士を導通させることができる。
また、第1導通線部DSAが、互いに並列に配列され、選択端子部STAが、それぞれの第1導通線部DSAに沿って配列され、連続導体部LDBが、第1導通線部DSAの配列と交差する方向に沿って配列された構成であるので、大型化を抑えつつ接続端子32同士を選択的に導通させることが可能なジョイントコネクタ11を提供できる。
しかも、選択導通部SDに導通チップDCを実装することで、極めて容易に選択端子部STAと第1導通線部DSAとを選択的に導通させることができる。
また、上記実施形態では、20個の接続端子32を有するので、所定数である4つの接続端子32を、それぞれ異なる電源A〜電源Dの電流が入力される入力端子とし、残りの接続端子32を、電源A〜電源Dの電流が出力される出力端子とした場合、出力端子の数が、入力端子の2倍以上である16個とされる。これにより、入力端子とした4つの接続端子32から入力された各電源A〜電源Dの電流を出力端子とした複数の接続端子32から出力させることができ、電源A〜電源Dの電流を複数個所へ円滑に分配することができる。
なお、上記実施形態では、回路基板21にコネクタハウジング31を実装したが、図4に示すように、相手側のソケットコネクタに接続することで、相手側のソケットコネクタの接続端子と導通する導体パターンからなる接続端子32を回路基板21の縁部に設けても良い。このようにすると、相手側のソケットコネクタに回路基板21の縁部を挿し込むことで、要求の接続パターンで相手側コネクタの接続端子同士を導通させることができる。
また、上記実施形態では、第1層L1と第2層L2とを有する2層構造の場合を例示して説明したが、3層構造以上であっても良い。回路基板21の層数を増やすことで、第2層L2に設けた第2端子部TB、第2導通線部DSB、連続導体部LDB等を他の層に分割して設け、回路基板21の小型化を図ることができる。
また、上記実施形態では、導通チップDCを回路基板21に実装することで、選択端子部STAを第1導通線部DSAに導通させたが、予め選択端子部STAを第1導通線部DSAに導通させておき、この導通箇所をレーザー等の照射によって切断して導通を解除することで、所定の接続パターンを形成しても良い。この場合も、選択導通部SDにおける導通箇所を切断することで、極めて容易に選択端子部STAと第1導通線部DSAとを選択的に導通させることができる。
また、選択端子部STA及び連続導体部LDBの一部を第1層L1や第2層L2で空いているスペースに形成しても良い。このようにすると、回路基板21のスペースを有効に用いることができ、ジョイントコネクタ11の小型化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るジョイントコネクタについて説明する。
なお、第1実施形態と同一構成部分は、同一符号を付して説明を省略する。
図5は、第2実施形態に係るジョイントコネクタを構成する回路基板の第1層の回路構成を示す図である。図6は、第2実施形態に係るジョイントコネクタを構成する回路基板の第2層の回路構成を示す図である。
図5及び図6に示すように、第2実施形態に係るジョイントコネクタ11を構成する回路基板21は、制御系の信号線が接続されるコネクタを構成するコネクタ回路部22と、電源線が接続されるコネクタを構成するコネクタ回路部23とを有している。
コネクタ回路部23において、第2層L2には、半導体回路部24A〜24Dが設けられ、導通線DSは、これらの半導体回路部24A〜24Dにも接続されている。これにより、半導体回路部24A〜24Dは、それぞれ連続導体部LDBの電源A〜電源Dに導通されている。半導体回路部24A〜24Dは、電源A〜電源Dから電力が供給されて駆動する半導体回路である。コネクタ回路部23は、第2層L2に半導体回路部24A〜24Dが設けられている以外は、第1実施形態と同一構成であるので、以下、コネクタ回路部22についてのみ説明する。
コネクタ回路部22において、第1層L1は、第1端子部TAと、選択端子部STAと、第1導通線部DSAとを備えている。これらの第1端子部TA、選択端子部STA及び第1導通線部DSAは、それぞれ回路基板21の表面に形成された導体パターンから構成されている。また、コネクタ回路部22において、第2層L2は、第2端子部TBと、連続導体部LDBと、第2導通線部DSBとを備えている。これらの第2端子部TB、連続導体部LDB及び第2導通線部DSBは、それぞれ回路基板21の裏面に形成された導体パターンから構成されている。
第1端子部TAは、接続端子32と同数設けられており、それぞれの第1端子部TAは、各接続端子32に導通されている。これらの第1端子部TAは、2列に配列されており、それぞれCN1〜CN20に振り分けられている。
選択端子部STAは、縦横に配列されている。選択端子部STAは、横列が、CN2〜CN20に対応する1〜19番に振り分けられ、縦列が、CN1〜CN19に対応する1〜19番に振り分けられている。
選択端子部STAは、横1〜19番毎に縦方向へ所定の個数が設けられている。
具体的には、以下のように選択端子部STAが縦方向に設けられている。
横1番には、縦1番の選択端子部STAが設けられている。
横2番には、縦1〜2番の選択端子部STAが設けられている。
横3番には、縦1〜3番の選択端子部STAが設けられている。
横4番には、縦1〜4番の選択端子部STAが設けられている。
横5番には、縦1〜5番の選択端子部STAが設けられている。
横6番には、縦1〜6番の選択端子部STAが設けられている。
横7番には、縦1〜7番の選択端子部STAが設けられている。
横8番には、縦1〜8番の選択端子部STAが設けられている。
横9番には、縦1〜9番の選択端子部STAが設けられている。
横10番には、縦1〜10番の選択端子部STAが設けられている。
横11番には、縦1〜11番の選択端子部STAが設けられている。
横12番には、縦1〜12番の選択端子部STAが設けられている。
横13番には、縦1〜13番の選択端子部STAが設けられている。
横14番には、縦1〜14番の選択端子部STAが設けられている。
横15番には、縦1〜15番の選択端子部STAが設けられている。
横16番には、縦1〜16番の選択端子部STAが設けられている。
横17番には、縦1〜17番の選択端子部STAが設けられている。
横18番には、縦1〜18番の選択端子部STAが設けられている。
横19番には、縦1〜19番の選択端子部STAが設けられている。
第1導通線部DSAは、一端がCN1〜CN19の第1端子部TAに接続されている。第1導通線部DSAは、選択端子部STAの横列に沿って設けられている。第1導通線部DSAと選択端子部STAとの間は、それぞれ導通チップDCが実装可能な選択導通部SDとされている。そして、この選択導通部SDに導通チップDC実装することで、第1導通線部DSAと選択端子部STAとが互いに導通される。
第2端子部TBは、接続端子32及び第1端子部TAと同数設けられており、第1端子部TAと同様に、2列に配列されている。それぞれの第2端子部TBは、スルーホールによって第1端子部TAに接続されている。これにより、この第2端子部TBも接続端子32と導通されている。これらの第2端子部TBは、それぞれCN1〜CN20に振り分けられている。
連続導体部LDBは、横方向に配列されており、CN2〜CN20に対応する1〜19番に振り分けられている。連続導体部LDBは、帯状に形成されており、選択端子部STAの縦列に沿って設けられている。連続導体部LDBは、それぞれの縦列の選択端子部STAの個数に対応した長さに形成されている。各連続導体部LDBには、スルーホールによって選択端子部STAが導通されている。
具体的には、以下のように連続導体部LDBに選択端子部STAが導通されている。
横1番の連続導体部LDBには、横1番の選択端子部STAが導通されている。
横2番の連続導体部LDBには、横2番の選択端子部STAが導通されている。
横3番の連続導体部LDBには、横3番の選択端子部STAが導通されている。
横4番の連続導体部LDBには、横4番の選択端子部STAが導通されている。
横5番の連続導体部LDBには、横5番の選択端子部STAが導通されている。
横6番の連続導体部LDBには、横6番の選択端子部STAが導通されている。
横7番の連続導体部LDBには、横7番の選択端子部STAが導通されている。
横8番の連続導体部LDBには、横8番の選択端子部STAが導通されている。
横9番の連続導体部LDBには、横9番の選択端子部STAが導通されている。
横10番の連続導体部LDBには、横10番の選択端子部STAが導通されている。
横11番の連続導体部LDBには、横11番の選択端子部STAが導通されている。
横12番の連続導体部LDBには、横12番の選択端子部STAが導通されている。
横13番の連続導体部LDBには、横13番の選択端子部STAが導通されている。
横14番の連続導体部LDBには、横14番の選択端子部STAが導通されている。
横15番の連続導体部LDBには、横15番の選択端子部STAが導通されている。
横16番の連続導体部LDBには、横16番の選択端子部STAが導通されている。
横17番の連続導体部LDBには、横17番の選択端子部STAが導通されている。
横18番の連続導体部LDBには、横18番の選択端子部STAが導通されている。
横19番の連続導体部LDBには、横19番の選択端子部STAが導通されている。
上記構成のジョイントコネクタ11では、第1層L1の選択導通部SDに導通チップDCを選択的に実装して第1導通線部DSAと選択端子部STAとを導通させることで、CN1〜CN20の第1端子部TAは、第1導通線部DSA、導通チップDC、横1〜19番の選択端子部STA、横1〜19番の連続導体部LDB、第2導通線部DSB及び第2端子部TBを介して、同一チャンネルを除くCN1〜CN20の少なくとも一つの第1端子部TAと導通する。したがって、このジョイントコネクタ11では、CN1〜CN20における全ての組み合わせの接続パターンでのジョイントが可能である。
次に、ジョイントコネクタ11における具体的な接続パターンについて説明する。
(CN1の接続パターン)
横1〜19番縦1番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN1の第1端子部TAは、CN2〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN2の接続パターン)
横1番縦1番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN2の第1端子部TAは、CN1の第1端子部TAと導通する。また、横2〜19番縦2番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN2の第1端子部TAは、CN3〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN3の接続パターン)
横2番縦1,2番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN3の第1端子部TAは、CN1,CN2の第1端子部TAと導通する。また、横3〜19番縦3番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN3の第1端子部TAは、CN4〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN4の接続パターン)
横3番縦1〜3番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN4の第1端子部TAは、CN1〜CN3の第1端子部TAと導通する。また、横4〜19番縦4番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN4の第1端子部TAは、CN5〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN5の接続パターン)
横4番縦1〜4番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN5の第1端子部TAは、CN1〜CN4の第1端子部TAと導通する。また、横5〜19番縦5番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN5の第1端子部TAは、CN6〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN6の接続パターン)
横5番縦1〜5番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN6の第1端子部TAは、CN1〜CN5の第1端子部TAと導通する。また、横6〜19番縦6番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN6の第1端子部TAは、CN7〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN7の接続パターン)
横6番縦1〜6番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN7の第1端子部TAは、CN1〜CN6の第1端子部TAと導通する。また、横7〜19番縦7番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN7の第1端子部TAは、CN8〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN8の接続パターン)
横7番縦1〜7番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN8の第1端子部TAは、CN1〜CN7の第1端子部TAと導通する。また、横8〜19番縦8番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN8の第1端子部TAは、CN9〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN9の接続パターン)
横8番縦1〜8番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN9の第1端子部TAは、CN1〜CN8の第1端子部TAと導通する。また、横9〜19番縦9番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN9の第1端子部TAは、CN10〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN10の接続パターン)
横9番縦1〜9番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN10の第1端子部TAは、CN1〜CN9の第1端子部TAと導通する。また、横10〜19番縦10番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN10の第1端子部TAは、CN11〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN11の接続パターン)
横10番縦1〜10番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN11の第1端子部TAは、CN1〜CN10の第1端子部TAと導通する。また、横11〜19番縦11番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN11の第1端子部TAは、CN12〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN12の接続パターン)
横11番縦1〜11番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN12の第1端子部TAは、CN1〜CN11の第1端子部TAと導通する。また、横12〜19番縦12番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN12の第1端子部TAは、CN13〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN13の接続パターン)
横12番縦1〜12番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN13の第1端子部TAは、CN1〜CN12の第1端子部TAと導通する。また、横13〜19番縦13番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN13の第1端子部TAは、CN14〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN14の接続パターン)
横13番縦1〜13番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN14の第1端子部TAは、CN1〜CN13の第1端子部TAと導通する。また、横14〜19番縦14番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN14の第1端子部TAは、CN15〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN15の接続パターン)
横14番縦1〜14番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN15の第1端子部TAは、CN1〜CN14の第1端子部TAと導通する。また、横15〜19番縦15番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN15の第1端子部TAは、CN16〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN16の接続パターン)
横15番縦1〜15番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN16の第1端子部TAは、CN1〜CN15の第1端子部TAと導通する。また、横16〜19番縦16番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN16の第1端子部TAは、CN17〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN17の接続パターン)
横16番縦1〜16番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN17の第1端子部TAは、CN1〜CN16の第1端子部TAと導通する。また、横17〜19番縦17番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN17の第1端子部TAは、CN18〜CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN18の接続パターン)
横17番縦1〜17番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN18の第1端子部TAは、CN1〜CN17の第1端子部TAと導通する。また、横18,19番縦18番のそれぞれの選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN18の第1端子部TAは、CN19,CN20のそれぞれの第1端子部TAと導通する。
(CN19の接続パターン)
横18番縦1〜18番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN19の第1端子部TAは、CN1〜CN18の第1端子部TAと導通する。また、横19番縦19番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN19の第1端子部TAは、CN20の第1端子部TAと導通する。
(CN20の接続パターン)
横19番縦1〜19番の選択端子部STAを導通チップDCで第1導通線部DSAに導通させると、CN20の第1端子部TAは、CN1〜CN19の第1端子部TAと導通する。
以上、説明したように、第2実施形態に係るジョイントコネクタによれば、回路基板21のコネクタ回路部23では、回路基板21における第1層L1の第1導通線部DSAと選択端子部STAとの間を選択的に導通させることで、接続端子32同士を、連続導体部LDBの少なくとも一つを介して互いに導通させることができる。さらに、回路基板21のコネクタ回路部22では、回路基板21における第1層L1の第1導通線部DSAと選択端子部STAとの間を選択的に導通させることで、全ての組み合わせで接続端子32同士を導通させることができる。
したがって、第2実施形態の場合も、予め所定の導通経路の導体パターンが形成された回路基板を備えたコネクタと比較し、要求された組み合わせで接続端子同士を導通させることができる。これにより、要求の接続パターンを確保するために回路基板に迂回路となる導体パターンを形成したり、ジャンパ線をはんだ付けして取り付けることなく、柔軟に接続パターンを設定することができ、汎用性を大幅に向上させることができる。これにより、例えば、車両間におけるジョイントコネクタの共通化が可能となり、コスト低減が図れる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るジョイントコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[7]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 相手側コネクタの相手側接続端子と導通される複数の接続端子(32)を有する多層の回路基板(21)を備えたジョイントコネクタ(11)であって、
前記回路基板(21)の第1層(L1)は、
前記接続端子(32)と導通する複数の第1端子部(TA)と、
それぞれの前記第1端子部(TA)に導通された複数の第1導通線部(DSA)と、
それぞれの前記第1導通線部(DSA)に沿って所定数配置されて前記第1導通線部(DSA)との間で導通可能な選択端子部(STA)と、を有し、
前記回路基板(21)の第2層(L2)以降は、
前記第1導通線部(DSA)に沿って配置された前記選択端子部(STA)にそれぞれ導通される所定数の連続導体部(LDB)を有し、
前記第1導通線部(DSA)と前記選択端子部(STA)との間を選択的に導通させることで、前記接続端子(32)同士が、前記連続導体部(LDB)の少なくとも一つを介して互いに導通可能とされている
ことを特徴とするジョイントコネクタ。
[2] 前記第1導通線部(DSA)は、互いに並列に配列され、
前記選択端子部(STA)は、それぞれの前記第1導通線部(DSA)に沿って配列され、
前記連続導体部(LDB)は、前記第1導通線部(DSA)の配列と交差する方向に沿って配列されている
ことを特徴とする上記[1]に記載のジョイントコネクタ。
[3] 前記第1導通線部(DSA)と前記選択端子部(STA)との間が選択導通部(SD)とされ、
前記選択導通部(SD)に導通チップ(DC)を実装することで、前記選択導通部(SD)での導通が選択可能とされている
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載のジョイントコネクタ。
[4] 前記第1導通線部(DSA)と前記選択端子部(STA)との間が予め導通された選択導通部(SD)とされ、
前記選択導通部(SD)における導通箇所を切断して導通を解除することで、前記選択導通部(SD)での導通が選択可能とされている
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載のジョイントコネクタ。
[5] 前記接続端子(32)を収容するコネクタハウジング(31)が前記回路基板(21)に実装され、
前記コネクタハウジングの前記接続端子(32)が前記第1端子部(TA)に導通されている
ことを特徴とする上記[1]から[4]のいずれかに記載のジョイントコネクタ。
[6] 導体パターンからなる前記接続端子(32)が前記回路基板(21)の縁部に設けられ、前記回路基板(21)の前記縁部を前記相手側コネクタに挿し込むことで、前記接続端子が前記相手側接続端子に導通される
ことを特徴とする上記[1]から[4]のいずれかに記載のジョイントコネクタ。
[7] 前記所定数の前記接続端子(32)は、それぞれ異なる電源(A〜D)の電流が入力される入力端子とされ、残りの前記接続端子(32)は、前記電源の電流が出力される出力端子とされ、
前記出力端子の数が、前記入力端子の2倍以上とされている
ことを特徴とする上記[1]から[6]のいずれかに記載のジョイントコネクタ。
11:ジョイントコネクタ
21:回路基板
31:コネクタハウジング
32:接続端子
L1:第1層
TA:第1端子部
STA:選択端子部
L2:第2層
LDB:連続導体部
SD:選択導通部
DC:導通チップ
A〜D:電源

Claims (6)

  1. 相手側コネクタの相手側接続端子と導通される複数の接続端子を有する多層の回路基板を備えたジョイントコネクタであって、
    前記回路基板の第1層は、
    前記接続端子と導通する複数の第1端子部と、
    それぞれの前記第1端子部に導通された複数の第1導通線部と、
    それぞれの前記第1導通線部に沿って所定数配置されて前記第1導通線部との間で導通可能な選択端子部と、を有し、
    前記回路基板の第2層以降は、
    前記第1導通線部に沿って配置された前記選択端子部にそれぞれ導通される所定数の連続導体部を有し、
    前記第1導通線部と前記選択端子部との間を選択的に導通させることで、前記接続端子同士が、前記連続導体部の少なくとも一つを介して互いに導通可能とされ
    前記所定数の前記接続端子は、それぞれ異なる電源の電流が入力される入力端子とされ、残りの前記接続端子は、前記電源の電流が出力される出力端子とされ、
    前記出力端子の数が、前記入力端子の2倍以上とされている
    ことを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記第1導通線部は、互いに並列に配列され、
    前記選択端子部は、それぞれの前記第1導通線部に沿って配列され、
    前記連続導体部は、前記第1導通線部の配列と交差する方向に沿って配列されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記第1導通線部と前記選択端子部との間が選択導通部とされ、
    前記選択導通部に導通チップを実装することで、前記選択導通部での導通が選択可能とされている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のジョイントコネクタ。
  4. 前記第1導通線部と前記選択端子部との間が予め導通された選択導通部とされ、
    前記選択導通部における導通箇所を切断して導通を解除することで、前記選択導通部での導通が選択可能とされている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のジョイントコネクタ。
  5. 前記接続端子を収容するコネクタハウジングが前記回路基板に実装され、
    前記コネクタハウジングの前記接続端子が前記第1端子部に導通されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のジョイントコネクタ。
  6. 導体パターンからなる前記接続端子が前記回路基板の縁部に設けられ、前記回路基板の前記縁部を前記相手側コネクタに挿し込むことで、前記接続端子が前記相手側接続端子に導通される
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のジョイントコネクタ。
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