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JP6948117B2 - ハンガー - Google Patents
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JP6948117B2 - ハンガー - Google Patents

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Description

本発明は、衣類などを掛けるハンガーに関する。
上着、ジャケットなどの衣服は、その大きさ、素材が多種多様であり、ハンガーのサイズに合っていない衣服を掛けると、型崩れが生じ、また、滑りやすい素材の衣服を掛けると、人の手がわずかに触れたり、隣のハンガーに掛かった衣服などが触れたりすることで、衣服がそのままハンガーから滑り落ちてしまう。
これを防ぐため、ハンガーの肩当部分が伸縮可能なハンガーが知られている(特許文献1参照)。そこでは、フレームのアーム部分に沿って摺動する可動の肩当部が設けられており、係止孔によって段階的に固定位置をスライドさせる。ユーザは、衣服の大きさに合わせて可動の肩当部を移動、固定し、その後衣服をハンガーに掛ける。
特開2014−230646号公報
このような肩部分を伸縮させるハンガーでは、衣服のサイズなどに合わせて肩当部の位置決め操作をあらかじめ行わなければならない。また、その調整位置も一見では判断が難しく、衣服に適合しない位置に肩当部分を移動させてしまう恐れがあり、衣服を掛けるという単純な作業に時間がとられてしまう。
したがって、衣類などを、手間なく滑り落ちないように掛けることができるハンガーを提供することが求められる。
本発明のハンガーは、衣類などの掛物を掛けることが可能なハンガーであり、肩当部を設けたハンガー本体と、前記ハンガー本体よりフック側にあって、前記ハンガー本体に対して上下方向に相対移動可能な可動部材とを備える。そして、肩当部と前記可動部材との間で、掛物を挟むことが可能である。ただし「上下方向」は、フックとハンガー中央基部に沿った方向であり、フック側が上方向、その逆が下方向を表す。ハンガーには、前記ハンガー本体の吊り下げ棒に対向する押付部材を可動部材に設けるようにしてもよい。
例えば、スライド機構をフックとハンガー本体中央基部と間に設けることで、前記可動部材を上下方向に移動させることが可能である。スライド機構は任意であり、例えば、ガイド部材を設ける一方でハンガー本体と可動部材の厚さを相違させ、一方を内部に挿通するようにすることができる。また、可動部材が、前記ハンガー本体と対向する下面に突起部材を設けることも可能である。
ハンガーには、保持機構を設けることが可能であり、フックの下部に、手の拇指球あるいはその付近を当てることが可能な第1保持部材を設けることができる。例えば、フックの湾曲部とは反対方向に向けて延びる棒状部材を設けてもよい。また、同時に可動部材の中央基部、あるいはその他の箇所において、手の指を掛けることが可能な第2保持部材を設けることが可能である。例えば、可動部材の表面に指掛け可能な突出部材を設けてもよい。
ハンガーには、可動部材に対し、下方向に向けて力を作用させる規制部材を設けることが可能である。例えば、弾性部材を設けて可動部材を下方向へ付勢させる構成にしてもよい。
本発明の他の態様におけるハンガーは、ハンガー本体と、前記ハンガー本体に対して上下方向に相対移動可能な可動部材と、前記可動部材に対し、前記ハンガー本体に向けて力を作用させる規制部材とを備え、前記可動部材が、前記ハンガー本体の吊り下げ棒と対向する押付部材を有する。例えば、ハンガー本体の吊り下げ棒あるいはアームに取り付けられ、可動部材に対して下方向に向けて力を作用させる(付勢する)弾性部材などを設けることが可能である。
本発明の他の態様におけるハンガーは、ハンガー本体と、前記ハンガー本体に対して上下方向に相対移動可能な可動部材と、前記ハンガー本体もしくは前記可動部材のいずれか一方に設けられ、手の拇指球あるいはその付近を当てることが可能な第1保持部材と、他方に設けられ、手の指を掛けることが可能な第2保持部材とを備える。例えば、フック開口部とは逆方向に延びる突出部材をハンガー本体と一体的なフックに設け、可動部材の表面(表面あるいは裏面)から突出する突出部材を設けることが可能である。
ハンガーが竿体から離脱して衣類が落ちることを防ぐことを考慮すると、フックに対して上下方向に相対移動可能であって、前記フックの開口部を閉塞するカバー部分を設けた補助フックをさらに設けることが可能である。この場合、上記可動部材、スライド機構、第1、第2保持部材、規制部材を設けなくてもよい。すなわち、ハンガー本体と、フックと、フックに対し、フックとハンガー本体との間で上下方向に相対移動可能であって、前記フックの開口部を閉塞するカバー部分を設けた補助フックとを備えたハンガーを提供することができる。特開2010−240044号公報などに記載されるような従来の機構とは異なり、上下方向のスライド機構によって補助フックを竿体などに掛ける構成であるため、簡易な構造で面倒な操作なくハンガーを掛けることが可能となる。例えば、フック内面に溝を設け、直線状のフック先端部分と直線状のフック基部を設け、その溝部分に沿って上下方向にスライドさせることが可能である。
本発明によれば、衣類などの掛物を、簡単かつ滑り落ちがないようにハンガー掛けすることができる。
第1の実施形態であるハンガーの平面図である。 図1の右方向から見たハンガー側面図である。 裏側から見た補助アームの部分的斜視図である。 裏側から見たガイド部付近の概略的斜視図である。 可動部材を上限位置まで持ち上げたときのハンガー平面図である。 第2の実施形態におけるハンガーのフック部分を示した平面図である。 補助フックが上限位置(竿にかけたとき)に移動したときの平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態であるハンガーの平面図である。
ハンガー10は、三角形状のフレーム(ハンガー本体)12とフック20とを備え、ここでは衣類用ハンガーとして構成されている。フレーム12の中央基部13から横方向に延びるアーム22A、22Bは、上着を掛ける肩当部24A、24Bとして構成される。肩当部24A、24Bは、上着の襟あるいはネックから肩の部分までが載るように、中央基部13から緩やかに下がり、フレーム12の吊り下げ棒16と繋がるアーム端部26A、26Bまで延びている。なお、上着が着崩れしないように、肩当部24A、24Bの断面形状を楕円状にしてもよい。
フック20と中央基部13との間には、互いに平行な一対のガイド片17A、17Bを備えたガイド部材17が設けられている。ガイド部材17は、中央基部13およびフック20に対して一体的であり、ガイド片17A、17Bは互いに所定距離間隔を設けて上下方向に延びている。
ハンガー10には、フレーム12に対して上下方向に沿って移動可能な可動部材30が設けられている。ただし、中央基部13からフック20に向けた方向を上方向、その逆を下方向としている。可動部材30は、その中央基部31からフレーム12のアーム22A、22Bに沿って両側に延びる補助アーム32A、32Bを備え、補助アーム32A、32Bはフレーム12のアーム22A、22Bと対向する。
補助アーム32A、32Bは、上着などの衣服を掛けることができるように、フレーム12のアーム22A、22Bと略同じ長さを有し、補助的な肩当部として構成されている。また、補助アーム32A、32Bの下面(フレーム12と対向する面)には、矩形状の突起部33が各アームに所定間隔で形成されている。
中央基部31の下方には、T字型の押付部材37が形成されており、ガイド部材17に沿って延びる懸垂部37Aと、メインフレーム12の吊り下げ棒16と対向する台形状の押圧部37Bとを備える。押圧部37Bは、ズボン、ネクタイなどの衣類を吊り下げ棒16に吊るしたときに衣類を押し付けるため、吊り下げ棒16に平行な押付面37Cを備える。また、アーム22A、22Bの傾斜角度に平行な傾斜面37A´、37B´を両端に設けている。
押圧部37Bの両端部39A、39Bには、細長い溝の先端に断面円状の穴が形成された係止部38A´、38B´が形成されており、吊り下げ棒16の両端部には、アーム端部26A、26Bに向けて湾曲した突起状の係止部16A、16Bが形成されている。係止部38A´と係止部16A、および係止部38B´と係止部16Bには、輪ゴムWが掛けられている。
本実施形態では、フレーム12との間で上着などの衣類を挟むことが可能な可動部材30とともに、可動部材30を上下方向に移動させるスライド機構60がハンガー10の中央部に設けられている。また、ユーザが片手でハンガー10を保持したまま可動部材30を動かすことを可能にする保持機構70(突起部52、突起部材42A、42B(図2参照))を備える。以下、これについて詳述する。
図2は、図1の右方向(アーム22B側)から見たハンガー側面図である。図3は、補助アーム32Aの部分的斜視図である。図4は、図1の紙面裏側から見たガイド部材17付近の概略的斜視図である。なお、ここでは、フック20の開口部MTが図1のように紙面左側を向く状態でハンガー本体12を紙面上から見た側を表側、その逆を裏側とする、
図2に示すように、可動部材30の厚さTは、フレーム12の厚さtよりも大きく、フレーム12と一体的なガイド部材17はフレーム12と同じ厚さtをもつ。図3には、可動部材30の補助アーム32Bの下面32Sにおいて、フレーム12のアーム22Bが対向する領域KSを破線によって示している。一方、押付部材37では、両端部39A、39Bの厚さがフレーム12の厚さtと等しく、それ以外の懸垂部37A、押圧部37Bは可動部材30の厚さTに定められている。また、フック20の厚さは、フレーム12と同じ厚さTを有する。
図4に示すように、可動部材30の中央基部31には、ガイド片17A、17Bを挿通させた内部空間IS1、IS2がそれぞれ形成されている。すなわち、フレーム12と一体的なガイド部材17は、可動部材30の中央基部31の内部を通ってフレーム12の中央基部13と繋がっている。中央基部31から延びる懸垂部37Aは、その幅が一対のガイド片17A、17Bの距離間隔に応じた幅であり、懸垂部37Aの移動方向がガイド部材17によって上下方向に案内される。
一方、フレーム12の中央基部13には、表裏両面にそれぞれ一対の矩形状ガイド部材38A、38Bおよび38C、38Dが設けられている(図1、2、4参照)。ガイド部材38A〜38D各々の厚さは、フレーム12に対してガイド部材38A(38C)とガイド部材38B(38D)とを加えた厚さが可動部材30の厚さTと等しくなるように、定められている(図2参照)。
したがって、図4に示すように、懸垂部37Aの表面と一対のガイド部材38A、38B(38C、38D)の表面とが面一となり、一対のガイド部材38A、38B(38C、38D)も、懸垂部37Aの移動方向を上下方向に規定する。
また、一対のガイド部材38A、38B(38C、38D)は、可動部材30の移動範囲を制限し、中央基部31が一対のガイド部材38A、38B(38C、38D)と接している位置が可動部材30の下限位置となる。このとき押圧部37Bは、吊り下げ棒16側へ輪ゴムWの弾性力により付勢されている。このとき、フレーム12のアーム22A、22Bと可動部材30の補助アーム32A、32Bとの間には、略一定間隔の隙間が形成されている。なお、図3に示すように、可動部材30に形成された複数の矩形状突起部33は、アーム22A、22Bとの対向領域KSを超えた距離間隔で配置されているため、アーム22A、22Bと当たらない。一方、フック20の厚さがフレーム12と同じ厚さTを有するため、可動部材30がフック20の下面20Uに当たる位置が、可動部材30の上限位置となる。
図2に示すように、可動部材30の中央基部31には、左右方向(横方向)に沿って矩形状の突起部材42A、42Bが表面、裏面から突出するようにそれぞれ設けられている。一方、フレーム12と一体的なフック20には、フック20の湾曲部21とは逆方向のアーム22B側へ延びる棒状の突起部52が設けられている(図1参照)。言い換えると、突起部52は、フック20の開口部MTとは逆方向に延びている。
ユーザは、右手でハンガー10を保持する場合、突起部42Bに人差し指あるいは中指を引っ掛けるとともに、手の甲の拇指球の部分(図1の符号X参照)を突起部52に載せる(当てる)。突起部52と突起部材42Bとの距離間隔は、このような片手のハンガー保持を可能とする距離間隔に定められており、ガイド部材17の上下方向長さもそれに従う。ユーザは、中指および/あるいは薬指を突起部材42に当て、親指側へ引くように動かすことで、ハンガー10を片手で保持しながら可動部材30を上方向へ動かすことができる。なお、左手で保持する場合、突起部材42Aに指を引っ掛けてハンガー10を保持すればよい。
上述したように、押圧部37Bの係止部38A´、38B´と吊り下げ棒16の突起部16A、16Bには、輪ゴムWが掛けられている。輪ゴムWは、可動部材30が下限位置にある状態で弾性力を作用させており、押圧部37Bすなわち可動部材30に対し、吊り下げ棒16のある下方向に向けて力を作用させる。したがって、ユーザが可動部材30を上方向へ上げようとすると、可動部材30は輪ゴムWによる復元力が働き、可動部材30は、上へ移動するほど吊り下げ棒16側(下方向)へ強く引っ張られる。したがって、ユーザが指を突起部材42Aもしくは42Bから離すと、可動部材30は下限位置まで戻る。
図5は、可動部材30を上限位置まで持ち上げたときのハンガー平面図である。例えば、片方の手で上着の袖当たりを持ち、もう片方の手でハンガー10を保持しながら、指の操作で可動部材30を上方向に持ち上げる。図5のように、可動部材30を上限位置まで持ち上げた状態で、上着をフレーム12のアーム22A、22Bを上着の肩部分に通し、掛け終ると同時に可動部材30の突起部材42A/42Bから指を離す。その結果、輪ゴムによる復元力によって可動部材30は下方向へ下がり、上着がフレーム12のアーム22A、22Bと可動部材30の補助アーム32A、32Bとの間に挟まれる。
上述したように、補助アーム32A、32Bに形成された複数の突起部33各々は、フレーム12のアーム22A、22Bと当たらない距離間隔をもって対向配置されている。そのため、衣類のアーム22A、22Bに載せられた部分の両傍を突起部33が押し付ける。これによって、上着がフレーム12と可動部材30との間にしっかりと挟まれることになり、上着の滑り落ちを防止する。特に、滑りやすい素材から成る上着で、ハンガー10のサイズが上着のサイズと適合していないような場合においても、上着のすべり落ちを防ぐことができる。また、突起部33を設けることでフレーム12と可動部材30との間に隙間が生じ、通気性を保つことができる。
また、上着だけでなく、ズボンなどの衣類だけを吊り下げ棒16に吊るす場合にも、片手操作で吊るすことができる。すなわち、可動部材30を持ち上げた状態で衣類を吊り下げ棒16に掛け、掛け終ると指を離すことにより、衣類が押圧部材37Bと吊り下げ棒16との間に挟まれ、確実に保持される。さらに、輪ゴムWで可動部材30を引っ張る構成であるため、可動部材30が下限位置にあるとき、ネクタイなどを吊り下げ棒16に掛けることもできる。
このように本実施形態によれば、ハンガー10がフレーム12と可動部材30とを備え、可動部材30は、フレーム12と一体的なガイド部材17(17A、17B)とガイド部材38A〜38Dを含むスライド機構60によって、フレーム12に対し上下方向に相対移動する。また、保持機構70(突起部52、突起部42A/42B)によって、可動部材30が片手操作でフック20に近づけることが可能となる。そして、輪ゴムWが押付部材37の動きを規制し、吊り下げ棒16のある下方向へ力を作用させることにより、ユーザが指を離すと、可動部材30は下方向に移動して吊り下げ棒16に押し付けられる。このような可動部材30、スライド機構60、保持機構70をハンガー10に設けることで、衣類をハンガー10に容易に素早く掛け、また、滑り落ちを防ぐことができる。特に、従業員用衣服など狭い場所に数多くのハンガーを掛ける場合、周囲の衣服が当たって滑り落ちることを防ぐことができる。また、竿体にハンガー10を吊るして洗濯物を干すような場合でも、風などで衣服が飛ばされるのを防ぐことができる。さらに、洗濯バサミを使用せずに、上着以外の衣類(靴下、タオルなど)を挟むこともできる。
本実施形態では、補助アーム32A、32Bが補助的な肩当部となるように形成されているが、アーム22A、22Bの一部分を押し付けるだけの部材として構成してもよく、アーム22A、22Bに合わせた形状にしなくてもよい。また、可動部材30に複数の突起部33を設けなくてもよく、アーム22A、22Bと補助アーム32A、32Bとが下限位置で接するようにしてもよい。保持機構に関しては、フック20の突起部52のみ設け、可動部材30の任意の箇所を指に掛けるようにしてもよい。輪ゴムW以外の弾性部材によって規制部材を構成してもよく、例えば、フック側から力を作用させるバネなどをガイド部材付近に設けてもよい。また、弾性部材以外の部材によって可動部材30を下方向へ付勢させてもよい。
なお、規制部材を設けず、可動部材30の自重あるは指の操作によって下方向に移動させるようにしてもよい。この場合、ガイド部材17と可動部材30とを摺動させ、指を離した状態でも可動部材30が所定位置に停止するようにしてもよい。一方、両手で保持することなどを考慮すれば、保持機構70を設けないハンガーを構成することも可能である。この場合、規制部材で可動部材30を移動させることで滑り落ちを防ぐことができる。これら規制部材、あるいは保持機構を取り除いた構成では、フレーム12もしくは可動部材30どちらかを相対的にフック側へ移動させればよく、肩当部をどちらか一方に設ければよい。さらに、自重によって可動部材30が下方向へ移動すること、保持機構がなくても片手保持可能な可動部材の形状にすることを考慮すれば、可動部材30のみ設けても衣類を容易に掛け、滑り落ちを防止することができる。
上着を掛けるハンガーとしては、ズボンなどを押し付ける押付部材37を設けなくてもよく、吊り下げ棒のないアーム、フックのみからなるハンガーにも適用可能である。一方、ズボン、ネクタイなどを掛けることに着目すれば、可動部材30を押付部材37の上下移動目的のみで設けてもよい。この場合、アームのない横方向に延びる棒状のハンガー本体に対して押付部材を設ければよい。
本実施形態では衣類用ハンガーとして構成しているが、靴用ハンガー、工場ラインで部品搬送時に使用されるハンガーなど、任意のハンガーに適用することが可能である。
次に、図6、7を用いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、フックに対して上下方向にスライド可能な補助フックが設けられている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同じである。
図6は、ハンガーのフック部分を示した平面図である。図7は、補助フックを上限位置へ移動させたときの平面図である。
ハンガー100は、湾曲部121を備えたフック120を備え、竿体や吊り下げ要の棒などにフック120(湾曲部121)を掛けることが可能である。また、フック120は、上下方向に延びる直線状のフック基部123と、湾曲部121から先の上下方向に延びるフック先端部122とを備えている。一方、第2の実施形態では、厚さTのフック120とともに、湾曲部131を備えた厚さtの補助フック130が設けられている。補助フック130は、補助フック基部133を備えるとともに、湾曲部131によって形成される開口部MTを塞ぐカバー部分134を備える。カバー部分134は、斜面を有するカバー基部134Aから横方向に突起部134Bを延ばした構造になっている。なお、フック基部123の下部124も、カバー部分134と同様の形状になっている。
フック120には、フック先端部122から湾曲部121、フック基部123、さらにはガイド部材17との接続部部分となるフック下面20Uにまで渡ったフック内面120Iに沿って、溝124が設けられている。そして、補助フック130は溝124に収容配置されるとともに、その移動方向が上下方向に規定されている。補助フック130の横方向サイズおよび溝124の深さは、補助フック130の湾曲部131の先端部分および補助フック基部133が、それぞれフック先端部122およびフック基部123に形成された溝124に沿って上下方向に摺動しながら相対移動できるように、定められている。
補助フック130は、フック下部のガイド部材17付近を下限位置として支持されている。そして、補助フック130を上限位置へ移動させると、図7に示すように、カバー部分134がフック先端部122に接近することによって、フック120の開口部MTを塞ぐ。ユーザが竿体やハンガー吊るし棒などに補助フック130に掛けることにより、ハンガー100は竿体に吊り下げられる。補助フック130によってフック120の開口部MTが塞がれているため、風などによってハンガー100が回転しても、竿体から脱落するのを防ぐことができる。また、竿体に補助フック130をかけるだけで補助フック130が上方向へ移動するため、ユーザは特別な操作をすることなく、補助フック130を使ってハンガーを掛けることができる。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態のようなスライド機構、可動部材、規制部材、保持機構を設けなくてもよい。
10、100 ハンガー
12 フレーム(ハンガー本体)
13 中央基部
17 ガイド部材(スライド機構)
17A 17B ガイド片
20 フック
22A 22B アーム
24A 24B 肩当部
30 可動部材
31 中央基部(スライド機構)
32A 32B 補助アーム
33 突起部
37 押付部材
37A 懸垂部
37B 押圧部
38A〜38D ガイド部材(スライド機構)
42A 42B 突起部材(第2保持部材)
52 突起部(第1保持部材)
120 フック
121 湾曲部
122 フック先端部
123 フック基部
130 補助フック
133 補助フック基部
134 カバー部分
W 輪ゴム(規制部材)

Claims (3)

  1. フックと、
    肩当部を設けたハンガー本体と、
    前記ハンガー本体よりフック側にあって、前記ハンガー本体と対向する対向面を有し、前記ハンガー本体および前記フックに対して上下方向に相対移動可能な可動部材と、
    前記フックと前記ハンガー本体の中央基部との間に設けられ、前記可動部材の対向面が前記ハンガー本体と対向した姿勢を維持したまま前記フックと前記ハンガー本体の中央基部との間で前記可動部材を上下方向に相対移動させるスライド機構と
    前記可動部材を、下方向に向けて力を作用させる規制部材とを備え、
    前記スライド機構が、前記フックと前記ハンガー本体の中央基部との間で、前記可動部材の相対移動方向を案内し、
    前記可動部材が、前記規制部材によって下方向に付勢された状態で、前記フックと前記ハンガー本体の中央基部との間のあらかじめ定められた一定の移動範囲内で相対移動可能であり、
    前記肩当部と前記可動部材との間で、掛物を挟むことが可能であることを特徴とするハンガー。
  2. フックと、
    肩当部を設けたハンガー本体と、
    前記ハンガー本体よりフック側にあって、前記ハンガー本体と対向する対向面を有し、前記ハンガー本体および前記フックに対して上下方向に相対移動可能な可動部材と、
    前記フックと前記ハンガー本体の中央基部との間に設けられ、前記可動部材の対向面が前記ハンガー本体と対向した姿勢を維持したまま前記フックと前記ハンガー本体の中央基部との間で前記可動部材を上下方向に相対移動させるスライド機構とを備え、
    前記スライド機構が、前記フックと前記ハンガー本体の中央基部との間で、前記可動部材の相対移動方向を案内し、
    前記スライド機構が、互いに所定距離間隔をあけて上下方向に沿って延びる一対のガイド片を備え、
    前記一対のガイド片が、前記フックおよび前記ハンガー本体と繋がり、前記可動部材の中央基部の内部空間を通って前記ハンガ―本体の中央基部と繋がり、前記フックと前記ハンガー本体の中央基部との間の前記可動部材の相対移動方向を案内し、
    前記肩当部と前記可動部材との間で、掛物を挟むことが可能であることを特徴とするハンガー。
  3. 衣類用ハンガーであることを特徴とする請求項1または2に記載のハンガー。
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