JP6950667B2 - Rotary holder device - Google Patents
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Description
本発明は、例えば缶やペットボトルなどを保持する回転式ホルダ装置に関する。 The present invention relates to a rotary holder device for holding, for example, a can or a PET bottle.
従来、缶やペットボトルなどを保持する回転式ホルダ装置が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載された回転式ホルダ装置は、車両のインストルメントパネルやセンタコンソールなどの車両内装部材と、車両内装部材に対して回転可能な回転体と、を備えている。車両内装部材は、開口部を有している。回転体は、車両内装部材に水平軸を中心にして回転可能に取り付けられている。回転体は、車両内装部材の開口部に対応した大きさに形成されたホルダ開口を有しており、底壁と側壁とからなる筒状のホルダ部を有している。底壁は、ホルダ開口が車両内装部材の開口部を介して開放された場合に、缶やペットボトルなどの底面が当接する保持壁として機能すると共に、水平軸を中心にして回転操作がなされた場合に、その裏面が車両内装部材の開口部を介して外部に露出することにより、その開口部を閉塞する蓋体部として機能する。
Conventionally, a rotary holder device for holding a can, a PET bottle, or the like is known (for example, Patent Document 1). The rotary holder device described in
ところで、車両内装品は、衝突時などの安全性を考慮して、内突要件を満たすことが必要である。例えば、上記の特許文献1記載の回転式ホルダ装置では、ホルダ開口が開放された開状態において、車両内装部材の開口部の周縁と回転体のホルダ開口の周縁との間に人の手指が進入できる比較的大きな隙間が形成されるため、車両内装部材及び回転体の双方がそれぞれ内突要件を満たす形状に形成されることが要求される。しかしながら、車両内装部材の開口部の周縁の形状が内突要件を満たす形状であることが要求されると、その車両内装部材の開口部の周縁が、回転体の底壁が蓋体部として機能する閉状態でも外部に表出するため、その開口部周縁の形状により回転式ホルダ装置の意匠性が阻害されるおそれがある。
By the way, it is necessary for the interior parts of the vehicle to satisfy the internal collision requirement in consideration of safety in the event of a collision. For example, in the rotary holder device described in
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、車両内装部材の開口部周縁を内突要件を満たす形状に形成することなく、安全性を確保することが可能な回転式ホルダ装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a point, and is a rotary holder device capable of ensuring safety without forming the peripheral edge of the opening of the vehicle interior member into a shape satisfying the internal collision requirement. The purpose is to provide.
本発明の一態様は、上面に開口部が形成された車両内装部材と、前記車両内装部材に水平方向に延びた水平軸を中心にして回転可能に取り付けられた回転体と、を備える回転式ホルダ装置であって、前記回転体は、前記開口部に対応した大きさを有するホルダ開口が形成された筒状のホルダ部と、前記ホルダ部とは異なる回転角度位置に設けられ、前記開口部を閉塞する形状に形成された蓋体部と、を有し、前記ホルダ開口は、前記開口部の径に比して小さな径を有し、前記車両内装部材及び前記回転体は、前記ホルダ開口が前記開口部を介して開放されている状態で、前記車両内装部材における前記開口部の周縁と前記回転体との間に形成される径方向隙間が所定距離未満であるように形成されており、前記ホルダ部における前記ホルダ開口の周縁は、所定の内突要件を満たす形状に形成されている、回転式ホルダ装置である。 One aspect of the present invention is a rotary type including a vehicle interior member having an opening formed on the upper surface thereof and a rotating body rotatably attached to the vehicle interior member about a horizontal axis extending in the horizontal direction. In the holder device, the rotating body is provided with a tubular holder portion having a holder opening having a size corresponding to the opening and a rotation angle position different from that of the holder portion. The holder opening has a diameter smaller than the diameter of the opening, and the vehicle interior member and the rotating body have the holder opening. Is formed so that the radial gap formed between the peripheral edge of the opening and the rotating body in the vehicle interior member is less than a predetermined distance in a state of being opened through the opening. , The peripheral edge of the holder opening in the holder portion is a rotary holder device formed in a shape satisfying a predetermined internal collision requirement.
この構成によれば、車両内装部材における開口部の周縁を内突要件を満たす形状に形成するのを不要とすることができるので、回転式ホルダ装置の閉状態での意匠性が阻害されるのを防止することができ、回転式ホルダ装置の閉状態での表面のフラット感を実現することができる。また、回転体のホルダ部のホルダ開口の周縁が内突要件を満たす形状に形成されているので、回転式ホルダ装置の開状態において車両内装品の安全性を確保することができる。 According to this configuration, it is not necessary to form the peripheral edge of the opening in the vehicle interior member into a shape satisfying the internal collision requirement, so that the design of the rotary holder device in the closed state is hindered. Can be prevented, and a flat feeling of the surface of the rotary holder device in the closed state can be realized. Further, since the peripheral edge of the holder opening of the holder portion of the rotating body is formed in a shape satisfying the internal collision requirement, the safety of the vehicle interior parts can be ensured in the open state of the rotary holder device.
本発明に係る回転式ホルダ装置の具体的な実施形態について、図面を用いて説明する。 A specific embodiment of the rotary holder device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
一実施形態の回転式ホルダ装置1は、車両に搭載された、例えば缶やペットボトルなどのドリンク類を保持する保持装置である。回転式ホルダ装置1は、図1、図2、図3、及び図4に示す如く、車両内装部材10と、回転体60と、開放装置70と、規制装置80と、を備えている。
The
車両内装部材10は、車体側に固定されている。車両内装部材10は、表出部材11と、側壁部材21,22と、を有している。表出部材11は、車室内に表出する部材であって、センタコンソールの一部を構成している。表出部材11は、板状かつ略四角形状に形成されている。表出部材11の上面には、開口部12が形成されている。開口部12は、円形に形成されており、保持対象であるドリンク類の外径に合わせた径を有している。
The vehicle
側壁部材21,22は、回転体60の外面に対向する壁部であり、回転体60を保護する部材である。側壁部材21,22はそれぞれ、表出部材11の下方側において回転体60の外方に配置されている。側壁部材21,22はそれぞれ、回転体60の外面に合わせて半球状に形成されている。側壁部材21,22はそれぞれ、上部が水平にカットされた形状を有しており、上端が表出部材11の裏面に接するように配置されている。
The
側壁部材21と側壁部材22とは、図5、図6、及び図7に示す如く、回転体60を挟んでその外面を囲む中空の球形空間23を形成するように互いに組み付けられる。側壁部材21と側壁部材22とが互いに組み付けられると、両側壁部材21,22の上端に表出部材11の開口部12に合わせたその開口部12よりも僅かに大きな径を有する開口24が形成されると共に、回転体60を囲む中空の球形空間23が形成される。側壁部材21,22はそれぞれ、フランジ状の取付部25を介してボルト締めなどで表出部材11に固定される。
As shown in FIGS. 5, 6 and 7, the
側壁部材21,22はそれぞれ、櫛歯部26を有している。櫛歯部26は、側壁部材21,22の半球状の内面に沿って形成された凹凸である。櫛歯部26の凹部26a及び凸部26bはそれぞれ、上下方向に延在しており、回転体60の後述の櫛歯部が常に噛み合う長さを有している。凹部26aと凸部26bとは、水平方向に交互に並んでいる。凹部26a及び凸部26bはそれぞれ、後述の掬い上げ対象となる落下物の大きさに合わせた所定の幅を有するように形成されている。以下、側壁部材21を第一側壁部材21と、側壁部材22を第二側壁部材22と、それぞれ称す。
The
第一側壁部材21の外面には、爪部27が形成されている。爪部27は、第一側壁部材21における水平方向Xに延びる水平軸Cの軸方向両端側それぞれに設けられており、軸方向外方に突出している。第二側壁部材22の外面には、孔部28が形成されている。孔部28は、第二側壁部材22における水平軸Cの軸方向両端側それぞれに設けられた第一側壁部材21側の水平方向Yに突出する突出部29に設けられており、水平軸Cの軸方向に貫通している。第一側壁部材21と第二側壁部材22とは、水平軸Cの軸方向両側部の爪部27それぞれが孔部28に係合することにより互いに組み付けられる。
A
回転体60は、車両内装部材10に対して回転可能な回転部材である。回転体60は、車両内装部材10に水平軸Cを中心にして回転可能に取り付けられる。回転体60は、全体として球状に形成されている。回転体60における水平軸Cの軸方向両端側それぞれの外面には、軸方向外方に延びる軸部61が設けられている。第一側壁部材21における水平軸Cの軸方向両端部それぞれには、水平軸Cの軸方向に貫通する軸孔30が設けられている。回転体60は、軸部61が第一側壁部材21の軸孔30を貫通するビス50で支持されることにより第一側壁部材21ひいては車両内装部材10に軸支される。
The rotating
回転体60は、ホルダ部62と、蓋体部63と、有している。ホルダ部62と蓋体部63とは、回転体60全体における水平軸Cを中心にした互いに異なる回転角度位置に設けられている。ホルダ部62が設けられた回転角度位置と蓋体部63が設けられた回転角度位置とは、水平軸Cを中心にして例えば90°異なる。すなわち、回転体60は、例えば、上部にホルダ部62が位置する状態から水平軸Cを中心にして90°回転すると、上部に蓋体部63が位置する状態に移行する。
The rotating
ホルダ部62は、保持対象であるドリンク類を保持する円筒状の保持空間を形成する部位である。ホルダ部62は、筒状に形成されている。ホルダ部62は、保持空間に連なるホルダ開口64を有している。ホルダ開口64は、表出部材11の開口部12に対応した大きさを有し、具体的には、その開口部12の径に比して小さな径を有している。車両内装部材10及び回転体60は、ホルダ開口64が開口部12を介して開放されている状態で、車両内装部材10の表出部材11における開口部12の周縁と回転体60との間に形成される径方向隙間が所定距離未満であるように形成されている。
The
すなわち、ホルダ開口64が開口部12を介して開放されている状態で、車両内装部材10の表出部材11における開口部12の周縁と回転体60(具体的には、ホルダ部62の上端部など)との間には、径方向隙間が形成される。この径方向隙間は、所定距離未満である。この所定距離は、例えば欧州や日本などで規定されている車両内装品の内部突起に係る安全基準に用いられる球の直径であり、例えば165mmである。但し、上記の径方向隙間は人の指が進入できない距離(例えば、2.5mm未満)であることが、安全性を確保するうえで好ましい。また、この径方向隙間は、車両内装部材10に対する回転体60のスムースな回転を確保するうえでは車両内装部材10と回転体60とが当接してその回転を妨げることがない距離に設定されていることが必要である。
That is, in a state where the
ホルダ部62におけるホルダ開口64の周縁は、全周に亘って丸みを帯びて形成されている。具体的には、このホルダ部62におけるホルダ開口64の周縁(図8において破線で囲む領域)は、上記の安全基準に用いられる内突要件を満たす形状に形成されている。この内突要件は、曲率半径が2.5mm以上又は3.2mm以上であることである。
The peripheral edge of the
蓋体部63は、車両内装部材10の円形の開口部12を閉塞する部位である。蓋体部63は、開口部12に合わせて円形かつ平面状に形成されている。蓋体部63は、開口部12を閉塞した際に表出部材11の表面に面一になるように配置される。尚、蓋体部63は、ホルダ部62と一体に形成されてもよいし、図4に示す如くホルダ部62とは別体で、そのホルダ部62に取り付け固定されるものであってもよい。
The
蓋体部63の表面には、操作目印部65が設けられている。操作目印部65は、後述の如く開操作時に運転者などの乗員が触れるべき部位を示す目印である。操作目印部65は、蓋体部63の表面から外側に突出する突出部である。操作目印部65は、蓋体部63の円形表面のうちホルダ部62に近い側の半分(すなわち、後述の回転方向θ2側の半分)に設けられている。尚、操作目印部65は、小さい操作力での開操作を実現するうえではそのホルダ部62に近い端部に配置されていることが好ましい。
An
車両内装部材10及び回転体60は、蓋体部63が開口部12を閉塞している状態で、車両内装部材10の表出部材11における開口部12の周縁と回転体60(具体的には、蓋体部63の表面角部など)との間に形成される径方向隙間が所定距離未満であるように形成されている。すなわち、この状態で、車両内装部材10の開口部12の周縁と回転体60との間には、所定距離未満の径方向隙間が形成されている。この所定距離は、上記の如く、例えば欧州や日本などで規定されている車両内装品の内部突起に係る安全基準に用いられる球の直径であり、例えば165mmである。但し、上記の径方向隙間は人の指が進入できない距離(例えば、2.5mm未満)であることが、安全性を確保するうえで好ましい。また、この径方向隙間は、車両内装部材10に対する回転体60の回転時に両者が当接してその回転を妨げることがない距離に設定されている。
In the vehicle
回転体60は、ホルダ部62のホルダ開口64が表出部材11の開口部12を介して開放されている状態(開状態)と、蓋体部63が開口部12を閉塞している状態(閉状態)と、が切り替わるように水平軸Cを中心にして回転する。
The rotating
開放装置70は、回転体60が閉状態にあるときにその回転体60を開状態まで回転させてホルダ開口64を開口部12を介して開放させる装置である。開放装置70は、付勢部材71を有している。付勢部材71は、捻りバネである。回転体60における水平軸Cの軸方向一端側(図1−図4における手前側)の外面には、軸方向外方に突出する係止部66が設けられている。また、第一側壁部材21における水平軸Cの軸方向一端側の内面には、軸方向内方に突出する係止部31が設けられている。付勢部材71は、一端部が第一側壁部材21の係止部31に係止されかつ他端部が回転体60の係止部66に係止されるように取り付けられている。付勢部材71は、回転体60を閉状態側から開状態側への回転方向θ1へ付勢する付勢力を発生する。
The
開放装置70は、ダンパ装置72を有している。ダンパ装置72は、回転体60が付勢部材71により閉状態側から開状態側への回転方向θ1へ付勢される際の速度を緩和させるワンウェイクラッチダンパである。ダンパ装置72は、円盤ギア部材73を有している。円盤ギア部材73は、外周面に径方向に延びる凹凸が形成されたギアを有する円盤状の部材である。円盤ギア部材73は、保持部材74に回転可能に支持されている。保持部材74は、第一側壁部材21に設けられた取付部32に取り付け固定されている。ダンパ装置72は、ギア部75を有している。ギア部75は、回転体60における水平軸Cの軸方向一端部に水平軸Cの回りに円弧状に延在しており、径方向に延びる凹凸が形成されたギアを有している。円盤ギア部材73のギアとギア部75のギアとは、互いに噛合している。回転体60の水平軸Cを中心にした回転は、円盤ギア部材73のギアとギア部75のギアとが互いに噛合した状態で回転体60が減速されながら進行する。
The
規制装置80は、回転体60を閉状態にロックすると共にそのロックを解除する装置である。規制装置80は、帯状に延在するアーム部材81を有している。アーム部材81は、第二側壁部材22に設けられた取付部33に揺動可能に取り付けられている。アーム部材81の一端は、取付部33に支持されている。アーム部材81の他端には、水平軸Cの軸方向に延びる突出部82が設けられている。突出部82は、円柱状又は円筒状に形成されている。第二側壁部材22には、水平軸Cの軸方向に貫通した孔部34が設けられている。突出部82は、第二側壁部材22の外方側から孔部34を介して第二側壁部材22の内方側へ延びるように配置されている。
The
規制装置80は、閉操作用傾斜部83と、ストッパ部84と、開操作用傾斜部85と、ガイド部86,87と、を有している。閉操作用傾斜部83、ストッパ部84、開操作用傾斜部85、及びガイド部86,87はそれぞれ、回転体60における水平軸Cの軸方向一端側の外面に設けられており、軸方向外方へ突出している。閉操作用傾斜部83、ストッパ部84、開操作用傾斜部85、及びガイド部86,87はそれぞれ、必要なタイミングでアーム部材81の突出部82に当接するように配置されている。
The regulating
閉操作用傾斜部83は、回転体60が水平軸Cを中心にして開状態から閉状態側の回転方向θ2へ回転する途中で突出部82が当接することにより、アーム部材81を一端側を中心にして揺動方向ω1へ揺動させる部位である。ストッパ部84は、回転体60が閉状態に達した後、突出部82が当接することにより、その回転体60が水平軸Cを中心にして直接に開状態側の回転方向θ1へ戻り回転するのを規制する部位である。開操作用傾斜部85は、回転体60が閉状態に達した後、その回転体60が更に開状態側から閉状態側への回転方向θ2へ回転した際に突出部82が当接することにより、アーム部材81を一端側を中心にして上記の揺動方向ω1とは反対側である揺動方向ω2へ揺動させる部位である。
In the closing operation inclined
ガイド部86は、突出部82が閉操作用傾斜部83に当接してからストッパ部84に当接するまでその突出部82を案内する部位である。ガイド部87は、突出部82が開操作用傾斜部85に当接してから開状態に至るまでその突出部82を案内する部位である。また、開操作用傾斜部85及びガイド部87は、回転体60が開状態から回転方向θ2へ回転して閉状態に達した後に更に回転方向θ2へ所定量を超えて回転した際、突出部82が当接することにより、その回転体60の更なる回転を規制するように形成されている。
The
回転体60の外面には、櫛歯部67が設けられている。櫛歯部67は、側壁部材21,22の櫛歯部26に対応して二箇所に設けられている。具体的には、櫛歯部67は、回転体60におけるホルダ部62に対する回転方向θ2側のホルダ開口64の周縁に設けられていると共に、回転体60における蓋体部63に対する回転方向θ1側の周縁に設けられている。櫛歯部67は、回転体60の外面から外方へ突出する凸部を含む凹凸である。櫛歯部67は、櫛歯部26に噛み合っている。櫛歯部67の凸部67aと凹部67bとは、側壁部材21,22の櫛歯部26の凹部26aと凸部26bとに合わせて水平方向に交互に並んでいる。凸部67a及び凹部67bはそれぞれ、後述の掬い上げ対象となる落下物の大きさに合わせた所定の幅を有するように形成されている。
A
回転体60には、閉操作用ノブ68が取り付けられている。閉操作用ノブ68は、ホルダ開口64が開口部12を介して開放されている開状態で乗員が行う回転体60を閉状態側の回転方向θ2へ回転させる操作を補助する操作補助部である。閉操作用ノブ68は、回転方向θ2への押圧操作が容易となるように翼状に形成されており、回転方向θ2へ押圧操作され得る。閉操作用ノブ68は、回転体60におけるホルダ部62と蓋体部63との境界付近すなわちホルダ部62に対する回転方向θ1側のホルダ開口64の周縁に外方へ突出するように設けられている。閉操作用ノブ68は、蓋体部63が開口部12を閉塞する閉状態において開口部12よりも下方に位置する球形空間23内に収まると共に、ホルダ開口64が開口部12を介して開放されている開状態において開口部12よりも上方へ突出する。
A
尚、閉操作用ノブ68は、図9及び図10に示す如く、回転体60に水平軸Cに平行な軸を中心にして揺動可能に取り付けられていてもよい。この場合、閉操作用ノブ68は、水平軸Cに平行な軸を中心にしてホルダ開口64の中心側にホルダ開口64を塞ぐように付勢されていてよい。かかる構造において、閉操作用ノブ68は、ホルダ部62に挿入されたドリンク類の外径に応じてホルダ開口64の中心側への突出量が変更されるように進退可能である。すなわち、閉操作用ノブ68は、ホルダ部62に挿入されたドリンク類に合わせて、その先端部がそのドリンク類の外面に当接することで、そのドリンク類にその閉操作用ノブ68とはホルダ開口64を挟んだ反対側へ押圧する力を付与する。また、サイズの小さいドリンク類をホルダ部62での保持対象とするうえでは、図10に示す如く、閉操作用ノブ68のサイズ(具体的には、外方へ突出する量)を大きくすることが有効である。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
次に、回転式ホルダ装置1の動作について説明する。
Next, the operation of the
回転式ホルダ装置1において、回転体60の蓋体部63が車両内装部材10の開口部12を閉塞している閉状態では、車両内装部材10の第二側壁部材22に取り付けられたアーム部材81の突出部82が回転体60のストッパ部84に当接することにより、その回転体60が水平軸Cを中心にして開状態側の回転方向θ1へ戻り回転するのが規制されている。このため、回転体60の蓋体部63が車両内装部材10の開口部12を閉塞する閉状態では、例えば車両振動などが生じても、その閉状態が維持される。尚、この閉状態では、回転体60が水平軸Cを中心にして回転方向θ2へ僅かに回転するのは許容されている。
In the
また、上記の閉状態では、車両内装部材10の表出部材11における開口部12の周縁と回転体60との間に、所定距離未満の径方向隙間が形成されている。上記の如く、この所定距離は、例えば欧州や日本などで規定されている車両内装品の内部突起に係る安全基準に用いられる球の直径である。このため、表出部材11における開口部12の周縁を内突要件を満たす形状に形成するのを不要とすることができるので、回転式ホルダ装置1の閉状態での意匠性が阻害されるのを防止することができ、回転式ホルダ装置1の閉状態での表面のフラット感を実現することができる。
Further, in the closed state, a radial gap of less than a predetermined distance is formed between the peripheral edge of the
運転者などの乗員は、回転式ホルダ装置1における上記の閉状態から回転体60のホルダ部62のホルダ開口64が開口部12を介して開放される開状態への切り替えを行う場合、蓋体部63を下方に押圧する。具体的には、蓋体部63の表面の操作目印部65に触れてその操作目印部65を下方に押圧する。その閉状態で蓋体部63が下方に押圧されると、回転体60が水平軸Cを中心にして回転方向θ2へ回転する。この閉状態で回転体60が回転方向θ2へ回転されると、その途中でアーム部材81の突出部82が回転体60の開操作用傾斜部85に当接することにより、そのアーム部材81が一端側を中心にして揺動方向ω2へ揺動される。このアーム部材81の揺動方向ω2への揺動がなされた状態で蓋体部63の下方への押圧が解除されると、回転体60が付勢部材71の付勢力により回転方向θ1へ付勢されて回転する。この回転体60の回転は、ダンパ装置72により速度緩和されながら行われる。そして、回転体60が水平軸Cを中心にして約90°回転すると、ホルダ開口64が開口部12を介して開放される開状態になる。
When the occupant such as a driver switches from the closed state of the
上記の開状態では、缶やペットボトルなどの保持対象のドリンク類を回転体60のホルダ部62内に保持することができる。また、上記の開状態では、車両内装部材10の表出部材11における開口部12の周縁と回転体60との間に、所定距離未満の径方向隙間が形成されている。このため、表出部材11における開口部12の周縁を内突要件を満たす形状に形成するのを不要とすることができるので、回転式ホルダ装置1の開状態での意匠性が阻害されるのを防止することができる。
In the above open state, drinks to be held such as cans and PET bottles can be held in the
また、ホルダ開口64は、表出部材11の開口部12の径に比して小さな径を有している。そして、このホルダ開口64の周縁は、全周に亘って丸みを帯びて形成されており、具体的には、車両内装品の内部突起に係る安全基準に用いられる曲率半径が2.5mm以上又は3.2mm以上である内突要件を満たす形状に形成されている。このため、上記の開状態において、車両内装品についての衝突時などの安全性を確保することができる。
Further, the
運転者などの乗員は、回転式ホルダ装置1における上記の開状態から閉状態への切り替えを行う場合、閉操作用ノブ68を回転方向θ2へ押圧する。閉操作用ノブ68が回転方向θ2へ押圧操作されると、回転体60が水平軸Cを中心にして回転方向θ2へ回転する。この回転体60の回転方向θ2への回転がなされると、その途中でアーム部材81の突出部82が回転体60の閉操作用傾斜部83に当接することにより、そのアーム部材81が一端側を中心にして揺動方向ω1へ揺動され、その後、突出部82がガイド部86に案内されることにより、その突出部82がストッパ部84に当接される。突出部82がストッパ部84に当接されると、回転体60がその蓋体部63が車両内装部材10の開口部12を閉塞する閉状態になる。この場合、閉操作用ノブ68は、球形空間23内に収まると共に、回転体60が開状態側の回転方向θ1へ戻り回転するのは規制される。
An occupant such as a driver presses the
上記の閉状態では、ホルダ開口64が球形空間23内に隠れることとなり、ホルダ開口64の周縁が外部に表出しなくなるので、そのホルダ開口64の周縁形状が内突要件を満たす形状であっても、回転式ホルダ装置1の閉状態での意匠性が阻害されるのを防止することができる。また、ホルダ部62の保持空間の底面及び側面は、保持されるドリンク類が接触する意匠面であって、その接触に起因して傷付き易い部位である。上記の閉状態では、ホルダ部62が球形空間23内に収まることとなり、そのホルダ部62の保持空間の意匠面が外部に表出しなくなるので、そのホルダ部62の保持空間の意匠面に対して傷付き対策を施すことを不要とすることができ、その意匠面の構成自由度を上げることができる。
In the above closed state, the
また、回転式ホルダ装置1において、開放装置70は、回転体60を閉状態側から開状態側への回転方向θ1へ付勢する付勢力を発生する付勢部材71を有している。蓋体部63が開口部12を閉塞している閉状態で、乗員が蓋体部63の表面(具体的には、操作目印部65)を下方に押圧すると、付勢部材71の付勢力による車両内装部材10に対する回転体60の回転により、ホルダ部62が開口部12を介して開放される開状態になる。従って、回転式ホルダ装置1を閉状態から開状態へ切り替えるうえでは、蓋体部63の表面が下方に押圧されればよいので、乗員が片手で簡単な操作で回転式ホルダ装置1を開状態とすることができる。
Further, in the
また、回転式ホルダ装置1において、回転体60には、回転体60を開状態から閉状態側の回転方向θ2へ回転させる操作を補助する閉操作用ノブ68が取り付けられている。閉操作用ノブ68は、ホルダ部62に対する回転方向θ1側のホルダ開口64の周縁に外方へ突出するように設けられており、閉状態において開口部12よりも下方に位置する球形空間23内に収まると共に、開状態において開口部12よりも上方へ突出する。この構造では、回転式ホルダ装置1を開状態から閉状態へ切り替えるうえでは、閉操作用ノブ68が回転方向θ2へ押圧操作されればよいので、閉操作用ノブ68の存在により乗員が片手で簡単な操作で回転式ホルダ装置1を閉状態とすることができる。
Further, in the
また、上記の閉操作用ノブ68が回転体60に水平軸Cに平行な軸を中心にして揺動可能に取り付けられかつホルダ開口64の中心側にホルダ開口64を塞ぐように付勢されている構造では、ホルダ部62の保持空間に挿入されたドリンク類に、その閉操作用ノブ68の先端側からホルダ開口64を挟んだ反対側へ押圧する力が付与される。この場合、ホルダ部62に挿入されたドリンク類は、閉操作用ノブ68とホルダ部62の保持空間の側面との間に挟持される。このため、ホルダ部62に保持されたドリンク類をその保持空間の側面に当接させることができ、その当接状態を維持させることができるので、ホルダ部62に保持されるドリンク類がその保持空間内で径方向に移動するのを規制してサポートすることができ、そのドリンク類のガタツキを抑えることができる。
Further, the
更に、車両内装部材10の側壁部材21,22それぞれの内面には、櫛歯部26が設けられている。回転体60の外面には、側壁部材21,22の櫛歯部26に対応して櫛歯部67が設けられている。側壁部材21,22の櫛歯部26と回転体60の櫛歯部67とは、車両内装部材10に対する回転体60の回転時に噛み合いながら相対移動する。櫛歯部26の凹部26a及び凸部26b並びに櫛歯部67の凸部67a及び凹部67bはそれぞれ、掬い上げ対象となる落下物の大きさに合わせた所定幅を有している。
Further,
この構造では、車両内装部材10の表出部材11の開口部12から球形空間23へ落下した落下物が、その所定幅を超える大きさを有していれば、その落下物は、車両内装部材10側の櫛歯部26と回転体60の櫛歯部67との間に引っ掛かる。このため、開口部12から球形空間23へ落下した落下物が、車両内装部材10の内面と回転体60の外面との隙間から更に下方に落下するのを抑えることができ、次の回転体60の回転時にその引っ掛かった落下物を掬い上げて、その落下物の乗員による開口部12を通じた取り上げを可能とすることができる。
In this structure, if the falling object that has fallen from the
ところで、上記の実施形態においては、乗員が開操作時に操作する操作目印部65が、蓋体部63の表面から外側に突出する突出部である。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。操作目印部65は、開操作時に乗員が触れるべき部位を示す目印であればよく、例えば、蓋体部63の表面に凹んだ部位や、蓋体部63の他の表面と対照的な色彩が施されたシール表示などであってもよい。
By the way, in the above embodiment, the
また、上記の実施形態においては、回転式ホルダ装置1の閉状態で回転体60の蓋体部63が下方に押圧される一操作で、開放装置70の有する付勢部材71の付勢力により回転体60が回転して、ホルダ部62が開口部12を介して開放される開状態になる。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。回転式ホルダ装置1の開状態で回転体60が回転方向θ2に押圧される一操作で、所定閉塞装置の有する付勢部材の付勢力により回転体60が回転して、蓋体部63が開口部12を閉塞する閉状態になることとしてもよい。また、蓋体部63が開口部12を閉塞する閉状態からホルダ部62が開口部12を介して開放される開状態への切り替え、及び、その開状態からその閉状態への切り替えをそれぞれ、ターンオーバスプリングを用いて一操作で行うこととしてもよい。
Further, in the above embodiment, the
尚、本発明は、上述した実施形態や変形形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiments and modifications, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
1:回転式ホルダ装置、10:車両内装部材、11:表出部材、12:開口部、21,22:側壁部材、60:回転体、62:ホルダ部、63:蓋体部、64:ホルダ開口、65:操作目印部、68:閉操作用ノブ、70:開放装置、71:付勢部材、72:ダンパ装置、80:規制装置、81:アーム部材。 1: Rotary holder device, 10: Vehicle interior member, 11: Display member, 12: Opening, 21,22: Side wall member, 60: Rotating body, 62: Holder part, 63: Cover body part, 64: Holder Opening, 65: Operation mark, 68: Knob for closing operation, 70: Opening device, 71: Biasing member, 72: Damper device, 80: Regulatory device, 81: Arm member.
Claims (8)
前記車両内装部材に水平方向に延びた水平軸を中心にして回転可能に取り付けられた回転体と、
を備える回転式ホルダ装置であって、
前記回転体は、
前記開口部に対応した大きさを有するホルダ開口が形成された筒状のホルダ部と、
前記ホルダ部とは異なる回転角度位置に設けられ、前記開口部を閉塞する形状に形成された蓋体部と、
を有し、
前記ホルダ開口は、前記開口部の径に比して小さな径を有し、
前記車両内装部材及び前記回転体は、前記ホルダ開口が前記開口部を介して開放されている状態で、前記車両内装部材における前記開口部の周縁と前記回転体との間に形成される径方向隙間が所定距離未満であるように形成されており、
前記ホルダ部における前記ホルダ開口の周縁は、所定の内突要件を満たす形状に形成されている、回転式ホルダ装置。 A vehicle interior member with an opening formed on the upper surface,
A rotating body rotatably attached to the vehicle interior member about a horizontal axis extending in the horizontal direction, and
It is a rotary holder device equipped with
The rotating body is
A cylindrical holder portion having a holder opening having a size corresponding to the opening, and a holder portion having a shape corresponding to the opening.
A lid portion provided at a rotation angle position different from that of the holder portion and formed in a shape that closes the opening, and a lid portion.
Have,
The holder opening has a diameter smaller than the diameter of the opening.
The vehicle interior member and the rotating body are formed in the radial direction between the peripheral edge of the opening and the rotating body of the vehicle interior member in a state where the holder opening is opened through the opening. The gap is formed so that it is less than a predetermined distance,
A rotary holder device in which the peripheral edge of the holder opening in the holder portion is formed in a shape satisfying a predetermined internal collision requirement.
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2018214231A JP6950667B2 (en) | 2018-11-14 | 2018-11-14 | Rotary holder device |
Publications (2)
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|---|---|---|---|
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