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JP6953206B2 - 浴室システム - Google Patents
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JP6953206B2 - 浴室システム - Google Patents

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本発明は、給湯装置と浴室空調装置とを備える浴室システムに関する。
従来、例えば特許文献1に見られるように、給湯装置の運転操作を行い得る浴室リモコンに赤外線送信部を備えておき、浴室の暖房等を行う浴室空調装置が給湯装置と有線通信を行うことができないものであっても、浴室リモコンの赤外線送信部から、浴室空調装置に備えられた赤外線受信部に、赤外線による運転指令を送信することで、該浴室空調装置の暖房運転等を行い得るようにしたものが知られている。
また、例えば特許文献2に見られるように、給湯器、浴室暖房乾燥機等の温水利用装置を、宅外からインターネット等の外部ネットワークを介して遠隔操作し得るようにしたものが知られている。
特許第4017159号公報 特開2006−78078号公報
特許文献1に見られるように給湯装置と浴室空調装置とを含む浴室システムにおいて、給湯装置あるいは浴室空調装置を、宅外からスマートフォン等の通信端末により遠隔操作し得ることが望まれる。
例えば、冬季において、外出中のユーザが、帰宅後に浴槽への入浴あるいはシャワー浴を行おうとする場合、ユーザの帰宅前に浴室を暖めておくように、遠隔操作によって、浴室空調装置の運転(暖房運転又は乾燥運転)を行い得ることが望まれる。
さらに、給湯装置が浴槽の湯はりを自動で行う湯はり運転機能を有する場合には、給湯装置による湯はり運転と、浴室空調装置による暖房運転又は乾燥運転とを、遠隔操作によって並行して行い得るようすることが望まれる。
一方、上記のように給湯装置あるいは浴室空調装置の運転を遠隔操作で行った場合において、給湯装置あるいは浴室空調装置のなんらかの異常が発生することによって、ユーザが遠隔操作で指定した所望の運転が行われない場合もあり得る。
このような場合には、給湯装置あるいは浴室空調装置の異常が発生したことを、ユーザが、帰宅前でも速やかに認識し得るように、当該異常の発生を、外部ネットワークを介してユーザの通信端末に通知することが望ましい。
しかしながら、後付型の浴室空調装置等、給湯装置等の他の機器(該浴室空調装置の操作器を除く)と有線通信を行う機能を持たない浴室空調装置は、赤外線通信等の無線通信による運転指令を受信可能な受信部が備えられていても、該浴室空調装置の運転状態等を外部に無線で発信する機能を持たないものが多い。
このような浴室空調装置は、自身の異常の発生を検知する機能を有していても、該浴室空調装置の異常の発生を、外部に発信することができない。ひいては、該浴室空調装置が、宅外のユーザによる遠隔操作で指定された運転を正常に行うことができない異常状態になっても、該ユーザの通信端末に該浴室空調装置の異常の発生を通知することができないという不都合が生じる。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、給湯装置と浴室空調装置を備える浴室システムにおいて、浴室空調装置がその異常の発生を外部に発信することができないものであっても、遠隔操作による該浴室空調装置の運転時に該浴室空調装置の異常が発生した場合に、該異常の発生を外部ネットワークを介してユーザの外部通信端末に通知することができる浴室システムを提供することを目的とする。
本発明の浴室システムは、上記の目的を達成するために、浴室を昇温させる浴室加熱運転を実行する機能を少なくとも有する浴室空調装置と、浴室を含む給湯対象箇所に給湯する給湯運転を実行する機能を少なくとも有する給湯装置とを備える浴室システムであって、
前記浴室空調装置は、該浴室空調装置の運転指令信号を無線通信により受信可能に前記浴室に配置された受信部を備え、該受信部で受信した運転指令信号に応じて、少なくとも前記浴室加熱運転を実行し得るように構成されており、
前記給湯装置は、該給湯装置の運転操作を行い得るように前記浴室に配置される浴室リモコンと、該浴室の温度を検出し得るように前記浴室に配置される温度センサと、前記浴室空調装置の受信部に該浴室空調装置の運転指令信号を送信し得るように前記浴室に配置される送信部と、前記浴室空調装置及び前記給湯装置の遠隔操作を行う機能が付与された外部通信端末と外部ネットワークを介して通信可能な対外通信部と、該給湯装置の動作制御に係る処理を実行する制御処理部とを備えており、
前記給湯装置の制御処理部は、前記浴室空調装置に前記浴室加熱運転を実行させることを要求する遠隔操作信号を前記外部通信端末から前記対外通信部で受信したとき、該浴室空調装置に浴室加熱運転を実行させる運転指令信号を前記送信部から前記浴室空調装置の受信部に送信させる運転指令送信処理と、当該送信後に、前記温度センサにより検出される前記浴室の温度に基づいて、前記浴室空調装置の異常の有無を検知する異常検知処理と、該浴室空調装置の異常を検知したとき、該異常の発生を示す情報を、前記対外通信部から前記外部通信端末に送信させる異常発生通知処理とを実行するように構成されていることを基本構成とする。より具体的な本発明の態様では、前記給湯装置は、さらに、前記浴室空調装置の運転情報を該浴室空調装置から取得できないように構成されている。
かかる本発明によれば、給湯装置の制御処理部は、前記遠隔操作信号に応じて浴室空調装置の浴室加熱運転を実行させた状況において、該浴室空調装置の異常が発生した場合には、浴室空調装置の運転状態を示す情報を該浴室空調装置から取得することを必要とせずに、該給湯装置が有する前記温度センサにより検出される浴室の温度に基づいて、浴室空調装置の異常の発生を検知できる。
そして、給湯装置の制御処理部は、当該異常の発生を検知した場合には、当該異常の発生を示す情報を、給湯装置の対外通信部から外部ネットワークを介して前記外部通信端末(前記遠隔操作信号の送信元の外部通信端末)に送信する。
従って、本発明の浴室システムによれば、浴室空調装置がその異常の発生を外部に発信することができないものであっても、遠隔操作による該浴室空調装置の運転時に該浴室空調装置の異常が発生した場合に、該異常の発生を外部ネットワークを介してユーザの外部通信端末に通知することができる。
これにより、該ユーザは、宅外において(帰宅する前に)、浴室空調装置の運転(浴室加熱運転)が正常に行われておらず、浴室が適切に加熱されていないことを認識することができる。また、必要に応じて、対策処置等を、該ユーザの家族等に依頼することも可能となる。
上記基本構成を有する本発明では、前記給湯装置の制御処理部は、前記異常検知処理により前記浴室空調装置の異常を検知したとき、前記温度センサにより検出された前記浴室の温度を示す情報信号を前記対外通信部から前記外部通信端末に送信させる処理をさらに実行するように構成され得る。
これによれば、ユーザは宅外において(帰宅する前に)、浴室空調装置の異常が発生したことを認識できることに加えて、浴室内の温度がどの程度の温度であるかを外部通信端末を介して認識することができる。従って、該ユーザは、浴室内の温度状態を正しく認識して、より適切な対策処置等をとることが可能となる。
上記基本構成を有する本発明では、前記給湯装置が、前記給湯運転のほか、前記浴室内の浴槽の湯はりを行う湯はり運転と、前記浴槽に湯はりされた湯の温度を保温するように該浴槽内の湯の間欠的な加熱を行う保温運転とを実行する機能を有している場合には、前記給湯装置の制御処理部は、前記湯はり運転の実行を要求する遠隔操作信号を前記外部通信端末から前記対外通信部で受信したとき、該給湯装置の湯はり運転と並行して、前記浴室空調装置の浴室加熱運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置に湯はり運転を実行させる制御処理と、前記運転指令送信処理と、前記異常検知処理とを実行し、該異常検知処理により前記浴室空調装置の異常を検知したとき、前記異常発生通知処理を実行し、さらに、該給湯装置の保温運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置の湯はり運転の終了後に、該給湯装置に保温運転を実行させる制御処理を実行するように構成され得る。
これによれば、遠隔操作により給湯運転の湯はり運転と、浴室空調装置の浴室加熱運転とを並行して実行した状況で、浴室空調装置の異常が発生した場合に、適宜(給湯装置の保温運転を実行するための条件が成立する場合に)、給湯装置の湯はり運転の終了後に、保温運転が自動的に実行される。
このため、浴室空調装置の異常の発生により浴室内の温度が低くなっている状況でも、ユーザが帰宅する前に、浴槽内の湯温が放熱により早期に低下してしまうのを防止することができる。また、浴槽内の保温された湯から浴室内への放熱が継続的に行われるので、該放熱によって、浴室内をある程度、暖めておくことが可能となる。
上記基本構成を有する本発明では、前記給湯装置が、前記給湯運転のほか、前記浴室内の浴槽の湯はりを行う湯はり運転と、前記浴槽に湯はりされた湯の温度を昇温するように該浴槽内の湯の加熱又は該浴槽への湯の補充を一時的に行う湯温度昇温運転とを実行する機能を有している場合には、前記給湯装置の制御処理部は、前記湯はり運転の実行を要求する遠隔操作信号を前記外部通信端末から前記対外通信部で受信したとき、該給湯装置の湯はり運転と並行して、前記浴室空調装置の浴室加熱運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置に湯はり運転を実行させる制御処理と、前記運転指令送信処理と、前記異常検知処理とを実行し、該異常検知処理により前記浴室空調装置の異常を検知したとき、前記異常発生通知処理を実行し、さらに、該給湯装置の湯温度昇温運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置の湯はり運転の終了後に、該給湯装置に湯温度昇温運転を実行させる制御処理を実行するように構成され得る。
これによれば、遠隔操作により給湯運転の湯はり運転と、浴室空調装置の浴室加熱運転とを並行して実行した状況で、浴室空調装置の異常が発生した場合に、適宜(給湯装置の湯温度昇温運転を実行するための条件が成立する場合に)、給湯装置の湯はり運転の終了後に、湯温度昇温運転が自動的に実行される。
このため、浴室空調装置の異常の発生により浴室内の温度が低くなっている状況でも、ユーザが帰宅する前に、浴槽内の湯温が放熱により早期に低下してしまうのを防止することができる。また、浴槽内の昇温された湯から浴室内への放熱によって、浴室内をある程度、暖めておくことが可能となる。
前記給湯装置が、前記湯はり運転と、前記保温運転とを実行する機能を有する本発明では、前記浴室空調装置が、前記浴室内の空気を撹拌する撹拌運転を実行する機能を有している場合には、前記給湯装置の制御処理部は、前記異常検知処理により前記浴室空調装置の異常を検知したとき、該給湯装置に前記保温運転を実行させる制御処理を実行する場合に、前記浴室空調装置に前記撹拌運転を実行させる運転指令信号を前記送信部から前記浴室空調装置の受信部に送信させる処理をさらに実行するように構成されていることが好ましい。
同様に、前記給湯装置が、前記湯はり運転と、前記湯温度昇温運転とを実行する機能を有する本発明では、前記浴室空調装置が、前記浴室内の空気を撹拌する撹拌運転を実行する機能を有している場合に、前記給湯装置の制御処理部は、前記異常検知処理により前記浴室空調装置の異常を検知したとき、該給湯装置に前記湯温度昇温運転を実行させる制御処理を実行する場合に、前記浴室空調装置に前記撹拌運転を実行させる運転指令信号を前記送信部から前記浴室空調装置の受信部に送信させる処理をさらに実行するように構成されていることが好ましい。
これらの発明によれば、浴室空調装置の異常が発生した場合に、該浴室空調装置が、上記撹拌運転を実行し得る状況では、給湯装置の湯はり運転の終了後の前記保温運転又は湯温度昇温運転の実行中に浴室空調装置の撹拌運転を実行させることができる。
このため、浴槽内の湯の放熱を浴室内の全体に拡散することができ、該浴室内を均一的に暖めることが可能となる。
本発明の一実施形態の浴室システムの構成を示す図。 図1の浴室システムに含まれる給湯装置の制御系構成を示すブロック図。 図1の浴室システムに含まれる浴室空調装置の制御系構成を示すブロック図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図1〜図3を参照して以下に説明する。図1を参照して、本実施形態の浴室システムは、住戸Hに設置されるシステムであり、給湯装置1と浴室空調装置10とを備える。
給湯装置1は、本実施形態では、所謂、風呂給湯装置であり、浴室BR及び台所等の給湯箇所への給湯を行う給湯運転を実行可能であると共に、浴室BRの浴槽BTに湯はりを行う湯はり運転、浴槽BT内の湯を加熱する追い焚き運転、浴槽BTに足し湯を行う足し湯運転、浴槽BT内の湯の保温を行う保温運転等の風呂運転を実行可能である。
この給湯装置1は、熱源機2と、給湯装置1の運転操作をユーザが行うためのリモコン3,4とを含む。
熱源機2には、該熱源機2内に水道水等の給湯用水を導入する給水管5と、熱源機2内で加熱した給湯用水(湯)を台所、浴室等の給湯箇所に供給する給湯管6とが接続されていると共に、浴槽BTとの間で温水を流通させる浴槽配管7,7とが接続されている。
この熱源機2は、例えば、公知の構成の燃焼式の熱源機であり、図示を省略するバーナ(燃焼式加熱源)及び熱交換器と、給湯装置1の本体部たる熱源機2の運転制御を行う本体制御部2aと、該本体制御部2aにより制御される種々の制御機器2b(図2に示す)とが搭載されている。
詳細な図示は省略するが、熱源機2の制御機器2bには、バーナへの燃料供給路を開閉する電磁弁、該バーナへの燃料供給量を調整する制御弁、バーナに燃焼用空気を供給する燃焼ファン、点火器等の燃焼系の機器と、熱交換器の周辺の通水路を開閉する電磁弁、該通水路の流量を調整する制御弁等の通水系の機器とが含まれる。
なお、バーナの燃料は、燃料ガス、あるいは、灯油等の液体燃料のいずれであってもよい。
本体制御部2aは、マイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成されている。該本体制御部2aは、リモコン3,4のそれぞれとの間で相互に通信し得るように、リモコン3,4のそれぞれの後述するリモコン制御部3a,4aに有線接続されている。
そして、本体制御部2aは、実装されたハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)によって、制御機器2bを制御する機能、リモコン3,4と通信を行う機能、各種演算処理を実行する機能等を有する。
本体制御部2aによる制御機器2bの制御によって、熱源機2は、給湯運転時に、給水管5から供給される給湯用水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱しつつ、加熱した給湯用水(湯)を、台所や浴室BR等の給湯箇所に給湯管6を介して供給するという運転動作、浴槽BTの湯はり運転もしくは足し湯運転時に、給水管5から供給される給湯用水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱しつつ、加熱した給湯用水(湯)を、浴槽BTに浴槽配管7,7の一方もしくは両方を介して供給するという運転動作、浴槽BTの追焚き運転時に、浴槽BTとの間で浴槽配管7,7を介して温水を循環させつつ、該温水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱するという運転動作、浴槽BTの保温運転時に、浴槽BT内の湯の温度を、リモコン3又は4でユーザにより設定された温度にほぼ一致する温度に保つように、浴槽BTとの間で浴槽配管7,7を介して温水を循環させつつ、該温水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱することを間欠的に繰り返すという運転動作等を実行可能である。
給湯装置1のリモコン3,4のうち、リモコン3は、浴室BRに設置されるリモコン、リモコン4は、浴室BR以外の箇所、例えば台所に設置されるリモコンである。以降、リモコン3を浴室リモコン3、リモコン4を台所リモコン4ということがある。
これらの浴室リモコン3又は台所リモコン4の操作部(図2に示す操作部3b又は4b)を操作することによって、給湯装置1の各運転の実行指示、ユーザが希望する給湯温度あるいは浴槽BT内の湯温(風呂温度)の設定等を行うことが可能である。
浴室リモコン3及び台所リモコン4は、本実施形態では、図2に示す如く構成されている。
具体的には、浴室リモコン3は、浴室リモコン3の動作に関する制御処理を実行可能なリモコン制御部3aと、複数の操作スイッチ等により構成される操作部3bと、各種情報を報知する報知部としての表示部3cと、浴室BRの温度(室温)を検出する温度センサ3dと、浴室空調装置10に対する運転指令信号としての赤外線信号を該浴室空調装置10の後述の赤外線受信部11cに送信する赤外線送信部3eとを備える。
リモコン制御部3aは、マイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成され、熱源機2の本体制御部2a及び台所リモコン4の後述するリモコン制御部4aと相互に通信し得るように、該本体制御部2a及びリモコン制御部4aに有線接続されている。また、リモコン制御部3aには、操作部3bの操作信号及び温度センサ3dの検出信号が入力される。
そして、リモコン制御部3aは、実装されたハードウェア構成及びプログラムによって、表示部3c(報知部)及び赤外線送信部3eの動作を制御する機能、熱源機2の本体制御部2a及び台所リモコン4の後述するリモコン制御部4aのそれぞれと通信を行う機能、各種演算処理を実行する機能等を有する。この場合、本実施形態では、リモコン制御部3aは、温度センサ3dで検出された浴室BRの温度に基づいて、浴室空調装置10の異常を検知する機能、温度センサ3dで検出された浴室BRの温度(以降、浴室温度検出値という)を表示部3cで表示させたり、あるいは、該浴室温度検出値を台所リモコン4で表示させるべく、該浴室温度検出値を示す情報信号を台所リモコンに送信する機能等を含む。
台所リモコン4は、図2に示す如く、台所リモコン4の動作に関する制御処理を実行可能なリモコン制御部4aと、複数の操作スイッチ等により構成される操作部4bと、各種情報を報知する表示部4cと、インターネット、公衆通信網等により構成される広域ネットワークである外部ネットワークNW側との通信を行う対外通信部4dとを備える。
対外通信部4dは、外部ネットワークNWに接続可能に住戸Hに設置されたルータ20(図1に示す)と、Wi-Fi(登録商標)もしくはBluetooth(登録商標)等の通信方式で無線通信を行い得るように構成されていると共に、リモコン制御部4aに接続されている。これにより、台所リモコン4のリモコン制御部4aは、対外通信部4d及びルータ20を介して外部ネットワークNW側と通信を行うことが可能となっている。この場合、ルータ20と外部ネットワークNWとの間の通信は、無線通信及び有線通信のいずれでもよい。
なお、対外通信部4dは、LANケーブル等を介してルータ20と有線通信を行い得るように構成されていてもよい。また、対外通信部4dは、ルータとしての機能を併せもつように構成されていてもよい。この場合には、ルータ20は不要である。
リモコン制御部4aは、マイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成され、熱源機2の本体制御部2a及び浴室リモコン3のリモコン制御部3aと相互に通信し得るように、該本体制御部2a及びリモコン制御部3aに有線接続されている。また、リモコン制御部4aには、操作部4bの操作信号が入力される。
そして、リモコン制御部4aは、実装されたハードウェア構成及びプログラムによって、表示部4cの動作を制御する機能、熱源機2の本体制御部2a及び浴室リモコン3のリモコン制御部3aのそれぞれと通信を行う機能、対外通信部4d及びルータ20を介して外部ネットワークNW側と通信を行う機能、各種演算処理を実行する機能等を有する。
この場合、リモコン制御部4aは、外部ネットワークNW側から対外通信部4dで受信する給湯装置1又は浴室空調装置10の遠隔操作信号に応じて、給湯装置1の運転を指示する指令信号を熱源機2の本体制御部2aに送信したり、浴室空調装置10の運転を指示する指令信号を浴室リモコン3のリモコン制御部3aに送信する機能、浴室リモコン3から受信した浴室温度検出値を表示部4cで表示させる機能等を含む。
なお、台所リモコン4の表示部4cでの浴室温度検出値の表示(報知)によって、ユーザは、浴室BRに入室する前等において、浴室BRの温度状態を認識することができる。
補足すると、給湯装置1は、浴室リモコン3及び台所リモコン4以外の他のリモコンをさらに備えていてもよい。また、給湯装置1の各リモコン3,4は、各種情報を報知する報知部として、表示部3c,4cの他、ブザー、スピーカ等により構成される発音部を含み得る。また、本体制御部2aとリモコン制御部3a,4aのそれぞれとの間の通信方式は、有線通信に限らず、Wi-Fi(登録商標)等による無線通信であってもよい。
また、本実施形態では、熱源機2の本体制御部2a、浴室リモコン3のリモコン制御部3a、および台所リモコン4のリモコン制御部4aの全体が本発明における給湯装置の制御処理部に相当し、浴室リモコン3の赤外線送信部3eが本発明における給湯装置の送信部に相当する。
浴室空調装置10は、浴室BRの暖房運転及び換気運転等の浴室BRの空調運転を実行可能な装置である。なお、浴室空調装置10が実行可能な空調運転には、暖房運転及び換気運転の他、浴室BRの乾燥を行う乾燥運転、あるいは、浴室BRへの涼風の送風を行う送風運転等が含まれ得る。
この浴室空調装置10は、その本体部である空調本体部11と、浴室空調装置10の運転操作をユーザが行うための空調用リモコン12とを含む。
空調本体部11は、例えば浴室BRの天井部に取り付けられるユニットであり、図3に示す如く、空調本体部11の運転制御を行う本体制御部11aと、該本体制御部11aにより制御される種々の制御機器11bと、前記浴室リモコン3の赤外線送信部3eから送信させる赤外線信号を受信する赤外線受信部11cとを備える。なお、本実施形態では、空調本体部11の赤外線受信部11cが本発明における浴室空調装置の受信部に相当する。
詳細な図示は省略するが、空調本体部11の制御機器11bには、電気式の発熱部、送風機、風路切換用のダンパ等が含まれる。
赤外線受信部11cは、浴室リモコン3の赤外線送信部3eから送信される赤外線信号を受信し得るように浴室BRに臨んで配置されている。該赤外線受信部11cは、受信した赤外線信号の情報データを本体制御部11aに出力する。
なお、浴室空調装置10には、空調用リモコン12と別のリモコンであって、浴室空調装置10の運転操作信号を赤外線信号により出力可能な携帯リモコン(図示しない)が付属し得る。そして、赤外線受信部11cは、浴室リモコン3の赤外線送信部3eから送信される赤外線信号だけでなく、該携帯リモコンから送信される赤外線信号を受信し得る受信部である。
本体制御部11aは、マイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成される。また、本体制御部11aは、空調用リモコン12との間で相互に通信し得るように、該空調用リモコン12の後述するリモコン制御部12aに有線接続されている。
そして、本体制御部11aは、実装されたハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)によって、制御機器11bを制御する機能、空調用リモコン12と通信を行う機能、各種演算処理を実行する機能等を有する。
かかる本体制御部11aによる制御機器11bの制御によって、空調本体部11は、浴室BR内の空気を、該浴室BRとの間で循環させつつ加熱する暖房運転、浴室BR内の空気を吸引し外部に排気しつつ、加熱した外気を浴室BR内に送風する乾燥運転、浴室BR内の空気を吸引し外部に排気する換気運転、外気を加熱することなく浴室BRに送風する送風運転(涼風送風運転)等の運転動作を行い得る。
なお、空調本体部11は、浴室BRの壁に取り付けれるユニットであってもよい。また、空調本体部11は、電気式の発熱部の代わりに、又は該発熱部に加えて、例えばヒートポンプ式の発熱部を備えていてもよい。
空調用リモコン12は、浴室BRの外部、例えば浴室BRに隣接する脱衣室UDRに設置されるリモコンである。該空調用リモコン12の操作部12b(図3に示す)を操作することで、浴室空調装置10の各運転の実行指示、暖房運転もしくは乾燥運転時にユーザが希望する温風の温度もしくは風量の設定、換気運転もしくは送風運転時にユーザが希望する風量の設定等を行うことが可能である。
この空調用リモコン12は、図3に示す如く、空調用リモコン12の動作に関する制御処理を実行可能なリモコン制御部12aと、複数の操作スイッチ等により構成される操作部12bと、各種情報を報知する表示部12cとを備える。なお、空調用リモコン12は、各種情報を報知する報知部として、表示部12cの他、ブザー、スピーカ等により構成される発音部を含み得る。
リモコン制御部12aは、マイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成され、空調本体部11の本体制御部11aと相互に有線通信を行い得るように、該本体制御部11aに有線接続されている。また、リモコン制御部12aには、操作部12bの操作信号が入力される。
そして、リモコン制御部12aは、実装されたハードウェア構成及びプログラムによって、表示部12cの動作を制御する機能、空調本体部11の本体制御部11aと通信を行う機能、各種演算処理を実行する機能等を有する。
また、本実施形態では、図1に示すように、前記外部ネットワークNWには、住戸Hを含む複数の住戸の住宅設備機器に関する識別情報、運転履歴情報等の機器データを保存したり、あるいは、各住戸の住宅設備機器のユーザが宅外(外出先)で使用可能なスマートフォン、タブレット端末、携帯電話、パソコン等の外部通信端末24と、該ユーザの住宅設備機器との間の通信を中継する機能を有する機器データ管理サーバ22が接続されている。
そして、各住戸の住宅設備機器のユーザは、自身の外部通信端末24にあらかじめインストールしておいた所定のサービスアプリケーションを起動することで、該外部通信端末24と自身の住戸の住宅設備機器との間の通信を機器データ管理サーバ22及び外部ネットワークNWを介して行うことが可能である。この通信により、各住戸の住宅設備機器のユーザは、宅外において、自身の住戸の住宅設備機器の遠隔操作を行ったり、あるいは、該住宅設備機器の運転情報を取得することが可能である。
例えば、住戸Hのユーザは、自身の外部通信端末24(サービスアプリケーションがインストールされた外部通信端末24)と、給湯装置1の台所リモコン4の対外通信部4dとの間の通信を機器データ管理サーバ22及び外部ネットワークNWを介して行うことが可能である。
そして、この通信を行うことで、住戸Hのユーザは、自身の外部通信端末24を使用して、宅外から給湯装置1又は浴室空調装置10の運転の遠隔操作を行ったり、あるいは、給湯装置1又は浴室空調装置10の運転情報を自身の外部通信端末24で取得することが可能である。
なお、住戸Hのユーザの外部通信端末24と、給湯装置1の台所リモコン4の対外通信部4dとの間の通信は、上記の形態に限らず、プロバイダ等のサーバを介して行い得るようになっていてもよい。
次に、住戸Hの浴室システムにおいて、給湯装置1又は浴室空調装置10の運転を、ユーザが宅外から遠隔操作により実行させる場合の作動を以下に説明する。
住戸Hのユーザが、宅外において、自身の外部通信端末24の前記サービスアプリケーションを起動すると、該外部通信端末24は、機器データ管理サーバ22及び外部ネットワークNWを介して給湯装置1の対外通信部4dと通信を行い得る状態になる。
この状態で、住戸Hのユーザは、外部通信端末24の操作によって、浴室システムで実行させたい運転を選択することが可能である。そして、選択された運転を浴室システムで実行させるための遠隔操作信号が、外部通信端末24から機器データ管理サーバ22及び外部ネットワークNWを介して給湯装置1の対外通信部4dに送信されて、該対外通信部4dで受信される。さらに、該遠隔操作信号は、対外通信部4dから台所リモコン4のリモコン制御部4aに出力される。
このとき、台所リモコン4のリモコン制御部4aは、対外通信部4dで受信した遠隔操作信号が、給湯装置1の運転を指示するものである場合には、当該運転の実行を指示する指令信号を熱源機2の本体制御部2aに送信する。これに応じて、給湯装置1の指示された運転が、本体制御部2aの制御処理により実行される。
また、台所リモコン4のリモコン制御部4aは、対外通信部4dで受信した遠隔操作信号が、浴室空調装置10の運転を指示するものである場合には、当該運転の実行を指示する指令信号を、浴室リモコン3のリモコン制御部3aに送信する。このとき、該浴室リモコン3のリモコン制御部3aは、当該運転の実行を指示する赤外線信号を、赤外線送信部3eから空調本体部11の赤外線受信部11cに送信する。これに応じて、浴室空調装置10の指示された運転が、本体制御部11aの制御処理により実行される。
例えば、ユーザが帰宅する前に、浴槽BTの湯はりを行いたい場合には、ユーザは、サービスアプリケーションを起動した自身の外部通信端末24で給湯装置1の湯はり運転を選択し、浴室BRを暖めておきたい場合、もしくは、浴室BR内で衣類等の乾燥を行いたい場合には、ユーザは、自身の外部通信端末24で浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転を選択する。
また、浴槽BTの湯はりを行うことと併せて、浴室BRを暖めておきたい場合には、ユーザは、自身の外部通信端末24で、給湯装置1の湯はり運転と、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転との両方の運転を選択することも可能である。
なお、浴室空調装置10の暖房運転及び乾燥運転は、いずれも、本発明における浴室加熱運転に相当するものである。この場合、暖房運転は、浴室BR内の空気を空調本体部11との間で循環させつつ加熱する運転、乾燥運転は、浴室BRに外気を導入しつつ、加熱した空気を浴室BR内に送風する運転である。
上記の如くユーザが自身の外部通信端末24で、給湯装置1の湯はり運転と、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転とのうちの一方又は両方を選択すると、当該選択された運転を住戸Hの浴室システムで実行させるための遠隔操作信号が外部通信端末24から機器データ管理サーバ22及び外部ネットワークNWを介して給湯装置1の対外通信部4dに送信されて、該対外通信部4dで受信され、さらに、台所リモコン4のリモコン制御部4aに入力される。
このとき、対外通信部4dで受信した遠隔操作信号が、給湯装置1の湯はり運転の実行を指示するものである場合には、湯はり運転の実行を指示する指令信号が台所リモコン4のリモコン制御部4aから熱源機2の本体制御部2aに送信される。これに応じて、給湯装置1の湯はり運転が、本体制御部2aの制御処理により実行される。
また、対外通信部4dで受信した遠隔操作信号が、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転の実行を指示するものである場合には、該暖房運転又は乾燥運転の実行を指示する指令信号が台所リモコン4のリモコン制御部4aから浴室リモコン3のリモコン制御部3aに送信され、さらに、浴室リモコン3の赤外線送信部3eから空調本体部11の赤外線受信部11cに赤外線信号によって送信される。これに応じて、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転が、本体制御部11aの制御処理により実行される。
ここで、本実施形態では、浴室リモコン3又は台所リモコン4の所定の操作を行うことで、浴室システムの種々の運転モードの有効・無効を事前に設定しておくことが可能であり、該運転モードには、例えば、給湯装置1の湯はり運転を実行するときに、該湯はり運転に連動して(該湯はり運転と並行して)、浴室空調装置10の暖房運転(又は乾燥運転)を自動的に実行させる空調連動湯はり運転モードが含まれる。
そして、この空調連動湯はり運転モードが有効に設定されている場合に、ユーザが自身の外部通信端末24で給湯装置1の湯はり運転を実行対象の運転として選択することによって、該湯はり運転を実行するための遠隔操作信号が、外部通信端末24から給湯装置1の対外通信部4dに送信された場合には、台所リモコン4のリモコン制御部4aは、湯はり運転の実行を指示する指令信号を熱源機2の本体制御部2aに送信することと併せて、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転の実行を指示する指令信号を浴室リモコン3の赤外線送信部3eを介して空調本体部11の赤外線受信部11cに送信させる。
これに応じて、給湯装置1の湯はり運転が実行されると共に、該湯はり運転と並行して、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転が実行される。
なお、空調連動湯はり運転モードが無効に設定されている場合においては、ユーザが自身の外部通信端末24で給湯装置1の湯はり運転と浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転との両方の運転を実行対象の運転として選択することによって、該湯はり運転と暖房運転又は乾燥運転との両方の運転を実行するための遠隔操作信号が、外部通信端末24から給湯装置1の対外通信部4dに送信された場合には、上記と同様に、給湯装置1の湯はり運転が実行されると共に、該湯はり運転と並行して、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転が実行される。
以降、ユーザの外部通信端末24から給湯装置1の対外通信部4dヘの遠隔操作信号の送信によって、給湯装置1の湯はり運転と浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転とが並行して実行される場合の作動を中心に説明する。
ユーザの外部通信端末24からの遠隔操作信号によって、給湯装置1の湯はり運転と並行して、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転の実行が開始された場合に、浴室リモコン3のリモコン制御部3aは、温度センサ3dの検出信号により示される浴室温度検出値に基づいて、浴室空調装置10の異常の有無を監視する。
具体的には、リモコン制御部3aは、例えば、浴室温度検出値が、所定値以上の温度に上昇しない場合、あるいは、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転の実行指令を示す赤外線信号を赤外線送信部3eから送信してから、所定時間が経過するまでの期間内での浴室温度検出値の上昇量が所定値以下に留まる場合等に、浴室空調装置10の異常が発生したことを検知する。
この場合、給湯装置1の本体制御部2a及びリモコン制御部3a,4aは、浴室空調装置10の運転状態などを示す情報を該浴室空調装置10から受信することはできないものの、浴室リモコン3のリモコン制御部3aは、該浴室リモコン3に搭載された温度センサ3dの検出信号により示される浴室温度検出値に基づいて、上記の如く、浴室空調装置10の異常の有無を検知できる。
なお、給湯装置1の本体制御部2a及びリモコン制御部3a,4aは、相互に通信可能であるので、浴室空調装置10の異常の有無を上記の如く検知する処理は、浴室リモコン3のリモコン制御部3aに限らず、熱源機2の本体制御部2a又は台所リモコン4のリモコン制御部4aで実行したり、あるいは、本体制御部2a及びリモコン制御部3a,4aの2つ以上の制御部の協働処理により実行することも可能である。このことは、浴室空調装置10の異常の有無を上記の如く検知する処理に限らず、給湯装置1の本体制御部2a及びリモコン制御部3a,4aのいずれかで実行される処理について同様である。
本実施形態では、浴室リモコン3のリモコン制御部3aは、浴室空調装置10の異常の発生を検知すると、該異常が発生した旨と、現在の浴室温度検出値とを示す異常情報を台所リモコン4のリモコン制御部4aと熱源機2の本体制御部2aとに送信する。
このとき、台所リモコン4のリモコン制御部4aは、浴室リモコン3から受信した異常情報を、対外通信部4dから機器データ管理サーバ22及び外部ネットワークNWを介してユーザの外部通信端末24(遠隔操作信号の送信元の外部通信端末24)に送信させる。
そして、ユーザの外部通信端末24は、上記異常情報を受信すると、該異常情報の内容(浴室空調装置10の異常が発生した旨、及び現在の浴室温度検出値)を外部通信端末24の表示器に表示する。これにより、ユーザは、浴室空調装置10の異常発生によって、浴室BRを暖めることができないことと、浴室BRの温度がどの程度の温度であるかを認識することができる。
なお、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に、上記異常情報を給湯装置1の対外通信部4dからユーザの外部通信端末24に送信する処理は、給湯装置1の湯はり運転を行うことなく、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転を、外部通信端末24からの遠隔操作信号により実行する場合でも同様に行われる処理である。
外部通信端末24からの遠隔操作信号によって、給湯装置1の湯はり運転と浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転とが並行して実行される場合においては、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に、上記異常情報を浴室リモコン3から受信した熱源機2の本体制御部2aは、給湯装置1の湯はり運転の終了後に保温運転を実行するか否かを、該保温運転の実行のための所定の条件が成立するか否かによって決定する。
この場合、例えば次のように、保温運転を実行することが決定される。すなわち、ユーザによる給湯装置1の運転モードの事前設定によって、湯はり運転後に、自動的に保温運転を実行させる運転モードが有効に設定されている場合には、本体制御部2aは、湯はり運転後に保温運転を実行することを決定する。なお、湯はり運転後に、自動的に保温運転を実行させる運転モードが有効に設定されている場合には、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に限らず、浴室空調装置10の異常の発生が検知されない場合でも、湯はり運転の終了後に保温運転が自動的に実行される。
また、湯はり運転後に、自動的に保温運転を実行させる運転モードが有効に設定されていない場合(該運転モードが無効となっている場合)には、本体制御部2aは、湯はり運転後の保温運転を実行するか否かを、例えば、浴室空調装置10の異常の発生に応じて浴室リモコン3から受信した異常情報により示される浴室温度検出値に応じて決定する。
この場合、より具体的には、本体制御部2aは、浴室リモコン3から受信した異常情報により示される浴室温度検出値が、例えば、あらかじめ定められた所定温度よりも低いことを必要条件として、保温運転を実行することを決定する。なお、浴室の温度に関する上記所定温度は、ユーザが事前に可変的に設定し得るようにすることも可能である。また、該所定温度を、例えば、あらかじめユーザが設定した風呂温度(浴槽BTに湯はりする湯温の目標値)に応じて決定することも可能である。
このように本実施形態では、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に、湯はり運転後に、自動的に保温運転を実行させる運転モードが有効に設定されているか否かの情報と、浴室温度検出値とに基づいて、保温運転を実行するか否かが決定される。
そして、熱源機2の本体制御部2aは、保温運転を実行することを決定した場合には、給湯装置1の湯はり運転の終了後に、保温運転を実行する。
この保温運転では、浴槽BT内の湯を熱源機2との間で循環させつつ、該熱源機2で加熱することが間欠的に繰り返される。この場合、例えば、浴槽BT内の湯温の検出値が、設定された風呂温度よりも所定値以上、低下したときに浴槽BT内の湯を加熱する運転が開始される。そして、浴槽BT内の湯温の検出値が、設定された風呂温度まで上昇したとき、あるいは、該風呂温度よりも所定値以上、上昇したときに、浴槽BT内の湯を加熱する運転が休止される。
かかる保温運転を実行することで、浴室空調装置10が、発熱部の異常等により暖房運転又は乾燥運転を実行できないことによって、浴室BR内の温度が低い状態になっていても、ユーザが帰宅する前に、浴槽BT内の湯温が、放熱により早期に低下してしまうのを防止することができる。ひいては、ユーザは、帰宅後の入浴を直ちに行うことが可能となる。
また、浴室空調装置10が、発熱部の異常等により暖房運転又は乾燥運転を実行できなくても、浴室BR内を、保温された浴槽BT内の湯からの継続的な放熱によって、比較的暖かい状態に保つことができる。ひいては、帰宅したユーザが浴室BRに入室したときに、該ユーザが寒さを感じるのを極力防止することができる。
さらに、本実施形態では、熱源機2の本体制御部2aは、保温運転の実行中に、浴室空調装置10により浴室BR内の空気を撹拌させる運転指令を、浴室リモコン3の赤外線送信部3eから送信すべき旨を浴室リモコン3のリモコン制御部3aに送信する。これに応じて、浴室リモコン3のリモコン制御部3aは、赤外線送信部3eから浴室空調装置10の赤外線受信部11cに当該運転指令を赤外線信号により送信する。
このとき、浴室空調装置10の本体制御部11aは、空調本体部11の送風ファンを正常に作動させることができる場合には、浴室BR内の空気を空調本体部11との間で循環させるように該送風ファンを作動させる。これにより、浴室BR内の空気が撹拌される。
これにより、保温運転時の浴槽BT内の湯からの放熱が浴室BR内で拡散して、該浴室BRの全体を均一的に暖めることが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、対外通信部4dを台所リモコン4に備える給湯装置1は、浴室空調装置10の運転情報を該浴室空調装置10から取得することはできないものの、外部通信端末24からの遠隔操作信号により浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転を実行した場合に、浴室リモコン3に搭載されている温度センサ3dによる浴室温度検出値を利用することで、浴室空調装置10の異常の発生を検知することができる。そして、該異常が発生した旨等を示す異常情報を、外部通信端末24に送信して、ユーザに通知することができる。
このため、ユーザは、通知された異常情報によって、浴室空調装置10の異常が発生して、該浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転を正常に実行できない旨と、浴室BRのがどの程度の温度であるかを認識した上で、帰宅後に入浴することができる。ひいては、ユーザが、帰宅後に、浴室BR内が暖まっていると誤認識したままで、暖まっていない浴室BRに入室してしまうことを防止できる。その結果、ユーザのヒットショックの発生を予防することができる。
また、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転を正常に実行できない旨をユーザが認識することで、必要に応じて対策処置等をとることができる。例えば、衣類等の乾燥のために、浴室空調装置10の乾燥運転を遠隔操作により行おうとした場合に、浴室空調装置10の乾燥運転を正常に実行できない旨をユーザが認識することで、該ユーザは、家族等に衣類等の乾燥を別の手段で行うことを依頼すること等を実行できる。
また、浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転を、給湯装置1の湯はり運転と並行して実行する場合には、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に、給湯装置1の湯はり運転後の保温運転が適宜実行される。さらに、浴室空調装置10の送風ファンが作動し得る場合には、浴室BR内の空気を撹拌するように浴室空調装置10の送風ファンを作動させることが行われる。ひいては、浴室空調装置10の発熱部の故障等により暖房運転又は乾燥運転を正常に実行することができない場合でも、ユーザが帰宅する前に、浴槽BT内の湯温が早期に低下するのを防止することができると共に、浴室BR内をある程度暖めておくことができる。
補足すると、本実施形態において、自動的に保温運転を実行させる運転モードが有効に設定されていない状況で、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に、例えば、該異常の発生を示す情報を外部通信端末24で受けたユーザが、該外部通信端末24の操作によって、給湯装置1の湯はり運転の終了後の保温運転を実行するか否かを選択し得るようにして、該保温運転の実行が選択された場合に、その旨を示す遠隔操作指令を、該外部通信端末24から給湯装置1の対外通信部4dに送信するようにしてもよい。そして、給湯装置1では、当該遠隔操作指令を受けた場合に、保温運転を実行し、当該遠隔操作指令を受けない場合には、保温運転を実行しないようにしてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、本実施形態は、前記第1実施形態を一部の処理だけが相違するので、その相違点を中心に説明し、第1実施形態と同一の事項については説明を省略する。
本実施形態では、外部通信端末24からの遠隔操作信号によって、給湯装置1の湯はり運転と浴室空調装置10の暖房運転又は乾燥運転とが並行して実行される場合において、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に、熱源機2の本体制御部2aは、給湯装置1の湯はり運転後に、前記保温運転の代わりに、浴槽BT内の湯温を、ユーザにより設定された風呂温度よりも若干高い温度に昇温させる湯温度昇温運転を適宜、給湯装置1に実行させる。
具体的には、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に、前記異常情報(浴室空調装置10の異常が発生した旨と、浴室温度検出値と示す情報)を浴室リモコン3から受信した熱源機2の本体制御部2aは、給湯装置1の湯はり運転の終了後に湯温度昇温運転を実行するか否かを、該湯温度昇温運転の実行のための所定の条件が成立するか否かによって決定する。
この場合、例えば次のように、湯温度昇温運転を実行することが決定される。すなわち、本体制御部2aは、湯はり運転後の湯温度昇温運転を実行するか否かを、例えば、浴室空調装置10の異常の発生に応じて浴室リモコン3から受信した異常情報により示される浴室温度検出値に応じて決定する。
この場合、より具体的には、本体制御部2aは、浴室リモコン3から受信した情報信号により示される浴室温度検出値が、例えば、あらかじめ定められた所定温度よりも低いことを必要条件として、湯温度昇温運転を実行することを決定する。なお、浴室の温度に関する上記所定温度は、ユーザが事前に可変的に設定し得るようにすることも可能である。また、該所定温度を、例えば、あらかじめユーザが設定した風呂温度(浴槽BTに湯はりする湯温の目標値)に応じて決定することも可能である。
このように本実施形態では、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に、浴室温度検出値に基づいて、湯温度昇温運転を実行するか否かが決定される。
そして、熱源機2の本体制御部2aは、湯温度昇温運転を実行することを決定した場合には、給湯装置1の湯はり運転の終了後に、湯温度昇温運転を実行する。
この湯温度昇温運転では、浴槽BT内の湯を熱源機2との間で循環させつつ、該熱源機2で加熱することが、浴槽BT内の湯温が、ユーザにより設定された風呂温度よりも所定値だけ高い温度に昇温するまで実行される。換言すれば、ユーザにより設定された風呂温度よりも所定値だけ高い温度を目標として、給湯装置1の追い焚き運転が実行される。
あるいは、湯温度昇温運転では、ユーザにより設定された風呂温度よりも所定値だけ高い温度に昇温した湯を、所定量だけ熱源機2から浴槽BTに供給することが実行される。換言すれば、ユーザにより設定された風呂温度よりも所定値だけ高い温度を目標として、給湯装置1の足し湯運転が実行される。
かかる湯温度昇温運転を実行することで、浴室空調装置10が、発熱部の異常等により暖房運転又は乾燥運転を実行できなくても、浴室BR内を、設定された風呂温度よりも昇温された浴槽BT内の湯からの放熱によって、比較的暖かい状態に保つことができる。ひいては、帰宅したユーザが浴室BRに入室したときに、該ユーザが寒さを感じるのを極力防止することができる。
また、本実施形態では、熱源機2の本体制御部2aは、第1実施形態で保温運転を実行する場合と同様に、上記湯温度昇温運転の実行中に、浴室空調装置10により浴室BR内の空気を撹拌させる運転指令を、浴室リモコン3の赤外線送信部3eから送信すべき旨を浴室リモコン3のリモコン制御部3aに送信することで、浴室リモコン3の赤外線送信部3eから浴室空調装置10の赤外線受信部11cに当該運転指令を赤外線信号により送信させる。
これにより、空調本体部11の送風ファンを正常に作動させることができる場合には、浴室BR内の空気を空調本体部11との間で循環させるように該送風ファンが作動され、ひいては、浴室BR内の空気が撹拌される。
以上説明した事項以外は、第1実施形態と同じである。かかる本実施形態においては、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に、給湯装置1の湯温度昇温運転が適宜実行させるので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
補足すると、本実施形態において、浴室空調装置10の異常の発生が検知された場合に、例えば、該異常の発生を示す情報を外部通信端末24で受けたユーザが、該外部通信端末24の操作によって、給湯装置1の湯はり運転の終了後の湯温度昇温運転を実行するか否かを選択し得るようにして、該湯温度昇温運転の実行が選択された場合に、その旨を示す遠隔操作指令を、該外部通信端末24から給湯装置1の対外通信部4dに送信するようにしてもよい。そして、給湯装置1では、当該遠隔操作指令を受けた場合に、湯温度昇温運転を実行し、当該遠隔操作指令を受けない場合には、湯温度昇温運転を実行しないようにしてもよい。
なお、本発明は、以上説明した各実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態を採用することもできる。例えば、浴室空調装置10の異常が発生した場合における給湯装置1の保温運転時又は湯温度昇温運転時に、浴室BR内の空気を撹拌するように浴室空調装置10を作動させることを省略してもよい。
また、例えば浴室リモコン3の温度センサ3d及び赤外線送信部3eは、浴室リモコン3に脱着可能な部材に搭載しておき、浴室空調装置10を設置した住戸の給湯装置1の浴室リモコン3にだけ、当該部材を装着するようにしてもよい。
また、温度センサ3d及び赤外線送信部3eは、例えば、浴室リモコン3と別体で、浴室BRに配置されるものであってもよい。
また、赤外線送信部3e及び赤外線受信部11cの代わりに、赤外線以外の無線通信信号(例えば可視光域の信号)の送信部を給湯装置1の浴室リモコン3等に搭載すると共に、該通信信号の受信部を浴室空調装置10に備えるようにしてもよい。
1…給湯装置、3…浴室リモコン、3d…温度センサ、3e…赤外線送信部(送信部)、2a…本体制御部(制御処理部)、3a…リモコン制御部(制御処理部)、4a…リモコン制御部(制御処理部)、4d…対外通信部、24…外部通信端末、NW…外部ネットワーク。

Claims (6)

  1. 浴室を昇温させる浴室加熱運転を実行する機能を少なくとも有する浴室空調装置と、浴室を含む給湯対象箇所に給湯する給湯運転を実行する機能を少なくとも有する給湯装置とを備える浴室システムであって、
    前記浴室空調装置は、該浴室空調装置の運転指令信号を無線通信により受信可能に前記浴室に配置された受信部を備え、該受信部で受信した運転指令信号に応じて、少なくとも前記浴室加熱運転を実行し得るように構成されており、
    前記給湯装置は、前記浴室空調装置の運転情報を該浴室空調装置から取得できないように構成されていると共に、該給湯装置の運転操作を行い得るように前記浴室に配置される浴室リモコンと、該浴室の温度を検出し得るように前記浴室に配置される温度センサと、前記浴室空調装置の受信部に該浴室空調装置の運転指令信号を送信し得るように前記浴室に配置される送信部と、前記浴室空調装置及び前記給湯装置の遠隔操作を行う機能が付与された外部通信端末と外部ネットワークを介して通信可能な対外通信部と、該給湯装置の動作制御に係る処理を実行する制御処理部とを備えており、
    前記給湯装置の制御処理部は、前記浴室空調装置に前記浴室加熱運転を実行させることを要求する遠隔操作信号を前記外部通信端末から前記対外通信部で受信したとき、該浴室空調装置に浴室加熱運転を実行させる運転指令信号を前記送信部から前記浴室空調装置の受信部に送信させる運転指令送信処理と、当該送信後に、前記温度センサにより検出される前記浴室の温度に基づいて、前記浴室空調装置の異常の有無を検知する異常検知処理と、該浴室空調装置の異常を検知したとき、該異常の発生を示す情報を、前記対外通信部から前記外部通信端末に送信させる異常発生通知処理とを実行するように構成されていることを特徴とする浴室システム。
  2. 請求項記載の浴室システムにおいて、
    前記給湯装置は、前記給湯運転のほか、前記浴室内の浴槽の湯はりを行う湯はり運転と、前記浴槽に湯はりされた湯の温度を保温するように該浴槽内の湯の間欠的な加熱を行う保温運転とを実行する機能を有しており、
    前記給湯装置の制御処理部は、前記湯はり運転の実行を要求する遠隔操作信号を前記外部通信端末から前記対外通信部で受信したとき、該給湯装置の湯はり運転と並行して、前記浴室空調装置の浴室加熱運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置に湯はり運転を実行させる制御処理と、前記運転指令送信処理と、前記異常検知処理とを実行し、該異常検知処理により前記浴室空調装置の異常を検知したとき、前記異常発生通知処理を実行し、さらに、該給湯装置の保温運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置の湯はり運転の終了後に、該給湯装置に保温運転を実行させる制御処理を実行するように構成されていることを特徴とする浴室システム。
  3. 請求項記載の浴室システムにおいて、
    前記給湯装置は、前記給湯運転のほか、前記浴室内の浴槽の湯はりを行う湯はり運転と、前記浴槽に湯はりされた湯の温度を昇温するように該浴槽内の湯の加熱又は該浴槽への湯の補充を一時的に行う湯温度昇温運転とを実行する機能を有しており、
    前記給湯装置の制御処理部は、前記湯はり運転の実行を要求する遠隔操作信号を前記外部通信端末から前記対外通信部で受信したとき、該給湯装置の湯はり運転と並行して、前記浴室空調装置の浴室加熱運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置に湯はり運転を実行させる制御処理と、前記運転指令送信処理と、前記異常検知処理とを実行し、該異常検知処理により前記浴室空調装置の異常を検知したとき、前記異常発生通知処理を実行し、さらに、該給湯装置の湯温度昇温運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置の湯はり運転の終了後に、該給湯装置に湯温度昇温運転を実行させる制御処理を実行するように構成されていることを特徴とする浴室システム。
  4. 浴室を昇温させる浴室加熱運転を実行する機能を少なくとも有する浴室空調装置と、浴室を含む給湯対象箇所に給湯する給湯運転を実行する機能を少なくとも有する給湯装置とを備える浴室システムであって、
    前記浴室空調装置は、該浴室空調装置の運転指令信号を無線通信により受信可能に前記浴室に配置された受信部を備え、該受信部で受信した運転指令信号に応じて、少なくとも前記浴室加熱運転を実行し得るように構成されていると共に、前記浴室内の空気を撹拌する撹拌運転を実行する機能を有しており、
    前記給湯装置は、該給湯装置の運転操作を行い得るように前記浴室に配置される浴室リモコンと、該浴室の温度を検出し得るように前記浴室に配置される温度センサと、前記浴室空調装置の受信部に該浴室空調装置の運転指令信号を送信し得るように前記浴室に配置される送信部と、前記浴室空調装置及び前記給湯装置の遠隔操作を行う機能が付与された外部通信端末と外部ネットワークを介して通信可能な対外通信部と、該給湯装置の動作制御に係る処理を実行する制御処理部とを備えると共に、前記給湯運転のほか、前記浴室内の浴槽の湯はりを行う湯はり運転と、前記浴槽に湯はりされた湯の温度を保温するように該浴槽内の湯の間欠的な加熱を行う保温運転とを実行する機能を有しており、
    前記給湯装置の制御処理部は、前記浴室空調装置に前記浴室加熱運転を実行させることを要求する遠隔操作信号を前記外部通信端末から前記対外通信部で受信したとき、該浴室空調装置に浴室加熱運転を実行させる運転指令信号を前記送信部から前記浴室空調装置の受信部に送信させる運転指令送信処理と、当該送信後に、前記温度センサにより検出される前記浴室の温度に基づいて、前記浴室空調装置の異常の有無を検知する異常検知処理と、該浴室空調装置の異常を検知したとき、該異常の発生を示す情報を、前記対外通信部から前記外部通信端末に送信させる異常発生通知処理とを実行するように構成されていると共に、前記湯はり運転の実行を要求する遠隔操作信号を前記外部通信端末から前記対外通信部で受信したとき、該給湯装置の湯はり運転と並行して、前記浴室空調装置の浴室加熱運転を実行するための条件が成立する場合には、該給湯装置に湯はり運転を実行させる制御処理と、前記運転指令送信処理と、前記異常検知処理とを実行し、該異常検知処理により前記浴室空調装置の異常を検知したとき、前記異常発生通知処理を実行し、さらに、該給湯装置の保温運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置の湯はり運転の終了後に、該給湯装置に保温運転を実行させる制御処理と、前記浴室空調装置に前記撹拌運転を実行させる運転指令信号を前記送信部から前記浴室空調装置の受信部に送信させる処理とを実行するように構成されていることを特徴とする浴室システム。
  5. 浴室を昇温させる浴室加熱運転を実行する機能を少なくとも有する浴室空調装置と、浴室を含む給湯対象箇所に給湯する給湯運転を実行する機能を少なくとも有する給湯装置とを備える浴室システムであって、
    前記浴室空調装置は、該浴室空調装置の運転指令信号を無線通信により受信可能に前記浴室に配置された受信部を備え、該受信部で受信した運転指令信号に応じて、少なくとも前記浴室加熱運転を実行し得るように構成されていると共に、前記浴室内の空気を撹拌する撹拌運転を実行する機能を有しており、
    前記給湯装置は、該給湯装置の運転操作を行い得るように前記浴室に配置される浴室リモコンと、該浴室の温度を検出し得るように前記浴室に配置される温度センサと、前記浴室空調装置の受信部に該浴室空調装置の運転指令信号を送信し得るように前記浴室に配置される送信部と、前記浴室空調装置及び前記給湯装置の遠隔操作を行う機能が付与された外部通信端末と外部ネットワークを介して通信可能な対外通信部と、該給湯装置の動作制御に係る処理を実行する制御処理部とを備えると共に、前記給湯運転のほか、前記浴室内の浴槽の湯はりを行う湯はり運転と、前記浴槽に湯はりされた湯の温度を昇温するように該浴槽内の湯の加熱又は該浴槽への湯の補充を一時的に行う湯温度昇温運転とを実行する機能を有しており、
    前記給湯装置の制御処理部は、前記浴室空調装置に前記浴室加熱運転を実行させることを要求する遠隔操作信号を前記外部通信端末から前記対外通信部で受信したとき、該浴室空調装置に浴室加熱運転を実行させる運転指令信号を前記送信部から前記浴室空調装置の受信部に送信させる運転指令送信処理と、当該送信後に、前記温度センサにより検出される前記浴室の温度に基づいて、前記浴室空調装置の異常の有無を検知する異常検知処理と、該浴室空調装置の異常を検知したとき、該異常の発生を示す情報を、前記対外通信部から前記外部通信端末に送信させる異常発生通知処理とを実行するように構成されていると共に、前記湯はり運転の実行を要求する遠隔操作信号を前記外部通信端末から前記対外通信部で受信したとき、該給湯装置の湯はり運転と並行して、前記浴室空調装置の浴室加熱運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置に湯はり運転を実行させる制御処理と、前記運転指令送信処理と、前記異常検知処理とを実行し、該異常検知処理により前記浴室空調装置の異常を検知したとき、前記異常発生通知処理を実行し、さらに、該給湯装置の湯温度昇温運転を実行するための条件が成立する場合に、該給湯装置の湯はり運転の終了後に、該給湯装置に湯温度昇温運転を実行させる制御処理と、前記浴室空調装置に前記撹拌運転を実行させる運転指令信号を前記送信部から前記浴室空調装置の受信部に送信させる処理とを実行するように構成されていることを特徴とする浴室システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の浴室システムにおいて、
    前記給湯装置の制御処理部は、前記異常検知処理により前記浴室空調装置の異常を検知したとき、前記温度センサにより検出された前記浴室の温度を示す情報信号を前記対外通信部から前記外部通信端末に送信させる処理をさらに実行するように構成されていることを特徴とする浴室システム。
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