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JP6955818B2 - 吸引ノズル - Google Patents
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JP6955818B2 - 吸引ノズル - Google Patents

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Description

本発明は、真空掃除機で利用可能とされるタイプの吸引ノズルに関する。
本発明は、任意の特定のタイプの真空掃除機のための吸引ノズルに限定される訳では無い。例えば、本発明は、直立型シンク掃除機の掃除機ヘッドとシリンダ型真空掃除機又は携行式真空掃除機の床ツールとの両方を含んでいる。
真空掃除機の清浄性能を特徴づける一の観点は、いわゆる“収集”性能、すなわち塵埃を床面から収集する真空掃除機の能力を参考にすることである。理想的な収集性能には、小さい埃と、例えば特定のペットの餌、朝食のシリアル、米粒等のような、いわゆる“大きい塵”との両方を収集する能力が含まれる場合がある。
幾つかの吸引ノズルは、主吸引開口部に加えて、詰まりを低減させた状態ですなわち“塵を排除した(snowploughing)”状態で大きい塵を吸引ノズルに吸引されるように構成されている“大きい塵のための経路”を備えている。しかしながら、空気が大きい塵のための経路を通じて吸引ノズルに流入することは、主吸引開口部の吸引力が低減されることを意味する。従って、大きい塵を除く収集性能は低下する。幾つかの吸引ノズルは、このような影響を低減させるために、必要が無い場合に大きい塵のための経路を閉塞するように構成されている。しかしながら、大きい塵のための経路が閉塞されている状態では、吸引ノズルの内圧が低いので、吸引ノズルが“密着して離れなくなり(limpet)”−自身を床面に向かって吸引し−、これにより操作が困難になる。“抽気”経路を設けることによって、このような影響が解消される。このことは、空気を吸引ノズルに吸引するための付加的な通路を提供するので、これにより吸引ノズルの内部の圧力が高まり、吸引ノズルが密着して離れなくなる可能性が低減される。しかしながら、空気を吸引ノズルに吸引するための付加的な通路を設けることは、主吸引開口部の吸引力を低減させ、ひいては全体性能をも低減させる可能性がある。
本発明の目的は、上述の欠点を緩和又は解消すること、及び/又は改善された若しくは代替的な吸引ノズルを提供することである。
本発明の第1の実施態様は、真空掃除機のための吸引ノズルであって、
吸引チャンバと、
真空掃除機の真空源に接続するために吸引チャンバから延在している出口ダクトと、
清浄すべき表面に接触させるための下面と、
下面に設けられている主吸引開口部であって、吸引チャンバに向かって開口している主吸引開口部と、
吸引チャンバに向かって開口している補助吸引経路と、
出口ダクトと流通している抽気経路と、
補助吸引経路及び抽気経路を開閉するように配置されている弁機構であって、補助吸引経路が閉じられていると共に抽気経路が開いている第1の構成と、補助吸引経路が開いていると共に抽気経路が閉じられている第2の構成と、補助吸引経路及び抽気経路の両方が閉じられている第3の構成との間を移行可能とされる弁機構と、
を備えていることを特徴とする吸引ノズルを提供する。
従って、本発明は、3つの異なるモードを吸引ノズルに提供する。これにより、吸引ノズルの使い勝手が改善される。例えば弁機構を第1の構成とすることによって、吸引ノズルは、吸引力を改善するために補助吸引経路が閉じられた状態で、且つ、吸引ノズルが移動困難になることを回避するために抽気経路が開いた状態で、通常の利用に適合される。弁機構を第2の構成とすることによって、吸引ノズルは、補助吸引経路及び主吸引経路を通じた吸引が最大となるように、補助吸引経路が開いた状態で、且つ、抽気弁が閉じられた状態で、比較的大きい塵埃を収集するように適合される。弁機構を第3の構成とすることによって、吸引ノズルは、(例えば特にひどく汚れた床面を清掃する場合に)操作性を犠牲にして、補助吸引経路及び抽気経路が閉じられた状態で、最大吸引力を発揮するように適合される。
誤解を避けるために言うと、経路が“閉じられている”ということは、当該経路が必ずしも完全に密閉されていることに限定されることを意図する訳ではない。しかしながら、幾つかの実施例では、弁機構は、第1の構成である場合に補助吸引経路を密閉するように、第2の構成である場合に抽気経路を密閉するように、及び/又は第3の構成である場合に補助吸引経路及び抽気経路の両方を密閉するように構成されている。同様に、経路が“開いている”ということは、当該経路が弁機構によって完全に遮られていないことを要求することを意図する訳ではない。
誤解を避けるために言うと、清浄すべき表面と不慮に接触するということは、下面が当該表面に接触するように必ずしも配置されていることに限定される訳ではない。
弁機構が、第1の構成、第2の構成、及び第3の構成の間において弁機構を移行させることができる動作部材を有しており、弁機構が、動作部材が第1の位置に位置している場合に第1の構成とされ、弁機構が、動作部材が第2の位置に位置している場合に第2の構成とされ、弁機構が、動作部材が第3の位置に位置している場合に第3の構成とされる。
動作部材を対応する位置の間で移動させることによって弁機構が各構成の間で移動可能とされることは、利用者にとって簡単又は直感的である点において優位である。
代替的には、弁機構は、弁機構を各構成の間で移動させるために、弁機構の複数の構成部品の操作を必要とする場合がある。
動作部材が、手動により移動可能とされる。
このことは、弁機構を各構成の間で移動させるための機構を単純化させることができる点において優位である。
代替的には、動作部材は、ツールを利用することによって移動可能とされる(例えば動作部材は、吸引ノズルの内部に格納されており、キーを対応する開口部に挿入し、当該キーを回転されることによって移動可能となる)。さらなる代替例としては、動作部材は、(例えば適切な駆動伝達装置を介した電動モータによって)電気的に移動可能とされる。
動作部材は、第1の位置、第2の位置、及び第3の位置のうち少なくとも2つの位置の間において中心を越えた付勢を防止する。
中心を越えた付勢は、(例えばノックすることによって)動作部材から撹乱された場合に、動作部材を第1の位置、第2の位置、及び第3の位置のうち一の位置に復帰させるように作用する安定化効果を発揮させることができる。また、中心を越えた付勢は、動作部材が手動で移動可能とされる実施例では、触覚フィードバックを実現することができる。これにより、利用者は、動作部材の操作抵抗に基づいて、動作部材が所望の位置に到達した時を感じることができる。
好ましくは、動作部材が、第1の位置、第2の位置、及び第3の位置の間において、中心を越えた付勢を防止する。
動作部材が、第1の位置、第2の位置、及び第3の位置の間において滑動可能とされる場合がある。
これにより、優位には容易に製造可能な動作部材及び/又は機構を移動させるための直感的な機構が提供される。
動作部材は、直線的に滑動可能とされるか、又は湾曲した経路に沿って滑動可能とされる。
代替的には、動作部材は、第1の位置、第2の位置、及び第3の位置の間において回転可能とされる。
吸引ノズルが、少なくとも2つの補助吸引経路を備えており、補助吸引経路それぞれが、吸引チャンバに向かって開口しており、補助吸引経路それぞれが、弁機構が第1の構成又は第3の構成とされる場合に閉じられており、弁機構が第2の構成とされる場合に開いている。
2つの補助吸引経路を設けることによって、一様な吸引力を発揮させることができる。例えば、大きい塵埃をより局所的な領域からのみ吸引する単一の吸引経路を具備する吸引ノズルとは対照的に、補助吸引経路が大きい塵埃のための経路として利用される場合には、2つのこのような補助吸引経路を設けることによって、吸引ノズルの周囲の比較的広い領域からの大きい塵埃を吸引チャンバに吸引させることができる。さらなる例示としては、補助吸引経路が吸引チャンバの周りに離隔配置されている場合がある。このことは、補助吸引経路を設けたことに起因する主吸引開口部における吸引の損失が、より一様に分布することを意味する。従って、吸引チャンバは、吸引ノズルが床面を横断する際に“塵埃を収集できなかった箇所(missed spot)”を放置することを意味する吸引力が低かった局所的な領域を有している単一の補助吸引経路を具備する吸引ノズルと比較して、主吸引開口部を通過するより一様な吸引レベルを有している。
好ましくは、少なくとも2つの補助吸引経路が、吸引チャンバの幅に沿って離隔配置されている。例えば吸引ノズルが2つの補助吸引経路を有している場合には、2つの補助吸引経路は、吸引チャンバの幅の約1/3及び約2/3の位置に配置されている。さらなる代替例としては、吸引ノズルが2つの補助吸引経路を有している場合に、2つの補助吸引経路は、吸引チャンバの幅の約1/4及び約3/4の位置に配置されている。
吸引ノズルが、少なくとも2つの抽気経路を備えており、抽気経路それぞれが、出口ダクトと流通しており、抽気経路それぞれが、弁機構が第1の構成とされる場合に開いており、抽気経路それぞれが、弁機構が第2の構成又は第3の構成とされる場合に閉じられている。
2つの抽気経路を設けることによって、主吸引経路において、より一様な吸引力を発揮させることができる。例えば抽気経路は、吸引チャンバの周囲に離隔配置されている。このことは、抽気経路を設けたことに起因する主吸引開口部における吸引の損失が、より一様に分布することを意味する。従って、吸引チャンバは、吸引ノズルが床面を横断する際に“塵埃を収集できなかった箇所(missed spot)”を放置することを意味する吸引力が低かった局所的な領域を有している単一の補助吸引経路を具備する吸引ノズルと比較して、主吸引開口部を通過するより一様な吸引レベルを有している。
少なくとも2つの抽気経路が、好ましくは吸引チャンバの幅に沿って離隔配置されている。
補助吸引経路又は補助吸引経路それぞれが、吸引ノズルが前方方向に押される場合に塵埃を取り込むために、吸引ノズルの前方の入口から吸引チャンバに連通している。
吸引ノズルの前方に入口を有している補助吸引経路は、利用者にとって位置決めが容易である点において優位である。例えば、補助吸引経路が大きい塵埃のための経路として構成されている場合には、補助吸引経路の入口が吸引ノズルの前方に配置されていることは、大きい塵埃のための経路が当該塵埃を吸い上げるために、吸引ノズルが大きい塵埃を越えて前方に進行するように、利用者が真空掃除機を容易に“操作”することができることを意味する。
代替的には、補助吸引経路又は補助吸引経路それぞれが、吸引ノズルの異なる部分の、例えば吸引ノズルの側部又は後部の入口から吸引チャンバに通じている。
補助吸引経路又は補助吸引経路それぞれが、最も狭い地点を形成しており、最も狭い地点の直径が、少なくとも5mm、好ましくは少なくとも6mm又は少なくとも8mmとされる。
これにより、補助吸引経路は、特に大きい塵埃のための吸引経路として良好に機能する。このような比較的大きい間隙は、大きい塵埃が補助吸引経路の最も狭い部分で捕捉され、補助吸引経路を詰まらせる危険性を低減させる。
補助吸引経路の最も狭い部分は、補助吸引経路の直径が最も短い地点における、補助吸引経路に沿った地点に位置していると考えられる。例えば一様な円状の断面を有する補助吸引経路では、最も狭い部分の直径は、当該円状の断面の直径と等しい。一様な矩形状の断面を有する補助吸引経路では、最も狭い部分は、短辺の長さに等しい。非一様な断面を有する補助吸引経路では、最も狭い部分は、最も厳しく制限される補助吸引経路の長さに沿った部分の最も狭い直径とされる。言い換えれば、補助吸引経路の最も狭い部分が、当該補助吸引経路を形成する対抗する壁の間の最小間隙であると考えられる。
補助吸引経路又は補助吸引経路それぞれが、詰まりを回避する程度に比較的大きいことは優位であるが、最も狭い部分が、主吸引入口が補助吸引経路を通過した空気流に起因して影響を受ける吸引の減少を低減させることも優位である。従って、最も狭い部分が15mmより小さい、例えば10mmより小さいことが望ましい。
補助吸引経路又は補助吸引経路それぞれが、広い上流部分から狭い下流部分に向かってテーパー状になっている入口から吸引チャンバに連通している。
補助吸引経路のテーパー状の入口は、流し込み効果(funnelling effect)を発揮する。例えば、補助吸引経路が大きい塵埃のための経路として構成されている場合には、テーパー状の入口は、大きい塵埃を補助吸引経路に流し込むように機能する。
いくつかの実施例では、補助吸引経路の入口ではなく、補助吸引経路の全体が、テーパー状になっている。
補助吸引経路又は補助吸引経路それぞれが、吸引ノズルの下面に形成されているチャネルであって、底壁が開放されているチャネルによって形成されている。
底壁が開放されているチャネルによって形成されている補助吸引経路では、効率的に清掃される床面が、利用の際に補助吸引経路の底壁になる。これにより、補助吸引経路の底壁の下方を通過することによって幾らかの塵埃が逃げ得る完全に囲まれた当該補助吸引経路とは対照的に、補助吸引経路に吸引可能な塵埃の量を増加させることができる。
抽気経路又は抽気経路それぞれが、通常の利用の際に、実質的に塵埃を含まない吸気を吸引ノズルに取り込むように構成されている。このために、抽気経路に対する入口が、通常の利用の際に床面から離隔して位置決めされている。例えば、抽気経路それぞれが、吸引ノズルの上面の入口から出口ダクトに向かって連通している。
これにより、抽気経路が塵埃によって詰まる危険性が低減される。
好ましくは、抽気経路又は抽気経路それぞれに対する入口が、実質的に上方に面している。このことは、例えば吸引ノズルが家具の壁又は一の家具の内部に前方に押し込まれた場合に遮断される可能性がある前方に面している入口を具備する吸引ノズルと比較して、利用の際に抽気経路が遮断される危険性を低減させる。
抽気経路又は抽気経路それぞれが、吸引チャンバを介して出口ダクトと流通している。
これにより、例えば抽気経路が吸引チャンバから離隔して位置決めされている構成であって、弁機構が、補助吸引経路及び抽気経路の両方を開閉するために、より大きい距離に亘って延在している必要がある構成と比較して、優位には弁機構を単純化又は小型化することができる。付加的に又は代替的に、このことは、抽気経路が出口ダクトに通じる渦巻形の形状でなければならない構成と比較して、優位には抽気経路の形状を単純化する、ひいては製造コストを安くすることができる。
吸引ノズルが、清浄すべき表面を主吸引開口部を通じて撹拌するための撹拌器を吸引チャンバの内側に備えている。
これにより、カーペットから分離し、吸引チャンバに吸い込まれる当該カーペットの繊維に含有される塵埃の量を増大させることができる。
吸引ノズルが、さらなる流路を備えており、さらなる流路が、出口ダクトと流通している。
これにより、吸引ノズルの使い勝手を向上させることができる。例えば、さらなる流路が吸引ノズルの側面の下側縁部に設けられている場合がある。この場合には、吸引ノズルが壁に隣接する床面を横断する場合に塵埃を壁と床面とが成す角部から持ち上げる吸引ノズルの効率を高めることができる。他の例示としては、さらなる流路が、比較的正常な空気が吸引ノズルに流入する位置に設けられている場合がある。いこのような流路は、収集性能を改善しそうにないが、吸引チャンバの内部の圧力を高めることができるので、吸引ノズルが“吸着”する危険性を低減することができる。
さらなる流路は、吸引チャンバを介して出口ダクトと流通している。
さらなる流路は、第1の構成、第2の構成、及び第3の構成の間における弁機構の移動の影響を受けない。例えば、さらなる流路は永続的に開いている。
吸引ノズルは、弁機構の構成から独立して、主吸引開口部ではなく所定の経路を通じて所定量の空気流を吸引チャンバに流入させることができる。これにより、空気流の不足が吸引ノズルが取り付けられた真空掃除機の真空モータのオーバーヒートの原因となる危険性を低減することができる。例えば、主吸引開口部、補助吸引経路、及び抽気経路を通過する空気流が過度に制限されると(例えば弁機構が第3の位置に位置しており、主吸引開口部が床面に激しく押し付けられることによって過剰に制限されると)、真空モータを冷却するために十分な空気流が、さらなる流路を通じて吸引ノズルに流入するようになる。このことは、(弁機構又は別の機構を利用することによって)利用者がさらなる流路を閉じた場合には当て嵌まらない。
吸引ノズルは、複数のさらなる流路を備えている場合がある。例えば、吸引ノズルは、(上述のように)吸引ノズルの一方の側面の下側縁部に一方のさらなる流路を有しており、吸引ノズルの他方の側面の下側縁部に他方のさらなる流路を有している。
本発明の第2の実施態様は、本発明の第1の実施態様における吸引ノズルを具備する真空掃除機を提供する。
これにより、上述の1つ以上の利点を有する吸引ノズルを具備する真空掃除機が提供される。
真空掃除機は、例えば“直立型”、“シリンダー型”、“携行型”、“スティック型”、又は“リフトアウェイ型(lift-away)”とされる。
本発明の実施例について、添付図面を参照しつつ、例示的にのみ説明する。
本発明の一の実施例における真空掃除機の斜視図である。 図1に表わす真空掃除機の吸引ノズルを上方から見た斜視図である。 図2に表わす吸引ノズルを下方から見た斜視図である。 補助吸引経路が閉じられた状態における、図2及び図3に表す吸引ノズルを下方から見た斜視図である。 ブラシバー、モータ、動力伝達装置を省略した状態における、図2〜図4に表す吸引ノズルを前方から見た断面図である。 ブラシバー、モータ、動力伝達装置を省略した状態における、図2〜図4に表す吸引ノズルを前方から見た断面図である。 図2〜図4に表わす吸引ノズルの弁機構の前方斜視図である。 図2〜図4に表わす吸引ノズルの弁機構の後方斜視図である。
明細書及び図面の全体に亘って、対応する参照符号は対応する形体を示している。
図1は、本発明の一の実施例における真空掃除機2を表わす。当該実施例の真空掃除機2は、直立型真空掃除機とされる。真空掃除機2は、吸引ノズル6に装着された回転組立体4と“直立”本体8とを有している。直立本体8は、ヘッド組立体4に対して傾斜しており、真空掃除機2を床に亘って操作するためのハンドル10を含んでいる。利用時に、利用者は、ハンドル10を把持し、ハンドル10が利用し易い高さに配置されるまで直立本体8を傾斜させる。その後に、利用者は、吸引ノズル6を床の上方で通過させることによって床から塵埃を収集するために、真空掃除機2を転動させることができる。塵埃は、真空掃除機2に内蔵されたモータ駆動ファンの形態をした吸引発生器(図示しない)によって吸引ノズルの内部に引き込まれ、従来の如くファンによって発生された吸気圧力の作用下において、吸引ノズル6の出口ダクト12から、塵埃を空気から分離するためのサイクロン式分離装置14に至る。比較的清浄な空気が大気に排出される。
図2及び図3は、吸引ノズル6単独を表わす。吸引ノズル6は、上側ハウジング18と下側ハウジング20と後側ハウジング22と前側ハウジング24と2つの側板25とを有している。ハウジング16は、吸引チャンバ26を形成しており、出口ダクト12は、吸引チャンバ26から延在している。また、ハウジング16は、当該実施例ではソール板の形態とされる、清浄すべき表面に接触するための下面28を形成している。主吸引開口部30は、塵埃を含む空気が上述のように出口ダクト12を通じて吸引ノズル6から排出される前に吸引ノズル6(より具体的には、吸引ノズル6の吸引チャンバ26)に入るための入口として機能する。
当該実施例では、ソール板28が例えば積層床のような硬質な表面に接触した場合に、吸引ノズル6は、ソール板28を貫通して突出しているホイール32によって支持されており、ソール板28は、床面の上方に僅かに離隔している。しかしながら、吸引ノズル6がカーペットに載置されている場合に、ホイール32はカーペットのパイルに沈み込み、ソール板28がカーペットに接触する。これにより、カーペットの繊維が、主吸引開口部30の内部に突出し、吸引チャンバ26の内部に位置決めされた撹拌器34によって乱される。
当該実施例の撹拌器34は略円筒状とされ、一連の撹拌剛毛を指示するように構成されている螺旋状溝36を備えている。撹拌器34は、吸引チャンバ26に収容された電気モータ(図示しない)の作用下において、吸引チャンバ26の内部で回転可能とされる。
吸引ノズル6は、構造的且つ機能的に同一である2つの補助吸引経路38a,38bを有している。補助吸引経路38a,38bは、吸引チャンバ26の幅に沿って離隔している。より具体的には、一方の補助吸引経路38aは、吸引チャンバ26の幅に沿って当該幅の約4分の1の地点に位置決めされており、他方の補助吸引経路38bは、吸引チャンバ26の幅に沿って当該幅の約4分の3の地点に位置決めされている。
補助吸引経路38a,38bそれぞれが、吸引ノズル6(すなわち、通常の利用の際に利用者の斜め前方に面している吸引ノズルの一部分)の前方において、入口40から延在しており、吸引チャンバ26に向かって開口している。補助吸引経路38a,38bそれぞれが、底壁を有しておらず、頂壁及び側壁によって形成されているので、補助吸引経路38a,38bそれぞれが、下面28に形成され且つ底壁が開放されたチャネルによって形成されている。利用の際には、補助吸引経路38a,38bそれぞれの底壁は、清浄されている最中の表面によって形成されている。
補助吸引経路38a,38bそれぞれの入口40は、(入口40の前部に位置する)比較的幅広の上流部分から、(入口40の後部に位置する)比較的幅狭の下流部分に向かってテーパー状になっている。略矩形状の断面を有する通路46が、補助吸引経路38a,38bそれぞれの入口40と吸引チャンバ26との間において延在している。
当該実施例の補助吸引経路38a,38bは、大きい塵のための経路の形成するように構成されている。従って、補助吸引経路38a,38bは、大きい塵が補助吸引経路38a,38bを通過して吸引チャンバ26の内部に至ることができる、比較的大きい断面を有している。このような具体的な事例では、補助吸引経路38a,38bそれぞれの最も狭い地点は、通路46の高さ(すなわち、通路46の頂壁と清浄されている最中の表面との距離)に位置しており、約6mmである。
また、吸引ノズル6は、構造的且つ機能的に互いに略同一とされる2つの抽気経路48a,48bを有している。2つの抽気経路48a,48bは、補助吸引通路38a,38bと同様に、吸引チャンバ26の幅に沿って離隔されている。抽気経路48a,48bそれぞれが、吸引ノズル6の出口ダクト12と流通している。この場合には、抽気経路48a,48bそれぞれが吸引チャンバ26に対して開口している。抽気経路48a,48bは、従って、吸引チャンバ26を介して出口ダクト12と流通している。
抽気経路48a,48bそれぞれが、細目のメッシュ50(finely-perforated mesh)の断面の形態をした入口から延在している。入口50それぞれが、吸引ノズル6の上面に、具体的には前側ハウジング24の上面に位置決めされている。入口50それぞれが、当該実施例では垂直に対して約25°の角度で、略上方に面している。
吸引ノズル6は、補助吸引経路38a,38b及び抽気経路48a,48bを選択的に開閉するように配置されている弁機構52を有している。当該実施例では、弁機構52は前側ハウジング24に収容されている。弁機構52は、3つの異なる構成の間において移動可能とされるので、補助吸引経路38a,38bと抽気経路48a,48bとが、弁機構52の構成に従って異なる組み合わせで開閉する。弁機構52が第1の構成とされる場合には、補助吸引経路38a,38bが閉塞されており、抽気経路48a,48bが開放されている。弁機構52が第2の構成とされる場合には、補助吸引経路38a,38bが開放されており、抽気経路48a,48bが閉塞されている。弁機構52が第3の構成とされる場合には、補助吸引経路38a,38bと抽気経路38a,48bとの両方が閉塞されている。図1〜図3は、補助吸引経路38a,38bが開放されている(且つ、図示しないが、抽気経路48a,48bが閉塞されている)−第2の構成における弁機構52を表わす。図4は、弁機構52が第1の構成又は第3の構成とされることを意味する、補助吸引経路38a,38bが閉塞された状態における吸引ノズル6を表わす。
図5及び図6は、明確にするために細目のメッシュ、撹拌器、モータ、及び関連する駆動伝達装置を省略した、吸引ノズルを通過する断面を表わす。図7及び図8は、前方及び後方それぞれから見た前側ハウジングの内部を表わす。弁機構の構造及び機能については、図2〜図4と組み合わせて図7及び図8を参照しつつ、以下に説明する。
弁機構52は、弁機構52を3つの構成の間で移動させるように位置間で弁機構52を移動させるための動作部材54を有している。動作部材54は、弁機構52を第1の構成に移行させるために第1の位置に移動可能とされ、弁機構52を第2の構成に移行させるために第2の位置に移動可能とされ、弁機構52を第3の構成に移行させるために第3の位置に移動可能とされる。
動作部材54は、前側ハウジング24の開口部58を貫通して突出しているハンドル部分56を有しており、ハンドル部分56は、3つの位置の間において動作部材54を手動で移動させることができる。図1〜図3及び図5〜図8は、(弁機構52が−補助吸引経路38a,38bが開放されており、且つ、抽気経路48a,48bが閉塞されている−第2の構成とされることを意味する)第2の位置における動作部材54を表わす。当該実施例では、動作部材54は、第1の位置、第2の位置、及び第3の位置の間において直線移動可能とされる。動作部材54は、動作部材54を第1の位置に移動させるために、ひいては弁機構52を第1の構成に移行させるために、図1〜図3及び図5〜図8に表わす第2の位置から右に向かって(すなわち図2に表わす斜視図の状態から左に向かって)、吸引ノズル6の上で滑動可能とされる。これにより、補助吸引経路38a,38bが閉塞され、抽気経路48a,48bが開放される。同様に、動作部材54が、動作部材54を第3の位置に移動させるために、ひいては弁機構52を第3の構成に移行させるために、第2の位置から左に向かって(すなわち図2に表わす斜視図の状態から右に向かって)、吸引ノズル6の上で滑動可能とされる。これにより、補助吸引経路38a,38bが閉塞され、抽気経路48a,48bは閉塞された状態を維持する。
ハンドル部分56と同様に、動作部材54は、前側ハウジング24の内側に位置決めされているシャーシ60を有している。シャーシ60は、ハンドル部分56と一体的に形成されており、ハンドル部分56が開口部58の内部において横方向に滑動可能とされると同様に、前側ハウジング24の内部において横方向に滑動可能とされる。以下に詳述するように、シャーシ60の移動によって、補助吸引経路38a,38bと抽気経路48a,48bとが構成間で移行される。
また、動作部材54は、シャーシ60に回転可能に取り付けられているコグ62と、バネ64の形態をした付勢部材とを備えている。バネ64は、一方の端部においてシャーシ60のスタブ66に取り付けられており、他方の端部においてコグ62のスタブ68に取り付けられている。バネ64は、スタブ66,68を互いから離隔するように付勢するように作用する。
前側ハウジング24は、コグ62と咬合するように位置決めされている2つの歯付ラック70a,70bを有している。コグ62とバネ64と歯70a,70bとは、動作部材54が第1の位置と第2の位置と第3の位置との間において中心を越えて付勢することを防止するように協働する。より具体的には、この場合には以下に説明するように、動作部材54は、第1の位置と第2の位置との間で、及び第2の位置と第3の位置との間で中心を越えて付勢することを防止する。
図7に表わすように、動作部材54が第2の位置に位置している状態において、スタブ66,68を付勢しているバネ64は、コグ62を第1の方向に(図7に表わす斜視図の状態から反時計回りに)回転させるように付勢している。しかしながら、コグ62のストッパ部材72a,72bは、歯70a,70bと接触し、このような運動を防止する。従って、動作部材54は、第2の位置に保持される。
利用者が動作部材54を第2の位置から第1の位置に滑動させた場合には、コグ62は歯70aに沿って走り始める。歯70aによって、コグ62は、第1の方向(すなわち図7に表わす斜視図の状態から時計回り方向)の反対方向である第2の方向に回転する。これにより、スタブ66,68が共にバネ64の付勢力に抗して押圧される。従って、利用者は、動作部材54の運動に対して、より大きい抵抗を感じることになる。利用者が動作部材54を移動させ続けており、且つコグ62が回転し続けているので、コグ62に接触しているスタブ58は、スタブ58がスタブ66に到達可能な程度に近い位置に到達する。この位置は、第1の位置と第2の位置との間における動作部材54の中心を越えた付勢(over-centre bias)の“中心”である。動作部材54がこの位置を通過して第1の位置に向かって移動し続けるので、スタブ66,68を離隔するように付勢するバネ64の復元力は、コグ62を第2の方向に向かって回転し続けるように付勢する。従って、コグは、歯70aに支持されており、動作部材54を第2の位置から離隔するように且つ第1の位置に向かって付勢している。幾つかの実施例では、バネ64からの力は、動作部材54を第1の位置に向かって移動させるのに十分である。しかしながら、この場合には、バネ64からの力は、このような移動を補助するが、利用者は、動作部材54の運動に対する摩擦抵抗を克服するために力を作用させ続ける必要がある。それにも関わらず、利用者は、動作部材54の運動が一層容易になったと感じた場合であっても、触覚フィードバックを受ける。
動作部材54が第1の位置に到達した場合には、停止部材72bが歯72aに接触する。これにより、コグ62が第2の位置においてさらに回転することが防止される。従って、動作部材54は、第1の位置に“定置”される。利用者が動作部材54を第1の位置から第2の位置に向かって移動させようとする場合には、歯72aがコグを第1の方向に回転させるように付勢する。これにより、スタブ66,68が、バネ64の付勢力に抗して、互いに向かって移動される。従って、バネ64は、第2の位置に向かう動作部材54の運動に抵抗する。一旦、動作部材54が上述の“中心”点を通過すると、スタブ66,68を離隔するように付勢しているバネ64が、コグ62を第1の方向に回転するように付勢するので、これにより動作部材54が第2の位置に向かって付勢される。
第2の位置と第3の位置との間における動作部材54の中心を越えた付勢が、第1の位置と第2の位置との間における中心を越えた付勢と実質的に同様に発生する。しかしながら、第2の位置と第3の位置との間において、コグ62は、歯70aではなく歯70bと相互作用する。コグ62は、動作部材が第2の位置から第1の位置に移動する場合と同様に、動作部材54が第2の位置から第3の位置に移動する場合に第2の方向に回転する。同様に、コグ62は、動作部材54が第1の位置から第2の位置に移動する場合と同様に、動作部材54が第3の位置から第2の位置に移動する場合に第1の方向に回転する。
弁機構52は、対応する垂直移動可能なゲート74を利用することによって、補助吸引経路38a,38bそれぞれを開閉する。弁機構52が第1の構成又は第3の構成とされる場合には、ゲート74は降下位置に位置している。降下位置では、ゲート74が関連する補助吸引経路38a,38bの通路46を阻止し、空気流が通路46を通過することが実質的に防止される。弁機構52が第2の構成とされる場合には、ゲート74が上昇位置に位置している。上昇位置では、補助吸引経路38a,38bの通路46が実質的に遮断されていない。
弁機構52のゲート74の位置は、動作部材54の位置によって決定される。ゲート74それぞれが、弁機構52のシャーシ60の内部において垂直案内スロット77を貫通してM字状スロット78に突出している一組のピン76を有している。ピン76が垂直案内スロット77に受容されることは、ピン76(ひいてはゲート74)が垂直方向にのみ移動可能であることを意味する。動作部材54が第2の位置に位置している状態において、ピン76はM字状スロット78の上側ピーク80に保持されている。その後に、動作部材54が第3の位置から第1の位置に移動された場合に、シャーシ60が横方向に移動するので、M字状スロット78の傾斜部分82がピン76ひいてはゲート74を下方に付勢する。その後に、ピン76がM字状スロット78の下側トラフ84に受容される。同様に、動作部材54が第1の位置又は第3の位置から第2の位置に移動された場合には、シャーシ60が横方向に移動するので、傾斜部分82がピン76(ひいてはゲート74)を上方に付勢する。その後に、ピン76は、M字状スロット78の上側ピーク80に受容される。
弁機構52は、グリル88を密封するための対応する密封パッド86を利用することによって、抽気経路48a,48bそれぞれを開閉する。抽気経路48a,48bは、グリル88を通じて吸気チャンバ26に向かって開口している。弁機構52が第2の構成又は第3の構成とされる場合には、密封パッド86それぞれは対応するグリル88に当接した状態で保持される。これにより、空気が抽気経路48a,48b及び対応する入口50それぞれを通じて流れ、対応するグリル88それぞれを通じて吸引チャンバ26の内部に流出することができる。
弁機構52の密封パッド86の位置は、動作部材54の位置によって決定される。密封パッド86それぞれが、前側ハウジング24に保持されている軸92を中心として回動可能とされる揺動部材90に設けられている。揺動部材90は、一組のスロット94を有しており、スロット94それぞれが、交差部99において合流する水平部分96と傾斜部分98を有している。スロット94それぞれは、動作部材54のシャーシ60から後方に延在しているピン100を受容する。動作部材54が第1の位置、第2の位置、及び第3の位置の間において横方向に滑動するので、ピン100も同様に横方向に移動する。
動作部材54が第2の位置に位置している状態において、ピン100は、そのスロット94の交差部99に受容されており、密封パッド86は、揺動部材90によってグリル88に抗して保持されている。動作部材54が第2の位置から第3の位置に移動される場合には、ピン100は図8に表す斜視図において右側に移動される。ピン100が移動するので、ピン100はそのスロット94の傾斜部分98に支持され、スロット94を下方に押し下げる。このようなカム動作は、揺動部材90が軸92を中心として前方に回動することによって実現され、スロット94を下方に移動させる共に、密封パッド86をグリル88から離隔するように前方に移動させる(これにより、空気が抽気経路48a,48bを通じて流れるようになる)。
弁機構52が第1の構成とされる場合には、ピン100がスロット94の傾斜部分98の端部に受容される。その後に弁機構52が第2の構成に移行された場合には、ピン100が図8に表す斜視図において左側に移動される。従って、ピン100は、スロット94の傾斜部分98に支持されており、スロット94の傾斜部分98を上方に押し上げる。このようなカム作用は、揺動部材90が軸92を中心として後方に回動することによって実現され、スロット94を上方に押し上げ、密封パッド86をグリル88に対して押圧する。
弁機構52が第2の構成から第3の構成に移行した場合には、ピン100が図8に表す斜視図において左側に移動する。従って、ピン100は、スロット94の水平部分96に沿って移動するにすぎず、揺動部材90を移動させない。従って、密封パッド86はグリル88に対して押圧された状態を維持し、抽気経路48a,48bは閉じた状態を維持する。
図2〜図4に一時的に戻ると、当該実施例の吸引ノズル6が2つのさらなる流路102を備えていることに留意すべきである。さらなる流路102は、側板25それぞれの下側縁部に設けられている。さらなる流路102は、当該実施例では吸引チャンバ26を介して、出口ダクト12と流通している。当該実施例では、さらなる流路102は、吸引ノズル6を壁に隣接する床面に沿って走行させることによって、床面と壁との間の角部から塵埃を吸引するように位置決めされている。
さらなる吸引経路102は、弁機構52の構成の影響を受けない(さらなる吸引経路102は任意の他の機構によっても閉じられ得ない)。さらなる吸引経路102は、永続的に開いているので、空気は、補助吸引経路38a,38b又は抽気経路48a,48bが開閉するか否かに関係なく、さらなる吸引経路102を通じて吸引チャンバ26の内部に流れることができる。
特許請求の範囲に定義される発明の技術的範囲から逸脱しないことを条件として、上述の実施例に様々な変更を加えることができることに留意すべきである。例えば他の実施例では、真空掃除機が、サイクロン式分離器の代わりに(と共に)袋又はフィルタを利用する場合がある。
2 真空掃除機
4 回転組立体(ヘッド組立体)
6 吸引ノズル
8 直立本体
10 ハンドル
12 出口ダクト
14 サイクロン式分離装置
18 上側ハウジング
20 下側ハウジング
22 後側ハウジング
24 前側ハウジング
25 側板
26 吸引チャンバ
28 下面(ソール板)
30 主吸引開口部
32 ホイール
34 撹拌器
36 螺旋状溝
38a 補助吸引経路
38b 補助吸引経路
40 入口
46 通路
48a 抽気経路
48b 抽気経路
50 メッシュ(入口)
52 弁機構
54 動作部材
56 (動作部材54の)ハンドル部分
58 (前側ハウジング24の)開口部
60 シャーシ
62 コグ
64 バネ
66 スタブ
68 スタブ
70a 歯付ラック
70b 歯付ラック

Claims (17)

  1. 真空掃除機のための吸引ノズルであって、
    吸引チャンバと、
    前記真空掃除機の真空源に接続するために前記吸引チャンバから延在している出口ダクトと、
    清浄すべき表面に接触させるための下面と、
    前記下面に設けられている主吸引開口部であって、前記吸引チャンバに向かって開口している前記主吸引開口部と、
    前記吸引チャンバに向かって開口している補助吸引経路と、
    前記出口ダクトと流通している抽気経路と、
    前記補助吸引経路及び前記抽気経路を開閉するように配置されている弁機構であって、前記補助吸引経路が閉じられていると共に前記抽気経路が開いている第1の構成と、前記補助吸引経路が開いていると共に前記抽気経路が閉じられている第2の構成と、前記補助吸引経路及び前記抽気経路の両方が閉じられている第3の構成との間を移行可能とされる前記弁機構と、
    を備えていることを特徴とする吸引ノズル。
  2. 前記弁機構が、前記第1の構成、前記第2の構成、及び前記第3の構成の間において前記弁機構を移行させるように移動可能とされる動作部材を有しており、
    前記弁機構が、前記動作部材が第1の位置に位置している場合に前記第1の構成とされ、
    前記弁機構が、前記動作部材が第2の位置に位置している場合に前記第2の構成とされ、
    前記弁機構が、前記動作部材が第3の位置に位置している場合に前記第3の構成とされることを特徴とする請求項1に記載の吸引ノズル。
  3. 前記動作部材が、手動により移動可能とされることを特徴とする請求項2に記載の吸引ノズル。
  4. 前記動作部材が、前記第1の位置、前記第2の位置、及び前記第3の位置のうち少なくとも2つの位置の間において、中心を越えた付勢を防止することを特徴とする請求項2又は3に記載の吸引ノズル。
  5. 前記動作部材が、前記第1の位置、前記第2の位置、及び前記第3の位置の間において滑動可能とされることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  6. 前記吸引ノズルが、少なくとも2つの補助吸引経路を備えており、
    前記補助吸引経路それぞれが、前記吸引チャンバに向かって開口しており、
    前記補助吸引経路それぞれが、前記弁機構が前記第1の構成又は前記第3の構成とされる場合に閉じられており、前記弁機構が前記第2の構成とされる場合に開いていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  7. 前記吸引ノズルが、少なくとも2つの抽気経路を備えており、
    前記抽気経路それぞれが、前記出口ダクトと流通しており、
    前記抽気経路それぞれが、前記弁機構が前記第1の構成とされる場合に開いており、前記弁機構が前記第2の構成又は前記第3の構成とされる場合に閉じられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  8. 前記補助吸引経路又は前記補助吸引経路それぞれが、前記吸引ノズルが前方方向に押される場合に塵埃を取り込むために、前記吸引ノズルの前方の入口から前記吸引チャンバに連通していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  9. 前記補助吸引経路又は前記補助吸引経路それぞれが、最も狭い地点を形成しており、
    前記最も狭い地点の直径が、少なくとも5mmとされることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  10. 前記補助吸引経路又は前記補助吸引経路それぞれが、広い上流部分から狭い下流部分に向かってテーパー状になっている入口から前記吸引チャンバに連通していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  11. 前記補助吸引経路又は前記補助吸引経路それぞれが、前記吸引ノズルの前記下面に形成されているチャネルであって、底壁が開放されている前記チャネルによって形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  12. 前記抽気経路又は前記抽気経路それぞれが、前記吸引ノズルの上面の入口から前記出口ダクトに向かって連通していることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  13. 前記抽気経路又は前記抽気経路それぞれが、前記吸引チャンバを介して前記出口ダクトと流通していることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  14. 前記吸引ノズルが、前記主吸引開口部を通じて前記清浄すべき表面を撹拌するための撹拌器を前記吸引チャンバの内側に備えていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  15. 前記吸引ノズルが、さらなる流路を備えており、
    前記さらなる流路が、前記出口ダクトと流通していることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の吸引ノズル。
  16. 前記さらなる流路が、永続的に開いていることを特徴とする請求項15に記載の吸引ノズル。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項に記載の吸引ノズルを備えていることを特徴とする真空掃除機。
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