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JP6956024B2 - 液処理装置及び液膜状態判定方法 - Google Patents
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Description

本発明は、基板上に処理液の液膜を形成し、当該液膜により基板に対して所定の処理を行う液処理装置及び上記液膜の状態を判定する方法に関する。
例えば半導体デバイスの製造工程におけるフォトリソグラフィー工程では、例えば半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、所定のパターンに露光されたレジスト膜を現像する現像処理などの一連の処理が順次行われ、ウェハ上に所定のレジストパターンが形成される。これらの一連の処理は、ウェハを処理する各種処理部やウェハを搬送する搬送機構などを搭載した基板処理システムである塗布現像処理システムで行われている。
この塗布現像処理システムにおいてレジスト液等の処理液を用いて行われるレジスト膜形成処理等の液処理は、通常、液処理装置で行われている。液処理装置は、ウェハを保持するチャックと、処理液をウェハに供給するノズルと、チャックに保持されるウェハを囲み得るようにチャックの外側に配置されるカップと、を備え、チャックに保持されたウェハに対して、上記ノズルからレジスト液等の処理液が供給されて当該ウェハ上に液膜が形成される。
液処理に際しては、ウェハ上の液膜の状態の監視を求められることがある。特許文献1の液処理装置では、カップの上部開口を塞ぎ上方に延出した形状を有する上部蓋部材内に、撮影時の照明として用いられるストロボと、ウェハの表面を撮影するCCDカメラとを備えており、ウェハ上に供給されたレジスト液をCCDカメラにより撮影している。また、特許文献1の液処理装置では、撮影画像において、レジスト液に覆われずにウェハの表面が露出した箇所が白画素となり、ウェハ上のレジスト液が塗布された箇所が黒画素となるものとして、撮影画像からウェハ上のレジスト液の形状を判断している。
特開平11−354419号公報
しかし、ウェハを撮影すると、ウェハ表面に形成された回路パターンの影響により、ウェハのレジスト液に覆われてない部分と覆われた部分とで同様な撮影結果となってしまったり、照明の照射範囲によってはウェハ以外の他の構造物(例えばノズル)がウェハの表面に映り込んでしまったりする等、外乱の影響を受けることがある。したがって、撮影結果から、ウェハ上の液膜の状態を正確に判定するのは難しい場合がある。特に、人間の目視によらない自動の判定を行うのは困難な場合がある。
特許文献1には、この点に関し、何らの開示の示唆もしていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、基板上に形成された液膜の状態を正確に判定することができるようにすることをその目的とする。
上記課題を解決する本発明は、基板上に処理液の液膜を形成し、当該液膜により基板に対して所定の処理を行う液処理装置であって、基板を保持する基板保持部と、該基板保持部に保持された基板に対して処理液を供給する処理液供給部材と、該処理液供給部材から供給された処理液により基板上に形成された前記液膜に光を照射する照射部と、該照射部から光が照射されている前記液膜を撮像する撮像部と、を備え、前記照射部は、前記基板保持部に保持される基板の外側に設けられ、前記撮像部は、前記照射部から出射され前記液膜の当該撮像部とは反対側の側端面から当該液膜に入射し当該液膜中を導光され当該液膜の当該撮像部側の側面から出射された光を受光する位置に設けられていることを特徴としている。
前記撮像部による撮像結果に基づいて、基板上に形成された前記液膜の状態を判定する判定部を備えてもよい。
前記判定部により、基板上に形成された前記液膜の状態が不良であると判定された場合に、警告を出力する出力部を備えてもよい。
前記照射部は、複数の領域に分割され、前記領域毎に独立して制御され、前記領域それぞれと、前記基板保持部を間に挟んで対向する位置に前記撮像部が配設されていてもよい。
前記基板保持部に保持される基板を囲み得るように、前記基板保持部の外側に配置されると共に、前記基板保持部に対する基板の受け渡しの際に当該基板が通過する開口を有するカップを備え、前記照射部は、前記カップの前記開口の縁部に沿って設けられていてもよい。
前記基板保持部に保持される基板を囲み得るように、前記基板保持部の外側に配置されたカップを備え、当該カップは、前記照射部からの光を透過する材料で形成され、前記照射部は、前記カップの外側に設けられていてもよい。
前記照射部は、照射する光の波長を切替可能に構成されていてもよい。
前記照射部からの光の照射角を調整する調整機構を備えていてもよい。
前記撮像部の位置は、前記照射部から出射され前記基板保持部に保持された基板の上面で反射された光、及び、前記照射部から出射され前記液膜の上面で反射された光のいずれも受光しない位置であってもよい。
別な観点による本発明は、基板上に形成された処理液の液膜の状態を判定する判定方法であって、基板保持部に保持された基板に対して処理液を供給して当該基板上に液膜を形成する液膜形成工程と、前記基板保持部に保持された基板の外側に設けられた照射部から、基板上に形成された液膜に光を照射する工程と、前記照射部から出射され前記液膜の撮像装置側と反対側の側端面から当該液膜に入射し当該液膜中を導光され当該液膜の前記撮像装置側の側端面から出射された光を受光する位置に設けられた撮像部により、前記照射部から光が照射されている前記液膜を撮像する撮像工程と、該撮像工程での撮像結果に基づいて、前記液膜の状態を判定する判定工程とを含むことを特徴としている。
本発明によれば、基板上に形成された液膜の状態を正確に判定することができる。
本実施の形態にかかる液処理装置を備えた基板処理システムの構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる液処理装置を備えた基板処理システムの構成の概略を示す正面図である。 本実施の形態にかかる液処理装置を備えた基板処理システムの構成の概略を示す背面図である。 レジスト膜形成装置の構成の概略を示す縦断面図である。 レジスト膜形成装置の構成の概略を示す横断面図である。 光源からの光が撮像装置に受光される様子を模式的に示す側面図である。 光源の光軸を基板の表面と略平行にして円板状の液膜に光を照射したときに、撮像装置で取得される画像を説明する模式平面図である。 照射部の一例を模式的に示す平面図である。 制御部の構成の概略を模式的に示すブロック図である。 照射部の他の例を説明する平面図である。 照射部と撮像部の他の例を説明する平面図である。 照射部の別の例を説明する側面図である。 照射部のさらに別の例を説明する側面図である。 図13の照射部の効果を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる液処理装置を備えた基板処理システム1の構成の概略を示す説明図である。図2及び図3は、各々基板処理システム1の内部構成の概略を模式的に示す、正面図と背面図である。なお、本実施の形態では、処理液がレジスト液であり、液処理装置が基板にレジスト液による液膜を形成するレジスト膜形成装置である場合を例にとって説明する。
基板処理システム1は、図1に示すように複数枚のウェハWを収容したカセットCが搬入出されるカセットステーション10と、ウェハWに所定の処理を施す複数の各種処理装置を備えた処理ステーション11と、処理ステーション11に隣接する露光装置12との間でウェハWの受け渡しを行うインターフェイスステーション13とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション10には、カセット載置台20が設けられている。カセット載置台20には、基板処理システム1の外部に対してカセットCを搬入出する際に、カセットCを載置するカセット載置板21が複数設けられている。
カセットステーション10には、図1に示すようにX方向に延びる搬送路22上を移動自在なウェハ搬送装置23が設けられている。ウェハ搬送装置23は、上下方向及び鉛直軸周り(θ方向)にも移動自在であり、各カセット載置板21上のカセットCと、後述する処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置との間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション11には、各種装置を備えた複数、例えば第1〜第4の4つのブロックG1、G2、G3、G4が設けられている。例えば処理ステーション11の正面側(図1のX方向負方向側)には、第1のブロックG1が設けられ、処理ステーション11の背面側(図1のX方向正方向側)には、第2のブロックG2が設けられている。また、処理ステーション11のカセットステーション10側(図1のY方向負方向側)には、第3のブロックG3が設けられ、処理ステーション11のインターフェイスステーション13側(図1のY方向正方向側)には、第4のブロックG4が設けられている。
例えば第1のブロックG1には、図2に示すように複数の液処理装置、例えばウェハWを現像処理する現像処理装置30、ウェハWのレジスト膜の下層に反射防止膜(以下「下部反射防止膜」という)を形成する下部反射防止膜形成装置31、ウェハWにレジスト液を供給してレジスト膜を形成するレジスト膜形成装置32、ウェハWのレジスト膜の上層に反射防止膜(以下「上部反射防止膜」という)を形成する上部反射防止膜形成装置33が下からこの順に配置されている。
例えば現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト膜形成装置32、上部反射防止膜形成装置33は、それぞれ水平方向に3つ並べて配置されている。なお、これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト膜形成装置32、上部反射防止膜形成装置33の数や配置は、任意に選択できる。
例えば第2のブロックG2には、図3に示すようにウェハWの加熱や冷却といった熱処理を行う熱処理装置40や、レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのアドヒージョン装置41、ウェハWの外周部を露光する周辺露光装置42が上下方向と水平方向に並べて設けられている。これら熱処理装置40、アドヒージョン装置41、周辺露光装置42の数や配置についても、任意に選択できる。
例えば第3のブロックG3には、複数の受け渡し装置50、51、52、53、54、55、56が下から順に設けられている。また、第4のブロックG4には、複数の受け渡し装置60、61、62が下から順に設けられている。
図1に示すように第1のブロックG1〜第4のブロックG4に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域Dが形成されている。ウェハ搬送領域Dには、例えばY方向、X方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アーム70aを有する、ウェハ搬送装置70が複数配置されている。ウェハ搬送装置70は、ウェハ搬送領域D内を移動し、周囲の第1のブロックG1、第2のブロックG2、第3のブロックG3及び第4のブロックG4内の所定の装置にウェハWを搬送できる。
また、ウェハ搬送領域Dには、第3のブロックG3と第4のブロックG4との間で直線的にウェハWを搬送するシャトル搬送装置80が設けられている。
シャトル搬送装置80は、例えば図3のY方向に直線的に移動自在になっている。シャトル搬送装置80は、ウェハWを支持した状態でY方向に移動し、第3のブロックG3の受け渡し装置52と第4のブロックG4の受け渡し装置62との間でウェハWを搬送できる。
図1に示すように第3のブロックG3のX方向正方向側の隣には、ウェハ搬送装置100が設けられている。ウェハ搬送装置100は、例えばX方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アーム100aを有している。ウェハ搬送装置100は、搬送アーム100aによってウェハWを支持した状態で上下に移動して、第3のブロックG3内の各受け渡し装置にウェハWを搬送できる。
インターフェイスステーション13には、ウェハ搬送装置110と受け渡し装置111が設けられている。ウェハ搬送装置110は、例えばY方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アーム110aを有している。ウェハ搬送装置110は、例えば搬送アーム110aにウェハWを支持して、第4のブロックG4内の各受け渡し装置、受け渡し装置111及び露光装置12との間でウェハWを搬送できる。
次に、上述したレジスト膜形成装置32の構成について図4〜図8を用いて説明する。図4及び図5はそれぞれ、レジスト膜形成装置32の構成の概略を示す縦断面図及び横断面図である。図6は、光源からの光が撮像装置に受光される様子を模式的に示す側面図である。図7は、光源の光軸を基板の表面と略平行にして、円板状の液膜に光を照射したときに、光源と対向する位置に設けられた撮像装置により取得される画像を説明する模式平面図である。図8は後述の照射部の一例を示す模式平面図である。
レジスト膜形成装置32は、図4、図5に示すように内部を密閉可能な処理容器120を有している。処理容器120の側面には、ウェハWの搬入出口(図示せず)が形成されている。
処理容器120内には、ウェハWを保持する基板保持部としてのスピンチャック121が設けられている。このスピンチャック121は、保持したウェハWを回転させることもできる。スピンチャック121は、例えばモータなどのチャック駆動部122により所定の速度に回転できる。また、チャック駆動部122には、例えばシリンダなどの昇降駆動機構が設けられており、スピンチャック121は昇降自在になっている。ない、スピンチャック121の下方には、ウェハWを下方から支持し昇降させるための昇降ピン(図示せず)が設けられている。
また、処理容器120内には、スピンチャック121に保持されるウェハWを囲み得るようにスピンチャック121の外側に配置されるカップ125が設けられている。カップ125は、ウェハWから飛散又は落下する液体を受け止め、回収するアウターカップ130と、アウターカップ130の内周側に位置するインナーカップ140と、を含む。アウターカップ130の上部には、スピンチャック121に対するウェハWの受け渡しの前後にウェハWが通過する開口131が形成されている。
図5に示すようにアウターカップ130のX方向負方向(図5の下方向)側には、Y方向(図5の左右方向)に沿って延伸するレール150が形成されている。レール150は、例えばアウターカップ130のY方向負方向(図5の左方向)側の外方からY方向正方向(図5の右方向)側の外方まで形成されている。レール150には、2本のアーム151、152が設けられている。
第1のアーム151には、処理液としてレジスト液をウェハW供給する、処理液供給部材であるレジスト液供給ノズル153が支持されている。第1のアーム151は、移動機構としてのノズル駆動部154により、レール150上を移動自在である。これにより、レジスト液供給ノズル153は、アウターカップ130のY方向正方向側の外方に設置された待機部155からアウターカップ130内のウェハWの中心部上方を通って、アウターカップ130のY方向負方向側の外側に設けられた待機部156まで移動できる。また、ノズル駆動部154によって、第1のアーム151は昇降自在であり、レジスト液供給ノズル153の高さを調節できる。
第2のアーム152には、ウェハW上にシンナー等の有機溶剤を供給する溶剤供給ノズル157が支持されている。第2のアーム152は、移動機構としてのノズル駆動部158によってレール150上を移動自在となっている。これにより、溶剤供給ノズル157は、アウターカップ130のY方向正方向側の外側に設けられた待機部159から、アウターカップ130内のウェハWの中心部上方まで移動できる。待機部159は、待機部155のY方向正方向側に設けられている。また、ノズル駆動部158によって、第2のアーム152は昇降自在であり、溶剤供給ノズル157の高さを調節できる。
溶剤供給ノズル157から供給される有機溶剤は、レジスト液がウェハW上で拡散し易くするためにレジスト液の塗布前に行われるプリウェット処理の際に、ウェハW上に供給されるプリウェット液として機能する。
また、処理容器120内には、スピンチャック121に保持されたウェハW上に形成されたレジスト液による液膜に光を照射する照射部160と、照射部160から光が照射されているウェハW上の液膜を撮像する撮像部170とが設けられている。照射部160による光のタイミング及び撮像部170による撮像のタイミングは後述の制御部200により制御され、また、撮像部170での撮像結果は当該制御部200に出力される。
本発明者らの実験によれば、図6に示すように、光源Sと撮像装置IとをウェハWを挟んで対向するように配置させ、光源Sの光軸を、ウェハWに対して角度をつけずに例えばウェハWの表面と略平行にし、円板状の液膜Fの光源S側の側端面F1に光を照射すると、撮像装置Iにより以下の画像が得られる。すなわち、図7に示すように、ウェハW上面及び液膜Fの上面F3は光らずに、上記側端面F1及び光源Sとは反対側の側端面F2が光り、その他の側端面F4が光らない画像が得られる。側端面F2が光る理由/明るくなる理由としては、図6に示すように、光源Sからの光をウェハWに対して角度をつけずにおくと、光源Sから出射され液膜F中に光源S側の端面F1から入射した光が、ウェハWによる反射と、液膜Fの上面での全反射を交互に繰り返し、液膜F中を効率良く伝播し、液膜Fの反対側の端面F2から出射され、撮像装置Iに受光されるため、と考えられる。なお、側端面F1が明るくなる理由は光源Sからの光が側端面F1により反射され撮像装置Iに受光されるため、と考えられる。
この結果を踏まえると、液膜に光を照射する照射部と液膜を撮像する撮像部との位置関係などを調整することにより、液膜Fの側端面のみが全周にわたって明るい像を得ることができる。このような画像が得られれば、ウェハW上の液膜Fの外周形状を判定することができ、該液膜Fの状態を判定することができる。
上述の検討結果に基づき、本実施形態では、照射部160と撮像部170の構成や互いの位置関係等は、以下のようになっている。
照射部160は、図5に示すように、平面視環状に形成され、また、スピンチャック121に保持されるウェハWの外側に設けられ、具体的には、アウターカップ130の開口131の縁部に沿って設けられている。この照射部160は、水平方向に幅のある側面視略線状の光を内側に向けて出射可能に構成されると共に、その光軸がウェハWの表面と略平行になるように配設されている。なお、照射部160は、例えば図8に示すように、内側に向けて光を出射する複数の光源(例えばLED)161が同一円周上に並べられて構成されている。
撮像部170の位置は以下の通りである。すなわち、照射部160から出射されレジスト液の液膜の撮像部170とは反対側の側端面(図7の符号F1参照)から当該液膜に入射し当該液膜中を導光され当該液膜の撮像部170側の側端面(図7の符号F2参照)から出射された光を受光する位置に、撮像部170は設けられている。また、本実施形態における撮像部170の位置は、照射部160が出射され液膜の撮像部170側の側端面以外の側端面(図7の符号F1、F4参照)で反射された光が当該撮像部170に受光される位置である。さらに、本実施形態における撮像部170の位置は、照射部160から出射されウェハWの上面や液膜の上面(図7の符号F3)で反射された光が当該撮像部170に受光されない位置である。
したがって、本実施形態の撮像部170では、液膜のうち側端面のみが明るい画像を得ることができる。
なお、撮像部170には例えばCCDカメラを用いることができる。
以上の基板処理システム1には、図1に示すように制御部200が設けられている。制御部200は、例えばCPUやメモリなどを備えたコンピュータにより構成され、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、撮像部170で撮像された画像に基づいて行われるウェハW上の液膜の状態の判定を制御するプログラムが格納されている。これに加えて、プログラム格納部には、上述した各種処理ユニットや搬送装置などの駆動系の動作を制御して、基板処理システム1の所定の作用、すなわちウェハWへのレジスト液の塗布、現像、加熱処理、ウェハWの受け渡し、各ユニットの制御などを実現させるためのプログラムも格納されている。なお、前記プログラムは、例えばハードディスク(HD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、その記憶媒体Hから制御部200にインストールされたものであってもよい。
図9は、制御部200の構成の概略を模式的に示すブロック図である。
制御部200は、図9に示すように、撮像部170で撮像された画像に基づいてウェハW上に形成されたレジスト液の液膜の状態を判定する判定部210と、判定部210の判定で用いられる基準画像や撮像部170で撮像された画像を記憶する記憶部211と、撮像部170で撮像された画像等を表示する表示部212とを有する。
判定部210は、撮像結果に基づいて、ウェハW上の液膜が所望の外周形状を有するかの判定を行う。この判定は、例えば、撮像部170で撮像された画像中の明るい部分すなわちレジスト液の液膜の外周形状を示す部分と基準画像とをパターンマッチングにより比較することで行われる。例えば、マッチング度が所定の範囲内であれば、上記液膜の外周形状を示す画像と基準画像とが一致し液膜が所望の外周形状を有すると判定し、マッチング度が所定の範囲内になければ上記液膜の外周形状を示す画像と基準画像とが一致せず液膜が所望の外周形状を有さないと判定する。なお、基準画像は、例えば、実際にスピンチャック121に保持されたウェハW上に所望の形状(例えば平面視略真円の平板形状)の液膜を形成し当該液膜を撮像部170で撮像した画像から事前に得ることができる。
また、判定部210は、撮像結果に基づいて、ウェハW上の液膜中のレジスト液の量すなわちレジスト液の塗布量が適切であるか否かの判定を行う。この判定は、例えば、撮像部170で撮像された画像中の明るい部分で囲まれた領域の面積を計算し、この計算結果に基づいて行う。例えば、計算された面積が基準値を基準とした所定の範囲内の値を示せば、レジスト液の塗布量が適切であると判定し、計算された面積が上記所定の範囲内の値を示さなければレジスト液の塗布量が不適切であると判定する。なお、上記基準値は、例えば、実際にスピンチャック121に保持されたウェハW上に、所望の量のレジスト液を供給し判定対象の液膜と同じ液膜形成条件(ウェハWの回転数やウェハWを回転させる時間等)で液膜を形成し当該液膜を撮像部170で撮像した画像から事前に得ることができる。
判定部210は、液膜が所望の外周形状を有さないと判定した場合、及び、レジスト液の塗布量が不適切であると判定した場合、ウェハW上に形成された液膜の状態が不良であると判定する。
表示部212は、ウェハW上に形成された液膜の状態が不良であると判定部210により判定された場合、警告を表示する。なお、表示部212は、警告を出力する出力部の一例であるが、警告の出力の形態はこの例に限られず、音声により出力してもよい。
次に、以上のように構成された基板処理システム1を用いて行われるウェハ処理について説明する。まず、複数のウェハWを収納したカセットCが、基板処理システム1のカセットステーション10に搬入され、ウェハ搬送装置23によりカセットC内の各ウェハWが順次処理ステーション11の受け渡し装置53に搬送される。
次にウェハWは、第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され温度調節処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって例えば第1のブロックG1の下部反射防止膜形成装置31に搬送され、ウェハW上に下部反射防止膜が形成される。その後ウェハWは、第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され、加熱処理され、温度調節される。
次にウェハWはアドヒージョン装置41に搬送され、アドヒージョン処理される。その後ウェハWは、第1のブロックG1のレジスト膜形成装置32に搬送され、ウェハW上にレジスト膜が形成される。その後ウェハWは、熱処理装置40に搬送され、プリベーク処理される。なお、プリベーク処理においても下部反射防止膜形成後の熱処理と同様な処理が行われ、また、後述の反射防止膜形成後の熱処理、露光後ベーク処理、ポストベーク処理においても同様な処理が行われる。ただし、各熱処理に供される熱処理装置40は互いに異なる。
次にウェハWは、上部反射防止膜形成装置33に搬送され、ウェハW上に上部反射防止膜が形成される。その後ウェハWは、熱処理装置40に搬送されて、加熱され、温度調節される。その後、ウェハWは、周辺露光装置42に搬送され、周辺露光処理される。
次にウェハWは、露光装置12に搬送され、所定のパターンで露光処理される。
次いで、ウェハWは、熱処理装置40に搬送され、露光後ベーク処理される。その後ウェハWは、たとえば現像処理装置30に搬送されて現像処理される。現像処理終了後、ウェハWは、熱処理装置40に搬送され、ポストベーク処理される。そして、ウェハWは、カセット載置板21のカセットCに搬送され、一連のフォトリソグラフィー工程が完了する。
ここで、レジスト膜形成装置32におけるレジスト膜処理について詳述する。レジスト膜形成処理にあたっては、先ずスピンチャック121の上面でウェハWを吸着保持する。そして溶剤供給ノズル157をウェハWの中心部の上方に移動させ、プリウェット処理を行う。プリウェット処理では、ウェハWを高回転数(例えば3000rpm)で回転させながら、溶剤供給ノズル157からウェハW上に溶剤を供給する。
その後溶剤供給ノズル157を退避させた後、ウェハWの中心部上方にレジスト液供給ノズル153を移動させ、ウェハWを低回転数(例えば300rpm)で回転させながら、レジスト液供給ノズル153からウェハW上にレジスト液を供給し液膜を形成する。
そしてレジスト液供給ノズル153からのレジスト液の供給時間が所定の長さに達した時点で、ウェハWの回転数を維持したまま、レジスト液の供給を停止し、次いでレジスト液供給ノズル153を退避させる。その後、照射部160を用いてウェハW上の液膜への光を照射させながら、撮像部170によりウェハ上の液膜を撮像する。そして、判定部210により、撮像部170で撮像された画像中で明るく示された液膜の外周形状に基づいて、液膜の状態を判定する。具体的には、前述のような基準画像を用いたパターンマッチングによる液膜の形状の判定と、撮像部170で撮像された画像中の明るい部分で囲まれた領域の面積に基づくレジスト液の量の判定とを行い、液膜の状態の良否を判定する。
判定の結果、液膜が所望の外周形状を有し、且つ、液膜中のレジスト液の量が適切であり、ウェハW上に形成された液膜の状態が良好であると判定された場合、高回転数(例えば3000rpm)でウェハWを回転させ、ウェハWの中心部に供給されたレジスト液をウェハWの全面に拡散させ所定の膜厚の塗布膜を形成する拡散処理を行う。次いで所定の回転数(例えば1500rpm)でウェハを回転させ、ウェハW上の塗布膜を乾燥させる乾燥処理を行う。その後、スピンチャック121に吸着保持されていたウェハWがレジスト膜形成装置32から搬出され、次のウェハWが搬入される。以後、上述の処理が繰り返される。
一方、判定の結果、液膜が所望の外周形状を有さず、及び/または、液膜中のレジスト膜の量が不適切であり、ウェハW上に形成された液膜の状態が不良であると判定された場合、以降の処理を中止し、表示部212により警告を出力する。この際、スピンチャック121に吸着保持されていたウェハWはレジスト膜形成装置32から搬出される。なお、液膜が所望の外周形状を有さない場合とは、例えば、ウェハW上の液膜が平面視において楕円形を有する場合である。レジスト液供給ノズル153からのレジスト液の吐出位置とウェハWの回転中心とが一致していないときや、ウェハWの中心とスピンチャック121の中心とが一致していないときに、ウェハW上の液膜が平面視において楕円形となる。
本実施形態では、前述のように、照射部160から出射されレジスト液の液膜の撮像部170とは反対側の側端面から当該液膜に入射し当該液膜中を導光され当該液膜の撮像部170側の側端面から出射された光を受光する位置に、撮像部170は設けられている。そのため、ウェハW上に形成された液膜のうち側端面のみが明るく示された画像すなわち外乱の影響がない液膜の撮像画像を取得することができる。したがって、ウェハW上に形成された液膜の状態を正確に判定することができる。
本発明者らの実験によれば、図4及び図8等のように照射部160と撮像部170を設けることにより、ウェハW上の液膜の側端面のみが明るく示された画像を撮像部170により実際に取得することができる。特に、液膜の厚さが0.1μm以上であれば、液膜の状態を判定できる程度にウェハW上の液膜の側端面のみが明るく示された画像を取得することができる。
以上の説明では、撮像結果に基づいて、ウェハW上の液膜の状態が良好であるか否かを判定し、判定結果に基づいて、ウェハ処理を中止し警告を出力していた。言い換えると、撮像結果に基づく判定をウェハ処理の中止や警告出力のトリガーに用いていた。これに代えて、撮像結果に基づく判定をウェハWの回転速度の切り替えタイミングの決定に用いてもよい。例えば、所定の回転速度で回転するウェハW上に対してレジスト液供給ノズル153からのレジスト液の供給を開始してから、液膜への照射部160からの光の照射と撮像部170による撮像を所定間隔毎に行い、撮像結果に基づき、ウェハ上の液膜の平面視における大きさが所定値を超えたか否か判定し、超えた場合に、ウェハWの回転速度を切り替えるようにしてもよい。
また、ウェハW上の液膜の状態の良否の判断基準は上述の例に限られない。例えば、ウェハWを高速で回転させ液膜を広げるタイミングでウェハWを撮像するときは、撮像結果から液膜の中心の位置を算出し、算出結果に基づいて、液膜の状態の良否を判定してもよい。この例では、判定部210は、液膜の中心がウェハWの中心と一致しない場合、ウェハW上の液膜の状態が不良であると判定する。
また、ウェハWを高速で回転させる場合にレジスト液の吐出位置とウェハWの回転中心が一致していないと、液膜の上面に畝状の隆起が形成される。照射部160からウェハW上の液膜の光を照射すると、上記畝状の隆起の側端面からの光が撮像部170に入射するため、撮像部170で撮像される画像において上記畝状の隆起の側端面が明るく示される。この畝状の隆起の側端面が撮像部170による撮像画像において明るく示される場合、判定部210は、液膜の状態が不良であると判定してもよい。撮像画像において明るく示される部分が、畝状の隆起の側端面に該当するか否かは、当該明るく示される部分の形状や、他の明るく示される部分(液膜の外周を形成する側端面による部分)との位置関係から判定することができる。
以上の説明では、撮像部170は1つであるとしたが、撮像部170を周方向に沿って等間隔で複数(例えば4つ)設け、円環状の照射部160の全周を点灯させてウェハW上の液膜に光を照射し、複数の撮像部170それぞれで撮像し、複数の撮像結果に基づいて当該液膜の状態を判定してもよい。これにより、ウェハW上の液膜の外周形状をより正確に把握することができる。なお、この場合、複数の撮像部170それぞれでの撮像タイミングは同時であってもよいし、異なってもよい。
図10は、照射部の他の例を説明する平面図である。
本発明者らの実験によれば、図4等に示したように、ウェハW上の円板状の液膜を撮像する場合において、平面視円環状の照射部160全体から光を照射したときと、平面視円環状の照射部160の撮像部170側の半分を遮光部材で覆い当該照射部160の撮像部170とは反対側の部分のみから光を照射したときとで、撮像部170による液膜の撮像結果に大きな違いはなかった。
この実験結果によれば、図10に示すように、ウェハWすなわちスピンチャック121を間に挟んで撮像部170と対向する位置に平面視半円環状の照射部300を設けるようにしてもよい。
このように構成することにより、コストを削減することができる。
ただし、本発明者らの実験によれば、ウェハW上の液膜の形状が円板状ではなく複雑である場合、図10の照射部300では液膜の側端面全体が明るく示された画像を得ることができず、液膜の外周形状を判定することが難しい。そのため、本例の照射部300は、液膜の外周形状を正確に把握する必要がなく、ウェハW上の液膜が円板状であるか否かのみの判定で足りる場合に好適に用いられる。
なお、照射部300は、照射部160と同様に、内側に向けて光を出射する複数の光源(例えばLED)を半円弧上に並べて構成することができる。
図11は、照射部と撮像部の他の例を説明する平面図である。
図11の照射部400は、ウェハWの周方向に沿って複数の領域(本例では4つの領域R1〜R4)に区分され、各領域R1〜R4の照射部401〜404はその点灯が領域毎に独立して制御される。また、本例では、平面視において、各領域R1〜R4の照射部401〜404それぞれとウェハWすなわちスピンチャック121を間に挟んで対向する位置に、撮像部170〜170が設けられている。領域R1の照射部401から光を照射するときには照射部401と対向する位置に設けられた撮像部170により撮像が行われ、領域R2の照射部160から光を照射するときには領域R2と対向する位置に設けられた撮像部170により撮像が行われ、領域R3の照射部160から光を照射するときには領域R3と対向する位置に設けられた撮像部170により撮像が行われ、領域R4の照射部160から光を照射するときには領域R4と対向する位置に設けられた撮像部170により撮像が行われる。
判定部210では、撮像部170〜170での撮像結果に基づいて、ウェハW上の液膜の状態の判定を行う。これにより、ウェハW上の液膜の外周形状をより正確に把握することができる。
本例では、各領域R1〜R4の照射部401〜404はそれぞれ平面視1/4円環状に形成され、具体的には、照射部160と同様に平面視1/4円環上に複数の光源を並べて構成されたものであり、4つの照射部401〜404により平面視において円環を形成するように構成されている。各領域R1〜R4の照射部401〜404の平面視における形状は、これに限られず例えばそれぞれ平面視直線状に形成され、具体的には、平面視における直線上に複数の光源(例えばLED)を並べたものであってもよく、4つの照射部401〜404で平面視円環を形成しなくてもよい。
図12は、照射部の別の例を説明する側面図である。
図4及び図5の例では、照射部160は、アウターカップ130の開口131の縁に沿って設けられていた。しかし、照射部500の位置はこれに限られず、例えばアウターカップ510が照射部500からの光を透過する材料で形成されている場合、図12に示すようにアウターカップ510の外側に照射部500を設けても良い。これにより、ウェハW上の液膜の側端面に対する照射部500からの光の入射角を小さくすることができる。したがって、ウェハW上の液膜が薄くても、照射部500からの光を、当該液膜中を導光させることができ、液膜の状態の判定を行うことができる。
なお、アウターカップ510は、その全体が透明材料で形成されている必要はなく、照射部500からの光が通過する位置のみ透明材料で形成されていてもよい。
また、撮像部170もアウターカップ510越しにウェハW上の液膜を撮像するようにしてもよい。
図13は、照射部のさらに別の例を説明する側面図である。
図13の照射部600は、当該照射部600からの光の照射角を調整する調整機構601を有する。より具体的には、照射部600は、LED等の光源602を有し、該光源602からの光の照射角を調整する調整機構601を備える。なお、光の照射角の調整は例えばピエゾ素子(図示せず)等を用いて行うことができる。
図14は、図13の照射部600の効果を説明する図である。
図14に示すように、液膜Fからの光の出射位置Pは、当該光の液膜Fに対する照射部600からの光の入射角に依存するところ、図13のように光の照射角を調整し当該光の液膜Fに対する入射角を調整することで、液膜Fからの光の出射位置を制御することができ、液膜Fの側端面の所望の位置を光らせることができる。
なお、上述の例の照射部からの光の波長は例えば可視光域の所定の波長である。ただし、照射部からの光の波長はこの例に限られず、当該光によってウェハW上の液膜が感光しなければよい。また、照射部は出射光の波長を選択可能に構成されていることが好ましい。例えば、それぞれ異なる波長を有する光源を照射部内に複数設け、照射に用いる光源を選択することにより波長を選択することができる。また、複数の波長を選択的に出射可能な光源を照射部に設けてもよいし、波長の幅が広い光を出射する光源と、それぞれ異なる波長を透過する複数の波長選択フィルタとを用いて波長選択可能としてもよい。
このように照射部が出射光の波長を選択可能に構成されていることにより、以下の効果がある。ウェハWに形成されたパターンや下地膜の反射率には波長依存性があるため、パターン等の反射の状態に応じて波長を切り替えることにより上記反射率を低減させることができる。
以上の例では、液処理装置内において、ウェハWを回転させて液膜を形成し、また、ウェハWを回転させている状態で液膜を撮像し、撮像結果に基づいて、当該液膜の状態を判定していた。図4及び図5と同様な構成を採用することで、ウェハWを回転させないで液膜の形成と液膜の撮像の両方を行う場合にも、撮像結果に基づいて、撮像対象の液膜の状態を判定することができる。なお、ウェハWを回転させないで液膜の形成を行う場合とは、例えば、静止現像用の液膜として1mm程度の厚さの液膜を形成する場合である。この場合、撮像画像に基づいて、現像液の液盛り(パドル)すなわち液膜が所望の形状でないと判定されたときや、現像液の液膜の上面の面積が不適当であると判定されたとき、パドルの厚さが不適切なときに、液膜の状態が不良であると判定される。具体的には、静止現像では、プルバックという、静止したウェハの上面全体に液盛り(パドル)を形成した後、液盛り量が少ないと表面張力によってウェハ上の液同士が引っ張り合い、現像液で覆われていない領域がウェハに生じる現象が起こることがあり、プルバックが生じているか否かが、上述のような撮像対象の液膜の状態の判定に基づいて判定される。
なお、以上の液膜の状態の判定は、製品製造時に行ってもよいし、所定間隔毎に行われるメンテナンス時に行ってもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板がウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。
本発明は、基板上に処理液の液膜を形成し基板を処理する技術に有用である。
32 レジスト膜形成装置
121 スピンチャック
125 カップ
130,510 アウターカップ
131 開口
153 レジスト液供給ノズル
160,300,400,500,600 照射部
161 光源( LED)
170 撮像部
200 制御部
210 判定部
211 記憶部
212 表示部
601 調整機構
F 液膜
W ウェハ

Claims (10)

  1. 基板上に処理液の液膜を形成し、当該液膜により基板に対して所定の処理を行う液処理装置であって、
    基板を保持する基板保持部と、
    該基板保持部に保持された基板に対して処理液を供給する処理液供給部材と、
    該処理液供給部材から供給された処理液により基板上に形成された前記液膜に光を照射する照射部と、
    該照射部から光が照射されている前記液膜を撮像する撮像部と、を備え、
    前記照射部は、前記基板保持部に保持される基板の外側に設けられ、
    前記撮像部は、前記照射部から出射され前記液膜の当該撮像部とは反対側の側端面から当該液膜に入射し当該液膜中を導光され当該液膜の当該撮像部側の側面から出射された光を受光する位置に設けられていることを特徴とする液処理装置。
  2. 前記撮像部による撮像結果に基づいて、基板上に形成された前記液膜の状態を判定する判定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の液処理装置。
  3. 前記判定部により、基板上に形成された前記液膜の状態が不良であると判定された場合に、警告を出力する出力部を備えることを特徴とする請求項2に記載の液処理装置。
  4. 前記照射部は、複数の領域に分割され、前記領域毎に独立して制御され、
    前記領域それぞれと、前記基板保持部を間に挟んで対向する位置に前記撮像部が配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液処理装置。
  5. 前記基板保持部に保持される基板を囲み得るように、前記基板保持部の外側に配置されると共に、前記基板保持部に対する基板の受け渡しの際に当該基板が通過する開口を有するカップを備え、
    前記照射部は、前記カップの前記開口の縁部に沿って設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液処理装置。
  6. 前記基板保持部に保持される基板を囲み得るように、前記基板保持部の外側に配置されたカップを備え、
    当該カップは、前記照射部からの光を透過する材料で形成され、
    前記照射部は、前記カップの外側に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液処理装置。
  7. 前記照射部は、照射する光の波長を切替可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の液処理装置。
  8. 前記照射部からの光の照射角を調整する調整機構を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の液処理装置。
  9. 前記撮像部の位置は、前記照射部から出射され前記基板保持部に保持された基板の上面で反射された光、及び、前記照射部から出射され前記液膜の上面で反射された光のいずれも受光しない位置であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の液処理装置。
  10. 基板上に形成された処理液の液膜の状態を判定する判定方法であって、
    基板保持部に保持された基板に対して処理液を供給して当該基板上に液膜を形成する液膜形成工程と、
    前記基板保持部に保持された基板の外側に設けられた照射部から、基板上に形成された液膜に光を照射する工程と、
    前記照射部から出射され前記液膜の撮像装置側と反対側の側端面から当該液膜に入射し当該液膜中を導光され当該液膜の前記撮像装置側の側端面から出射された光を受光する位置に設けられた撮像部により、前記照射部から光が照射されている前記液膜を撮像する撮像工程と、
    該撮像工程での撮像結果に基づいて、前記液膜の状態を判定する判定工程とを含むことを特徴とする液膜状態判定方法。
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