JP6957864B2 - 熱伝導性シリコーン組成物及びその硬化物、ならびに電子装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
[1].(A)下記一般式(1)
R1 aSiO(4-a)/2 (1)
(式中、R1は独立に炭素数1〜18の飽和又は不飽和の1価炭化水素基、及び炭素数1〜6のアルコキシ基の群の中から選択される1種又は2種以上の基、aは1.8≦a≦2.2である。)
で表される25℃における粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)平均粒径0.1〜150μmの熱伝導性充填剤:300〜4,000質量部、及び
(C)10時間半減期温度が60〜130℃である有機過酸化物:0.1〜10質量部を含有し、熱伝導率が1W/mK以上の熱伝導性シリコーン組成物であって、その硬化物の25℃におけるずり弾性率が5,000〜300,000Paである熱伝導性シリコーン組成物。
[2].(A)成分が、ケイ素原子に結合したアルケニル基を1分子中に少なくとも1個有するオルガノポリシロキサン又はこれを含むオルガノポリシロキサンである[1]記載の熱伝導性シリコーン組成物。
[3].(A)成分が、下記一般式(2)
で表される片末端加水分解性オルガノポリシロキサンを、(A)成分中に、10〜90質量%含む[1]又は[2]記載の熱伝導性シリコーン組成物。
[4].(B)成分が、(B−I)平均粒径100〜150μmの熱伝導性充填剤が10〜40質量%、及び残分が平均粒径100μm未満の熱伝導性充填剤である[1]〜[3]のいずれかに記載の熱伝導性シリコーン組成物。
[5].(B)成分が、
(B−I)平均粒径100〜150μmの熱伝導性充填剤:(B)成分中10〜40質量%、
(B−II)平均粒径0.1μm以上5.0μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%、及び
(B−III)平均粒径5.0μm以上100μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%
を含む[4]記載の熱伝導性シリコーン組成物。
[6].(B−I)成分が平均粒径100〜150μmのアルミナ粉末である[4]又は[5]記載の熱伝導性シリコーン組成物。
[7].(B−I)が、平均粒径100〜150μmのアルミナ粉末、
(B−II)が、平均粒径0.1μm以上5.0μm未満の酸化亜鉛粉末、水酸化アルミニウム粉末及びアルミナ粉末から選ばれる粉末、
(B−III)が、平均粒径5.0μm以上100μm未満の水酸化アルミニウム粉末及び/又はアルミナ粉末
である[5]記載の熱伝導性シリコーン組成物。
[8].25℃におけるずり弾性率が5,000〜300,000Paであり、熱伝導率が1W/mK以上である、[1]〜[7]のいずれかに記載の熱伝導性シリコーン組成物の硬化物。
[9].発熱性電子部品と放熱部材との間に、[8]記載の硬化物が配置された電子装置。
[10].発熱性電子部品と放熱部材との間に、[1]〜[7]のいずれかに記載の熱伝導性シリコーン組成物からなる層を介在させ、このシリコーン層を加熱又は発熱性電子部品から発生する熱により、上記熱伝導性シリコーン組成物を硬化させる工程を含む、発熱性電子部品と放熱部材との間に、上記熱伝導性シリコーン組成物の硬化物が配置された電子装置の製造方法。
[11].下記(A)、(B)及び(C)成分を混合する工程を含む、熱伝導率が1W/mK以上の熱伝導性シリコーン組成物であって、その硬化物の25℃におけるずり弾性率が5,000〜300,000Paである熱伝導性シリコーン組成物の製造方法。
(A)下記一般式(1)
R1 aSiO(4-a)/2 (1)
(式中、R1は炭素数1〜18の飽和又は不飽和の1価炭化水素基、及び炭素数1〜6のアルコキシ基の群の中から選択される1種又は2種以上の基、aは1.8≦a≦2.2である。)
で表される25℃における粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)平均粒径0.1〜150μmの熱伝導性充填剤:300〜4,000質量部、及び
(C)10時間半減期温度が60〜130℃である有機過酸化物:0.1〜10質量部
[12].さらに、下記(B−I)、(B−II)及び(B−III)成分を混合する工程を含む[11]記載の製造方法。
(B−I)平均粒径100〜150μmの熱伝導性充填剤:(B)成分中10〜40質量%、
(B−II)平均粒径0.1μm以上5.0μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%、及び
(B−III)平均粒径5.0μm以上100μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%
[熱伝導性シリコーン組成物シリコーン組成物]
本発明の組成物は、下記(A)〜(C)成分を含有する熱伝導率が1W/mK以上である熱伝導性シリコーン組成物である。
(A)下記一般式(1)
R1 aSiO(4-a)/2 (1)
(式中、R1は独立に炭素数1〜18の飽和又は不飽和の1価炭化水素基、及び炭素数1〜6のアルコキシ基の群の中から選択される1種又は2種以上の基、aは1.8≦a≦2.2である。)
で表される25℃における粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサンである。
(B)成分の熱伝導性充填剤の平均粒径は0.1〜150μmであり、10〜130μmが好ましい。平均粒径が0.1μmより小さいと、得られるシリコーン組成物の粘度が高くなりすぎて扱いにくい物になり、熱伝導率も向上しない。また、150μmより大きいと、得られるシリコーン組成物が不均一になる。なお、平均粒径は、体積基準の累積平均径であって、レーザー回析錯乱法で測定され、例えば、レーザー回折・散乱式粒度分布測定機マイクロトラックMT3300EX等により測定できる(以下、同じ)。
(B−I)平均粒径100〜150μmの熱伝導性充填剤:(B)成分中10〜40質量%、好ましくは15〜35質量%、
(B−II)平均粒径0.1μm以上5.0μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%、好ましくは25〜50質量%、及び
(B−III)平均粒径5.0μm以上100μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%、好ましくは30〜60質量%、
を含むことが好ましい。
(B−II)が、平均粒径0.1μm以上5.0μm未満の酸化亜鉛粉末、水酸化アルミニウム粉末及びアルミナ粉末から選ばれる粉末、
(B−III)が、平均粒径5.0μm以上100μm未満の水酸化アルミニウム粉末及び/又はアルミナ粉末であることが好ましい。
これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。微粉末が20質量%未満でも60質量%を超えても、得られる組成物の粘度が高くなり扱い難くなるおそれがある。
これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。平均粒径5.0μm以上100μm未満の粉末が、20質量%未満でも60質量%超えても得られる組成物の粘度が高くなり扱い難くなるおそれがある。
(C)成分の有機過酸化物は、本発明の熱伝導性シリコーン組成物の耐ズレ性能に大きく寄与する。一般的にペースト状の放熱材料は、発熱部位と放熱部材の間に配置されるが、発熱部位が動作するときは熱により放熱材料は膨張し、動作が止まると冷却するので収縮する。この発熱、冷却の繰り返しによる材料の膨張、収縮がズレの原因になる。有機過酸化物を含有すると発熱部位の発熱温度により、有機過酸化物が分解し、フリーラジカル反応を起こすことで緩やかに硬化し、耐ズレ性が飛躍的に向上する。
本発明の熱伝導性シリコーン組成物を製造するには、上記各成分をトリミックス、ツウィンミックス、プラネタリミキサー(いずれも井上製作所(株)製混合機の登録商標)、ウルトラミキサー(みずほ工業(株)製混合機の登録商標)、ハイビスディスパーミックス(特殊機化工業(株)製混合機の登録商標)等の混合機にて30分〜4時間混合する。必要ならば50〜150℃に加熱してもよい。但し、加熱する場合は成分(C)を除いて加熱混合し、冷却後成分(C)を添加、再度撹拌すればよい。
(A)下記一般式(1)
R1 aSiO(4-a)/2 (1)
(式中、R1は炭素数1〜18の飽和又は不飽和の1価炭化水素基、及び炭素数1〜6のアルコキシ基の群の中から選択される1種又は2種以上の基、aは1.8≦a≦2.2である。)
で表される25℃における粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)平均粒径0.1〜150μmの熱伝導性充填剤:300〜4,000質量部、及び
(C)10時間半減期温度が60〜130℃である有機過酸化物:0.1〜10質量部。
(B−I)平均粒径100〜150μmの熱伝導性充填剤:(B)成分中10〜40質量%、好ましくは15〜35質量%、
(B−II)平均粒径0.1μm以上5.0μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%、好ましくは25〜50質量%、及び
(B−III)平均粒径5.0μm以上100μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%、好ましくは30〜60質量%、
(B−II)が、平均粒径0.1μm以上5.0μm未満の酸化亜鉛粉末、水酸化アルミニウム粉末及びアルミナ粉末から選ばれる粉末、
(B−III)が、平均粒径5.0μm以上100μm未満の水酸化アルミニウム粉末及び/又はアルミナ粉末であることが好ましい。
熱伝導性シリコーン組成物の硬化物(以下、硬化物と訳す場合がある)の25℃におけるずり弾性率は、5,000〜300,000Paであり、10,000〜200,000Paが好ましく、15,000〜100,000Paがより好ましい。このずり弾性率が5,000Paより小さいと、熱伝導性シリコーン硬化物が熱衝撃等によりずれてしまい(ポンプアウト現象)、300,000Paより大きいと、発熱性電子素子の動作時に発生する反りに追随できず所望の放熱特性及び信頼性が得られなくなる。なお、ずり弾性率の測定方法は、ISO6721−10の規定に準拠した測定方法である。(B)成分の量、特定の(C)成分の選択、(C)成分の量を調整することにより、本発明の硬化物が上記ずり弾性率を有することができる。
電子装置は、発熱性電子部品とアルミダイキャスト等の放熱部材からなる筐体が好ましく、発熱性電子部品と放熱部材との間に、上記硬化物が配置されたものである。硬化物の厚みは100μm〜2.0mmが好ましく、放熱性の観点から、100μm〜1.0mmが好ましい。
発熱性電子部品と放熱部材との間に、上記熱伝導性シリコーン組成物の硬化物が配置された電子装置は、発熱性電子部品と放熱部材との間に、上記熱伝導性シリコーン組成物からなる層を介在させ、このシリコーン層を加熱又は発熱性電子部品から発生する熱により、上記熱伝導性シリコーン組成物を硬化させる工程を含む製造方法で製造することができる。具体的には、上記熱伝導性シリコーン組成物を、例えば市販されているシリンジやカートリッジに詰めて、基板上の発熱性電子部品上に塗布し、エレクトロニックコントロールユニットの筐体の一部であるアルミダイキャストを被せ固定すればよい。この時の熱伝導性シリコーン組成物層の厚みは100μm〜2.0mmが好ましく、放熱性の観点から、100μm〜1.0mmが好ましい。熱伝導性シリコーン組成物を電子部品上に塗布した後、積極的に加熱して硬化させてもよいし、電子部品の稼動の際の発熱により硬化させてもよい
〔熱伝導率〕
熱伝導率は、京都電子工業株式会社製のTPS−2500Sにより、いずれも25℃において測定した。
〔平均粒径測定〕
平均粒径測定は、日機装株式会社製の粒度分析計であるマイクロトラックMT3300EXにより測定した体積基準の累積平均径である。
〔ズレ性〕
1mmのスペーサーを設け、2枚のスライドガラス板の間に、直径1.5cmの円状になるように熱伝導性シリコーン組成物を挟みこみ、この試験片を地面に対し90度傾くように、−40℃と125℃(各30分)を交互に繰り返すようにセットされたエスペック株式会社製の熱衝撃試験機(型番:TSE−11−A)の中に配置し、500サイクル試験を行った。500サイクル後、熱伝導性シリコーン組成物が元の場所からどのくらいズレたかを測定した。
<基準>
1mm以下であれば耐ズレ性は優れているといえる。
〔ズレ試験後外観〕
上記500サイクル後の熱伝導性シリコーン組成物の状態を観察した。
熱伝導性シリコーン組成物中、ボイド、ひび割れが無い状態を○、ボイドやひび割れがあった状態を×と評価した。
〔初期粘度〕
粘度は、25℃にてマルコム社のマルコム粘度計(タイプPC−10AA)にて測定を行った。
〔経時後粘度〕
100mLのプラスチック密閉容器に空気が入らないように熱伝導性シリコーン組成物を入れて栓をし、40℃で1ヶ月放置した。その後25℃に冷却し、再度マルコム粘度計(タイプPC−10AA)にて粘度を測定した。
〔粘度保存安定性〕
初期粘度に比べ経時後粘度が2倍以内なら○とし、2倍を超えた場合×とした。
ISO6721−10の規定に準拠して、粘弾性測定装置(レオメトリック・サイエンティフィック社製、タイプRDAIII使用)を使用し、直径2.5cmの2枚のパラレルプレートを用いた(熱伝導性シリコーン組成物の厚みは2mmに設定)。測定は、まず室温から5℃/分で125℃まで昇温し、125℃になってから2時間その温度を保持し熱伝導性シリコーン組成物を完全に硬化させた。その後、25℃まで冷却し、硬化後の熱伝導性シリコーン組成物のずり弾性率を測定した(周波数:1.0Rad/sec、ストレイン(変位):10%に設定)。
<試験片の作製>
10mm角のシリコンプレート及びニッケルプレートに熱伝導性シリコーン組成物を挟み込み、140kPaの圧力を掛けながら125℃のオーブンにて90分間加熱硬化させた。
<熱抵抗測定方法>
上記のように作製した試験片の熱抵抗値をレーザーフラッシュ法にて測定し、その測定値を初期値とした。その後、その試験片を−40℃で30分間と+125℃で30分間の温度サイクルを繰り返す熱衝撃試験機内に入れ、500サイクル後、及び1,000サイクル後の試験片の熱抵抗を初期値と同様にして測定した。
表1,2に示すように各成分をプラネタリミキサーに仕込み(表中の数字はgを示す)、熱伝導性シリコーン組成物を製造した。即ち、成分(A)及び成分(B)をプラネタリーミキサーに仕込み、150℃にて2時間撹拌混合を行った。その後40℃以下に冷却し、成分(C)を添加し、さらに30分間混合して、熱伝導性シリコーン組成物を得た。得られた組成物を用いて上述した各種試験を行った。結果を表1,2に併記する。なお、使用した成分(A)〜(C)は、下記に示す通りである。
(A−1)
両末端にビニル基を有する、直鎖状の25℃における粘度が600mm2/sのジメチルポリシロキサン。
(A−2)
両末端にビニル基を有する、直鎖状の25℃における粘度が30,000mm2/sのジメチルポリシロキサン。
(A−3)
片末端加水分解性オルガノポリシロキサン
(B−1)アルミナ粉末(平均粒径:110μm):(B−I)
(B−2)アルミナ粉末(平均粒径:140μm):(B−I)
(B−3)酸化亜鉛粉末(平均粒径:1.0μm):(B−II)
(B−4)水酸化アルミニム粉末(平均粒径:2.5μm):(B−II)
(B−5)アルミナ粉末(平均粒径:1.5μm):(B−II)
(B−6)アルミナ粉末(平均粒径:10μm):(B−III)
(B−7)アルミナ粉末(平均粒径:45μm):(B−III)
(B−8)アルミナ粉末(平均粒径:70μm):(B−III)
(B−9)水酸化アルミニウム(平均粒径9μm):(B−III)
(C−1)1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン;10時間半減期温度90.7℃
(C−2)2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン;10時間半減期温度117.9℃
(C−3)t−ブチルパーオキシネオヘプタノエート;10時間半減期温度50.6℃(比較品)
(C−4)1,1,3,3−テトラメチルブチルハイドロパーオキサイド;10時間半減期温度152.9℃(比較品)
Claims (10)
- (A)下記一般式(1)
R1 aSiO(4-a)/2 (1)
(式中、R1は独立に炭素数1〜18の飽和又は不飽和の1価炭化水素基、及び炭素数1〜6のアルコキシ基の群の中から選択される1種又は2種以上の基、aは1.8≦a≦2.2である。)
で表される25℃における粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)下記
(B−I)平均粒径100〜150μmの熱伝導性充填剤:(B)成分中10〜40質量%と、
(B−II)平均粒径0.1μm以上5.0μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%と、
(B−III)平均粒径5.0μm以上100μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%
とを含む、平均粒径0.1〜150μmの熱伝導性充填剤:300〜4,000質量部、及び
(C)ジラウロイルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、ジ(4−メチルベンゾイル)パーオキサイド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−2−メチルシクロヘキサン、1,1−ジ(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、2,2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタン、ジ(2−t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及び2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3から選ばれる1種以上:0.1〜10質量部を含有し、熱伝導率が1W/mK以上の熱伝導性シリコーン組成物であって、その硬化物の25℃におけるずり弾性率が5,000〜300,000Paである熱伝導性シリコーン組成物。 - (A)成分が、ケイ素原子に結合したアルケニル基を1分子中に少なくとも1個有するオルガノポリシロキサン又はこれを含むオルガノポリシロキサンである請求項1記載の熱伝導性シリコーン組成物。
- (B−I)成分が平均粒径100〜150μmのアルミナ粉末である請求項1〜3のいずれか1項記載の熱伝導性シリコーン組成物。
- (B−I)が、平均粒径100〜150μmのアルミナ粉末、
(B−II)が、平均粒径0.1μm以上5.0μm未満の酸化亜鉛粉末、水酸化アルミニウム粉末及びアルミナ粉末から選ばれる粉末、
(B−III)が、平均粒径5.0μm以上100μm未満の水酸化アルミニウム粉末及び/又はアルミナ粉末
である請求項4記載の熱伝導性シリコーン組成物。 - (C)成分が、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、2,2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタン及び2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンから選ばれる1種以上である請求項1〜5のいずれか1項記載の熱伝導性シリコーン組成物。
- 25℃におけるずり弾性率が5,000〜300,000Paであり、熱伝導率が1W/mK以上である、請求項1〜6のいずれか1項記載の熱伝導性シリコーン組成物の硬化物。
- 発熱性電子部品と放熱部材との間に、請求項7記載の硬化物が配置された電子装置。
- 発熱性電子部品と放熱部材との間に、請求項1〜6のいずれか1項記載の熱伝導性シリコーン組成物からなる層を介在させ、このシリコーン層を加熱又は発熱性電子部品から発生する熱により、上記熱伝導性シリコーン組成物を硬化させる工程を含む、発熱性電子部品と放熱部材との間に、上記熱伝導性シリコーン組成物の硬化物が配置された電子装置の製造方法。
- 下記(A)、(B)及び(C)成分を混合する工程を含む、熱伝導率が1W/mK以上の熱伝導性シリコーン組成物であって、その硬化物の25℃におけるずり弾性率が5,000〜300,000Paである熱伝導性シリコーン組成物の製造方法。
(A)下記一般式(1)
R1 aSiO(4-a)/2 (1)
(式中、R1は炭素数1〜18の飽和又は不飽和の1価炭化水素基、及び炭素数1〜6のアルコキシ基の群の中から選択される1種又は2種以上の基、aは1.8≦a≦2.2である。)
で表される25℃における粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)下記
(B−I)平均粒径100〜150μmの熱伝導性充填剤:(B)成分中10〜40質量%と、
(B−II)平均粒径0.1μm以上5.0μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%と、
(B−III)平均粒径5.0μm以上100μm未満の熱伝導性充填剤:(B)成分中20〜60質量%
とを含む、平均粒径0.1〜150μmの熱伝導性充填剤:300〜4,000質量部、
(C)ジラウロイルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、ジ(4−メチルベンゾイル)パーオキサイド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−2−メチルシクロヘキサン、1,1−ジ(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、2,2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタン、ジ(2−t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及び2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3から選ばれる1種以上:0.1〜10質量部
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