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JP6958910B2 - 通信装置、リンク制御方法、およびプログラム - Google Patents
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本発明はファイバーチャネル(Fibre Channel)通信の通信装置、リンク制御方法、およびプログラムに関する。
装置間の通信方式の1つとして、ファイバーチャネル通信が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献2には、ファイバーチャネル通信において、オートネゴシエーションにより通信装置間で最大な転送レートでのリンクを確立する技術が開示されている。
特開2002−359661号公報 特開2000−124913号公報
ところで、オートネゴシエーションによって転送レートを決定する場合、双方の通信装置の転送レートの設定変更のタイミングによっては、最大の転送レートでのリンクを確立できない可能性がある。
例えば、通信装置Aと通信装置Bがファイバーチャネル通信の転送レートとして、それぞれ8GByte、4GByte、および2Gbyteが設定可能である場合について説明する。通信装置Aが8GByte設定でのネゴシエーションを行っているときに、通信装置Bが転送レートの設定中であると、同期が取れずにリンクダウンとなる。これに応じて、通信装置Aは転送レートを4Gbyteに変更することとなる。その後、通信装置Bは転送レートの設定を終え、転送レートが8Gbyteに設定されると、転送レートの不一致によりリンクダウンとなる。これに応じて、通信装置Bは転送レートを4Gbyteに変更することになり、両者の転送レートが4Gbyteでリンクアップする。この場合、通信装置Aと通信装置Bは8GByteの転送レートで接続可能にも関わらず、4GByteの転送レートで接続されることとなる。すなわち、上記の場合には、通信装置Aと通信装置Bとは最大の転送レートでのリンクを確立できない。
特許文献2に記載の手法は、低い転送レートから徐々に転送レートを上げていくことで、最大の転送レートでのリンクを確立を試みるものである。しかしながら、特許文献2に記載の手法においても、ネゴシエーション用の信号の受信に失敗すると、最大の転送レートでのリンクを確立できない可能性がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する通信装置、リンク制御方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、通信装置は、FC−1層のオーダードセットによる相手装置とのファイバーチャネル通信のリンクアップ後に、FC−2層のリンクサービスによって前記相手装置において設定可能な複数の転送レートを示すレート通知を前記相手装置から受信する通知受信部と、前記レート通知が示す複数の転送レートと、前記通信装置において設定可能な複数の転送レートとにおいて共通する最大の転送レートを特定するレート特定部とを備える。
本発明の第2の態様によれば、リンク制御方法は、通信装置のリンク制御方法であって、前記通信装置と相手装置とのFC−1層のオーダードセットによるファイバーチャネル通信のリンクアップ後に、FC−2層のリンクサービスによって前記相手装置において設定可能な複数の転送レートを示すレート通知を前記相手装置から受信するステップと、前記レート通知が示す複数の転送レートと、前記通信装置において設定可能な複数の転送レートとにおいて共通する最大の転送レートを特定するステップとを備える。
本発明の第3の態様によれば、プログラムは、通信装置のコンピュータを、FC−1層のオーダードセットによる相手装置とのファイバーチャネル通信のリンクアップ後に、FC−2層のリンクサービスによって前記相手装置において設定可能な複数の転送レートを示すレート通知を前記相手装置から受信する通知受信部、前記レート通知が示す複数の転送レートと、前記通信装置において設定可能な複数の転送レートとにおいて共通する最大の転送レートを特定するレート特定部として機能させる。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、通信装置は、利用可能な最大の転送レートを特定することができる。
第1の実施形態に係るファイバーチャネルシステムの構成を示す概略図である。 第1の実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る通信装置の接続処理を示すフローチャートである。 通信装置の基本構成を示す概略ブロック図である。
図1は、第1の実施形態に係るファイバーチャネルシステムの構成を示す概略図である。
ファイバーチャネルシステム1は、光ファイバーケーブルCで接続された2つの通信装置100を備える。すなわち、第1の実施形態に係るファイバーチャネルシステム1のトポロジーは、FC−P2P(Fibre Channel Point-to-Point)である。なお、他の実施形態に係るファイバーチャネルシステム1のトポロジーは、FC−AL(Fibre Channel Arbitrated Loop)またはファブリックであってよい。
図2は、第1の実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図である。
通信装置100は、プロセッサ110、FC_LSI120(Fibre Channel Large Scale Integrated Circuit)、メインメモリ130、ストレージ140、入出力インタフェース150、SFP160(Small Form Factor Pluggable)を備える。FC_LSI120は、ファイバーチャネル通信を実現するためのトランシーバ回路である。SFP160は、光ファイバーケーブルCを通信装置100に接続するための通信インタフェースである。
ストレージ140には、プロセッサ110によってFC_LSI120を制御するためのプログラムが記憶されている。プロセッサ110は、プログラムをストレージ140から読み出してメインメモリ130に展開し、当該プログラムに従ってFC_LSI120を制御するための処理を実行する。
プログラムは、通信装置100に発揮させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、プログラムは、ストレージ140に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせによって機能を発揮させるものであってもよい。なお、他の実施形態においては、通信装置100は、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)などのカスタムLSIを備えてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。この場合、プロセッサ110によって実現される機能の一部または全部が当該集積回路によって実現されてよい。
ストレージ140の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ140は、通信装置100のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、入出力インタフェース150または通信回線を介して通信装置100に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によって通信装置100に配信される場合、配信を受けた通信装置100が当該プログラムをメインメモリ130に展開し、上記処理を実行してもよい。ストレージ140は、一時的でない有形の記憶媒体の一例である。
また、当該プログラムは、通信装置100に実行させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、通信装置100に実行させる機能をストレージ140に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
プロセッサ110は、プログラムを実行することで、リンク部111、ログイン部112、レート判定部113、通知送信部114、通知受信部115、レート特定部116、初期化部117、マッピング部118として機能する。
リンク部111は、ファイバーチャネル通信において規定されたリンクの確立制御を実行する。すなわち、リンク部111は、SFP160に光ファイバーケーブルCが接続されたときに、FC−1層のオーダードセットによって、接続先の通信装置100(以下、相手装置という)との同期、速度ネゴシエーション、およびリンクの初期化を行う。
ログイン部112は、リンク部111によるリンクの確立後、ファイバーチャネル通信において規定されたログイン制御を実行する。すなわち、ログイン部112は、FC−2層のリンクサービスであるFLOGI(Fabric Login)およびPLOGI(Port Login)を行う。
レート判定部113は、FC_LSI120に設定可能な1または複数の転送レートおよびSFP160に設定可能な1または複数の転送レートに基づいて、通信装置100に設定可能な1または複数の転送レートを判定する。例えば、レート判定部113は、FC_LSI120に設定可能な1または複数の転送レートおよびSFP160に設定可能な1または複数の転送レートの共通項を、通信装置100に設定可能な1または複数の転送レートとして判定する。
通知送信部114は、レート判定部113が判定した1または複数の転送レートを示すレート通知を、FC−2層のリンクサービス(以下、通知リンクサービスという)によって、相手装置に送信する。
通知受信部115は、通知リンクサービスによって、相手装置からレート通知を受信する。
レート特定部116は、通知受信部115が受信したレート通知が示す1または複数の転送レートと、レート判定部113が判定した1または複数の転送レートとに基づいて、相手装置との通信に利用可能な最大の転送レートを特定する。すなわち、例えば、レート特定部116は、通知受信部115が受信したレート通知が示す1または複数の転送レートと、レート判定部113が判定した1または複数の転送レートとの共通項のうち最大の転送レートを、相手装置との通信に利用可能な最大の転送レートと特定する。
初期化部117は、レート特定部116が特定した転送レートに基づいて相手装置とのファイバーチャネル通信のリンクを初期化する。すなわち初期化部117は、FC−1層のオーダードセットによって、特定した転送レートによる相手装置との速度ネゴシエーション、およびリンクの初期化を行う。
マッピング部118は、FC−4層のPRLI(Process Login)によって、上位プロトコルに係るパラメータの情報を相手装置に通知する。
図3は、第1の実施形態に係る通信装置の接続処理を示すフローチャートである。
SFP160に光ファイバーケーブルCが接続されると、レート判定部113は、通信装置100に設定可能な1または複数の転送レートを判定する(ステップS1)。次に、通知送信部114は、レート判定部113が判定した1または複数の転送レートを示すレート通知を送信するための通知リンクサービスを生成する(ステップS2)。
リンク部111は、FC−1層のオーダードセットによって、相手装置の同期、速度ネゴシエーション、およびリンクの初期化を行う(ステップS3)。この時点では、リンク部111は、相手装置との通信に利用可能な最大の転送レートが未知であるため、オートネゴシエーションにより、転送レートを決定する。ログイン部112は、ステップS3によるリンクの確立後、FLOGIおよびPLOGIを行う(ステップS4)。
通知送信部114は、ステップS4によるPLOGIの終了後、ステップS2で生成した通知リンクサービスによりレート通知を相手装置に送信する。また通知受信部115は、相手装置から通知リンクサービスによりレート通知を受信する(ステップS5)。レート特定部116は、ステップS5で相手装置から受信したレート通知が示す1または複数の転送レートと、ステップS1で判定した1または複数の転送レートとに基づいて、相手装置との通信に利用可能な最大の転送レートを特定する(ステップS6)。レート特定部116は、現在のリンクにおいて設定された転送レートが、特定した最大の転送レートと一致するか否かを判定する(ステップS7)。
現在の転送レートとステップS6で特定した最大の転送レートとが異なる場合(ステップS7:NO)、初期化部117は、FC−1層のオーダードセットによって、ステップS6で特定した最大の転送レートに基づく速度ネゴシエーションを行い、リンクを初期化する(ステップS8)。そして、通信装置100は、処理をステップS4に戻す。
他方、現在の転送レートとステップS6で特定した最大の転送レートとが一致する場合(ステップS7:YES)、マッピング部118は、FC−4層のPRLIを実行する(ステップS9)。これにより、通信装置100は、接続処理を終了する。
このように、第1の実施形態に係る通信装置100は、相手装置とのリンクアップ後に、相手装置からレート通知を受信し、レート通知と通信装置100において設定可能な1または複数の転送レートとにおいて共通する最大の転送レートを特定する。これにより、通信装置100は、利用可能な最大の転送レートを特定することができる。
また、第1の実施形態に係る通信装置100は、特定した転送レートによって相手装置とのリンクを初期化する。これにより、通信装置100は、利用可能な最大の転送レートでのリンクを確立することができる。なお、他の実施形態においては、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る通信装置100は、最大の転送レートでの再初期化を行わずに、利用可能な最大の転送レートを利用者に通知してもよい。また他の実施形態に係る通信装置100は、リンクの転送レートが利用可能な最大の転送レートであるか否かを利用者に通知してもよい。
また、第1の実施形態に係る通信装置100は、ファイバーチャネル通信のPRLIの実施前に、最大の転送レートによってリンクを初期化する。PRLIの実施後にリンクを初期化する場合、双方の通信装置100がSCSI(Small Computer System Interface)コマンドを発行することによりパス認識してしまう可能性がある。この場合、その後のリンクの再初期化によるリンクダウンで、双方の通信装置100が一時的にパス消失状態になる可能性がある。そのため、第1の実施形態によれば、PRLIの実施前にリンクを初期化することで、パス消失と認識されることを防ぐことができる。
また、第1の実施形態に係る通信装置100は、ファイバーチャネル通信のリンクサービスによってレート通知を送受信する。なお、他の実施形態においては、これに限られない。例えば他の実施形態に係る通信装置100は、レート通知を搭載した新規のプリミティブによって、レート通知を送受信してもよい。
また、第1の実施形態に係る通信装置100は、PLOGIの実施の後に通知リンクサービスを用いてレート通知の送受信を行う。なお、他の実施形態においては、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る通信装置100は、通知リンクサービスを生成せず、FLOGIまたはPLOGIのペイロード内のvendor specific領域にレート通知を設定することで、レート通知を送受信してもよい。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
《基本構成》
図4は、通信装置の基本構成を示す概略ブロック図である。
上述した実施形態では、通信装置の一実施形態として図2に示す構成について説明したが、通信装置の基本構成は、図4に示すとおりである。
すなわち、通信装置300は、通知受信部301およびレート特定部302を基本構成とする。
通知受信部301は、相手装置とのファイバーチャネル通信のリンクアップ後に、相手装置において設定可能な1または複数の転送レートを示すレート通知を相手装置から受信する。
レート特定部302は、レート通知が示す1または複数の転送レートと、通信装置300において設定可能な1または複数の転送レートとにおいて共通する最大の転送レートを特定する。
これにより、通信装置300は、利用可能な最大の転送レートを特定することができる。
1 ファイバーチャネルシステム
100 通信装置
110 プロセッサ
120 FC_LSI
130 メインメモリ
140 ストレージ
150 入出力インタフェース
160 SFP
111 リンク部
112 ログイン部
113 レート判定部
114 通知送信部
115 通知受信部
116 レート特定部
117 初期化部
118 マッピング部
C 光ファイバーケーブル

Claims (7)

  1. 通信装置であって、
    FC−1層のオーダードセットによる相手装置とのファイバーチャネル通信のリンクアップ後に、FC−2層のリンクサービスによって前記相手装置において設定可能な複数の転送レートを示すレート通知を前記相手装置から受信する通知受信部と、
    前記レート通知が示す複数の転送レートと、前記通信装置において設定可能な複数の転送レートとにおいて共通する最大の転送レートを特定するレート特定部と
    を備える通信装置。
  2. FC−1層のオーダードセットで、特定した前記転送レートによって前記相手装置とのファイバーチャネル通信のリンクを初期化する初期化部
    をさらに備える請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記初期化部は、ファイバーチャネル通信のPRLIの実施の前に、前記リンクを初期化する
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置において設定可能な複数の転送レートを示すレート通知をFC−2層のリンクサービスによって前記相手装置に送信する通知送信部をさらに備える
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記レート通知は、ファイバーチャネル通信のPLOGIの実施の後に伝送される
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 通信装置のリンク制御方法であって、
    前記通信装置と相手装置とのFC−1層のオーダードセットによるファイバーチャネル通信のリンクアップ後に、FC−2層のリンクサービスによって前記相手装置において設定可能な複数の転送レートを示すレート通知を前記相手装置から受信するステップと、
    前記レート通知が示す複数の転送レートと、前記通信装置において設定可能な複数の転送レートとにおいて共通する最大の転送レートを特定するステップと
    を備えるリンク制御方法。
  7. 通信装置のコンピュータを、
    FC−1層のオーダードセットによる相手装置とのファイバーチャネル通信のリンクアップ後に、FC−2層のリンクサービスによって前記相手装置において設定可能な複数の転送レートを示すレート通知を前記相手装置から受信する通知受信部、
    前記レート通知が示す複数の転送レートと、前記通信装置において設定可能な複数の転送レートとにおいて共通する最大の転送レートを特定するレート特定部
    として機能させるためのプログラム。
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