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JP6966122B2 - ベルト枠取付用機能拡張部材 - Google Patents
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JP6966122B2 - ベルト枠取付用機能拡張部材 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルトに連結するバックル、或いはベルトを通しベルトの長さを調節する金具などの環状の枠を利用して、さらにはベルトをも利用して、ベルトに通すことなくフックなどの機能拡張部をベルト周辺に簡単に着脱可能に増設できる、ベルト枠取付用機能拡張部材に関する。
テープと呼ばれることもあるベルトを備えるバッグ、バックパック、リュックなどの荷物入れに、両手に自由を確保するため、手荷物を一時的に係止するフックを付加する技術がある。
例えば、特許文献1には、ベルトの長さの調節や固定にも利用でき、傘や軽荷物、携帯電話やアクセサリーなどの係止と、両者を兼ね備えたファッション性にも富む、送りカンであって、
ウェストポーチのベルト8の長さの調節及び固定に利用される日の字形状でベルト8の上を横方向に移動さすことができる送りカン1において、
該送りカン1の上枠4の裏側面にはズボンフック6と、下枠5の表側面に携帯フック7を設けてなる。
しかしながら、特許文献1の送りカンは、ベルト8にズボンフック6で掛止されているだけ(図1−図3)で、ぶつかるなどの衝撃で簡単に脱離してしまう。或いは、図4−図9は、送りカンにフックを一体的に備えるものであり、ベルトに通すため脱落はしないが、装着が煩雑である。
実用新案登録第3169321号公報
そこで、本発明はベルトに連結するバックル、或いはベルトを通しベルトの長さを調節する金具などの環状の枠を利用して、さらにはベルトをも利用して、ベルトに通すことなくフックなどの機能拡張部をベルト周辺に簡単に着脱可能に増設できる、ベルト枠取付用機能拡張部材を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、
(1)
ベルトに連結する枠或いはベルトを通す環状の枠に直接的に接触して装着され、
又は前記枠を覆うベルトを介して前記枠に間接的に装着され、
機能拡張部を備えてなり、
前記装着が、
装着時の部材の変形が元の形状に戻ろうとする作用によって発生する摩擦力で、
又は/及び
装着時の部材の変形が元の形状に戻ろうとする作用による咬合で、
さらに、
前記枠又は前記枠を覆うベルトに対して複数の面で接し、前記枠と前記ベルトで挟持されつつ、前記枠に非回転で保持されることを特徴とするベルト枠取付用機能拡張部材。
(2)
さらに、前記枠と前記ベルト枠取付用機能拡張部材とで、前記ベルトを挟持することを特徴とする請求項1に記載のベルト枠取付用機能拡張部材。
(3)
使用時の前記ベルトの張力により、前記ベルト枠取付用機能拡張部材がより強く挟持され脱落しにくくなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベルト枠取付用機能拡張部材。
(4)
前記機能拡張部は、物を係止、或いは取り付けする部分で、穴、ピン、橋、ピンを立設した橋、鈎、リング、コの字挟持体及びバックルの内いずれか1種、又は2種以上であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のベルト枠取付用機能拡張部材。
の構成とした。
また、図面も考慮すれば、本件出願には以下の内容が記載されている。
1)
ベルトに連結する枠或いはベルトを通す環状の枠に直接的に接触して装着され、
又は前記枠を覆うベルトを介して前記枠に間接的に装着され、
機能拡張部を備えてなり、
前記装着が、
装着時の部材の変形が元の形状に戻ろうとする作用によって発生する摩擦力で、
又は/及び
装着時の部材の変形が元の形状に戻ろうとする作用による咬合で、
さらに、
前記枠又は前記枠を覆うベルトに対して複数の面で接し保持されることを特徴とするベルト枠取付用機能拡張部材。
2)
前記保持を、
前記ベルトの面方向に回動可能の保持(図2)としたこと、
又は、
前記枠と前記ベルトで挟持されつつ、或いはい前記枠又は前記ベルトを挟持しつつ、非回動の保持としたこと、
を特徴とする1)に記載のベルト枠取付用機能拡張部材。
なお、「挟持」とは、ベルト枠取付用機能拡張部材の取り付け場所から脱落を抑制する作用で、ベルト枠取付用機能拡張部が枠及び/又はベルトで挟まれ、或いは枠又はベルトを挟んで回動しない位置固定のもののほかに、図2のように、回動抵抗が増すものの、回動可能で位置固定しないものも含む概念である。
本発明のベルト枠取付用機能拡張部材は、一体成型で製造したり、既成のベルト等に取り付けやすくするために、複数の部材に分割した部材群とすることもできる。また、本発明は、金属、樹脂、木材、織物,皮革またはセラミックなどの組み合わせで構成され、材料によって限定されるものではない。
本発明のベルト枠取付用機能拡張部材の製造方法についても,射出成型、切削・研削加工、鋳造、プレス加工、塑性加工、焼結加工,放電加工、または3Dプリンター等による積層造形と呼ばれる熱溶解積層法、光造形法、粉末法、インクジェット法、シート積層法などが利用でき、その製造方法によって限定されるものではない。
本発明では、ベルト枠取付用機能拡張部材の装着には、摩擦や咬合を基本原理として活用している。これらの基本原理は、装着されて相対的な位置関係が保持された両接触面の凹凸の位置的な変動周期(空間周波数の逆数)の大小により理解と表現が異なる。その変動周期が長い(空間周波数が低い)場合,「咬合で保持されている」と理解され、その変動周期が短い(空間周波数が高い)場合、「摩擦力で保持されている」と理解されることが多い。
また,接触面の凹凸の深さについても同様で、深い場合は「咬合で保持されている」と理解され、浅い場合、「摩擦力で保持されている」と理解されることが多い。
その両方というように、本質的に共通した機械的な作用で,ベルト枠取付用機能拡張部材と枠の相対的な位置関係が保持される原理を用いている。
本発明は、上記構成であるので以下の効果を発揮する。金属、樹脂、木材、セラミックまたはその他の材料で作られている枠状部材であるベルトのバックル、スライダーバックル、ラダーロック、トライグライト、テープアダプター、リングフック、カン、例えばDカン、コキカン、ナスカン、トライリング、丸カン、小カン、角カン、月カン、板送り等を含む長さ調節金具(アジャスター)などの環状の枠を利用して、さらにはベルトをも利用して、ベルトに掛けるだけでなく、またベルトに通す必要がなく、既存の枠を利用して、フックなどの機能拡張部をベルト周辺に簡単に着脱可能に増設できる。
本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第一の実施形態の説明図であり、(A)が斜視図、(B)が使用状態の平面写真、(C)が使用状態の側面写真である。 本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第二の実施形態の説明図であり、(A)が斜視図、(B)が使用状態の平面写真、(C)が使用状態の側面写真である。 本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第三の実施形態の説明図であり、(A)が斜視図、(B)が使用状態の斜視写真、(C)が使用状態の側面写真である。 本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第四の実施形態の説明図であり、(A)が斜視図、(B)が使用状態の側面斜視写真である。 本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第五の実施形態の説明図であり、(A)が平面写真、(B)が側面写真、(C)が底面写真である。 本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第五の実施形態の説明図であり、(A)が一部部品の側面写真、(B)がベルト枠に取り付けた状態の側面写真、(C)が使用状態の平面写真である。 本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第六の実施形態の説明図であり、(A)が斜視図、(B)が使用状態の側面写真である。 本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第七の実施形態の説明斜視図である。 本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第八の実施形態の説明図であり、(A)が斜視図、(B)が使用状態の側面写真である。 本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第九の実施形態の説明図であり、(A)が分解状態、(B)が組み立て途中、(C)がベルト枠への装着状態、(D)がペットボトルを係止した使用状態写真である。 本発明であるベルト枠取付用機能拡張部材の第十の実施形態の説明図であり、(A)が斜視写真、(B)が使用状態の斜視写真である。
以下、添付の図面を参照し、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
図1(A)に示す、本発明の第一実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材11は、本体12と、本体12に連設する挟持部13とからなる。
本体12は、枠12aと枠12aに穿設した穴12bとからなる。挟持部13は、本体の枠12aに連設した第一突起13aと第二突起13bと、それらの間に形成されたスペース13cとからなる。第一突起13aにはスペース13c側に突部を備える。
ベルト枠取付用機能拡張部材11は、図1(B)及び(C)に示すように、挟持部13が樹脂製アジャスター101の枠101aの内側から、枠101aの一辺を第一突起13aと第二突起13bで挟み、枠101aの一辺をスペース13cに位置させ、簡易に着脱可能に装着される。装着手段としては、咬合(嵌着、嵌合、係止、掛止などともいう)である。
さらに、枠101aと荷物入れなどに用いられる結束・固定用のベルト100に第一突起13aは挟まれ、位置固定される。加えて、突部13dがあることで挟持部13は枠101aから脱離しにくい。なお、枠にはベルトで覆われている枠も含まれる。
すなわち、ベルト枠取付用機能拡張部材11は、装着時の部材の変形が元の形状に戻ろうとする作用によって発生する摩擦力又は/及び機械的な引っ掛かりで保持される。その作用は、引っ張られた変形が元の形状に戻り縮もうとする作用、又は圧縮された変形が元の形状に戻り伸びようとする作用である。
ここでは、枠は、枠101aと枠101aに渡された軸101bとからなるアジャスター101の枠101aを利用する。ベルト100は、その一端が軸101bに輪状になって連結し、他端は枠101aの一辺の下から軸101bの上を通って、再び対向する辺の枠101aの下を通り、貫通し、ベルト100の長さが調整される。
本体12は、薄板で輪状の枠12aに穴12bが穿設されてなり、穴12bが機能拡張部を形成し、穴12b及び本体12の枠に物を係止することができる。
物としては、キーホルダー、メガネ、携帯、スマートフォン、工具などが例示できる。物は、物に備えられるフック、ストラップを介して機能拡張部に係止される。物は、機能拡張部に係止できれば、形状、大きさ、用途は限定されない。
機能拡張部は、物を係止、或いは取り付けする部分で、穴、ピン、橋、ピンを立設した橋、鈎、リング、コの字挟持体及びバックルなどが例示され、それらの内、1種或いは同時に複数を採用できる。それらは、本体に固定、着脱いずれでも構わない、さらに取り付け位置で回転してもよい。
荷物入れ等に用いられる結束・固定用のベルト100は、使用状態では荷物の重さで長手方向に引っ張られ、アジャスター101方向に強く押しつけられる。その押しつけ力により挟持部13の第一突起13aは押圧され、挟持部13に摩擦が生じ、挟持部13は位置決めされる。そして、挟持部13には、突部13dが突出しており、挟持部13の抜けを防止している。すなわち、突部13dは、抜け防止手段である。
挟持部は、ベルト100に連結或いはベルト100を通す環状の枠、例えばカン、トライグライトなどのアジャスター、バックルなど、に装着できれば、形状は限定されない。ベルト枠取付用機能拡張部材の抜け防止手段として、装着後、粘着、接着、溶接など、または磁石等の組み合わせで固定してもよく、固定方法によって限定されるものではない。
また、ヒモ、糸、ストリング(ガット)、ナイロン線などの補助具を用いてベルト100を取り囲み、挟持部に連結するなどして、ベルト枠取付用機能拡張部材の脱落や紛失を防止することができる。他の実施例でも同様である。
図2に示す、本発明の第二実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材21は、本体22と、本体22に連設する挟持部23とからなる。
本体22は枠22aと、枠22aに穿設した穴22bと、枠22aに渡された橋22cとからなる。
挟持部23は、本体の枠22aに連設した第一突起23aと第二突起23bと、それらの間に形成されたスペース23cとからなる。スペース23cは、枠103aを収納する形状に窪む。
枠22a及び穴22bが機能拡張部を形成する。さらに穴22bを跨ぐように半リング状の橋22cが第二の機能拡張部を形成する。
ベルト枠取付用機能拡張部材21は、図2(B)及び(C)に示すように、挟持部23がカン103の枠103aの内側から、枠103aの一辺に巻かれたベルト100ごと第一突起23aと第二突起23bで挟み、枠103aの一辺をスペース23cに位置させ、簡易に着脱可能に装着される。すなわち、挟持部23が枠103a及びベルト100を挟み込むことにより、挟持部23に押し広げられる変形が与えられ、挟持部23が元の形状に戻ろうとする作用により装着される。
さらに、第一突起23aは枠103aと荷物入れなどに用いられる結束・固定用のベルト100に挟まれ位置固定される。
ベルト枠取付用機能拡張部材21を、フック102とベルト100を連結するカン103部分に装着し、穴22b、又は/及び、橋22cに物が係止されるとその重さで第一突起23aがベルト100に一層強く押し当てられ、摩擦力が増し、挟持部23が一層抜けにくくなる。
図3に示す、本発明の第三実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材31は、本体32と、本体32に連設する左右の挟持部33とからなる。
本体32は、U字状の枠32aと、その間の空間32bと、枠32aに渡された橋32cとからなる。枠32a及び空間32bが第一の機能拡張部を形成し、橋32cが第二の機能拡張部を形成する。
左右の挟持部33は、それぞれ、U字状の枠32aの先端に穿設し、湾曲部33dと、湾曲部33dの間のスペース33cとからなる。
ベルト枠取付用機能拡張部材31は、図3(B)及び(C)に示すように、挟持部33が、カン103の枠103aの外側から、枠103aの一辺を湾曲部33dで囲み、スペース33cに位置させ、簡易に着脱可能に装着される。すなわち、挟持部33が枠103aを挟み込むことにより、挟持部33に押し広げられる変形が与えられ、挟持部33が元の形状に戻ろうとする作用により装着される。
さらに、湾曲部33dは枠103aと荷物入れなどに用いられる結束・固定用のベルト100に挟まれ位置固定される。
図4に示す、本発明の第四実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材41は、本体42と、本体42に連設する挟持部43とからなる。
本体42は、ドーナツ状の枠42aと、枠に穿設した穴42bと、枠42aに渡された橋42cとからなる。枠42a及び穴42bが第一の機能拡張部を形成し、橋42cが第二の機能拡張部を形成する。
挟持部43は、本体42に屈曲して連設する湾曲部43dと、湾曲部より延設されるホールド43gとからなる。本体42と湾曲部43dとホールド43gで囲まれたスペース43cが形成される。
他方、湾曲部43dの反スペース側は、窪み43eが形成され、さらに窪み43eには切込43fが複数穿設される。窪み43eは当接面となり、湾曲して枠を覆うベルトとへの当接面積を広くして、摩擦を増大させるとともに、外れないように係止する。
すなわち、ベルト枠取付用機能拡張部材41は、スペース43cに枠103a及びベルト100を挟みこむことで装着され、さらに、窪み43eとスペース43cの窪み43e側が、図4(B)に示す金属製のカン103内で枠103aの二辺から押されて変形を与えられたベルト枠取付用機能拡張部材41が、枠103aの二辺を押し返す作用でも係止、装着される。
また、切込43fを設けることで、挟持部43の幅方向の変形能が高まり、より狭いところへの差し込みも変形して可能になり、幅方向における汎用性が高まる。
ベルト枠取付用機能拡張部材41は、図4(B)に示すように、挟持部43の外側が枠103aの一辺に、内側が対向する枠103aに当接して、本体42とホールド43gで枠103aを覆うベルト100を噛み、抜け防止を図っている。
図6(B)(C)に示すように、バックパックやリュックの、ショルダーハーネス、肩ベルト、ショルダーストラップなどと呼ばれる背負い紐には、その長さを調節するためにベルト100と組み合わせたラダーロック(アジャスター104)という枠が使われている。
ラダーロックのアジャスター104は、バックパックを背負ったときに、取り扱いが便利な胸元に、種々機能が付与できるので、本発明を適用するためには、好まし枠である。ラダーロックを引き上げることでベルト100を緩めることができるツマミ104aを備えることが、ラダーロックの特徴である。
ラダーロック式のアジャスター104は複数の枠で構成され複数の穴があるので、これまでの実施例のように、それら枠、穴構造を利用して、枠の機能拡張をすることも可能である。
図5,6に示す、本発明の第五実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材51は、本体52と、本体52に回動可能に連設する挟持部53と、挟持部53に取り付けたヒモ54からなり、ラダーロック式のアジャスター104への装着に好適である。
本体52は、V字状の枠52aと、その端部に嵌められた軸52dと、それらで囲まれた穴52bとからなる。枠52a及び穴52bが、機能拡張部で、物を係止する。この例では、バックパックの背負い紐のラダーロック式のアジャスター104にメガネ110の係止機構を拡張している。
挟持部53は、図6(A)に詳述したように、第一突起53aと第二突起53bと、それらに間のスペース53c、貫通孔53gとからなるコの字状である。第一突起53aの先端は切欠き53dでツマミ104aがあっても枠101aに装着できるようにしている。貫通孔53gに本体52の軸52dを挿通して、本体52と回動可能に連結する。
第一突起53aのスペース53c側には、さらに、溝53eが穿設され、ツマミ104aを嵌め、脱落しにくくしている。スペース53cの奥側には拡張部53fを形成し、第一突起53aと第二突起53bの一部を肉薄化して、第一、第二突起53a、53bの変形性を高め、ツマミ104aの装着を容易にしている。
すなわち、ベルト枠取付用機能拡張部材51は、第一突起53aと第二突起53bとの間に位置するツマミ104aが第一突起53aと第二突起53bを押し広げ、その変形を元に戻す作用によってアジャスター104に装着される。
この実施例では、第二突起53bが軸101bに巻かれたベルト100に接するよう長めに設計されているため、ベルト枠取付用機能拡張部材51をアジャスター104の枠101aに装着することで、第二突起53bがアジャスター104のベルト長調節部分に楔(くさび)のように挿入され、ベルト長調節機能を停止させ、ベルト長を固定する効果をも有する。
一方、アジャスター104のベルト長調節部分に届かず干渉することがないように、第二突起53bを短く設計したベルト枠取付用機能拡張部材では、装着した後も、アジャスター104に、ベルト長調節機能を保持させることができる。
ヒモ54は、両端が挟持部53に貫通、固定され、図6(B)に示すように、アジャスター104の枠101aに絡め、挟持部53が脱離しても固定してベルト枠取付用機能拡張部材51が落下、紛失しないようにする、紛失防止手段である。
図7に示す、本発明の第六実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材61は、本体62と、本体62に連設する挟持部63とからなる。
本体62は、ドーナツ状の枠62aと、枠62aに穿設した穴62bと、枠62aに渡された橋62cとからなる。枠62a及び穴62bが第一の機能拡張部を形成し、橋62cが第二の機能拡張部を形成する。
挟持部63は、本体62に屈曲して連設する第一突起63aと、本体62に湾曲して連設する第二突起63bと、第一突起63aと第二突起63bで囲まれたスペース63cとからなる。スペース63cは、金属製の枠101aに渡された金属製の軸101bとそれを覆うベルト100を収納する形状に窪む。
第二突起63bには、屈曲して突起63eが突設され、複数の切込63fが穿設される。切込63fを設けることで、第二突起63bの幅方向の変形能が高まり、より狭いところへの差し込みも変形して可能になり、幅方向における汎用性が高まる。
ベルト枠取付用機能拡張部材61は、図7(B)に示すように、挟持部63が、軸101bを覆うベルト100ごと挟み、第一突起63a、第二突起63bが枠101aの内側から二辺に係止される。また、突起63eは、枠101aとベルト100に挟持される。
すなわち、ベルト枠取付用機能拡張部材61は、挟持部63が、軸101bとベルト100によって押し広げられ、その変形を元に戻す作用によってアジャスター101に装着される。
なお、ここでは、枠101aに渡した軸101bが位置移動式のアジャスター101を用いている。
さらに、この例では、釣り糸で用いられるナイロン線65でベルト100を取り囲んだうえで、その両端を加熱により溶融させ球状の抜け止め66を作り、挟持部63の突起63eの切込63fに係止し、ベルト枠取付用機能拡張部材61の脱落・紛失防止策を施している。
図8に示す、本発明の第七実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材71は、本体72と、本体72に連設する挟持部73とからなる。
本体72は、ドーナツ状の枠72aと、枠72aに穿設した穴72bと、枠72aに立設したピン72dとからなる。枠72a及び穴72bが第一の機能拡張部を形成し、ピン72dが第二の機能拡張部を形成する。
挟持部73は、本体72に屈曲して連設する第一突起73aと、本体72に湾曲して連設する第二突起73bと、第一突起73aと第二突起73bで囲まれたスペース73cとからなる。スペース73cは、図1(B)または、図7(B)と同様に枠101aに渡された軸101bとそれを覆うベルト100を収納する形状に窪む。
すなわち、ベルト枠取付用機能拡張部材71は、挟持部73が、軸101bとベルト100によって押し広げられ、その変形を元に戻す作用によってアジャスター101に装着される。
第二突起73bには、屈曲して突起73eが突設され、複数の切込73fが穿設される。切込73fは、実施例6の切込63fと同じ機能である。
すなわち、ベルト枠取付用機能拡張部材71は、実施例6において橋62cを除き、本体72にピン72dを備える形態である。
図9に示す、本発明の第八実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材81は、本体82と、本体82の左右に連設する挟持部83とからなる。
本体82は、断面弧状の枠82aと、枠82aに穿設した穴82bと、枠82aに穴82bを跨ぐように渡された橋82cとからなる。枠82aと穴82bが第一の機能拡張部を形成し、橋82cが第二の機能拡張部を形成する。
挟持部83は、枠82aの左右にそれぞれ連設する第一突起83aと第二突起83bとからなる。それらの先端にはカギ83gを備える。
ベルト枠取付用機能拡張部材81は、枠82aと第一及び第二突起83a、83bで囲まれたスペース83cを備える。
そして、ベルト枠取付用機能拡張部材81は、図9(B)に示すように、第一突起83a及び第二突起83bでベルト100長手方向に直交する二辺の枠101aを挟み係止したうえで、二辺において、カギ83gが枠101aに係止するとともに枠101aとベルト100とに挟まれる。枠101aの二辺の枠101aはベルト100の長手方向に平行な二辺であってもよい。スペース83cに、アジャスター101及び軸101bに巻かれるベルト100を収納する。
なお、装着先として、軸101bが渡された枠101aからなるアジャスター101を用いた。
すなわち、ベルト枠取付用機能拡張部材81は、本体82及び挟持部83が、枠101aによって押し広げられ、その変形を元に戻す作用によってアジャスター101に装着される。
図10に示す、本発明の第九実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材91は、本体92と、本体92に連設する挟持部93とからなる。ここでの装着先は、軸101bが渡された枠101aからなるアジャスター101である。
本体92は、ベルト100の幅方向の左右に分割される、左枠92a及び右枠92bと、左右枠92a、92bを連結する孔92c及びピン92dと、左右枠92a、92bに突設される左棒94及び右棒94aとからなる。左右枠92a、92bの連結、固定には、ネジ穴92eとネジ穴92eに螺合して左右枠92a、92bを締結するネジ92fを用いる。
挟持部93は、左右枠92a、92bからそれぞれ垂下する、左溝93cを穿設した第一突起93aと、右溝93dを穿設した第二突起93bからなる。左右溝に枠101aが位置する。本体92の枠101a側は、枠101a及びベルト100の膨らみを包み込む窪み93eが形成されている。
挟持部93は、図10(B)に示すように、本体92の合体の位置決めの際、枠101aのベルト100の長手方向の二辺を挟み、図10(C)に示すように、ベルト枠取付用機能拡張部材91をアジャスター101に装着する。
すなわち、ベルト枠取付用機能拡張部材91は、挟持部93が、ネジ92fによる螺合で枠101aを締付、それを押し戻そうとする作用によってアジャスター101に装着される。
左右棒94、94aは本体92が合体すると、図10(D)に示すように、ボトル110aの首部を挟み係止する、機能拡張部を形成する。ボトル110aの脱落を防止するように、左右棒94、94aの先端部は空間をつぼめるよう、幅広になっている。
この第九実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材91の分割は、ベルト100の長手方向の左右に分割することも可能である。この場合、ベルト100に対して直交する方向に、ボトル110aを装着したい場合に特に有効である。また、ボトル110a等の係止される物や、機能拡張部の形状によらず、用途や強度の検討に応じて、ベルト100の長手方向に対して45度など任意の角度で分割する方法も有効な設計となり得る。
図11に示す、本発明の第十実施形態のベルト枠取付用機能拡張部材111は、本体112と、本体112にベルト114を介して連設する挟持部113とからなる。
本体112は、薄板状のプレート112aと、その上面に設けられた半リング状の橋112cと鈎112dとからなる。それらに、物を係止することができるので、橋112c及び鈎112dは機能拡張部である。
挟持部113は、ベルト114に連設するバー113dと、その両短に突設される第一突起113a及び第二突起113bと、第一突起113a及び第二突起113bとベルト114との間にスペース113cと、からなる。
図11(B)に示すように、装着先は、軸101bが二本渡された枠101aからなるアジャスター101cである。二本の軸にはそれぞれベルトの端が輪状に通され、ベルトの長さ調節に利用される。
そして、ベルト枠取付用機能拡張部材111は、バー113dを斜めにしてアジャスター101cの枠101aの内側に通し、枠101aをスペース113cに位置させ、装着する。
すなわち、ベルト枠取付用機能拡張部材111は、挟持部113が、枠101aによって押し広げられ、それを戻そうとする作用によってアジャスター101cに装着される。
ベルト枠取付用機能拡張部材111に物が係止されると、物の重さにより、ベルト100に張力が付加され、挟持部113がベルト100と枠101aの間で圧縮されることがある。この場合、ベルト100からの圧縮力と、変形が復元しようと膨張する挟持部113との接触面での、「咬合による保持」、「摩擦力による保持」、またはその両方である本質的に共通した機械的な作用で、さらに強固な相対位置の保持が実現されることになる。
11 ベルト枠取付用機能拡張部材
12 本体
12a 枠
12b 穴
13 挟持部
13a 第一突起
13b 第二突起
13c スペース
13d 突部
21 ベルト枠取付用機能拡張部材
22 本体
22a 枠
22b 穴
22c 橋
23 挟持部
23a 第一突起
23b 第二突起
23c スペース
31 ベルト枠取付用機能拡張部材
32 本体
32a 枠
32b 空間
32c 橋
33 挟持部
33c スペース
33d 湾曲部
41 ベルト枠取付用機能拡張部材
42 本体
42a 枠
42b 穴
42c 橋
43 挟持部
43c スペース
43d 湾曲部
43e 窪み
43f 切込
43g ホールド
51 ベルト枠取付用機能拡張部材
52 本体
52a 枠
52b 穴
52d 軸
53 挟持部
53a 第一突起
53b 第二突起
53c スペース
53d 切欠き
53e 溝
53f 拡張部
53g 貫通孔
54 ヒモ
61 ベルト枠取付用機能拡張部材
62 本体
62a 枠
62b 穴
62c 橋
63 挟持部
63a 第一突起
63b 第二突起
63c スペース
63e 突起
63f 切込
65 ナイロン線
66 抜け止め
71 ベルト枠取付用機能拡張部材
72 本体
72a 枠
72b 穴
72d ピン
73 挟持部
73a 第一突起
73b 第二突起
73c スペース
73e 突起
73f 切込
81 ベルト枠取付用機能拡張部材
82 本体
82a 枠
82b 穴
82c 橋
83 挟持部
83a 第一突起
83b 第二突起
83c スペース
83g カギ
91 ベルト枠取付用機能拡張部材
92 本体
92a 左枠
92b 右枠
92c 孔
92d ピン
92e ネジ穴
92f ネジ
93 挟持部
93a 第一突起
93b 第二突起
93c 左溝
93d 右溝
93e 窪み
94 左棒
94a 右棒
100 ベルト
101 アジャスター
101a 枠
101b 軸
101c アジャスター
102 フック
103 カン
103a 枠
104 アジャスター
104a ツマミ
110 メガネ
110a ボトル
111 ベルト枠取付用機能拡張部材
112 本体
112a プレート
112c 橋
112d 鈎
113 挟持部
113a 第一突起
113b 第二突起
113c スペース
113d バー
114 ベルト

Claims (1)

  1. ベルトに連結する枠或いはベルトを通す環状の枠に直接的に接触して装着され、
    又は前記枠を覆うベルトを介して前記枠に間接的に装着され、
    機能拡張部を備えてなり、
    前記装着が、
    装着時の部材の変形が元の形状に戻ろうとする作用によって発生する摩擦力で、
    又は/及び
    装着時の部材の変形が元の形状に戻ろうとする作用による咬合で、
    さらに、
    前記枠又は前記枠を覆うベルトに対して複数の面で接し、ベルトの面方向に一軸で回動可能に保持されることを特徴とするベルト枠取付用機能拡張部材。
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