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JP6969331B2 - 画像データ出力装置及びプログラム - Google Patents
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Description

この発明は、画像データ出力装置及びプログラムに関する。
文書作成ソフトウェア、表計算ソフトウェアやプレゼンテーションソフトウェアなどのビジネスアプリケーションでは、従来、表示出力や画像形成出力などにおいて、一部のデータを表向き非表示とさせたり論理削除させたりする機能がある。
一方、近年、ビジネスアプリケーションによる出力ファイルの標準化、共通仕様化が図られている。これに伴い、画像形成装置で直接これらの出力ファイルを解析して、記録媒体上に適切な画像の形成を行うことが可能となっている。特許文献1には、文書ファイルの機密レベルなどに応じて形成画像から削除されるオブジェクトに代えて、適切な他のオブジェクトを検索して、意味が通じるように穴埋め配列して出力させる技術が開示されている。
特開2010−26766号公報
しかしながら、プレゼンテーションデータファイルにおけるグラフの描画内容が意図せず削除されると、削除内容を復元して画像データを出力するには、手間を要するという課題がある。
この発明の目的は、ユーザーの負担を抑えて容易に、プレゼンテーションデータにおけるグラフ画像データを適切に出力することのできる画像データ出力装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
画像出力内容が記述されたプレゼンテーションデータファイルからグラフの描画に係る描画データの削除部分を検出する削除検出手段と、
前記削除部分を削除する前の前記グラフに係る元データを前記プレゼンテーションデータファイル内から取得して、当該元データに基づいて前記削除部分を復元する復元手段と、
前記復元がなされた部分及び削除がなされていない部分を組み合わせて前記グラフの描画データを出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする画像データ出力装置である。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像データ出力装置において、
前記グラフの内容記述データを前記プレゼンテーションデータファイル内から検出して、前記元データとして同定する元データ同定手段を備え、
前記復元手段は、前記内容記述データに基づいて前記削除部分を復元する
ことを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の画像データ出力装置において、
前記内容記述データは、表計算機能に係るスプレッドシートデータであることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載の画像データ出力装置において、
前記元データは、前記プレゼンテーションデータファイル内で論理削除されているデータであり、
前記削除検出手段は、当該論理削除されているデータに基づいて前記削除部分を検出する
ことを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像データ出力装置において、
前記出力手段は、前記プレゼンテーションデータファイルによる全ての画像出力内容に係る描画データを出力することを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像データ出力装置において、
前記出力手段は、前記復元手段により復元された前記グラフを含むスライドの描画データを選択して出力することを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像データ出力装置において、
前記出力手段は、前記復元手段により復元された前記グラフの描画データを集約して出力することを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、
コンピューターを、
画像出力内容が記述されたプレゼンテーションデータファイルからグラフの描画に係る描画データの削除部分を検出する削除検出手段、
前記削除部分を削除する前の前記グラフに係る元データを前記プレゼンテーションデータファイル内から取得して、当該元データに基づいて前記削除部分を復元する復元手段、
前記復元がなされた部分及び削除がなされていない部分を組み合わせて前記グラフの描画データを出力する出力手段、
として機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明に従うと、ユーザーの負担を抑えて容易に、プレゼンテーションデータにおけるグラフ画像データを適切に出力することができるという効果がある。
本発明の実施形態である画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 復元対象とされるプレゼンテーションデータファイルの内容を示す図である。 スライドデータに挿入されたグラフの例を示す図である。 グラフの生成に用いられた元のデータを含むスプレッドシートを表す図表である。 消去動作後のchart1.xmlの内容の一部の例を示す図である。 グラフ描画設定の削除が検出された場合に表示される選択操作受付画面の例を示す図である。 画像形成装置における印刷ジョブ解析処理の制御手順を示すフローチャートである。 印刷ジョブ解析処理の変形例の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の画像データ出力装置である画像形成装置100の機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置100は、制御部10(削除検出手段、復元手段、出力手段、元データ同定手段)と、記憶部20と、入出力インターフェイス30と、表示・操作受付部40と、画像形成動作部50などを備える。
制御部10は、画像形成装置100の動作を統括制御する制御動作を行う。制御部10は、CPU11(Central Processing Unit)と、RAM12(Random Access Memory)などを備える。制御部10は、プレゼンテーションデータファイルに基づいて画像出力内容の画像形成動作を画像形成動作部50に行わせる場合に、後述のように、当該画像出力内容に係る修正復元処理などを行うことができる。
CPU11は、各種演算処理を行い、画像形成装置100の各部の動作制御を行う。RAM12は、CPU11に対して作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。
記憶部20は、画像形成動作に係る各種プログラム、設定データや作業データなどを記憶する。記憶部20には、読み書き更新可能な不揮発性メモリーが用いられる。また、記憶部20には、一部揮発性メモリー(RAM)が含まれていてもよい。また、当該揮発性メモリーの部分は、制御部10のRAM12と一体的に設けられていてもよい。記憶部20に記憶されるデータには、ジョブデータ21とプログラム22とが含まれる。
ジョブデータ21には、コンピューター(PC)などの外部機器から取得された画像形成命令に係る画像データや画像形成に係る設定情報などが含まれる。画像データは、ここでは、標準化された記述様式であるOOXML(Office Open XML)などにより画像出力内容が記述されているプレゼンテーションデータファイルである。プレゼンテーションデータファイルには、挿入されるグラフや表などの描画データに応じて、文書作成機能や表計算機能(プレゼンテーションソフトウェア内又は外部の異なるソフトウェア)により同様にOOXMLで記述生成された文書データやスプレッドシートデータが含まれ得る。設定情報としては、形成画像のサイズ(記録媒体のサイズ)、両面画像形成の有無などが含まれる。
プログラム22には、上述の修正復元処理を含む印刷ジョブ解析処理が含まれ、必要に応じてCPU11が記憶部20から読み出してRAM12にロードして実行される。
制御部10及び必要に応じて記憶部20が本実施形態の画像データ出力装置に係るコンピューターを構成する。
入出力インターフェイス30は、外部ネットワークとの通信制御を行う。入出力インターフェイス30は、例えば、LAN(Local Area Network)との間の通信制御を行うネットワークカードなどを含み、LANに接続された外部機器からの画像形成命令などを受信(取得)し、また、制御部10の制御に基づいて、外部機器に対して画像形成に係るステータス情報などを送信(出力)する制御を行う。
表示・操作受付部40は、制御部10の制御に基づいて表示画面に各種表示を行わせ、また、ユーザーからの入力操作を受け付ける。表示画面としては、特に限られないが、液晶表示画面などが用いられる。操作受付に係る構成としては、例えば、液晶表示画面に重ねて設けられたタッチパネルが挙げられる。タッチパネルへの接触位置や接触状態が検出されて、入力操作情報として制御部10に出力される。また、表示・操作受付部40は、表示部として、LEDランプなどが設けられていてもよいし、操作受付部として、押しボタンスイッチやテンキーなどが設けられていてもよい。
画像形成動作部50は、制御部10から最終的な画像形成用データを取得し、当該画像形成用データに基づいて画像形成に係る動作を行う。画像形成動作部50としては、例えば、記録媒体上にトナーを付着、定着させる電子写真方式の画像形成動作を行う構成や、記録媒体に対してインクを吐出することで画像を形成するインクジェット方式の画像形成動作を行う構成が挙げられるが、これらに限られない。
次に、グラフ画像の復元について説明する。
図2は、本実施形態で復元対象とされるプレゼンテーションデータファイルの内容を示す図である。
このプレゼンテーションデータファイルは、パワーポイント(登録商標:POWERPOINT)のOOXML形式の出力ファイルであるPPTXファイルの内容を示したものである。PPTXファイルは、ZIP形式で複数階層を伴う複数のファイルをアーカイブ化したものである。複数のファイルには、スライドの記述内容、スライドのスタイル、スライドに含まれる画像やグラフ(図式)のデータなどが含まれる。また、スライド中にノート記載などがある場合には、ノートの記述内容や記述スタイルに係るデータなども含まれ得る。
これらのうち、グラフ(図式)に係るデータはchartフォルダー内に配置される。また、グラフの元となるスプレッドシートのデータは、embeddingsのフォルダー内に保持される。chartフォルダー内において、タイトル、ラベル、凡例や軸タイトルなどの内容や位置などの記述は、chart1.xmlになされる。グラフやその軸の色などの設定は、colors1.xmlになされる。また、グラフの表示スタイルなどに係る設定は、style1.xmlになされる。一又は複数のスライドに複数(N個)のグラフが表示される場合には、それぞれ、chartM.xml、colorsM.xml、styleM.xml(1≦M≦N;まとめてグラフの描画データ)として各々別ファイルに記述される。
図3は、スライドデータに挿入されたグラフの例を示す図である。また、図4は、このグラフの生成に用いられた元のデータを含むスプレッドシートを表す図表である。また、図5は、消去動作後のchart1.xmlの内容の一部の例を示す図である。
図3(a)に示すように、タイトル、凡例、縦軸タイトル及び横軸のラベルが表示されている。このときに、これらのデータを意図せずに消去してしまった場合、chart1.xmlが変更されて、図3(b)に示すように、タイトルや縦軸タイトルが削除され、また、凡例や横軸のラベルが初期設定に戻ることになる。
図4に示すように、グラフ元データであるスプレッドシートのデータ(グラフの内容記述データ)は、embeddingsのフォルダーにMicrosoft_Excel_______1.xlsファイルとして保持されている(登録商標:MICROSOFT EXCEL)。すなわち、chart1.xlsの表示データが消去されても、これらタイトルやラベルの変更はなされない。したがって、このスプレッドシートのデータとchart1.xmlの内容を比較することで削除部分が検出され、また、このスプレッドシートのデータを読み直すことで、グラフ元のデータが復元され得る。
また、図5に示すように、消去の方法によっては、上述のように、消去内容に係るデータがフィルタリングにより実質上論理削除された形となって、削除部分がchart1.xmlに残されている場合がある。ここでは、セルクラスの拡張属性要素extLstのタグ内において、消去されたデータとして、「filteredCategoryTitle」要素のタグ内などに記載が移動されている。したがって、この場合には、論理削除データをセルクラスのカテゴリー要素の記述(<c:cat>)として元に戻すことでデータの復元がなされる。
上述のようなグラフの復元動作は、特には限られないが、ユーザーの要求に基づいて実行される。制御部10は、例えば、画像形成動作の開始時に元データを解析し、グラフ描画設定の削除があり得るか否かを判別してユーザーに表示により示すことができる。
図6は、画像形成命令に従って制御部10がグラフ描画設定の削除を検出した場合にユーザーに対して示す選択操作受付画面の例を示す図である。
グラフ描画設定の削除が検出され、当該削除内容を復元したい場合、ユーザーは、グラフを復元して全ての画像出力内容、すなわち、全スライドの描画データを画像形成動作部50に出力するか、復元されたグラフが含まれるスライドの描画データのみを選択して出力するか、又は復元されたグラフの描画データのみを集約して出力するかを選択することができる。また、ユーザーが意図的に削除した場合などには、復元しないで出力することも可能である。
この表示の段階で、又はユーザーからの更なる要求に従って、制御部10は、グラフの復元動作を行い、復元前後のグラフ(少なくとも復元後のグラフ)を表示画面に表示させてユーザーに復元箇所及び復元内容を確認させることが可能であってもよい。
あるいは反対に、グラフの描画設定の復元は、ユーザーの入力操作を介さずに自動で行われてもよい。
図7は、本実施形態の画像形成装置100における印刷ジョブ解析処理の制御部10による制御手順を示すフローチャートである。
この印刷ジョブ解析処理は、OOXMLで記述されたプレゼンテーションデータに係る画像形成命令が取得された場合に起動される。
印刷ジョブ解析処理が開始されると、制御部10(CPU11)は、画像形成対象データ(PPTXファイル;描画データ)を取得する(ステップS101)。制御部10は、画像形成対象データの中身を解析する。このとき、制御部10は、chartフォルダーの有無(同フォルダー内のファイルの使用有無)に基づいてグラフの有無を判断する。
制御部10は、chartフォルダー内の各chartM.xmlファイル内に拡張属性要素extLstの記述部分があるか否かを判別する(ステップS102)。拡張属性要素extLstの記述部分がないと判別された場合には(ステップS102で“NO”)、制御部10の処理は、ステップS116に移行する。
拡張属性要素extLstの記述部分があると判別された場合には(ステップS102で“YES”)、制御部10は、当該記述部分内にさらにカテゴリータイトルなどの削除部分を示す属性filteredCategoryTitleなどの記述があるか否かを判別する(ステップS103)。記述がないと判別された場合には(ステップS103で“NO”)、制御部10の処理は、ステップS116に移行する。
ステップS102、S103の処理が本実施形態の印刷ジョブ解析処理において、グラフの描画データの削除部分を検出する削除検出手段を構成する。すなわち、削除検出手段では、論理削除されている部分に基づいて削除部分を検出することができる。
削除部分を示す記述があると判別された場合には(ステップS103で“YES”)、制御部10は、削除部分の検出されたグラフの元データであるembeddingsフォルダー内のスプレッドシートデータ(グラフの内容記述データ)を同定する(ステップS104;元データ同定手段)。制御部10は、削除部分を復元する(ステップS105;復元手段)。この復元動作としては、上述のように、拡張属性要素extLst内の削除部分を通常の記述位置に移動させる方法と、スプレッドシートのデータに基づいて再設定する方法とが想定され、いずれかが予め設定されている。
制御部10は、復元がなされたデータ部分であるchartM.xmlと、削除がなされていない他のデータ部分、すなわち、colorsM.xmlやstyleM.xmlなどと組み合わせて形成対象画像データ(描画データ)を更新し、この形成対象画像データに基づいて画像形成用データ(画像データ)を生成する(ステップS106)。
制御部10は、生成した画像形成用データを画像形成動作部50に出力して画像形成動作を行わせる(ステップS107)。
これらステップS106、S107の処理が、本実施形態の印刷ジョブ解析処理において、復元がなされた部分及び削除がなされていない部分を組み合わせてグラフの描画データや画像データを出力する出力手段を構成する。
そして、制御部10は、印刷ジョブ解析処理を終了する。
ステップS102、S103の処理からステップS116の処理に移行すると、制御部10は、従来どおり、chartM.xmlなどを用いて画像形成用データを生成する(ステップS116)。それから、制御部10の処理は、ステップS107に移行する。
図8は、印刷ジョブ解析処理の変形例の制御部10による制御手順を示すフローチャートである。
この変形例の印刷ジョブ解析処理では、chartM.xml内の拡張属性を参照せずに直接表示設定内容とスプレッドシートデータとを比較する。これに伴い、ステップS102、S103の処理の代わりにステップS103aの処理が実行され、ステップS104の処理がステップS104aの処理に変更されている。その他の処理内容は同一であり、同一の処理内容には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
画像形成対象データが取得されると(ステップS101)、制御部10は、形成画像内にグラフが含まれるか否かを判断し、含まれる場合に、当該グラフに対応するスプレッドシートのデータを同定する。また、制御部10は、chartM.xmlで設定されている描画内容とスプレッドシートの内容との比較を行う(ステップS104a)。
制御部10は、chartM.xmlの内容にスプレッドシートの内容から削除部分があるか否かを判別する(ステップS103a)。削除部分がないと判別された場合には(ステップS103aで“NO”)、制御部10の処理は、ステップS116に移行する。削除部分があると判別された場合には(ステップS103aで“YES”)、制御部10の処理は、ステップS105に移行する。
以上のように、本実施形態の画像データ出力装置である画像形成装置100は、制御部10を備える。制御部10は、画像出力内容が記述されたプレゼンテーションデータファイル(PPTXファイル)からグラフの描画に係る描画データの削除部分を検出する削除検出手段と、削除部分を削除する前の当該グラフに係る元データをプレゼンテーションデータファイル内から取得して、当該元データに基づいて削除部分を復元する復元手段と、
前記復元がなされた部分及び削除がなされていない部分を組み合わせてグラフの描画データを出力する出力手段と、として動作する。
このように、プレゼンテーションのスライドなどに貼り付けたグラフの描画データに対して意図せずに設定などの削除を行ってしまった場合に、元データを用いて容易に元のグラフを復元して出力させることができる。したがって、ユーザーの手間を軽減させることができる。特に、プレゼンテーションの前などにトラブルがあった場合に、速やかに復元することができるので、プレゼンテーションに与える悪影響を効果的に低減させることができる。
また、制御部10は、元データ同定手段として、グラフの内容を記述する表計算データをプレゼンテーションデータファイル内から検出して元データとして同定し、復元手段として、表計算データに基づいて削除部分を復元する。
元の表計算データは、これ自体を編集しない限りプレゼンテーションデータの変更に左右されないので、意図せずプレゼンテーションデータのchartM.xmlといったグラフ描画データで削除動作が行われても、元の画像データを容易に復元することができる。
また、表計算データは、スプレッドシートデータである。このようにスプレッドシートに基づく画像データは容易に変更可能であり、復元に係る処理も短時間で容易に簡便に行うことができる。
また、元データとして、プレゼンテーションデータファイル内で論理削除されているデータを用いることができる。削除検出手段としての制御部10は、この論理削除されているデータに基づいて削除部分を検出する。この場合には、chartM.xmlのみの解析処理で削除検出及び元の画像データの復元が可能となるので、一層容易な処理で元の画像データを出力することが可能となる。
また、制御部10は、出力手段として、プレゼンテーションデータファイルによる全ての画像出力内容を出力する選択を行うことができる。また、制御部10は、復元手段として復元したグラフを含むスライドのみを選択して出力することができる。また、制御部10は、復元手段として復元されたグラフのみを選択して出力することもできる。
これらのように、意図しないグラフ描画内容の削除に気付いた状況や改めて出力が必要な画像に応じて適切な画像データを出力させることができるので、画像形成時の記録媒体や色材を無駄にせず、また、画像描画動作やユーザーの確認に係る時間を低減させることができる。
また、本実施形態のプログラム22は、コンピューター(制御部10及び記憶部20)を、画像出力内容が記述されたプレゼンテーションデータファイルからグラフの描画に係る描画データの削除部分を検出する削除検出手段、削除部分を削除する前のグラフに係る元データをプレゼンテーションデータファイル内から取得して、当該元データに基づいて削除部分を復元する復元手段、復元がなされた部分及び削除がなされていない部分を組み合わせてグラフの描画データを出力する出力手段、として機能させる。
このようなプログラムをインストールしたり必要に応じてネットワーク回線を経由してロードさせたりすることで、ソフトウェア処理により容易にプレゼンテーションデータファイル内の意図しないグラフ描画データの削除内容を復元し、出力することができる。したがって、ハードウェア構成の追加や複雑な配線接続、設定などを行わず、すなわち、手間をかけず、低コストかつ容易な処理でグラフを含むプレゼンテーションデータを適切に復元することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、プレゼンテーションデータを画像形成用のデータ(ビットマップデータ)に変換して画像形成動作部50へ出力したが、画像形成用の出力には限られない。ディスプレイに画像を表示させるためのデータを出力してもよい。また、画像形成や画像表示用に変換したデータではなく、復元されたプレゼンテーションデータファイル自体を出力するものであってもよい。
また、上記実施の形態では、OOXML形式で記述されたパワーポイント用のPPTXファイルを例に挙げて説明したが、プレゼンテーション用の同様の他のファイルで同じように意識せずデータ削除が生じた場合にも本発明を適用することができる。また、ファイルは、標準化されたものに限られず、特定のプレゼンテーションソフトウェアに固有のものであってもよい。
また、グラフデータは、表計算機能に係るものでなくてもよく、CSV形式のテキストデータなどで同様に意識せずデータ削除が生じた場合に、当該CSV形式のテキストデータが復元されて復元データに基づく画像データが生成、出力されてもよい。
また、上記実施の形態では、スライドの出力について説明したが、配布資料(レジメ)用の出力であってもよい。この場合、復元されたグラフを含むスライドが含まれるレジメのページを選択して出力してもよい。
また、上記実施の形態では、単純に復元するかしないかの選択を行ったが、復元対象ごと、例えば、凡例、ラベルやタイトルごとに復元するか否かをユーザーが選択可能であってもよい。
また、上記実施の形態では、画像形成装置100の制御部10や記憶部20により描画データの復元及び出力に係る動作が行われたが、画像形成動作とは関係のない通常のコンピューターや専用のサーバーなどにおいて本発明に係る各種処理動作が行われてもよい。
また、以上の説明では、本発明の復元画像の出力処理に係るプログラム22を記憶するコンピューター読み取り可能な媒体として記憶部20を例に挙げて説明したが、これに限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリーやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの各種不揮発性メモリー、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROMやDVDディスクなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御内容や制御手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
10 制御部
20 記憶部
21 ジョブデータ
30 入出力インターフェイス
40 表示・操作受付部
50 画像形成動作部
100 画像形成装置

Claims (8)

  1. 画像出力内容が記述されたプレゼンテーションデータファイルからグラフの描画に係る描画データの削除部分を検出する削除検出手段と、
    前記削除部分を削除する前の前記グラフに係る元データを前記プレゼンテーションデータファイル内から取得して、当該元データに基づいて前記削除部分を復元する復元手段と、
    前記復元がなされた部分及び削除がなされていない部分を組み合わせて前記グラフの描画データを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像データ出力装置。
  2. 前記グラフの内容記述データを前記プレゼンテーションデータファイル内から検出して、前記元データとして同定する元データ同定手段を備え、
    前記復元手段は、前記内容記述データに基づいて前記削除部分を復元する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像データ出力装置。
  3. 前記内容記述データは、表計算機能に係るスプレッドシートデータであることを特徴とする請求項2記載の画像データ出力装置。
  4. 前記元データは、前記プレゼンテーションデータファイル内で論理削除されているデータであり、
    前記削除検出手段は、当該論理削除されているデータに基づいて前記削除部分を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像データ出力装置。
  5. 前記出力手段は、前記プレゼンテーションデータファイルによる全ての画像出力内容に係る描画データを出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像データ出力装置。
  6. 前記出力手段は、前記復元手段により復元された前記グラフを含むスライドの描画データを選択して出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像データ出力装置。
  7. 前記出力手段は、前記復元手段により復元された前記グラフの描画データを集約して出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像データ出力装置。
  8. コンピューターを、
    画像出力内容が記述されたプレゼンテーションデータファイルからグラフの描画に係る描画データの削除部分を検出する削除検出手段、
    前記削除部分を削除する前の前記グラフに係る元データを前記プレゼンテーションデータファイル内から取得して、当該元データに基づいて前記削除部分を復元する復元手段、
    前記復元がなされた部分及び削除がなされていない部分を組み合わせて前記グラフの描画データを出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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