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JP6970070B2 - 排気熱回収器 - Google Patents
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Description

本開示は、排気熱回収器に関する。
自動車用の内燃機関における排気ガスの熱を冷却水によって回収する排気熱回収器が公知である。排気熱回収器は、排気ガスの排出流路に設けられる。排気熱回収器内で冷却水によって回収された排気熱は、車内の暖房、内燃機関の暖機等に供される。
このような排気熱回収器において、排気熱の回収量を調整するために、熱交換部への排気ガスの供給量を調整するためのバルブが設けられたものが知られている(特許文献1参照)。
上記文献では、アクチュエータによって駆動するバルブが、熱交換部に対し排気ガスの流れ方向における上流側に配置されている。
特開2015−203400号公報
上述のようにバルブが熱交換部に対し上流側に配置されると、排気熱回収器の排気ガスの流れ方向に沿った長さが大きくなる。そこで、例えば、バルブを排気ガスの流れ方向において熱交換部と並ぶ位置に配置することで、排気熱回収器の長さを小さくすることができる。
しかし、このようにバルブを配置すると、熱交換部の入口への排気ガスの流れを遮断するようにバルブを駆動させた際、排気ガスの主流路の一部もバルブによって閉塞される。その結果、排気ガスの通過面積が小さくなり、圧損が大きくなる。これに対し、圧損を低減するために主流路の径を広げると、排気熱回収器のサイズが大きくなる。
本開示の一局面は、小型化を図りつつ、圧損を低減できる排気熱回収器を提供することを目的としている。
本開示の一態様は、内燃機関の排気ガスと冷却水との間で熱交換を行う熱交換部と、排気ガスを導入する導入口と、排気ガスを外部に排出する主排出口と、熱交換部へ排気ガスを供給する供給口と、を有する主流路と、主流路内において少なくとも一部が供給口と排気ガスの流れ方向で重なる位置に配置されると共に、主流路から熱交換部への排気ガスの供給量を調整するバルブと、バルブを動作させるアクチュエータと、を備える排気熱回収器である。
また、バルブは、アクチュエータにより軸回転する棒体と、棒体に固定されると共に、棒体から棒体の径方向外側に延伸する第1羽と、棒体を中心軸として回転可能なように棒体に取り付けられると共に、棒体から棒体の径方向外側に延伸する第2羽と、を有する。第2羽は、供給口への排気ガスの供給量を制限する際に、主流路の排気ガスの通過面積を拡大する方向に回転可能である。
このような構成によれば、バルブが主流路内において熱交換部への供給口と重なる位置に配置されるため、排気熱回収器を小型化できる。また、熱交換部への排気ガスの流れを規制する際に、バルブの第2羽が排気ガスの通過面積を拡大する方向に回転することで、主流路における圧損を低減できる。
本開示の一態様では、第1羽が排気ガスの圧力を受ける面積は、第2羽が排気ガスの圧力を受ける面積と等しくてもよい。このような構成によれば、第1羽が排気ガスから受ける圧力と第2羽が排気ガスから受ける圧力とがほぼ等しくなる。そのため、バルブを回転させるアクチュエータの負荷を低減することができる。
本開示の一態様では、第2羽は、排気ガスの圧力によって拡大する方向に回転可能であってもよい。このような構成によれば、第2羽を回転させる機構を簡素化することができる。
本開示の一態様では、熱交換部は、主流路に向けて排気ガスを排出する第1排出口と、内燃機関に排気ガスを供給する排気再循環流路に排気ガスを排出する第2排出口と、を有してもよい。このような構成によれば、バルブの開度の調整によって、排気ガスの一部を内燃機関に再循環させることができる。つまり、排気熱回収器を小型化しつつ、EGR機能を排気熱回収器に付加することができる。
図1は、実施形態の排気熱回収器の模式的な斜視図である。 図2は、図1のII−II線での模式的な断面図である。 図3Aは、図1の排気熱回収器におけるバルブの模式的な正面図であり、図3Bは、図3Aのバルブの模式的な背面図であり、図3Cは、図3Aのバルブの模式的な平面図である。 図4Aは、図1の排気熱回収器における非回収モードを示す模式的な断面図であり、図4Bは、図1の排気熱回収器におけるEGRモードを示す模式的な断面図である。 図5Aは、図3Aとは異なる実施形態におけるバルブの模式的な正面図であり、図5Bは、図1とは異なる実施形態における排気熱回収器の模式的な正面図であり、図5Cは、図5Bの排気熱回収器の模式的な平面図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す排気熱回収器1は、内燃機関の排気ガス流路内に設けられ、排気ガスGの熱を冷却水に回収する。排気熱回収器1が設けられる内燃機関としては、例えば、自動車に用いられるガソリンエンジン又はディーゼルエンジンが挙げられる。
排気熱回収器1は、主流路2と、熱交換部3と、バルブ4と、アクチュエータ5とを備える。排気熱回収器1は、排熱回収を行う回収モードと、排熱回収を行わない非回収モードと、排気再循環を行うEGRモードとに切り替え可能である。
<主流路>
主流路2は、導入口21と、主排出口22と、供給口23と、戻り口24(図2参照)とを有する。
導入口21は、排気ガスGを排気熱回収器1の内部へ導入する。主排出口22は、排気ガスGを排気熱回収器1の外部に排出する。供給口23は、熱交換部3へ排気ガスGを供給する。戻り口24は、熱交換部3を通過した排気ガスGが主流路2へ戻る開口である。
主流路2内には、バルブ4が配置されている。また、本実施形態では、導入口21と主排出口22とは、対向するように配置されている。つまり、導入口21における排気ガスGの流れ方向と、主排出口22における排気ガスGの流れ方向とは平行である。さらに、導入口21の中心は、導入口21における排気ガスGの流れ方向から視て、主排出口22と重なっている。なお、主流路2は、その一部が湾曲していてもよい。
<熱交換部>
熱交換部3は、内燃機関の排気ガスGと冷却水との間で熱交換を行う部位である。熱交換部3は、主流路2に対し、主流路2において排気ガスGが流れる第1方向D1と垂直な第2方向D2側に並んで配置されている。
熱交換部3は、図2に示すように、伝熱部材31と、取込口32と、第1排出口33とを有する。また、熱交換部3は、図1に示すように、第2排出口34と、第1通水口35と、第2通水口36とをさらに有する。
熱交換部3は、伝熱部材31の外側を流れる排気ガスと、伝熱部材31の内側を流れる冷却水との間で伝熱部材31を介して熱交換を行う。これにより、熱交換部3は、排気ガスの熱を冷却水に与える。伝熱部材31としては、外面に複数のフィンが取り付けられたチューブ、複数のプレート等が使用できる。
取込口32は、図2に示すように、主流路2の供給口23と連結されている。第1排出口33は、主流路2の戻り口24と連結されている。主流路2内に導入された排気ガスGは、供給口23及び取込口32から熱交換部3の内部に進入し、伝熱部材31で熱交換を行った後、戻り口24及び第1排出口33から主流路2内に排出される。
排気ガスGを冷却する冷却水は、第1通水口35及び第2通水口36の一方から熱交換部3内に供給され、伝熱部材31を通過した後、第1通水口35及び第2通水口36の他方から排出される。
伝熱部材31は、それぞれ、第1方向D1と第2方向D2とに直交する第3方向D3に排気ガスGが流れる第1部31Aと、第3方向D3と逆向きの第4方向D4に排気ガスGが流れる第2部31Bとを有する。
第2部31Bは、第1部31Aよりも排気ガスの流れ方向において下流側に位置し、第1部31Aの第1方向D1側に配置されている。第1部31Aを通過した排気ガスGは、第1方向D1に流れたのち、第2部31Bに進入する。第2部31Bを通過した排気ガスGは、第1排出口33に向かって第2方向D2と逆向きの第5方向D5に流れる。
図1に示す第2排出口34は、内燃機関に排気ガスGを供給する排気再循環流路(図示省略)に排気ガスGを排出するための開口である。つまり、第2排出口34には、排気再循環経路100が接続される。
第2排出口34は、熱交換部3における排気ガスGの流路の途中に設けられている。本実施形態では、第2排出口34は、排気ガスGの流れにおける伝熱部材31の第1部31Aと第2部31Bとの間に設けられている。第2排出口34は、伝熱部材31よりも上流側に配置されている。
そのため、排気再循環を行うEGRモードでは、熱交換部3に供給された排気ガスの一部は、第2排出口34から内燃機関に向かって排出される。
<バルブ>
バルブ4は、主流路2から熱交換部3への排気ガスGの供給量を調整する。バルブ4は、排気熱回収器1のモードに応じて、開度が変化する。
バルブ4は、図2に示すように、主流路2内において少なくとも一部が供給口23と排気ガスGの流れ方向で重なる位置に配置されたバタフライバルブである。
バルブ4は、回収モードと、非回収モードと、EGRモードとの間で変位可能である。ただし、バルブ4は、これ以外のモード(つまり、任意のバルブ開度)に変位可能であってもよい。
バルブ4は、後述するアクチュエータ5によって開閉動作する。バルブ4は、図3A,3B,3Cに示すように、棒体41と、第1羽42と、第2羽43と、バネ44とを有する。
(棒体)
棒体41は、アクチュエータ5に接続された棒状の部材(つまりステム)である。棒体41は、アクチュエータ5の駆動によって軸回転する。棒体41の軸回転によって、第1羽42及び第2羽43が変位する。本実施形態では、図2に示すように、棒体41は、主流路2の径方向の中心を通るように配置されている。
(第1羽)
第1羽42は、棒体41に固定されると共に、棒体41から棒体41の径方向外側に延伸しているディスクである。具体的には、第1羽42は、図3Aに示すように、第1受圧部42Aと、2つの取付部42B,42Cとを有する。
第1受圧部42Aは、回収モード又は非回収モードにおいて主流路2の一部を閉塞するための部位であり、排気ガスGとの衝突により排気ガスGの流れの向きを変える。第1受圧部42Aの外形は、主流路2の断面形状に合わせて設計される。
2つの取付部42B,42Cは、第1受圧部42Aから棒体41の径方向に延伸した部位であり、棒体41の外周面に重なっている。2つの取付部42B,42Cは、互いに棒体41の軸方向に離間した位置で、棒体41に固定されている。また、2つの取付部42B,42Cは、第1受圧部42Aに対し棒体41よりも遠い位置まで(つまり棒体41を越える位置まで)延伸している。
(第2羽)
第2羽43は、棒体41を中心軸として回転可能なように棒体41に取り付けられると共に、棒体41から棒体41の径方向外側に延伸しているディスクである。具体的には、第2羽43は、図3Bに示すように、第2受圧部43Aと、係止部43Bと、2つの規制部43C,43Dとを有する。
第2受圧部43Aは、第1羽42の第1受圧部42Aと協働して主流路2の一部を閉塞するための部位である。第2受圧部43Aは、主に回収モードにおいて排気ガスGとの衝突により排気ガスGの流れの向きを変える。
第2受圧部43Aは、第1受圧部42Aと同形状である。つまり、第1羽42が棒体41を第1回転方向C1に回転させる向きの排気ガスGの圧力を受ける面積(つまり、第1受圧部42Aの面積)は、第2羽43が棒体41を第2回転方向C2に回転させる向きの排気ガスGの圧力を受ける面積(つまり、第2受圧部43Aの面積)と等しい。
係止部43Bは、第2受圧部43Aから棒体41の径方向に延伸した部位であり、棒体41の外周面に重なっている。係止部43Bは、第1羽42の2つの取付部42B,42Cの間に配置されている。係止部43Bは、棒体41の外周面に沿って湾曲しており、棒体41の外周面の一部を周方向に被覆している。係止部43Bは、棒体41に当接するが、棒体41には固定されていない。
2つの規制部43C,43Dは、それぞれ、第2受圧部43Aから棒体41の外周面に沿って第1回転方向C1(図3C参照)に延伸している。2つの規制部43C,43Dは、係止部43Bを挟むように配置されている。
一方の規制部43Cは、図3Cに示すように、第1受圧部42Aと第2受圧部43Aとが平行に配置された状態で、第1羽42の一方の取付部42Bと当接する。他方の規制部43Dと他方の取付部42Cとの関係も同様である。
係止部43Bによって、第2羽43は、棒体41を中心軸として、任意の方向(つまり、第1回転方向C1及び第2回転方向C2)に回転可能である。また、2つの規制部43C,43Dによって、第1受圧部42Aと第2受圧部43Aとが平行な状態から、第2回転方向C2に回転することが規制される。つまり、図3Cの状態では、第2羽43は、第1回転方向C1にのみ回転可能である。
(バネ)
バネ44は、棒体41を中心として第2回転方向C2に第2羽43を付勢する弾性体である。具体的には、バネ44は、棒体41の外周面に巻かれたねじりバネである。バネ44の軸と、棒体41の軸とは平行に配置されている。
バネ44は、図3Bに示すように、中央部44Aと、2つの端部44B,44Cとを有する。中央部44Aは、バネ44の2つの端部44B,44Cの間で径方向に突出した部位であり、第2羽43の第2受圧部43Aにおける第1回転方向C1側の面に当接している。2つの端部44B,44Cは、それぞれ、中央部44Aとは反対側に突出し、第1羽42の第1受圧部42Aにおける第2回転方向C2側の面に当接している。
第2羽43に外力が加わっていない状態では、第2受圧部43Aは、バネ44と2つの規制部43C,43Dとによって、第1受圧部42Aと平行な位置に保持される。第2羽43に第1回転方向C1の一定の大きさの力が加わると、バネ44を弾性変形させながら第2羽43が第1回転方向C1に回転する。
(バルブのモード)
図2に示す回収モードでは、第1羽42の第1受圧部42A及び第2羽43の第2受圧部43Aは互いに平行に配置される。第1羽42の径方向の端部は、主流路2の内面のうち、供給口23と反対側の部分に当接する。
また、第2羽43の径方向の端部は、主流路2の内面のうち、供給口23の下流側に当接する。第2羽43には、第1回転方向C1側の面に排気ガスGが衝突する。したがって、第2羽43は第2回転方向C2のガス圧を受けるが、2つの規制部43C,43Dによって回転が規制される。そのため、第2羽43は、棒体41に対して回転しない。
回収モードでは、第1羽42及び第2羽43によって、供給口23よりも下流側の主流路2への流路が閉塞される。そのため、排気ガスGは、全量が供給口23に誘導され、熱交換部3に供給される。
図4Aに示す非回収モードでは、第1羽42は、回収モードから棒体41を中心に180°回転した位置に配置される。第1羽42の径方向の端部は、主流路2の内面のうち、供給口23の上流側に当接する。
第2羽43は、第2回転方向C2側の面への排気ガスGの衝突(つまり、排気ガスGの圧力)によって、回収モードから棒体41を中心に90°回転した位置からさらに第1回転方向C1に回転する。つまり、第2羽43は、供給口23への排気ガスGの供給量を制限する際に(つまり非回収モードにおいて)、主流路2の排気ガスGの通過面積を拡大する方向に回転可能である。
第2羽43の回転により、非回収モードでは、第1羽42の第1受圧部42Aと第2羽43の第2受圧部43Aとは交差する向きに配置される。排気ガスGは、第1羽42と第2羽43とによって、供給口23をバイパスして主流路2を主排出口22に向かって流動する。これにより、熱交換部3への排気ガスGの供給が規制される。
図4Bに示すEGRモードでは、第1羽42及び第2羽43は、それぞれの受圧部が排気ガスGの流れ方向と平行となるように配置される。第2羽43の第2受圧部43Aは、排気ガスGによる圧力をほとんど受けないか、又は圧力がバネ44の弾性力よりも小さいため、第1受圧部42Aと平行な状態に維持される。
EGRモードでは、一部の排気ガスGは、供給口23を介して熱交換部3に供給され、熱交換部3の第2排出口34から排気再循環経路100に供給される。残りの排気ガスGは、熱交換部3をバイパスして主排出口22から排出される。
なお、いずれのモードにおいても、第2羽43の第2受圧部43Aは、第1羽42の第1受圧部42Aよりも主流路2における排気ガスGの流れの下流側(つまり第1方向D1側)に位置する。
<アクチュエータ>
アクチュエータ5は、バルブ4を動作させる。具体的には、アクチュエータ5は、棒体41を軸回転させることにより、バルブ4を少なくとも回収モード、非回収モード及びEGRモードのいずれかに変位させる。
アクチュエータ5としては、電力、空気圧、油圧等の動力を用いて駆動するモータ、冷却水の温度に対応して伸縮する熱膨張体を用いたサーモアクチュエータ等を使用することができる。
[1−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)バルブ4が主流路2内において熱交換部3への供給口23と重なる位置に配置されるため、排気熱回収器1を小型化できる。また、熱交換部3への排気ガスGの流れを規制する際に、バルブ4の第2羽43が排気ガスGの通過面積を拡大する方向に回転することで、主流路2における圧損を低減できる。
(1b)第1羽42が排気ガスGの圧力を受ける面積と第2羽43が排気ガスGの圧力を受ける面積とが等しいことで、第1羽42が排気ガスGから受ける圧力と第2羽43が排気ガスGから受ける圧力とがほぼ等しくなる。そのため、バルブ4を回転させるアクチュエータ5の負荷を低減することができる。
(1c)第2羽43が排気ガスGの圧力によって排気ガスGの通過面積を拡大する方向に回転可能であることで、第2羽43を回転させる機構を簡素化することができる。
(1d)熱交換部3が第2排出口34を有するので、バルブ4の開度の調整によって、排気ガスGの一部を内燃機関に再循環させることができる。つまり、排気熱回収器1を小型化しつつ、EGR機能を排気熱回収器1に付加することができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の排気熱回収器1において、第1羽42が排気ガスGの圧力を受ける面積は、第2羽43が排気ガスGの圧力を受ける面積と異なっていてもよい。また、棒体41は、必ずしも主流路2の径方向の中心を通る位置に配置されなくてもよい。
(2b)上記実施形態の排気熱回収器1において、バルブ4の構成は一例であり、第2羽43が主流路2の排気ガスGの通過面積を拡大する方向に回転可能であれば、上記構成に限定されない。
例えば、図5Aに示すように、バネ44の代わりに、2つのバネ45A,45Bをバルブ4に設けてもよい。2つのバネ45A,45Bは、それぞれ、第1羽42の第1受圧部42Aと第2羽43の第2受圧部43Aとに跨って配置された板バネである。2つのバネ45A,45Bによって、第2受圧部43Aは棒体41を中心とした回転方向の付勢を受ける。
また、第2羽43は、排気ガスGの圧力の替わりに、動力によって回転してもよい。例えば、第2羽43は、アクチュエータによって棒体41に対して回転するように構成されてもよい。
(2c)上記実施形態の排気熱回収器1において、熱交換部3は、必ずしも第2排出口34を有しなくてもよい。つまり、排気熱回収器1は、必ずしもEGR機能を有しなくてもよい。
(2d)上記実施形態の排気熱回収器1において、熱交換部3の形状は一例である。例えば、図5B,5Cに示す排気熱回収器11は、主流路2の外周に円環状に配置された同軸型の熱交換部13を備える。熱交換部13は、主流路2の供給口23から排気ガスGを取り込む。バルブ4は、供給口23と重なる位置に配置されている。
(2e)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1,11…排気熱回収器、2…主流路、3,13…熱交換部、4…バルブ、
5…アクチュエータ、21…導入口、22…主排出口、23…供給口、24…戻り口、
31…伝熱部材、31A…第1部、31B…第2部、32…取込口、
33…第1排出口、34…第2排出口、35…第1通水口、36…第2通水口、
41…棒体、42…第1羽、42A…第1受圧部、42B,42C…取付部、
43…第2羽、43A…第2受圧部、43B…係止部、
43C,43D…規制部、44…バネ、44A…中央部、44B,44C…端部、
45A,45B…バネ、100…排気再循環経路。

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気ガスと冷却水との間で熱交換を行う熱交換部と、
    前記排気ガスを導入する導入口と、前記排気ガスを外部に排出する主排出口と、前記熱交換部へ前記排気ガスを供給する供給口と、を有する主流路と、
    前記主流路内において少なくとも一部が前記供給口と前記排気ガスの流れ方向で重なる位置に配置されると共に、前記主流路から前記熱交換部への前記排気ガスの供給量を調整するバルブと、
    前記バルブを動作させるアクチュエータと、
    を備え、
    前記バルブは、
    前記アクチュエータにより軸回転する棒体と、
    前記棒体に固定されると共に、前記棒体から前記棒体の径方向外側に延伸する第1羽と、
    前記棒体を中心軸として回転可能なように前記棒体に取り付けられると共に、前記棒体から前記棒体の径方向外側に延伸する第2羽と、
    を有し、
    前記第2羽は、前記供給口への前記排気ガスの供給量を制限する際に、前記主流路の前記排気ガスの通過面積を拡大する方向に回転可能であり、
    前記棒体は、前記第1羽と前記第2羽とによって前記主流路が閉塞されるように軸回転可能である、排気熱回収器。
  2. 請求項1に記載の排気熱回収器であって、
    前記第1羽が前記排気ガスの圧力を受ける面積は、前記第2羽が前記排気ガスの圧力を受ける面積と等しい、排気熱回収器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の排気熱回収器であって、
    前記第2羽は、前記排気ガスの圧力によって前記拡大する方向に回転可能である、排気熱回収器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の排気熱回収器であって、
    前記熱交換部は、
    前記主流路に向けて前記排気ガスを排出する第1排出口と、
    前記内燃機関に前記排気ガスを供給する排気再循環流路に前記排気ガスを排出する第2排出口と、
    を有する、排気熱回収器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の排気熱回収器であって、
    前記棒体は、前記主流路の内部に配置される、排気熱回収器。
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