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JP6971121B2 - 継手保持部材及び継手保持構造 - Google Patents
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JP6971121B2 - 継手保持部材及び継手保持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、継手保持部材及び継手保持構造に関する。
従来、戸建て住宅やマンション等の集合住宅の居室内には、架橋ポリエチレンやポリブテン等で形成されたパイプが用いられている。このパイプを接続する継手の一種として、外面止水構造(方式)の継手が用いられている。
外面止水構造の継手では、継手本体とは別体に構成されたインコア(内筒体)が用いられている。インコアは、継手本体とパイプとの接続部分を継手本体の内面側から補強する。インコアを用いることにより、継手本体とパイプとの密着性を長期的に維持することができる。
外面止水構造の継手を梱包する際に、継手本体内にインコアを格納している。このように梱包すると、施工現場において、作業者がパイプと外面止水構造の継手とを接続する際に、継手本体内のインコアを手にする。このインコアを継手本体内に取付けて施工作業が行われるため、継手本体内にインコアを取付け忘れることが抑えられる。
例えば、特許文献1の継手では、インコアがパイプに接続されていない未使用のときは、インコアは、継手本体のパイプ接続口内に収容されている。インコアが継手本体の奥に入り込まないように、インコアの端部は継手本体内の当接面に当接している。当接面は、継手本体の内周面から径方向内側に向かって突出している。
特開2000−170975号公報
しかしながら、特許文献1の継手では、継手本体内に当接面が設けられているため、継手本体内を水道水等の流体が流れる流路断面積は、継手本体に当接面が設けられていない場合に比べて小さくなる。継手本体の流路断面積が小さくなると、継手本体内を流体が流れにくくなる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、継手本体内に内筒体が入り込むのを抑制し、かつ、継手本体の流路断面積を大きく確保することができる継手保持部材、及びこの継手保持部材を備える継手保持構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の継手保持部材は、パイプと接続される継手における筒状の継手本体と、前記継手本体内に配置される内筒体と、を保持するのに用いられる継手保持部材であって、前記継手本体と前記内筒体との間に嵌め合う筒状部と、前記筒状部から径方向外側に向かって突出する鍔部と、前記鍔部の径方向外側の縁部から突出する摘みと、前記摘みに設けられ、前記内筒体内に嵌め合う第1突部と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、例えば、継手保持部材の筒状部内に内筒体を挿入し、さらに継手本体内に継手保持部材の筒状部を挿入する。このように、継手本体内に継手保持部材を介して内筒体を保持する。鍔部の外径は継手本体の内径よりも大きいため、継手本体内に鍔部が入り込まない。
そして、継手本体内に鍔部が入り込まないため、前記特許文献1のように継手本体内に当接面を設ける必要がなく、継手本体の流路断面積を大きく確保することができる。
また、作業者が摘みを把持して操作することにより、継手本体及び内筒体から継手保持部材を取外しやすくすることができる。さらに、継手保持部材の位置を作業者が視認しやすくすることができる。
また、摘みを折り畳んで内筒体内に第1突部を嵌め合わせると、内筒体内に第1突部が配置される。これにより、施工現場等において、内筒体内にゴミ等が入るのを抑制することができる。
また、上記の継手保持部材において、前記筒状部の外周面及び内周面の少なくとも一方に溝部が形成されていてもよい。
この発明によれば、筒状部の剛性が低くなり筒状部を変形させやすくなる。このため、継手本体及び内筒体に筒状部を嵌め合わせやすくし、継手本体及び内筒体から筒状部を取外しやすくすることができる。
また、上記の継手保持部材において、前記筒状部の外周面から内周面に達する貫通孔が形成されていてもよい。
この発明によれば、筒状部の剛性がさらに低くなるため、継手本体及び内筒体に筒状部をさらに嵌め合わせやすくし、継手本体及び内筒体から筒状部をさらに取外しやすくすることができる。
また、上記の継手保持部材において、前記溝部が複数並べて形成され、前記複数の溝部の間に形成された第2突部に切欠きが形成されていてもよい。
この発明によれば、切欠きにより、第2突部の剛性を低くして第2突部を撓みやすくすることができる。これにより、継手本体及び内筒体に筒状部をさらに嵌め合わせやすくし、継手本体及び内筒体から筒状部をさらに取外しやすくすることができる。
また、本発明の継手保持構造は、上記のいずれかに記載の継手保持部材と、前記継手と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、継手本体内に内筒体が入り込むのを抑制し、かつ、継手本体の流路断面積を大きく確保することができる継手保持部材を用いて、継手保持構造を構成することができる。
本発明の継手保持部材及び継手保持構造によれば、継手本体内に内筒体が入り込むのを抑制し、かつ、継手本体の流路断面積を大きく確保することができる。
本発明の第1実施形態の継手保持構造の要部を側面視した断面図である。 同継手保持構造における継手保持部材の斜視図である。 本発明の実施形態の変形例における継手保持部材の斜視図である。 本発明の実施形態の変形例における継手保持部材の斜視図である。 図4中の切断線A1−A1の断面図である。 本発明の実施形態の変形例における継手保持部材の斜視図である。 本発明の実施形態の変形例における継手保持部材の斜視図である。 図7中の切断線A2−A2の断面図である。 本発明の実施形態の変形例における継手保持部材の斜視図である。 本発明の実施形態の変形例における継手保持部材の斜視図である。 本発明の第2実施形態における継手保持部材の斜視図である。 同継手保持部材を備える継手保持構造の要部を側面視した断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る継手保持構造の第1実施形態を、図1から図10を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の継手保持構造1は、継手11と、本実施形態の継手保持部材21と、を備えている。継手11は、パイプPと接続される外面止水構造の継手である。なお、図1では、継手保持構造1を中心に説明するためにパイプPを二点鎖線で示している。
継手11は、継手本体12と、インコア(内筒体)13と、を有している。継手保持部材21は、継手本体12と、インコア13と、を保持するのに用いられる。継手保持部材21は、筒状部22と、鍔部23と、を有している。
ここで、継手本体12、インコア13、及び筒状部22は円筒状に形成され、鍔部23は円環状に形成されている。継手本体12、インコア13、筒状部22、及び鍔部23の中心軸は、共通軸と同軸に配置されている。以下では、共通軸を軸線Cと言う。軸線Cは、継手本体12、筒状部22等の中心軸である。軸線Cに沿う方向を、軸線C方向と言う。軸線Cに直交する方向を径方向といい、軸線C周りに周回する方向を周方向という。
インコア13は、胴部15と、フランジ16と、を有している。胴部15は、円筒状に形成されている。フランジ16は、胴部15の軸線C方向の端部に、径方向外側に向かって突出するように設けられている。
継手11のインコア13が継手保持部材21により保持されているときには、胴部15の一部が継手本体12内に配置され、フランジ16が継手本体12の外部に配置されている。
一方で、継手11にパイプPが接続されていることにより継手11が使用されているときには、インコア13は、図1中に二点鎖線L1で示すように、胴部15よりもフランジ16が継手本体12における軸線C方向の中央部側に配置される。継手本体12の内周面と胴部15の外周面との間にパイプPを挟み、図示しない固定手段によりインコア13を継手本体12に固定することにより、継手本体12とパイプPとが接続されている。
図1及び図2に示すように、筒状部22は、インコア13の胴部15の外径と同等の内径を有する。ここで言うA(例えば、筒状部22の内径)とB(例えば、胴部15の外径)とが同等であるとは、例えば、AとBとが等しいか、AとBとの寸法差が数mm以内であることを意味する。
筒状部22は、継手本体12の内径と同等の外径を有する。筒状部22には、筒状部22の外周面から内周面に達する複数の貫通孔25が形成されている。筒状部22では、周方向に隣り合う貫通孔25の間に軸状部材26が形成されている。
複数の貫通孔25は、筒状部22の軸線C方向の全長にわたって形成されている。各軸状部材26は、三角柱状に形成され、軸線C方向に延びている。各軸状部材26は、軸状部材26が有する3つの側面の1つである側面26aを軸線Cに対向させ、側面26aとは反対側の辺26bを径方向外側に向けるように配置されている。この例では、筒状部22は、4本の軸状部材26を有している。複数の軸状部材26は、軸線C周りに互いに間隔を空けて等角度ごとに形成されている。
複数の軸状部材26は、軸線C方向に沿って鍔部23から離間するに従い、軸線Cに近付くように傾いていてもよい。
なお、筒状部22が有する軸状部材26の本数は特に限定されず、2本、3本でもよいし、5本以上でもよい。軸状部材26は三角柱状に形成されるとしたが、軸状部材の形状は特に限定されない。軸状部材は、同心円状、台所の排気ダクトのような傾斜板状、及び、渦巻ポンプの羽根形状等でもよい。
鍔部23は、筒状部22の軸線C方向の端部に、径方向外側に向かって突出するように設けられている。鍔部23の外径は、継手本体12の内径よりも大きい。鍔部23の外径と継手本体12の外径とは、互いに同等である。
継手保持部材21を構成する軸状部材26(筒状部22)及び鍔部23は、可撓性を有する材料で一体に形成されている。軸状部材26及び鍔部23を形成する材料に制限はない。例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリブテン等の樹脂材料、アルミ、銅、鉄等の金属材料、またはこれらの複合材料等が用いられる。
次に、以上のように構成された継手保持部材21を用いて、継手11の継手本体12とインコア13とを同梱して継手保持構造1を構成する手順について説明する。以下では、継手保持部材21を用いる手順を中心に説明する。
作業者は、継手保持部材21の筒状部22内に、鍔部23側からインコア13の胴部15を挿入する。継手保持部材21の筒状部22に、インコア13のフランジ16を接触させる。さらに、継手本体12内に継手保持部材21の筒状部22を挿入する。継手本体12の軸線C方向の端面に、継手保持部材21の鍔部23を接触させる。
筒状部22の外径と継手本体12の内径とが互いに同等であり、筒状部22の内径とインコア13の胴部15の外径とが互いに同等であることから、継手本体12と筒状部22、筒状部22とインコア13の胴部15との間にそれぞれ作用する摩擦力により、継手本体12内に継手保持部材21を介してインコア13が保持される。継手本体12、及び継手本体12内に継手保持部材21を介して保持したインコア13により、継手保持構造1が構成される。
筒状部22の外周面に貫通孔25が形成されているため、筒状部22の剛性が低くなり筒状部22を変形させやすくなる。このため、継手本体12及びインコア13に筒状部22を嵌め合わせやすくなり、継手本体12及びインコア13から筒状部22を取外しやすくなる。
継手保持構造1を、適宜、梱包袋や梱包箱内に収容して継手11を梱包する。
以上説明したように、本実施形態の継手保持部材21によれば、継手保持部材21の筒状部22内にインコア13を挿入し、さらに継手本体12内に継手保持部材21の筒状部22を挿入する。このように、継手本体12内に継手保持部材21を介してインコア13を保持する。鍔部23の外径は継手本体12の内径よりも大きいため、継手本体12内に鍔部23が入り込まない。
そして、継手本体12内に鍔部23が入り込まないため、前記特許文献1のように継手本体内に当接面を設ける必要がなく、継手本体12の流路断面積を大きく確保することができる。
筒状部22の外周面に複数の貫通孔25が形成されているため、筒状部22の剛性がさらに低くなり筒状部22をさらに変形させやすくなる。このため、継手本体12及びインコア13に筒状部22をさらに嵌め合わせやすくし、継手本体12及びインコア13から筒状部22をさらに取外しやすくすることができる。
また、本実施形態の継手保持構造1によれば、継手本体12内にインコア13が入り込むのを抑制し、かつ、継手本体12の流路断面積を大きく確保することができる継手保持部材21を用いて、継手保持構造1を構成することができる。
本実施形態の継手保持部材21は、以下に説明するようにその構成を様々に変形させることができる。
図3に示す継手保持部材31のように、継手保持部材21において、複数の貫通孔25に代えて、筒状部22に複数の溝部32が形成されてもよい。複数の溝部32は、筒状部22の内周面に、軸線C方向に延び、互いに周方向に間隔を空けて形成されている。周方向に隣り合う溝部32の間に、第2突部33が形成されている。
この変形例の継手保持部材31によれば、筒状部22の内周面に複数の溝部32が形成されているため、筒状部22の剛性が低くなり筒状部22を変形させやすくなる。このため、継手本体12及びインコア13に筒状部22を嵌め合わせやすくし、継手本体12及びインコア13から筒状部22を取外しやすくすることができる。
複数の溝部32が軸線C方向に延びているため、筒状部22とインコア13とが第2突部33でしか接触しない。従って、インコア13に筒状部22をさらに嵌め合わせやすくし、インコア13から筒状部22をさらに取外しやすくすることができる。
図4及び図5に示す継手保持部材36のように、継手保持部材21において、複数の貫通孔25に代えて、筒状部22に複数の溝部37が形成されてもよい。複数の溝部37は、筒状部22の外周面に、周方向に延びるリング状に形成されている。複数の溝部37は、互いに軸線C方向に間隔を空けて形成されている。
図6に示す継手保持部材41のように、継手保持部材21において、複数の貫通孔25に代えて、筒状部22に複数の溝部42が形成されてもよい。複数の溝部42は、軸線Cを軸とする螺旋状に形成されている。
なお、複数の溝部42は、スプライン状(滑らかな曲線状)に形成されてもよい。
図7及び図8に示す継手保持部材46のように、継手保持部材21において、複数の貫通孔25に代えて、筒状部22に複数の溝部47,48が形成されてもよい。
複数の溝部47は、筒状部22の外周面に、周方向に延びるリング状に形成されている。複数の溝部47は、互いに軸線C方向に間隔を空けて形成されている。複数の溝部48は、筒状部22の内周面に、周方向に延びるリング状に形成されている。複数の溝部48は、互いに軸線C方向に間隔を空けて形成されている。複数の溝部47,48は、軸線C方向に互い違いに配置されている。複数の溝部47,48が形成された筒状部22は、波状である。
前述の螺旋状又はスプライン状の複数の溝部、及び波状の筒状部22の形状を組合わせて複合させた形状になるように、溝部及び筒状部の形状を決めてもよい。
図9に示す継手保持部材51のように、継手保持部材21において、複数の貫通孔25に代えて、筒状部22に複数の溝部52が形成されてもよい。複数の溝部52は、筒状部22の外周面に、軸線C方向に延びるように形成されている。複数の溝部52は、互いに周方向に間隔を空けて並べて形成されている。周方向に隣り合う溝部52の間には、第2突部53が形成されている。第2突部53は、筒状部22の軸線C方向の全長にわたって延びている。複数の溝部52により、複数の第2突部53が形成されている。複数の第2突部53は、放熱フィン状である。
第2突部53における周方向を向く側面には、切欠き53aが形成されている。切欠き53aは、この側面における径方向の中間部に形成され、第2突部53の全長にわたって軸線C方向に延びるように形成されている。
このように継手保持部材36,41,46,51を構成しても、本実施形態の継手保持部材21と同様の効果を奏することができる。
さらに、継手保持部材51において第2突部53に切欠き53aが形成されているため、第2突部53に径方向の圧縮力が作用したときに、第2突部53が径方向に変形しやすい。従って、継手本体12に筒状部22をさらに嵌め合わせやすくし、継手本体12から筒状部22をさらに取外しやすくすることができる。切欠き53aの形状により、圧縮力を受けた第2突部53の反発力を調節することができる。
なお、継手保持部材31,36,41,46,51に形成される溝部32,37,42,47,48,52の数は特に限定されず、1本でもよい。
図10に示す継手保持部材56のように、継手保持部材21の各構成に加えて第3突部57を備えてもよい。この変形例では、第3突部57は円筒状に形成され、鍔部23の径方向外側の端部から軸線C方向に沿って突出している。第3突部57は、鍔部23から筒状部22の外周面に対向するように突出している。すなわち、第3突部57は、鍔部23から鍔部23に対する筒状部22側に向かって突出している。
この変形例の継手保持部材56によれば、第3突部57により鍔部23の剛性を高くすることができる。
第3突部57が継手本体12の径方向外側の面を覆うため、第3突部57が他の部材に引っ掛かり、継手本体12から継手保持部材56が外れてしまうことを抑制することができる。
なお、第3突部は、鍔部23の径方向外側の端部における周方向の一部に形成されてもよい。第3突部は、鍔部23の径方向の中間部から突出してもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図11及び図12を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図11に示すように、本実施形態の継手保持部材61は、継手保持部材21の各構成に加えて1枚のタブ(摘み)62及び第1突部63を備えている。
タブ62は、平板状に形成され、鍔部23の径方向外側の縁部から径方向外側に向かって突出している。この例では、タブ62は、鍔部23の縁部における周方向の一部から径方向外側に向かって突出している。鍔部23における筒状部22とは反対側の外面と、タブ62の外面とは面一である。なお、タブ62の厚さが薄い方が、タブ62を折り畳みやすくなるので、好ましい。
タブ62の幅は、鍔部23の内径以上である。タブ62の径方向の長さL3は、径方向における鍔部23の内周面から外周面までの長さL4よりも長い。
第1突部63は、例えば円柱状に形成され、タブ62の径方向外側の端部に設けられている。第1突部63は、タブ62に対して筒状部22とは反対側に配置されている。
図12に示すように、第1突部63の外径とインコア13の胴部15の内径とは、互いに同等である。すなわち、第1突部63は、インコア13の胴部15内に嵌め合い可能である。
例えば、タブ62及び第1突部63は、軸状部材26及び鍔部23と同一の材料で、軸状部材26及び鍔部23と一体に形成されている。
次に、この継手保持部材61と、前述の継手11と、を備える継手保持構造2を構成する手順について説明する。以下では、継手保持部材61を用いる手順を中心に説明する。
予め、タブ62は、図12中に二点鎖線で示すように、鍔部23から径方向外側に向かって突出している。
作業者は、継手保持部材61の筒状部22内に、鍔部23側からインコア13の胴部15を挿入する。さらに、継手本体12内に継手保持部材61の筒状部22を挿入する。タブ62を折り畳んで、インコア13の胴部15内に第1突部63を嵌め合わせる。このように、インコア13内に第1突部63を配置した状態で、継手本体12内に継手保持部材61を介してインコア13を保持する。
なお、継手本体12及びインコア13から継手保持部材61を取外すには、例えば作業者はタブ62を把持してインコア13から第1突部63を取外す。タブ62を把持して、継手本体12から筒状部22を取外し、インコア13から筒状部22を取外す。
例えば、工場や水道工事店内で事前にプレハブユニットを作った場合、梱包箱から継手本体12及びインコア13が取り出されるが、パイプPとは接続されない状態でしばらく放置されることが考えられる。
このような場合には、テープ等で継手本体12の開口部を現場養生(閉塞)すれば問題ない。しかし、施工時の手間を減らすため、必要に応じ、タブ62を折り畳んでインコア13に蓋ができる構成にした。
以上説明したように、本実施形態の継手保持部材61及び継手保持構造2によれば、継手本体12内にインコア13が入り込むのを抑制し、かつ、継手本体12の流路断面積を大きく確保することができる。
さらに、継手保持部材61がタブ62を備える。作業者がタブ62を把持して操作することにより、継手本体12及びインコア13から継手保持部材61を取外しやすくすることができる。さらに、継手保持部材61の位置を作業者が視認しやすくすることができる。
タブ62の端部に、第1突部63が設けられている。タブ62を折り畳んでインコア13内に第1突部63を嵌め合わせると、インコア13内に第1突部63が配置される。これにより、施工現場等において、インコア13内にゴミ等が入るのを抑制することができる。
なお、本実施形態では、継手保持部材61が1枚のタブ62を備えるとしたが、継手保持部材61が2枚以上のタブ62を備えるとしてもよい。
タブ62に第1突部63に代えて係合部を設け、筒状部22に、係合部に着脱可能な被係合部を設けてもよい。そして、係合部と被係合部とを取付けることにより、インコア13内が閉塞されるように構成してもよい。このよう構成しても、本実施形態の継手保持部材61と同様の効果を奏することができる。
タブ62に第1突部63が設けられなくてもよい。
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。さらに、各実施形態で示した構成のそれぞれを適宜組み合わせて利用できることは、言うまでもない。
例えば、前記第1実施形態及び第2実施形態では、筒状部22に貫通孔や溝部は形成されなくてもよい。
継手本体12及びインコア13の胴部15は円筒状に形成されているとしたが、継手本体12及び胴部15の形状はこれに限定されない。継手本体12及び胴部15は、例えば、軸線に直交する断面の形状が楕円形、多角形等である筒状であってもよい。
1,2 継手保持構造
11 継手
12 継手本体
13 インコア(内筒体)
21,31,36,41,46,51,56,61 継手保持部材
22 筒状部
23 鍔部
25 貫通孔
32,37,42,47,48,52 溝部
53 第2突部
53a 切欠き
62 タブ(摘み)
63 第1突部
C 軸線
L4 長さ
P パイプ

Claims (5)

  1. パイプと接続される継手における筒状の継手本体と、前記継手本体内に配置される内筒体と、を保持するのに用いられる継手保持部材であって、
    前記継手本体と前記内筒体との間に嵌め合う筒状部と、
    前記筒状部から径方向外側に向かって突出する鍔部と、
    前記鍔部の径方向外側の縁部から突出する摘みと、
    前記摘みに設けられ、前記内筒体内に嵌め合う第1突部と、
    を備える継手保持部材。
  2. 前記筒状部の外周面及び内周面の少なくとも一方に溝部が形成されている請求項1に記載の継手保持部材。
  3. 前記筒状部の外周面から内周面に達する貫通孔が形成されている請求項1又は2に記載の継手保持部材。
  4. 前記溝部が複数並べて形成され、
    前記複数の溝部の間に形成された第2突部に切欠きが形成されている請求項2に記載の継手保持部材。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の継手保持部材と、
    前記継手と、
    を備える継手保持構造。
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