以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係るサービス提供装置を含むサービス提供システム(ネットワークシステム)の構成の一例を示す。本実施形態におけるサービス提供システムは、例えば病院において発行された処方箋に基づく調剤作業の予約を行うことが可能なサービス(以下では、調剤予約サービスと表記する)を提供するためのシステムである。以下の説明においては、上記した調剤予約サービスを利用するユーザを利用者と称する。
図1に示すように、サービス提供システムは、利用者端末10、第1店舗端末(病院端末)20、サービス提供装置(サーバ装置)30および第2店舗端末(薬局端末)40、等を備える。
利用者端末10は、例えば病院から処方箋が発行された利用者によって使用される端末装置である。利用者端末10には、例えばスマートフォンやタブレット端末等が含まれる。
第1店舗端末20は、上記した処方箋を発行することが可能な店舗(例えば、病院等)に設けられている端末装置である。第1店舗端末20は、店舗スタッフ(例えば、病院に勤務している医療従事者)によって使用される。第1店舗端末20としては、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等を用いることができるが、当該第1店舗端末20は、例えばスマートフォンやタブレット端末等、他の電子機器であっても良い。
第2店舗端末40は、上記した処方箋に基づく調剤作業を行うことが可能な店舗(例えば、調剤薬局等)に設けられている端末装置である。第2店舗端末40は、店舗スタッフ(例えば、薬剤師等)によって使用される。第2店舗端末40としては、例えばPC等を用いることができるが、当該第2店舗端末40は、例えばスマートフォンやタブレット端末等、他の電子機器であっても良い。
サービス提供装置30は、利用者端末10、第1店舗端末20および第2店舗端末40と、例えばインターネットのようなネットワークNを介して通信可能に接続される。サービス提供装置30は、上記した調剤予約サービスを利用者に対して提供する機能を有する。なお、サービス提供装置30は、例えばPC等の電子機器によって実現される。
なお、図1においては便宜的に利用者端末10、第1店舗端末20および第2店舗端末40がそれぞれ一つずつ示されているが、サービス提供システムは、複数の利用者端末10、第1店舗端末20および第2店舗端末40を備えていても良い。具体的には、サービス提供システムは、当該サービス提供システムに予め登録している利用者と例えば同数の利用者端末10を備える。また、サービス提供システムは、当該サービス提供システムを導入している店舗と例えば同数の第1店舗端末20および第2店舗端末40を備える。
図2は、図1に示す利用者端末10のハードウェア構成の一例を示す。ここでは、利用者端末10は、スマートフォンまたはタブレット端末であるものとして説明する。
図2に示すように、利用者端末10においては、バス11に、不揮発性メモリ12、CPU13、メインメモリ14、通信デバイス15およびタッチスクリーンディスプレイ16等が接続されている。
不揮発性メモリ12は、例えばオペレーティングシステム(OS)等を含む各種プログラムを格納する。なお、不揮発性メモリ12に格納されているプログラムには、上記した利用者が調剤予約サービスを利用するためのアプリケーションプログラム(以下、調剤予約アプリケーションと表記する)が含まれる。
CPU13は、例えば不揮発性メモリ12に格納されている各種プログラムを実行するプロセッサである。なお、CPU13は、利用者端末10全体の制御を実行する。
メインメモリ14は、例えばCPU13が各種プログラムを実行する際に必要とされるワークエリア等として使用される。
通信デバイス15は、インターネット等のネットワークNを介して例えばサービス提供装置30等の外部装置と実行される通信を制御する機能を有する。なお、通信デバイス15によれば、例えば無線LANおよびWifi(登録商標)等の無線通信機能を実現することができる。
タッチスクリーンディスプレイ16は、利用者端末10の本体の上面に重ね合わせるように取り付けられる。タッチスクリーンディスプレイ16には、例えば液晶表示装置(LCD)等のディスプレイと、当該ディスプレイに対する例えば指の接触位置を検出するように構成されたタッチ検出センサとが組み込まれている。このようなタッチスクリーンディスプレイ16によれば、利用者端末10の画面に対するユーザの操作(例えば、タッチ操作等)を受け付けることができる。
図3は、図1に示すサービス提供装置30のハードウェア構成の一例を示す。ここでは、サービス提供装置30は、PCであるものとして説明する。
図3に示すように、サービス提供装置30においては、バス31に、不揮発性メモリ32、CPU33、メインメモリ34および通信デバイス35等が接続されている。
不揮発性メモリ32は、例えばOS等を含む各種プログラムを格納する。なお、不揮発性メモリ32に格納されているプログラムには、上記した調剤予約サービスを利用者に対して提供するためのプログラム(以下、サービス提供プログラムと表記する)が含まれる。
CPU33は、例えば不揮発性メモリ32に格納されている各種プログラムを実行するプロセッサである。なお、CPU33は、サービス提供装置30全体の制御を実行する。
メインメモリ34は、例えばCPU33が各種プログラムを実行する際に必要とされるワークエリア等として使用される。
図3においては不揮発性メモリ32およびメインメモリ34のみが示されているが、サービス提供装置30は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置を備えていても良い。
通信デバイス35は、インターネット等のネットワークNを介して例えば利用者端末10、第1店舗端末20および第2店舗端末40等の外部装置と実行される通信を制御する機能を有する。なお、通信デバイス35によれば、例えば無線LANやWifi等の無線通信機能を実現することができる。
図4は、図1に示す第1店舗端末20および第2店舗端末40のハードウェア構成の一例を示す。ここでは、第1店舗端末20および第2店舗端末40が共に、PCであるものとして説明する。
図4に示すように、第1店舗端末20および第2店舗端末40においては、バス51に、不揮発性メモリ52、CPU53、メインメモリ54、通信デバイス55、入力デバイス56および表示デバイス57等が接続されている。
不揮発性メモリ52は、例えばOS等を含む各種プログラムを格納する。なお、第1店舗端末20の不揮発性メモリ52には、例えば上記した各種プログラムとして、当該第1店舗端末20が設置される病院において患者に対して処方箋を発行するためのプログラム(以下、処方箋発行プログラムと表記する)が含まれる。また、第2店舗端末40の不揮発性メモリ52には、例えば上記したプログラムとして、サービス提供装置30によって提供される調剤予約サービスに関する各種画面を表示するためのブラウザ(閲覧ソフトウェア)が含まれる。
CPU53は、例えば不揮発性メモリ52に格納されている各種プログラムを実行するプロセッサである。なお、CPU53は、第1店舗端末20および第2店舗端末40全体の制御を実行する。
メインメモリ54は、例えばCPU53が各種プログラムを実行する際に必要とされるワークエリア等として使用される。
図4においては不揮発性メモリ52およびメインメモリ54のみが示されているが、第1店舗端末20および第2店舗端末40は、HDDおよびSSD等の他の記憶装置を備えていても良い。
通信デバイス55は、インターネット等のネットワークNを介して例えばサービス提供装置30等の外部装置と実行される通信を制御する機能を有する。なお、通信デバイス55によれば、例えば無線LANおよびWifi等の無線通信機能を実現することができる。
入力デバイス56は、例えばキーボードおよびマウス等を含む。表示デバイス57は、例えば液晶表示装置のようなディスプレイ等を含む。
次に、図5を参照して、本実施形態におけるサービス提供システムの機能構成について説明する。図5は、本実施形態におけるサービス提供システムの機能構成の一例を示す。
まず、利用者端末10の機能構成について説明する。図5に示すように、利用者端末10は、UI処理部101、検索情報取得部102、予約情報取得部103および送受信部104、等を含む。
本実施形態において、これら各部101〜104は、例えば図2に示すCPU13(つまり、利用者端末10のコンピュータ)が不揮発性メモリ12に格納されている調剤予約アプリケーションを実行すること(つまり、ソフトウェア)により実現されるものとする。なお、この調剤予約アプリケーションは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能である。また、この調剤予約アプリケーションは、例えばネットワークNを介して利用者端末10にダウンロードされても構わない。
ここでは、各部101〜104がソフトウェアにより実現されるものとして説明したが、当該各部101〜104は、ハードウェアにより実現されても良いし、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによって実現されても良い。
UI処理部101は、利用者が調剤予約サービスを利用するために必要な各種画面を表示すると共に、当該各種画面に対する利用者の操作を受け付けるためのユーザインタフェースを提供するための機能部である。UI処理部101によって表示される各種画面には、病院において利用者に対して発行された処方箋に基づく調剤作業を予約するために必要な情報を入力可能な予約情報入力画面や、当該調剤作業を予約する店舗を検索するための店舗検索画面、当該調剤作業を予約する店舗を検索した結果が示される検索結果画面、等が含まれる。
検索情報取得部102は、UI処理部101によって表示された店舗検索画面に対する利用者の操作に応じて、検索情報を取得する。検索情報は、上記した調剤作業を予約する店舗を検索する際に使用される情報であり、例えば、利用者によって選択された検索条件(例えば、在庫がある、現在地に近い、自宅に近い、販売価格が安い、受取時間が早い、ポイント特典が有る等)、等を示す。
予約情報取得部103は、UI処理部101によって表示された予約情報入力画面に対する利用者の操作に応じて、UI処理部101によって表示された検索結果画面において利用者により指定された店舗(以下、対象店舗と表記する)に対する予約情報を取得する。予約情報は、上記した調剤作業の予約に関する情報であり、例えば、利用者の個人情報や医薬品の受取希望日時、等を含む。なお、予約情報の詳細については別途後述する。
送受信部104は、検索情報取得部102によって検索情報が取得された場合、当該検索情報をサービス提供装置30に送信する。また、送受信部104は、予約情報取得部103によって予約情報が取得された場合、当該予約情報をサービス提供装置30に送信する。
なお、送受信部104は、例えば、病院において利用者に対して発行された処方箋に基づく調剤作業を、利用者端末10にて(当該利用者が)当該処方箋を撮影することなく予約することが可能な旨の通知をサービス提供装置30から受信することができる。また、送受信部104は、例えば、予約情報取得部103によって取得された予約情報に基づいた調剤作業の予約が完了した旨の通知をサービス提供装置30から受信することができる。さらに、送受信部104は、例えば、予約情報取得部103によって取得された予約情報に基づいた調剤作業の準備が完了した旨の通知をサービス提供装置30から受信することができる。これら通知はUI処理部101によって表示される。
次に、第1店舗端末20の機能構成について説明する。図5に示すように、第1店舗端末20は、処方箋情報送信部201、等を含む。
本実施形態において、処方箋情報送信部201は、例えば図4に示すCPU53(つまり、第1店舗端末20のコンピュータ)が不揮発性メモリ52に格納されている処方箋発行プログラムを実行すること(つまり、ソフトウェア)により実現されるものとする。なお、この処方箋発行プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能である。また、この処方箋発行プログラムは、例えばネットワークNを介して第1店舗端末20にダウンロードされても構わない。
ここでは、処方箋情報送信部201がソフトウェアにより実現されるものとして説明したが、当該処方箋情報送信部201は、ハードウェアにより実現されても良いし、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによって実現されても良い。
処方箋情報送信部201は、第1店舗端末20が設置されている病院に来院した患者に対して発行された処方箋に関する処方箋情報をサービス提供装置30に送信する。処方箋情報送信部201は、サービス提供装置30に対して、上記したサービス提供システムに予め登録している利用者の処方箋情報を少なくとも送信する。なお、処方箋情報送信部201は、サービス提供装置30に対して、上記したサービス提供システムに登録していない未利用者も含めた患者(全患者)の処方箋情報を送信するとしても良い。
処方箋情報送信部201は、処方箋情報として、患者に対して発行された紙の処方箋が例えばPDF化された第1処方箋情報、および/または、医療従事者によってレセプトコンピュータ(またはレセプトコンピュータに相当する機能を有した電子カルテシステム)を使用して入力された第2処方箋情報をサービス提供装置30に送信する。
第2処方箋情報は、JAHIS(登録商標)によって標準化されているフォーマットに準じた第2処方箋情報と、当該フォーマットに準じていない第2処方箋情報との二つに分類され、どちらの第2処方箋情報が処方箋情報としてサービス提供装置30に送信されるかは、第1店舗端末20が設置されている店舗において使用されているレセプトコンピュータ(または電子カルテシステム)によって異なるものとする。
ここで、図6を参照して、処方箋情報のデータ構造の一例について説明する。なお、第1処方箋情報および第2処方箋情報は共に、図6に示すデータ構造によって示される各種項目を少なくとも含むものとする。
図6に示すように、処方箋情報は、病院において患者に対して発行された処方箋に関する情報であり、当該処方箋情報には、患者ID、処方医薬品名、処方日および後発医薬品への変更可否、等が対応づけて含まれている。
患者IDは、当該処方箋情報によって示される処方箋が発行された患者を識別するための識別情報である。患者IDは、患者が病院に初めて来院した際に当該病院によって割り当てられるものであり、例えば、診察券に記載の診察券番号、患者の氏名、等であっても良い。
処方医薬品名は、当該処方医薬品名に対応づけられている患者IDによって示される患者に対して処方された医薬品の名称を示す情報である。処方医薬品名は、処方された医薬品の成分(主成分)等を示す一般名、または、処方された医薬品を含む製品の名称(製品名)のどちらかを示す。なお、処方医薬品名には、一般名か製品名かを示す情報がさらに含まれていても良い。また、処方医薬品名によって示される一般名および製品名はコード化されていても良い。
処方日は、当該処方日に対応づけられている処方医薬品名によって示される医薬品が、当該処方日に対応づけられている患者IDによって示される患者に対して処方された日付を示す情報である。
後発医薬品への変更可否は、当該後発医薬品への変更可否に対応づけられている処方医薬品名によって示される医薬品を、先発医薬品から後発医薬品(ジェネリック)に変更しても良いか否かを示す情報である。後発医薬品とは、先発医薬品と同等の効き目を得られる医薬品であって、一般的には、先発医薬品よりも安価に購入可能な医薬品である。なお、後発医薬品が存在しない場合、後発医薬品への変更可否の項目は後述する「否」を示すとしても良いし、空欄であっても良い。
図6に示す処方箋情報a1には、患者ID「1」、処方医薬品名「成分x」、処方日「2018/6/30」および後発医薬品への変更可否「可」が対応づけて含まれている。この処方箋情報a1によれば、当該処方箋情報a1によって示される処方箋は、患者ID「1」によって識別される患者に対して発行された処方箋であり、当該患者に対して「2018/6/30」に後発医薬品に変更「可能」な「成分x」を含む医薬品が処方されたことを示している。
図6に示す処方箋情報a2には、患者ID「2」、処方医薬品名「製品Y」、処方日「2018/6/30」および後発医薬品への変更可否「否」が対応づけて含まれている。この処方箋情報a2によれば、当該処方箋情報a2によって示される処方箋は、患者ID「2」によって識別される患者に対して発行された処方箋であり、当該患者に対して「2018/6/30」に後発医薬品に変更「不能」な「製品Y」によって示される医薬品が処方されたことを示している。
なお、ここでは、処方箋情報a1,a2についてのみ説明したが、他の処方箋情報についても当該処方箋情報a1,a2と同様のデータ構造を有するものとする。
再度図5の説明に戻る。続いて、サービス提供装置30の機能構成について説明する。図5に示すように、サービス提供装置30は、処方箋情報受信部301、処方箋予約案内部302、検索情報受信部303、店舗検索部304、予約管理部305、処方箋情報送信部306、決済処理部307および格納部308、等を含む。
本実施形態において、各部301〜307は、例えば図3に示すCPU33(つまり、サービス提供装置30のコンピュータ)が不揮発性メモリ32に格納されているサービス提供プログラムを実行すること(つまり、ソフトウェア)により実現されるものとする。なお、このサービス提供プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能である。また、このサービス提供プログラムは、例えばネットワークNを介してサービス提供装置30にダウンロードされても構わない。
ここでは、各部301〜307がソフトウェアにより実現されるものとして説明したが、当該各部301〜307は、ハードウェアにより実現されても良いし、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによって実現されても良い。
また、本実施形態において、格納部308は、例えば図3に示す不揮発性メモリ32または他の記憶装置等によって構成される。
以下では、各部301〜307の機能について説明する前に、図7〜図11を参照して、格納部308に格納される各種情報のデータ構造について説明する。
図7は、利用者情報のデータ構造の一例を示す。
利用者情報は、上記したサービス提供システムに予め登録している利用者に関する情報であり、図7に示すように、当該利用者情報には、患者IDおよび利用者ID、等が対応づけて含まれている。
患者IDは、上記した処方箋情報に含まれる患者IDと同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。利用者IDは、当該利用者IDに対応づけられている患者IDによって示される患者が上記したサービス提供システムを初めて利用する際にサービス提供装置30によって割り当てられるものであり、利用者を識別するための識別情報である。
なお、利用者IDには、当該利用者IDによって識別される利用者に対して、第1店舗端末20が設置されている複数の店舗(複数の医療機関)によってそれぞれ割り当てられた複数の患者IDが対応づけられていても良い。
図7に示す利用者情報b1には、患者ID「1」および利用者ID「A」が対応づけて含まれている。この利用者情報b1によれば、患者ID「1」によって識別される患者が、利用者ID「A」によって識別される利用者と同一人物であることが示される。また、図7に示す利用者情報b2には、患者ID「2」および利用者ID「B」が対応づけて含まれている。この利用者情報b2によれば、患者ID「2」によって識別される患者が、利用者ID「B」によって識別される利用者と同一人物であることが示される。なお、ここでは、利用者情報b1,b2についてのみ説明したが、他の利用者情報についても当該利用者情報b1,b2と同様のデータ構造を有するものとする。
なお、利用者情報には、上記した患者IDおよび利用者IDの他に、患者IDによって示される患者が上記したサービス提供システムを初めて利用する際に登録された連絡先(つまり、利用者の連絡先)等がさらに含まれていても良い。
また、患者IDが例えば氏名であって、処方箋情報に含まれる患者IDから利用者が一意に特定可能である場合、格納部308への利用者情報の格納は省略されても良い。
図8は、一般名−製品名対応情報のデータ構造の一例を示す。
一般名−製品名対応情報は、一般名によって示される成分を含む製品の名称を示す情報であり、図8に示すように、当該一般名−製品名対応情報には、一般名および製品名(1種類以上の製品名)、等が対応づけて含まれている。
図8に示す一般名−製品名対応情報c1には、一般名「成分x」および製品名「製品X1、製品X2」が対応づけて含まれている。この一般名−製品名対応情報c1によれば、「成分x」を含む医薬品の製品には「製品X1」と「製品X2」とがあることが示される。また、図8に示す一般名−製品名対応情報c2には、一般名「成分y」および製品名「製品Y」が対応づけて含まれている。この一般名−製品名対応情報c2によれば、「成分y」を含む医薬品の製品には「製品Y」だけがあることが示される。なお、ここでは、一般名−製品名対応情報c1,c2についてのみ説明したが、他の一般名−製品名対応情報についても当該一般名−製品名対応情報c1,c2と同様のデータ構造を有するものとする。
図9は、調剤履歴情報のデータ構造の一例を示す。
調剤履歴情報は、第2店舗端末40が設置されている店舗において調剤された医薬品に関する情報であり、図9に示すように、当該調剤履歴情報には、第2店舗端末40が設置されている店舗毎に、調剤医薬品名および調剤日、等が対応づけて含まれている。
調剤医薬品名は、第2店舗端末40が設置されている店舗のスタッフ(薬剤師)によって調剤された医薬品の製品名を示す情報である。調剤日は、当該調剤日に対応づけられている調剤医薬品名によって示される製品名の医薬品が調剤された日付を示す情報である。
図9に示す調剤履歴情報d1は「○○薬局」に関する調剤履歴情報であって、当該調剤履歴情報d1には、調剤医薬品名「製品X2」および調剤日「2018/6/29」が対応づけて含まれている。この調剤履歴情報d1によれば、「○○薬局」では「製品X2」によって示される医薬品が「2018/6/29」に調剤されたことが示される。
図9に示す調剤履歴情報d2は「××薬局」に関する調剤履歴情報であって、当該調剤履歴情報d2には、調剤医薬品名「製品Y」および調剤日「2018/6/29」が対応づけて含まれている。この調剤履歴情報d2によれば、「××薬局」では「製品Y」によって示される医薬品が「2018/6/29」に調剤されたことが示される。なお、ここでは、調剤履歴情報d1,d2についてのみ説明したが、他の調剤履歴情報についても当該調剤履歴情報d1,d2と同様のデータ構造を有するものとする。
図10は、店舗情報のデータ構造の一例を示す。
店舗情報は、第2店舗端末40が設置されている店舗に関する情報であり、図10に示すように、当該店舗情報には、店舗名、所在地、調剤技術料、薬剤師の人数およびポイント特典の有無、等が対応づけて含まれている。なお、店舗情報には、上記した各種情報に加えて、駐車場の有無や駐車場での医薬品の受け渡しの可否、等を示す情報がさらに含まれていても良い。
店舗名は、第2店舗端末40が設置されている店舗の名称を示す情報である。所在地は、当該所在地に対応づけられている店舗名によって示される店舗の所在地を示す情報である。
調剤技術料は、当該調剤技術料に対応づけられている店舗名によって示される店舗の調剤技術料に含まれる調剤基本料を示す情報である。調剤基本料は、医薬品の調剤時に基本料として発生する金額を示し、店舗毎に予め定められている。なお、調剤基本料は、特別調剤基本料、調剤基本料3−ロ、調剤基本料3−イ、調剤基本料2、調剤基本料1の順に安いものとする。つまり、特別調剤基本料が最も安く、調剤基本料1が最も高いものとする。
薬剤師の人数は、当該薬剤師の人数に対応づけられている店舗名によって示される店舗に勤務している薬剤師の人数を示す情報である。ポイント特典の有無は、当該ポイント特典の有無に対応づけられている店舗名によって示される店舗において医薬品を購入した際にポイント特典が有るか否かを示す情報である。ポイント特典の有無は、当該ポイント特典の有無に対応づけられている店舗名によって示される店舗において医薬品を購入した際のポイント付与率を示す情報であっても良い。ポイント付与率が0%の店舗が、ポイント特典が無い店舗に相当する。ポイント特典は、例えば、第2店舗端末40が設置されている店舗から利用者に対して配布されるポイントカード等を介して当該利用者に対して還元される。
図10に示す店舗情報e1には、店舗名「○○薬局」、所在地「所在地a」、調剤技術料「調剤基本料1」、薬剤師の人数「1」およびポイント特典「有」が対応づけて含まれている。この店舗情報e1によれば、「○○薬局」は「所在地a」に位置する薬局であり、調剤技術料に含まれる調剤基本料が「調剤基本料1」の薬局であり、「1人」の薬剤師が勤務する薬局であって、医薬品を購入した際のポイント特典が「有る」薬局であることが示される。
図10に示す店舗情報e2には、店舗名「××薬局」、所在地「所在地b」、調剤技術料「調剤基本料3−ロ」、薬剤師の人数「5」およびポイント特典「無」が対応づけて含まれている。この店舗情報e2によれば、「××薬局」は「所在地b」に位置する薬局であり、調剤技術料に含まれる調剤基本料が「調剤基本料3−ロ」の薬局であり、「5人」の薬剤師が勤務する薬局であって、医薬品を購入した際のポイント特典が「無い」薬局であることが示される。なお、ここでは、店舗情報e1,e2についてのみ説明したが、他の店舗情報についても当該店舗情報e1,e2と同様のデータ構造を有するものとする。
図11は、予約情報のデータ構造の一例を示す。
予約情報は、対象店舗に対する、利用者からの調剤作業の予約に関する情報であり、図11に示すように、当該予約情報には、受付番号、受付日時、利用者ID、氏名、生年月日、連絡先、クレジットカード情報、受取希望日時およびステータス、等が対応づけて含まれている。なお、予約情報には、上記した各種情報に加えて、医薬品の駐車場受け渡しを希望するか否か、車両情報、等がさらに含まれていても良い。この場合、後述する予約情報入力画面には、医薬品の駐車場受け渡しを希望するか否かを指定可能な欄と、車両情報を入力可能な欄とがさらに設けられる。車両情報を入力可能な欄は、医薬品の駐車場受け渡しを希望するか否かを指定可能な欄において、希望する旨が指定された場合にのみ表示されるとしても良い。
受付番号は、利用者からの調剤作業の予約に対して割り当てられた番号であり、当該予約を識別するための識別情報として用いられる。
受付日時は、当該受付日時に対応づけられている受付番号が割り当てられた予約がサービス提供装置30において受け付けられた日時を示す情報である。
利用者IDは、上記した利用者情報に含まれる利用者IDと同様であるため、ここではその詳しい説明は省略する。
氏名、生年月日および連絡先は、これらに対応づけられている受付番号が割り当てられた予約をした利用者の氏名、生年月日および連絡先を示す情報である。
クレジットカード情報は、当該クレジットカード情報に対応づけられている受付番号が割り当てられた予約をした利用者が所有するクレジットカードに関する情報を示す。なお、クレジットカード情報には、例えばクレジットカードのカード番号および有効期限等が含まれる。
受取希望日時は、当該受取希望日時に対応づけられている受付番号が割り当てられた予約をした利用者によって指定された医薬品の受け取りを希望する日時を示す情報である。
ステータスは、当該ステータスに対応づけられている受付番号が割り当てられた予約に対する調製作業の進捗状況を示す情報である。なお、ステータスには、例えば処方箋情報によって示される処方箋の内容を確認中であることを示す「確認中」および当該処方箋に基づく調剤作業の準備が完了していることを示す「準備完了」等が含まれる。
図11に示す予約情報f1には、受付番号「1」、受付日時「2018/6/30 14:30」、利用者ID「A」、氏名「AA」、生年月日「yyyy/mm/dd」、連絡先「xxx-xxxx-xxxx」、クレジットカード情報「クレジットカード情報1」、受取希望日時「2018/6/30 15:00」およびステータス「確認中」が対応づけて含まれている。
この予約情報f1によれば、受付番号「1」が割り当てられた予約が「2018/6/30 14:30」に受け付けられたことが示される。また、この予約情報f1によれば、利用者ID「A」によって識別され、氏名が「AA」、生年月日が「yyyy/mm/dd」、連絡先が「xxx-xxxx-xxxx」である利用者によって調剤作業の予約がされたことが示される。さらに、この利用者が所有するクレジットカードに関するクレジットカード情報は「クレジットカード情報1」であることが示される。また、この利用者によって指定された受取希望日時が「2018/6/30 15:00」であることが示される。さらに、この利用者によって予約された調製作業の進捗状況(ステータス)は「確認中」であることが示される。
なお、ここでは予約情報f1についてのみ説明したが、他の予約情報についても当該予約情報f1と同様のデータ構造を有するものとする。
再度図5の説明に戻る。
処方箋情報受信部301は、第1店舗端末20から送信された処方箋情報を受信する。受信された処方箋情報は格納部308に格納される。なお、処方箋情報は、処方箋の有効期限(処方箋の発行日を含めて4日間)が切れると共に適宜削除される。これによれば、処方箋情報が過多に格納されることを抑止することが可能である。
処方箋予約案内部302は、処方箋情報受信部301によって処方箋情報が受信された場合に、当該処方箋情報に含まれる患者IDを含む利用者情報を取得し、当該取得された利用者情報に含まれる利用者IDによって識別される利用者(の利用者端末10)に対して、当該処方箋情報によって示される処方箋に基づく調剤作業を予約することが可能な旨の通知を送信する。
検索情報受信部303は、利用者端末10から送信された検索情報を受信する。
店舗検索部304は、検索情報受信部303によって受信された検索情報と、格納部308に格納された各種情報とに基づいて、利用者にとって好適と思われる店舗を検索する店舗検索処理を実行する。なお、店舗検索処理の詳細については別途後述する。
予約管理部305は、利用者端末10から送信された対象店舗に対する予約情報を受信し、利用者からの調剤作業の予約を受け付ける。受信された予約情報は格納部308に格納される。
処方箋情報送信部306は、対象店舗に対する利用者からの調剤作業の予約を受け付けると、当該利用者に対して病院から発行された処方箋を示す処方箋情報(第1処方箋情報)を格納部308から取得し、当該取得された処方箋情報を対象店舗に設置された第2店舗端末40に送信する。
決済処理部307は、第2店舗端末40からサービス提供装置30に送信される決済情報に基づいて利用者に対する決済処理を実行する。
次に、第2店舗端末40の機能構成について説明する。図5に示すように、第2店舗端末40は、送受信部401、表示処理部402および決済情報取得部403、等を含む。
本実施形態において、これら各部401〜403は、例えば図4に示すCPU53(つまり、第2店舗端末40のコンピュータ)が不揮発性メモリ52に格納されているブラウザ等を含むプログラムを実行すること(つまり、ソフトウェア)により実現されるものとする。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能である。また、このプログラムは、例えばネットワークNを介して第2店舗端末40にダウンロードされても構わない。
ここでは、各部401〜403がソフトウェアにより実現されるものとして説明したが、当該各部401〜403は、ハードウェアにより実現されても良いし、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによって実現されても良い。
送受信部401は、サービス提供装置30から送信された処方箋情報(第1処方箋情報)を受信する。
表示処理部402は、送受信部401によって処方箋情報が受信された場合、当該処方箋情報を例えば表示デバイス57に表示する。これによれば、第2店舗端末40が設置された店舗のスタッフは、表示デバイス57に表示された処方箋情報によって示される医薬品の調剤準備を開始することができる。
決済情報取得部403は、例えば予約に基づいて調剤された医薬品を利用者に対して受け渡した後に店舗スタッフによって行われる第2店舗端末40(入力デバイス56)に対する操作に応じて決済情報を取得する。決済情報取得部403によって取得される決済情報は、例えば利用者の氏名、医薬品の受け渡しに対して当該利用者が支払うべき金額および調剤履歴情報、等を含む。
決済情報取得部403によって決済情報が取得された場合、当該決済情報は、送受信部401によってサービス提供装置30に送信される。
以下、本実施形態におけるサービス提供システムの動作について説明する。以下では、まず、図12のシーケンスチャートを参照して、利用者が調剤作業を予約する店舗を検索する場合の処理手順について説明する。
例えば病院において処方箋が発行された利用者によって使用される利用者端末10は、当該処方箋に基づく調剤作業を予約することが可能な旨の通知をサービス提供装置30から受信することができる。この通知を受けた利用者は、処方箋に基づく調剤作業を予約する店舗を検索することができる。以下では、調剤作業を予約する店舗を検索する利用者を対象利用者と称するものとする。
この場合、対象利用者は、利用者端末10を操作することによって、当該利用者端末10上で上記した調剤予約アプリケーションを起動する(ステップS1)。
ここで、ステップS1において調剤予約アプリケーションが起動された場合、利用者端末10には、調剤予約サービスのトップ画面が表示される。対象利用者は、利用者端末10に表示されたトップ画面を介して調剤作業を予約する店舗を検索することが可能な店舗検索画面を表示することができるものとする。
利用者端末10のUI処理部101は、対象利用者の操作に応じて、店舗検索画面を表示する(ステップS2)。
図13は、店舗検索画面の一例を示す図である。店舗検索画面500には、図13に示すように、検索条件選択欄501が設けられている。対象利用者は、利用者端末10を操作することによって、検索条件選択欄501から任意の検索条件を選択することができる。なお、図13では、対象利用者によって検索条件選択欄501に含まれる検索条件「在庫がある」が選択されている場合を例示している。
店舗検索画面500の下部には、「検索する」ボタン502が設けられている。対象利用者は、検索条件選択欄501からの検索条件の選択を行った場合、店舗検索画面500に対して「検索する」ボタン502を指定する操作を行うことができる。UI処理部101によってこのような操作が受け付けられた場合、検索情報取得部102は、店舗検索画面500に対する利用者の操作に応じた検索情報(換言すると、検索条件選択欄501から選択された検索条件を示す検索情報)を取得する(ステップS3)。
検索情報取得部102によって検索情報が取得されると、送受信部104は、当該検索情報を対象利用者の利用者IDと共にサービス提供装置30に送信する(ステップS4)。
ステップS4において利用者端末10から送信された検索情報および利用者IDは、サービス提供装置30の検索情報受信部303によって受信される。検索情報受信部303によって検索情報が受信された場合、店舗検索部304は、対象利用者が調剤作業を予約するのに好適と思われる店舗を検索して、当該検索の結果を示す検索結果画面を生成する店舗検索処理を実行する(ステップS5)。
ここで、図14のフローチャートを参照して、ステップS5の店舗検索処理の詳細について説明する。
まず、店舗検索部304は、検索情報受信部303によって受信された検索情報が検索条件「在庫がある」を示す検索情報であるか否かを判定する(ステップS51)。
ステップS51において、検索情報が検索条件「在庫がある」を示す検索情報でないと判定された場合(ステップS51のNo)、店舗検索部304は、格納部308に格納される複数の店舗情報から、当該検索情報によって示される検索条件を満たす1以上の店舗情報を取得して(ステップS52)、後述するステップS57の処理を実行する。
例えば、検索情報受信部303によって受信された検索情報が「現在地に近い」を示す場合、店舗検索部304は、利用者端末10から対象利用者の現在地を示す現在地情報を取得し、格納部308に格納される複数の店舗情報から、当該取得された現在地情報によって示される現在地に近い所在地を示す店舗情報を、対象利用者にとって好適と思われる店舗を示す店舗情報として取得する。
検索情報が「自宅に近い」を示す場合、店舗検索部304は、利用者端末10から対象利用者の自宅の住所を示す住所情報を取得し、格納部308に格納される複数の店舗情報から、当該取得された住所情報によって示される住所に近い所在地を示す店舗情報を、対象利用者にとって好適と思われる店舗を示す店舗情報として取得する。
検索情報が「販売価格が安い」を示す場合、店舗検索部304は、格納部308に格納される複数の店舗情報から、調剤技術料によって示される調剤基本料が安い(調剤基本料の点数が低い)店舗情報を、対象利用者にとって好適と思われる店舗を示す店舗情報として取得する。
検索情報が「受取時間が早い」を示す場合、店舗検索部304は、格納部308に格納される複数の店舗情報から、薬剤師の人数が予め設定された閾値以上の店舗情報を、対象利用者にとって好適と思われる店舗を示す店舗情報として取得する。なお、第2店舗端末40が設置されている店舗から現在の待ち時間を示す待ち時間情報を取得可能な場合、店舗検索部304は、当該取得される待ち時間情報を参照して、対象利用者にとって好適と思われる店舗を選出しても良い。
検索情報が「ポイント特典が有る」を示す場合、店舗検索部304は、格納部308に格納される複数の店舗情報から、ポイント特典の有無が「有」を示す店舗情報を、対象利用者にとって好適と思われる店舗を示す店舗情報として取得する。
なお、ここでは、検索情報が一つの検索条件を示す場合を例にとって説明したが、例えば検索情報が二つ以上の検索条件を示す場合、店舗検索部304は、上記した各種ロジックにしたがって、これら二つ以上の検索条件を満たす1以上の店舗情報を取得するものとする。
ステップS51において、検索情報が検索条件「在庫がある」を示す検索情報であると判定された場合(ステップS51のYes)、店舗検索部304は、検索情報受信部303によって検索情報と共に受信された利用者IDを含む利用者情報を格納部308から取得し、当該取得された利用者情報に含まれる患者IDを含む処方箋情報(第2処方箋情報)を格納部308から取得する(ステップS53)。
続いて、店舗検索部304は、ステップS53において取得された処方箋情報に含まれる処方医薬品名が一般名であるか製品名であるかを判定する(ステップS54)。
ステップS54において、処方医薬品名が一般名であると判定された場合(ステップS54のYes)、店舗検索部304は、格納部308に格納される複数の一般名−製品名対応情報から、当該一般名を含む一般名−製品名対応情報を取得し、当該取得された一般名−製品名対応情報に含まれる製品名の全てが、ステップS53において取得された処方箋情報に含まれる処方医薬品名によって示されるものと認識して(ステップS55)、後述するステップS56の処理を実行する。
ステップS54において、処方医薬品名が製品名であると判定された場合(ステップS54のNo)、店舗検索部304は、格納部308に格納される複数の調剤履歴情報から、ステップS53において取得された処方箋情報に含まれる処方医薬品名によって示される製品名の医薬品が、当該処方箋情報に含まれる処方日から所定日以内に調剤されていることを示す調剤履歴情報を取得し、当該取得された調剤履歴情報に対応する店舗の店舗情報を、対象利用者にとって好適と思われる店舗情報として取得する(ステップS56)。
なお、調剤履歴情報が調剤医薬品名および調剤日に加えて調剤回数も含む場合、店舗検索部304は、ステップS53において取得された処方箋情報に含まれる処方医薬品名によって示される製品名の医薬品が、当該処方箋情報に含まれる処方日から所定日以内に所定回数以上所定回数未満だけ調剤されていることを示す調剤履歴情報を取得し、当該取得された調剤履歴情報に対応する店舗の店舗情報を、対象利用者にとって好適と思われる店舗情報として取得するとしても良い。
しかる後、店舗検索部304は、取得された1以上の店舗情報によって示される各店舗の名称(店舗の一覧)を示す検索結果画面を生成し(ステップS57)、一連の処理を終了させる。
なお、対象利用者は、店舗検索画面500の検索条件選択欄501に含まれる検索条件に対して優先順位を予め設定しておいても良い。これによれば、優先順位が最も高い検索条件で検索した結果、一つの店舗情報も取得されなかった場合、店舗検索部304は、優先順位が2番目(次)の検索条件で、対象利用者にとって好適と思われる店舗情報の取得を再度試行することが可能となる。
再度図12の説明に戻る。店舗検索部304は、図14に示す一連の処理手順によって生成された検索結果画面を利用者端末10に送信する(ステップS6)。
ステップS6においてサービス提供装置30から送信された検索結果画面は、利用者端末10の送受信部104によって受信される。送受信部104によって受信された検索結果画面は、UI処理部101によって表示される(ステップS7)。以上が、利用者が調剤作業を予約する店舗を検索する場合の処理手順となる。
図15は、利用者端末10に表示される検索結果画面の一例を示す。検索結果画面510には、図15に示すように、対象利用者にとって調剤作業を予約するのに好適と思われる店舗の一覧511が表示される。
対象利用者は、利用者端末10を操作することによって、検索結果画面510に含まれる店舗の一覧511から調剤作業を予約する店舗を指定することができる。検索結果画面510の下部には、「予約受付」ボタン512が設けられている。対象利用者は、検索結果画面510に含まれる店舗の一覧511から調剤作業を予約する店舗の指定(対象店舗の指定)を行った場合、検索結果画面510に対して「予約受付」ボタン512を指定する操作を行うことができる。UI処理部101によってこのような操作が受け付けられた場合、当該検索結果画面510は、後述する予約情報入力画面に遷移する。
続いて、図16のシーケンスチャートを参照して、第2店舗端末40が設置されている店舗に対して利用者が調剤作業を予約する場合の処理手順について説明する。
まず、上記したように、対象利用者によって「予約受付」ボタン512を指定する操作が行われた場合、UI処理部101は、対象店舗に対する予約情報入力画面を表示する(ステップS11)。
図17は、予約情報入力画面の一例を示す。予約情報入力画面520には、氏名入力欄521、生年月日入力欄522、連絡先入力欄523、受取希望日時入力欄524および「クレジットカードを登録」ボタン525が設けられている。
対象利用者は、利用者端末10を操作することによって、氏名入力欄521、生年月日入力欄522および連絡先入力欄523に対してそれぞれ対象利用者の氏名、生年月日および連絡先を入力することができる。
また、対象利用者は、利用者端末10を操作することによって、受取希望日時入力欄524に対して医薬品を受け取る日時(希望日時)を入力することができる。なお、受取希望日時入力欄524においては、特定の日時が直接入力されても良いし、例えばカレンダー形式またはプルダウン形式で表示される日時の一覧から特定の日時が選択されても良い。なお、カレンダー形式またはプルダウン形式で表示される日時の一覧には、対象店舗によって予め設定された当該対象店舗が対応可能な日時(例えば、対象店舗に勤務している薬剤師の勤務日時、等)のみが含まれるとしても良い。
さらに、対象利用者は、「クレジットカードを登録」ボタン525を指定する操作を行うことにより、当該対象利用者が所有するクレジットカードに関する情報として、当該クレジットカードのカード番号および有効期限等を入力することができる。なお、対象利用者が所有するクレジットカード(クレジットカード情報)が既に登録されている場合には、当該クレジットカードを再度登録する必要はない。この場合、予約情報入力画面520においては、既に登録されているクレジットカード情報を対象利用者が確認することができるようにしても良い。
予約情報入力画面520の下部には、「予約する」ボタン526が設けられている。各欄521〜525への各種情報の入力が完了した場合、対象利用者は、予約情報入力画面520に対して「予約する」ボタン526を指定する操作を行うことができる。
再度図16の説明に戻る。上記した「予約する」ボタン526を指定する操作がUI処理部101によって受け付けられた場合、予約情報取得部103は、上記した予約情報入力画面520に対して利用者によって入力された各種情報(氏名、生年月日、連絡先、受取希望日時およびクレジットカード情報)を含む予約情報を取得する(ステップS12)。
ステップS12において取得された予約情報は、送受信部104によってサービス提供装置30に送信される(ステップS13)。
ステップS13において利用者端末10から送信された予約情報は、サービス提供装置30(予約管理部305)によって受信される。予約管理部305は、予約情報を受信すると、対象店舗に対する対象利用者からの調剤作業の予約を受け付け、当該予約情報を格納部308に格納する(ステップS14)。
なお、ステップS14において格納部308に格納される予約情報は、上記した利用者端末10において予約情報入力画面520に対して利用者によって入力された情報以外に、受付番号、受付日時、利用者IDおよびステータス等をさらに含む。
受付番号は、利用者端末10からの予約情報が受信された際に、例えば予約管理部305によって発行される。受付日時は、利用者端末10から予約情報が受信された日時(調剤作業の予約が受け付けられた日時)であり、例えばサービス提供装置30内のクロック等から取得される。ステータスは調製作業の進捗状況を示すものであり、ステップS14が実行される時点(つまり、デフォルト)では「確認中」とする。
上記した予約情報が格納部308に格納されることによって、予約管理部305は、対象店舗に対する対象利用者からの調剤作業の予約を管理することができる。
ステップS14の処理が実行されると、予約管理部305は、対象店舗に対する対象利用者からの調剤作業の予約を受け付けた(つまり、予約が完了した)旨の通知を利用者端末10に対して送信する(ステップS15)。この通知は利用者端末10に表示される。
図18は、予約完了画面の一例を示す図である。
図18に示すように、予約完了画面530には、対象店舗に対する対象利用者からの調剤作業の予約が完了した旨のメッセージ(ここでは、「ご利用ありがとうございます。予約が完了致しました。」)が表示されている。これによれば、対象利用者は、当該対象利用者からの調剤作業の予約が完了したことを確認することができる。
再度図16の説明に戻る。ステップS15の処理が実行されると、処方箋情報送信部306は、受信された予約情報によって示される利用者IDを含む利用者情報を取得し、当該取得された利用者情報によって示される患者IDを含む処方箋情報(第1処方箋情報)を格納部308から取得する(ステップS16)。
ステップS16において取得された処方箋情報は、処方箋情報送信部306により、対象店舗に設置されている第2店舗端末40に送信される(ステップS17)。
なお、ステップS16,S17において格納部308から取得され、かつ、第2店舗端末40に送信される処方箋情報は、格納部308に格納される処方箋情報に含まれる全ての情報または一部の情報を含んだ処方箋情報であっても良いし、サービス提供装置30にて適宜加工・編集された処方箋情報であっても良い。
ステップS17においてサービス提供装置30から送信された処方箋情報は、第2店舗端末40(送受信部401)によって受信される(ステップS18)。送受信部401によって処方箋情報が受信された場合、表示処理部402は当該処方箋情報を表示デバイス57に表示することができる。第2店舗端末40が設置されている店舗のスタッフは、表示デバイス57に表示された処方箋情報を基に調剤作業の準備を開始することができる。
第2店舗端末40が設置されている店舗のスタッフによる調剤作業の準備が完了すると、当該店舗スタッフの操作に応じて、送受信部402は、調剤作業の準備が完了した旨の通知をサービス提供装置30に送信する(ステップS19)。
ステップS19において第2店舗端末40から送信された通知は、サービス提供装置30によって受信され、対象利用者の利用者端末10に転送される(ステップS20)。これによれば、対象利用者は、予約した調剤作業の準備が完了したことを確認することができる。
なお、対象店舗に対する調剤作業が予約された場合、当該対象店舗の店舗スタッフは、第2店舗端末40において対象店舗に対する予約状況(つまり、予約情報の一覧)を確認することができる。
この場合、第2店舗端末40は、店舗スタッフの操作に応じて、サービス提供装置30に対して予約確認画面の表示を要求する。サービス提供装置30に含まれる予約管理部305は、第2店舗端末40からのこの要求に応じて、格納部308に格納されている予約情報(対象店舗に対する予約情報)を取得し、当該予約情報を含む予約確認画面を生成する。生成された予約確認画面は、サービス提供装置30から第2店舗端末40に送信され、第2店舗端末40の表示処理部402によって当該第2店舗端末40(表示デバイス57)に表示される。
図19は、第2店舗端末40に表示される予約確認画面の一例を示す。なお、図19においては、図11に示す予約情報f1を含む予約確認画面540を示している。
なお、上記したように予約情報f1には複数の情報(受付番号、受付日時、利用者ID、氏名、生年月日、連絡先、クレジットカード情報、受取希望日時およびステータス)が含まれるが、予約確認画面540においては、当該複数の情報のうちの一部のみが表示されても良い。
図19に示す例では、上記した予約情報f1に含まれる複数の情報のうち、例えば受付番号、氏名、受付日時、受取希望日時およびステータスのみが表示されている。
なお、図19に示すように、予約確認画面540には、予約情報に対応づけて「詳細」ボタン541が設けられていても良い。店舗スタッフによってこの「詳細」ボタン541を指定する操作が行われた場合には、例えば当該予約情報によって示される利用者の処方箋情報が表示されても良い。あるいは、店舗スタッフによって「詳細」ボタン541を指定する操作が行われた場合には、当該予約情報に含まれる複数の情報のうち予約確認画面540に表示されていない他の情報が表示されても良い。
ここで、予約確認画面540に表示されているステータスは「確認中」であるが、当該ステータスは、この予約確認画面540において変更することができるものとする。具体的には、上記したようにステータスは処方箋の内容を確認中であることを示す「確認中」および当該処方箋に基づく調剤作業の準備が完了していることを示す「準備完了」が含まれるが、例えば利用者に対して発行された処方箋に基づく調剤作業の準備が完了した場合には、店舗スタッフは、予約確認画面540において表示されている予約情報f1に含まれるステータス「確認中」の箇所を指定することによって、予約情報f1に含まれるステータスを「確認中」から「準備完了」に変更することができる。
なお、このように予約情報f1に含まれるステータスが変更された場合には、当該変更されたステータス(の情報)は、第2店舗端末40からサービス提供装置30に対して送信され、格納部308に格納されている当該予約情報f1に反映される。
上記した図12および図16に示す一連の処理手順によれば、対象利用者は利用者端末10を使用することによって対象店舗に対する調剤作業を予約することができる。また、対象利用者に対して発行された処方箋に関する処方箋情報は、第1店舗端末20からサービス提供装置30に対して送信され、対象利用者による対象店舗に対する調剤作業の予約が受け付けられた場合に当該処方箋情報は、サービス提供装置30から当該対象店舗に設置された第2店舗端末40に送信される。これによれば、対象利用者は、利用者端末10を使用した調剤作業の予約に際し、従来のように処方箋をカメラ等で撮影することなく、調剤作業の予約を行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、サービス提供装置30は、病院において利用者に対して発行された処方箋に基づく調剤作業を予約することが可能な旨の通知を当該利用者の利用者端末10に対して送信することができるので、対象利用者が病院から処方された医薬品を購入し忘れるといった事態の発生を抑止することが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、サービス提供装置30は、処方箋情報に含まれる処方医薬品名によって示される製品名の医薬品が、当該処方箋情報に含まれる処方日から所定日以内に調剤されていることを示す調剤履歴情報を取得して、当該医薬品の在庫が有る店舗を検索することができるので、対象利用者が予約するに不適切な店舗(例えば、医薬品の在庫がない店舗)に調剤作業の予約をしてしまうといった事態の発生を抑止することが可能となる。
対象利用者は、調剤作業の予約の際に予約情報入力画面において入力した受取希望日時を目安にして対象店舗の窓口に来店し、当該対象利用者に対して発行された紙の処方箋を店舗スタッフに渡すことで、医薬品を受け取ることができる。
対象利用者に対して予約された医薬品が受け渡された場合、店舗スタッフは、第2店舗端末40を操作することによって、例えば対象利用者の氏名、当該対象利用者が支払うべき金額、および調剤履歴情報(つまり、調剤日と調剤医薬品名)を入力する。この場合、第2店舗端末40に含まれる決済情報取得部403は、店舗スタッフによって入力された氏名、金額および調剤履歴情報を含む決済情報を取得し、当該決済情報を送受信部401を介してサービス提供装置30に送信する。
サービス提供装置30においては、決済処理部307によって、第2店舗端末40から送信された決済情報が受信され、当該決済情報に基づいた決済処理が実行される。なお、決済処理は、格納部308に格納されている対象利用者の予約情報に含まれるクレジットカード情報を用いて実行される。この場合、決済処理は、例えばサービス提供システムの外部のサーバ装置(例えば、クレジットカード会社のサーバ装置等)と連携して実行される。
また、本実施形態においては、決済処理としてクレジットカードによる決済が実行されるものとして説明したが、当該決済処理は、例えば電子マネーまたはデビットカード等による決済であっても良い。
また、決済処理部307は、第2店舗端末40から送信された決済情報を受信すると、当該決済情報に含まれる調剤履歴情報を格納部308に格納する。これによれば、店舗検索処理時に使用される調剤履歴情報を更新することが可能となる。
なお、本実施形態においては、対象利用者は、予約情報入力画面において入力した受取希望日時を目安にして対象店舗の窓口に来店して医薬品を受け取るとしたが、これに限定されず、例えば対象利用者は対象店舗の駐車場にて医薬品を受け取ることも可能である。この場合、対象利用者は対象店舗の駐車場に到着した後に、利用者端末10を使用して、当該駐車場に到着したことを対象店舗に通知するものとする。
また、本実施形態においては、店舗検索部304は、処方箋情報に含まれる処方医薬品名によって示される製品名の医薬品が、当該処方箋情報に含まれる処方日から所定日以内に調剤されていることを示す調剤履歴情報を取得して、当該医薬品の在庫が有る店舗を検索するとしたが、これに限定されず、例えば第2店舗端末40が設置されている店舗における医薬品の在庫数を示す在庫情報をサービス提供装置30にて管理しておき、当該在庫情報に基づいて、処方箋情報に含まれる処方医薬品名によって示される製品名の医薬品の在庫が有る店舗を検索するとしても良い。これによれば、店舗検索の精度をより向上させることが可能となる。
以上説明した一実施形態によれば、調剤薬局のような店舗における利用者の利便性を向上させることが可能となる。
本実施形態においては、サービス提供装置30が一つの装置であるものとして説明したが、当該サービス提供装置30は、ネットワークNを介して通信可能な複数の装置によって実現されても構わない。
なお、上記した実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
更に、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であってもよい。
なお、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本願発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。