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JP6973421B2 - 回転検出装置 - Google Patents
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JP6973421B2 - 回転検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転検出装置に関する。
従来より、外周部に回転位置情報が一定間隔で周期的に設けられた回転体の回転を検出する回転検出装置が、例えば特許文献1で提案されている。具体的には、回転検出装置は、回転体が回転することに伴う複数の磁気検出素子の出力に応じたメイン信号と、メイン信号に対して位相を持ったサブ信号と、をそれぞれ生成する検出部を備えている。
また、回転検出装置は、メイン信号と2値化閾値とを比較してメイン信号を2値化した位置信号を生成すると共に、サブ信号と2値化閾値とを比較してサブ信号を2値化した位相信号を生成する判定回路部を備えている。判定回路部は、位置信号を回転体の回転位置情報とする一方、位相信号を回転体の回転態様情報とする。
特許第6337842号公報
近年、回転体の小型化及び軽量化の要望に対応して、回転位置情報の一定間隔が狭くなってきた。回転体における回転位置情報の一定間隔が狭くなると、検出部が回転体の外周部から受ける磁気的変化が小さくなる。このため、検出部の検出性が低下してしまう。
そこで、回転体と検出部とのギャップを小さくすることが考えられる。しかし、回転体の振動や回転検出装置を固定する構造の振動等の影響を避けるためには、回転体と検出部とのギャップを確保する必要がある。
本発明は上記点に鑑み、回転体における回転位置情報の一定間隔が狭くなったとしても、回転体に対する検出可能ギャップを確保することができる回転検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1、2、4に記載の発明では、回転検出装置は、検出部(103)と、信号処理部(120)と、を含む。検出部は、外周部(201、207)に回転位置情報が一定間隔で周期的に設けられた回転体(200、204)の外周部に対して所定のギャップを持って配置される。検出部は、回転体の回転によって回転体の回転位置が変化することに伴って外周部から受ける磁気的変化を検出する。信号処理部は、検出部の検出結果に基づいて、回転体の回転位置情報を取得する。
請求項1、2に記載の発明では、検出部は、第1磁気素子(130)及び第2磁気素子(131)を有する。一定間隔をaと定義すると、第1磁気素子及び第2磁気素子は、回転体の回転方向においてa/2の間隔を持って配置される。第1磁気素子は一定間隔と同じ周期の第1信号(L)を出力する。第2磁気素子は、第1信号と逆相であると共に一定間隔と同じ周期の第2信号(R)を出力する。信号処理部は、第1信号と第2信号との差動信号を一定間隔と同じ周期の回転位置情報として取得する。
請求項1に記載の発明では、検出部は、第3磁気素子(104)及び第4磁気素子(105)を有する。第3磁気素子及び第4磁気素子は、回転体の回転方向において、第1磁気素子を挟むように配置されている。信号処理部は、第2磁気素子、第3磁気素子、及び第4磁気素子の検出結果に基づいて差動信号に対して位相を持った信号を回転体の回転態様情報として取得する。
請求項2に記載の発明では、検出部は、第3磁気素子(105)及び第4磁気素子(106)を有する。第3磁気素子及び第4磁気素子は、回転体の回転方向において、第2磁気素子を挟むように配置されている。信号処理部は、第1磁気素子、第3磁気素子、及び第4磁気素子の検出結果に基づいて差動信号に対して位相を持った信号を回転体の回転態様情報として取得する。
これによると、第1磁気素子及び第2磁気素子がa/2の間隔を持って配置されているので、第1信号及び第2信号を逆相の信号として取得することができる。このため、第1信号と第2信号との差動信号の振幅を最大化することができる。したがって、回転体における回転位置情報の一定間隔aが狭くなったとしても、回転体に対する検出可能ギャップを確保することができる。
請求項に記載の発明では、検出部は、第1磁気素子(104)、第2磁気素子(105)、及び第3磁気素子(106)を有する。一定間隔をaと定義すると、第1磁気素子及び第3磁気素子は、回転体の回転方向においてaの間隔を持って配置される。第1磁気素子は第1信号(A)を出力する。第3磁気素子は、第1信号と同相の第3信号(C)を出力する。
第2磁気素子は、回転体の回転方向において第1磁気素子と第3磁気素子との間に配置される。第2磁気素子は、第1信号及び第3信号に対して位相を持つと共に回転位置情報と同じ周期の第2信号(B)を出力する。
信号処理部は、第2信号に基づくと共に第2信号と同じ周期の第1演算信号と、第1信号及び第3信号に基づくと共に第1演算信号に対して位相を持つ第2演算信号と、の差動信号を一定間隔と同じ周期の回転位置情報として取得する。
これによると、第1磁気素子及び第3磁気素子がaの間隔を持って配置されているので、第1信号及び第3信号をaの周期の信号として取得することができる。つまり、第2演算信号の振幅を最大化することができる。このため、第1演算信号と第2演算信号との差の効果を高めることができる。すなわち、差動信号の振幅を確保することができる。したがって、回転体における回転位置情報の一定間隔aが狭くなったとしても、回転体に対する検出可能ギャップを確保することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態に係る回転検出装置とギアとの配置関係及び各信号を示した図である。 第1実施形態に係る回転検出装置の回路構成を示した図である。 比較例として、第1磁気検出素子と第3磁気検出素子との間隔がa/2よりも小さい場合の回転検出装置とギアとの配置関係及び各信号を示した図である。 第2実施形態に係る回転検出装置とギアとの配置関係及び各信号を示した図である。 第2実施形態に係る回転検出装置の回路構成を示した図である。 第2実施形態に係る各磁気検出素子の配置の変形例を示した図である。 第2実施形態に係る各磁気検出素子の配置の変形例を示した図である。 第2実施形態に係る各磁気検出素子の配置の変形例を示した図である。 第2実施形態に係る各磁気検出素子の配置の変形例を示した図である。 第2実施形態に係る各磁気検出素子の配置の変形例を示した図である。 第2実施形態に係るバイアス磁石とセンサチップとの配置の変形例を示した図である。 第3実施形態に係る回転検出装置とギアとの配置関係及び各信号を示した図である。 第4実施形態に係る各磁気検出素子の配置を示した図である。 第4実施形態に係る各磁気検出素子の配置の変形例を示した図である。 第5実施形態に係る回転検出装置とギアとの配置関係及び各信号を示した図である。 第5実施形態に係る回転検出装置の回路構成を示した図である。 第6実施形態に係る各磁気検出素子の配置を示した図である。 第6実施形態に係る各磁気検出素子の配置の変形例を示した図である。 第7実施形態に係る回転検出装置と着磁ロータとの配置関係及び各信号を示した図である。 第7実施形態に係る回転検出装置の変形例を示した図である。 第7実施形態に係る回転検出装置の変形例を示した図である。 第8実施形態に係る回転検出装置と着磁ロータとの配置関係及び各信号を示した図である。 第8実施形態に係る回転検出装置の変形例を示した図である。
以下、各実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図を参照して説明する。回転検出装置は、例えば、車両のトランスミッションに組み込まれたギアの回転を検出する。図1に示されるように、回転検出装置100は、ギア200の外周部201に対向するように配置される。ギア200は歯車型の回転体である。
ギア200の外周部201には凸部202と凹部203とが回転方向に交互に設けられている。凸部202は、歯である。凸部202及び凹部203は、回転方向におけるギア200の回転位置情報を示す。凸部202及び凹部203は、回転方向において、一定の幅を持っている。凸部202及び凹部203は、回転方向において、一定間隔で周期的に設けられている。なお、図1ではギア200の外周部201の一部を直線状に展開して示している。
ここで、一定間隔をaと定義する。一定間隔aは、ギア200のギアピッチである。ギアピッチは、凸部202と凸部202との間隔である。具体的には、ギアピッチは、ギア200の回転方向における凸部202の立ち上がりから隣の凸部202の立ち上がりまでである。あるいは、ギアピッチは、ギア200の回転方向における凸部202の所定位置から隣の凸部202において所定位置に対応する位置までである。所定位置は、例えば、ギア200の回転方向における凸部202の中心位置である。あるいは、ギアピッチは、ギア200の回転方向における凸部202の立ち下がりから隣の凸部202の立ち下がりまでである。
すなわち、一定間隔aは、ギア200の回転方向における回転位置の繰り返しの周期である。つまり、回転位置情報がギア200の外周部201に一定間隔aで周期的に設けられている。
回転検出装置100は、PPS等の樹脂材料が樹脂成形されたことによって形成された図示しないケースを備える。ケースは、ギア200側の先端部、周辺機構に固定される固定部、ハーネスが接続されるコネクタ部を有する。先端部の内部にセンシング部分が設けられている。
また、ケースは、先端部がギア200の凸部202に対して所定のギャップを持つように、フランジ部を介して周辺機構に固定される。したがって、ギア200が回転検出装置100に対して移動する。回転検出装置100は、センシング部分としてバイアス磁石101及びセンサチップ102を備える。
バイアス磁石101は、センサチップ102にバイアス磁界を印加することによりセンサチップ102の磁界の検出感度を一定分だけ上昇させる。バイアス磁石101は円筒状である。バイアス磁石101の中空部にはセンサチップ102が配置されている。
センサチップ102は、半導体チップとして構成されている。センサチップ102は、検出部103を備える。検出部103は、磁気抵抗素子を用いた磁気検出方式を採用している。検出部103は、ギア200の回転によってギア200の回転位置が変化することに伴って外周部201から受ける磁気的変化を検出する。具体的には、検出部103は、ギア200の回転に伴って凹凸の位置に対応する信号を出力する。検出部103は、ギャップ方向においてギア200の外周部201に対して所定のギャップを持って配置される。つまり、ギャップ方向とは、ギア200の径方向である。
図1及び図2に示されるように、検出部103は、第1磁気検出素子104、第2磁気検出素子105、第3磁気検出素子106、第1オペアンプ107、第2オペアンプ108、及び第3オペアンプ109を備える。
各磁気検出素子104〜106は、ギア200の回転に伴って抵抗値が変化する磁気抵抗素子対として構成されている。磁気抵抗素子対は、2つの抵抗部を有する。
磁気抵抗素子対は、センサチップ102の一面110に配置されている。なお、センサチップ102の一面110に配置されている場合とは、センサチップ102の一面110に直接配置されている場合だけでなく、一面110に形成された保護膜等の上に配置された場合も含まれる。
磁気抵抗素子対は、ハーフブリッジ回路として構成されている。具体的には、図2に示されるように、第1磁気検出素子104は、電源(Vcc)とグランド(GND)との間に直列接続された2つの抵抗部によって構成されている。2つの抵抗部は、磁気抵抗素子111、112である。2つの抵抗部は、所定の配線パターンに形成されている。2つの配線パターンは、例えば四角形の領域に形成されている。
四角形の形状は、本実施形態では正方形である。もちろん、各磁気検出素子104〜106は、設計に応じて、長方形の領域に形成されても良い。また、各磁気検出素子104〜106が形成される領域の形状は同じでも良いし、1つだけが異なっていても良い。
第1磁気検出素子104は、ギア200の回転に伴って各磁気抵抗素子111、112が磁場の影響を受けたときの抵抗値の変化を検出する。また、第1磁気検出素子104は、抵抗値の変化に基づいて、各磁気抵抗素子111、112の中点113の電圧を第1検出信号Aとして出力する。
第2、第3磁気検出素子105、106についても第1磁気検出素子104と同じ構成である。第2磁気検出素子105は、2つの磁気抵抗素子114、115によって構成されている。第2磁気検出素子105は、各磁気抵抗素子114、115の中点116の電圧を第2検出信号Bとして出力する。第3磁気検出素子106は、2つの磁気抵抗素子117、118によって構成されている。第3磁気検出素子106は、各磁気抵抗素子117、118の中点119の電圧を第3検出信号Cとして出力する。
第1〜第3オペアンプ107〜109は、差動増幅器である。第1磁気検出素子104の中点113の中点電位をAと定義すると共に、第2磁気検出素子105の中点116の中点電位をBと定義する。第1オペアンプ107は、A−Bを演算結果として出力する。第3磁気検出素子106の中点119の中点電位をCと定義する。第2オペアンプ108は、B−Cを演算結果として出力する。
第3オペアンプ109は、第1オペアンプ107からA−Bを入力すると共に、第2オペアンプ108からB−Cを入力する。そして、第3オペアンプ109は、{−(A−B)−(B−C)}を演算し、演算結果をメイン信号S1(=2B−A−C)として信号処理部120に出力する。
信号処理部120は、検出部103の検出結果に基づいて、ギア200の回転位置情報を取得する回路部である。信号処理部120は、センサチップ102に形成されている。信号処理部120は、図示しない別の半導体チップに形成されていても良い。
信号処理部120は、閾値生成部121、コンパレータ122、及び制御部123を備えている。閾値生成部121は、電源(Vcc)とグランド(GND)との間に直列接続された2つの抵抗124、125によって構成されている。各抵抗124、125の中点126の電位が2値化閾値とされる。2値化閾値はメイン信号S1を2値化するための閾値である。
コンパレータ122は、検出部103の第3オペアンプ109からメイン信号S1を入力する。コンパレータ122は、閾値生成部121から2値化閾値を入力する。そして、コンパレータ122は、メイン信号S1と2値化閾値とを比較してメイン信号S1を2値化した位置信号を生成する。
制御部123は、コンパレータ122から位置信号を回転位置情報をとして入力し、所定の信号処理を行う制御回路である。制御部123は、位置信号を出力端子127(Vout)を介して図示しない外部機器に出力する。
以上が、本実施形態に係る回転検出装置100の全体構成である。なお、回転検出装置100は外部機器に接続される電源端子128(Vcc)及びグランド端子129(GND)を備えている。回転検出装置100は、電源端子128及びグランド端子129を介して外部機器から電源供給される。
次に、センサチップ102における各磁気検出素子104〜106の配置について説明する。まず、図1に示されるように、ギャップ方向においては、各磁気検出素子104〜106は同じ位置である。
全ての磁気検出素子104〜106がバイアス磁石101の中空部に位置している。回転検出装置100がギア200の影響を受けない状況では、第2磁気検出素子105にはバイアス磁石101の中心軸に沿ったバイアス磁界が印加される。一方、第1磁気検出素子104及び第3磁気検出素子106にはバイアス磁石101の端部を巻き込むバイアス磁界が印加される。
また、第1磁気検出素子104及び第3磁気検出素子106は、ギア200の回転方向において、aの間隔を持って配置されている。すなわち、第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との間隔は、ギアピッチと同じである。
第2磁気検出素子105は、ギア200の回転方向において第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との間に配置されている。本実施形態では、第2磁気検出素子105は、第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との中間の位置に配置されている。したがって、第1磁気検出素子104と第2磁気検出素子105との間隔と、第2磁気検出素子105と第3磁気検出素子106との間隔は同じである。
各磁気検出素子104〜106の間隔は、ギア200の回転方向における中心位置を基準としている。第1磁気検出素子104の中心位置と第3磁気検出素子106の中心位置とはaの間隔である。第1磁気検出素子104の中心位置と第2磁気検出素子105の中心位置とはa/2の間隔である。第2磁気検出素子105の中心位置と第3磁気検出素子106の中心位置とはa/2の間隔である。したがって、各磁気検出素子104〜106のレイアウトが異なっていたとしても、各磁気検出素子104〜106の間隔は明確に決まる。
なお、実際には、各磁気検出素子104〜106の間隔は、センサチップ102の一面110の一方向における中心位置を基準としている。一方向は、回転方向に沿った円弧の接線の方向である。
続いて、各磁気検出素子104〜106の信号について説明する。まず、第1磁気検出素子104は、回転位置情報と同じ周期の第1検出信号Aを出力する。第3磁気検出素子106は、ギア200の回転方向において、第1磁気検出素子104に対してaの間隔を持って配置されている。よって、第3磁気検出素子106は、第1検出信号Aと同相の第3検出信号Cを出力する。第1検出信号A及び第3検出信号Cは、凸部202の立ち下がりで振幅が最大値となる。また、第1検出信号A及び第3検出信号Cは、凸部202の立ち上がりで振幅が最小値となる。
一方、第2磁気検出素子105は、ギア200の回転方向において第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との中間に配置されている。よって、第2磁気検出素子105は、第1検出信号A及び第3検出信号Cに対して逆位相を持つ第2検出信号Bを出力する。第2検出信号Bは、凸部202の立ち上がりで振幅が最大値となる。また、第2検出信号Bは、凸部202の立ち下がりで振幅が最小値となる。
上述のように、検出部103は、第1検出信号A、第2検出信号B、第3検出信号Cからメイン信号S1を取得する。メイン信号S1は、S1=2B−A−C=2B−(A+C)である。すなわち、メイン信号S1は、第1演算信号と第2演算信号との差動信号である。
第1演算信号は、第2検出信号Bに基づくと共に、第2検出信号Bと同じ周期の信号である。第1演算信号の振幅は、第2検出信号Bの振幅の2倍である。すなわち、第1演算信号の振幅は、2Bである。
第2演算信号は、第1検出信号A及び第3検出信号Cに基づくと共に第1演算信号に対して位相を持つ信号である。第2演算信号の振幅は、第1検出信号Aの振幅と第3検出信号Cの振幅とが足された振幅である。すなわち、第2演算信号の振幅は、A+Cである。
第2検出信号Bと第1検出信号A及び第3検出信号Cとは同じ周期の信号であると共に、逆位相の信号である。したがって、メイン信号S1の振幅は、第2演算信号の最大振幅と、第1検出信号Aの振幅と第3検出信号Cの振幅とが足された最大振幅と、の差分である。このため、メイン信号S1の振幅を最大化することができる。
図1に示されるように、差動信号であるメイン信号S1は、ギア200の一定間隔aと同じ周期の信号である。また、メイン信号S1は、ギア200の凸部202及び凹部203の凹凸構造に対応した波形の信号である。メイン信号S1は、ギア200の凹部203と凸部202とエッジ部分で振幅が最大となる。つまり、メイン信号S1は、ギア200の回転位置情報を示す信号である。
信号処理部120は、メイン信号S1と2値化閾値とを比較して2値化する。また、制御部123は、2値化した位置信号を信号処理すると共に、外部機器に出力する。
比較例として、図3に示されるように、第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との間隔がa/2よりも小さい場合がある。この場合、第1磁気検出素子104の第1検出信号Aと第3磁気検出素子106の第3検出信号Cとの周期が逆位相に近くなる。このため、第2演算信号の振幅は、A+Cであるが、2つの振幅を打ち消し合う。第2演算信号の振幅は、第1演算信号の振幅よりも小さくなる。
その結果、第1演算信号と第2演算信号との差動が演算されると、第1演算信号の振幅が第2演算信号の振幅によって弱められる。したがって、メイン信号S1の振幅は、第1磁気検出素子104及び第3磁気検出素子106がaの間隔で配置された場合よりも小さくなる。
比較例に対し、本実施形態では第1磁気検出素子104及び第3磁気検出素子106がaの間隔を持って配置されている。これにより、第1検出信号A及び第3検出信号Cをaの周期の信号として取得することができる。つまり、第2演算信号の振幅を最大化することができる。また、第2磁気検出素子105が第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との中間に配置されている。これにより、第1演算信号と第2演算信号とを逆位相の関係にすることができる。つまり、第1演算信号と第2演算信号との差動の効果を最大化することができる。したがって、ギア200における回転位置情報の一定間隔aが狭くなったとしても、メイン信号S1の振幅を最大化することができるので、ギア200に対する検出可能ギャップを確保することができる。
なお、第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との間隔はaに完全一致することが好ましいが、完全一致でなくても良く、発明の効果が得られれば多少のずれは構わない。同様に、第2磁気検出素子105は第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との中間の位置に配置されることが好ましいが、発明の効果が得られれば第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との間に配置されていれば構わない。
変形例として、第2磁気検出素子105は第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との中間に位置していなくても良い。但し、振幅の確保という観点から、第2磁気検出素子105の位置は発明の効果が得られる範囲であることが好ましい。
本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、ギア200が特許請求の範囲の「回転体」に対応する。第1磁気検出素子104、第2磁気検出素子105、及び第3磁気検出素子106が特許請求の範囲の「第1磁気素子」、「第2磁気素子」、「第3磁気素子」に対応する。
また、第1検出信号A、第2検出信号B、及び第3検出信号Cが特許請求の範囲の「第1信号」、「第2信号」、「第3信号」に対応する。メイン信号S1が特許請求の範囲の「差動信号」に対応する。
(第2実施形態)
本実施形態では、主に、第1実施形態と異なる部分について説明する。図4に示されるように、検出部103は、さらに、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131を有する。第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131の構成は、各磁気検出素子104〜106と同様に、磁気抵抗素子対として構成されている。
第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131は、ギア200の回転方向において、第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106との間に配置されている。第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131は、センサチップ102の一面110に正方形の領域に形成されている。第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131は、設計に応じて、長方形の領域に形成されても良い。また、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131が形成される領域の形状は他と同じでも良いし、異なっていても良い。
また、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131は、ギア200の回転方向において、a/2の間隔を持って配置されている。具体的には、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131は、ギア200の回転方向における第4磁気検出素子130の中心位置と第5磁気検出素子131の中心位置とがa/2の間隔を持って配置されている。
第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131は、ギャップ方向において、第1磁気検出素子104、第2磁気検出素子105、及び第3磁気検出素子106と同じ位置に配置されている。
第2磁気検出素子105は、ギア200の回転方向において、第4磁気検出素子130と第5磁気検出素子131との間に配置されている。よって、第4磁気検出素子130は、第1磁気検出素子104と第2磁気検出素子105との間に配置される。第5磁気検出素子131は、第2磁気検出素子105と第3磁気検出素子106との間に配置される。
図5に示されるように、第4磁気検出素子130は、2つの磁気抵抗素子132、133によって構成されている。各磁気抵抗素子132、133の中点134の電圧を第4検出信号Lとして出力する。第5磁気検出素子131は、2つの磁気抵抗素子135、136によって構成されている。第5磁気検出素子131は、各磁気抵抗素子135、136の中点137の電圧を第5検出信号Rとして出力する。
検出部103は、さらに、第4オペアンプ138を備える。第4オペアンプ138は、差動増幅器である。第4磁気検出素子130の中点134の中点電位をLと定義すると共に、第5磁気検出素子131の中点137の中点電位をRと定義する。第4オペアンプ138は、(L−R)を演算してその結果をS2として出力する。信号S2は、メイン信号S1に対して位相差を持った波形のサブ信号である。例えば、サブ信号S2は、ギア200の凸部202の回転方向中心で振幅が最大となり、凹部203の回転方向中心で振幅が最小となる波形の信号である。
第1実施形態で示されたコンパレータ122を第1コンパレータ122とする。信号処理部120は、さらに、第2コンパレータ139を備える。第2コンパレータ139は、検出部103の第4オペアンプ138からサブ信号S2を入力すると共に閾値生成部121から2値化閾値を入力する。第2コンパレータ139は、サブ信号S2と2値化閾値とを比較してサブ信号S2を2値化した位相信号を生成する。
制御部123は、第1コンパレータ122から位置信号を回転位置情報として入力する。また、制御部123は、第2コンパレータ139から位相信号をギア200の回転態様情報として入力する。回転態様情報とは、ギア200の回転方向が正転であるかまたは逆転であるかを示す情報である。
制御部123は、回転位置情報及び回転態様情報に基づいてギア200の回転方向が正転であるかまたは逆転であるかを判定する。制御部123は、位置信号及びギア200の回転方向の情報を出力端子127(Vout)を介して図示しない外部機器に出力する。
次に、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131の信号について説明する。まず、図4に示されるように、第4磁気検出素子130は、一定間隔と同じ周期の第4検出信号Lを出力する。第4検出信号Lは、ギア200の回転方向において、凸部202の幅中心で振幅が最大値となる。また、第4検出信号Lは、ギア200の回転方向において、凹部203の幅中心で振幅が最小値となる。
第5磁気検出素子131は、ギア200の回転方向において、第4磁気検出素子130に対してa/2の間隔を持って配置されている。よって、第5磁気検出素子131は、第4検出信号Lと逆相であると共に一定間隔と同じ周期の第5検出信号Rを出力する。すなわち、第5検出信号Rは、ギア200の回転方向において、凹部203の幅中心で振幅が最大値となる。また、第5検出信号Rは、ギア200の回転方向において、凸部202の幅中心で振幅が最小値となる。
上述のように、検出部103は、第4検出信号L及び第5検出信号Rからサブ信号S2を取得する。サブ信号S2は、S2=L−Rである。すなわち、サブ信号S2は、第4検出信号Lと第5検出信号Rとの差動信号である。この差動信号は、メイン信号S1に対して位相を持った信号である。
したがって、制御部123は、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131の検出結果に基づいて、メイン信号S1に対して位相を持ったサブ信号S2をギア200の回転態様情報として取得する。
続いて、ギア200の回転方向の判定について説明する。上述のように、信号処理部120は、メイン信号S1を2値化した位置信号を取得する。位置信号は、メイン信号S1の信号振幅が2値化閾値より大きい場合は例えばHi、メイン信号S1の信号振幅が2値化閾値より小さい場合は例えばLoを示す。
また、信号処理部120は、サブ信号S2を2値化した位相信号を取得する。位相信号は、サブ信号S2の振幅が2値化閾値より大きい場合は例えばHi、サブ信号S2の振幅が2値化閾値より小さい場合は例えばLoを示す。
随時、ギア200の回転に伴ってメイン信号S1、サブ信号S2、位置信号、及び位相信号が生成され、位置信号及び位相信号が制御部123に入力される。そして、制御部123は、位置信号及び位相信号に基づいてギア200の回転方向が正転であるかまたは逆転であるかを判定する。すなわち、信号処理部120は、回転位置情報及び回転態様情報に基づいてギア200の回転方向を判定する。
具体的には、ギア200の回転方向が正転の場合、時点T1の前後では、メイン信号S1の振幅が2値化閾値よりも大きくなる。このため、位置信号はLoからHiになる。また、サブ信号S2の信号振幅は2値化閾値よりも大きいので、2値化された位相信号はHiとなる。したがって、制御部123は、位置信号がLoからHiに立ち上がること、及び、位相信号がHiであることの両方を満たすことから、ギア200は正転であると判定する。信号処理部120は、正転を示す信号として、時点T1で立ち下がる回転態様信号を外部機器に出力する。
一方、ギア200の回転方向が逆転の場合、時点T1の前後では、メイン信号S1の振幅が2値化閾値よりも小さくなる。このため、位置信号はHiからLoになる。また、サブ信号S2の信号振幅は2値化閾値よりも大きいので、2値化された位相信号はHiとなる。したがって、制御部123は、位置信号がHiからLoに立ち下がること、及び、位相信号がHiであることの両方を満たすことから、ギア200は逆転であると判定する。信号処理部120は、逆転を示す信号として、時点T1で立ち下がると共に正転の場合よりもパルス幅が大きい回転態様信号を外部機器に出力する。上記の判定は、時点T2等の他の時点においても同じである。
以上、説明したように、検出部103は5つの素子104〜106、130、131を備える。また、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131がa/2の間隔を持って配置されているので、第4検出信号L及び第5検出信号Rを逆相の信号として取得することができる。このため、第4検出信号Lと第5検出信号Rとの差動信号であるサブ信号S2の振幅を最大化することができる。したがって、ギア200における回転位置情報の一定間隔aが狭くなったとしても、サブ信号S2の振幅を最大化することができるので、ギア200の回転方向の判定性を向上できる。
変形例として、5つの素子104〜106、130、131はバイアス磁石101によって発生する磁界に対応して配置されても良い。例えば、図6に示されるように、センサチップ102の全体がバイアス磁石101の中空部に位置する場合、凹状の磁力等高線の一つに沿うように、5つの素子104〜106、130、131が配置される。第1磁気検出素子104及び第3磁気検出素子106、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131、第2磁気検出素子105の順に中空部の内側に位置する。図6の配置は、センサチップ102がバイアス磁石101の中空部に位置するので、外乱に強いというメリットがある。
また、図7に示されるように、センサチップ102の全体がバイアス磁石101の中空部の外に位置する場合、凸状の磁力等高線の一つに沿うように、5つの素子104〜106、130、131が配置される。第1磁気検出素子104及び第3磁気検出素子106、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131、第2磁気検出素子105の順にバイアス磁石101から離れて位置する。図7の配置は、センサチップ102がバイアス磁石101よりもギア200に近いので、信号の振幅の振れを大きくすることができる。
変形例として、図8に示されるように、5つの素子104〜106、130、131がW状に配置されていても良い。すなわち、第1磁気検出素子104、第2磁気検出素子105、第3磁気検出素子106が第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131よりもギア200側に配置される。
あるいは、図9に示されるように、5つの素子104〜106、130、131がM状に配置されていても良い。すなわち、第2磁気検出素子105、第4磁気検出素子130、第5磁気検出素子131が第1磁気検出素子104及び第3磁気検出素子106よりもギア200側に配置される。図8及び図9の配置は、第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106とがaの間隔を確保できない場合に有効である。
変形例として、図10に示されるように、第2磁気検出素子105は、第1磁気検出素子104、第3磁気検出素子106、第4磁気検出素子130、及び第5磁気検出素子131よりもギア200の外周部201から離れた位置に配置されても良い。第1磁気検出素子104、第3磁気検出素子106、第4磁気検出素子130、及び第5磁気検出素子131は、ギャップ方向において同じ位置に配置される。
変形例として、図11に示されるように、センサチップ102の一部がバイアス磁石101の中空部に位置していても良い。この場合、センサチップ102のうち5つの素子104〜106、130、131が配置された部分がバイアス磁石101の中空部の外に位置する。図11の配置では、信号の振幅の振れを大きくすると共に、外乱に対する耐性を確保できる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第4磁気検出素子130、第5磁気検出素子131が特許請求の範囲の「第4磁気素子」、「第5磁気素子」に対応する。第4検出信号L、第5検出信号Rが特許請求の範囲の「第4信号」、「第5信号」に対応する。サブ信号S2が特許請求の範囲の「差動信号に対して位相を持った信号」に対応する。
(第3実施形態)
本実施形態では、主に、第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。図12に示されるように、検出部103は、ホール素子を用いた磁気検出方式を採用している。したがって、5つの素子104〜106、130、131は、ホール素子として構成されている。
バイアス磁石101は、円柱状の形状を持つ。本実施形態では、バイアス磁石101のN極がギア200に位置している。センサチップ102は、一面110がギア200側を向くように、バイアス磁石101の端面の上方に配置される。ギア200が回転すると、各素子104〜106、130、131の位置に対応して検出信号が最大となる。
本実施形態では、信号処理部120は、第4検出信号Lと第5検出信号Rとの差動信号をメイン信号S3(=L−R)として取得する。第4検出信号Lは、ギア200の凸部202の立ち上がりで振幅が最大値となる。また、第4検出信号Lは、凸部202の立ち下がりで振幅が最小値となる。第5検出信号Rは、第4検出信号Lに対して逆位相の振幅となる。また、信号処理部120は、第1検出信号A、第2検出信号B、及び第3検出信号Cからサブ信号S4(=2B−A−C)を取得する。
制御部123が、位置信号及び位相信号を取得する処理、及び、ギア200の回転方向を判定する処理は、第2実施形態と同じである。また、第1、第2実施形態と同じ効果が得られる。以上のように、ホール素子を採用した場合でも、ギア200の回転位置及び回転方向を取得することができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、メイン信号S3が特許請求の範囲の「差動信号」に対応する。サブ信号S4が特許請求の範囲の「差動信号に対して位相を持った信号」に対応する。
(第4実施形態)
本実施形態では、主に、第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。図13に示されるように、検出部103は、第1磁気検出素子104、第2磁気検出素子105、第3磁気検出素子106、及び第5磁気検出素子131を有する。第5磁気検出素子131は、ギア200の回転方向において、第2磁気検出素子105と第3磁気検出素子106との間に配置されている。つまり、検出部103は、4つの素子を有する。
信号処理部120は、第1実施形態と同様に、メイン信号S5(=2B−A−C)を取得する。また、信号処理部120は、第1磁気検出素子104及び第5磁気検出素子131の検出結果に基づいてメイン信号S5に対して位相を持ったサブ信号S6をギア200の回転態様情報として取得する。サブ信号S6は、S6=A−Rである。すなわち、サブ信号S6は、第1検出信号Aと第5検出信号Rとの差動信号である。
制御部123が、位置信号及び位相信号を取得する処理、及び、ギア200の回転方向を判定する処理は、第2実施形態と同じである。また、第1、第2実施形態と同じ効果が得られる。以上のように、4素子としても、ギア200の回転位置及び回転方向を取得することができる。
変形例として、図14に示されるように、検出部103は、第5磁気検出素子131ではなく、第4磁気検出素子130を有していても良い。第4磁気検出素子130は、ギア200の回転方向において、第1磁気検出素子104と第2磁気検出素子105との間に配置される。
この場合、信号処理部120は、上記と同様に、メイン信号S7(=2B−A−C)を取得する。また、信号処理部120は、第3磁気検出素子106及び第4磁気検出素子130の検出結果に基づいて、L−Cをサブ信号S8として取得する。すなわち、サブ信号S8は、第4検出信号Lと第3検出信号Cとの差動信号である。このように、第4磁気検出素子130が採用されても構わない。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第5磁気検出素子131が特許請求の範囲の「第4磁気素子」に対応する。メイン信号S5、S7が特許請求の範囲の「差動信号」に対応する。サブ信号S6、S8が特許請求の範囲の「差動信号に対して位相を持った信号」に対応する。
(第5実施形態)
本実施形態では、主に、第1〜第4実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態では、回転検出装置100は、2つの素子によってギア200の回転位置を検出する。このため、図15及び図16に示されるように、検出部103は、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131を有する。第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131の配置及び信号は、第2実施形態と同じである。
信号処理部120は、第4検出信号Lと第5検出信号Rとのメイン信号S9(=L−R)を一定間隔と同じ周期の回転位置情報として取得する。すなわち、第2コンパレータ139は、検出部103の第4オペアンプ138からメイン信号S9を入力すると共に閾値生成部121から2値化閾値を入力する。第2コンパレータ139は、メイン信号S9と2値化閾値とを比較してメイン信号S9を2値化した位置信号を生成する。
以上の構成によると、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131がa/2の間隔を持って配置されているので、第4検出信号L及び第5検出信号Rを逆相の信号として取得することができる。このため、第4検出信号Lと第5検出信号Rとのメイン信号S9の振幅を最大化することができる。したがって、ギア200における回転位置情報の一定間隔aが狭くなったとしても、ギア200に対する検出可能ギャップを確保することができる。
また、検出部103において、電源が供給される素子が2つで済む。よって、回転検出装置100の電力消費を抑えることができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第4磁気検出素子130が特許請求の範囲の「第1磁気素子」に対応する。第5磁気検出素子131が特許請求の範囲の「第2磁気素子」に対応する。第4検出信号L、第5検出信号Rが特許請求の範囲の「第1信号」及び「第2信号」に対応する。メイン信号S9が特許請求の範囲の「差動信号」に対応する。
(第6実施形態)
本実施形態では、主に、第5実施形態と異なる部分について説明する。図17に示されるように、検出部103は、第1磁気検出素子104、第2磁気検出素子105、第4磁気検出素子130、及び第5磁気検出素子131を有する。第4磁気検出素子130は、ギア200の回転方向において、第1磁気検出素子104と第2磁気検出素子105との間に配置されている。つまり、検出部103は、4つの素子を有する。
信号処理部120は、第1磁気検出素子104、第2磁気検出素子105、及び第5磁気検出素子131の検出結果に基づいてメイン信号S10(=2B−A−R)を取得する。また、信号処理部120は、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131の検出結果に基づいてメイン信号S10に対して位相を持ったサブ信号S11をギア200の回転態様情報として取得する。サブ信号S11は、S11=L−Rである。すなわち、サブ信号S11は、第4検出信号Lと第5検出信号Rとの差動信号である。
制御部123が、位置信号及び位相信号を取得する処理、及び、ギア200の回転方向を判定する処理は、第2実施形態と同じである。また、第1、第2実施形態と同じ効果が得られる。以上のように、4素子としても、ギア200の回転位置及び回転方向を取得することができる。なお、S11をメイン信号とし、S10をサブ信号としても良い。
変形例として、図18に示されるように、検出部103は、第2磁気検出素子105及び第3磁気検出素子106を有していても良い。第5磁気検出素子131は、ギア200の回転方向において、第2磁気検出素子105と第3磁気検出素子106との間に配置される。
この場合、信号処理部120は、第2磁気検出素子105、及び第3磁気検出素子106、及び第4磁気検出素子130の検出結果に基づいてメイン信号S12(=2B−L−C)を取得する。また、信号処理部120は、第4磁気検出素子130及び第5磁気検出素子131の検出結果に基づいて、L−Rをサブ信号S13として取得する。すなわち、サブ信号S13は、第4検出信号Lと第5検出信号Rとの差動信号である。このように、第2磁気検出素子105及び第3磁気検出素子106が採用されても構わない。なお、S13をメイン信号とし、S12をサブ信号としても良い。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第1磁気検出素子104が特許請求の範囲の「第3磁気素子」に対応する。第2磁気検出素子105が特許請求の範囲の「第3磁気素子」または「第4磁気素子」に対応する。また、第3磁気検出素子106が特許請求の範囲の「第4磁気素子」に対応する。メイン信号S10、S12が特許請求の範囲の「差動信号に対して位相を持った信号」に対応する。S11、S13をメイン信号とした場合、メイン信号S11、S13が特許請求の範囲の「差動信号」に対応する。
(第7実施形態)
本実施形態では、主に、上記各実施形態と異なる部分について説明する。図19に示されるように、本実施形態では、検出対象である回転体は着磁ロータ204である。着磁ロータ204は、第1磁極205と第2磁極206とを有する。第1磁極205はN極である。第2磁極206はS極である。着磁ロータ204は、外周部207の周方向にN極とS極とが交互に磁化された円板状の回転体である。
なお、図19では着磁ロータ204の外周部201の一部を直線状に展開して示している。また、第1磁極205がS極であり、第2磁極206がN極であっても良い。
一定間隔aは、着磁ロータ204の回転方向における第1磁極205の中心位置から次の第1磁極205の中心位置までの長さである。一定間隔aは、第2磁極206の中心位置から次の第2磁極206の中心位置までの長さとしても良い。あるいは、一定間隔aは、第1磁極205と第2磁極206との境界から次の第1磁極205と第2磁極206との境界までの長さとしても良い。
したがって、第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106とは、aの間隔を持って配置されている。同様に、第4磁気検出素子130と第5磁気検出素子131とは、a/2の間隔を持って配置されている。各素子104〜106、130、131の配置は第2実施形態と同じである。
なお、各素子104〜106、130、131として、GMR素子(Giant Magneto Resistance;GMR)が用いられる。各素子104〜106、130、131は、TMR素子(Tunneling Magneto Resistance;TMR)あるいはAMR素子(Anisotropic Magneto Resistance;AMR)でも良い。
センサチップ102は、全体がバイアス磁石101の外に位置する。つまり、センサチップ102は、着磁ロータ204の外周部207とバイアス磁石101との間に位置する。バイアス磁石101は、N極側が着磁ロータ204の外周部207側に向けられる。なお、バイアス磁石101は、S極側が着磁ロータ204の外周部207側に向けられていても良い。
着磁ロータ204の回転方向において、第1検出信号A及び第3検出信号Cは、第1磁極205から第2磁極206に切り替わる境界で振幅が最大値となる。また、第1検出信号A及び第3検出信号Cは、第2磁極206から第1磁極205に切り替わる境界で振幅が最小値となる。第2検出信号Bは、第2磁極206から第1磁極205に切り替わる境界で振幅が最大値となる。また、第2検出信号Bは、第1磁極205から第2磁極206に切り替わる境界で振幅が最小値となる。
着磁ロータ204の回転方向において、第4検出信号Lは、第2磁極206の幅中心で振幅が最大となる。また、第4検出信号Lは、第1磁極205の幅中心で振幅が最小値となる。第5検出信号Rは、第1磁極205の幅中心で振幅が最大値となる。第5検出信号Rは、第2磁極206の幅中心で振幅が最小値となる。また、第5検出信号Rは、第1磁極205の幅中心で振幅が最大値となる。
信号処理部120は、第2実施形態と同様に、メイン信号S14(=2B−A−C)及びサブ信号S15(=L−R)を取得する。また、制御部123は、位置信号、及び位相信号を取得する。
そして、制御部123は、着磁ロータ204の回転方向が正転の場合、時点T3の前後では、メイン信号S14の振幅が2値化閾値よりも大きくなる。このため、位置信号はLoからHiになる。また、サブ信号S15の信号振幅は2値化閾値よりも小さいので、2値化された位相信号はLoとなる。したがって、制御部123は、位置信号がLoからHiに立ち上がること、及び、位相信号がLoであることの両方を満たすことから、着磁ロータ204は正転であると判定する。信号処理部120は、正転を示す信号として、時点T3で立ち下がる回転態様信号を外部機器に出力する。
一方、着磁ロータ204の回転方向が逆転の場合、時点T3の前後では、メイン信号S14の振幅が2値化閾値よりも小さくなる。このため、位置信号はHiからLoになる。また、サブ信号S15の信号振幅は2値化閾値よりも小さいので、2値化された位相信号はLoとなる。したがって、制御部123は、位置信号がHiからLoに立ち下がること、及び、位相信号がLoであることの両方を満たすことから、着磁ロータ204は逆転であると判定する。信号処理部120は、逆転を示す信号として、時点T3で立ち下がると共に正転の場合よりもパルス幅が大きい回転態様信号を外部機器に出力する。
以上のように、回転体として着磁ロータ204を採用しても良い。本実施形態においても、第1、第2実施形態と同じ効果が得られる。
変形例として、図20及び図21に示されるように、回転検出装置100は、バイアス磁石101を備えていなくても良い。図20は、各素子104〜106、130、131として、GMR素子またはTMR素子が用いられる場合を示している。この場合、着磁ロータ204の回転方向において、第1検出信号A及び第3検出信号Cは、第1磁極205の幅中心で振幅が最大値となる。第2検出信号Bは、第2磁極206の幅中心で振幅が最大値となる。第4検出信号Lは、第1磁極205から第2磁極206に切り替わる境界で振幅が最大値となる。信号処理部120は、第2実施形態と同様に、メイン信号S16(=2B−A−C)及びサブ信号S17(=L−R)を取得する。
図21は、各素子104〜106、130、131として、AMR素子が用いられる場合を示している。この場合、上記に対して一定間隔の定義が異なる。ここでは、一定間隔をbと定義する。一定間隔bは、着磁ロータ204の回転方向において、第1磁極205の幅中心と第2磁極206の幅中心との長さである。第1磁気検出素子104と第3磁気検出素子106とは、bの間隔を持って配置される。同様に、第4磁気検出素子130と第5磁気検出素子131とは、b/2の間隔を持って配置される。この場合、着磁ロータ204の回転方向において、第1検出信号A及び第3検出信号Cは、第2磁極206の幅中心で振幅がゼロとなる。第2検出信号Bは、第1磁極205と第2磁極206との境界で振幅がゼロとなる。第4検出信号Lは、第2磁極206の幅中心で振幅が最大値となる。第5検出信号Rは、第1磁極205と第2磁極206との境界で振幅が最大値となる。信号処理部120は、第2実施形態と同様に、メイン信号S18(=2B−A−C)及びサブ信号S19(=L−R)を取得する。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、着磁ロータ204が特許請求の範囲の「回転体」に対応する。メイン信号S14、S16が特許請求の範囲の「差動信号」に対応する。サブ信号S15、S17が特許請求の範囲の「差動信号に対して位相を持った信号」に対応する。
(第8実施形態)
本実施形態では、主に、第7実施形態と異なる部分について説明する。図22に示されるように、第3実施形態と同様に、検出部103は、ホール素子を用いた磁気検出方式を採用している。
本実施形態では、着磁ロータ204の回転方向において、第1検出信号A及び第3検出信号Cは、第1磁極205の幅中心で振幅が最大値となる。また、第1検出信号A及び第3検出信号Cは、第2磁極206の幅中心で振幅が最小値となる。第2検出信号Bは、第2磁極206の幅中心で振幅が最大値となる。また、第2検出信号Bは、第1磁極205の幅中心で振幅が最小値となる。
着磁ロータ204の回転方向において、第4検出信号Lは、第1磁極205から第2磁極206に切り替わる境界で振幅が最大となる。また、第4検出信号Lは、第2磁極206から第1磁極205に切り替わる境界で振幅が最小値となる。第5検出信号Rは、第2磁極206から第1磁極205に切り替わる境界で振幅が最大値となる。また、第5検出信号Rは、第1磁極205から第2磁極206に切り替わる境界で振幅が最小値となる。
信号処理部120は、第2実施形態と同様に、メイン信号S20(=2B−A−C)及びサブ信号S21(=L−R)を取得する。また、制御部123が、位置信号及び位相信号を取得する処理、及び、着磁ロータ204の回転方向を判定する処理は、第2実施形態と同じである。さらに、第1、第2実施形態と同じ効果が得られる。以上のように、ホール素子を採用しても良い。
変形例として、図23に示されるように、回転検出装置100は、バイアス磁石101を備えていなくても良い。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、メイン信号S20、S22が特許請求の範囲の「差動信号」に対応する。サブ信号S21、S23が特許請求の範囲の「差動信号に対して位相を持った信号」に対応する。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、実施可能な他の構成とすることもできる。例えば、ギア200や着磁ロータ204は、回転の基準位置を示す部分が設けられていても良い。
回転体が着磁ロータ204の場合においても、第5実施形態と同様に、2素子を採用しても良い。もちろん、第1実施形態と同様に、3素子を採用しても良い。また、第6実施形態と同様に、4素子を採用しても良い。
回転検出装置100は、車両のトランスミッションに組み込まれたギアや着磁ロータに限られず、車両の他の部品の回転や、車両以外の回転体の検出に用いられても良い。
101 バイアス磁石
103 検出部
104〜106、130、131 磁気検出素子
120 信号処理部
200 ギア
201、207 外周部
204 着磁ロータ

Claims (14)

  1. 外周部(201、207)に回転位置情報が一定間隔で周期的に設けられた回転体(200、204)の前記外周部に対して所定のギャップを持って配置され、前記回転体の回転によって前記回転体の回転位置が変化することに伴って前記外周部から受ける磁気的変化を検出する検出部(103)と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記回転体の前記回転位置情報を取得する信号処理部(120)と、
    を含み、
    前記検出部は、第1磁気素子(130)及び第2磁気素子(131)を有し、
    前記一定間隔をaと定義すると、前記第1磁気素子及び前記第2磁気素子は、前記回転体の回転方向においてa/2の間隔を持って配置され、前記第1磁気素子は前記一定間隔と同じ周期の第1信号(L)を出力し、前記第2磁気素子は、前記第1信号と逆相であると共に前記一定間隔と同じ周期の第2信号(R)を出力し、
    前記信号処理部(120)は、前記第1信号と前記第2信号との差動信号を前記一定間隔と同じ周期の前記回転位置情報として取得し、
    前記検出部は、第3磁気素子(104)及び第4磁気素子(105)を有し、
    前記第3磁気素子及び前記第4磁気素子は、前記回転体の回転方向において、前記第1磁気素子を挟むように配置されており、
    前記信号処理部は、前記第2磁気素子、前記第3磁気素子、及び前記第4磁気素子の検出結果に基づいて前記差動信号に対して位相を持った信号を前記回転体の回転態様情報として取得する回転検出装置。
  2. 外周部(201、207)に回転位置情報が一定間隔で周期的に設けられた回転体(200、204)の前記外周部に対して所定のギャップを持って配置され、前記回転体の回転によって前記回転体の回転位置が変化することに伴って前記外周部から受ける磁気的変化を検出する検出部(103)と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記回転体の前記回転位置情報を取得する信号処理部(120)と、
    を含み、
    前記検出部は、第1磁気素子(130)及び第2磁気素子(131)を有し、
    前記一定間隔をaと定義すると、前記第1磁気素子及び前記第2磁気素子は、前記回転体の回転方向においてa/2の間隔を持って配置され、前記第1磁気素子は前記一定間隔と同じ周期の第1信号(L)を出力し、前記第2磁気素子は、前記第1信号と逆相であると共に前記一定間隔と同じ周期の第2信号(R)を出力し、
    前記信号処理部(120)は、前記第1信号と前記第2信号との差動信号を前記一定間隔と同じ周期の前記回転位置情報として取得し、
    前記検出部は、第3磁気素子(105)及び第4磁気素子(106)を有し、
    前記第3磁気素子及び前記第4磁気素子は、前記回転体の回転方向において、前記第2磁気素子を挟むように配置されており、
    前記信号処理部は、前記第1磁気素子、前記第3磁気素子、及び前記第4磁気素子の検出結果に基づいて前記差動信号に対して位相を持った信号を前記回転体の回転態様情報として取得する回転検出装置。
  3. 前記第1磁気素子及び前記第2磁気素子は、前記回転体の回転方向における前記第1磁気素子の中心位置と前記第2磁気素子の中心位置とがa/2の間隔を持って配置されている請求項1または2に記載の回転検出装置。
  4. 外周部(201、207)に回転位置情報が一定間隔で周期的に設けられた回転体(200、204)の前記外周部に対して所定のギャップを持って配置され、前記回転体の回転によって前記回転体の回転位置が変化することに伴って前記外周部から受ける磁気的変化を検出する検出部(103)と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記回転体の回転位置情報を取得する信号処理部(120)と、
    を含み、
    前記検出部は、第1磁気素子(104)、第2磁気素子(105)、及び第3磁気素子(106)を有し、
    前記一定間隔をaと定義すると、前記第1磁気素子及び前記第3磁気素子は、前記回転体の回転方向においてaの間隔を持って配置され、前記第1磁気素子は第1信号(A)を出力し、前記第3磁気素子は、前記第1信号と同相の第3信号(C)を出力し、
    前記第2磁気素子は、前記回転体の回転方向において前記第1磁気素子と前記第3磁気素子との間に配置され、前記第1信号及び前記第3信号に対して位相を持つと共に前記回転位置情報と同じ周期の第2信号(B)を出力し、
    前記信号処理部は、前記第2信号に基づくと共に前記第2信号と同じ周期の第1演算信号と、前記第1信号及び前記第3信号に基づくと共に前記第1演算信号に対して位相を持つ第2演算信号と、の差動信号を前記一定間隔と同じ周期の前記回転位置情報として取得する回転検出装置。
  5. 前記第2磁気素子は、前記回転体の回転方向において前記第1磁気素子と前記第3磁気素子との中間の位置に配置されている請求項に記載の回転検出装置。
  6. 前記検出部は、第4磁気素子(130)及び第5磁気素子(131)を有し、
    前記第4磁気素子及び前記第5磁気素子は、前記回転体の回転方向において、前記第1磁気素子と前記第3磁気素子との間に配置されていると共に、a/2の間隔を持って配置されており、
    前記第2磁気素子は、前記回転体の回転方向において、前記第4磁気素子と前記第5磁気素子との間に配置されており、
    前記信号処理部は、前記第4磁気素子及び前記第5磁気素子の検出結果に基づいて前記差動信号に対して位相を持った信号を前記回転体の回転態様情報として取得する請求項またはに記載の回転検出装置。
  7. 前記第1磁気素子、前記第2磁気素子、前記第3磁気素子、前記第4磁気素子、及び前記第5磁気素子は、前記回転体の回転に伴って抵抗値が変化する磁気抵抗素子対であり、
    前記検出部は、前記磁気抵抗素子対にバイアス磁界を印加するバイアス磁石(101)を備え、
    前記第2磁気素子は、前記第1磁気素子、前記第3磁気素子、前記第4磁気素子、及び前記第5磁気素子よりも前記回転体の前記外周部から離れた位置に配置される請求項に記載の回転検出装置。
  8. 前記第4磁気素子及び前記第5磁気素子は、前記回転体の回転方向における前記第4磁気素子の中心位置と前記第5磁気素子の中心位置とがa/2の間隔を持って配置されている請求項またはに記載の回転検出装置。
  9. 前記検出部は、第4磁気素子(131)を有し、
    前記第4磁気素子は、前記回転体の回転方向において、前記第2磁気素子と前記第3磁気素子との間に配置されており、
    前記信号処理部は、前記第1磁気素子及び前記第4磁気素子の検出結果に基づいて前記差動信号に対して位相を持った信号を前記回転体の回転態様情報として取得する請求項またはに記載の回転検出装置。
  10. 前記検出部は、第4磁気素子(130)を有し、
    前記第4磁気素子は、前記回転体の回転方向において、前記第1磁気素子と前記第2磁気素子との間に配置されており、
    前記信号処理部は、前記第3磁気素子及び前記第4磁気素子の検出結果に基づいて前記差動信号に対して位相を持った信号を前記回転体の回転態様情報として取得する請求項またはに記載の回転検出装置。
  11. 前記第1磁気素子及び前記第3磁気素子は、前記回転体の回転方向における前記第1磁気素子の中心位置と前記第3磁気素子の中心位置とがaの間隔を持って配置されている請求項ないし10のいずれか1つに記載の回転検出装置。
  12. 前記信号処理部は、前記回転位置情報及び前記回転態様情報に基づいて前記回転体の回転方向が正転であるかまたは逆転であるかを判定する請求項10のいずれか1つに記載の回転検出装置。
  13. 前記回転体は、凸部(202)と凹部(203)とが前記回転体の回転方向に沿って前記外周部に交互に設けられたギア(200)であり、
    前記一定間隔は、前記ギアのギアピッチである請求項1ないし12のいずれか1つに記載の回転検出装置。
  14. 前記回転体は、第1磁極(205)と第2磁極(206)とが前記回転体の回転方向に沿って交互に設けられた着磁ロータ(204)であり、
    前記一定間隔は、前記着磁ロータの回転方向における前記第1磁極の中心位置から次の前記第1磁極の中心位置まで、あるいは、前記第2磁極の中心位置から次の前記第2磁極の中心位置まで、あるいは、前記第1磁極と前記第2磁極との境界から次の前記第1磁極と前記第2磁極との境界まで長さである請求項1ないし12のいずれか1つに記載の回転検出装置。
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