JP6974101B2 - 設定装置、及び、表面実装機 - Google Patents
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Description
本明細書では、回転角度や表と裏などの部品の姿勢を判定するための判定パラメータを効率よく設定できる技術を開示する。
上記の設定装置によると、表面画像において部品の電極を表している画素の濃度と裏面画像において部品の電極を表している画素の濃度とに基づいて表面画像及び裏面画像の少なくとも一方の画素の濃度を補正するので、画素の濃淡が異なることによって判定パラメータの精度が低下してしまうことを抑制できる。
実施形態1を図1ないし図11によって説明する。以降の説明では図1に示す左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向、図2に示す上下方向をZ軸方向という。また、以降の説明では図1に示す右側を上流側、左側を下流側という。また、以降の説明では同一の構成部材には一部を除いて図面の符号を省略している場合がある。
図1を参照して、表面実装機1の全体構成について説明する。表面実装機1は基台10、搬送コンベア11、テープ部品供給装置12、トレイ部品供給装置13、ヘッドユニット14、ヘッド搬送部15、2つの部品撮像カメラ16(撮像部、第2の撮像部の一例)、基板撮像カメラ17(撮像部、第1の撮像部の一例)、図3に示す制御部30、操作部31などを備えている。部品撮像カメラ16、基板撮像カメラ17及び制御部30は実施形態1に係る設定装置2(図3参照)を構成している。ヘッドユニット14及びヘッド搬送部15は実装部の一例である。
搬送コンベア11は基板PをX軸方向の上流側から作業位置Aに搬入し、作業位置Aで部品Eが実装された基板Pを下流側に搬出するものである。搬送コンベア11はX軸方向に循環駆動する一対のコンベアベルト11A及び11B、コンベアベルト11A及び11Bを駆動するコンベア駆動モータ44(図3参照)などを備えている。後側のコンベアベルト11Aは前後方向に移動可能であり、基板Pの幅に応じて2つのコンベアベルト11Aと11Bとの間隔を調整することができる。
次に、図2を参照して、ヘッドユニット14及び基板撮像カメラ17について説明する。実施形態1に係るヘッドユニット14は所謂インライン型であり、複数の実装ヘッド20がX軸方向に並んで設けられている。また、ヘッドユニット14にはこれらの実装ヘッド20を個別に昇降させるZ軸サーボモータ42(図3参照)やこれらの実装ヘッド20を一斉に軸周りに回転させるR軸サーボモータ43(図3参照)などが設けられている。
次に、図3を参照して、表面実装機1の電気的構成について説明する。表面実装機1は制御部30及び操作部31を備えている。制御部30は演算処理部32、モータ制御部33、記憶部34、画像処理部35、外部入出力部36、通信部37などを備えている。
次に、図4及び図5を参照して、部品Eの回転角度の判定について説明する。ここでは部品EとしてPLCC(Plastic leaded chip carrier)、及び、SOP(Small Outline Package)を例に説明する。
画像51B〜51Dは画像51Aを90度、180度、270度回転させることによって生成された画像である。以降の説明では画像51Aを0度画像、画像51Bを90度画像、画像51Cを180度画像、画像51Dを270度画像という。図4に示すように、PLCCは外周形状が略正方形であり、0度、90度、180度及び270度の4角度において外周形状が一致する。このため外周形状だけでは回転角度θを判定することができない。
図5に示すSOPの場合は表面にマーク55が印刷などによって付されている。マーク55はSOPの回転角度θを判定可能な特徴部分である。
ここでは先ず、図6を参照して、回転角度判定パラメータ91の設定に用いる円形の判定領域61(以下、検出円61という)について説明する。検出円61は0度画像上における特徴部分54の位置を示すものであり、特徴部分54に内接する円として設定される。なお、判定領域61の形状は円に限定されるものではなく、適宜に決定することができる。例えば判定領域61は特徴部分54に内接する四角形であってもよい。また、判定領域61は特徴部分54の内側に設定されればよく、必ずしも内接していなくてもよい。
ここで、画像51Aに示すように部品Eは0度画像上で少し回転してしまっている場合もある。このため、これらの座標は例えば0度画像上における部品Eの左上角を原点、部品Eの上辺をX軸、部品Eの左辺をY軸とするXY座標系で設定されるものとする。
次に、図9を参照して、回転角度判定パラメータ91の設定処理について説明する。本処理はオペレータが設定対象の部品Eを所定の位置(例えばトレイ13B)に載置した後、操作部31を操作して回転角度判定パラメータ91の設定を指示すると開始される。ここで、オペレータは当該所定の位置に部品Eを載置するとき、回転角度θが0度(あるいはそれに近い角度)となるように載置するものとする。
S102では、制御部30は0度画像を90度、180度、270度回転させることによって90度画像、180度画像及び270度画像を生成する。
制御部30は、いずれの画像においても形状データと一致する場合は外周形状だけでは回転角度θを判定できない部品E(言い換えると特徴部分を認識する必要がある部品E)であるとしてS106に進み、一致しない場合はS104に進む。
図10を参照して、差画像について説明する。ここではPLCCを例に説明する。差画像65は0度〜270度の4つの画像を重ねた場合にそれら4つの画像全てにおいて濃度がほぼ一致する画素の濃度を0(黒)、それ以外の画素の濃度を255(白)としたものである。例えば0度画像においてPLCCの特徴部分を表している画素の濃度はそれら4つの画像を重ねた場合に90度〜270度画像の同じ位置にある画素の濃度と一致しない。このため、差画像65において0度画像の特徴部分に対応する画素は白となる。90度〜270度画像についても同様である。これに対し、特徴部分以外の画素の濃度は4つの画像においてほぼ一致するので黒となる。このため、図10に示すように差画像65は4つの画像から特徴部分を抽出した画像となる。
S108では、制御部30は0度画像上の特徴部分に基づいて回転角度判定パラメータ91を設定する(設定処理の一例)。回転角度判定パラメータ91の設定については前述した通りであるので説明は省略する。
制御部30はいずれの画像においても回転角度θを正しく判定できた場合は検証成功として本処理を終了し、少なくとも一つの画像で正しく判定できなかった場合は検証失敗としてS110に進む。
次に、図11を参照して、回転角度判定パラメータ91を用いた部品の回転角度θの判定処理について説明する。ここではPLCCを例に説明する。制御部30はトレイ13Bに載置されている部品E(あるいは部品テープに収容されている部品E)を実装ヘッド20によって吸着して基板Pに実装するとき、実装ヘッド20によって吸着する前に基板撮像カメラ17によって部品Eを撮像して画像を生成する。本処理は当該画像が生成されると開始される。なお、前述したS109で実行される回転角度θの判定も本処理と同じ手順で実行される。
ここで、部品Eは回転していたり位置がずれていたりする状態で撮像される場合もある。このため、制御部30は例えば部品Eの左上角を原点、部品Eの上辺をX軸、部品Eの左辺をY軸とするXY座標系で検出円61を設定するものとする。
S203では、制御部30は画像上で部品Eの中心点周りに検出円61を90度、180度及び270度回転させ、各角度において検出円61内の画素の濃度の平均値を求める。
S205では、制御部30はS204で求めた差が「最小濃度差」以上であるか否かを判断し、「最小濃度差」以上の場合は回転角度θを判定可と判断する一方、「最小濃度差」未満の場合は判定不可と判断する。制御部30は判定可と判断した場合はS206に進み、判定不可と判断した場合はS207に進む。
S207では、制御部30はエラー処理を実行する。具体的には、制御部30は回転角度θの判定を中止し、回転角度θを判定できない旨のエラーメッセージを操作部31の表示装置に表示させる。
以上説明した実施形態1に係る設定装置2(部品撮像カメラ16、基板撮像カメラ17及び制御部30)によると、オペレータが手作業で回転角度判定パラメータ91を設定する場合に比べて設定に要する時間を短縮することができるので、回転角度判定パラメータ91を効率よく設定することができる。
また、設定装置2によると、オペレータが手作業で設定する場合に比べてオペレータの作業負担を軽減することができる。また、オペレータが手作業で設定する場合は設定ミスが懸念されるが、設定装置2によるとそのような設定ミスを低減できるので回転角度判定パラメータ91の信頼性を向上させることができる。また、従来は、回転角度θを正しく判定できる回転角度判定パラメータ91を手作業で設定するためにはスキルが必要であった。例えばオペレータは各パラメータの意味を理解して適切な値を設定する必要があった。このため回転角度判定パラメータ91を設定できるオペレータが限られていた。これに対し、設定装置2によると、スキルレスで回転角度判定パラメータ91を設定できるので、回転角度θを正しく判定できる回転角度判定パラメータ91をオペレータのスキルによらず設定することができる。
次に、実施形態2を図12ないし図15によって説明する。前述した実施形態1では部品Eの姿勢として部品Eの回転角度θを判定する。これに対し、実施形態2では部品Eの姿勢として部品Eの表と裏を判定する。
次に、図14を参照して、表裏判定パラメータ92(判定パラメータの一例)について説明する。表裏判定パラメータ92には「分散閾値」、「NG判定条件」、「判定領域サイズX」、「判定領域サイズY」、「判定領域オフセットX」、「判定領域オフセットY」及び「判定領域オフセット有効/無効」が含まれる。
次に、図15を参照して、表裏判定パラメータ92の設定処理について説明する。本処理はオペレータが所定の位置に設定対象の部品Eを載置した後に操作部31を操作して表裏判定パラメータ92の設定を指示すると開始される。
S302では、制御部30は実装ヘッド20によって部品Eを吸着し、実装ヘッド20によって吸着されている部品Eを部品撮像カメラ16によって下方から撮像することによって裏面画像を生成する。
基板撮像カメラ17と部品撮像カメラ16とは撮像センサの感度の違いや光源の輝度の違いなどによって同じ被写体を撮像しても画素の濃淡(色味というこももできる)が異なってしまうことがある。画素の濃淡が異なると表裏判定パラメータ92を精度よく設定できない虞がある。
S305では、制御部30は差画像に基づいて特徴部分を認識する(認識処理の一例)。
S306では、制御部30は表裏判定パラメータ92を設定する(設定処理の一例)。表裏判定パラメータ92の設定については前述した通りであるので説明は省略する。
以上説明した実施形態2に係る設定装置2によると、部品Eの表と裏を判定可能な判定パラメータを設定することができる。
また、部品Eを手作業で実装ヘッド20に吸着させる場合は適切に吸着されたか否かをオペレータが確認する必要があったため時間を要していたが、表面実装機によるとそのような時間が不要になるので設定に要する時間をより短縮することができる。
次に、実施形態3を図16ないし図17によって説明する。実施形態3は部品Eの表と裏を判定する別の例である。
図16に示す部品Eの場合、表面画像82と裏面画像81との差画像を生成して特徴部分を認識すると、部品本体80Aを表している部分(表面画像82の黒い部分)が特徴部分として認識される。その場合、例えば表面画像82の特徴部分の任意の位置に円形の判定領域84を設定したとすると、判定領域84内の画素87の濃度はほぼ黒(0)であるので画素87の濃度の分散は小さくなる。また、裏面画像の同じ位置に上述した判定領域84を設定したとすると、判定領域84内の画素86の濃度はほぼ白(255)であるので画素86の濃度の分散は小さくなる。このため、部品Eの場合は画素の濃度の分散から表と裏を判定することはできない。
ここでは先ず、図16を参照して、実施形態3に係る表裏判定パラメータ(判定パラメータの一例)の設定に用いる円形の判定領域84(以下「検出円」という)について説明する。検出円84は部品Eの中心位置を中心点として特徴部分内に収まる円として設定される。なお、判定領域84の形状は円に限定されるものではなく、適宜に決定することができる。例えば判定領域84は特徴部分内に収まる四角形であってもよい。
「濃度閾値」は表と裏を判定する基準となる値であり、表面画像82の検出円84内の濃度の平均値と裏面画像81の検出円84内の濃度の平均値との中間値が設定される。なお、「濃度閾値」は中間値に限定されるものではなく、適宜に設定することができる。
「特徴部分の色」は表面画像82における特徴部分の色を示すものである。例えば「特徴部分の色」が黒である場合は、表面画像82の画素の濃度の平均値が「濃度閾値」未満の場合に表と判定され、「濃度閾値」以上の場合に裏と判定される。逆に、「特徴部分の色」が白である場合は、表面画像82の画素の濃度の平均値が「濃度閾値」以上の場合に表と判定され、「濃度閾値」未満の場合に裏と判定される。なお、「特徴部分の色」は裏面画像81における特徴部分の色であってもよい。
実施形態3はその他の点において実施形態2と実質的に同一である。
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
Claims (6)
- 姿勢を判定可能な特徴部分を有する部品を撮像して画像を生成する撮像部と、
前記画像上で前記特徴部分を認識する認識処理、及び、前記認識処理で認識した前記特徴部分に基づいて、前記姿勢を判定するための判定パラメータを設定する設定処理を実行する制御部と、
を備え、
前記姿勢は前記部品の中心点周りの回転角度であり、
前記制御部は、前記認識処理において、前記画像を回転させ、回転前の前記画像と回転後の前記画像との差画像に基づいて前記特徴部分を認識する、設定装置。 - 姿勢を判定可能な特徴部分を有する部品を撮像して画像を生成する撮像部と、
前記画像上で前記特徴部分を認識する認識処理、及び、前記認識処理で認識した前記特徴部分に基づいて、前記姿勢を判定するための判定パラメータを設定する設定処理を実行する制御部と、
を備え、
前記姿勢は前記部品の表と裏を含み、
前記撮像部は、
前記部品の表面を撮像して表面画像を生成する第1の撮像部と、
前記部品の裏面を撮像して裏面画像を生成する第2の撮像部と、
を有し、
前記制御部は、前記認識処理において、前記表面画像と前記裏面画像との差画像に基づいて前記特徴部分を認識し、
前記部品は表及び裏に電極を有しており、
前記制御部は、前記認識処理の前に、前記表面画像において前記電極を表している画素の濃度と前記裏面画像において前記電極を表している画素の濃度とに基づいて前記表面画像及び前記裏面画像の少なくとも一方の画素の濃度を補正する補正処理を実行する、設定装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の設定装置であって、
前記制御部は、前記設定処理の後、各前記画像上で前記判定パラメータを用いて姿勢を判定することによって前記判定パラメータを検証する検証処理を実行する、設定装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の設定装置と、
部品供給装置によって供給される前記部品を保持して基板に実装する実装部と、
を備える表面実装機。 - 請求項4に記載の表面実装機であって、
前記制御部は、前記実装部によって前記部品を保持し、前記実装部によって保持されている前記部品を前記撮像部によって撮像する、表面実装機。 - 表面実装機であって、
部品供給装置によって供給される部品を保持して基板に実装するヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットを前記基板の板面に平行な方向に搬送するヘッド搬送部と、
前記ヘッドユニットに設けられており、前記基板を撮像して画像を生成する基板撮像カメラと、
前記ヘッドユニットに保持されている前記部品を下から撮像して画像を生成する部品撮像カメラと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
表裏を判定可能な特徴部分を有する部品であって所定の位置に載置されている前記部品を前記基板撮像カメラによって上方から撮像することによって表面画像を生成する第1の撮像処理と、
前記ヘッドユニットに保持されている前記部品を前記部品撮像カメラによって下方から撮像することによって裏面画像を生成する第2の撮像処理と、
前記表面画像と前記裏面画像との差画像に基づいて前記特徴部分を認識する認識処理と、
前記認識処理で認識した前記特徴部分に基づいて、前記部品の表裏を判定するための判定パラメータを設定する設定処理と、
を実行する、表面実装機。
Priority Applications (1)
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| JP2017192593A JP6974101B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | 設定装置、及び、表面実装機 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2017192593A JP6974101B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | 設定装置、及び、表面実装機 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JP2019067943A JP2019067943A (ja) | 2019-04-25 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2017192593A Active JP6974101B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | 設定装置、及び、表面実装機 |
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2017
- 2017-10-02 JP JP2017192593A patent/JP6974101B2/ja active Active
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