JP6975889B2 - フィルムパック用貼付式ノズル、及び内容物塗布方法 - Google Patents
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Description
(1)従来から用いられている通常のフィルムパックをそのまま使用することができることから、これまでのフィルムパックの製造ラインを改修する必要がなく、したがって従来どおり安価なフィルムパックを使用することができる。
(2)吐出孔によって適切な大きさの開口部が形成され、しかも本体シートによって塗布作業中もその大きさが保持されることから、手絞りによる塗布作業を安定的に行うことができる。
(3)本体シートに設けられたスリットに案内されることから、フィルムパック表面を適切に切除することができる。
(4)本体シートの裏面に両面テープ等の貼付材を設けることで、フィルムパック用貼付式ノズルをフィルムパック表面に容易に貼り付けることができる。
図1は、本願発明のフィルムパック用貼付式ノズル100をフィルムパックFPの表面に貼り付け、後述する「吐出孔」から接着剤ADを手絞りによって塗布している状況を示す部分斜視図である。なおここでは便宜上、接着剤ADが封入されたフィルムパックFPを例として説明しているが、本願発明を実施するに当たっては接着剤ADのほかシーリング材など他の流動性を有する内容物が封入されたフィルムパックFPを使用することができることはいう言うまでもない。以下、本願発明のフィルムパック用貼付式ノズル100を構成する主な要素ごとに詳しく説明する。
図2は、フィルムパック用貼付式ノズル100を上方から見た平面図である。この図に示すようにフィルムパック用貼付式ノズル100は、本体シート110と吐出孔120を含んで構成される。また、図3に示すように本体シート110に設けられるスリット130を含んで構成することもできる。このスリット130を設けることによって、後述するように容易かつ適切にフィルムパックFP表面を切除することができて好適となる。本体シート110は、平面寸法に対して厚さ寸法が極端に小さい薄板状の形状とされ、フィルムパックFPに貼り付けるための貼付面を確保する機能と、吐出孔120の形状を保持する機能を有している。なお図2や図3に示す例では、本体シート110の外径をφ24mm、厚さを0.5mmとしている。
吐出孔120は、図2〜図4に示すように、本体シート110の中央部に設けられる小孔であり、本体シート110を貫通する開口部である。フィルムパックFPにフィルムパック用貼付式ノズル100を貼付しても、この吐出孔120部分にはフィルムパックFP表面が露出しているためカッター等で切除することができ、これにより吐出孔120が吐出口の機能を果たすわけである。なお図2〜図4に示す例では、吐出孔120の形状を円形(径φ10mm)としているが、もちろん円形のほか矩形など他の形状とすることもできるし、その寸法も手絞り作業の条件等に応じて適宜設計することができる。
スリット130は、図3や図4に示すように、本体シート110に設けられる溝状のものである。より詳しくは、本体シート110の内周(つまり、吐出孔120の外周)側から本体シート110の外周側に向けて(ただし、外周まで貫通しない)切り込まれた小溝がスリット130であり、1つの本体シート110に対して複数のスリット130が設けられる。吐出孔120部分のフィルムパックFP表面をカッター等で切除する際、明示的に切り込まれたこのスリット130が、その切除位置を案内する機能を果たすわけである。
図6は、吐出孔120部分に補助シート140が設置されたフィルムパック用貼付式ノズル100を示す平面図である。この図に示すように補助シート140は、吐出孔120部分を覆うように配置され、本体シート110に取り付けられる。そして補助シート140には、補助線が表示されている。この補助線は、吐出孔120部分におけるフィルムパックFP表面の切除位置を明示するものであって、スリット130の軸線を補助シート140側に延長した線上にある線分である。したがって補助シート140を設置する場合(つまり、補助線を示す場合)、スリットペアを構成する2つのスリット130が中心点120pに対して略点対称(点対称含む)となるように配置するとよい。例えば図6では、第1のスリット130aと第3のスリット130c(第1のスリットペア131)を結ぶように第1の補助線141を記すことができ、第2のスリット130bと第4のスリット130d(第2のスリットペア132)を結ぶように第2の補助線142が記すことができるわけである。
既述したとおり本体シート110の裏面はフィルムパックFPへの貼付面を確保するものであり、つまり本体シート110の裏面とフィルムパックFPの表面が接触した状態でフィルムパック用貼付式ノズル100は貼付される。フィルムパック用貼付式ノズル100をフィルムパックFPに貼付するに当たっては、本体シート110の裏面(あるいは該当するフィルムパックFPの表面領域)に接着剤等を塗布したうえで貼付することもできるし、あらかじめ本体シート110の裏面に設けられた貼付材を利用して貼付することもできる。この貼付材としては、両面テープや、粘着剤と剥離紙の組み合わせなど、従来から用いられている種々の技術を採用することができる。特に、貼付してすぐに作業ができることから、あらかじめ本体シート110の裏面に貼付材を設けておくとよい。
次に本願発明の内容物塗布方法について図を参照しながら説明する。なお、本願発明の内容物塗布方法は、ここまで説明したフィルムパック用貼付式ノズル100を使用して行う方法であり、したがってフィルムパック用貼付式ノズル100で説明した内容と重複する説明はここでは避け、本願発明の内容物塗布方法に特有の内容のみ説明することとする。すなわち、ここに記載されていない内容は、フィルムパック用貼付式ノズル100で説明したものと同様である。
110 本体シート
120 吐出孔
120p 中心点
130 スリット
130a 第1のスリット
130b 第2のスリット
130c 第3のスリット
130d 第4のスリット
131 第1のスリットペア
132 第2のスリットペア
140 補助シート
141 第1の補助線
142 第2の補助線
200 切断線
FP フィルムパック
AD 接着剤
CL カットライン
Claims (5)
- フィルム内に内容物が封入されたフィルムパックに貼付される貼付式ノズルであって、
薄板状の本体シートと、
前記本体シートの中央部に設けられる吐出孔と、
前記吐出孔から露出した前記フィルムパックの表面の切除位置を案内する複数のスリットと、からなり、
前記スリットは、前記吐出孔から外周に向けて前記本体シートを切り込むように設けられた、
ことを特徴とするフィルムパック用貼付式ノズル。 - 前記スリットは、外周に向かうほど細幅であって前記吐出孔に向かうほど太幅となるテーパ形状である、
ことを特徴とする請求項1記載のフィルムパック用貼付式ノズル。 - 前記吐出孔と前記本体シートの外形が、ともに円形である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフィルムパック用貼付式ノズル。 - 2の前記スリットを1組とするスリットペアを構成する2の該スリットが、前記吐出孔の中心に対して点対称又は略点対称で配置された、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のフィルムパック用貼付式ノズル。 - フィルム内に内容物が封入されたフィルムパックの該内容物を、フィルムパック用貼付式ノズルを用いて塗布する方法であって、
前記フィルムパック用貼付式ノズルは、薄板状の本体シートと、該本体シートの中央部に設けられる吐出孔と、該吐出孔から露出した前記フィルムパックの表面の切除位置を案内する複数のスリットと、からなり、
前記スリットは、前記吐出孔から外周に向けて前記本体シートを切り込むように設けられ、
前記フィルムパックに、前記フィルムパック用貼付式ノズルを貼付する貼付工程と、
前記吐出孔内であって前記スリットを延長した線上部分の前記フィルムパック表面を切り込むことで、該フィルムパック表面に切断線を形成する切込み工程と、
前記切断線及び前記吐出孔を利用して、手絞りによって前記フィルムパックの前記内容物を塗布する塗布工程と、
を備えたことを特徴とする内容物塗布方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017193124A JP6975889B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | フィルムパック用貼付式ノズル、及び内容物塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2017193124A JP6975889B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | フィルムパック用貼付式ノズル、及び内容物塗布方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019063747A JP2019063747A (ja) | 2019-04-25 |
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ID=66339512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2017193124A Active JP6975889B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | フィルムパック用貼付式ノズル、及び内容物塗布方法 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP6975889B2 (ja) |
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2017
- 2017-10-02 JP JP2017193124A patent/JP6975889B2/ja active Active
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| JP2019063747A (ja) | 2019-04-25 |
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