JP6978298B2 - 建具 - Google Patents
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Description
この加熱発泡材は、火災時に熱膨張しながら戸当りゴムを戸当りゴム収納溝から木製防火戸の周縁部側に向けて押し出し、木製防火戸の周縁部と防火用金属枠の内周壁との間隙を閉塞する。
ここで、戸当りゴムを戸当り収納溝に係合可能な構成として位置決め容易とすることが考えられるが、火災時には、係合状態の戸当りゴムを加熱発泡材の熱膨張によって押し出さなければならないので、防火用金属枠および木製防火戸間を加熱発泡材の熱膨張によって円滑に閉塞することが困難である。
本発明の建具によれば、火災時に熱膨張耐火材が加熱されて熱膨張するが、このときには、熱可塑性エラストマーによって構成される係合基部が軟化や溶融を起こし、タイト材が溝形成部から外れやすくなっているか、または溝形成部から脱落する。このため、熱膨張耐火材がタイト材に邪魔されずに熱膨張することができ、建具枠および戸体間を円滑に閉塞することができる。
また、熱可塑性エラストマーによって構成される係合基部は弾性を有するので、溝形成部に形成された溝部に係合基部を押し込むことで溝形成部に係合することができる。
このような構成によれば、火災時に係合基部が軟化温度に達して軟化することで、タイト材が溝形成部から外れやすくなるか、または溝形成部から脱落する。このため、熱膨張耐火材がタイト材に邪魔されずに熱膨張することができる。
このような構成によれば、火災時に係合基部が溶融温度に達して溶融することで、タイト材が溝形成部から外れやすくなるか、または溝形成部から脱落する。このため、熱膨張耐火材がタイト材に邪魔されずに熱膨張することができる。
このような構成によれば、延出片部および第二係合片部の間を建具枠の見込み片部によって形成することで、溝形成部の開口中央側への突出量を増やすことなく溝部を大きく形成することができ、この溝部に配置される熱膨張耐火材の量を増すことができる。
また、溝形成部の開口位置を建具枠の見込み片部に近接させることができ、熱膨張耐火材を戸体の見込み面および建具枠の見込み面(内周面)の間に膨出させやすい位置に配置することができる。
このような構成によれば、熱膨張耐火材を仕切り片部によってガイドしながら第二溝部に簡単にスライド挿入することができる。また、熱膨張耐火材は仕切り片部によって第一溝部への移動が阻止されるので、熱膨張耐火材が邪魔とならずにタイト材の係合基部を第一溝部に円滑に係合させることができる。
このような構成によれば、火災時には、前述した戸当り部と同様にタイト材が軟化や溶融を起こすので、エッジ材の溝形成部内の熱膨張耐火材はタイト材に邪魔されることなく熱膨張してエッジ材と建具枠との間を円滑に塞ぐことができる。
また、熱可塑性エラストマーによって構成される係合基部は弾性を有するので、溝形成部に形成された溝部に係合基部を押し込むことで溝形成部に係合することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜2において、本実施形態に係る建具としてのドア1は、いわゆる片開きドアであり、建物の外壁開口部に固定される建具枠であるドア枠2と、ドア枠2に開閉可能に支持される戸体である扉5とを備えている。
以下の説明において、ドア1の左右方向をX軸方向とし、上下方向をY軸方向とし、屋内外方向(奥行方向)をZ軸方向とする。X,Y,Z軸方向は互いに直交している。
係合基部451は、本実施形態では板状の基部452と、基部452に対して屋内側に連続した係合部453とを有している。係合部453にはタイト材45の幅方向(X軸方向)の両側に突出した一対の係合爪453Aが形成されている。係合部453は第一溝部429Aに配置されており、基部452は溝形成部423の第一係合片部427および第二係合片部428の屋外面に当接しており、一対の係合爪453Aが第一係合片部427および第二係合片部428の屋内面にそれぞれ係合している。このように係合基部451は溝形成部423に係合している。
当接部455は、基部452に連続した中空の当接本体部456と、当接本体部456から屋外側に延出した当接片部457,458とを有している。当接片部457は閉鎖位置にある扉5の後述する屋内面部521に当接し、当接片部458は屋外部材41の見込み片部413に当接する。
このタイト材45は、係合基部451および当接部455を含む全体が熱可塑性エラストマー(TPE(Thermo Plastic Elastomer))によって構成されており、本実施形態では熱膨張耐火材9の熱膨張温度よりも低い軟化温度および溶融温度となっている。また、タイト材45は、熱可塑性エラストマーによって構成されることで弾性を有しているので、係合部453を屋外側から第一溝部429Aに押し込んで溝形成部423に係合することができ、且つ、当接部455が扉5の屋内面に弾性的に当接して気密性を維持することができる。
前述した熱可塑性エラストマーとしては、オレフィン系やスチレン系のものがタイト材45に適しているが、このほか、塩ビ系、ポリエステル系、ウレタン系などのものであってもよい。オレフィン系の熱可塑性エラストマーに関し、耐熱温度は約85℃〜90℃までであり、溶融温度は約100℃前後であり、軟化温度は耐熱温度と溶融温度との間の温度である。スチレン系の熱可塑性エラストマーに関し、耐熱温度は約60℃〜70℃までであり、溶融温度は約100℃前後であり、軟化温度は耐熱温度と溶融温度との間の温度である。本実施形態ではオレフィン系の熱可塑性エラストマーを採用する。
なお、図2に示す吊元側の戸当り部322の溝形成部323およびタイト材35は、戸当り部422の溝形成部423およびタイト材45と同様に構成されて左右逆向きに設置されている。このため、溝形成部423およびタイト材35の各構成については、溝形成部423およびタイト材45の各構成と同符号を図面に適宜付して詳細な説明を省略する。
また、戸当り部322,422における溝部429の見付け寸法は、見込み片部321,421の一部を利用して溝形成部323,423を形成するので、戸当り部322,422間のX軸方向における開口寸法を狭めることなく、後述する戸当り部122,222における溝部429の見付け寸法よりも大きく形成できる。このため、戸当り部322,422における溝部429の体積を増すことができて、戸当り部122,222よりも、より大きな熱膨張耐火材9を溝部429に配置することができる。
側片部126は、図1に示すように、Z軸方向において延出片部424から屋外側に延出しており、側片部425および見込み片部121間に位置しており、見込み片部121に対して下方(Y軸方向)に離れている。この側片部126には、第二係合片部428および仕切り片部426Aが形成されている。
上側の戸当り部122のタイト材15は、タイト材45と概略同様に構成されているが、屋内面部521に当接する当接片部459を更に備えている点で構成が異なる。タイト材15の構成のうちタイト材45の各構成と同構成については、タイト材45の各構成と同符号を図面に適宜付して詳細な説明を省略する。
なお、下側の戸当り部222の溝形成部223およびタイト材25は、上側の戸当り部122の溝形成部123およびタイト材15と同様に構成されて上下逆向きに設置されている。このため、溝形成部223およびタイト材25の各構成については、溝形成部123およびタイト材15の各構成と同符号を図面に適宜付して詳細な説明を省略する。
屋外面材51および屋内面材52は鋼鈑で構成されている。屋外面材51は、断熱芯材53の屋外面に沿って配置されている。屋内面材52は、断熱芯材53の屋内面に沿って配置されている。断熱芯材53は、EPS(発泡ビーズ法ポリスチレン)製の断熱材で構成されている。なお、断熱芯材53は、フェノール樹脂系の断熱材を用いてもよいし、ハニカム材(水酸化アルミハニカム、セラミックハニカム、ペーパーハニカム)、フォーム材(イソシアヌレートフォーム、ウレタンフォーム、フェノール樹脂フォーム)等の断熱材が使用されてもよい。補強材54は、硬質の補強樹脂材541と、スチール等の補強金属材542とを備えた複合補強材によって構成されており、扉5の周囲に沿って四周枠組みされている。なお、戸先側の補強材54には、戸先側の縦枠40に設けられた錠受け7に係止されるラッチボルト6Aやデッドボルト(図示略)等を出没可能に備える錠ケース6が取り付けられている。
屋内面材52は、断熱芯材53の屋内面に接着される屋内面部521と、屋内面部521の上下の各端縁からZ軸方向において屋外側に折曲された屋内見込み片部522A,522Bと、屋内面部521の吊元側の端縁からZ軸方向において屋外側に折曲された屋内見込み片部522Cと、屋内面部521の戸先側の端縁からZ軸方向において屋外側に折曲された屋内見込み片部522Dと、屋内見込み片部522Dの屋外縁部からZ軸方向において吊元側に折曲された内側片部523とを有している。
補強材54の補強樹脂材541は、チャンネル状に形成されており、補強金属材542は、屋内縁部および屋外縁部が補強樹脂材541に形成された保持溝541Aに保持された平鋼によって構成されている。補強樹脂材541、補強金属材542と屋外見込み片部513A〜513Dとは、リベット、ネジ等の締結部材によって締結されている。補強樹脂材541、補強金属材542と屋内見込み片部522A〜522Cとは、リベット、ネジ等の締結部材によって締結されている。
エッジ材55は、アルミニウムなどの金属製の押出形材で形成されており、戸先側の補強材54との間に屋外見込み片部513Dを挟み込んでいる。このエッジ材55は、リベットや接着材などによって戸先側の補強材54に固定されている。
ここで、エッジ材55の屋内縁部55Aは、図3(A)に示すように屋内面部521よりも屋外側に位置している。また、屋内見込み片部522Dおよび内側片部523はエッジ材55の屋内縁部55Aに対してX軸方向における外側(縦枠40側)に位置している。これにより、屋内面材52の戸先側における側縁部は、エッジ材55に邪魔されることなく戸先側に熱伸び可能な配置となっている。
屋内火災時には、屋内面材52が主にY軸方向に熱伸びするため、扉5は弓なりに熱反りし、扉5の上端部や下端部は、扉5のY軸方向における中間部に対して屋外側に移動する。このため扉5の上端部や下端部とタイト材15,25,35,45との間の隙間は、熱反りしていない場合に比べて広くなる。ここで、屋内面材52はX軸方向にも熱伸びするが、エッジ材55の屋内縁部55Aが屋内面材52の屋内面部521よりも屋外側にあり、屋内見込み片部522Dおよび内側片部523はX軸方向においてエッジ材55に対して縦枠40側の位置にあるので、屋内面材52のX軸方向への熱伸びはエッジ材55に当たって抑制されることがない。このように、扉5は、屋内面材52のX軸方向への熱伸びの抑制に起因して屋内面材52の熱反りが助長されることがない構成とされている。
屋内火災によって屋内側が加熱されていくと、タイト材15,25,35,45が軟化し、溶融温度に達して溶融しはじめる。これにより、タイト材15,25,35,45は溝形成部123,223,323,423から外れやすい状態となるか、または外れた状態となる。このような状態で熱膨張耐火材9が熱膨張温度に達すると、発泡して熱膨張し、各溝部429から屋外側に膨出しながら、溝形成部123,223,323,423と屋内面部521との間の隙間や、屋内見込み片部522A〜522Dと見込み片部113,213,313,413との間の隙間に入り込み、これらの隙間を閉塞する。なお、図3(B)は、熱膨張耐火材9の熱膨張によって戸先側における前記隙間を閉塞した状態を示す。
また、屋外火災時には、扉5の熱反り向きは前述と逆向きとなるが、タイト材15,25,35,45が加熱されて溝形成部123,223,323,423から外れやすい状態となるか、または外れた状態となり、続いて熱膨張耐火材9が熱膨張温度に達すると熱膨張し、前述同様にドア枠2および扉5間を閉塞する。
(1)本実施形態では、戸当り部122,222,322,422の溝形成部123,223,323,423によって形成された溝部429に熱膨張耐火材9が配置されており、タイト材15,25,35,45の係合基部451は、熱可塑性エラストマーによって構成されている。
上記構成を有するため、屋内火災時に熱膨張耐火材9が加熱されて熱膨張するが、このときには係合基部451が軟化や溶融を起こして、タイト材15,25,35,45が溝形成部123,223,323,423から外れやすくなっているか、または溝形成部123,223,323,423から脱落する。このため、熱膨張耐火材9がタイト材15,25,35,45に邪魔されずに熱膨張することができ、ドア枠2および扉5間を円滑に閉塞することができる。
また、熱可塑性エラストマーによって構成される係合基部451は弾性を有するので、溝形成部123,223,323,423に形成された溝部に係合基部451を押し込むことで溝形成部123,223,323,423に係合することができる。
更に、熱膨張耐火材9が溝部429に配置されることで溝形成部123,223,323,423およびタイト材15,25,35,45に覆われるので、熱膨張耐火材9が外部に露出しない外観にできる。
(2)係合基部451は、熱膨張耐火材9の熱膨張温度よりも軟化温度が同等以下の温度である材料によって構成されているので、火災時に係合基部が軟化温度に達して軟化することで、タイト材15,25,35,45が溝形成部123,223,323,423から外れやすくなるか、または溝形成部123,223,323,423から脱落する。このため、熱膨張耐火材9がタイト材15,25,35,45に邪魔されずに熱膨張することができる。
(3)係合基部451は、熱膨張耐火材9の熱膨張温度よりも溶融温度が同等以下の温度である材料によって構成されているので、火災時に係合基部451が溶融温度に達して溶融することで、タイト材15,25,35,45が溝形成部123,223,323,423から外れやすくなるか、または溝形成部123,223,323,423から脱落する。このため、熱膨張耐火材9がタイト材15,25,35,45に邪魔されずに熱膨張することができる。
(4)タイト材15,25,35,45は、これらの全体が熱可塑性エラストマーによって構成されているので弾性を有している。このため、前述したように係合基部451を撓めながら溝部429に向けて押し込んで溝形成部123,223,323,423に係合することができ、且つ、当接部455の屋内面部521に対する当接によって気密性を維持することができる。また、火災時には係合基部451が軟化や溶融を生じるので溝形成部123,223,323,423から外れやすい状態にできる。
(5)溝形成部323,423は、延出片部424および第二係合片部428間に位置する部分がドア枠2の見込み片部321,421によって構成されている。このため、溝形成部323,423の開口中央側への突出量を増やすことなく溝部429を大きく形成することができ、溝部429に配置される熱膨張耐火材9の量を増すことができる。また、溝形成部323,423の開口位置を見込み片部321,421に近接させることができ、熱膨張耐火材9を扉5の見込み面およびドア枠2の見込み面の間に膨出させやすい位置に配置することができる。
(6)溝形成部123,223,323,423は、溝部429が第一溝部429Aと第二溝部429Bとに仕切る仕切り片部425A,426Aを有している。このため、熱膨張耐火材9を仕切り片部425A,426Aによってガイドしながら第二溝部429Bに簡単にスライド挿入することができる。また、熱膨張耐火材9は仕切り片部425A,426Aによって第一溝部429Aへの移動が阻止されるので、熱膨張耐火材9が邪魔とならずにタイト材15,25,35,45の係合基部451を第一溝部429Aに円滑に係合させることができる。
(7)延出片部424と第一係合片部427および第二係合片部428との間の見込み寸法は、係合基部451のうち第一溝部429Aに配置される係合部453の厚さ寸法と熱膨張耐火材9の厚さ寸法とを合わせた寸法以上の寸法とされている。このため、タイト材15,25,35,45の係合部453を第一係合片部427および第二係合片部428に係合させつつ溝部429に配置すると共に、溝形成部123,223,323,423の延出片部424に沿って熱膨張耐火材9を配置することができる。これにより、熱膨張耐火材9は熱膨張により第一係合片部427および第二係合片部428間から膨出させやすい向きに配置されるので、火災時にドア枠2および扉5間を円滑に閉塞することができる。
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、溝形成部423は、仕切り片部425A,426Aを有して第一溝部429Aおよび第二溝部429Bに仕切ったダブルポケットとされているが、例えば図4(A)に示すように仕切り片部425A,426Aの構成を省略してシングルポケットとしてもよい。
また、図4(B)に示すように、タイト材45の係合部453を基部452に対して見込み片部421寄りの位置に設け、延出片部424を見付け内側に延長し、その先端縁から室外側に延出した側片部431を設けることで、係合部453が係合される溝部429に隣接した溝部430を構成し、この溝部430に熱膨張耐火材9を配置してもよい。
溝形成部123,223,323についても同様にシングルポケットとしてもよく、また、溝部430を設け、ここに熱膨張耐火材9を配置してもよい。
前記実施形態では、エッジ材55の屋内縁部55Aが屋内面部521よりも室外側に位置し、屋内見込み片部522Dおよび内側片部523が屋内縁部55Aよりも縦枠40側に位置しているが、例えば図5に示すように、内側片部523を省略し、屋内見込み片部522Dが補強材54およびエッジ材55間に配置された構成とされてもよい。
また、図5に示すように、エッジ材55の屋外側部分には、溝形成部553が形成され、この溝形成部553にタイト材56(水密材)が係合していてもよい。タイト材56は、係合基部561と、係合基部561から延出した延出ヒレ部565とを有している。係合基部561は、本実施形態では板状の基部562と、基部562に対して屋内側に連続した係合部563とを有している。係合部453は、溝形成部553によって形成された空間である溝部529に配置されている。また、溝部529には熱膨張耐火材9がZ軸方向に沿ってスライド挿入されて配置されている。
このタイト材56は、係合基部561および延出ヒレ部565を含む全体が熱可塑性エラストマー(TPE(Thermo Plastic Elastomer))によって構成されており、本実施形態では熱膨張耐火材9の熱膨張温度よりも低い軟化温度および溶融温度となっている。また、タイト材56は、熱可塑性エラストマーによって構成されることで弾性を有しているので、係合部563を屋外側から溝部529に押し込んで溝形成部553に係合することができ、且つ、延出ヒレ部565が戸先側の縦枠40に対向して配置されることで水密性を向上している。
タイト材56は、火災時に加熱されることで軟化、溶融する一方、溝部529にある熱膨張耐火材9が発泡して縦枠40側に向かってX軸方向に熱膨張する。タイト材56は軟化、溶融して溝形成部553から外れやすい状態となるか外れるので、熱膨張耐火材9がタイト材56に邪魔されずに熱膨張し、エッジ材55と縦枠40との間を円滑に塞ぐことができる。
前記実施形態では、タイト材15,25,35,45の全体が熱可塑性エラストマーによって構成されているが、係合基部451を熱可塑性エラストマーによって構成し、当接部455を異なる弾性材料によって構成してもよい。
前記実施形態では、溝形成部123,223は側片部126を有しており、このために溝部429が見込み片部121,213から離間した位置にあるが、これに限られず、見込み片部321,421の一部を利用する溝形成部323,423と同様に構成されてもよい。また、溝形成部323,423が、側片部126を備えて溝形成部123,223と同様に構成されてもよい。
前記実施形態では、補強材54が四周枠組みされているが、扉5の上部および下部の補強材54の構成を省略してもよい。
前記実施形態では、片開きのドア1を建具として説明したが、このほか、戸当り部を有した建具枠に開閉可能に戸体が取り付けられる開き系建具であればよく、例えば外開き窓、内開き窓、回転窓、縦すべり出し窓、内倒し窓、突き出し窓や、各種開き系の戸、ドアであってもよい。
Claims (5)
- 戸当り部を有した建具枠と、前記建具枠に開閉可能に取り付けられた戸体とを備えており、
前記戸当り部は、前記建具枠の内周面から延出した溝形成部と、前記戸体の屋内面に当接するタイト材とを有しており、
前記タイト材は、前記溝形成部に係合した係合基部と、前記係合基部から延出した当接部とを有しており、
前記溝形成部によって形成された溝部には、熱膨張耐火材が配置されており、
前記タイト材のうち少なくとも係合基部は、熱可塑性エラストマーによって構成されており、
前記建具枠は、開口を形成する見込み片部を有しており、
前記溝形成部は、前記見込み片部から延出した延出片部と、前記延出片部から屋外側に延出した側片部と、前記側片部から前記見込み片部側に延出した第一係合片部と、前記見込み片部から前記第一係合片部に向かって延出した第二係合片部と、前記見込み片部のうち前記延出片部および前記第二係合片部間に位置する部分とによって構成されており、
前記係合基部は、前記第一係合片部および前記第二係合片部に係合可能に前記溝部に配置される係合爪を有しており、
前記延出片部および前記第一係合片部の間の見込み寸法と前記延出片部および前記第二係合片部の間の見込み寸法とのそれぞれは、前記係合爪の厚さ寸法と前記熱膨張耐火材の厚さ寸法とを合わせた見込み寸法よりも大きい寸法となっている
ことを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具において、
前記タイト材のうち少なくとも前記係合基部は、前記熱膨張耐火材の熱膨張温度よりも軟化温度が同等以下の温度である材料によって構成されている
ことを特徴とする建具。 - 請求項1または請求項2に記載の建具において、
前記タイト材のうち少なくとも前記係合基部は、前記熱膨張耐火材の熱膨張温度よりも溶融温度が同等以下の温度である材料によって構成されている
ことを特徴とする建具。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の建具において、
前記溝形成部は、当該溝形成部によって形成される溝部を、前記係合基部が配置される第一溝部と、前記熱膨張耐火材が配置される第二溝部とに仕切る仕切り片部を有している
ことを特徴とする建具。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の建具において、
前記戸体の戸先側にはエッジ材が取り付けられており、
前記エッジ材の室外側部分には溝形成部が形成されており、
前記溝形成部には、係合基部および延出ヒレ部を有したタイト材が係合しており、
前記溝形成部によって形成された溝部には、熱膨張耐火材が配置されており、
前記タイト材のうち少なくとも係合基部は、熱可塑性エラストマーによって構成されている
ことを特徴とする建具。
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