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JP6979376B2 - 車両用操作検出装置 - Google Patents
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JP6979376B2 - 車両用操作検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用操作検出装置に関する。
特許文献1には、車両の窓ガラスに設けられたセンサ電極と、センサ電極及び車体の間の静電容量を検出する静電容量検出回路と、を備える車両用窓センサが記載されている。そして、この車両用窓センサは、静電容量の変化に基づいてユーザ(利用者)が車両に接近したことを検出した場合に、自動的にドアをアンロックしたり開いたりすることを可能としている。
特開2006−213206号公報
ところが、上記のような車両用窓センサにおいて、静電容量は、ユーザが窓ガラスにもたれ掛かったり、ユーザが窓ガラスの側方を通過したりする場合などにも変化し得る。このため、上記のような車両用窓センサは、ドアを開くべき状況でないときにドアを開くおそれがある。
なお、こうした実情は、利用者の車両に対する接近によりドアを作動させる車両用窓センサに限らず、利用者の操作により車両の開閉体を作動させる車両用操作検出装置においても概ね共通する実情となっている。本発明の目的は、利用者の操作の誤検出により開閉体を開閉作動させることを抑制できる車両用操作検出装置を提供することである。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する車両用操作検出装置は、列をなすように設けられ、検出対象の接近に伴って静電容量が大きくなる複数のセンサ電極と、アクチュエータにより、車両の開閉体を開閉作動させる制御部と、前記複数のセンサ電極のうち1以上のセンサ電極を認証電極とし、前記複数のセンサ電極の並び方向において、前記開閉体の開方向に対応する方向を第1方向とするとともに前記開閉体の閉方向に対応する方向を第2方向とし、前記複数のセンサ電極のうち静電容量が変化するセンサ電極が、前記第1方向に切り替わる場合に第1操作を検出し、前記第2方向に切り替わる場合に第2操作を検出し、前記認証電極における静電容量が予め定められた態様で変化する場合に認証操作を検出する検出部と、を備え、前記制御部は、前記第1操作及び前記第2操作の一方の操作と前記認証操作との両操作を検出する場合に、当該一方の操作に対応する方向に前記開閉体を作動させる。
上記構成によれば、車両用操作検出装置は、第1操作又は第2操作とともに認証操作を検出した場合に開閉体を開閉作動させる。言い換えれば、車両用操作検出装置は、第1操作又は第2操作を検出できても、認証操作を検出できない場合には開閉体を開閉作動させない。したがって、車両用操作検出装置は、利用者の操作の誤検出により開閉体を開閉作動させることを抑制できる。
上記車両用操作検出装置において、前記複数のセンサ電極に対する前記検出対象の接近を判定するための判定値を第1接近判定値とし、前記検出部は、前記認証電極における静電容量が判定時間に亘って前記第1接近判定値以上となる場合に、前記認証操作を検出することが好ましい。
上記構成によれば、車両用操作検出装置は、例えば、利用者が車両用操作検出装置の正面を通過する場合などに、第1操作又は第2操作を検出することはあっても、判定時間の設定次第で認証操作を検出しにくくなる。したがって、車両用操作検出装置は、利用者の操作の誤検出により開閉体を開閉作動させることをより抑制できる。
上記車両用操作検出装置において、前記複数のセンサ電極のうち前記認証電極を除いた他のセンサ電極における静電容量に重み係数を乗じた値を重み付き静電容量とし、前記検出部は、前記認証電極における静電容量が前記判定時間に亘って前記第1接近判定値以上となる場合であって且つ前記認証電極における静電容量が前記判定時間に亘って前記重み付き静電容量以上となる場合に前記認証操作を検出することが好ましい。
利用者が認証電極に正確に手などを接近させない場合には、利用者の手などが認証電極だけでなく、認証電極を除く他のセンサ電極にも接近することで、認証電極及び他のセンサ電極における静電容量がともに大きくなりやすい。一方、利用者が認証電極に正確に手などを接近させる場合には、利用者の手などが認証電極だけに接近することで、認証電極における静電容量が認証電極を除く他のセンサ電極における静電容量に比較して大きくなりにくい。
上記構成によれば、車両用操作検出装置は、利用者が認証電極に正確に手などを接近させない場合には、認証電極における静電容量が他のセンサ電極における重み付き静電容量未満となりやすい点で、認証操作を検出しにくい。一方、車両用操作検出装置は、利用者が認証電極に正確に手などを接近させる場合には、認証電極における静電容量が他のセンサ電極における重み付き静電容量以上となりやすい点で、認証操作を検出しやすい。こうして、車両用操作検出装置は、利用者が認証操作を意識的に行う場合に、認証操作を検出できる。
上記車両用操作検出装置において、前記認証電極に対する前記検出対象の接近を判定するための判定値を第1接近判定値とし、前記検出部は、前記複数のセンサ電極のうち静電容量が前記第1接近判定値以上となるセンサ電極が、前記第1方向に切り替わる場合に前記第1操作を検出し、前記第2方向に切り替わる場合に前記第2操作を検出し、前記認証電極における静電容量が前記第1接近判定値よりも大きな第2接近判定値以上となる場合に前記認証操作を検出することが好ましい。
上記構成によれば、利用者は、第1操作及び第2操作を行うときよりも、認証電極に対して手などを接近させて認証操作を行う必要が生じる。このため、車両用操作検出装置は、例えば、利用者が車両用操作検出装置の正面を通過する場合などに、第1操作又は第2操作を検出することはあっても、認証操作を検出しにくくなる。したがって、利用者の操作の誤検出により開閉体を開閉作動させることをより抑制できる。
上記車両用操作検出装置において、前記複数のセンサ電極のうち前記第1方向における端部に設けられるセンサ電極を第1端部電極とし、前記複数のセンサ電極のうち前記第2方向における端部に設けられるセンサ電極を第2端部電極とし、前記検出部は、前記複数のセンサ電極のうち静電容量が変化するセンサ電極が、前記第2端部電極を含む前記認証電極から前記第1方向に切り替わる場合に前記第1操作を検出し、前記第1端部電極を含む前記認証電極から前記第2方向に切り替わる場合に前記第2操作を検出し、前記制御部は、前記第2端部電極を含む前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記第1操作を検出した場合に前記開閉体を開作動させ、前記第1端部電極を含む前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記第2操作を検出した場合に前記開閉体を閉作動させることが好ましい。
上記構成によれば、利用者は、認証操作と第1操作又は第2操作とを続けて行うことで、開閉体を開閉作動させることができる。また、第1操作及び第2操作の起点となるセンサ電極は認証電極であるため、車両用操作検出装置は、利用者の操作性が低下することを抑制できる。
上記車両用操作検出装置において、前記複数のセンサ電極のうち前記第1方向における端部に設けられるセンサ電極を第1端部電極とし、前記複数のセンサ電極のうち前記第2方向における端部に設けられるセンサ電極を第2端部電極とし、前記検出部は、静電容量が変化するセンサ電極が、前記第2端部電極から前記第1方向に切り替わる場合に前記第1操作を検出し、前記第1端部電極から前記第2方向に切り替わる場合に前記第2操作を検出し、前記制御部は、前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記認証電極における静電容量が前記第1接近判定値未満になってから前記第1操作を検出した場合に、前記開閉体を開作動させ、前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記認証電極における静電容量が前記第1接近判定値未満になってから前記第2操作を検出した場合に、前記開閉体を閉作動させることが好ましい。
上記構成によれば、車両用操作検出装置は、開閉体を開閉作動させるために、認証操作を検出してから第1操作又は第2操作を検出するまでの間に、認証電極における静電容量が第1接近判定値未満となること、すなわち、利用者の手などが認証電極から離れることを必要とする。このため、車両用操作検出装置は、利用者の操作性の低下を抑制しつつ、利用者の意図しない操作に基づいて開閉体を開閉作動させることを抑制できる。
上記車両用操作検出装置において、前記複数のセンサ電極のうち前記第1方向における端部に設けられるセンサ電極を第1端部電極とし、前記複数のセンサ電極のうち前記第2方向における端部に設けられるセンサ電極を第2端部電極とし、前記検出部は、静電容量が変化するセンサ電極が、前記第2端部電極から前記第1方向に切り替わる場合に前記第1操作を検出し、前記第1端部電極から前記第2方向に切り替わる場合に前記第2操作を検出し、前記制御部は、前記第2端部電極を含む2以上のセンサ電極を含む前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記認証電極のうち前記第2端部電極を除いたセンサ電極における静電容量が前記第1接近判定値未満になってから前記第1操作を検出した場合に、前記開閉体を開作動させ、前記第1端部電極を含む2以上のセンサ電極を含む前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記認証電極のうち前記第1端部電極を除いたセンサ電極における静電容量が前記第1接近判定値未満になってから前記第2操作を検出した場合に、前記開閉体を閉作動させることが好ましい。
上記構成によれば、利用者は、開閉体を開閉作動させたい場合、認証電極のうち第2端部電極又は第1端部電極に一方の手などを接近させるとともに、認証電極のうち第2端部電極又は第1端部電極を除くセンサ電極に他方の手などを接近させることで、認証操作を行う。続いて、利用者は、認証電極のうち第2端部電極又は第1端部電極を除くセンサ電極から他方の手などを離した後に、一方の手などを第1方向又は第2方向に移動させることで、第1操作又は第2操作を行う。
こうして、車両用操作検出装置は、利用者が認証操作及び第1操作又は第2操作を続けて行いやすい点で、利用者の操作性が低下することを抑制できる。また、車両用操作検出装置は、利用者に両手などを使用する認証操作を要求する点で、利用者の意図しない操作に基づいて開閉体を開閉作動させることを抑制できる。
車両用操作検出装置は、利用者の操作の誤検出により開閉体を開閉作動させることを抑制できる。
第1実施形態に係る車両用操作検出装置を備える車両の模式図。 第1実施形態において、車両ドアの概略構成を示す断面図。 第1実施形態において、車両用操作検出装置の概略構成を示す模式図。 第1実施形態において、車両ドアを開閉作動させるために制御回路が実行する処理の流れを説明するフローチャート。 第1実施形態において、(a)は利用者の認証操作及び第1操作を示す模式図、(b)は利用者の操作に伴い、センサ電極における静電容量が変化する様子を示すタイミングチャート。 第2実施形態において、(a)は利用者の認証操作及び第1操作を示す模式図、(b)は利用者の操作に伴い、センサ電極における静電容量が変化する様子を示すタイミングチャート。 第3実施形態において、(a),(b)は利用者の認証操作及び第1操作を示す模式図、(c)は利用者の操作に伴い、センサ電極における静電容量が変化する様子を示すタイミングチャート。 第4実施形態において、(a),(b)は利用者の認証操作及び第1操作を示す模式図、(c)は利用者の操作に伴い、センサ電極における静電容量が変化する様子を示すタイミングチャート。 第5実施形態において、(a),(b)は利用者の認証操作及び第1操作を示す模式図、(c)は利用者の操作に伴い、センサ電極における静電容量が変化する様子を示すタイミングチャート。 第6実施形態において、(a),(b)は利用者の認証操作及び第1操作を示す模式図、(c)は利用者の操作に伴い、センサ電極における静電容量が変化する様子を示すタイミングチャート。 第7実施形態において、(a),(b)は利用者の認証操作及び第1操作を示す模式図、(c)は利用者の操作に伴い、センサ電極における静電容量が変化する様子を示すタイミングチャート。 第8実施形態において、(a),(b)は利用者の認証操作及び第1操作を示す模式図、(c)は利用者の操作に伴い、センサ電極における静電容量が変化する様子を示すタイミングチャート。 車両ドアを開閉作動させるために変更例に係る制御回路が実行する処理の流れを説明するフローチャート。
(第1実施形態)
以下、車両用操作検出装置(以下、「検出装置」とも言う。)の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、自動車などの車両1のボデー2の側部には開口2aが形成されている。また、ボデー2の側部には、「開閉体」の一例として、車両前後方向への移動に伴って開口2aを開閉するスライド式の車両ドア3が搭載されている。車両ドア3は、その下部を構成する略袋状のドア本体4を有するとともに、該ドア本体4から上下方向に進退する窓ガラス5を有する。ドア本体4には、閉状態にある車両ドア3を施解錠するドアロック6が設置されている。
車両ドア3には、例えばドア本体4において、ドア駆動ユニット11が設置されている。ドア駆動ユニット11は、例えば電動モータなどの電気的駆動源を主体に構成されており、不図示のドア駆動機構を介してボデー2と機械的に連係されることで車両ドア3を開閉駆動する。本実施形態では、ドア駆動ユニット11が車両ドア3を開閉作動する「アクチュエータ」の一例に相当する。
また、車両ドア3には、例えばドアロック6に隣接して、ドアロック駆動ユニット12が設置されている。このドアロック駆動ユニット12は、例えば電動モータなどの電気的駆動源を主体に構成されており、適宜のロック駆動機構を介してドアロック6と機械的に連係されることで該ドアロック6を施解錠駆動する。
ドア駆動ユニット11及びドアロック駆動ユニット12はともに、マイコンなどからなるドアECU10に電気的に接続されており、該ドアECU10によって個別に駆動制御される。ドアECU10は、電子キー(携帯機)及び後述する検出装置30から開作動指令信号が入力された場合に、ドア駆動ユニット11を駆動し、車両ドア3を第1方向D1に開作動させる。一方、ドアECU10は、電子キー及び検出装置30から閉作動指令信号が入力された場合に、ドア駆動ユニット11を駆動し、車両ドア3を第2方向D2に閉作動させる。
図2に示すように、ドア本体4は、例えば金属板からなる略皿状のドアアウタパネル21及びドアインナパネル22の開口端同士が嵌着されることで略袋状に成形されている。ドアインナパネル22には、車両1の室内の意匠を形成するドアトリム23が取着されている。ドアトリム23の上部には、利用者の車両外側からの操作を検出する検出装置30が配置されている。
次に、図3を参照して、検出装置30について説明する。
図3に示すように、検出装置30は、車両ドア3の開閉方向に間隔をあけて配置される第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33を備える。また、検出装置30は、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33に接続される検出回路34と、ドアECU10に制御信号を出力する制御回路35と、を備える。さらに、検出装置30は、第1センサ電極31、第2センサ電極32、第3センサ電極33、検出回路34及び制御回路35が実装される基板36と、検出装置30の構成部材を収容する筐体37と、を備える。
図1及び図3に示すように、検出装置30(筐体37)は、長尺状をなしている。筐体37の長手方向における長さは、車両ドア3の窓ガラス5の前後方向における長さよりも短くなっている。
図1及び図3に示すように、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33は、略矩形板状をなし、板厚方向と直交する面積が等しくなっている。第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33は、列をなすように、車両前後方向に直線状に配置されている。詳しくは、第1センサ電極31は最も車両前方に位置し、第3センサ電極33は最も車両後方に位置し、第2センサ電極32は第1センサ電極31と第3センサ電極33との間に位置している。また、各々のセンサ電極31,32,33は、車両前後方向における長さが利用者の手に応じた長さ(例えば、10cm〜20cm)を有することが好ましい。
以降の説明では、第1センサ電極31から第3センサ電極33に向かう方向を「第1方向D1」とし、第3センサ電極33から第1センサ電極31に向かう方向を「第2方向D2」とする。複数のセンサ電極の並び方向のうち、第1方向D1は、車両ドア3の開方向に対応する方向(同方向)であり、第2方向D2は、車両ドア3の閉方向に対応する方向(同方向)である。複数のセンサ電極において、第1センサ電極31は第2方向D2における端部に位置し、第3センサ電極33は第1方向D1における端部に位置している。こうした点で、本実施形態では、第1センサ電極31が「第2端部電極」に相当し、第3センサ電極33が「第1端部電極」に相当する。
第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33は、各々のセンサ電極31,32,33に接近した検出対象とともに擬似的なコンデンサを形成する。このため、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33は、各々のセンサ電極31,32,33に検出対象が接近するほど、検出対象との位置関係で定まる静電容量が大きくなる。各々のセンサ電極31,32,33は、車両外側から検出対象が接近する際に静電容量が大きくなるように、検出対象の検出範囲が車両外側に広がっている。
以降の説明では、センサ電極と検出対象との位置関係で定まる静電容量を単に「センサ電極における静電容量」とも言う。また、第1センサ電極31における静電容量を「第1静電容量C1」とも言い、第2センサ電極32における静電容量を「第2静電容量C2」とも言い、第3センサ電極33における静電容量を「第3静電容量C3」とも言う。さらに、各々のセンサ電極31,32,33のうちの任意のセンサ電極を説明する場合には符号を省略する。
本実施形態において、検出装置30には、センサ電極に検出対象が接近したことを判定するための「接近判定値Cth(第1接近判定値)」が設定される。このため、検出装置30において、センサ電極における静電容量が接近判定値Cth以上となる場合を当該センサ電極に検出対象が接近している場合とし、センサ電極における静電容量が接近判定値Cth未満となる場合を当該センサ電極に検出対象が接近していない場合とする。なお、接近判定値Cthは、検出装置30における検出感度に応じて適宜に設定すればよい。例えば、接近判定値Cthは、センサ電極と検出対象との距離が所定の距離になるときのセンサ電極における静電容量とすればよい。
検出回路34は、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33に発振信号を出力することで、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33における静電容量に応じた信号を出力させる。そして、検出回路34は、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33から出力される信号をそれぞれA/D(アナログ/デジタル)変換した信号を制御回路35に出力する。
制御回路35は、検出回路34から出力される信号に基づいて各種の演算処理を実行し、その結果に応じた制御信号をドアECU10に出力する。詳しくは、制御回路35は、利用者の操作により、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33における静電容量が特定の条件を満たすように変化する場合に、車両ドア3を開作動させるための開作動指令信号又は車両ドア3を閉作動させるための閉作動指令信号をドアECU10に出力する。こうした点で、本実施形態において、制御回路35は、車両ドア3を開閉作動させる「制御部」の一例に相当する。
制御回路35は、複数のセンサ電極のうち、静電容量が変化するセンサ電極が第1方向D1(開方向)に切り替わることを条件の1つとして、ドアECU10に開作動指令信号を出力する。詳しくは、制御回路35は、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33の順に切り替わることを条件の1つとして、ドアECU10に開作動指令信号を出力する。
一方、制御回路35は、複数のセンサ電極のうち、静電容量が変化するセンサ電極が第2方向D2(閉方向)に切り替わることを条件の1つとして、ドアECU10に閉作動指令信号を出力する。詳しくは、制御回路35は、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第3センサ電極33、第2センサ電極32及び第1センサ電極31の順に切り替わることを条件の1つとして、ドアECU10に閉作動指令信号を出力する。
以降の説明では、車両ドア3を開作動させるための操作であって、複数のセンサ電極のうち、利用者が手などを接近させるセンサ電極を第1方向D1に切り替える操作を「第1操作」とする。一方、車両ドア3を閉作動させるための操作であって、複数のセンサ電極のうち、利用者が手などを接近させるセンサ電極を第2方向D2に切り替える操作を「第2操作」とする。なお、利用者は、車両ドア3を開閉作動させるために、手を除く身体の一部をセンサ電極に接近させたり、持ち物をセンサ電極に接近させたりしてもよい。
ところで、第1操作又は第2操作を検出することのみで、ドアECU10に開作動指令信号又は閉作動指令信号を出力する比較例の制御回路では、次のような問題が生じるおそれがある。すなわち、比較例の制御回路は、車両ドア3の側方を利用者などが通過する場合に、第1操作又は第2操作を誤検出し、ドアECU10に開作動指令信号又は閉作動指令信号を出力するおそれがある。
そこで、本実施形態において、制御回路35は、利用者が意図的に操作を行っていることを検出装置30に認識させるための認証操作に加え、第1操作又は第2操作を検出した場合に、ドアECU10に開作動指令信号又は閉作動指令信号を出力する。詳しくは、制御回路35は、認証操作を検出した後に第1操作を検出した場合に開作動指令信号を出力し、認証操作を検出した後に第2操作を検出した場合に閉作動指令信号を出力する。
認証操作は、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33のうちの1以上のセンサ電極を含む認証電極における静電容量を予め定められた態様で変化させる操作である。詳しくは、認証操作は、利用者が認証電極に手を接近させた状態を暫くの間に亘って維持する操作、つまり、利用者が認証電極に手を長かざしする操作である。
よって、制御回路35は、認証電極における静電容量が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となる場合に、認証操作を検出する。判定時間Tthは、認証操作を行う利用者の利便性に考慮して設定すればよく、一例として0.5秒程度の時間とすればよい。
さらに、制御回路35は、利用者が正確に認証操作を行っているか否かを判定するために、認証電極における静電容量と認証電極を除く他の電極における静電容量とを比較する。詳しくは、制御回路35は、認証電極における静電容量が、他の電極における静電容量に1以上の重み係数を乗じた値(以下、「重み付き静電容量」とも言う。)未満となる場合には、認証操作を検出しない。
つまり、利用者が車両ドア3にもたれ掛かる場合など、認証電極及び認証電極を除く他の電極に利用者の身体が接近する場合には、認証電極及び他の電極における静電容量がともに大きくなる。このような場合には、認証電極における静電容量が他の電極における重み付き静電容量未満となり、制御回路35は、認証操作を検出しなくなる。
また、本実施形態では、第1操作と対となる認証操作における認証電極が第1センサ電極31(第2端部電極)とされ、第2操作と対となる認証操作における認証電極が第3センサ電極33(第1端部電極)とされる。したがって、制御回路35は、第1静電容量C1が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となった後に、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が順に接近判定値Cth以上となる場合に、認証操作及び第1操作を検出する。また、制御回路35は、第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となった後に、第2静電容量C2及び第1静電容量C1が順に接近判定値Cth以上となる場合に、認証操作及び第2操作を検出する。こうして、本実施形態では、第1操作及び第2操作の起点となるセンサ電極が認証電極とされる。
以上説明したように、本実施形態では、検出装置30が複数のセンサ電極31,32,33における静電容量の変化態様に基づいて認証操作、第1操作及び第2操作を検出する点で、検出装置30が検出部41を有していると言える。また、検出装置30が検出部41の検出結果に基づいて、車両ドア3を作動させるための信号を出力する点で、検出装置が制御部42を有していると言える。
次に、図4に示すフローチャートを参照して、車両ドア3を開閉作動させるために、制御回路35が実行する処理の流れについて説明する。
図4に示すように、制御回路35は、第1静電容量C1が接近判定値Cth以上か否かを判定する(ステップS11)。第1静電容量C1が接近判定値Cth以上の場合(ステップS11:YES)、すなわち、利用者の手が第1センサ電極31(第2端部電極)に接近している場合、制御回路35は、第1静電容量C1が第2重み付き静電容量C2’及び第3重み付き静電容量C3’の双方の値以上か否かを判定する(ステップS12)。
ここで、第2重み付き静電容量C2’は、第2静電容量C2に重み係数を乗じた値であり、第3重み付き静電容量C3’は、第3静電容量C3に重み係数を乗じた値である。第3静電容量C3に乗じる重み係数は、第2静電容量C2に乗じる重み係数と等しくてもよいし大きくてもよい。なお、利用者が第1センサ電極31に手を接近させる場合には、第3センサ電極33が第2センサ電極32よりも第1センサ電極31から離れている点で、第3静電容量C3が第2静電容量C2よりも小さくなりやすい。このため、第3静電容量C3に乗じる重み係数を第2静電容量C2に乗じる重み係数よりも大きくすれば、制御回路35は、第1センサ電極31に対して認証操作が行われているか否かをより正確に判定できる。
第1静電容量C1が第2重み付き静電容量C2’及び第3重み付き静電容量C3’の少なくとも一方の値未満の場合(ステップS12:NO)、制御回路35は、本処理を終了する。一方、第1静電容量C1が第2重み付き静電容量C2’及び第3重み付き静電容量C3’の双方の値以上の場合(ステップS12:YES)、制御回路35は、本処理を開始してから最初にステップS12が肯定判定されてからの経過時間Teを取得する(ステップS13)。続いて、制御回路35は、経過時間Teが判定時間Tth以上か否かを判定する(ステップS14)。経過時間Teが判定時間Tth未満の場合(ステップS14:NO)、制御回路35は、その処理を先のステップS11に移行する。
経過時間Teが判定時間Tth以上の場合(ステップS14:YES)、制御回路35は、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上か否かを判定する(ステップS15)。第2静電容量C2が接近判定値Cth未満の場合(ステップS15:NO)、すなわち、利用者の手が第2センサ電極32に接近していない場合、制御回路35は、再度ステップS15を実行する。一方、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上の場合(ステップS15:YES)、すなわち、利用者の手が第2センサ電極32に接近している場合、制御回路35は、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上か否かを判定する(ステップS16)。
第3静電容量C3が接近判定値Cth未満の場合(ステップS16:NO)、すなわち、利用者の手が第3センサ電極33(第1端部電極)に接近していない場合、制御回路35は、再度ステップS16を実行する。一方、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上の場合(ステップS16:YES)、すなわち、利用者の手が第3センサ電極33に接近している場合、制御回路35は、開作動指令信号をドアECU10に出力する(ステップS17)。その後、制御回路35は、本処理を終了する。
先のステップS11において、第1静電容量C1が接近判定値Cth未満の場合(ステップS11:NO)、すなわち、利用者の手が第1センサ電極31に接近していない場合、制御回路35は、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上か否かを判定する(ステップS18)。第3静電容量C3が接近判定値Cth未満の場合(ステップS18:NO)、すなわち、利用者の手が第3センサ電極33に接近していない場合、制御回路35は、本処理を終了する。一方、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上の場合(ステップS18:YES)、すなわち、利用者の手が第3センサ電極33(第1端部電極)に接近している場合、制御回路35は、第3静電容量C3が第1重み付き静電容量C1’及び第2重み付き静電容量C2’の双方の値以上か否かを判定する(ステップS19)。ここで、第1重み付き静電容量C1’は、第1静電容量C1に重み係数を乗じた値であり、第2重み付き静電容量C2’は、第2静電容量C2に重み係数を乗じた値である。重み係数の大きさについては、上述した通りである。
第3静電容量C3が第1重み付き静電容量C1’及び第2重み付き静電容量C2’の少なくとも一方の値未満の場合(ステップS19:NO)、制御回路35は、本処理を終了する。一方、第3静電容量C3が第1重み付き静電容量C1’及び第2重み付き静電容量C2’の双方の値以上の場合(ステップS19:YES)、制御回路35は、本処理を開始してから最初にステップS19が肯定判定されてからの経過時間Teを取得する(ステップS20)。続いて、制御回路35は、経過時間Teが判定時間Tth以上か否かを判定する(ステップS21)。経過時間Teが判定時間Tth未満の場合(ステップS21:NO)、制御回路35は、その処理を先のステップS18に移行する。
経過時間Teが判定時間Tth以上の場合(ステップS21:YES)、制御回路35は、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上か否かを判定する(ステップS22)。第2静電容量C2が接近判定値Cth未満の場合(ステップS22:NO)、すなわち、利用者の手が第2センサ電極32に接近していない場合、制御回路35は、再度ステップS22を実行する。一方、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上の場合(ステップS22:YES)、すなわち、利用者の手が第2センサ電極32に接近している場合、制御回路35は、第1静電容量C1が接近判定値Cth以上か否かを判定する(ステップS23)。
第1静電容量C1が接近判定値Cth未満の場合(ステップS23:NO)、すなわち、利用者の手が第1センサ電極31(第2端部電極)に接近していない場合、制御回路35は、再度ステップS23を実行する。一方、第1静電容量C1が接近判定値Cth以上の場合(ステップS23:YES)、すなわち、利用者の手が第1センサ電極31に接近している場合、制御回路35は、開作動指令信号をドアECU10に出力する(ステップS24)。その後、制御回路35は、本処理を終了する。
第1実施形態の作用について説明する。以降の説明では、利用者が停止している車両ドア3を開作動させるために検出装置30に対して操作を行う場合について説明する。
図5(a)に示すように、第1実施形態において、利用者は、第1センサ電極31(認証電極)に手を接近させた状態を維持することで認証操作を行う。続いて、利用者は、第1センサ電極31に接近させた手を第1方向D1に移動させることで第1操作を行う。なお、図5(a)に示す白抜矢印は、第1方向D1に移動する利用者の手の動きを示している。
図5(b)に示すように、利用者が認証操作を行うために、手を第1センサ電極31に接近させると、第1のタイミングt11において、第1静電容量C1が大きくなり始める。そして、第1のタイミングt11よりも、利用者の手が第1センサ電極31に接近する第2のタイミングt12において、第1静電容量C1が接近判定値Cth以上となる。続いて、利用者の手と第1センサ電極31との間隔が一定に維持される第3のタイミングt13になると、第1静電容量C1が接近判定値Cth以上の値のまま変化しなくなる。そして、第4のタイミングt14において、第2のタイミングt12からの経過時間Teが判定時間Tthとなる。
なお、第1のタイミングt11から第4のタイミングt14までの期間では、利用者の手が第1センサ電極31に接近する一方で第2センサ電極32及び第3センサ電極33に略接近しない。このため、第2静電容量C2及び第3静電容量C3は、第1静電容量C1よりも小さくなる。同様に、第1のタイミングt11から第4のタイミングt14までの期間では、第2静電容量C2及び第3静電容量C3に重み係数を乗じた値である第2重み付き静電容量C2’及び第3重み付き静電容量C3’は、第1静電容量C1よりも小さくなる。
そして、利用者が第1操作を行うために、手を第1方向D1に移動させると、第5のタイミングt15以降において、利用者の手が第1センサ電極31の中心部から離れ始める一方で第2センサ電極32の中心部に接近し始める。続いて、第5のタイミングt15よりも、利用者の手が第2センサ電極32の中心部に接近する第6のタイミングt16において、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上となる。
その後、第7のタイミングt17以降において、利用者の手が第2センサ電極32の中心部から離れ始める一方で第3センサ電極33の中心部に接近し始める。続いて、第7のタイミングt17よりも、利用者の手が第3センサ電極33に接近する第8のタイミングt18において、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
こうして、検出装置30は、第4のタイミングt14において認証操作を検出し、第8のタイミングt18において第1操作を検出する。その結果、第8のタイミングt18以降に車両ドア3が開作動する。
第1実施形態の効果について説明する。
(1)検出装置30は、第1操作又は第2操作とともに認証操作を検出した場合に車両ドア3を開閉作動させる。言い換えれば、検出装置30は、第1操作又は第2操作を検出できても、認証操作を検出できない場合には車両ドア3を開閉作動させない。したがって、検出装置30は、第1操作又は第2操作を検出するのみで車両ドア3を開閉作動させる検出装置に比較して、利用者の操作の誤検出により車両ドア3を開閉作動させることを抑制できる。
(2)検出装置30は、認証電極における静電容量が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となる場合に、認証操作を検出する。このため、検出装置30は、例えば、利用者が検出装置30の正面を通過する場合などに、第1操作又は第2操作を検出することはあっても、認証操作を検出しにくい。したがって、検出装置30は、利用者の操作の誤検出により車両ドア3を開閉作動させることをより抑制できる。
(3)利用者が認証電極に正確に手を接近させない場合には、利用者の手が認証電極及び認証電極を除く他のセンサ電極に接近し、認証電極及び他のセンサ電極における静電容量がともに大きくなりやすい。一方、利用者が認証操作に正確に手を接近させる場合には、利用者の手が認証電極だけに接近し、認証電極における静電容量が認証電極を除く他のセンサ電極における静電容量に比較して大きくなりにくい。
第1実施形態によれば、検出装置30は、利用者が認証電極に正確に手を接させない場合には、認証電極における静電容量が他のセンサ電極における重み付き静電容量未満となりやすい点で、認証操作を検出しにくい。一方、検出装置30は、利用者が認証電極に正確に手を接近させる場合には、認証電極における静電容量が他のセンサ電極における重み付き静電容量以上となりやすい点で、認証操作を検出しやすい。こうして、検出装置30は、利用者が認証操作を正確(意識的)に行う場合に、認証操作を検出できる。
(4)利用者は、認証操作と第1操作又は第2操作とを続けて行うことで、車両ドア3を開閉作動させることができる。また、第1操作及び第2操作の起点となるセンサ電極は認証電極であるため、利用者は、認証操作の後に第1操作又は第2操作を行うために、手を接近させるセンサ電極を変更しなくてもよくなる。こうして、検出装置30は、利用者の操作性が低下することを抑制できる。
(第2実施形態)
次に、図6を参照して、検出装置の第2実施形態について説明する。
第2実施形態における検出装置302は、第1実施形態における検出装置30と比較したとき、制御回路352における認証操作、第1操作及び第2操作の検出態様が異なる。よって、以降の説明では、第1実施形態と相違する構成について説明し、第1実施形態と重複する構成の説明を省略する。
第2実施形態において、認証電極は、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33の全ての電極とされる。このため、検出装置302は、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cthとなる場合に、認証操作を検出する。
また、第2実施形態において、検出装置302は、静電容量が接近判定値Cth未満となるセンサ電極が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33の順に切り替わる場合に、第1操作を検出する。一方、検出装置302は、静電容量が接近判定値Cth未満となるセンサ電極が第3センサ電極33、第2センサ電極32及び第1センサ電極31の順に切り替わる場合に、第2操作を検出する。
したがって、検出装置302は、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となった後に、静電容量が接近判定値Cth未満となるセンサ電極が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33の順に切り替わる場合に、ドアECU10に開作動指令信号を出力する。
また、検出装置302は、判定時間Tthに亘って、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となった後に、静電容量が接近判定値Cth未満となるセンサ電極が第3センサ電極33、第2センサ電極32及び第1センサ電極31の順に切り替わる場合に、ドアECU10に閉作動指令信号を出力する。
第2実施形態の作用について説明する。
図6(a)に示すように、第2実施形態において、利用者は、手及び腕を全ての電極(認証電極)に接近させた状態を維持することで認証操作を行う。続いて、利用者は、全ての電極に接近させた手及び腕を第1方向D1に移動させることで第1操作を行う。
図6(b)に示すように、利用者が認証操作を行うために、手及び腕を第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33に接近させると、第1のタイミングt21において、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が大きくなり始める。そして、第1のタイミングt21よりも、利用者の手及び腕が全ての電極に対して接近する第2のタイミングt22において、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
続いて、利用者の手及び腕と第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33との間隔が一定に維持される第3のタイミングt23になると、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上の値のまま変化しなくなる。その後、第4のタイミングt24において、第2のタイミングt22からの経過時間Teが判定時間Tthとなる。
そして、利用者が第1操作を行うために、手及び腕を第1方向D1に移動させると、第5のタイミングt25において、利用者の手が第1センサ電極31の中心部から離れ始め、第6のタイミングt26において、第1静電容量C1が接近判定値Cth未満となる。続いて、第7のタイミングt27において、利用者の手が第2センサ電極32の中心部から離れ始め、第8のタイミングt28において、第2静電容量C2が接近判定値Cth未満となる。その後、第9のタイミングt29において、利用者の手が第3センサ電極33の中心部から離れ始め、第10のタイミングt30において、第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となる。
こうして、検出装置302は、第4のタイミングt24で認証操作を検出し、第10のタイミングt30で第1操作を検出する。その結果、第10のタイミングt30以降に、車両ドア3が開作動する。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同等の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、図7を参照して、検出装置の第3実施形態について説明する。
第3実施形態における検出装置303は、第1実施形態における検出装置30と比較したとき、制御回路353における認証操作、第1操作及び第2操作の検出態様が異なる。よって、以降の説明では、第1実施形態と相違する構成について説明し、第1実施形態と重複する構成の説明を省略する。
第3実施形態において、認証電極は、第2センサ電極32とされる。つまり、検出装置303は、第2静電容量C2が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となる場合に、認証操作を検出する。
また、検出装置303は、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33の順に切り替わる場合に、第1操作を検出する。言い換えれば、検出装置303は、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第2端部電極(第1センサ電極31)から第1方向D1に順に切り替わる場合に、第1操作を検出する。
一方、検出装置303は、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第3センサ電極33、第2センサ電極32及び第1センサ電極31の順に切り替わる場合に、第2操作を検出する。言い換えれば、検出装置303は、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第1端部電極(第3センサ電極33)から第2方向D2に順に切り替わる場合に、第2操作を検出する。
さらに、検出装置303は、開作動指令信号又は閉作動指令信号を出力する条件として、認証操作と第1操作又は第2操作とが別途に行われることを必要とする。詳しくは、検出装置303は、認証操作と第1操作又は第2操作との間に、認証電極としての第2センサ電極32における静電容量(第2静電容量C2)が接近判定値Cth未満となることを必要とする。
したがって、検出装置303は、ドアECU10に開作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第2静電容量C2が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、第2静電容量C2が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33の順に切り替わること。
また、検出装置303は、ドアECU10に閉作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第2静電容量C2が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、第2静電容量C2が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第3センサ電極33、第2センサ電極32及び第1センサ電極31の順に切り替わること。
第3実施形態の作用について説明する。
図7(a)に示すように、第3実施形態において、利用者は、手を第2センサ電極32(認証電極)に接近させた状態を維持することで認証操作を行う。続いて、図7(a),(b)に示すように、利用者は、第2センサ電極32から離した手を第1センサ電極31に接近させた後、第1方向D1に移動させることで、第1操作を行う。なお、図7(a)に示す白抜矢印は、利用者の手が認証電極に接近した後に当該認証電極から離れる動きを示している。
図7(c)に示すように、利用者が認証操作を行うために、手を第2センサ電極32に接近させると、第1のタイミングt31において、第2静電容量C2が大きくなり始める。そして、第1のタイミングt31よりも、利用者の手が第2センサ電極32に対して接近する第2のタイミングt32において、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上となる。
続いて、利用者の手と第2センサ電極32との間隔が一定に維持される第3のタイミングt33になると、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上の値のまま変化しなくなる。その後、第4のタイミングt34において、第2のタイミングt32からの経過時間Teが判定時間Tthとなる。
そして、利用者が第2センサ電極32から手を離すことにより、第5のタイミングt35から第2静電容量C2が小さくなり始める。そして、第5のタイミングt35よりも、利用者の手が第2センサ電極32から離れる第6のタイミングt36において、第2静電容量C2が接近判定値Cth未満となる。
そして、利用者が第1操作を行うために、第1センサ電極31に接近させた手を第1方向D1に移動させると、第7のタイミングt37において、第1静電容量C1が接近判定値Cth以上となる。その後、第8のタイミングt38において、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上となり、第9のタイミングt39において、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
こうして、検出装置303は、第4のタイミングt34で認証操作を検出し、第9のタイミングt39で第1操作を検出する。その結果、第9のタイミングt39以降に、車両ドア3が開作動する。
第3実施形態によれば、第1実施形態と同等の効果(1)〜(3)に加え以下の効果を得ることができる。
(5)検出装置303は、開作動指令信号又は閉作動指令信号を出力する条件として、認証操作を検出してから第1操作又は第2操作を検出するまでの間に、認証電極における静電容量が接近判定値Cth未満となること、すなわち、利用者の手が認証電極から離れることを必要とする。このため、検出装置303は、利用者の操作性の低下を抑制しつつ、利用者の意図しない操作に基づいて車両ドア3を開閉作動させることを抑制できる。
(第4実施形態)
次に、図8を参照して、検出装置の第4実施形態について説明する。
第4実施形態における検出装置304は、第3実施形態における検出装置303と比較したとき、制御回路354における認証操作の検出態様が異なる。よって、以降の説明では、第3実施形態と相違する構成について説明し、第3実施形態と重複する構成の説明を省略する。
第4実施形態において、認証電極は、第1センサ電極31及び第2センサ電極32とされる。つまり、検出装置304は、第1静電容量C1及び第2静電容量C2が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となる場合に、認証操作を検出する。
したがって、検出装置304は、ドアECU10に開作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第1静電容量C1及び第2静電容量C2が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、第1静電容量C1及び第2静電容量C2が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33の順に切り替わること。
また、検出装置304は、ドアECU10に閉作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第1静電容量C1及び第2静電容量C2が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、第1静電容量C1及び第2静電容量C2が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第3センサ電極33、第2センサ電極32及び第1センサ電極31の順に切り替わること。
第4実施形態の作用について説明する。
図8(a)に示すように、第4実施形態において、利用者は、手を第1センサ電極31(認証電極)及び第2センサ電極32(認証電極)に接近させた状態を維持することで認証操作を行う。続いて、図8(a),(b)に示すように、利用者は、第1センサ電極31及び第2センサ電極32から離した手を第1センサ電極31に接近させた後、第1方向D1に移動させることで、第1操作を行う。
図8(c)に示すように、利用者が認証操作を行うために、手を第1センサ電極31及び第2センサ電極32に接近させると、第1のタイミングt41において、第1静電容量C1及び第2静電容量C2が大きくなり始める。そして、第1のタイミングt41よりも、利用者の手が第1センサ電極31及び第2センサ電極32に対して接近する第2のタイミングt42において、第1静電容量C1及び第2静電容量C2が接近判定値Cth以上となる。
続いて、利用者の手と第1センサ電極31及び第2センサ電極32との間隔が一定に維持される第3のタイミングt43になると、第1静電容量C1及び第2静電容量C2が接近判定値Cth以上の値のまま変化しなくなる。その後、第4のタイミングt44において、第2のタイミングt42からの経過時間Teが判定時間Tthとなる。
そして、利用者が第1センサ電極31及び第2センサ電極32から手を離すことにより、第5のタイミングt45から第1静電容量C1及び第2静電容量C2が小さくなり始める。そして、第5のタイミングt45よりも、利用者の手が第1センサ電極31及び第2センサ電極32から離れる第6のタイミングt46において、第1静電容量C1及び第2静電容量C2が接近判定値Cth未満となる。
その後、利用者が第1操作を行うために、第1センサ電極31に接近させた手を第1方向D1に移動させると、第7のタイミングt47において、第1静電容量C1が接近判定値Cth以上となる。その後、第8のタイミングt48において、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上となり、第9のタイミングt49において、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
こうして、検出装置304は、第4のタイミングt44で認証操作を検出し、第9のタイミングt49で第1操作を検出する。その結果、第9のタイミングt49以降に、車両ドア3が開作動する。
第4実施形態によれば、第3実施形態と同等の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
次に、図9を参照して、検出装置の第5実施形態について説明する。
第5実施形態における検出装置305は、第3実施形態における検出装置303と比較したとき、制御回路355における認証操作の検出態様が異なる。よって、以降の説明では、第3実施形態と相違する構成について説明し、第3実施形態と重複する構成の説明を省略する。
第5実施形態において、認証電極は、第1センサ電極31及び第3センサ電極33とされる。つまり、検出装置305は、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となる場合に、認証操作を検出する。
したがって、検出装置305は、ドアECU10に開作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上とること。第2に、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33の順に切り替わること。
また、検出装置305は、ドアECU10に閉作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第3センサ電極33、第2センサ電極32及び第1センサ電極31の順に切り替わること。
第5実施形態の作用について説明する。
図9(a)に示すように、第5実施形態において、利用者は、一方の手を第1センサ電極31(認証電極)に接近させ、他方の手を第3センサ電極33(認証電極)に接近させた状態を維持することで認証操作を行う。続いて、図9(a),(b)に示すように、利用者は、両手を第1センサ電極31及び第3センサ電極33から離し、一方の手を第1センサ電極31に接近させた後、第1方向D1に移動させることで、第1操作を行う。
図9(c)に示すように、利用者が認証操作を行うために、手を第1センサ電極31及び第3センサ電極33に接近させると、第1のタイミングt51において、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が大きくなり始める。そして、第1のタイミングt51よりも、利用者の手が第1センサ電極31及び第3センサ電極33に対して接近する第2のタイミングt52において、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
続いて、利用者の手と第1センサ電極31及び第3センサ電極33との間隔が一定に維持される第3のタイミングt53になると、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上の値のまま変化しなくなる。その後、第4のタイミングt54において、第2のタイミングt52からの経過時間Teが判定時間Tthとなる。
そして、利用者が第1センサ電極31及び第3センサ電極33から手を離すことにより、第5のタイミングt55から第1静電容量C1及び第3静電容量C3が小さくなり始める。そして、第5のタイミングt55よりも、利用者の手が第1センサ電極31及び第3センサ電極33から離れる第6のタイミングt56において、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となる。
その後、利用者が第1操作を行うために、第1センサ電極31に接近させた手を第1方向D1に移動させると、第7のタイミングt57において、第1静電容量C1が接近判定値Cth以上となる。その後、第8のタイミングt58において、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上となり、第9のタイミングt59において、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
こうして、検出装置305は、第4のタイミングt54で認証操作を検出し、第9のタイミングt59で第1操作を検出する。その結果、第9のタイミングt59以降に、車両ドア3が開作動する。
第5実施形態によれば、第3実施形態と同等の効果を得ることができる。
(第6実施形態)
次に、図10を参照して、検出装置の第6実施形態について説明する。
第6実施形態における検出装置306は、第3実施形態における検出装置303と比較したとき、制御回路356における認証操作の検出態様が異なる。よって、以降の説明では、第3実施形態と相違する構成について説明し、第3実施形態と重複する構成の説明を省略する。
第6実施形態において、認証電極は、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33とされる。つまり、検出装置306は、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となる場合に、認証操作を検出する。
したがって、検出装置306は、ドアECU10に開作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33の順に切り替わること。
また、検出装置306は、ドアECU10に閉作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第3センサ電極33、第2センサ電極32及び第1センサ電極31の順に切り替わること。
第6実施形態の作用について説明する。
図10(a)に示すように、第6実施形態において、利用者は、手及び腕を認証電極としての第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33に接近させた状態を維持することで認証操作を行う。続いて、図10(a),(b)に示すように、利用者は、手及び腕を第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33から離し、手を第1センサ電極31に接近させた後、第1方向D1に移動させることで、第1操作を行う。
図10(c)に示すように、利用者が認証操作を行うために、手及び腕を第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33に接近させると、第1のタイミングt61において、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が大きくなり始める。そして、第1のタイミングt61よりも、利用者の手及び腕が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33に対して接近する第2のタイミングt62において、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
続いて、利用者の手及び腕と第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33との間隔が一定に維持される第3のタイミングt63になると、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上の値のまま変化しなくなる。その後、第4のタイミングt64において、第2のタイミングt62からの経過時間Teが判定時間Tthとなる。
そして、利用者が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33から手及び腕を離すことにより、第5のタイミングt65から第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が小さくなり始める。そして、第5のタイミングt65よりも、利用者の手及び腕が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33から離れる第6のタイミングt66において、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となる。
その後、利用者が第1操作を行うために、第1センサ電極31に接近させた手を第1方向D1に移動させると、第7のタイミングt67において、第1静電容量C1が接近判定値Cth以上となる。その後、第8のタイミングt68において、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上となり、第9のタイミングt69において、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
こうして、検出装置306は、第4のタイミングt64で認証操作を検出し、第9のタイミングt69で第1操作を検出する。その結果、第9のタイミングt69以降に、車両ドア3が開作動する。
第6実施形態によれば、第3実施形態と同等の効果を得ることができる。
(第7実施形態)
次に、図11を参照して、検出装置の第7実施形態について説明する。
第7実施形態における検出装置307は、第5実施形態における検出装置305と比較したとき、制御回路357における認証操作と第1操作又は第2操作とをつなぐ操作の検出態様が僅かに異なる。よって、以降の説明では、第3実施形態と相違する構成について説明し、第3実施形態と重複する構成の説明を省略する。
第7実施形態において、認証電極は、第1センサ電極31(第2端部電極)及び第3センサ電極(第1端部電極)とされる。また、検出装置307は、開作動指令信号又は閉作動指令信号を出力する条件として、認証操作と第1操作又は第2操作とが一部連動して行われることを必要とする。詳しくは、検出装置307は、開作動指令信号を出力する条件として、認証操作が開始されてから第1操作が開始されるまでの間に、認証電極の1つであるとともに第1操作の起点となる第1センサ電極31における静電容量が、接近判定値Cth以上に維持されることを要する。また、検出装置307は、閉作動指令信号を出力する条件として、認証操作が開始されてから第2操作が開始されるまでの間に、認証電極の1つであるとともに第2操作の起点となる第3センサ電極33における静電容量が、接近判定値Cth以上に維持されることを要する。
したがって、検出装置307は、ドアECU10に開作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、続いて第1静電容量C1が接近判定値Cth以上のまま第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第1センサ電極31から第1方向D1に切り替わること。
また、検出装置307は、ドアECU10に閉作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上のまま第1静電容量C1が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第3センサ電極33から第2方向D2に切り替わること。
第7実施形態の作用について説明する。
図11(a)に示すように、第7実施形態において、利用者は、一方の手を第1センサ電極31(認証電極)に接近させるとともに他方の手を第3センサ電極33(認証電極)に接近させた状態を維持することで認証操作を行う。続いて、図11(a),(b)に示すように、利用者は、他方の手を第3センサ電極33から離し、第1センサ電極31に接近させたままの一方の手を第1方向D1に移動させることで、第1操作を行う。
図11(c)に示すように、利用者が認証操作を行うために、両手を第1センサ電極31及び第3センサ電極33に接近させると、第1のタイミングt71において、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が大きくなり始める。そして、第1のタイミングt71よりも、利用者の両手が第1センサ電極31及び第3センサ電極33に対して接近する第2のタイミングt72において、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
続いて、利用者の両手と第1センサ電極31及び第3センサ電極33との間隔が一定に維持される第3のタイミングt73になると、第1静電容量C1及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上の値のまま変化しなくなる。その後、第4のタイミングt74において、第2のタイミングt72からの経過時間Teが判定時間Tthとなる。
そして、利用者が第1センサ電極31に一方の手を接近させたまま第3センサ電極33から他方の手を離すことにより、第5のタイミングt75から第3静電容量C3が小さくなり始める。そして、第5のタイミングt75よりも、利用者の他方の手が第3センサ電極33から離れる第6のタイミングt76において、第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となる。
その後、利用者が第1操作を行うために、第1センサ電極31に接近させたままの一方の手を第1方向D1に移動させると、第7のタイミングt77において、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上となり、第8のタイミングt78において、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
こうして、検出装置307は、第4のタイミングt74で認証操作を検出し、第8のタイミングt78で第1操作を検出する。その結果、第8のタイミングt78以降に、車両ドア3が開作動する。
第7実施形態の効果について説明する。第7実施形態によれば、第1実施形態と同等の効果(1)〜(3)に加え以下の効果を得ることができる。
(6)第7実施形態において、検出装置307は、利用者に両手を使用する認証操作を要求する点で、利用者の操作の誤検出を抑制できる。また、第1操作又は第2操作の起点となるセンサ電極が認証電極である点で、利用者が認証操作及び第1操作又は第2操作を続けて行いやすく、検出装置307は、利用者の操作性が低下することを抑制できる。
(第8実施形態)
次に、図12を参照して、検出装置308の第8実施形態について説明する。
第8実施形態における検出装置308は、第7実施形態における検出装置307と比較したとき、制御回路358における認証操作の検出態様が僅かに異なる。よって、以降の説明では、第7実施形態と相違する構成について説明し、第7実施形態と重複する構成の説明を省略する。
第8実施形態において、認証電極は、第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33とされる。つまり、検出装置308は、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となる場合に、認証操作を検出する。
したがって、検出装置308は、ドアECU10に開作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、第1静電容量C1が接近判定値Cth以上のまま第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第1センサ電極31から第1方向D1に切り替わること。
また、検出装置308は、ドアECU10に閉作動指令信号を出力する条件として、次の3つの条件が順に満たされることを要する。第1に、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が判定時間Tthに亘って接近判定値Cth以上となること。第2に、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上のまま第1静電容量C1及び第2静電容量C2が接近判定値Cth未満となること。第3に、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極が第3センサ電極33から第2方向D2に切り替わること。
第8実施形態の作用について説明する。
図12(a)に示すように、第8実施形態において、利用者は、一方の手を認証電極としての第1センサ電極31に接近させるとともに、他方の手及び腕を認証電極としての第2センサ電極32及び第3センサ電極33に接近させた状態を維持することで認証操作を行う。続いて、図12(a),(b)に示すように、利用者は、他方の手及び腕を第2センサ電極32及び第3センサ電極33から離し、第1センサ電極31に接近させたままの一方の手を第1方向D1に移動させることで、第1操作を行う。
図12(c)に示すように、利用者が認証操作を行うために、一方の手と他方の手及び腕を第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33に接近させると、第1のタイミングt81において、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が大きくなり始める。そして、第1のタイミングt81よりも、利用者の手が第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33に対して接近する第2のタイミングt82において、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
続いて、利用者の手と第1センサ電極31、第2センサ電極32及び第3センサ電極33との間隔が一定に維持される第3のタイミングt83になると、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth以上の値のまま変化しなくなる。その後、第4のタイミングt84において、第2のタイミングt82からの経過時間Teが判定時間Tthとなる。
そして、利用者が第1センサ電極31に一方の手を接近させたまま第2センサ電極32及び第3センサ電極33から他方の手及び腕を離すことにより、第5のタイミングt85から第2静電容量C2及び第3静電容量C3が小さくなり始める。そして、第5のタイミングt85よりも、利用者の手が第2センサ電極32及び第3センサ電極33から離れる第6のタイミングt86において、第2静電容量C2及び第3静電容量C3が接近判定値Cth未満となる。
その後、利用者が第1操作を行うために、第1センサ電極31に接近させたままの一方の手を第1方向D1に移動させると、第7のタイミングt87において、第2静電容量C2が接近判定値Cth以上となり、第8のタイミングt88において、第3静電容量C3が接近判定値Cth以上となる。
こうして、検出装置308は、第4のタイミングt84で認証操作を検出し、第8のタイミングt88で第1操作を検出する。その結果、第8のタイミングt88以降に、車両ドア3が開作動する。
第8実施形態によれば、第7実施形態と同等の効果を得ることができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。なお、以降の説明では、特定の実施形態の変更例でないことを示すために、検出装置の符号を省略する。
・検出装置は、接近判定値Cthよりも大きな「接触判定値Cth2(第2接近判定値)」を設定してもよい。つまり、検出装置において、センサ電極における静電容量が接触判定値Cth2以上となる場合を当該センサ電極に検出対象が最も接近している場合とする。上記実施形態のように、検出装置が窓ガラス5の内側に配置されるとすると、センサ電極に検出対象が最も接近する場合とは、検出対象が窓ガラス5に接触しつつセンサ電極に最も接近する場合となる。
そして、図13に示すように、検出装置(制御回路)は、認証電極における静電容量が接触判定値Cth2以上となる場合に認証操作を検出してもよい。詳しくは、図13に示すように、制御回路は、第1静電容量C1が接触判定値Cth2以上か否かを判定する(ステップS31)。第1静電容量C1が接触判定値Cth2以上の場合(ステップS31:YES)、すなわち、利用者の手が第1センサ電極31(第2端部電極)に十分に接近している場合、制御回路は、その処理をステップS12に移行する。一方、第1静電容量C1が接触判定値Cth2未満の場合(ステップS31:NO)、すなわち、利用者の手が第1センサ電極31に接近していない場合、制御回路は、第3静電容量C3が接触判定値Cth2以上か否かを判定する(ステップS32)。第3静電容量C3が接触判定値Cth2以上の場合(ステップS32:YES)、すなわち、利用者の手が第3センサ電極33(第1端部電極)に十分に接近している場合、制御回路は、その処理をステップS19に移行する。一方、第3静電容量C3が接触判定値Cth2未満の場合(ステップS32:NO)、すなわち、利用者の手が第3センサ電極33に接近していない場合、制御回路は、本処理を終了する。
この構成によれば、利用者は、第1操作及び第2操作を行うときよりも、認証電極に対して手を接近させて認証操作を行う。このため、例えば、利用者が検出装置の正面を通過する場合などに、検出装置は、第1操作又は第2操作を検出することはあっても、認証操作を検出しにくい。したがって、検出装置は、利用者の認証操作を誤検出しにくくなる。
・図4のステップS11,S15,S16,S18,S22,S23において、第1静電容量C1、第2静電容量C2及び第3静電容量C3と比較対象となる接近判定値Cthを接触判定値Cth2としてもよい。つまり、この場合には、利用者は、窓ガラス5に接触させた手を第1方向D1又は第2方向D2に移動させることで、第1操作又は第2操作を行うこととなる。
・各実施形態において、検出装置は、静電容量が接近判定値Cth以上となるセンサ電極又は静電容量が接近判定値Cth未満となるセンサ電極が切り替わる方向に基づいて、第1操作及び第2操作を検出したが、他の態様で静電容量が変化するセンサ電極の切り替わる方向に基づいて第1操作及び第2操作を検出してもよい。
・例えば、検出装置は、静電容量の時間微分値に基づいて第1操作及び第2操作を検出してもよい。本実施形態において、利用者の手がセンサ電極の中心部に接近する場合には静電容量が大きくなり、利用者の手がセンサ電極の中心部から離れる場合には静電容量が小さくなる。このため、センサ電極における静電容量の時間微分値が正の値の場合には、利用者の手がセンサ電極に接近していると言え、センサ電極における静電容量の時間微分値が負の値の場合には、利用者の手がセンサ電極から離れていると言える。したがって、検出装置は、静電容量の時間微分値が正の判定値以上となるセンサ電極が切り替わる方向又は静電容量の時間微分値が負の判定値未満となるセンサ電極が切り替わる方向に基づいて、第1操作及び第2操作を検出してもよい。
・検出装置は、静電容量が各実施形態とは異なる態様で変化する場合に、認証操作を検出してもよい。ここで言う静電容量の変化の態様とは、静電容量の大きさ、静電容量が変化する時間及び静電容量が変化する回数などである。一例として、検出装置は、第2静電容量C2が1秒以内に2回だけ接触判定値以上となるときに、認証操作を検出してもよい。つまり、検出装置は、利用者が窓ガラス5において第2センサ電極32が設けられた部分を2回叩くときに、認証操作を検出してもよい。
・検出装置は、第1操作又は第2操作を検出した後に、認証操作を検出した場合に、開作動指令信号又は閉作動指令信号をドアECU10に出力してもよい。また、検出装置は、認証操作と、第1操作又は第2操作と、認証操作と、を順に検出した場合に、開作動指令信号又は閉作動指令信号をドアECU10に出力してもよい。
・第2実施形態から第8実施形態において、検出装置は、第1実施形態のように、認証電極における静電容量が認証電極を除くセンサ電極における重み付き静電容量未満の場合、ドアECU10に開作動指令信号又は閉作動指令信号を出力しないようにしてもよい。
・検出装置は、認証操作に用いるセンサ電極と、第1操作及び第2操作に用いるセンサ電極とを別個に設けてもよい。
・検出装置において、複数のセンサ電極は、車両ドア3の開閉方向に並ぶように設けなくてもよい。
・検出装置は、車両ドア3に設けなくてもよい。例えば、検出装置は、車両1のボデー2に設けてもよい。
・開閉体は、車両ドア3の一例としてのスイングドアであってもよいし、バックドアであってもよい。また、開閉体は、アクチュエータの駆動により開閉作動する窓ガラス5であってもよい。この場合、複数のセンサ電極は、開閉体の開閉方向に並ぶように配置することが好ましい。
1…車両、2…ボデー、2a…開口、3…車両ドア(開閉体の一例)、4…ドア本体、5…窓ガラス、6…ドアロック、10…ドアECU、11…ドア駆動ユニット、12…ドアロック駆動ユニット、21…ドアアウタパネル、22…ドアインナパネル、23…ドアトリム、30,302〜308…検出装置(車両用操作検出装置の一例)、31…第1センサ電極(第2端部電極の一例)、32…第2センサ電極、33…第3センサ電極(第1端部電極の一例)、34…検出回路、35,352〜358…制御回路、36…基板、37…筐体、41…検出部、42…制御部、C1…第1静電容量、C2…第2静電容量、C3…第3静電容量、C1’…第1重み付き静電容量、C2’…第2重み付き静電容量、C3’…第3重み付き静電容量、Cth…接近判定値(第1接近判定値の一例)、Cth2…接触判定値(第2接近判定値の一例)、D1…第1方向、D2…第2方向、Te…経過時間、Tth…判定時間。

Claims (7)

  1. 列をなすように設けられ、検出対象の接近に伴って静電容量が大きくなる複数のセンサ電極と、
    アクチュエータにより、車両の開閉体を開閉作動させる制御部と、
    前記複数のセンサ電極のうち1以上のセンサ電極を認証電極とし、前記複数のセンサ電極の並び方向において、前記開閉体の開方向に対応する方向を第1方向とするとともに前記開閉体の閉方向に対応する方向を第2方向とし、
    前記複数のセンサ電極のうち静電容量が変化するセンサ電極が、前記第1方向に切り替わる場合に第1操作を検出し、前記第2方向に切り替わる場合に第2操作を検出し、前記認証電極における静電容量が予め定められた態様で変化する場合に認証操作を検出する検出部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1操作及び前記第2操作の一方の操作と前記認証操作との両操作を検出する場合に、当該一方の操作に対応する方向に前記開閉体を作動させる
    車両用操作検出装置。
  2. 前記複数のセンサ電極に対する前記検出対象の接近を判定するための判定値を第1接近判定値とし、
    前記検出部は、前記認証電極における静電容量が判定時間に亘って前記第1接近判定値以上となる場合に、前記認証操作を検出する
    請求項1に記載の車両用操作検出装置。
  3. 前記複数のセンサ電極のうち前記認証電極を除いた他のセンサ電極における静電容量に重み係数を乗じた値を重み付き静電容量とし、
    前記検出部は、前記認証電極における静電容量が前記判定時間に亘って前記第1接近判定値以上となる場合であって且つ前記認証電極における静電容量が前記判定時間に亘って前記重み付き静電容量以上となる場合に前記認証操作を検出する
    請求項2に記載の車両用操作検出装置。
  4. 前記認証電極に対する前記検出対象の接近を判定するための判定値を第1接近判定値とし、
    前記検出部は、
    前記複数のセンサ電極のうち静電容量が前記第1接近判定値以上となるセンサ電極が、前記第1方向に切り替わる場合に前記第1操作を検出し、前記第2方向に切り替わる場合に前記第2操作を検出し、
    前記認証電極における静電容量が前記第1接近判定値よりも大きな第2接近判定値以上となる場合に前記認証操作を検出する
    請求項1に記載の車両用操作検出装置。
  5. 前記複数のセンサ電極のうち前記第1方向における端部に設けられるセンサ電極を第1端部電極とし、前記複数のセンサ電極のうち前記第2方向における端部に設けられるセンサ電極を第2端部電極とし、
    前記検出部は、前記複数のセンサ電極のうち静電容量が変化するセンサ電極が、前記第2端部電極を含む前記認証電極から前記第1方向に切り替わる場合に前記第1操作を検出し、前記第1端部電極を含む前記認証電極から前記第2方向に切り替わる場合に前記第2操作を検出し、
    前記制御部は、
    前記第2端部電極を含む前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記第1操作を検出した場合に前記開閉体を開作動させ、
    前記第1端部電極を含む前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記第2操作を検出した場合に前記開閉体を閉作動させる
    請求項2〜請求項4の何れか一項に記載の車両用操作検出装置。
  6. 前記複数のセンサ電極のうち前記第1方向における端部に設けられるセンサ電極を第1端部電極とし、前記複数のセンサ電極のうち前記第2方向における端部に設けられるセンサ電極を第2端部電極とし、
    前記検出部は、静電容量が変化するセンサ電極が、前記第2端部電極から前記第1方向に切り替わる場合に前記第1操作を検出し、前記第1端部電極から前記第2方向に切り替わる場合に前記第2操作を検出し、
    前記制御部は、
    前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記認証電極における静電容量が前記第1接近判定値未満になってから前記第1操作を検出した場合に、前記開閉体を開作動させ、
    前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記認証電極における静電容量が前記第1接近判定値未満になってから前記第2操作を検出した場合に、前記開閉体を閉作動させる
    請求項2〜請求項4の何れか一項に記載の車両用操作検出装置。
  7. 前記複数のセンサ電極のうち前記第1方向における端部に設けられるセンサ電極を第1端部電極とし、前記複数のセンサ電極のうち前記第2方向における端部に設けられるセンサ電極を第2端部電極とし、
    前記検出部は、静電容量が変化するセンサ電極が、前記第2端部電極から前記第1方向に切り替わる場合に前記第1操作を検出し、前記第1端部電極から前記第2方向に切り替わる場合に前記第2操作を検出し、
    前記制御部は、
    前記第2端部電極を含む2以上のセンサ電極を含む前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記認証電極のうち前記第2端部電極を除いたセンサ電極における静電容量が前記第1接近判定値未満になってから前記第1操作を検出した場合に、前記開閉体を開作動させ、
    前記第1端部電極を含む2以上のセンサ電極を含む前記認証電極に対する前記認証操作を検出した後に、前記認証電極のうち前記第1端部電極を除いたセンサ電極における静電容量が前記第1接近判定値未満になってから前記第2操作を検出した場合に、前記開閉体を閉作動させる
    請求項2〜請求項4の何れか一項に記載の車両用操作検出装置。
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