以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、「略**」との記載は、「略矩形状」を例に挙げて説明すると、完全な矩形状はもとより、実質的に矩形状と認められるものを含む意図である。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する場合がある。
以下、本開示の実施の形態に係る照明装置について説明する。
(実施の形態)
[照明装置の全体構成]
図1は、実施の形態に係る照明装置1を示す斜視図である。図2は、実施の形態に係る照明装置1を示す分解斜視図である。
ここでは、照明装置1の装置本体2の短手方向をX軸方向と規定し、装置本体2の長手方向をY軸方向と規定し、X軸方向とY軸方向とに直交する方向をZ軸方向と規定する。また、装置本体2に対する第一導光板3側をX軸プラス方向と規定し、照明部20の第一開口部20aに対する第一無線モジュール46側をY軸プラス方向と規定し、照明装置1が取り付けられる造営材側をZ軸プラス方向と規定する。本実施の形態では、説明の便宜上、Z軸方向を上下方向として説明するが、照明装置1の使用形態によってはZ軸方向が上下方向とならない場合もある。
図1及び図2に示すように、照明装置1は、エッジライト方式の導光板を備えており、天井及び壁などの造営材に固定されている。具体的には、照明装置1は、造営材に配設されている引っ掛けシーリング11等の外部の電源と電気的に接続された状態で固定されている。なお、天井は、X−Y平面に対して略平行である。
照明装置1は、装置本体2と、第一導光板3と、第二導光板4と、第一遮光部材5と、第二遮光部材6と、透光カバー7と、一対の支持部材8とを備えている。
装置本体2は、Y軸方向に長尺な箱状体である。装置本体2は、外装カバー12と、一対の音響部40と、照明部20と、一対のレンズカバー23と、照明制御部13と、照明電源部15と、音響制御部16と、音響電源部17とを有する。
図2に示すように、外装カバー12は、Y軸方向に長尺な矩形状の箱体であり、Z軸プラス方向及びZ軸マイナス方向で開放されている。具体的には、外装カバー12は、Z軸マイナス方向側では、全体が開放されており、Z軸プラス方向側では、中央部分が略矩形状に開放されている。外装カバー12は、筐体の一例である。
また、外装カバー12は、一対の音響部40、照明部20、第一無線モジュール46、第二無線モジュール47、第一遮光部材5、第二遮光部材6、照明制御部13、照明電源部15、音響制御部16及び音響電源部17等を収容している。外装カバー12は、照明装置1の外側のカバーである。
[音響部]
一対の音響部40は、端末装置から送信された無線信号に含まれる音データに基づいて音を出力することが可能な装置である。音響部40の一方は、外装カバー12のY軸プラス方向の端部側に位置する収容空間12aに収容され、音響部40の他方は、外装カバー12のY軸マイナス方向の端部側に位置する収容空間12aに収容されている。つまり、音響部40は、照明部20の外周に配置されている。また、音響部40は、照明装置1を平面視した場合に、第一導光板3、第二導光板4及び照明部20と重ならないように配置されている。なお、端末装置は、照明装置1を操作するリモコンなどである。
図3は、実施の形態に係る照明装置1を正面から見た場合の、照明装置1の概略構成を示す正面図である。図3では、照明装置1から後述する透光カバー7及び後述するカバー体42を取り除いた状態を示している。
図3に示すように、一対の音響部40は、Y軸方向において、照明部20、第一遮光部材5、第二遮光部材6、照明制御部13、照明電源部15、音響制御部16及び音響電源部17を挟んで配置されている。一方の音響部40は、外装カバー12におけるY軸プラス方向の端部に設けられ、他方の音響部40は、外装カバー12におけるY軸マイナス方向の端部に設けられている。
図4は、実施の形態に係る照明装置1の音響部40を示す斜視図である。図5は、図1のV−V線を含む切断面を見た場合の、照明装置1の断面図である。
図4に示すように、音響部40は、一対のスピーカ41と、一対の音響収容体142と、各々のスピーカ41を支持する一対の音響支持体141と、一対のスピーカ41を個別に覆う一対のカバー体42とを備えている。
図4及び図5に示すように、一対のスピーカ41は、それぞれ対応するカバー体42に対応して傾く姿勢で音響支持体141に取り付けられている。具体的には、一対のスピーカ41から伝達される音の指向性の中心線SがZ軸方向に対して傾いている。言い換えれば、この中心線Sは、それぞれのカバー体42の底面の法線方向と略平行である。中心線Sは、Z軸方向に対して角度θで傾いている。一方のスピーカ41の中心線Sと他方のスピーカ41の中心線Sとの交点は、照明装置1のZ軸プラス方向側に形成される。角度θは、中心線Sと略平行な中心方向と光軸Jとの角度である。なお、カバー体42の底面は、Z軸マイナス方向側の面である。なお、スピーカ41は、音響部の一例であってもよい。
一対のスピーカ41のそれぞれは、例えば、コーン、センターキャップ、ボイスコイル、ヨーク、永久磁石等で構成されている。
また、一対のスピーカ41には、不図示のケーブルを介して音響制御部16と音響電源部17とが電気的に接続されている。一対のスピーカ41は、音響電源部17から電力が供給されるとともに、音響制御部16の制御によって音を出力する。
一対のスピーカ41は、平面視した場合に略矩形状であり、その四辺のうち三辺が外装カバー12の内壁面に近接配置されている。このスピーカ41における三辺と、外装カバー12の内壁面との間には、緩衝材が設けられている。緩衝材としては、スピーカ41の振動を吸収できるものであれば如何なるものを採用することができる。緩衝材は、例えばゴムやウレタンなどの弾性体から形成されている。スピーカ41が音を出力することによって発生した振動は、緩衝材によって吸収される。このため、スピーカ41を起因とした振動が、外装カバー12、外装カバー12に収容された照明部20、照明部20に支持された第一導光板3、第二導光板4などに伝わることが抑制されている。
一対の音響収容体142は、一対のスピーカ41を、一対一で収容する筐体であり、Z軸方向のマイナス方向側が全体として開放されている。具体的には、Y軸プラス方向の端部に設けられる音響収容体142は、Y軸プラス方向の端部に設けられるスピーカ41を収容し、Y軸マイナス方向の端部に設けられる音響収容体142は、Y軸マイナス方向の端部に設けられるスピーカ41を収容している。一対の音響収容体142は、締結部材によって外装カバー12に固定されている。
一対の音響支持体141は、それぞれのスピーカ41を、照明装置1に対して外方に傾く姿勢で支持している。つまり、一対の音響支持体141は、一対のスピーカ41から伝達される音の指向性の中心線Sが、鉛直方向に対して傾く姿勢で支持することが可能である。一対の音響支持体141は、一対の音響収容体142と一対一で対応し、一対のスピーカ41とともに、Z軸方向のマイナス方向側が全体として開放されている部分を覆っている。具体的には、一対の音響支持体141は、それぞれ、傾斜板状部141bと、傾斜壁部141aとを有する。ここでいう外方に傾く姿勢は、一対のスピーカ41から伝達される音の指向性の中心線Sが照明部20側とは反対側に向く姿勢である。
傾斜板状部141bは、平面視した場合に略矩形状の板状部材である。傾斜板状部141bは、水平方向つまり、X−Y平面に対して傾斜している。傾斜板状部141bの略中央部分には、スピーカ41の振動板を露出させた状態で、中心線Sが鉛直方向に対して傾く姿勢で支持することが可能な開口部141dが形成されている。開口部141dには、スピーカ41が嵌め込まれている。
傾斜壁部141aは、傾斜板状部141bに対して、略Z軸プラス方向に立ち上がる壁である。傾斜壁部141aは、レンズカバー23側の傾斜板状部141bの端縁に沿って形成されている。傾斜壁部141aの先端縁には、鍔状の鍔部141cが張り出ている。この鍔部141cは、締結部材によって、音響収容体142に固定される。
これにより、一対の音響支持体141は、一対一で一対のスピーカ41を支持する。言い換えれば、スピーカ41は、傾斜板状部141bに固定されるため、外方に傾く姿勢で支持される。
一対のカバー体42は、例えばスピーカのグリルネットである。一対のカバー体42は、それぞれ平板状である。一方のカバー体42は、外装カバー12におけるY軸プラス方向の端部に設けられ、他方のカバー体42は、外装カバー12におけるY軸マイナス方向の端部に設けられている。一対のカバー体42は、Y軸方向において、照明部20、第一遮光部材5、第二遮光部材6、照明制御部13、照明電源部15、音響制御部16及び音響電源部17を挟んで配置されている。
一対のカバー体42は、外装カバー12に取り付けられた場合に、X軸方向から見て外方を向くように、傾く姿勢で外装カバー12に取り付けられている。一対のカバー体42は、一対の音響支持体141に一対一で、X−Y平面に対して外方に傾く姿勢で支持されている。これにより、音響部40は、音響の指向性の中心方向が光軸Jと交差するように、後述する発光面22に対して角度θで傾斜して配置されている。
それぞれのカバー体42の底面は、X−Y平面に対して角度θで傾斜している。言い換えれば、それぞれのカバー体42の底面は、発光面22に対して傾斜している。角度θは、0°よりも大きく、45°以下である。特に、角度θは、5°以上25°以下であることが好ましい。本実施の形態では、角度θは、12.5°である。
[照明部]
図2に示すように、照明部20は、Y軸方向に長尺な矩形状である。つまり、照明部20の長手方向がY軸方向となる。照明部20は、中央部分に円形状の第一開口部20aを有している。第一開口部20aは取付用の開口部であり、照明部20が、この第一開口部20aを介して引っ掛けシーリング11に取り付けられる。これにより、照明部20と引っ掛けシーリング11とが電気的に接続される。また、照明部20は、一対の発光モジュール21と、収容体25とを有する。なお、照明部20は、収容体25を有していなくてもよく、収容体25を有することが必須の構成要件ではない。
[発光モジュール]
一対の発光モジュール21は、例えばネジ等の締結部材19により収容体25に固定されている。具体的には、一対の発光モジュール21は、第一開口部20aを挟むように、第一開口部20aに対してY軸プラス方向側及びY軸マイナス方向側にそれぞれ配置されている。なお、本実施の形態では、2つの発光モジュール21を用いているが、1つの発光モジュール21であってもよい。
図6は、図1のVI−VI線を含む切断面を見た場合の、照明装置1の部分断面図である。図2及び図6に示すように、発光モジュール21は、基板120と、複数の第一光源121と、複数の第二光源122と、複数の配線部材120aとを有する。
基板120は、Y軸方向に長尺な矩形板状である。基板120には、複数の第一光源121及び複数の第二光源122が実装されている。基板120は、X−Y平面と略平行となるように、照明部20の収容体25に設置されている。基板120には、複数の第一光源121及び複数の第二光源122に給電する配線部材120aが固定されている。基板120は、配線部材120aに接続された不図示のケーブルを介して照明制御部13及び照明電源部15と電気的に接続されている。本実施の形態では、配線部材120aは、第一光源121と第二光源122との間に配置されている。
基板120は、第一光源121及び第二光源122が発した熱を放熱するように、図示しない放熱部に熱的に接続されていてもよい。放熱部は、外装カバー12にも熱的に接続されていてもよく、外装カバー12をヒートシンクとして機能させてもよい。
複数の第一光源121は、Y軸方向に長尺なマトリクス状となるように、基板120に配列されている。複数の第二光源122の一部は、複数の第一光源121に対してX軸プラス方向側でY軸方向に沿って配列されている。一方、その他の複数の第二光源122は、複数の第一光源121に対してX軸マイナス方向側でY軸方向に沿って配列されている。言い換えれば、複数の第一光源121に対し、X軸プラス方向側で配列されている複数の第二光源122と、X軸マイナス方向側で配列されている複数の第二光源122とは、複数の第一光源121を挟むように基板120に配列されている。第二光源122は、光源の一例である。なお、第一光源121が光源の一例であってもよい。
第一光源121及び第二光源122は、光の出射方向がZ軸マイナス方向を向いているため、Z軸マイナス方向に光を出射する。光の出射方向、つまり第一光源121及び第二光源122の各々の光軸Jは、Z軸方向と略平行である。
X軸プラス方向側で配列されている複数の第二光源122の光の出射方向側には、第一導光板3が配置されている。また、X軸マイナス方向側で配列されている複数の第二光源122の光の出射方向側には、第二導光板4が配置されている。X軸プラス方向側の第二光源122は、第一導光板3の入射面に光を照射する。また、X軸マイナス方向側の第二光源122は、第二導光板4の入射面に光を照射する。第二光源122は、光の出射方向がZ軸マイナス方向に向くように基板120に配列されている。具体的には、X軸プラス方向側の第二光源122は、光軸Jが第一導光板3の入射面に略直交して、入射面と対向するように配置されている。また、X軸マイナス方向側の第二光源122は、光軸Jが第二導光板4の入射面に略直交して、入射面と対向するように配置されている。つまり、第二光源122は、第一導光板3及び第二導光板4の各々の入射面と略垂直な関係にある。
また、第二光源122と第一導光板3及び第二導光板4との間には、第二光源122と第一導光板3及び第二導光板4とが接触しないように隙間が空けられている。
第一光源121及び第二光源122は、いわゆるSMD(Surface Mount Device)型のLED素子である。SMD型のLED素子とは、具体的には、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップ(発光素子)が実装され、キャビティ内に蛍光体含有樹脂が封入されたパッケージ型のLED素子である。例えば、青色LEDチップと黄色蛍光体含有樹脂との組み合わせにより白色光を放出する表面実装型LED素子が、第一光源121及び第二光源122として採用される。
第一光源121及び第二光源122は、照明制御部13により制御されて点灯及び消灯を行う。また、第一光源121及び第二光源122は、照明制御部13により制御されて調光及び調色が行われる。
なお、第一光源121及び第二光源122は、このような構成に限定されず、基板120上にLEDチップが直接的に実装されたCOB(Chip On Board)型のモジュールが用いられてもよい。また、第一光源121及び第二光源122が有する発光素子は、LEDに限定されず、例えば、半導体レーザ等の半導体発光素子、又は、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子等その他の固体発光素子であってもよい。
なお、もう一方側の発光モジュール21も同様の構成であるためその説明を省略する。
[レンズカバー]
図2及び図3に示すように、一対のレンズカバー23は、第一開口部20aを挟むように、第一開口部20aに対してY軸プラス方向側及びY軸マイナス方向側にそれぞれ配置されている。レンズカバー23は、基板120と第一遮光部材5及び第二遮光部材6とによって固定されている。レンズカバー23は、Y軸方向に長尺な矩形板状をなし、透光性を有する例えば、アクリル、ポリカーボネート等の透明な樹脂材料で形成されている。
レンズカバー23は、複数の第一光源121が出射した光を配光制御するレンズであり、複数のレンズを有する。レンズカバー23は、複数の第一光源121を覆うように、発光モジュール21に配置されている。具体的には、レンズカバー23及び複数の第一光源121を平面視した場合に、レンズカバー23に形成されている個々のレンズは、各々の第一光源121に一対一で対応している。レンズカバー23の各々のレンズは、これらに対応する各々の第一光源121から出射した光が透過する際に、透過する光の配光角を制御する。
また、一対のレンズカバー23のそれぞれの外端部には、切欠き231が設けられている。具体的には、Y軸プラス方向側のレンズカバー23には、Y軸プラス方向側の端部に切欠き231が設けられている。Y軸マイナス方向側のレンズカバー23には、Y軸マイナス方向側の端部に切欠き231が設けられている。切欠き231は、例えば、第一開口部20a側の幅が小さく、反対側の幅が大きい平面視台形状に形成されている。
これら一対のレンズカバー23は、複数の第一光源121が出射した光を配光制御して、発光する。一対のレンズカバー23は、それぞれY軸方向に長尺であるので、透光カバー7の発光面22もY軸方向に沿って長尺に設けられている。上述したように、一対のスピーカ41及び一対のカバー体42は、Y軸方向において、照明部20を挟んで配置されているので、一対のスピーカ41と発光面22とは、照明装置1を平面視した場合に重なっていない。
[収容体]
図2及び図6に示すように、収容体25は、第一収容部251と、第二収容部252とを備えている。第一収容部251は、一対の発光モジュール21と、一対のレンズカバー23と、第一無線モジュール46と、第二無線モジュール47とを収容する筐体である。具体的には、第一収容部251は、Y軸方向に長尺で扁平な筐体であり、Z軸方向のマイナス方向側が全体として開放されている。第一収容部251は、第二収容部252におけるZ軸マイナス方向側に配置されている。
第一収容部251には、一対の発光モジュール21が複数の締結部材19によって固定されている。また、第一収容部251には、一対のレンズカバー23が第一遮光部材5、第二遮光部材6及び一対の発光モジュール21を介して固定されている。また、第一収容部251の中央部には、第一開口部20aの一部をなす開口253aが形成されている。
第二収容部252は、照明制御部13と、照明電源部15と、音響制御部16と、音響電源部17とを収容する筐体である。具体的には、第二収容部252は、Y軸方向に長尺な略直方体状の筐体であり、Z軸方向のマイナス方向側が全体として開放されている。この第二収容部252の開放された部分は、第一収容部251によって覆われている。
第二収容部252には、照明部20用の第一回路基板260及び音響部40用の第二回路基板270が固定されている。
照明部20用の第一回路基板260には、照明制御部13及び照明電源部15をなす複数の回路部品が実装されている。音響部40用の第二回路基板270には、音響制御部16と及び音響電源部17をなす複数の回路部品が実装されている。複数の回路部品には、例えば、電解コンデンサ、コイル、トランス、ノイズフィルタ、セラミックコンデンサ、抵抗素子、半導体素子などが挙げられる。
[第一無線モジュール、第二無線モジュール]
図3に示すように、第一無線モジュール46は、Y軸プラス方向側のレンズカバー23の切欠き231内に配置されている。第一無線モジュール46は、照明部20用の無線信号を受信する無線モジュールである。第一無線モジュール46は、図示しない配線を介して、照明部20用の第一回路基板260に電気的に接続されている。これにより、第一無線モジュール46が受信した無線信号は、第一回路基板260にある照明制御部13に伝送される。
第二無線モジュール47は、Y軸マイナス方向側のレンズカバー23の切欠き231内に配置されている。第二無線モジュール47は、音響部40用の無線信号を受信する無線モジュールである。第二無線モジュール47は、図示しない配線を介して、音響部40用の第二回路基板270に電気的に接続されている。これにより、第二無線モジュール47が受信した無線信号は、第二回路基板270にある音響制御部16に伝送される。
第一無線モジュール46及び第二無線モジュール47に採用される無線通信は、電波(すなわち、可視光及び赤外光を除く)を用いた通信である。第一無線モジュール46及び第二無線モジュール47は、例えば、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、BLE又はZigBee(登録商標)などの無線通信規格に基づいて無線通信を行う。
第一無線モジュール46は、カプセル状の筐体と、筐体に収容された無線受信部(図示省略)とを備えている。第一無線モジュール46の無線受信部は、照明装置1を操作するための操作端末から送信された無線信号を受信し、照明制御部13に出力する。
第二無線モジュール47は、カプセル状の筐体と、筐体に収容された無線受信部(図示省略)とを備えている。第二無線モジュール47の無線受信部は、操作端末から送信された無線信号を受信し、音響制御部16に出力する。
ここで、操作端末としては、無線通信可能な機器であれば如何様でもよく、例えば、スマートフォンなどの携帯端末、無線式のリモコンなどが挙げられる。操作端末は、照明部20用の無線信号を出力する。照明部20用の無線信号は、照明部20を制御するための信号である。照明部20用の無線信号には、例えば、第一光源121及び第二光源122を点灯させるための点灯指示、第一光源121及び第二光源122を消灯させるための消灯指示、又は、第一光源121及び第二光源122の調光比若しくは色温度(光色)を選択する指示などが含まれる。
また、操作端末は、音響部40用の無線信号を出力する。音響部40用の無線信号は、音響部40を制御するための信号である。音響部40用の無線信号には、例えば、スピーカ41を起動させるための起動指示、スピーカ41を停止させるための停止指示、音量を調整するための音量指示、スピーカ41が出力する音データなどが含まれる。
また、第一無線モジュール46と第二無線モジュール47とは、第一収容部251内に配置されている。具体的には、第一無線モジュール46は、Y軸プラス方向側のレンズカバー23の切欠き231内に配置されており、Y軸プラス方向側の壁部に近接されている。一方、第二無線モジュール47は、Y軸マイナス方向側のレンズカバー23の切欠き231内に配置されており、Y軸マイナス方向側の壁部に近接されている。このように、第一無線モジュール46と第二無線モジュール47とは、一対のレンズカバー23を、Y軸方向で挟んで対向する位置に配置されている。これにより、一対のレンズカバー23から照射された光が、第一無線モジュール46と第二無線モジュール47とによって遮られることが抑制される。また、第一収容部251内において、第一無線モジュール46と第二無線モジュール47とを極力距離を離して配置しているので、第一無線モジュール46が受信する照明部20用の無線信号と、第二無線モジュール47が受信する音響部40用の無線信号とが干渉しにくくなる。
[照明制御部]
図2及び図3に示すように、照明制御部13は、第一光源121、第二光源122、第一無線モジュール46と電気的に接続されている。照明制御部13は、例えば第一光源121及び第二光源122の点灯回路部を制御することで、第一光源121及び第二光源122から出射させる光を調光制御及び調色制御することができる。照明制御部13は、第一無線モジュール46で受信された照明部20用の無線信号に基づいて第一光源121及び第二光源122を制御する。例えば、照明制御部13は、Y軸プラス方向側の複数の第一光源121だけの点灯、Y軸マイナス方向側の複数の第一光源121だけの点灯、全ての第一光源121だけの点灯、X軸プラス方向側で配列された複数の第二光源122だけの点灯、X軸マイナス方向側で配列された複数の第二光源122だけの点灯、又は、これらの組み合わせによる点灯を、照明部20用の無線信号に基づいて制御することができる。
照明制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を備えたマイクロコンピュータを用いて構成することができる。照明制御部13は、例えば記憶部に記憶させた適宜のプログラムを実行させることで、所定の照明制御動作を行うことができる。記憶部は、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Road Only Memory)などの不揮発性半導体メモリを用いて構成することができる。
[音響制御部]
また、音響制御部16は、第二無線モジュール47で受信された音響部40用の無線信号に基づいてスピーカ41を制御する。例えば、音響制御部16は、無線信号に含まれる音データ及び音量指示に基づいてスピーカ41を制御することで、スピーカ41から音を出力させる。
音響制御部16は、例えば、CPUを備えたマイクロコンピュータを用いて構成することができる。音響制御部16は、例えば記憶部に記憶させた適宜のプログラムを実行させることで、所定の音響制御動作を行うことができる。記憶部は、例えば、フラッシュメモリやEEPROMなどの不揮発性半導体メモリを用いて構成することができる。音響制御部16は、音データを増幅するアンプ回路を含んでいてもよい。
[照明電源部]
照明電源部15は、外部からの電力によって駆動する駆動回路、発光モジュール21を発光させるための電力を供給するケーブル等を有する。照明電源部15は、ケーブルを介して発光モジュール21に電力を供給する。
[音響電源部]
音響電源部17は、外部からの電力によって駆動する駆動回路、一対のスピーカ41を駆動させるための電力を供給するケーブル等を有する。音響電源部17は、ケーブルを介して一対のスピーカ41に電力を供給する。
[導光板]
図3及び図6に示すように、第一導光板3は、複数の第一光源121のX軸プラス方向側に配置されている。第一導光板3は、X軸マイナス方向側の一端部が外装カバー12内で固定され、X−Y平面と略平行となるように支持されている。第一導光板3は、Y軸方向に長尺な板材であり、第一光源121のX軸プラス方向側に配列された複数の第二光源122からの光を導光する光学部材である。第一導光板3は、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂又はガラス等の透光性の部材であるが、透光性があればその他どのような材料で形成されてもよい。なお、第一導光板3の形状は、矩形状に限らず、円盤状でもよく、多角形状など、他の形状でもよい。第一導光板3は、導光板の一例である。
第一導光板3は、湾曲部31と、平板部35と、複数の係合部39とを有する。
湾曲部31は、第一導光板3におけるX軸マイナス方向の一端部側の部分であり、レンズカバー23に沿ってY軸方向に長尺である。湾曲部31は、X−Z平面で切断した場合の断面視で、第二光源122側から略円弧状に湾曲している。湾曲部31は、第二光源122が出射した光を平板部35に向けて導光する。
係合部39は、湾曲部31の第一光源121側の端部から突出している。この係合部39は、第一遮光部材5、第一導光板3及び発光モジュール21とともに、締結部材19によって共締めされる。
平板部35は、湾曲部31を通過した光を導光して出射することで、当該平板部35の周囲を照明する板状部である。平板部35は、X−Y平面と略平行に保持されている。平板部35は、装置本体2の長尺な縁辺から外方に向けて延設している。また、平板部35は、Y軸方向に長尺な矩形板状の平板である。
平板部35は、プリズム面35aと、出射面35bとを有する。
プリズム面35aは、平板部35のZ軸プラス方向側の面である。プリズム面35aは、X−Y平面と略平行である。プリズム面35aは、平板部35が導光する光を出射面35b側に向けて反射するように形成された面である。具体的には、プリズム面35aには、Z軸マイナス方向に凹むプリズムが複数形成されている。プリズムは、例えば、円錐状、角錐状、円錐台状、角錐台状、半球状等に凹んだ形状であってもよい。なお、プリズム面35aは、光を反射するだけでなく、例えば天井等を照明する光を出射してもよい。また、プリズム面35aは、切削や、印刷などによって形成することが可能である。
出射面35bは、平板部35のZ軸マイナス方向側の面であり、プリズム面35aと反対側の面である。出射面35bは、X−Y平面と略平行な平面である。出射面35bは、例えば床、壁等を照明する光を出射する。
第二導光板4は、複数の第一光源121のX軸マイナス方向側に配置されている。第二導光板4は、X軸マイナス方向側の一端部が外装カバー12内で固定され、X−Y平面と略平行となるように支持されている。第二導光板4は、Y軸方向に長尺な板状であり、第一光源121のX軸マイナス方向側に配列された第二光源122からの光を導光する光学部材である。第二導光板4は、導光板の一例である。
なお、第二導光板4については、装置本体2の中心を通過するY−Z平面に対して第一導光板3と対称な構成である。つまり、第一導光板3及び第二導光板4は、装置本体2における互いに対向する長尺な一対の縁辺のそれぞれから外方に向けて延設している。言い換えれば、第一導光板3及び第二導光板4は、当該照明装置1を平面視した場合に、照明部20を挟んでそれぞれに配置されている。第一導光板3及び第二導光板4は、略同一のX−Y平面上に存在する。このことから、第二導光板4における第一導光板3と同等の部分については同じ符号を用いて他の説明を省略する。
図3に示すように、第一導光板3と第二導光板4とは、照明装置1を平面視した場合に音響部40と重なっていない。このため、第一導光板3と第二導光板4とのそれぞれから出射された光は、音響部40に遮られることがない。また、音響部40から出力された音も、第一導光板3と第二導光板4とによって遮られることがない。
[支持部材]
図2及び図3に示すように、支持部材8は、Y軸方向に沿って長尺な板材であり、第一導光板3の平板部35を照明部20に支持する部材である。支持部材8は、平板部35の出射面35b側に配置される。支持部材8と、第二収容部252の貫通孔とに対して図示しないネジを挿入して締結すると、支持部材8と第二収容部252とが第一導光板3の平板部35を挟持する。これにより支持部材8が第一導光板3を下方から支持するので、当該第一導光板3の姿勢が保持されることとなる。
[遮光部材]
第一遮光部材5は、複数の第一光源121が出射する光が第一導光板3に入射しないように、第一導光板3の湾曲部31と複数の第一光源121との間に配置されている。第一遮光部材5は、第一導光板3及びレンズカバー23に沿って、Y軸方向に長尺である。第一遮光部材5は、第一導光板3における湾曲部31から出射する光を遮光する。また、第一遮光部材5は、光を反射する光反射機能を有する。第一遮光部材5は、例えばポリブチレンテレフタレート等の非透光性の白色樹脂等で形成されている。また、第一遮光部材5は、アクリルやポリカーボネート等の樹脂材料に白色の樹脂を塗装して形成してもよい。なお、第一遮光部材5は、光拡散機能を有していてもよい。
なお、もう一方の第二遮光部材6については、装置本体2の中心を通過するY−Z平面に対し第一遮光部材5と対称な構成であるため、第一遮光部材5と同等の部分については同じ符号を用いて他の説明を省略する。
[透光カバー]
図2及び図6に示すように、透光カバー7は、装置本体2のZ軸マイナス方向側に配置されている。透光カバー7は、照明装置1をZ軸方向から見た場合において複数の第一光源121を覆うカバー部材であり、複数の第一光源121から出射した光が透過する透光性を有する。透光カバー7は、Y軸方向に長尺な矩形状である。透光カバー7は、例えばアクリルやポリカーボネート等の透光性樹脂又はガラス等の透光性を有する材料で構成されている。透光カバー7は、さらに、光拡散性を有していてもよい。つまり、透光カバー7は、透明カバーではなく、透光性及び光拡散性を有する拡散カバーであってもよい。この場合、透光カバー7は、光拡散材が内部に分散された乳白色の拡散パネルとすることができる。このような拡散カバーは、光拡散材を混合した透光性樹脂材料を所定形状に樹脂成型することによって作製することができる。光拡散材としては、シリカ粒子等の光反射性微粒子を用いることができる。
透光カバー7は、出射する光の光軸Jに略垂直な発光面22を有する。発光面22は、照明部20のZ軸マイナス方向に配置された透光カバー7のZ軸マイナス方向側の面であり、透光カバー7を透光した光が出射する面である。発光面22は、X−Y平面と略平行である。光軸Jは、照明装置1が出射する光の光軸であり、例えば、複数の第一光源121及び複数の第二光源122の各々の光軸であってよく、透光カバー7から出射する光の光軸であってもよく、第一導光板3及び第二導光板4の各々の出射面35bから出射した光の光軸であってもよい。光軸Jは、Z軸方向と略平行である。
なお、発光面22は、レンズカバー23を平面視した場合におけるZ軸マイナス方向側の面を発光面としてもよい。また、発光面22は、一対の発光モジュール21に備えられている複数の第一光源121の発光素子の発光面としてもよい。また、第一光源121の発光素子を発光面とする場合、複数の第一光源121は、基板120にマトリクス状に配列された、各々を構成する発光素子が発光面22を構成してもよい。また、第二光源122の発光素子を発光面とする場合も、複数の第二光源122は、基板120にマトリクス状に配列された、各々を構成する発光素子が発光面22を構成してもよい。
透光カバー7は、第一透光カバー70と、第二透光カバー80とを有する。
第一透光カバー70は、照明装置1をZ軸方向から見た場合における外側のカバー部材である。第一透光カバー70は、Y軸方向に長尺な矩形板状である。第一透光カバー70は、図示しない複数の係止片を有しており、この複数の係止片が第二透光カバー80を係止することで、第二透光カバー80を保持している。第一透光カバー70は、X−Y平面と略平行であり、発光面22とも略平行である。
第二透光カバー80は、第一透光カバー70と装置本体2との間に配置される。第二透光カバー80は、カバー枠部81と、カバー枠部81の内側から、湾曲部31に沿うように傾斜した傾斜部83とを有する。
カバー枠部81は、Y軸方向に長尺な矩形板状の枠体であり、第一透光カバー70の複数の係止片と係合している。傾斜部83は、カバー枠部81の内縁側に形成され、カバー枠部81に沿ってY軸方向に長尺である。傾斜部83は、Z−X平面で切断した断面を見た場合に、第一遮光部材5及び第二遮光部材6に沿うように、円弧状に湾曲している。
[動作]
照明装置1は、操作端末から送信された、照明部20用の無線信号及び音響部40用の無線信号に基づいて、ユーザが所望する照明及び音出力を実行する。
まず、照明装置1における照明時の動作について説明する。
照明制御部13は、第一無線モジュール46で受信された照明部20用の無線信号に基づいて第一光源121及び第二光源122を制御する。複数の第一光源121から出射した光は、レンズカバー23のレンズで配光制御されて透光カバー7を透光し、照明装置1のZ軸方向に進む。また、Y軸プラス方向側及びY軸マイナス方向側の複数の第二光源122から出射した光は、第一導光板3及び第二導光板4の各々の入射面に入射して湾曲部31及び平板部35を導光する。湾曲部31では、当該湾曲部31の外面で反射されたり、外面から出射しても第一遮光部材5及び第二遮光部材6で反射された光が入射したりする。平板部35を導光する一部の光は、プリズム面35aで反射されて出射面35bに向かい、出射面35bから出射する。こうして、この照明装置1では、透光カバー7、第一導光板3及び第二導光板4の各々から照明光を出射することで、周囲を照明することができる。
次に、照明装置1における音出力時の動作について説明する。音響制御部16は、第二無線モジュール47で受信された音響部40用の無線信号に基づいてスピーカ41を制御する。一対のスピーカ41からは、音データに基づく音が出力される。音の出力時においては、一対のスピーカ41からは当該音を起因とした振動が発生する。この振動は、照明部20にも伝わる。例えば、一対のスピーカ41からの振動が照明部20に対して偏って伝わる場合には照明部20も大きく振動して、照明光も大きく揺らめくことになる。しかし、本実施の形態では、一対のスピーカ41の重心が、第一開口部20aを平面視した場合に第一開口部20a内に配置されているために、一対のスピーカ41のそれぞれからは照明部20に対して概ね均等に振動が伝わることになる。これにより、照明部20は比較的揺れにくくなって、揺らめきの小さい照明光とすることができる。特に、本実施の形態では、照明装置1全体の重心が、第一開口部20aを平面視した場合に第一開口部20a内に配置されているので、照明装置1全体がバランスよく造営材に設置されており、揺れにくい支持構造となっている。このため、スピーカ41からの音を起因とした振動が照明部20により影響しにくくなっている。
[作用効果]
次に、本実施の形態における照明装置1の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る照明装置1は、光を出射する照明部20と、音響を発する音響部40と、照明部20及び音響部40を収容する外装カバー12とを備える。そして、音響部40は、照明部20の外周に配置されており、音響の指向性の中心方向が、照明部20が出射する光の光軸Jと交差する。
このように、音響部40は、照明部20の外周に配置されている。さらに、音響部40は、音響の指向性の中心方向(中心線S)が光軸Jと交差するように、発光面22に対して角度θで傾斜して配置されている。このため、音響部40を発光面22と略平行に配置した場合に比べて、音響部40から出力した音は、照明装置1の外側に広がり易くなる。また、音響部40を傾斜して配置するだけで、照明装置1から外側に向けて音を広げることができるため、照明装置1の構造が複雑化し難い。
したがって、この照明装置1では、簡易な構造で、音の広がりを大きくすることができる。
特に、この照明装置1を室内に配置した場合に、音響部40の中心線Sは光軸Jに対して傾いているため、従来の指向性の中心線Sが鉛直方向に向いている照明装置に比べて、照明装置1の周辺に存在するユーザに音が伝わり易くなる。この照明装置1を室内の中央に配置した場合では、より効果的に音を広げることができる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、中心方向と光軸Jとの角度θは、0°よりも大きく、45°以下である。
このように、角度θを0°よりも大きく、45°以下とすることで、より広範囲に音を広げることができる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、中心方向と光軸Jとの角度θは、5°以上25°以下である。
このように、中心方向と光軸Jとの角度θを5°以上25°以下とすることで、より広範囲に音を広げることができる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、音響部40は、照明装置1に対して外方に傾く姿勢で配置されている。
このように、音響部40が照明装置1に対して外方に傾く姿勢で配置されているため、照明装置1の外側に音が広がり易くなる。
また、本実施の形態に係る照明装置1は、さらに、照明部20の外方に向けて延設する第一導光板3及び第二導光板4と、第一導光板3及び第二導光板4に対して光を入射させる第二光源122とを備える。
これによれば、第一導光板3及び第二導光板4を備えた照明装置1であっても、照明部20用の無線信号と音響部40用の無線信号との干渉を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、導光板は、第一導光板3及び第二導光板4の一対設けられている。そして、第一導光板3及び第二導光板4は、当該照明装置1を平面視した場合に、照明部20を挟んでそれぞれに配置されている。
これによれば、照明部20を挟んで対向する第一導光板3及び第二導光板4を備えた照明装置1であっても、照明部20用の無線信号と音響部40用の無線信号との干渉を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、照明部20は、長尺状である。また、音響部40は、一対設けられている。そして、音響部40は、照明部20を挟んで照明部20の長手方向のそれぞれに配置されている。
このように、一対の音響部40は、長尺な照明部20を挟んで照明部20の長手方向のそれぞれに配置されている。このため、一方の音響部40と他方の音響部40との距離が離れた位置に配置される。その結果、照明装置1の外側に音を広げ易くなる。
(その他の変形例等)
以上、本発明について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。以降の説明において、上記実施の形態と同一の部分においては、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
例えば、上記実施の形態では、一対の導光板(第一導光板3及び第二導光板4)を備えた照明装置1を例示して説明したが、導光板の設置個数は、1つであっても3つ以上であってもよい。また、導光板は、装置本体2を囲むように配置された環状体であってもよい。また、導光板を備えていない照明装置1であってもよい。
また、上記実施の形態では、外装カバー12に音響部40が収容されているが、外装カバー12が第一外装カバー、及び一対の第二外装カバーで構成されていてもよい。この場合、第一外装カバーが照明部20、第一無線モジュール46、第二無線モジュール47、第一遮光部材5、第二遮光部材6、照明制御部13、照明電源部15、音響制御部16及び音響電源部17等を収容し、第二外装カバーが音響部40等を収容していてもよい。そして、一対の第二外装カバーが第一外装カバーを挟んで第一外装カバーの長手方向のそれぞれに配置されていてもよい。一対の第二外装カバーは、第一外装カバーにネジ等の締結部材によって固定されていてもよい。
また、上記実施の形態では、一対の音響部40は、照明装置1に対して外方に傾く姿勢で配置されているが、これには限定されない。例えば、一対の音響部40は、内方に傾く姿勢で配置されていてもよい。この場合、一方のスピーカ41の中心線Sと他方のスピーカ41の中心線Sとの交点は、照明装置1のZ軸プラス方向側に形成される。
また、上記実施の形態では、一対のカバー体42はX−Y平面に対して傾いているが、X−Y平面と略平行であってもよい。つまり、一対のスピーカ41が傾くことで、音響の指向性の中心方向が、照明部20が出射する光の光軸と交差しておればよく、一対のカバー体42の傾きに影響されない。
また、上記実施の形態では、第一導光板3の出射面35b、第二導光板4の出射面35b、及び第一透光カバー70のZ軸マイナス側の面は、略同一の平面上に配置されていてもよい。この場合に、一対のカバー体42の底面は、第一透光カバー70のZ軸マイナス側の面に対して滑らかに傾斜する面であってもよい。
また、上記実施の形態では、一対のスピーカ41が装置本体2における長手方向の両端部に設けられている場合を例示したが、一対のスピーカ41の設置箇所は如何様でもよい。例えば、一対のスピーカ41は、収容体内に配置されていてもよい。また、スピーカ41は、一つの照明装置1に対して、1つでも3つ以上でも設けられていてもよい。また、1つのスピーカ41としては、装置本体2を囲む環状のスピーカ41であってもよい。この場合、環状の1つのスピーカ41の重心が装置本体2の第一開口部20a内に配置されていれば、照明装置1の重量バランスを保つことができる。また、スピーカ41が複数ある場合においても、複数のスピーカ41の複合的な重心が、装置本体2の第一開口部20a内に配置されていれば、照明装置1の重量バランスを保つことができる。
また、上記実施の形態では、第一無線モジュール46と第二無線モジュール47とが、第一収容部251の壁部内に配置されている場合を例示した。しかし、第一無線モジュール46と第二無線モジュール47とは、照明部20を挟むように配置されているのであれば、照明装置1のいずれの場所に配置されていてもよい。例えば、第一無線モジュール46と第二無線モジュール47とのそれぞれは、音響部40の一対のカバー体42のそれぞれの内方に配置されていてもよい。
また、上記実施の形態では、第一導光板3及び第二導光板4を備えた照明装置1を例示したが、導光板を有さない照明装置であってもよい。
また、上記実施の形態では、平面視十字形状の照明装置1を例示したが、照明装置1の平面視形状は如何様でもよい。その他の照明装置1の平面視形状としては、円形状、矩形状、矩形状以外の多角形状、楕円状などが挙げられる。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。