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JP6988220B2 - 印刷物及びそれを用いた容器 - Google Patents
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JP6988220B2 - 印刷物及びそれを用いた容器 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷物およびそれを用いた容器に関する。
従来から、各種の印刷物では、その意匠性を向上させるために、金属光沢を付与することが求められる場合がある。
金属光沢を付与する一手段として、金属光沢を有するフィルムが用いられている。例えば、紙基材上に金属光沢を有するフィルムを貼り合せて金属光沢を有する基体を作製し、さらに該基体上に絵柄層等を印刷することにより、金属光沢を有する印刷物が作製されている。
しかし、金属光沢を有するフィルムは、フィルム上に金属蒸着膜を形成してなるものであるため、コストを要し、廉価な印刷物には適さない。さらに、紙基材上に金属光沢を有するフィルムを貼り合わせた基体は、紙とフィルムとの収縮率の違いによりカールが発生し、その後の工程(例えば、基体への印刷工程、印刷物を容器に加工する工程)の精度を低下させ、歩留まりが低下するという問題がある。
上記問題を解決するために、特許文献1が提案されている。
特開2016−88098号公報
特許文献1には、紙基材上に、ハードコート層及び金属薄膜細片を含む光沢印刷層を有する印刷物が開示されている。
特許文献1の印刷物は、コストやカールに関して問題はなく、一定レベルの金属光沢を有している。しかし、特許文献1の印刷物は、モノマーや開始剤を含む紫外線硬化性樹脂組成物からハードコート層を形成することから、製造工程の管理が十分ではなかった場合に、ハードコート層中に残留したモノマーや開始剤を原因とする臭気を生じる場合があった。特に、モノマーや開始剤を紙基材に多量に浸透させてしまった場合には、臭気の除去は困難であった。
本発明は、金属蒸着の手段を用いることなく金属光沢を付与し、かつ臭気を抑えた印刷物及び容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の[1]〜[2]を提供する。
[1]紙基材上に光沢印刷層を有する印刷物であって、前記印刷物は紙基材と光沢印刷層との間に熱可塑性樹脂を含むアンカーコート層を有し、前記光沢印刷層は金属鱗片を含み、前記印刷物の前記紙基材を基準とした前記光沢印刷層側の表面の粗さが下記条件1を満たす、印刷物。
<条件1>
カットオフ値を0.25mmとした際の前記表面のJIS B0601:1994の算術平均粗さRa0.25が0.25μm以下。
[2]上記[1]に記載の印刷物を用いてなる容器。
本発明の印刷物及び容器は、金属蒸着の手段を用いることなく金属光沢を付与し、かつ臭気を抑制することができる。
本発明の印刷物の一実施形態を示す断面図である。 本発明の印刷物の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の印刷物の他の実施形態を示す断面図である。
[印刷物]
本発明の印刷物は、紙基材上に光沢印刷層を有する印刷物であって、前記印刷物は紙基材と光沢印刷層との間に熱可塑性樹脂を含むアンカーコート層を有し、前記光沢印刷層は金属鱗片を含み、前記印刷物の前記紙基材を基準とした前記光沢印刷層側の表面の粗さが下記条件1を満たすものである。
<条件1>
カットオフ値を0.25mmとした際の前記表面のJIS B0601:1994の算術平均粗さRa0.25が0.25μm以下。
図1〜図3は、本発明の印刷物100の一実施形態を示す断面図である。図1〜図3の印刷物100は、紙基材10上に、アンカーコート層20及び光沢印刷層30をこの順に有している。また、図1〜図3の印刷物100は、印刷物の紙基材10を基準とした光沢印刷層20側の表面を覆うようにして、表面保護層40を有している。また、図2及び図3の印刷物100は、絵柄層50を有している。
<<基材>>
紙基材は、紙からなり、賦型性、耐屈曲性、剛性、腰、強度等を有するものであれば特に限定されない。例えば、主強度材であり、強サイズ性の晒または未晒の紙、あるいは、純白ロール紙、クラフト紙、板紙、加工紙、ミルク原紙等の各種の紙を使用することができる。また、紙基材は、前述した紙を複数層重ねたものであってもよい。
紙基材の厚みは、好ましくは110〜860μm、より好ましくは260〜640μmである。また、紙基材の坪量は、好ましくは80〜600g/m、より好ましくは230〜550g/mである。上記範囲内とすることで、印刷物の強度及び加工適性のバランスを良好にすることができる。
本明細書において、印刷物を構成する各層の厚みは、例えば、印刷物を垂直方向に切断した断面の断面写真を撮像し、該断面写真に基づいて測定した20箇所の厚みの平均値とする。
なお、本明細書において「AA〜BB」とは、「AA以上BB以下」のことをいう。以下、同様である。
<<アンカーコート層>>
アンカーコート層は、紙基材と光沢印刷層との間に形成され、熱可塑性樹脂を含む層である。アンカーコート層は、条件1及び条件2を満たしやすくする役割を有するとともに、アンカーコート層の上下に位置する層との密着性を高める役割、光沢印刷層の金属光沢を良好にする役割を有する。
アンカーコート層の樹脂成分を熱可塑性樹脂とすることにより、下記(1)、(2)の効果を発揮しやすくできる。
(1)モノマーや開始剤を用いる必要がなくなり、印刷物の臭気を抑制することができる。
(2)光沢印刷層用インキがアンカーコート層に浸透しやすくなり、アンカーコート層と光沢印刷層との密着性が向上する。
アンカーコート層は、熱可塑性樹脂等のアンカーコート層を構成する成分を含むアンカーコート層用インキを塗布、乾燥することにより形成できる。
このように、アンカーコート層を塗布(コーティング)によって形成することにより、紙基材の凹凸を緩和しやすくできる。特に、熱可塑性樹脂を含むアンカーコート層用インキは、紫外線硬化性樹脂組成物のように瞬時に硬化しないため、周波数の大きい凹凸(カットオフ値0.08mmの凹凸)を緩和するのみならず、周波数の小さい凹凸(カットオフ値0.25mmの凹凸)を緩和することができ、条件1及び2を満たしやすくできる。
なお、紙基材上に熱可塑性樹脂層を形成する一般的な手法は、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂を押出しラミネートで積層する手法である。しかし、本発明者らの検討では、かかる手法の場合、紙基材の凹凸(特に周波数の小さい凹凸)を緩和し難いことがわかった。この現象は、ゴムロール表面の凹凸(ゴムロールが元々有する表面凹凸、ラミネート時の圧力でゴムが変形することにより生じる凹凸)が熱可塑性樹脂層の表面に転写することなどが原因であると考えられる。
アンカーコート層20は、図1に示すように、紙基材10上の全領域に形成してもよいし、図2及び図3のように、紙基材10上の一部の領域に形成してもよい。
ただし、図2及び図3のように、紙基材10上の一部の領域にアンカーコート層20を形成する場合、少なくとも光沢印刷層30の直下の領域にアンカーコート層20を形成することが好ましい。光沢印刷層の直下の領域にアンカーコート層を形成することにより、光沢印刷層用インキが浸透性の高い紙基材に直接浸透しなくなるため、光沢印刷層を形成する過程で溶剤が揮発する際に、金属鱗片が光沢印刷層の上方に浮かび上がりやすくなり、光沢印刷層の上部に金属鱗片が偏在化され、光沢印刷層の金属光沢を良好にしやすくできる。
また、図2及び図3のように、光沢印刷層30の直下の領域のみにアンカーコート層20を形成した場合、乾燥時間及び材料コストの点で有利となるとともに、溶剤が残留するリスクを低減できる点で好適である。
アンカーコート層を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、AN樹脂、ポリフェニレンオキサイド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテフタレート系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、アクリル系樹脂及びセルロース系樹脂から選ばれる1種またはこれらの混合物等が挙げられる。これらの中でも、アクリル系樹脂が好ましい。
アンカーコート層の全樹脂成分中の熱可塑性樹脂の割合は50質量%以上であることが好ましく、70質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることがさらに好ましく、100質量%であることがよりさらに好ましい。
アンカーコート層中には、本発明の効果を阻害しない範囲で、顔料、酸化防止剤、レベリング剤等の添加剤を含有していてもよい。
アンカーコート層の厚みは0.5〜10μmであることが好ましく、0.7〜8μmであることがより好ましく、0.8〜5μmであることがさらに好ましい。
アンカーコート層の厚みを0.5μm以上とすることにより、条件1及び条件2を満たしやすくすることができる。また、アンカーコート層の厚みを10μm以下とすることにより、印刷物の加工適性を良好にすることができる。
カットオフ値を0.25mmとした際のアンカーコート層表面のJIS B0601:1994の算術平均粗さRa0.25は0.30μm以下であることが好ましく、0.25μm以下であることがより好ましく、0.23μm以下であることがさらに好ましく、0.20μm以下であることがよりさらに好ましい。アンカーコート層表面のRa0.25の下限は特に限定されないが、0.05μm以上であることが好ましく、0.10μm以上であることがより好ましい。
カットオフ値を0.08mmとした際のアンカーコート層表面のJIS B0601:1994の算術平均粗さRa0.08は0.17μm以下であることが好ましく、0.15μm以下であることがより好ましく、0.10μm以下であることがさらに好ましい。アンカーコート層表面のRa0.08の下限は特に限定されないが、0.03μm以上であることが好ましく、0.05μm以上であることがより好ましい。
アンカーコート層表面のRa0.25及びRa0.08を上記範囲とすることにより、条件1及び条件2を満たしやすくできる。
本明細書において、算術平均粗さRa等の表面形状は、異物や欠陥のない20箇所の測定値の平均値とする。
<<光沢印刷層>>
光沢印刷層はアンカーコート層上に位置する層であり、光沢印刷層用インキを印刷することにより形成される。このように光沢を付与する層を蒸着ではなく印刷により形成することにより、コストを低減するとともに、印刷物のカールを抑制できる。光沢印刷層は、金属光沢を良好にする観点、及び、密着性を良好にする観点から、アンカーコート層に接して形成することが好ましい。
なお、光沢印刷層は、印刷物を平面方向から観察した際に、印刷物の一部の領域のみに所望のパターンで形成してもよい。すなわち、光沢印刷層によって、文字、数字、図形、記号、風景、人物、動物、キャラクター等の絵柄を形成してもよい。
また、光沢印刷層は、印刷物を平面方向から観察した際に、印刷物の全面を覆うように形成してもよい。
光沢印刷層中には金属鱗片を含むことを要する。金属鱗片を用いることにより、光沢印刷層の金属光沢を良好にすることができる。
また、光沢印刷層がバインダー樹脂を有する場合、金属鱗片は、光沢印刷層の上部(光沢印刷層のアンカーコート層とは反対側)に偏在化してなることが好ましい。金属鱗片が光沢印刷層の上部に偏在化することにより、金属光沢を良好にするとともに、光沢印刷層と光沢印刷層の直下に位置する層(アンカーコート層又は紙基材)との密着性を向上することができる。
光沢印刷層がバインダー樹脂を有する場合、金属鱗片は、光沢印刷層を形成する過程で、光沢印刷層の上部に偏在化することができる。より詳しくは、光沢印刷層の加熱乾燥過程で、光沢印刷層用インキの溶剤が揮発する際に、溶剤が上方に向って流れる。そして、溶剤の流れとともに金属鱗片が浮かび上がり、光沢印刷層の上部に金属鱗片が偏在すると考えられる。特に、光沢印刷層の直下に紙基材ではなくアンカーコート層を位置させることにより、溶剤が下方に向う流れを抑制でき、光沢印刷層の上部に金属鱗片を偏在させやすくできる。
金属鱗片の偏在の程度は、印刷物の断面を電子顕微鏡で撮像し、撮像した写真の光沢印刷層内の濃度差により確認できる。より詳しくは、金属鱗片の偏在箇所は電子の反射が顕著であるため白く観察され、金属鱗片を実質的に含有しない箇所はグレー調に観察される。
光沢印刷層中における金属鱗片の偏在領域の厚みの割合[(金属鱗片の偏在領域の厚み/光沢印刷層の全厚み)]は、金属光沢と密着性のバランスの観点から、10〜60%であることが好ましく、20〜50%であることがより好ましく、25〜45%であることがさらに好ましい。
金属鱗片は、下記の条件Aを満たすことが好ましい。
<条件A>
金属鱗片の平均厚み/金属鱗片の平均長さ≦0.010
[金属鱗片の平均厚み/金属鱗片の平均長さ]を0.010以下とすることにより、光沢印刷層用インキを塗布した時点で、光沢印刷層の水平方向(光沢印刷層の厚み方向と直交する方向)に対して金属鱗片が傾きにくくなる。このため、光沢印刷の乾燥過程で溶剤が光沢印刷層の上方に流れる際に、金属鱗片が溶剤の流れの力を受けやすくなり、光沢印刷層の上部に金属鱗片が偏在化しやすくなるとともに、金属鱗片が平行に配列しやすくなるため、金属光沢を良好にしやすくできる。また、金属鱗片が傾くことによる弊害は、金属鱗片の含有量の増加に併せて増加するが、上記条件Aを満たす場合、金属鱗片が傾きにくいことから金属鱗片の含有量を多くすることができ、金属光沢を良好にしやすくできる。
なお、金属鱗片の平均長さに対して金属鱗片の平均厚みが薄くなり過ぎると、取り扱い性が困難となることがあり、十分な金属光沢が発現できない可能性がある。
このため、上記条件Aは、0.001≦金属鱗片の平均厚み/金属鱗片の平均長さ≦0.010を満たすことが好ましく、0.002≦金属鱗片の平均厚み/金属鱗片の平均長さ≦0.008を満たすことがより好ましく、0.002≦金属鱗片の平均厚み/金属鱗片の平均長さ≦0.005を満たすことがさらに好ましい。
また、光沢印刷層用インキを塗布した時点で、光沢印刷層の水平方向に対して金属鱗片が傾くことをより抑制する観点、及び光沢印刷層の表面から金属鱗片が突出することを抑制するから、金属鱗片の平均長さと、光沢印刷層の厚みとが以下の条件Bを満たすことが好ましい。
<条件B>
10≦金属鱗片の平均長さ/光沢印刷層の厚み
なお、[金属鱗片の平均長さ/光沢印刷層の厚み]が大きすぎると、光沢印刷層の表面から金属鱗片が突出する場合があることから、条件Bは、12≦金属鱗片の平均長さ/光沢印刷層の厚み≦60を満たすことがより好ましく、14≦金属鱗片の平均長さ/光沢印刷層の厚み≦50を満たすことがさらに好ましい。
金属鱗片の材質としては、アルミニウム、金、銀、真鍮、チタン、クロム、ニッケル、ニッケルクロム、ステンレス等の金属や合金が挙げられる。
金属鱗片は、例えば、上記金属又は合金をプラスチックフィルム上に真空蒸着してなる金属薄膜をプラスチックフィルムから剥離し、剥離した金属薄膜を粉砕、攪拌することにより得ることができる。
金属鱗片の平均長さは、金属鱗片の分散適性、偏在及び配列の観点から、5.0〜30.0μmであることが好ましく、8.0〜20.0μmであることがより好ましい。
また、金属鱗片の平均厚みは、金属鱗片の偏在及び配列の観点から、0.10μm以下であることが好ましく、0.08μm以下であることがより好ましく、0.06μm以下であることがさらに好ましい。また、金属鱗片の平均厚みは、取り扱い性及び高い光沢の観点から、0.01μm以上であることが好ましく、0.02μm以上であることがより好ましい。
金属鱗片の平均長さ及び平均厚みは、100個の金属鱗片の平均値とする。なお、個々の金属鱗片の長さ及び厚みは、平滑な基材上に金属鱗片を散布した状態で、レーザ干渉式の三次元形状解析装置を用いることにより測定できる。個々の金属鱗片の長さは、任意の方向において個々の金属鱗片を平面から観察した際の最大径を意味し、個々の金属鱗片の厚みは、個々の金属鱗片を断面方向から観察した際の最大厚みを意味する。なお、任意の方向において個々の金属鱗片を平面から観察した際の最大径とは、個々の金属鱗片の最大径を測定する方向を統一する主旨である。例えば、三次元形状解析装置の測定結果を画像処理した画面上のX軸方向を任意の方向(測定方向)とした場合、X軸と平行な方向で最大径を測定するものとする。仮にX軸と平行ではない方向に最大径が存在したとしても、それを最大径とはみなさない。
レーザ干渉式の三次元形状解析装置としては、例えば、キーエンス社製の商品名「形状解析レーザ顕微鏡 VK−Xシリーズ」が挙げられる。
光沢印刷層は、さらにバインダー樹脂を含むことが好ましい。
バインダー樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂及び紫外線硬化性樹脂を用いることができる。これらの中でも、アンカーコート層や表面保護層との密着性の観点、臭気抑制の観点から熱可塑性樹脂が好ましい。
光沢印刷層のバインダー樹脂としての熱可塑性樹脂は、アンカーコート層で例示した熱可塑性樹脂と同様のものを用いることができる。
光沢印刷層の全バインダー樹脂中の熱可塑性樹脂の割合は50質量%以上であることが好ましく、70質量%以上であることがより好ましく、90質量%以上であることがさらに好ましく、100質量%であることがよりさらに好ましい。
バインダー樹脂と金属鱗片との配合比は、固形分質量比で55:45〜30:70であることが好ましく、50:50〜35:65であることがより好ましい。バインダー樹脂55に対して金属鱗片を45以上とすることにより、十分な金属光沢を得やすくなり、バインダー樹脂30に対して金属鱗片を70以下とすることにより、光沢印刷層の印刷性、印刷物の加工性を良好にしやすくできる。なお、本発明では、光沢印刷層の下方にアンカーコート層を有することから、上記のように金属鱗片を多量に用いても、光沢印刷層の上部に金属鱗片を偏在化させることができる。
光沢印刷層の厚みは、金属鱗片の偏在及び配列の観点、並びに隠蔽性の観点から、0.15〜1.50μmであることが好ましく、0.20〜1.00μmであることがより好ましく、0.25〜0.75μmであることがさらに好ましい。
光沢印刷層には、光沢印刷層を所望の色にするために、酸化チタン、亜鉛華、カーボンブラック、酸化鉄、鉄黄、群青、メタリック顔料、パール顔料等の着色剤を含有させてもよい。
光沢印刷層は、光沢印刷層を形成する成分を溶剤で希釈してなる光沢印刷層用インキを、アンカーコート層上に塗布、乾燥することにより形成できる。
光沢印刷層用インキがバインダー樹脂を含む場合、金属鱗片の偏在及び乾燥効率の両立の観点から、光沢印刷層用インキの全固形分100質量部に対して、溶剤を600〜1100質量部含有することが好ましく、650〜800質量部含有することがより好ましい。また、光沢印刷層用インキがバインダー樹脂を含まない場合、金属鱗片の分散性及び乾燥効率の両立の観点から、光沢印刷層用インキの金属鱗片100質量部に対して、溶剤を600〜1100質量部含有することが好ましく、650〜800質量部含有することがより好ましい。
アンカーコート層の樹脂組成により溶剤の浸透性が異なるため、好適な溶剤の種類は一概には言えないが、1気圧の沸点が75〜110℃のものが好ましく、例えば、酢酸エチル、イソプロピルアルコール(IPA)、エタノール、酢酸n−プロピルやこれらを混合したもの等を好適に用いることができる。
<<表面保護層>>
印刷物は、耐擦傷性及び耐候性を向上する観点から、光沢印刷層上に表面保護層を有することが好ましい。当該効果のため、印刷物を平面方向から観察した際に、印刷物の全面を覆うようにして表面保護層を形成することが好ましい。
表面保護層は、熱硬化性樹脂組成物の硬化物又は紫外線硬化性樹脂組成物の硬化物層を含むことが好ましく、熱硬化性樹脂組成物の硬化物を含むことがより好ましい。
表面保護層が熱硬化性樹脂の硬化物を含むことにより、表面保護層の耐擦傷性及び耐候性を向上しつつ、印刷物の臭気を抑制できる。また、熱硬化性樹脂の硬化物は瞬時に硬化しないため、周波数の大きい凹凸(カットオフ値0.08mmの凹凸)を緩和するのみならず、周波数の小さい凹凸(カットオフ値0.25mmの凹凸)を緩和することができ、条件1及び2を満たしやすくできる。
熱硬化性樹脂組成物は、少なくとも熱硬化性樹脂を含む組成物であり、加熱により、硬化する樹脂組成物である。
熱硬化性樹脂としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、尿素メラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。熱硬化性樹脂組成物には、これら硬化性樹脂に、必要に応じて硬化剤が添加される。
表面保護層は、耐候性を向上するために、紫外線吸収剤及び/又は光安定剤を含むことが好ましい。
表面保護層中には、条件1及び条件2を満たしやすくする観点から、粒子を実質的に含有しないことが好ましい。表面保護層中に粒子を実質的に含有しないとは、表面保護層の全固形分中に占める粒子の割合が0.5質量%以下であることを意味し、好ましくは0.1質量%以下、より好ましくは0質量%を意味する。
表面保護層の厚みは、0.5〜5.0μmであることが好ましく、0.8〜1.5μmであることがより好ましい。
表面保護層は、熱硬化性樹脂組成物、溶剤及び必要に応じて添加する添加剤を含む表面保護層用インキを、塗布、乾燥することにより形成できる。
<<印刷物の表面形状、物性>>
本発明の印刷物は、印刷物の紙基材を基準とした光沢印刷層側の表面の粗さが下記条件1を満たすことを要する。
<条件1>
カットオフ値を0.25mmとした際の前記表面のJIS B0601:1994の算術平均粗さRa0.25が0.25μm以下。
印刷物の紙基材を基準とした光沢印刷層側の表面(以下、「光沢印刷層側の表面」と称する場合もある。)のRa0.25が0.25μmを超える場合、印刷物の表面拡散の割合が多くなり、金属光沢を良好にすることができない。
光沢印刷層側の表面のRa0.25は0.23μm以下であることが好ましく、0.20μm以下であることがより好ましく、0.17μm以下であることがさらに好ましい。
光沢印刷層側の表面のRa0.25の下限は特に限定されないが、金属光沢が強過ぎることによる眩しさを抑制する観点から、0.05μm以上であることが好ましく、0.10μm以上であることがより好ましい。
印刷物の紙基材を基準とした光沢印刷層側の表面とは、印刷物の光沢印刷層を有する側の最表面のことをいい、図1〜図3の場合には、表面保護層の表面のことをいう。なお、印刷物には光沢印刷層を有さない箇所も存在するが、光沢印刷層側の表面のRaは、光沢印刷層を有する箇所の光沢印刷層側の表面において測定するものとする。
本発明の印刷物は、印刷物の紙基材を基準とした光沢印刷層側の表面の粗さが下記条件2を満たすことが好ましい。
<条件2>
カットオフ値を0.08mmとした際の前記表面のJIS B0601:1994の算術平均粗さRa0.08と、前記Ra0.25とが、「(Ra0.25−Ra0.08)/Ra0.08≦1.35」の関係を満たす。
カットオフ値0.08mmのRa(Ra0.08)は周波数の大きい凹凸に基づくRaを示す。一方、カットオフ値0.25mmのRa(Ra0.25)は、周波数の大きい凹凸及び周波数の小さい凹凸を合算した凹凸に基づくRaを示す。このため、「Ra0.25−Ra0.08」は、周波数の小さい凹凸に基づくRaを示すことになる。そして、条件2の「(Ra0.25−Ra0.08)/Ra0.08」は、周波数の小さい凹凸に基づくRaと、周波数の大きい凹凸に基づくRaとの比を示すことになる。
つまり、条件2を満たすことは、周波数の小さい凹凸と、周波数の大きい凹凸とがバランスよく存在することを意味している。そして、このように周波数の小さい凹凸と周波数の大きい凹凸とがバランスよく存在することにより、金属光沢が滑らかで均一に感じることができる。
条件2の「(Ra0.25−Ra0.08)/Ra0.08」は1.00に近づくことが好ましい。なお、「(Ra0.25−Ra0.08)/Ra0.08」が1.00未満の場合、周波数の大きい凹凸の割合が多くなり、反射光が白化して金属光沢が低下する可能性がある。
このため、条件2は、「1.00≦(Ra0.25−Ra0.08)/Ra0.08≦1.35」の関係を満たすことがより好ましく、「1.05≦(Ra0.25−Ra0.08)/Ra0.08≦1.30」の関係を満たすことがさらに好ましい。
本発明の印刷物は、光沢印刷層側の表面のRa0.08が0.17μm以下であることが好ましく、0.15μm以下であることがより好ましく、0.10μm以下であることがさらに好ましい。光沢印刷層側の表面のRa0.08の下限は特に限定されないが、0.03μm以上であることが好ましく、0.05μm以上であることがより好ましい。
本発明の印刷物は、カットオフ値を0.25mmとした際の、光沢印刷層側の表面のJIS B0601:1994の十点平均粗さRz0.25が1.50μm以下であることが好ましく、1.25μm以下であることがより好ましく、1.00μm以下であることがさらに好ましい。光沢印刷層側の表面のRz0.25の下限は、0.30μm以上であることが好ましく、0.50μm以上であることがより好ましい。
本発明の印刷物は、カットオフ値を0.08mmとした際の、光沢印刷層側の表面のJIS B0601:1994の十点平均粗さRz0.08が1.00μm以下であることが好ましく、0.75μm以下であることがより好ましく、0.50μm以下であることがさらに好ましい。光沢印刷層側の表面のRz0.08の下限は、0.15μm以上であることが好ましく、0.25μm以上であることがより好ましい。
光沢印刷層側の表面のRz0.25及びRz0.08を上記範囲とすることにより、条件1及び条件2に基づく効果をより良好にすることができる。
光沢印刷層側の表面のJIS Z8741:1997の60度における鏡面光沢度は、金属光沢の観点から、80%以上であることが好ましく、90%以上であることがより好ましく、100%以上であることがさらに好ましい。
なお、印刷物には光沢印刷層を有さない箇所も存在するが、光沢印刷層側の表面の鏡面光沢度は、光沢印刷層を有する箇所の光沢印刷層側の表面において測定するものとする。また、鏡面光沢度は20箇所の値の平均値とする。
<<絵柄層>>
印刷物は、印刷物の意匠性を高めることを目的として、任意の箇所に絵柄層を有することが好ましい。絵柄層を形成する箇所は特に制限されず、図2のように、紙基材10とアンカー層20との間、図3のように、紙基材10上のアンカー層20を有していない箇所が挙げられる。なお、印刷物が表面保護層を有する場合、絵柄層の保護の観点から、表面保護層よりも紙基材側に絵柄層を形成することが好ましい。
絵柄層は印刷等で形成することができる。絵柄層は、全面を被覆する着色層(いわゆるベタ着色層)であってもよいし、文字、数字、図形、記号、風景、人物、動物、キャラクター等のパターン層であってもよいし、これらを組み合わせたものであってもよい。
絵柄層の形成に用いられるインキとしては、バインダー樹脂に顔料、染料等の着色剤、体質顔料、溶剤、安定剤、可塑剤、触媒、硬化剤等を適宜混合したものが使用される。
バインダー樹脂としては特に制限はなく、例えば、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩素化ポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アルキド系樹脂、石油系樹脂、ケトン樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、繊維素誘導体、ゴム系樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は、単独又は2種以上を混合して使用できる。
絵柄層の厚みは、絵柄層の形態と、目的とする意匠性とを考慮して、0.1〜20μm程度の範囲で適宜調整することができる。絵柄層中には、本発明の効果を阻害しない範囲で、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の添加剤を含有してもよい。
[容器]
本発明の容器は、上述した本発明の印刷物を用いてなるものである。
容器としては、特に制限されることなく薬品容器、化粧品容器、食品容器等が挙げられる。本発明の容器は、優れた光沢感があり、意匠性に優れるものである。また、印刷物のカールが抑制されているため、容器の製造過程で、カールを原因としたトラブルを生じることを防止できる。また、本発明の容器は臭気を抑制できるため、食品容器に極めて適している。
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、この例によってなんら限定されるものではない。
1.測定及び評価
実施例及び比較例で作製した印刷物について、以下の測定及び評価を行った。結果を表1示す。
1−1.算術平均粗さRa及び十点平均粗さRz
実施例1〜2及び比較例1の印刷物の光沢印刷層側の表面について、カットオフ値を0.25mmとした際のJIS B0601:1994の算術平均粗さRa0.25及び十点平均粗さRz0.25、並びに、カットオフ値を0.08mmとした際のJIS B0601:1994の算術平均粗さRa0.08及び十点平均粗さRz0.08を測定した。なお、Ra及びRzの測定は、小坂研究所株式会社製の商品名SE−340を用い、以下の測定条件とした。
[表面粗さ検出部の触針]
小坂研究所社製の商品名SE2555N(先端曲率半径:2μm、頂角:90度、材質:ダイヤモンド)
[表面粗さ測定器の測定条件]
・評価長さ(基準長さ):カットオフ値λcの5倍
・触針の送り速さ:0.25mm/s
・予備長さ:(カットオフ値λc)×2
・縦倍率:2000倍
・横倍率:10倍
1−2.鏡面光沢度
JIS Z8741:1997に従って、測定器としてBYK Gardner社のmicro−TRI−glossを用いて、実施例1〜2の印刷物の光沢印刷層側の表面の60度鏡面光沢度を測定した。
1−3.金属光沢(1)
<金属光沢の強さ>
蛍光灯の照明下で、実施例1〜2及び比較例1の印刷物を光沢印刷層側から観察し、下記のリファレンスに対して金属光沢感が良好であるか否かを目視で評価した。金属光沢感がリファレンスよりも極めて良好であるものを3点、金属光沢感がリファレンスよりも優れるが、際立った違いを感じないものを2点、金属光沢感がリファレンスと同等以下と感じるものを1点として、20人の被験者が評価し、平均点を算出した。その結果、平均点が2.5以上のものを「A」、平均点が1.5以上2.5未満のものを「B」、平均点が1.5未満のものを「C」とした。
<リファレンスの印刷物>
実施例1の積層体Aのアンカーコート層上の全面に、銀インキ(DICグラフィックス社製、商品名:CHGチップ下地銀)を塗布、乾燥し、平均厚み3.0μmの銀層を形成した。次いで、銀層上に、実施例1と同様の表面保護層を形成し、リファレンスの印刷物を得た。
1−4.金属光沢(2)
<金属光沢の均一性>
蛍光灯の照明下で、実施例1〜2及び比較例1の印刷物を光沢印刷層側から観察し、金属光沢が滑らかで均一に感じられるか否かを目視で評価した。金属光沢が滑らかで均一に感じられるものを3点、どちらとも言えないものを2点、金属光沢が滑らかで均一に感じられないものを1点として、20人の被験者が評価し、平均点を算出した。その結果、平均点が2.5以上のものを「A」、平均点が1.5以上2.5未満のものを「B」、平均点が1.5未満のものを「C」とした。
1−5.臭気
印刷物に臭気が感じられないものを「A」、臭気が感じられるものを「C」とした。
2.印刷物の作製
[実施例1]
紙基材(坪量235g/mの片面アイボリー紙)のコート面側の全面に、下記処方のアンカーコート層用インキ1を乾燥後の平均厚みが1.0μmとなるように塗布、乾燥し、アンカーコート層を形成し、積層体Aを得た。
次いで、積層体Aのアンカーコート層上の全面に、下記処方の光沢印刷層用インキ2を乾燥後の平均厚みが0.50μmとなるように塗布、乾燥して、光沢印刷層を形成した。光沢印刷層の金属鱗片が実質的に存在しない領域の厚みは0.30μm、金属鱗片偏在領域の厚みは0.20μmであった。
次いで、印刷物の光沢印刷層側の全面を覆うように、グラビア印刷により下記処方の表面保護層用インキ3を乾燥後の平均厚みが1.0μmとなるように塗布、乾燥し、表面保護層(熱硬化性樹脂組成物の硬化物層)を形成し、実施例1の印刷物を得た。
<アンカーコート層用インキ1>
熱可塑性樹脂を、溶剤(酢酸エチル、メチルエチルケトン及び酢酸n−プロピルの4:4:2混合溶剤)で希釈してなるインキ組成物。
<光沢印刷層用インキ2>
・バインダー樹脂(硝化綿) 4.8質量部
(DICグラフィックス社製)
(商品名:XS−763メジュームNT−No.1)
・アルミニウム鱗片 7.2質量部
(平均長さ14μm、平均厚さ0.04μm)
・希釈溶剤 88質量部
(酢酸エチル、酢酸n−プロピルの7:3混合溶剤)
<表面保護層用インキ3(熱硬化型)>
アクリル系熱硬化性樹脂組成物を水系溶媒(水及びイソプロピルアルコールの3:7混合溶媒)に分散してなるインキ組成物。
[実施例2]
紙基材(坪量235g/mの片面アイボリー紙)のコート面側の全面に、下記処方のアンカーコート層用インキ4を乾燥後の平均厚みが1.0μmとなるように塗布、乾燥し、アンカーコート層を形成し、積層体Bを得た。
次いで、積層体Bのアンカーコート層上の全面に、下記処方の光沢印刷層用インキ5を乾燥後の平均厚みが0.50μmとなるように塗布、乾燥して、光沢印刷層を形成した。
次いで、印刷物の光沢印刷層側の全面を覆うように、グラビア印刷により下記処方の表面保護層用インキ6を乾燥後の平均厚みが1.0μmとなるように塗布、乾燥し、表面保護層(熱硬化性樹脂組成物の硬化物層)を形成し、実施例2の印刷物を得た。
<アンカーコート層用インキ4>
固形分40.3%の熱可塑性アクリル系樹脂のエタノール分散体
<光沢印刷層用インキ5>
・アルミニウム鱗片の分散体 100質量部
(アルミニウム鱗片と分散媒との質量比が15:85)
(分散媒は、酢酸エチル、IPA、酢酸n−プロピルの14:3:3混合溶剤)
・希釈溶剤 25質量部
(酢酸n−プロピル単体)
<表面保護層用インキ6(熱硬化型)>
アクリル系熱硬化性樹脂組成物をエタノールに分散してなるインキ組成物。
[比較例1]
紙基材(坪量235g/mの片面アイボリー紙)のコート面側の全面に、溶融押出法を用いて低密度ポリエチレン(LDPE)を厚みが15μmとなるように押し出して、金属ロールとゴムロールとの間を通して熱可塑性樹脂層を形成し、積層体Cを得た。なお、押し出しの際は、紙基材が金属ロール側、溶融樹脂がゴムロール側となるようにした。
次いで、積層体Cの熱可塑性樹脂層上に、実施例1と同様の光沢印刷層及び表面保護層を形成し、比較例1の印刷物を得た。
Figure 0006988220
表1の結果から、実施例1及び2の印刷物は、金属蒸着の手段を用いることなく良好な金属光沢を示すとともに、臭気を抑制できることが確認できる。
本発明の印刷物及び容器は、金属蒸着の手段を用いることなく金属光沢を付与し、かつ臭気を抑制できる点で有用である。
10:紙基材
20:アンカーコート層
30:光沢印刷層
40:表面保護層
50:絵柄層
100:印刷物

Claims (5)

  1. 紙基材上に光沢印刷層を有する印刷物であって、前記印刷物は紙基材と光沢印刷層との間に熱可塑性樹脂を含むアンカーコート層を有し、前記光沢印刷層は前記アンカーコート層に接して設けられ、前記光沢印刷層は金属鱗片を含み、前記印刷物の前記紙基材を基準とした前記光沢印刷層側の表面の粗さが下記条件1を満たす、印刷物。
    <条件1>
    カットオフ値を0.25mmとした際の前記表面のJIS B0601:1994の算術平均粗さRa0.25が0.25μm以下。
  2. 前記表面の粗さが下記条件2を満たす請求項1に記載の印刷物。
    <条件2>
    カットオフ値を0.08mmとした際の前記表面のJIS B0601:1994の算術平均粗さRa0.08と、前記Ra0.25とが、「(Ra0.25−Ra0.08)/Ra0.08≦1.35」の関係を満たす。
  3. 前記アンカーコート層の厚みが0.5〜10μmである請求項1又は2に記載の印刷物。
  4. 前記光沢印刷層上に表面保護層を有する請求項1〜3の何れか1項に記載の印刷物。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の印刷物を用いてなる容器。
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