JP6988333B2 - 粘着シート - Google Patents
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Description
図1が示すように、粘着シートは、透明樹脂フィルム10と、繊維基材20と、粘着層30とを、粘着シートの表面側からこの順に備える。すなわち、粘着シートは、最表層として透明樹脂フィルム10を備え、透明樹脂フィルム10と粘着層30との間に繊維基材20を備える。透明樹脂フィルム10は、第1面の一例である接着面101と、第2面の一例である加工面102とを備える。接着面101は、加工面102よりも繊維基材20側(裏面側)に位置する。
[条件2]透明樹脂フィルム10の全光線透過率が80%以上である。
[条件3]透明樹脂フィルム10および接着層11の積層体での全光線透過率が80%以上である。
[条件4]透明樹脂フィルム10と接着層11との合計の厚さが15μm以上である。
[実施例1]
厚さが50μmであるOPPフィルム(製品名:50CL-01A,王子エフテックス株式会社製)を透明樹脂フィルム10として用い、OPPフィルムの片面に、乾燥質量が1.2g/m2となるようにアクリル樹脂エマルジョン(製品名:A1105、DSM株式会社製)を塗布し、それによって、加工層10B(加工面102)を形成した。次に、OPPフィルムにおいて、加工面102とは反対側の接着面101に、乾燥質量が5.0g/m2となるように接着剤(TM-320/CAT-13B,東洋モートン株式会社製)を塗布し、それによって、接着層11を形成した。そして、市販のレーヨン不織布(坪量20g/m2)を繊維基材20として用い、レーヨン不織布と接着層11とを貼り合わせ、それによって、積層体を得た。次に、市販のセパレーターシートを剥離層31として用い、セパレーターシートに市販の粘着剤を塗工して乾燥し、それによって、粘着層30を形成した。そして、セパレーターシートの粘着層30と、積層体のレーヨン不織布(繊維基材20)とを貼り合わせ、それによって、実施例1の粘着シートを作成した。
実施例1におけるレーヨン不織布(坪量20g/m2)を、和紙調不織布(坪量20g/m2、製品名:レーヨン雲竜紙、三和製紙株式会社製)に変更し、それ以外は実施例1と同様にして、実施例2の粘着シートを作成した。
実施例1におけるOPPフィルムを、厚さが50μmのサンドマット表面処理PETフィルム(CM-#50-SG,中井工業株式会社製)に変更し、それ以外は実施例1と同様にして、実施例3の粘着シートを作成した。
厚さが25μmであるPETフィルム(製品名:エンブレットPET,ユニチカ株式会社製)を透明樹脂フィルム10として用い、PETフィルムの片面に、乾燥質量が1.2g/m2となるように水溶性ポリエステル樹脂(製品名:プラスコートZ-730,互応化学株式会社製)を塗布し、それによって、加工層10B(加工面102)を形成した。次に、PETフィルムにおいて、加工層10Bとは反対側の接着面101に、乾燥質量が5.0g/m2となるように接着剤(TM-320/CAT-13B,東洋モートン株式会社製)を塗布し、それによって、接着層11を形成した。そして、市販のレーヨン不織布(坪量20g/m2)を繊維基材20として用い、レーヨン不織布と接着層11とを貼り合わせ、それによって、積層体を得た。次に、市販のセパレーターシートを剥離層31として用い、セパレーターシートに市販の粘着剤を塗工して乾燥し、それによって、粘着層30を形成した。そして、セパレーターシートの粘着層30と、積層体のレーヨン不織布(繊維基材20)とを貼り合わせ、それによって、実施例4の粘着シートを作成した。
実施例4におけるPETフィルムを、厚さが12μmのPETフィルム(製品名:エンブレットPET,ユニチカ株式会社製)に変更し、それ以外は実施例4と同様にして、実施例5の粘着シートを作成した。
厚さが50μmであるOPPフィルム(製品名:50CL-01A,王子エフテックス株式会社製)を透明樹脂フィルム10として用い、OPPフィルムの片面に、乾燥質量が1.2g/m2となるようにアクリル樹脂エマルジョン(製品名:A1105、DSM株式会社製)を塗布し、それによって、加工層10B(加工面102)を形成した。次に、市販のレーヨン不織布(坪量20g/m2)を繊維基材20として用い、OPPフィルムにおいて加工面102とは反対側の接着面101と、レーヨン不織布の片面との間に、加熱溶融したポリエチレン樹脂(製品名:ペトロセン203、東ソー株式会社製)を押出し、ニップロールの加圧によって貼り合わせ、それによって、積層体を得た。この際、接着層11の厚さであるポリエチレン樹脂層の厚さを、15μmに調整した。次に、市販のセパレーターシートを剥離層31として用い、セパレーターシートに市販の粘着剤を塗工して乾燥し、それによって、粘着層30を形成した。そして、セパレーターシートの粘着層30と、積層体のレーヨン不織布とを貼り合わせ、それによって、実施例6の粘着シートを作成した。
実施例6におけるポリエチレン樹脂層の厚さを30μmに変更し、それ以外は実施例6と同様にして、実施例7の粘着シートを作成した。
厚さが25μmであるPETフィルム(製品名:エンブレットPET,ユニチカ株式会社製)を透明樹脂フィルム10として用い、PETフィルムの片面に、乾燥質量が1.2g/m2となるように水溶性ポリエステル樹脂(製品名:プラスコートZ-730,互応化学株式会社製)を塗布し、それによって、加工層10B(加工面102)を形成した。次に、PETフィルムにおいて、加工層10Bとは反対側の接着面101に、乾燥質量が20g/m2となるように市販の粘着剤を塗工して乾燥し、それによって、接着層11を形成した。そして、市販のレーヨン不織布(坪量20g/m2)を繊維基材20として用い、レーヨン不織布と接着層11とを貼り合わせ、それによって、積層体を得た。次に、市販のセパレーターシートを剥離層31として用い、セパレーターシートに市販の粘着剤を塗工し乾燥し、それによって、粘着層30を形成した。そして、セパレーターシートの粘着層30と、積層体のレーヨン不織布(繊維基材20)とを貼り合わせ、それによって、実施例8の粘着シートを作成した。
市販のセパレーターシートに市販の粘着剤を塗工して乾燥し、それによって、粘着層30を形成した。そして、市販のレーヨン不織布を繊維基材として用い、セパレーターシートの粘着層30と、レーヨン不織布とを貼り合わせ、それによって、比較例1の粘着シートを作成した。
(1)透明樹脂フィルム10を通じて繊維基材20の質感を視認させることが可能であり、かつ、透明樹脂フィルム10の加工面102に対する印刷によって、印刷物の鮮明さを向上させることが可能でもある。
[接着層11]
・透明樹脂フィルム10と繊維基材20とが加熱溶融された接着剤によって接着される構成においては、繊維基材20を埋める接着剤が接着機能を備え、接着層11を割愛することが可能でもある。
・粘着シートは、繊維基材20と粘着層30の間に裏面層を備えることも可能である。裏面層は、粘着層30の粘着剤が繊維基材20のなかに過度に染み込むことを抑える機能を備える。裏面層を構成する材料は、例えば、PP、PET、PVC、PE、PS、アクリル樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、ブタジエン樹脂、シリコーンからなる群から選択される1種以上の単独重合樹脂、または、共重合樹脂である。裏面層の形成方法は、(a)繊維基材20の裏面に、裏面層を形成するための樹脂を溶融押出しによってラミネートする方法、(b)裏面層を形成するための樹脂を主成分とするフィルムを、接着剤を介して繊維基材20の裏面に貼り合せる方法、(c)裏面層を形成するための樹脂を溶媒に分散または溶解した塗布液を繊維基材20の表面に塗布乾燥する方法などが挙げられる。なかでも、溶融押出しによってラミネートされたPEからなる裏面層は、PEの押出し量によって、粘着シートのカールを制御することができるため好ましい。このように、裏面層を備えることによって、粘着層30の粘着剤が繊維基材20に過度に染み込み、和紙調の風合いを損なうことを抑えることができる。
Claims (5)
- フィルム基材の片面に加工面を有する透明樹脂フィルムと、不織布および和紙のいずれか一方である繊維基材とを積層した積層体に粘着層を形成した粘着シートであり、
前記透明樹脂フィルムの第1面と前記繊維基材とが接着層によって接着され、
前記透明樹脂フィルムの第1面と粘着層とに前記繊維基材が挟まれ、
前記透明樹脂フィルムの前記第1面とは反対側の面が印刷に適性を有した前記加工面であり、
前記透明樹脂フィルムのJIS K 7361-1に準拠した全光線透過率が80%以上であり、
前記透明樹脂フィルムの厚さが10μm以上、50μm以下であり、
前記透明樹脂フィルムと前記接着層との合計厚さが15μm以上である
粘着シート。 - 前記加工面でのJAPAN TAPPI 紙パルプ試験方法No.5-2に準じた王研式平滑度が100秒以上である
請求項1に記載の粘着シート。 - 前記透明樹脂フィルムと前記接着層との積層体のJIS K 7361-1に準拠した全光線透過率が80%以上である
請求項1または2に記載の粘着シート。 - 前記透明樹脂フィルムと前記繊維基材とを接着する接着層の厚さと、前記透明樹脂フィルムの厚さとの合計が15μm以上である
請求項1〜3のいずれか1項に記載の粘着シート。 - 透明樹脂フィルムと、不織布および和紙のいずれか一方である繊維基材とを積層した積層体に粘着層を形成した粘着シートの製造方法であって、
フィルム基材の片面に印刷に適性を有した加工面を形成して透明樹脂フィルムを得る工程と、
前記透明樹脂フィルムの前記加工面を形成した面の反対側の面に前記繊維基材が接着層によって接着する工程と、
前記接着された前記繊維基材の前記接着層とは反対側の面に粘着層を形成する工程と
を有し、
前記透明樹脂フィルムのJIS K 7361-1に準拠した全光線透過率が80%以上であり、
前記透明樹脂フィルムの厚さが10μm以上、50μm以下であり、
前記透明樹脂フィルムと前記接着層との合計厚さが15μm以上である、
粘着シートの製造方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2017189297A JP6988333B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017189297A JP6988333B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 粘着シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2019064039A JP2019064039A (ja) | 2019-04-25 |
| JP6988333B2 true JP6988333B2 (ja) | 2022-01-05 |
Family
ID=66337202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017189297A Active JP6988333B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
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Family Cites Families (3)
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|---|---|---|---|---|
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-
2017
- 2017-09-29 JP JP2017189297A patent/JP6988333B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2019064039A (ja) | 2019-04-25 |
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