JP6989359B2 - 液面検知装置、及び液面検知方法 - Google Patents
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Description
前記第1電極を上下方向に移動させる駆動部と、
前記第1電極と液面とが非接触の第1状態における前記発振回路の発振周波数と、前記第1電極を下降させた第2状態における前記発振回路の発振周波数との差分が閾値を超えた場合に、液面を検知する検知部と、
前記第1状態における前記発振回路の発振周波数と、予め用意された設定値とのずれ量を算出する算出部と、
前記ずれ量に基づいて前記閾値又は前記発振回路の発振周波数を補正する補正部と、を備える。
前記ずれ量に基づいて閾値又は前記発振回路の発振周波数を補正する工程と、
前記第1状態における前記発振回路の発振周波数と、前記第1電極を下降させた第2状態における前記発振回路の発振周波数との差分が前記閾値を超える場合に前記液面を検知する工程と、を備える液面検知方法である。
(1)第1電極と、第2電極との間の静電容量に依存する時定数で発振する発振回路
(2)前記第1電極を上下方向に移動させる駆動部
(3)前記第1電極と液面とが非接触の第1状態における前記発振回路の発振周波数と、前記第1電極を下降させた第2状態における前記発振回路の発振周波数との差分が閾値を超えた場合に、液面を検知する検知部
(4)前記第1状態における前記発振回路の発振周波数と、予め用意された設定値とのずれ量を算出する算出部
(5)前記ずれ量に基づいて前記閾値又は前記発振回路の発振周波数を補正する補正部
閾値=補正係数(時間長の計測値−時間長の設定値)+閾値の設定値を用いて閾値を補正するようにしても良い。
C’=C−C×(F/F’−1)
とを用いて時定数の算出に用いる静電容量をC’に変更する補正を行う様にしてもよい。
下の式、
R’=R−C×(1−F’/F)
とを用いて時定数の算出に用いる抵抗値をR’に変更する補正を行うようにしてもよい。
上述したF及びF’の双方とも、第1状態における発振回路の発振周波数を示す。Fは常温・常湿における固定の温度・湿度での発振周波数を想定しており、F’は高温・高湿又は低温・低湿における発振周波数を想定している。
図1は、実施形態に係る液面検知装置を含む分析装置1の概略構成を示した斜視図である。分析装置1は、検体に対して所定の分析を行う装置である。なお、本実施形態では試薬パッドを用いた尿分析装置を例示して説明するが、それ以外の分析装置であってもよい。また、液面検知装置は分析装置以外の装置に実装されてもよく、単体の装置であってもよい。分析装置1の筐体2内に収容された制御部3と、載置部4と、ノズル10と、表示部18と、を備えている。載置部4には、液体の検体を収容した容器30(図3参照)が載置される。ノズル10は、載置部4に載置された容器30から検体を吸引して採取し、試験紙に設置された複数の試薬パッドに検体を滴下(点着)する。なお、検体としては尿や血液及び体液を例示できる。また、検体容器には、採尿カップ、または、試験管(スピッツを含む)などを例示できる。
(Random Access Memory)13、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)14、およびインターフェイス回路(I/F)15を備えており、バ
ス線16により相互に接続されている。
できる。インターフェイス回路15は、CPU11と各種回路との間の通信を制御する。
供給する。
静電容量=ε0×εr×S/d ・・・(式1)
但し、ε0は真空の誘電率であり、εrは比誘電率であり、Sは電極表面積であり、dは電極間距離である。
電圧より高い場合には、コンパレータ43(発振回路42)の出力Voutは電源電圧Vcc[V]となる。
抵抗×静電容量)に従った発信周波数の発振波形(以下、パルスという)となる。コンデンサC1は、図3に示したコンデンサC1であり、コンデンサC1を形成する一方の電極はノズル10に設けられ、他方の電極は筐体2に設けられている。ノズル10が液面32と接触すると、コンデンサC1の静電容量が増大することで、時定数τが大きくなり、発振周波数(単位時間当たりの発振回数)が減少する。発振回路42から出力されるパルス
は、CPU41に入力される。
とCPU41が行う処理とが同じCPU(プロセッサ)にて行われるようにしてもよい。第1電極をノズル10に取り付けて、ノズル10と共に第1電極が上下動するようにしてもよい。
液面検知閾値=
補正係数×(第1の時間長−時間長設定値)+閾値設定値・・・(式2)
但し、式2において、補正係数、時間長設定値、及び閾値設定値は定数である。式2における“(第1の時間長−時間長設定値)”は、「発振周波数に係る値の測定値と発振周波数に係る値の設定値とのずれ量」に相当する。なお、第1の時間長、時間長設定値、及び閾値設定値の単位は「個」である。もっとも、第1の時間長、時間長設定値、及び閾値設定値は、個数に単位時間長を乗じた時間の単位[sec]で表現されてもよい。このように
、第1の時間長は、液面検知閾値の算出に使用される、「前記第1の電極と前記液面とが非接触の状態で測定された前記発振周波数に係る値の測定値」の一例でもある。但し、第1の時間長と異なるタイミングで計測された時間長が液面検知閾値の補正に使用されてもよい。
個]となる。このように、第1の時間長が時間長設定値より小さい場合には、液面検知閾
値が閾値設定値より大きい値に補正される。また、第1の時間長が時間長設定値より大きい場合には、液面検知閾値が閾値設定値より小さい値に補正される。このようにして、予め用意された時間長設定値と実際に測定された時間長である第1の時間長との差分を閾値の増減により吸収する。なお、閾値の補正範囲には許容範囲が設定されている。図8の例では、閾値の上限値と下限値とが閾値設定値の±50%(許容範囲係数1)となるように
基準閾値の補正範囲を定めている。但し、許容範囲係数x(0<x≦1)の採り方は適宜設定可能である。閾値の補正が許容範囲を超えた場合は、補正を行わず、エラーと判断し、その旨を表示部18に出力するなどしてユーザに報知してもよい。
第2の時間長≧第1の時間長+液面検知閾値・・・(式3)
所の温度や湿度によって発振回路42の発振周波数にずれが生じていても、そのずれを吸収し、精度の良い液面検知を行うことができる。
上述した実施形態では、所定数のパルスを抽出し、所定数のパルスの時間長(発振回路が所定回数の発振を行うのに要する時間長)を、「発振周波数」として計測していた。この所定数のパルスの時間長は発振回路42の単位時間あたりの発振回数(発振周波数)に依存する。このため、所定のパルスの時間長の代わりに、単位時間あたりの発振回数を、発振周波数として計測することができる。
実施形態及び変形例1では、閾値設定値の補正により得られた液面検知閾値を用いて液面32の検知を行っている。閾値を補正する構成に代えて、発振周波数の補正を行い、閾値設定値を固定的に使用することが考えられる。この場合、例えば、発振回路42に含まれるRC回路の静電容量や抵抗値を変更することにより発振周波数が補正されるようにする。
F=1/A×R×C・・・(式4)
但し、Aは定数、Rは抵抗値、Cは静電容量である。
F’=1/A×R×(C+δC)・・・(式5)
発振周波数F’は、RC回路の静電容量を変更する方法(第1の方法)と抵抗値を変更する方法(第2の方法)とのいずれかにより補正することができる。
発振周波数F’と発振周波数設定値Fとの比は以下の式6で表現される。
F’/F={1/A×R×(C+δC)}×{A×R×C/1}
=C/(C+δC)・・・(式6)
式6より、静電容量Cを以下の式7で表されるC’に変更する。具体的には、発振回路42中のRC回路44をなすコンデンサC1(図5)の電極間の誘電体の変更等によってコンデンサC1の静電容量をC’に変更する操作を行い、周波数を補正する。これにより、
発振周波数のずれをなくすことができ、閾値設定値の変更なく、第1及び第2の測定値の差分が閾値設定値以上となるかの判定によって液面32の検知を行うことができる。
C’=C−δC=C−C×(F/F’−1)・・・(式7)
抵抗値で補正する場合、発振周波数の比F’/Fについて以下の式8が満たされることを要する。
F’/F={1/A×(R−δR)×(C+δC)}×(A×R×C/1)=1・・・(式8)
このとき、以下の式9が成立すれば良い。
C/(C+δC)=R−δR/R・・・(式9)
ここで、δC=C×(F/F’−1)であるから、抵抗Rを以下の式10で表されるR’に変更する。例えば、発振回路42中のRC回路44をなす抵抗素子R4(図5)に可変抵抗を適用し、抵抗素子R4の抵抗値を変更することで、抵抗値R’への変更を行うことができる。
R’=R−δR=R−R×(1−F’/F)・・・(式10)
これにより、第1の方法と同等の効果を得ることができる。以上説明した実施形態及び変形例1及び2で説明した構成は適宜組み合わせることができる。
3・・・制御部
10・・・ノズル
24・・・液面検知部
11,41・・・CPU
42・・・発振回路
Claims (9)
- 第1電極と、第2電極との間の静電容量に依存する時定数で発振する発振回路と、
前記第1電極を上下方向に移動させる駆動部と、
前記第1電極と液面とが非接触の第1状態における前記発振回路の発振周波数と、予め用意された発振周波数設定値とのずれ量を算出する算出部と、
前記ずれ量と予め用意された閾値設定値に基づいて、液面検知閾値を得る補正部と、
前記第1状態における前記発振回路の発振周波数と、前記第1電極を下降させた第2状態における前記発振回路の発振周波数との差分が前記液面検知閾値を超えた場合に、液面を検知する検知部と、
を備える液面検知装置。 - 前記第1状態における前記発振回路の発振周波数が前記発振周波数設定値より小さい場合に、前記補正部は、前記液面検知閾値を、前記閾値設定値より大きい値にする、
請求項1に記載の液面検知装置。 - 前記第1状態における前記発振回路の発振周波数が前記発振周波数設定値より大きい場合に、前記補正部は、前記液面検知閾値を、前記閾値設定値より小さい値にする、
請求項1又は2に記載の液面検知装置。 - 前記発振回路の発振周波数は、前記発振回路が所定回数の発振を行うのに要する時間長として計測される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の液面検知装置。 - 前記補正部は、下記の式、
液面検知閾値=補正係数(前記時間長の計測値−前記時間長の設定値)+前記閾値設定値
を用いて前記液面検知閾値を求める、
請求項4に記載の液面検知装置。 - 前記発振回路の発振周波数は、前記発振回路の単位時間あたりの発振回数として計測される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の液面検知装置。 - 第1電極と、第2電極との間の静電容量に依存する時定数で発振する発振回路と、
前記第1電極を上下方向に移動させる駆動部と、
前記第1電極と液面とが非接触の第1状態における前記発振回路の発振周波数と、前記第1電極を下降させた第2状態における前記発振回路の発振周波数との差分が閾値を超えた場合に、液面を検知する検知部と、
前記第1状態における前記発振回路の発振周波数と、予め用意された発振周波数設定値とのずれ量を算出する算出部と、
前記ずれ量に基づいて前記発振回路の発振周波数を補正する補正部と、を備え、
前記補正部は、前記時定数の算出に用いる静電容量の設定値Cと、前記発振回路の発振周波数の設定値Fと、前記第1状態における前記発振回路の発振周波数F’と、以下の式、
C’=C−C×(F/F’−1)
と、を用いて前記時定数の算出に用いる静電容量をC’に変更する補正を行う、液面検知装置。 - 第1電極と、第2電極との間の静電容量に依存する時定数で発振する発振回路と、
前記第1電極を上下方向に移動させる駆動部と、
前記第1電極と液面とが非接触の第1状態における前記発振回路の発振周波数と、前記第1電極を下降させた第2状態における前記発振回路の発振周波数との差分が閾値を超えた場合に、液面を検知する検知部と、
前記第1状態における前記発振回路の発振周波数と、予め用意された発振周波数設定値とのずれ量を算出する算出部と、
前記ずれ量に基づいて前記発振回路の発振周波数を補正する補正部と、を備え、
前記補正部は、前記時定数の算出に用いる抵抗値の設定値Rと、前記発振回路の発振周波数の設定値Fと、前記第1状態における前記発振回路の発振周波数F’と、以下の式、
R’=R−C×(1−F’/F)
と、を用いて前記時定数の算出に用いる抵抗値をR’に変更する補正を行う、液面検知装置。 - 液面と接触可能な第1電極と第2電極との間の静電容量に依存する時定数で発振する発振回路を用いて、前記第1電極と前記液面とが非接触の第1状態における前記発振回路の発振周波数と、予め用意された発振周波数設定値とのずれ量を算出する工程と、
前記ずれ量と予め用意された閾値設定値に基づいて、液面検知閾値を得る工程と、
前記第1状態における前記発振回路の発振周波数と、前記第1電極を下降させた第2状態における前記発振回路の発振周波数との差分が前記液面検知閾値を超える場合に前記液面を検知する工程と、を備える液面検知方法。
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