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JP6991082B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description

本発明は、ユーザ間で価値情報を貸借するための技術に関する。
ユーザがサービスや商品を購入又は利用すると、ポイントと呼ばれる電子的な価値情報をそのユーザに付与する仕組みが普及している。特許文献1には、発行主体の異なるポイントをユーザ間で交換する技術が開示されている。
特開2010-191745号公報
ところで、或るユーザが保有しているポイントを積極的に利用しない期間においても、そのポイントが有効活用されるように、ポイントを活用する予定のある他のユーザに対してその保有ポイントを貸与できるようにすれば便利であると考えられる。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、或るユーザが保有しているポイントを他のユーザが利用し得るような仕組みを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、各ユーザに対する価値情報の付与履歴を取得する付与履歴取得部と、第1のユーザが貸与する価値情報の貸与量を含む貸与条件を取得する貸与条件取得部と、取得された前記貸与条件に含まれる前記貸与量に相当する価値情報を付与された付与履歴がある第2のユーザを抽出する抽出部と、抽出された前記第2のユーザによる価値情報の返済に関する信用度を算出する算出部と、算出された前記第2のユーザの信用度を含む情報を前記第1のユーザに提示する提示部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
前記貸与条件は、価値情報の貸与期間を含み、前記抽出部は、前記貸与量に相当する価値情報を前記貸与期間に相当する期間に付与された履歴がある前記第2のユーザを抽出するようにしてもよい。
前記算出部は、前記第2のユーザに対する価値情報の付与時期、付与量又は付与理由のうち少なくともいずれか1つに基づいて、前記第2のユーザによる価値情報の返済に関する信用度を算出するようにしてもよい。
前記算出部は、前記第2のユーザの返済履歴に基づいて、当該第2のユーザの価値情報の返済に関する信用度を算出するようにしてもよい。
前記算出部は、前記第2のユーザによる価値情報の利用履歴に基づいて、当該第2のユーザの価値情報の返済に関する信用度を算出するようにしてもよい。
前記算出部は、前記第2のユーザの借用条件に対して、当該第2のユーザによる価値情報の返済に関する信用度を算出するようにしてもよい。
前記第1のユーザが貸与する価値情報に応じた利率を算出する利率算出部を備え、前記提示部は、前記利率算出部により算出された利率を前記第1のユーザ及び前記第2のユーザに提示するようにしてもよい。
前記利率算出部は、前記第1のユーザ及び前記第2のユーザ間において決定された価値情報の貸借の履歴に基づいて、前記第1のユーザが貸与する価値情報に応じた利率を算出し、 前記提示部は、前記利率算出部により算出された利率を前記第1のユーザ及び前記第2のユーザに提示するようにしてもよい。
前記価値情報の貸与後に前記第2のユーザに前記価値情報が付与されると、当該第2のユーザが保有する価値情報を更新せずに、前記第1のユーザが保有する価値情報を更新する更新部を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、或るユーザが保有しているポイントを他のユーザが利用し得るようになる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を例示する図である。 ユーザ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置に記憶されているポイント付与履歴データベースの一例を示す図である。 情報処理装置に記憶されているポイント貸借履歴データベースの一例を示す図である。 情報処理装置に記憶されている返済履歴データベースの一例を示す図である。 情報処理装置に記憶されている信用度データベースの一例を示す図である。 情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 情報処理システムの動作の一例を示すシーケンスチャートである。
[構成]
図1は、本実施形態の情報処理システム1の構成を例示する図である。情報処理システム1は、ユーザに付与された、ポイントと呼ばれる価値情報の貸借に関する処理を行う情報処理装置10と、ユーザによって使用されるユーザ端末20と、これら情報処理装置10及びユーザ端末20を通信可能に接続するネットワーク90とを備えている。ネットワーク90は、例えばLAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)、若しくはこれらの組み合わせであり、有線区間又は無線区間を含んでいる。なお、図1に示した情報処理装置10及びユーザ端末20の数は例示である。
図2は、ユーザ端末20のハードウェア構成を例示する図である。ユーザ端末20は、典型的にはスマートフォン又はタブレットなどのモバイルコンピュータであるが、これに限らず、例えばノートブック或いはデスクトップ型等のパーソナルコンピュータや、グラス型或いはヘッドマウントディスプレイ型等のウェアラブルコンピュータであってもよい。
ユーザ端末20は、CPU201(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、補助記憶装置204、通信IF205、表示部206及び操作部207を有する。
CPU201は、各種の演算を行うプロセッサである。ROM202は、例えばユーザ端末20の起動に用いられるプログラム及びデータを記憶した不揮発性メモリである。RAM203は、CPU201がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する揮発性メモリである。補助記憶装置204は、例えばHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶装置であり、ユーザ端末20において用いられるプログラム及びデータを記憶する。CPU201がこのプログラムを実行することによりユーザ端末20はコンピュータ装置として機能する。通信IF205は、所定の通信規格に従ってネットワーク90を介した通信を行うためのインターフェースである。この通信規格は、無線通信の規格であってもよいし、有線通信の規格であってもよい。無線の場合、通信IF205は、例えばLTE(Long Term Evolution)又はWi-Fi(登録商標)等の通信規格で動作するアンテナ及び通信回路を備えている。表示部206は、例えば液晶パネル及び液晶駆動回路などを含み、画像データに応じた画像を表示する。操作部207は、例えばキーやタッチセンサなどの操作子を含み、ユーザの操作を受け付けてその操作に応じた信号をCPU201に供給する。なお、ユーザ端末20は、図2に例示した構成以外に、例えばGPS(Global Positioning System)ユニットや音声入出力部などの他の構成を含んでいてもよい。
図3は、情報処理装置10のハードウェア構成を例示する図である。情報処理装置10は、CPU101、ROM102、RAM103、補助記憶装置104、及び通信IF105を有するコンピュータ装置である。CPU101は、各種の演算を行うプロセッサである。ROM102は、例えば情報処理装置10の起動に用いられるプログラム及びデータを記憶した不揮発性メモリである。RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する揮発性メモリある。補助記憶装置104は、例えばHDD又はSSDなどの不揮発性の記憶装置であり、情報処理装置10において用いられるプログラム及びデータを記憶する。CPU101がこのプログラムを実行することにより、後述する図7に示される機能が実現される。通信IF105は、所定の通信規格に従ってネットワーク90を介した通信を行うためのインターフェースである。情報処理装置10は、図3に例示した構成以外に、例えば表示部や操作部などの他の構成を含んでいてもよい。
補助記憶装置104は、図4に例示するような、各ユーザに対するポイントの付与履歴に関する情報を含むポイント付与履歴データベース(以下、データベースをDBと省略する)を記憶している。このポイント付与履歴DBは、例えばユーザを識別するためのユーザIDと、そのユーザが現時点で保有しているポイントの総量(ポイントが示す価値の大きさ)と、そのユーザに対して過去にポイントが付与された付与日時と、その付与理由と、付与されたポイントの量と、その利用期限を含む。図4の例では、例えばユーザID「U001」のユーザが保有しているポイントは、1500ポイントであり、2018年1月25日に或るサービスの対価としての月額払いに対して20ポイント(利用期限は2018年3月25日)が付与されたことが示されている。これらの付与履歴は、ポイント付与時にユーザ端末20から情報処理装置10に対して通知されるか、又は、ユーザ端末20に対してポイントの付与通知を行う専用装置(図示略)から情報処理装置10に対して通知されるなどして、このポイント付与履歴DBに格納される。
また、補助記憶装置104は、図5に例示するような、ユーザ間のポイントの貸借履歴に関する情報を含むポイント貸借履歴DBを記憶している。このポイント貸借履歴DBは、例えば貸与者となるユーザの貸与者ユーザIDと、借用者となるユーザの借用者ユーザIDと、その貸借におけるポイントの貸与量と、貸与日と、貸与期間と、貸与利率とを含む。図5の例では、例えば貸与者ユーザID「U001」のユーザは借用者ユーザID「U002」のユーザに、2000ポイントを2018年2月25日から60日間、貸与利率2.50%で貸与したことが示されている。この場合、借用者ユーザID「U002」のユーザは、2018年2月25日から60日間が経過するまでに、2000×1.025%=2050ポイント(60日経過時点)を返済することになる。
また、補助記憶装置104は、図6に例示するような、借用者となるユーザの返済履歴に関する情報を含む返済履歴DBを記憶している。この返済履歴DBは、借用者となるユーザの借用者ユーザIDと、ポイントの返済日時と、返済したポイントの量と、貸与者となるユーザの貸与者ユーザIDとを含む。図6の例では、例えば借用者ユーザID「U002」のユーザは、2017年1月25日に貸与者ユーザID「U003」のユーザに1000ポイントを返済したことが示されている。
また、補助記憶装置104は、図7に例示するような信用度DBを記憶している。この信用度は、各ユーザがポイントを借用して返済する可能性(つまり、ポイント借用におけるユーザの信用の大きさ)を意味している。図7の例では、例えばユーザID「U001」のユーザの信用度は「95」(100が上限)であることを意味している。この信用度は、図4に例示したポイント付与履歴に基づいてユーザごとに算出され、この信用度DBに格納される。
図8は、情報処理装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。付与履歴取得部11は、各ユーザに対するポイントの付与履歴を取得し、ポイント付与履歴DBに格納する。前述したように、この付与履歴は、ポイント付与時にユーザ端末20から情報処理装置10に対して通知されるか、又は、ユーザ端末20に対してポイントの付与通知を行う専用装置(図示略)から情報処理装置10に対して通知されるなどして、このポイント付与履歴DBに格納される。
貸与条件取得部12は、貸与者となるユーザ(第1のユーザという)が貸与するポイントの貸与条件を取得する。この貸与条件は、例えば貸与者となるユーザにより指定される。貸与条件は、例えば貸与されるポイントの量、その利用期限、その貸与期間、その貸与時期、貸与利率等を含む。
抽出部13は、ポイント付与履歴DBを参照し、貸与条件取得部12により取得された貸与条件に応じた、ポイントの付与履歴があるユーザ(第2のユーザという)を抽出する。具体的には、抽出部13は、貸与量に相当するポイントを貸与期間に相当する期間に付与された付与履歴がある第2のユーザを抽出する。
算出部14は、第2のユーザによるポイントの返済に関する信用度を算出する。このとき、算出部14は、第2のユーザに対するポイントの付与時期、付与量又は付与理由のうち少なくともいずれか1つに基づいて、第2のユーザによるポイントの返済に関する信用度を算出する。
信用度算出の具体例は以下のとおりである。まず、ポイント付与履歴DBにおいて、定期的にポイントが付与されており、且つ、ポイントの付与理由が月額払い等の定期的な支出に対するポイント付与である場合には(例えば或る期間において閾値以上の回数、定期的な支出に対するポイント付与が発生している場合には)、定期的にポイントが付与されていない場合に比べて、高い信用度が算出される。さらに、定期的に付与されているポイントの量が多いほど、この信用度は高くなる。また、ポイントの付与理由はキャンペーン登録に対するポイント付与のように、突発的乃至不定期な付与理由であったとしても、過去の付与履歴に基づいてそのような突発的乃至不定期なポイント付与が頻繁に(例えば或る期間において閾値以上)発生している場合には、そうでない場合よりも、高い信用度が算出される。このような判断を可能にするため、ポイント付与履歴DBに格納される付与理由は予め、定期的なポイント付与に相当するものであるか否かという分類ルールが定められており、算出部14は、そのルールに従い上記のような判断を行う。このように、算出部14は、安定して継続的にポイントが付与されているユーザの信用度が高くなるように、その信用度を算出する。
提示部15は、算出部14により算出された第2のユーザの信用度を含む情報を第1のユーザに提示する。
[動作]
図9を参照して、情報処理システム1の動作例について説明する。なお、図9に示す処理が開始されるまでに、前述したとおり、ポイント付与履歴に基づいてユーザごとに算出された信用度が信用度DBに格納されているものとする。図9において、ポイントを保有するユーザ(第1のユーザ)は、自身のポイントが例えば利用期限の到来までに利用するつもりがないので、それを誰かに貸与して自身に代わって利用してもらいたいと考えた場合に、自身のユーザ端末20を操作して所定のプログラムを起動する。この起動通知がユーザ端末20から情報処理装置10に送信される(ステップS11)。情報処理装置10は、ポイントの貸与条件を入力するための画面を表示するためのデータを第1のユーザのユーザ端末20に送信する(ステップS12)。
第1のユーザは、ユーザ端末20に表示された画面を参照して貸与条件を入力する。この貸与条件は、例えば第1のユーザが保有しているポイントのうち貸与を希望するポイントの量、そのポイントの利用期限、貸与期間、貸与時期、期待する貸与利率等を含む。このとき、貸与期間は、現時点から利用期限までの期間よりも短くなる。ユーザ端末20は貸与条件を入力する操作を受け付けると(ステップS13)、入力された貸与条件を情報処理装置10に送信する(ステップS14)。情報処理装置10の貸与条件取得部12はこの貸与条件を取得する。
情報処理装置10において、抽出部13は、第1のユーザが保有しているポイントの借用候補となるユーザ(第2のユーザ)を特定(抽出)する(ステップS15)。具体的には、抽出部13は、貸与条件に含まれる貸与量に相当するポイントを、貸与条件に含まれる貸与期間に相当する期間に付与された付与履歴がある第2のユーザを抽出し、リスト化する。例えば貸与量が100ポイントで貸与期間が1ヶ月である場合、貸与量と同等の100ポイントを過去1ヶ月の間に付与された付与履歴があるユーザが抽出されてリスト化される。このときの過去1ヶ月の間に付与された付与履歴においては、付与理由は考慮されず、貸与量と同等のポイントが付与されたか否かのみが判断される。このリストには、各ユーザ(第2のユーザ)のユーザID及び信用度が含まれている。この信用度は、前述したように各ユーザに対するポイントの付与履歴に基づいて算出されたものであり、安定して継続的にポイントが付与されているユーザであるほどその信用度が高くなる。このステップS15により、第1のユーザにより指定された貸与期間内において、貸与されるポイントを返済することが可能と考えられるユーザが抽出されることになる。
借用候補ユーザが特定されると、提示部15は、上記リストを含む提示情報を生成して第1のユーザのユーザ端末20に送信し、これを表示させることで、この提示情報を提示する(ステップS16)。
第1のユーザは、表示された提示情報を参照し、提示されたリストから自身が許容できる信用度の借用希望ユーザを選択すると、第1のユーザのユーザ端末20はこの選択操作を受け付け(ステップS17)、選択されたユーザのユーザIDを情報処理装置10に送信する(ステップS18)。
情報処理装置10において、提示部15は、選択されたユーザ(第2のユーザ)に対する提示情報を生成する(ステップS19)。この提示情報は、第1のユーザが保有しているポイントであって貸借対象となるポイントの量、その利用期限、貸与期間、貸与時期、貸与利率等を含む。提示部15は、第2のユーザのユーザ端末20にこの提示情報を送信して表示させることで、この提示情報を提示する(ステップS20)。
第2のユーザは、自身のユーザ端末20に表示された提示情報を参照し、ポイントの貸借を希望する操作を行う。第2のユーザのユーザ端末20はこの操作を受け付けると(ステップS21)、その旨を情報処理装置10に送信する(ステップS22)。
情報処理装置10においては、上記通知に応じて貸借履歴DBが更新される(ステップS23)。つまり、貸与者となるユーザの貸与者ユーザIDと、借用者となるユーザの借用者ユーザIDと、その貸借におけるポイントの貸与量と、貸与日と、貸与期間と、貸与利率とが貸借履歴DBに格納される。そして、提示部15は、ポイント貸借手続が完了した旨を、第1のユーザのユーザ端末20及び第2のユーザのユーザ端末20に通知する(ステップS24,S25)。これによりポイントの貸借が完了する。この後、第2のユーザが、自身の保有するポイントで借用したポイントを返済する手続きを行うと、これに応じて、返済履歴DBが更新される。つまり、借用者となる第2のユーザの借用者ユーザIDと、ポイントの返済日時と、返済したポイントの量と、貸与者となる第1のユーザの貸与者ユーザIDとが格納される。
以上説明した実施形態によれば、ユーザのポイント付与履歴に基づき、そのユーザに対する将来のポイント付与量及び付与時期を推定して信用度を算出する。このようにユーザのポイント付与履歴に基づいて信用度を算出しているので、例えばポイントの返済履歴に基づいて信用度を算出する場合に比べると、ポイントを借用及び返済した経験のないユーザについても信用度を算出することができるという利点がある。そして、ポイントを貸与したいユーザは、各ユーザの信用度に基づいてどのユーザに貸与するかを選択することができる。これにより、或るユーザが保有しているポイントを他のユーザが利用し得るようになる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
実施形態においては、貸与条件がポイントの貸与量と貸与期間とを含み、抽出部13は、貸与量に相当するポイントを貸与期間に相当する期間に付与された履歴がある第2のユーザを抽出していたが、このとき貸与期間を用いることは必ずしも必須ではない。つまり、貸与条件は、ポイントの貸与量を含み、抽出部13は、貸与量に相当するポイントを付与された付与履歴がある第2のユーザを抽出するようにしてもよい。
[変形例2]
信用度の算出方法は実施形態の例に限定されない。例えば算出部14は、第2のユーザの返済履歴に基づいて、当該第2のユーザのポイントの返済に関する信用度を算出するようにしてもよい。例えば第2のユーザが過去において返済を完了した数(完済回数)が多いほど信用度を高くしてもよいし、また、第2のユーザが過去において返済を完了したポイントの量(完済量)が多いほど信用度を高くしてもよい。また、第2のユーザが過去において返済を完了した時期が現時点に近いほど信用度を高くしてもよい。
また、算出部14は、第2のユーザによるポイントの利用履歴に基づいて、当該第2のユーザのポイントの返済に関する信用度を算出するようにしてもよい。例えば第2のユーザが過去においてポイントを利用した数が多いほど信用度を高くしてもよいし、また、第2のユーザが過去において利用したポイントの量が多いほど信用度を高くしてもよい。また、第2のユーザが過去においてポイントを利用した時期が現時点に近いほど信用度を高くしてもよい。ポイントを利用することが多いユーザは、ポイントの意義や返済義務又は未返済時の取り扱い等についても理解が進んでおり、このため、ポイントの返済に関しての信用度も高いと考えられるからである。
また、各々の第2のユーザの借用条件に対して信用度を算出するようにしてもよい。具体的には、第2のユーザそれぞれが、借用を希望するポイントの量と借用期間とを含む借用条件を提示し、算出部14は、その借用条件における返済に対する信用度をそれぞれ算出する。そして、提示部15は、借用を希望するポイントの量及び借用期間を含む借用条件とそれに対する信用度とをリスト化して第1のユーザに提示する。第1のユーザはそのリストの中から借用者となるユーザを決定する。このように、算出部14は、第2のユーザの借用条件に対して、当該第2のユーザによるポイントの返済に関する信用度を算出する。例えば借用量が100ポイントで借用期間が1ヶ月という借用条件aについて、200ポイントを過去1ヶ月に付与された付与履歴があるユーザAと、100ポイントを過去2ヶ月の間に付与された付与履歴があるユーザBとを考える。この場合、ユーザAは、過去1ヶ月平均では200ポイントの付与であって借用量100ポイントを超えているのに対し、ユーザBは、過去1ヶ月平均では50ポイントの付与であって借用量100ポイント未満であるから、この借用条件に対してユーザAの信用度はユーザBの信用度よりも高い。これに対し、借用量が10ポイントで借用期間が1ヶ月という借用条件bについて、上記のユーザAとユーザBとを考える。この場合、いずれのユーザについても、過去1ヶ月平均の付与ポイント量は借用量100ポイントを超えているので、ユーザAの信用度とユーザBの信用度はほぼ同等か、または、借用条件bに対するユーザAの信用度とユーザBの信用度との差は、借用条件aに対するユーザAの信用度とユーザBの信用度との差よりも小さくなる。
[変形例3]
実施形態において、第1のユーザが期待した貸与利率を第2のユーザに提示していたが、第1のユーザが貸与するポイントに応じた貸与利率を第1のユーザ及び第2のユーザに提示するようにしてもよい。第1のユーザが貸与するポイントに応じた貸与利率とは、例えば貸与するポイントの量が多いほど高い利率であるとか、貸与するポイントの貸与期間が長いほど高い利率である。この場合、情報処理装置10は、CPU101がプログラムを実行することにより実現される機能として、利率算出部を備える。利率算出部は、第1のユーザによって入力された貸与条件(貸与を希望するポイントの量、そのポイントの利用期限、貸与期間、貸与時期等)と、これらの貸与条件から貸与利率を算出するために管理者等により予め決められたルールに基づいて貸与利率を算出する。提示部15は、利率算出部により算出された貸与利率を第1のユーザ及び第2のユーザに提示する。第1のユーザ及び第2のユーザが、自身のユーザ端末20に表示された貸与利率を参照し、その貸与利率を了承する操作を行うと、それぞれのユーザ端末20はこの操作に応じて、その旨を情報処理装置10に送信する。これにより貸与利率が確定する。また、第1のユーザ又は第2のユーザが表示された貸与利率を了承しない場合は、第1のユーザ及び第2のユーザはそれぞれのユーザ端末20を用い、情報処理装置10を介して貸与利率に関する交渉を行うことができる。この交渉は、情報処理装置10が第1のユーザ及び第2のユーザが自身のユーザ端末20に入力したメッセージを相手方のユーザ端末20に提示することで行われる。このような交渉により決められた貸与利率が、貸与条件として確定する。
さらに、利率算出部は、貸与利率を算出するために管理者等により予め決められたルールを用いて第1のユーザが貸与するポイントに応じた貸与利率を算出するのではなく、第1のユーザ及び第2のユーザ間において決定されたポイントの貸借の履歴に基づいて、第1のユーザが貸与するポイントに応じた貸与利率を算出するようにしてもよい。具体的には、利率算出部は、ユーザ間の過去の貸借履歴に基づいて、例えば貸与するポイントの量と貸与期間と貸与利率との関係を学習し、最小単位ポイントの単位期間(例えば1日)あたりの貸与利率を基準として定める。そして、利率算出部は、この基準を用いて、第1のユーザが貸与するポイントに応じた利率を算出する。提示部15は、前述した場合と同様に、利率算出部により算出された貸与利率を第1のユーザ及び第2のユーザに提示する。
[変形例4]
ポイントの貸与期間中に貸与されたポイントの返済が完了するまで、ポイントを借用した第2のユーザにポイントが付与されるたびに、情報処理装置10は、その付与されたポイントを第2のユーザに与えずに情報処理装置自身が回収し、第1のユーザに対しての返済ポイントとして保持する。そして、貸与されたポイントの全てについて回収が完了したら、そのポイントを第1のユーザに返済するよう、各データベースを更新する。つまり、情報処理装置10は、ポイントの貸与後に第2のユーザにポイントが付与されると、当該第2のユーザが保有するポイントを更新せずに、第1のユーザが保有するポイントを更新する更新部を備えるようにしてもよい。
[変形例5]
価値情報の呼称は「ポイント」に限らず、電子的な価値情報であればどのようなものであってもよい。
[そのほかの変形例]
上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。例えば、情報処理装置10の機能の少なくとも一部がユーザ端末20に実装されてもよい。情報処理装置10の機能の全部がユーザ端末20に実装された場合、ユーザ端末20が本発明に係る情報処理装置として機能する。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、その所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
本明細書で使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書で説明した情報又はパラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の量からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本明細書で使用する「判定(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判定」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining) した事を「判定」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判定」、「決定」は、受信(receiving) (例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判定」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判定」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判定」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判定」「決定」は、何らかの動作を「判定」「決定」したとみなす事を含み得る。
本発明は、情報処理装置10において行われる処理のステップを備える情報処理方法として提供されてもよい。また、本発明は、情報処理装置10において実行されるプログラムとして提供されてもよい。かかるプログラムは、光ディスク等の記録媒体に記録した形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されたりすることが可能である。
ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
本明細書で使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。従って、第1及び第2要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、又は何らかの形で第1要素が第2要素に先行しなければならないことを意味しない。
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が、本明細書或いは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an、及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…情報処理システム、10…情報処理装置、11…付与履歴取得部、12…貸与条件取得部、13…抽出部、14…算出部、15…提示部、20…ユーザ端末、90…ネットワーク、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…補助記憶装置、105…通信IF、201…CPU、202…RAM、203…ROM、204…補助記憶装置、205…通信IF、206…表示部、207…操作部。

Claims (9)

  1. 各ユーザに対する価値情報の付与履歴を取得する付与履歴取得部と、
    第1のユーザが貸与する価値情報の貸与量を含む貸与条件を取得する貸与条件取得部と、
    取得された前記貸与条件に含まれる前記貸与量に相当する価値情報を付与された付与履歴がある第2のユーザを抽出する抽出部と、
    抽出された前記第2のユーザによる価値情報の返済に関する信用度を算出する算出部と、
    算出された前記第2のユーザの信用度を含む情報を前記第1のユーザに提示する提示部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記貸与条件は、価値情報の貸与期間を含み、
    前記抽出部は、前記貸与量に相当する価値情報を前記貸与期間に相当する期間に付与された履歴がある前記第2のユーザを抽出する
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  3. 記算出部は、前記第2のユーザに対する価値情報の付与時期、付与量又は付与理由のうち少なくともいずれか1つに基づいて、前記第2のユーザによる価値情報の返済に関する信用度を算出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 記算出部は、前記第2のユーザの返済履歴に基づいて、当該第2のユーザの価値情報の返済に関する信用度を算出する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記算出部は、前記第2のユーザによる価値情報の利用履歴に基づいて、当該第2のユーザの価値情報の返済に関する信用度を算出する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 記算出部は、前記第2のユーザの借用条件に対して、当該第2のユーザによる価値情報の返済に関する信用度を算出する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 記第1のユーザが貸与する価値情報に応じた利率を算出する利率算出部を備え、
    前記提示部は、前記利率算出部により算出された利率を前記第1のユーザ及び前記第2のユーザに提示する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 記利率算出部は、前記第1のユーザ及び前記第2のユーザ間において決定された価値情報の貸借の履歴に基づいて、前記第1のユーザが貸与する価値情報に応じた利率を算出し、
    前記提示部は、前記利率算出部により算出された利率を前記第1のユーザ及び前記第2のユーザに提示する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  9. 記価値情報の貸与後に前記第2のユーザに前記価値情報が付与されると、当該第2のユーザが保有する価値情報を更新せずに、前記第1のユーザが保有する価値情報を更新する更新部を備える
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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