Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7004438B2 - 微細突部の製造方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7004438B2 - 微細突部の製造方法 - Google Patents

微細突部の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7004438B2
JP7004438B2 JP2018170183A JP2018170183A JP7004438B2 JP 7004438 B2 JP7004438 B2 JP 7004438B2 JP 2018170183 A JP2018170183 A JP 2018170183A JP 2018170183 A JP2018170183 A JP 2018170183A JP 7004438 B2 JP7004438 B2 JP 7004438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface layer
recess
fine
protrusion
fine protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018170183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020040316A (ja
Inventor
圭介 安部
雅典 矢吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2018170183A priority Critical patent/JP7004438B2/ja
Publication of JP2020040316A publication Critical patent/JP2020040316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7004438B2 publication Critical patent/JP7004438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

本発明は、加圧面に複数の成形凹部が形成された型部材を使用して、表面層に複数の微細突部を転写する微細突部の製造方法に関する。
特許文献1に、微細凹凸パターンの形成方法に関する発明が記載されている。
特許文献1の図1に記載された微細凹凸パターンの形成方法は、レリーフパターンシート6を用いて、レリーフ形成材3の表面に微細凹凸パターンを転写する。レリーフ形成材3は、ポリエチレンテレフタレートの基材1の表面に、光熱変換層7と、熱可塑性の電離放射線硬化性樹脂から成るレリーフ形成層2とを備えている。レリーフパターンシート6は、ポリエチレンテレフタレートの基材4の表面に、原版の微細凹凸パターンに対応するレリーフパターン5を有している。
レリーフ形成層2とレリーフパターン5とが密着するように、レリーフ形成材3とレリーフパターンシート6とを接触させた状態で、レリーフパターンシート6の基材4側から光熱変換層7に向けてレーザ光8を照射する。レーザ光8により光熱変換層7が発熱し、その熱がレリーフ形成層2に伝達されてレリーフ形成層2が加熱溶融し、レリーフパターン5に対応する微細凹凸パターンがレリーフ形成層2に転写される。
特開2005-111975号公報
特許文献1に記載された微細凹凸パターンの形成方法は、原版となるレリーフパターン5が、均一な高さ寸法の凸部と均一な深さ寸法の凹部とが同じピッチで互い違いに繰り返される形状である。そのため、レリーフパターン5を加熱溶融したレリーフ形成層2に押し付けたときに、変形したレリーフ形成層2をレリーフパターン5の凹凸形状の全面に正確に倣うように密着させることが難しく、形成後の微細凹凸パターンでは、凸部の高さ寸法や凹部の深さ寸法に大きなばらつきが生じたり、あるいは形成すべき微細凹凸パターンに欠落が生じる、などの問題が生じやすい。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、型部材の加圧面に設けられた成形凹部によって、表面層に微細突部を高い精度で転写できるようにした微細突部の製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、表面層に複数の微細突部を形成する微細突部の製造方法において、
複数の成形凹部と、前記成形凹部の両側から突出する加圧先端部と、隣り合う前記加圧先端部の間に位置して前記成形凹部よりも深く前記成形凹部よりも開口幅寸法が広い窪み部と、を有する加圧面が設けられた型部材を使用し、
前記加圧面を前記表面層に当てて、前記表面層が前記窪み部の底部に当たらない圧力で前記型部材と前記表面層とを圧接させて、前記表面層に前記成形凹部に対応する微細突部を転写することを特徴とする
ものである。
本発明の微細突部の製造方法では、前記表面層において、前記微細突部の両側の前記窪み部に対応する部分に、副突部が形成されるものとなる。
本発明の微細突部の製造方法は、前記窪み部に対応する部分で、前記副突部が互いに離れて位置しており、前記表面層の表面を基準とした前記副突部の高さ寸法が、前記微細突部の高さ寸法よりも低いことが好ましい。
本発明の微細突部の製造方法は、前記窪み部に対応する部分で、前記副突部が連続して形成されているものであってもよい。
本発明の微細突部の製造方法は、前記微細突部が線状に延びており、前記表面層の表面を基準とした個々の前記微細突部の高さ寸法が0.05mm以下であることが好ましい。
本発明の微細突部の製造方法は、前記成形凹部の断面形状が、その底部に角部を有するV字形状であり、前記加圧先端部の断面形状も、角部を有するV字形状である。
本発明の微細突部の製造方法は、軟化状態の前記表面層に前記微細突部を転写し、その後に表面層を硬化させる工程を有するものであってもよい。
例えば、本発明の微細突部の製造方法は、前記表面層を有する樹脂フィルムを用い、前記樹脂フィルムを立体形状に形成した後に、前記表面層に前記微細突部を転写するものである。
また、本発明の微細突部の製造方法は、前記表面層に前記微細突部が転写された前記樹脂フィルムを、樹脂製のパネル本体と一体化する工程を有するものであってもよい。
本発明の微細突部の製造方法は、型部材の加圧面に、複数の成形凹部と、成形凹部の両側から突出する加圧先端部と、隣り合う加圧先端部の間に位置して前記成形凹部よりも深く前記成形凹部よりも開口幅寸法が広い窪み部と、が形成されている。表面層と型部材の加圧面とを圧接させると、加圧先端部で押しのけられた表面層の一部が成形凹部と窪み部の双方の内部に移動するため、加圧先端部を表面層に深く食い込ませることができる。その結果、成形凹部の形状に正確に倣った微細突部を転写することができ、微細突部の寸法精度を高め、微細突部の欠陥も生じにくくなる。
また、窪み部の開口幅寸法を広めに設定すると、隣り合う微細突部の間に微細突部が存在しない領域を形成することができ、表面層からの突出寸法がきわめて小さい微細突部を備えたものであっても、指の接触で微細突部の存在およびその並び方向を感じやすくすることができる。逆に、窪み部の開口幅寸法を狭く設定すると、表面層の窪み部が対向する領域に連続する副突部を形成することができ、微細突部と副突部とが繰り返して存在することで、光を反射しやすくして、デザイン効果の高い表面層を形成することが可能になる。
操作表示部を備えた自動車の車室内の構造を示す斜視図、 図1に示す操作表示部に使用されている微細突部を有する表面パネルを示すものであり、(A)は(B)をA-A線で切断した断面図、(B)は正面図、 本発明の第1実施形態の微細突部の製造方法を説明するものであり、(A)は、微細突部の製造方法に使用した型部材の加圧面の表面粗さを測定した測定説明図、(B)は、図2(B)に示すパネルをIII-III線で切断した部分に相当するパネル表面の微細突部の表面粗さを測定した測定説明図、 本発明の第2実施形態の微細突部の製造方法を説明するものであり、(A)は、微細突部の製造方法に使用した型部材の加圧面の表面粗さを測定した測定説明図、(B)は、パネル表面の微細突部の表面粗さを測定した測定説明図、 本発明の実施形態の微細突部の製造方法を説明するものであり、表面層と印刷層を有する樹脂フィルムの斜視図、 図5に示す樹脂フィルムをVI-VI線で切断した断面図、 (A)は、図5と図6に示す樹脂フィルムを真空成形法または圧空成形法により立体形状に賦形する工程を示し、(B)は立体形状に成形された樹脂フィルムを示す説明図、 立体形状の樹脂フィルムの表面層に、微細突部を転写する工程を示す説明図、 (A)は、図8に示す樹脂フィルムをIX-IX線で切断した部分拡大断面図、(B)は、樹脂フィルムの表面層に転写された微細突部を拡大して示す拡大断面図、 (A)は、本発明の第1実施形態の微細突部の製造方法を示すものであり、型部材によって表面層に微細突部を転写する工程を示す拡大断面図、(B)は表面層に転写された微細突部を示す断面図、 本発明の第2実施形態の微細突部の製造方法を示すものであり、型部材によって表面層に微細突部を転写する工程を示す拡大断面図、 比較例の微細突部の製造方法を示すものであり、型部材によって表面層に微細突部を転写する工程を示す拡大断面図、
図1に、自動車1の車室内の構造が示されている。
自動車1の車室内では、運転席の前方にステアリングホイール2が設けられ、ステアリングホイール2の前方および双方にインストルメントパネル3とダッシュボード4が設けられている。運転席の側方にはセンターコンソール5が設けられ、センターコンソール5にシフトレバー6が設けられている。
ウインドシールドガラスの手前のダッシュボード4の上に情報表示部10が設けられている。情報表示部10は、ダッシュボード4の上面に沿う収納姿勢と、ダッシュボード4から立ち上がる表示姿勢とに切替え可能である。情報表示部10には、液晶表示パネルやエレクトロルミネッセンス表示パネルなどの表示パネルが内蔵されており、表示パネルで生成される情報画像が情報表示部10の情報表示画面11に表示される。
センターコンソール5に操作表示部15が設けられている。操作表示部15は表面パネル20を有している。図2(A)に示すように表面パネル20は、表面側に位置する立体形状の樹脂フィルム21と、背部側に位置する合成樹脂製のパネル本体28とが一体化されて構成されている。図9(A)(B)に示すように、樹脂フィルム21はフィルム基材22と表面層23とが積層されて構成されている。フィルム基材22は透光性であり、ポリカーボネート樹脂などで形成されている。表面層23はいわゆるハードコート層であり、紫外線硬化性のウレタンアクリレート樹脂で形成されている。また、フィルム基材22の背部には加飾層24が重ねられている。加飾層24はフィルム基材22の背面にスクリーン印刷法などで形成された印刷層(インク層)である。図2(A)に示すパネル本体28は透光性の合成樹脂製であり、ポリカーボネート樹脂で形成されている。パネル本体28と樹脂フィルム21は、インモールド成形法で一体化されている。
表面パネル20は、表面層23が前方(車室内に向く方向)に向けられ、加飾層24が操作表示部15の機器の内方に向けられている。図2(B)に表面パネル20の正面図が示されている。図1と図2(B)に示すように、表面パネル20は、樹脂フィルム21の背面に加飾層24が形成されている領域が加飾領域21aであり、加飾層24が形成されていない領域が透光領域21b,21c,21dである。操作表示部15には、表面パネル20の背部に液晶表示パネルやエレクトロルミネッセンス表示パネルなどの表示パネルが設けられている。表示パネルで成形される画像は、透光領域21b,21c,21dを透して、車室内側から目視できる。
図1と図2(B)に示すように、表面パネル20を構成する樹脂フィルム21の表面の少なくとも一部に、微細突部形成領域25が設けられている。図1と図2(B)に示す実施形態では、微細突部形成領域25が最下部の透光領域21dとその周辺の加飾領域21aにわたる範囲で形成されている。図9(B)に示すように、微細突部形成領域25では、樹脂フィルム21の表面層23の車室内に向く表面23aに、多数(複数)の微細突部(微細突条)30が突出して形成されている。微細突部30は微細突条であり、表面パネル20の縦方向(Y方向)に一定の間隔を空けて、横方向(X方向)へ直線状に互いに平行に延びている。
表面パネル20では、樹脂フィルム21とパネル本体28との間、あるいはパネル本体28の機器内方に向く背面に、静電センサが設けられている。静電センサは透光性の基材フィルムにITOなどの透光性の複数の電極が形成されたものであり、操作者の指が表面パネル20の表面に接触すると、電極と指との間の静電容量の変化により、指の接触位置を検知できるようになっている。静電センサは、少なくとも微細突部形成領域25を含む範囲に設けられている。
操作表示部15は、表示パネルによって透光領域21b,21c,21dに、各種操作を誘導する表示が行われる。この誘導表示に基づいて、微細突部形成領域25に指を触れて操作すると、指の動きが静電センサで検知される。その操作結果は、ダッシュボード4の上に設けられた情報表示部10の情報表示画面11に表示される。操作表示部15で操作されて情報表示部10で情報が表示される被操作機器は、例えば、エアーコンディショナ―、音響装置、カーナビゲーション装置などである。あるいは、操作表示部15によって自動運転に必要な操作が行われ、その情報が情報表示部10の情報表示画面11に表示されてもよい。
図2(B)と図9(B)に示すように、微細突部形成領域25において、樹脂フィルム21の表面層23の表面23aに、X方向に直線状で平行に延びる多数の微細突部30が形成されていることにより、2つの効果を期待することができる。第1の効果は、微細突部形成領域25に指を触れて操作するときに、指が横方向(X方向)に動いているか、縦方向(Y方向)に動いているかを指の接触感触のみで確認しやすくなり、操作表示部15を運転者がブラインド状態で操作するときに、操作しやすくなる。第2の効果は、微細突部形成領域25を目視したときに、光の反射によって、表面パネル20の表面がヘアライン調の外観を呈するようになり、デザイン上で優れたものとなる。特に、微細突部形成領域25と加飾領域21aとが重なっている領域では、加飾層24の色彩の表面に、フィルム基材22と表面層23の透明な厚み分だけ離れてヘアライン調の微細突部30が目視されるため、加飾領域21aが金属のような外観を呈するようになる。
図3(B)に、表面層23に本発明の第1実施形態における微細突部30を実際に製造した詳細が示され、図4(B)に、表面層23に本発明の第2実施形態における微細突部30を実際に製造した詳細が示されている。図3(B)と図4(B)は、表面粗さ計を用いて、微細突部30が実際に製造された表面層23の表面23aを、縦方向(Y方向)に走査したときの表面粗さの測定グラフである。図3(A)は、図3(B)の微細突部30を転写するのに用いた型部材40aの加圧面41aを縦方向(Y方向)に走査した表面粗さの測定グラフであり、図4(A)は、図4(B)の微細突部30を転写するのに用いた型部材40bの加圧面41bを縦方向(Y方向)に走査した表面粗さの測定グラフである。
図10(A)には、図3に示す第1実施形態の微細突部30の製造に使用されたのと同じ型部材40aの加圧面41aの形状が示され、図10(A)(B)には、加圧面41aによって表面層23の表面23aに転写される微細突部30の理想的な形状が模式的に示されている。
図3(A)と図10(A)に示されている第1実施形態の型部材40aの加圧面41aでは、縦方向(Y方向)に一定の間隔W1で加圧突部42が形成されている。加圧突部42は、その頂部に、Y方向に分割された加圧先端部42a,42a、ならびに2つの加圧先端部42aに挟まれた成形凹部43を有している。また、隣り合う加圧突部42の間すなわち隣り合う加圧先端部42aの間に窪み部44が形成されている。成形凹部43と窪み部44をY方向に切断した断面形状は、いずれも型部材40aの内方に向く底部に角部を有するV字形状(三角形状)の凹部である。加圧先端部42aをY方向に切断した断面形状は、型部材40aの表面方向に角部が向けられたV字形状(三角形状)の凸部である。加圧先端部42a,42aと成形凹部43および窪み部44は、横方向(X方向)に向けて連続する直線状に形成されている。
成形凹部43のV字形状の開き角度αと窪み部44のV字形状の開き角度βが相違していてもよいが、図3(A)と図10(A)に示す型部材40aでは、開き角度αと開き角度βが同じである。図3(A)に示すように、加圧先端部42aの先端角部からの成形凹部43の深さ寸法H1よりも、加圧先端部42aの先端角部からの窪み部44の深さ寸法H2の方が大きい。また成形凹部43の開口幅寸法W2すなわち加圧先端部42aの先端角部間の寸法W2よりも、窪み部44の開口幅寸法W3すなわち加圧先端部42aの先端角部間の寸法W3の方が広い。
型部材40aを用いて微細突部30を形成する工程は、表面層23が紫外線で硬化されていない軟化状態において行われる。図10(A)に示すように、型部材40aの加圧面41aを表面層23の表面23aに当接させ、軟化状態の表面層23が窪み部44の底部(底部の角部およびその周辺)に接触しない程度の圧力で、型部材40aを表面層23に加圧する。この加圧動作では、加圧先端部42aで押しのけられた軟化状態の表面層23の一部が、2つの加圧先端部42a,42aに挟まれたV字形状の成形凹部43の内部に入り込むとともに、表面層23の他の一部が、成形凹部43よりも深く且つ幅広で大きな容積を有する窪み部44の内部にも移動する。そのため、加圧先端部42aを表面層23の内部に深く食い込みませることができ、軟化した表面層23が成形凹部43の内部に十分に充填される。
型部材40aによって表面層23に微細突部30を転写した後に、表面層23に紫外線を照射し、表面層23を硬化させ、微細突部30の成形を完了する。図10(A)(B)に示すように、軟化状態の表面層23が成形凹部43の内部に十分に入り込むことで、微細突部30が、成形凹部43の形状に倣って精密な断面形状に成形される。またX方向に向けて直線状に延びる微細突部30の欠陥も生じにくくなる。
図10(A)(B)に示すように、型部材40aの加圧先端部42a,42aが軟化状態の表面層23に深く食い込み、成形凹部43に倣った微細突部30が成形される際に、加圧先端部42aによって表面層23の一部が窪み部44の内部に移動させられ、表面層23の一部が隆起して副突部(副突条)31が形成される。図3(B)の表面粗さグラフからも分かるように、表面層23の表面23aを基準とした副突部31の突出高さ寸法は、表面層23の表面23aを基準とした微細突部30の突出高さ寸法H3よりも低い。また型部材40aの窪み部44が対向する部分では、副突部31と副突部31とがY方向に互いに干渉することなく離れており、隣り合う副突部31と副突部31との間に、何ら突部が存在しない領域33が設けられている。すなわち、第1実施形態では、表面層23の表面23aに、微細突部30よりも高く突出する突部が存在しておらず、隣り合う微細突部30の間に、何ら突部が存在していない領域33が設けられている。
図3(B)と図10(B)に示すように、X方向に直線状に延びる多数の微細突部30がY方向に十分な間隔を空けて形成され、Y方向で隣り合う微細突部30の間にそれよりも高さ寸法の大きな突部が存在していないため、表面層23の表面23aからの微細突部30の高さ寸法H3が微小であっても、微細突部形成領域25に触れた指を滑らせたときに、指がX方向に移動しているか、Y方向に移動しているかを指先の接触感触で認識しやすくなる。そのため、運転者などの操作者が微細突部形成領域25に指を触れてブラインド操作するときに、操作状態を認識しやすくなり、誤操作も生じにくくなる。すなわち、図3(B)と図10(B)に示すように、微小な高さの微細突部30を間隔を空けて成形することにより、微細突部形成領域25にヘアライン調の表面模様を形成しやすくなり、さらに微細突部形成領域25を指で操作したときに微細突部30の存在やその配列状態を指の接触感触で認識しやすくなる。
微細突部形成領域25にヘアライン調の表面模様を形成するためには、図3(B)に示す表面層23の表面23aを基準とした微細突部30の高さ寸法H3が、0.1mm未満であることが好ましく、さらに0.05mm未満であって、0.01~0.05mmの範囲であることが好ましい。さらには、0.01~0.03mmの範囲であることが好ましい。この微小な高さの微細突部30を形成した微細突部形成領域25において、接触させた指の移動方向を指先の接触感触で認識できるようにするためには、図3(B)に示す微細突部30の配列ピッチW5が、微細突部30の高さ寸法H3の6倍を超えることが好ましい(6・H3<W5)。さらに、6倍を超えて20倍以下が好ましく(6・H3<W5≦20・H3)、さらには、6倍を超えて15倍以下が好ましい(6・H3<W5≦15・H3)。
図3(A)に示す加圧面41aの表面粗さの測定値では、成形凹部43の深さ寸法H1が0.03mmで、窪み部44の深さ寸法H2が0.07mmである。成形凹部43の開口幅寸法W2は、0.06mm、窪み部44の開口幅寸法W3は、0.14mmであり、隣り合う加圧突部42の配列ピッチ(隣り合う成形凹部43の配列ピッチ)W1は0.2mmである。型部材40aの成形凹部43の開き角度αと窪み部44の開き角度βは共に90度である。
図3(B)に示す表面層23の表面粗さの測定値では、微細突部30の全体の高さ寸法H4が成形凹部43の深さ寸法H1に応じて0.03mmとなる。図10(A)に示すように、型部材40aの加圧先端部42aが表面層23に食い込むため、表面層23の表面23aを基準とした微細突部30の高さ寸法H3は、0.02mmとなる。また、図3(B)に示す微細突部30の配列ピッチW5は、加圧面41aでの成形凹部43の配列ピッチに対応して0.2mmとなる。したがって、第1実施形態は、微細突部30の突出高さ寸法H3と配列ピッチW5との関係が(10・H3=W5)となる。
図11には、図4に示す第2実施形態の微細突部30の製造に使用されたのと同じ型部材40bの加圧面41bの形状と、この加圧面41bによって表面層23の表面23aに転写される微細突部30の理想的な形状が模式的に示されている。
図4(A)と図11に示す型部材40bの加圧面41bにも、加圧突部42がY方向に一定のピッチで配列しており、加圧突部42の頂部に、2つの加圧先端部42a,42a、ならびに2つの加圧先端部42aと加圧先端部42aに挟まれた成形凹部43が形成されている。加圧先端部42aの断面形状は、表面側に角部が向けられたV字形状(三角形状)の凸部である。成形凹部43の断面形状は、型部材40bの内方に向く底部に角部が設けられたV字形状(三角形状)の凹部である。型部材40bの加圧面41bにおいても、Y方向に隣り合う加圧突部42の間(Y方向に隣り合う加圧先端部42a)の間に窪み部44が形成されている。
図4(A)に示すように、窪み部44の深さ寸法Hbは成形凹部43の深さ寸法Haよりも大きく、窪み部44の開口幅寸法Wcは成形凹部43の開口幅寸法Wbよりも大きい。実際の寸法は、深さ寸法Haが0.02mmで、深さ寸法Hbが0.03mm、開口幅寸法Wbが0.04mm、開口幅寸法Wcが0.06mm、隣り合う加圧突部42の配列ピッチWaは0.1mmである。また、成形凹部43と窪み部44の開き角度は、図3(A)の型部材40aと同じで90度である。型部材40bにおいても、成形凹部43と加圧先端部42aおよび窪み部44が、X方向に向けて互いに平行で直線状に延びている。
微細突部30を成形する工程では、軟化している表面層23が窪み部44の底部に接触しない程度の圧力で、図4(A)と図11に示す型部材40bが表面層23に押し付けられる。加圧先端部42aが表面層23に食い込んで、軟化状態の表面層23の一部が成形凹部43の内部に入り込むとともに、表面層23の一部が窪み部44の内部に移動する。加圧先端部42aが表面層23に食い込みやすいため、成形凹部43の内部に表面層23が十分に入り込むようになって、成形凹部43の形状に倣って微細突部30が正確な形状で成形される。図4(B)に示す表面粗さの測定結果では、微細突部30の最大高さ寸法Hdが、成形凹部43の深さ寸法Haに応じて0.02mmである。加圧先端部42aが表面層23に食い込むため、表面層23の表面23aを基準とした微細突部30の高さ寸法Hcは0.01mmである。
図4(B)と図11に示す型部材40bの加圧面41bでは、隣り合う成形凹部43の配列ピッチWaに比較して、成形凹部43の開口幅寸法Wbが大きく、その結果、窪み部44の開口幅寸法Wbが比較的狭くなっている。そのため、加圧先端部42aが表面層23の表面23aに食い込んだときに、窪み部44内に移動した表面層23によって、窪み部44に対応する全域においてY方向に連続する副突部(副突条)32が形成される。図4(B)の表面粗さの測定値では、表面層23の表面23aを基準とした副突部32の高さ寸法Heは、表面層23の表面23aを基準とした微細突部30の高さ寸法Hcと同等か、むしろ高さ寸法Hcよりも大きくなっている。
図4(B)と図11に示すように、第2実施形態では、表面層23の表面23aに突部が存在しない領域がなく、隣り合う微細突部30の間に、微細突部30の高さ寸法と同等かまたはそれ以上の高さの副突部32が設けられている。そのため、第1実施形態のような、微細突部形成領域25に指を触れたときに、微細突部30の存在および配列状態を指の接触感触で認識できる、という効果を奏することはできない。ただし、成形凹部43によって精密に成形された微細突部30と微細突部30の間にレンズ効果を発揮できる幅寸法の大きな副突部32が存在していることで、微細突部形成領域25の光の反射状態が良好になり、微細突部形成領域25の外観が良好になる。
図12に、比較例となる微細突部の製造方法が示されている。
比較例で使用されている型部材140の加圧面141には、Y方向に間隔を空けてV字形状の成形凹部143が設けられているが、隣り合う成形凹部143の間に窪み部が設けられていない。軟化状態の表面層23に型部材140を押し付けたときに、加圧面141の平坦な表面141aが表面層23の表面23aに当たり、それ以上は加圧面141を表面層23に向けて押し込むことができない。そのため、軟化状態の表面層23が成形凹部143に十分に入り込むことができず、表面層23に転写される微細突部130を成形凹部143に正確に倣った形状とすることが難しい。
次に、微細突部の製造方法の一連の工程を説明する。
図5に、樹脂フィルム21が繰り出される工程が示され、図6には、図5に示す樹脂フィルム21をVI-VI線で切断した断面図が示されている。樹脂フィルム21は、フィルム基材22の一方の面(表面)に、紫外線で硬化させる前の表面層23が重ねられており、フィルム基材22の他方の面(背面)に、スクリーン印刷などにより加飾層24が形成されている。加飾層24を設けることによって、図5に示すように、フィルム基材22に加飾領域21aと、透光領域21b,21c,21dが形成されている。
図7に、樹脂フィルム21を立体形状に賦形する工程が示されている。
図7(A)に示す工程では、成形凹部52を有する立体型51が使用され、真空成形法または圧空成形法によって、樹脂フィルム21が表面パネル20の形状に合う立体形状に成形される。表面層23が紫外線で硬化する前の工程で、真空成形法または圧空成形法に移行することで、表面層23が存在していても樹脂フィルム21を立体形状に賦形しやすくなる。図7(B)の工程では、立体形状に賦形された樹脂フィルム21をトリミングし、不要な縁部21eを切り離す。
次に、図8の工程に移行して、樹脂フィルム21の表面層23に微細突部30を形成する。この工程ではヒータによって加熱された加工台53の上に図10(A)に示す型部材40aまたは図11に示す型部材40bを設置する。型部材40a,40bは加圧面41a,41bを上向きにして設置する。立体形状に賦形された樹脂フィルム21を、表面層23が加圧面41a,41bに接する向きで設置し、加圧ローラ54を用いて、樹脂フィルム21の表面層23を加圧面41a,41bに加圧する。このとき型部材40a,40bに重ねられた樹脂フィルム21の表面層23は、ヒータで加熱されて軟化状態となっており、加圧面41a,41bによって、軟化状態の表面層23に微細突部30が転写される。
表面層23の表面23aに微細突部30が転写された後に、表面層23に紫外線が照射され、表面層23が硬化させられ、微細突部30の形状が決められる。その後、インモールド成形法により、樹脂フィルム21とパネル本体28とが一体化され、図2(A)(B)に示す表面パネル20が完成する。
なお、前記実施形態で製造される微細突部は、断面が三角形状で、複数の微細突部が線状に直線状に延びている。ただし、微細突部は断面が三角形状でなく台形状などであってもよい。また、微細突部の平面形状はジグザグ状の線状であってもよいし、あるいは線状に限られず、複数の幾何学模様が互いに隣接して連続して広がるような形状であって、例えばハニカム構造の平面形状であってもよい。
15 操作表示部
20 表面パネル
21 樹脂フィルム
21a 加飾領域
21b,21c,21d 透光領域
22 フィルム基材
23 表面層
24 加飾層
25 微細突部形成領域
28 パネル本体
30 微細突部
31,32 副突部
33 突部が存在していない領域
40a,40b 型部材
41a,41b 加圧面
42 加圧突部
42a 加圧先端部
43 成形凹部
44 窪み部
H1,Ha 成形凹部の深さ寸法
H2,Hb 窪み部の深さ寸法
H3,Hc 微細突部の高さ寸法
W2,Wb 成形凹部の開口幅寸法
W3,Wc 窪み部の開口幅寸法

Claims (9)

  1. 表面層に複数の微細突部を形成する微細突部の製造方法において、
    複数の成形凹部と、前記成形凹部の両側から突出する加圧先端部と、隣り合う前記加圧先端部の間に位置して前記成形凹部よりも深く前記成形凹部よりも開口幅寸法が広い窪み部と、を有する加圧面が設けられた型部材を使用し、
    前記加圧面を前記表面層に当てて、前記表面層が前記窪み部の底部に当たらない圧力で前記型部材と前記表面層とを圧接させ、前記表面層に、前記成形凹部に対応する微細突部と、前記微細突部の両側において前記窪み部に対応する部分に形成される副突部と、を転写する
    ことを特徴とする微細突部の製造方法。
  2. 表面層に複数の微細突部を形成する微細突部の製造方法において、
    複数の成形凹部と、前記成形凹部の両側から突出する加圧先端部と、隣り合う前記加圧先端部の間に位置して前記成形凹部よりも深く前記成形凹部よりも開口幅寸法が広い窪み部と、を有し、前記成形凹部の断面形状が、その底部に角部を有するV字形状で、前記加圧先端部の断面形状が、角部を有するV字形状とされた加圧面が設けられた型部材を使用し、
    前記加圧面を前記表面層に当てて、前記表面層が前記窪み部の底部に当たらない圧力で前記型部材と前記表面層とを圧接させ、前記表面層に前記成形凹部に対応する微細突部を転写する
    ことを特徴とする微細突部の製造方法。
  3. 表面層に複数の微細突部を形成する微細突部の製造方法において、
    複数の成形凹部と、前記成形凹部の両側から突出する加圧先端部と、隣り合う前記加圧先端部の間に位置して前記成形凹部よりも深く前記成形凹部よりも開口幅寸法が広い窪み部と、を有する加圧面が設けられた型部材を使用し、
    前記表面層を有する樹脂フィルムを用い、前記樹脂フィルムを立体形状に形成し、
    その後に、前記加圧面を前記表面層に当てて、前記表面層が前記窪み部の底部に当たらない圧力で前記型部材と前記表面層とを圧接させ、前記表面層に前記成形凹部に対応する微細突部を転写する
    ことを特徴とする微細突部の製造方法。
  4. 前記表面層に前記微細突部が転写された前記樹脂フィルムを、樹脂製のパネル本体と一体化する工程を有する請求項3記載の微細突部の製造方法。
  5. 前記表面層では、前記微細突部の両側において前記窪み部に対応する部分に、副突部が形成される請求項2ないし4のいずれかに記載の微細突部の製造方法。
  6. 前記窪み部に対応する部分で、前記副突部が互いに離れて位置しており、前記表面層の表面を基準とした前記副突部の高さ寸法が、前記微細突部の高さ寸法よりも低い請求項5記載の微細突部の製造方法。
  7. 前記窪み部に対応する部分で、前記副突部が連続して形成されている請求項5記載の微細突部の製造方法。
  8. 前記微細突部が線状に延びており、前記表面層の表面を基準とした個々の前記微細突部の高さ寸法が0.05mm未満である請求項1ないし7のいずれかに記載の微細突部の製造方法。
  9. 軟化状態の前記表面層に前記微細突部を転写し、その後に表面層を硬化させる請求項1ないし8のいずれかに記載の微細突部の製造方法。
JP2018170183A 2018-09-12 2018-09-12 微細突部の製造方法 Active JP7004438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018170183A JP7004438B2 (ja) 2018-09-12 2018-09-12 微細突部の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018170183A JP7004438B2 (ja) 2018-09-12 2018-09-12 微細突部の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020040316A JP2020040316A (ja) 2020-03-19
JP7004438B2 true JP7004438B2 (ja) 2022-01-21

Family

ID=69797317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018170183A Active JP7004438B2 (ja) 2018-09-12 2018-09-12 微細突部の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7004438B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014216594A (ja) 2013-04-30 2014-11-17 大日本印刷株式会社 レプリカテンプレートの製造方法、レプリカテンプレート、レプリカテンプレートを用いたウエハの製造方法、およびマスターテンプレートの製造方法
JP2018030334A (ja) 2016-08-26 2018-03-01 大日本印刷株式会社 微細凹凸構造体、並びに微細凸状構造体及び微細凹状構造体の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014216594A (ja) 2013-04-30 2014-11-17 大日本印刷株式会社 レプリカテンプレートの製造方法、レプリカテンプレート、レプリカテンプレートを用いたウエハの製造方法、およびマスターテンプレートの製造方法
JP2018030334A (ja) 2016-08-26 2018-03-01 大日本印刷株式会社 微細凹凸構造体、並びに微細凸状構造体及び微細凹状構造体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020040316A (ja) 2020-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019070650A (ja) 自動車用レーダーセンサのためのカバー
CN111098568A (zh) 膜及包括其的隐藏开关结构
JPWO2019225140A1 (ja) 発泡成形品とその製造方法
JP2014229014A (ja) タッチパネル入力操作装置
JP7004438B2 (ja) 微細突部の製造方法
JP7730103B2 (ja) 加飾パネル
JP6991684B2 (ja) 接触操作装置
CN116390871A (zh) 用于机动车辆的内部装饰物品
JP5103920B2 (ja) 計器用表示板の製造方法
JP2014111347A (ja) 車両用の内装パネル及び車両用の内装パネルの製造方法
CN115891642B (zh) 用于显示代表开关功能和/或开关状态符号的功能显示器
JP2017094828A (ja) 車両用内装部材
CN117098674B (zh) 嵌件成型用装饰膜、其制造方法及树脂成型品的制造方法
US11635831B2 (en) Vehicle control panel and production method
JP5205975B2 (ja) 計器用表示板の製造方法
JP6038052B2 (ja) 装飾エレメント、インストルメントパネル、および装飾エレメントの製造方法
US10836328B2 (en) Vehicle upholstery member
JP7506942B1 (ja) 熱成形方法及び熱成形装置、熱成形品
KR100512239B1 (ko) 다양한 무늬 표현이 가능한 도어 및 이 도어의 제조 방법
CN111562698A (zh) 包括图像显示屏和光学透镜的电子显示系统
JP5915900B2 (ja) 意匠部材の製造方法
KR100710444B1 (ko) 도어용 합성수지 판넬 및 그 제조방법
JP2025135316A (ja) 加飾シートの画像データ生成方法、成形後の加飾シートの意匠を評価するための方法、及び、画像表示装置
JP2024109014A (ja) タッチ入力装置及び操作パネルの製造方法
CN118025031A (zh) 一种汽车内饰件和一种汽车

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7004438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150