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JP7014108B2 - 駐車場監視システム及びプログラム - Google Patents
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Description

本発明は駐車場監視システム及びプログラム、特に、娯楽施設などに設置された車両の監視に好適な駐車場監視システム及びプログラムに関する。
近年、パチンコホール等の娯楽施設に駐車した車両の車内に子供を放置し、熱中症などを発症させる事故が発生しており、それを防ぐため、娯楽施設の従業員が駐車場を定期的に見回り監視し、車内に子供が放置されていないかの確認を実施している。
また、娯楽施設の駐車場に存在する車両の車内を人手を使わずに監視する技術も提案されている。すなわち、特許文献1には、「遊技場の駐車場には、駐車ロットに駐車した車を特定する認識装置と駐車場を移動する移動装置とを備え、前記認識装置には駐車された車の認識情報を送信する送信手段を備え、前記移動装置には少なくとも撮像装置及び撮像装置で撮像した情報を送信する送信手段を備え、遊技場内には少なくとも前記認識装置の送信装置から送られた情報と前記移動装置からの撮像情報を受け取る手段を備えた管理装置を備え、前記移動装置に備えた撮像装置で撮像された車内の情報と該撮像された車を特定する認識情報を管理することを特徴とする遊技場の駐車場の管理方法。」が提案されている。
特開2008-310568号公報
しかしながら、従業員による定期的な見回り監視では、一定時間毎に1台1台見回り監視しているため、広大な駐車場の場合、監視時間が長くなるという問題がある。また、長時間駐車している車両に対しては、前回の見回り監視時に車内に子供が放置されていなかったことが確認済みであったとしても、再度確認することになり、監視効率が悪いという問題もある。
また、特許文献1に記載された「遊技場の駐車場の管理方法」では、駐車場の駐車ロット毎の認識装置、及び駐車場内を移動する移動装置などが必要となるため、装置コストが高くなるなどの問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、駐車場を見回り監視して車内を確認する際の監視時間の短縮及び監視の効率化を図ることである。
本発明は、駐車場への車両の入庫を検出する入庫検出手段と、前記駐車場を見回り監視し、前記駐車場に存在する車両の車内を確認する監視者により所持される携帯端末と、前記入庫検出手段による入庫検出、及び前記携帯端末からの確認結果に基づく管理情報を生成・保持して前記駐車場を管理する管理装置と、を有する駐車場監視システムであって、前記管理装置は、前記管理情報を保持する管理情報記憶部と、前記入庫検出手段による入庫検出に基づいて、未確認であることを表す第1の管理情報を生成し、前記管理情報記憶部に書き込む第1の管理情報処理手段と、前記携帯端末からの確認結果に基づいて、確認済みであることを表す第2の管理情報を生成し、前記管理情報記憶部に保持されている第1の管理情報を書き換える第2の管理情報処理手段と、前記携帯端末に対して、前記管理情報記憶部に保持されている管理情報を送信する送信手段と、を有する駐車場監視システムである。
また、本発明は、駐車場への車両の入庫を検出する入庫検出手段と、前記駐車場を見回り監視し、前記駐車場に存在する車両の車内を確認する監視者により所持される携帯端末と、を有する駐車場監視システムにおける前記携帯端末で使用される駐車場監視プログラムであって、前記携帯端末に、前記入庫検出手段による入庫検出に基づいて、未確認であることを表す第1の管理情報を生成し、管理情報記憶部に書き込む第1の管理情報処理と、前記監視者による確認結果の入力に基づいて、確認済みであることを表す第2の管理情報を生成し、前記管理情報記憶部に保持されている第1の管理情報を書き換える第2の管理情報処理と、を実行させる駐車場監視プログラムである。
本発明によれば、駐車場見回り監視して車内を確認する際の監視時間の短縮及び監視の効率化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る駐車場監視システムの概略構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る駐車場監視システムにおける駐車場データベースのデータ構造及び保持されているデータの時間的変化の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る駐車場監視システムにおける管理サーバと携帯端末との関連動作を示すフローチャートである。 図3に示されているフローの実行時の携帯端末の表示画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る駐車場監視システムの概略構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る駐車場監視システムにおける駐車場データベースのデータ構造を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る駐車場監視システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る駐車場監視システムにおける駐車場データベースに保持されているデータ及び携帯端末の表示画面を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る駐車場監視システムにおける駐車場データベースのデータ構造を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る駐車場監視システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
〈システムの概略構成〉
図1は、本発明の第1の実施形態に係る駐車場監視システムの概略構成を示す図である。この駐車場監視システムは娯楽施設などに設置される。
図示のように、本実施形態に係る駐車場監視システムは、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続された監視カメラ2、WiFiルータ3及び管理サーバ4、並びにWiFiルータ3及びネットワーク1を介して管理サーバ4と通信可能な携帯端末5を備えている。
監視カメラ2は、1台で監視対象である駐車場全体を撮像可能な広視野のカメラであり、駐車場全体の画像データを管理サーバ4へ常時送信する。勿論2台以上のカメラで駐車場を分担して撮像するように構成してもよい。また、監視カメラ2を駐車場に固定的に設置するのではなく、ドローンのような移動体に設けてもよい。
WiFiルータ3は、携帯端末5との間でWiFiによる無線通信を行うことで、管理サーバ4と携帯端末5との間の通信を可能にする。
本発明に係る管理装置としての管理サーバ4は、この駐車場監視システム全体を管理するコンピュータであって、CPU、ROM、RAMなどからなる駐車管理部41と、駐車管理部41で生成された各種管理情報を保持する管理情報記憶部としての駐車場DB(データベース)42と、ユーザI/F(インタフェース)として、LCDなどからなる表示部43と、各種キーなどからなる入力部44を備えている。
携帯端末5は、駐車場を見回り監視する監視者(ここでは娯楽施設などの従業員)が所持するタブレット端末やスマートフォンなどであり、WiFiルータ3との間の無線通信機能を備えている。なお、図示を省略したが、WiFiルータ3が駐車場全体をカバーできない場合は、携帯端末5はキャリア回線を用いて管理サーバ4と通信を行う。
管理サーバ4の駐車管理部41は、そのハードウェアとROM及びハードディスク上のプログラム(ソフトウェア)により実現される手段として、駐車エリア入庫検出手段41a、駐車エリア出庫検出手段41b、第1の管理情報処理手段41c、第2の管理情報処理手段41d、及び第3の管理情報処理手段41eを備えている。
駐車エリア入庫検出手段41aは、監視カメラ2からの映像データを処理することで、駐車場に区画された複数の駐車エリアのそれぞれに対する入庫を検出する。各駐車エリアは1台の車両を駐車可能なスペースを有する。駐車エリア出庫検出手段41bは、監視カメラ2からの映像データを処理することで、駐車場の駐車エリア毎の出庫を検出する。
第1の管理情報処理手段41cは、駐車エリア入庫検出手段41aによる入庫検出に基づいて、当該駐車エリアに存在する車両の車内が未確認であることを表す第1の管理情報などを生成して、駐車場DB42に書き込む。
第2の管理情報処理手段41dは、管理サーバ4から確認を要求された未確認の駐車エリアの確認結果に基づいて、当該駐車エリアが確認済みであることを表す第2の管理情報などを生成し、駐車場DB42に保持されている第1の管理情報を書き換える。
第3の管理情報処理手段41eは、駐車エリア出庫検出手段41bによる出庫検出に基づいて、当該駐車エリアの確認が不要であることを表す第3の管理情報などを生成し、駐車場DB42に保持されている第1の管理情報又は第2の管理情報を書き換える。
〈駐車場DBデータ構造及び保持されている情報〉
図2は、本発明の第1の実施形態に係る駐車場監視システムにおける駐車場データベースのデータ構造及び保持されているデータの時間的変化の一例を示す図である。ここで、図2Aはデータ構造、図2B、C、Dは、それぞれ8時30分、9時30分、10時30分に保持されているデータを示している。
図2Aに示されているように、駐車場DB42に保持されるデータ42aは、「駐車エリア」、「入庫時刻」、「確認予定時刻」、「安全確認フラグ」、「確認実施時刻」、及び「備考」からなる。
「駐車エリア」は駐車エリアの識別情報である。「入庫時刻」は、駐車エリアに車両が入庫(駐車開始)した時刻である。「確認予定時刻」は、入庫時刻から一定時間(ここでは60分)後に設定された入庫した車両の車内の確認予定時刻である。「安全確認フラグ」は、安全の確認、すなわち車内の確認が未実施(未確認)の時は0(OFF)、実施済み(確認済み)の時は1(ON)が書き込まれる。つまり、「安全確認フラグ」の0、1が、それぞれ第1の管理情報、第2の管理情報に相当する。「確認実施時刻」は、確認を実施した時刻である。通常、確認予定時刻に実施されるが、後述するように他の駐車エリアと併せて早く実施されることもある。
図2Bに示されている8時30分(例えば営業開始前)には、駐車場には車両が1台も入庫していないので、データは全て空(null)である。
一方、図2Cに示されている9時30分には、9時00分にエリア1、9時20分にエリア2に入庫し、それぞれの確認予定時刻が10時00分、10時20分に設定され、安全確認フラグが0(OFF)にセットされた状態が保持されている。
また、図2Dに示されている10時30分では、10時15分にエリア3に入庫し、その確認予定時刻が11時15分に設定され、安全確認フラグが0(OFF)にセットされた状態、並びに、エリア1、エリア2の車両の確認実施時刻が10時01分、10時02分であったこと、安全確認フラグが1(ON)にセットされたこと、及び「備考」として、エリア2がエリア1と併せて確認されたことが保持されている。
〈駐車場監視システムの動作〉
図3は、本発明の第1の実施形態に係る駐車場監視システムにおける管理サーバと携帯端末との関連動作を示すフローチャートである。
管理サーバは、監視カメラ2(図1)から常時送信されている映像データを受信し(ステップST1)、映像データを解析して、入庫車・出庫車の検出処理を行い(ステップST2)、駐車エリア毎の入庫車・出庫車の有無を判断する(ステップST3)。
入庫車及び/又は出庫車が検出された場合(ステップST3:有)、ステップST4を実行する。すなわち、入庫車については入庫時刻、確認予定時刻、及び安全確認フラグ(=0)を駐車場DBに書き込み、出庫車については駐車場DB上の該当車両に関するデータをクリア(消去する)。つまり、データの空(null)が第3の管理情報に相当する。ここで、駐車場DB上の該当車両に関するデータの消去は例えば以下の方法で行う。入庫時に取得した映像データから解析したナンバーを駐車場DBの備考欄に記録しておき、出庫時に取得した映像データからナンバーを解析し、駐車場DBの備考欄から該当するナンバーを検出し、当該ナンバーに該当するデータを削除する。
管理サーバは、ステップST4を実行した後、ステップST5に進み、駐車場DBのデータを携帯端末へ送信する。また、管理サーバは、入庫車も出庫車も検出されなかった場合は(ステップST3:無)、そのままステップST5に進む。
携帯端末は、管理サーバからの駐車場DBのデータを受信し、受信したデータを基に内部データと表示画面を更新する(ステップST11)。表示画面の例については図4を参照して後述する。
管理サーバは、安全確認フラグが0の駐車エリアの確認予定時刻になると(ステップST6)、携帯端末に対して、その駐車エリアに存在する車両の確認要求を送信する(ステップST7)。携帯端末は、確認要求を受信し、その確認要求を表す表示画面を表示する(ステップST12)。
従業員が確認を実行し、確認結果を携帯端末に入力すると、携帯端末は入力された確認結果を基に内部データと表示画面を更新し、確認結果を管理サーバへ送信する(ステップST13)。このとき、確認結果が子供の放置無の場合と放置有との場合とで異なる表示態様とする。以後、携帯端末はステップST11の処理から繰り返す。
管理サーバは、確認結果を受信すると(ステップST8:Yes)、確認結果を駐車場DBに反映させる。すなわち、安全確認フラグを1にセットする(ステップST9)。子供の放置有の場合は、備考欄にそれを書き込む。以後、管理サーバはステップST1の処理から繰り返す。
〈携帯端末の表示画面〉
図4は、図3に示されているフローの実行時の携帯端末の表示画面の一例を示す図である。ここでは、駐車エリアとしてエリア1~5を図示した。また、駐車エリアの表示範囲の下に現在時刻を表示している。
図4Aは、エリア1とエリア3に車両が存在しており、かつ未確認、すなわち確認予定時刻以前の状態を表している。この画面は図3のステップST11で表示されるが画面の一例である。
また、図4Bは、エリア1に存在する車両の確認要求を受信したときの表示画面を表している。この画面は図3のステップST12で表示される画面の一例である。
また、図4Cは、図4Bに示されている確認要求の表示の後、エリア1に存在する車両の確認に併せてエリア3に存在する車両の確認を実施したときに表示される画面を表している。この画面は図3のステップST13で表示される画面の一例である。
また、図4Dは、図4Cに示されている状態の後、エリア5に車両が入庫し、確認予定時刻に到達していないときの状態を表している。この画面は図3のステップST11で表示されるが画面の一例である。
また、図4Eは、図4Dに示されている状態の後、エリア5に駐車中の車両の確認要求を受信したときの表示画面を表している。この画面は図3のステップST12で表示される画面の一例である。
また、図4Fは、図4Eに示されている状態の後、エリア5に存在する車両の確認が終了し、さらにエリア1に存在した車両が出庫した後の状態を示している。この画面は図3のステップST11で表示されるが画面の一例である。
なお、ここでは便宜上、内部に「未」、「要」、「済」の文字を含む円により、それぞれ未確認、確認必要、確認済みを表すものとしたが、実際には駐車エリアの画像の表示色、表示パターン(点灯、点滅)などにより、各状態を識別可能に表示することが好適である。また、音声により確認要求を併用してもよい。
本実施形態には下記(1)~(5)の変形が可能である。
(1)見回り監視を入庫時刻から所定時間後に実施する代わりに、入庫時刻には無関係な一定時間毎の定期監視時刻(例.10時30分、11時30分、12時30分、・・・)に実施する。
(2)管理サーバ4が駐車場DB42のデータを入庫検出毎、出庫検出毎に自発的に携帯端末5に送信する代わりに、携帯端末5からの送信要求に応じて送信する。この場合の送信要求を上述した入庫時刻には無関係な一定時間毎の定期監視時刻にすることもできる。
(3)各駐車エリアの入庫、出庫の検出を各駐車エリアに設けた各種センサ(赤外線センサ、超音波センサ、重量センサなど)により行う。車両のロックシステムと連動させることもできる。
(4)確認実施時刻を先送りすることで、確認実施回数の削減を図る。すなわち、車内確認が未実施車両における入庫時刻の最古が14時00分で、1時間以上の子供の車内放置を監視する場合、14時30分が定期監視時刻であっても、15時00分に延期する。この間に該当の車両が出庫した場合、別の最古時間から監視時刻を抽出することができ、更なる効率化が可能となる。
(5)管理サーバ4の機能を携帯端末5に持たせる。このシステム構成の場合、管理サーバ4が無くなり、携帯端末5が監視カメラ2からの映像データを処理する。
[第2の実施形態]
〈システムの概略構成〉
図5は、本発明の第2の実施形態に係る駐車場監視システムの概略構成を示す図である。この図において、図1と同一又は対応の部分には図1と同じ参照符号が付されている。
本実施形態に係る駐車場監視システムは、主として下記(1)~(3)の点で第1の実施形態に係る駐車場監視システムと相違する。
(1)駐車場全体の映像データを管理サーバ4へ常時送信する監視カメラ2に代えて、駐車場に対する車両の入庫、出庫をそれぞれ検出して管理サーバ4に通知する入庫センサ6、出庫センサ7を設けた。
(2)管理サーバ4は、駐車エリア毎の入庫、出庫、確認要否等を管理する代わりに、駐車場全体として、すなわち駐車エリアを識別することなく、入庫、出庫、確認要否等を管理する。
(3)携帯端末5は、管理サーバ4からの駐車場DB42のデータに基づいて、駐車エリア毎の未確認車両、確認済み車両等を表示画面に表示する代わりに、従業員の確認結果の入力に基づいて、確認済み車両を表示画面に表示する。
図5に示されているように、本実施形態に係る駐車場監視システムは、LANなどのネットワークに接続された入庫センサ6、出庫センサ7、WiFiルータ3及び管理サーバ4、並びにWiFiルータ3及びネットワーク1を介して管理サーバ4と通信可能な携帯端末5を備えている。
入庫センサ6は、駐車場の入口に設けられており、駐車場への車両の入庫を検出し管理サーバ4に通知する。また、出庫センサ7は、駐車場の出口に設けられており、駐車場からの車両の出庫を検出して管理サーバ4に通知する。入庫センサ6及び出庫センサ7は、赤外線センサ、超音波センサ、ビデオカメラ等で構成される。
WiFiルータ3、携帯端末5は、第1の実施形態に係るWiFiルータ3、管理サーバ4と、携帯端末5と同様の構成を有している。一方、管理サーバ4は、第1の実施形態に係る管理サーバ4とは駐車管理部41の機能構成が異なる。すなわち、駐車管理部41は、駐車エリア入庫検出手段41a及び駐車エリア出庫検出手段41bを備えていない。また、後述するように、駐車場DB42に保持されるデータのデータ構造も第1の実施形態とは異なる。
〈駐車場DBデータ構造〉
図6は、本発明の第2の実施形態に係る駐車場監視システムにおける駐車場データベースのデータ構造を示す図である。図示のように、本実施形態では、駐車場DB42に保持されるデータ42bは、「空き/入庫」、「確認不要/確認必要/確認済み」、及び「確認予定時刻」からなる。
「空き/入庫」は、初期状態、すなわち、営業開始前などの駐車場に車両が1台も入庫していない時は「空き」、駐車場に車両が入庫する毎に「入庫」となる。また、駐車場から全ての車両が出庫したときに「空き」となる。
「確認不要/確認必要/確認済み」は、「入庫/空き」が「空き」のときに「確認不要」となり、「空き/入庫」が「入庫」であり、かつ携帯端末5から確認結果が通知されていない時に「確認必要」となり、「空き/入庫」が「入庫」であり、かつ携帯端末5から確認結果が通知された後に「確認済み」となる。つまり、「確認必要」、「確認済み」、「確認不要」がそれぞれ第1の管理情報、第2の管理情報、第3の管理情報に相当する。
「確認予定時刻」は、第1の実施形態と同様、入庫時刻から所定時間後(例えば60分後)の時刻である。
〈駐車場監視システムの動作〉
図7は、本発明の第2の実施形態に係る駐車場監視システムの動作の一例を示すシーケンス図である。また、図8は、本発明の第2の実施形態に係る駐車場監視システムにおける駐車場データベースに保持されているデータ及び携帯端末の表示画面を示す図である。
管理サーバ4の駐車場DBには、「空き/入庫」として「空き」が、「確認不要/確認必要/確認済み」として「確認不要」が、それぞれ書き込まれ、保持されている。また、「確認予定時刻」は空(null)である(手順S1)。
携帯端末5は、従業員により電源がオンされると(手順S2)、管理サーバ4に対して、駐車場確認状況を問い合わせる(手順S3)。管理サーバ4は、この問合せに応じて、確認情報を通知する(手順S4)。このとき、管理サーバ4は、駐車場DB42に保持されているデータを基に「空き」を通知する。従業員は、携帯端末5により受信・表示される確認情報の「空き」に基づき、確認不要であると判断し、車内確認を省略する。
次に入庫センサ6が入庫を検出し、管理サーバ4へ入庫を通知する(手順S5)。管理サーバ4は、入庫の通知に基づき、駐車場DBに「入庫」、「確認必要」、「時刻t1」(例えば入庫時刻から60分後)を書き込み(手順S6)、携帯端末5へ確認情報を通知する(手順S7)。この確認情報通知には、「入庫」及び「時刻t1」が含まれている。携帯端末5は、確認情報を受信し、「時刻t1」を内部メモリで保持する。
図8Aは、手順S5の実行により駐車場DB42に保持されているデータの一例を示している。ここで、現在時刻を9時00分、確認予定時刻を10時00分とした。
携帯端末5は、時刻t1、すなわち手順S7で通知された確認予定時刻に到達すると、従業員に確認を要求するメッセージなどを表示し、従業員が車内確認を実施する。このとき、従業員は駐車場に存在する車両のうち、確認済みでない全ての車両を確認する。したがって、駐車場に存在する全車両が未確認である初回の確認時には全車両を確認する。
図8Bは、確認実施前に携帯端末5に表示される駐車場の画像を表しており、図8Cは、従業員の確認結果の入力に基づいて表示される駐車場の画像を表している。図示のように、確認前にはエリア1~5の画像と現在時刻(10:00)が表示されるのみであるが、確認結果の入力により、エリア1の確認が済んだことが表示される。これらの図から、10時00分の時点で、エリア1~5のうち、エリア1に未確認の車両が存在し、10時02分の時点で車内確認が実施済みであることが判る。
携帯端末5は、管理サーバ4へ確認結果を通知する(手順S8)。管理サーバ4は、確認結果の通知に基づいて、駐車場DBに保持されている「確認必要」を「確認済み」に変更し、「時刻t1」を「空」に変更する(手順S9)。
その後、出庫センサ7が出庫を検出し、管理サーバ4へ出庫を通知する(手順S10)。管理サーバ4は、駐車場DBに保持されている「確認必要」、「確認済み」を、それぞれ「空き」、「確認不要」に変更し(手順S10)、「空き」を含む確認情報を通知する(手順S11)。従業員は、携帯端末5により受信・表示される確認情報の「空き」に基づき、確認不要であると判断し、車内確認を省略する(手順S12)。
以上、1台の車両の入庫から出庫までの動作シーケンスについて説明した。次に複数台の車両の入庫、出庫までの動作シーケンスについて説明する。図7における手順S7と確認予定時刻との間に入庫があった場合、手順S7の後、手順S5,S6,S7と同様の手順を繰り返す。以下、これらを手順S5a,S6a,S7aと言う。
ここで、手順S5aの内容は手順S5の内容と同じである(入庫の通知が時刻を含む場合、時刻のみが異なる)。手順S6aでは、手順S6で書き込んだ「確認予定時刻(時刻t1)」を手順S5aの時刻から所定時間後の時刻に変更してもよいし、変更しなくてもよい。手順S7aでは、手順S7と同様に、「入庫」と「確認予定時刻」を通知する。
携帯端末5では、最も早い確認予定時刻(ここでは手順S7で通知された確認予定時刻である時刻t1。以下、同じ)になったとき、駐車場全体に存在する全ての未確認の車両の車内確認を行う。エリア1とエリア3に未確認の車両が存在する場合、従業員の確認結果の入力によって、携帯端末5には図8Dに示されている画面が表示される。
最も早い確認予定時刻に到達する前に複数台の車両のうちの一部(例えば2台のうち1台、3台のうち1台又は2台)が出庫した場合、出庫センサ7から管理サーバ4へ出庫が通知される。以下、この手順を手順S10aと言う。手順S10aの内容は手順S10と同じである(出庫の通知が時刻を含む場合、時刻のみが異なる)。管理サーバ4は、駐車場DBに保持されている「入庫」、「確認必要」、「確認予定時刻」を変更せず、そのまま保持する。
一方、最も早い確認予定時刻に到達する前に複数台の車両の全てが出庫した場合は、管理サーバ4は、駐車場DBに保持されている「入庫」、「確認必要」、「確認予定時刻」を、手順S11と同様に、それぞれ「空き」、「確認不要」、「空」に書き換え、手順S11と同様に確認情報通知(空き)を携帯端末5に通知する。つまり、管理サーバ4は、入庫通知のカウント数から出庫通知のカウント数を減算し、差し引き0になったときのみ、「空き」、「確認不要」、「空」に変更し、携帯端末5に通知する。
図7における手順S9と手順S10との間に入庫があった場合、手順S9の後、手順S5,S6,S7と同様の手順を繰り返す。以下、これらを手順S5b,S6b,S7bと言う。
ここで、手順S4bの内容は手順S4の内容と同じである(入庫通知が時刻を含む場合、時刻のみが異なる)。手順S5bでは、手順S8で書き込んだ「確認済み」を「確認必要」に書き換え、「確認予定時刻」として、手順S4bの入庫時刻から所定時間後の時刻を書き込む。手順S6bでは、手順S6と同様に、「入庫」と「確認予定時刻」を通知する。携帯端末5では、確認予定時刻になったとき、駐車場全体に存在する全ての未確認の車両の車内確認を行う。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態に係る駐車場監視システムでは、第2の実施形態に係る駐車場監視システムにおいて、管理サーバ4が確認情報通知を入庫検出毎、出庫検出毎に自発的に携帯端末5に送信する代わりに、携帯端末5からの問合せに応じて送信する。
本発明の第3の実施形態に係る駐車場監視システムの概略構成は第2の実施形態(図5)と同じであり、相違点は駐車場DB42が保持するデータのデータ構造、及びシステムの動作である。よって、本実施形態について、主としてこれらの相違点について説明する際に図5を参照する。
図9は、本実施形態に係る駐車場監視システムにおける駐車場データベースのデータ構造を示す図である。図示のように、本実施形態では、駐車場DB42に保持されるデータ42cは、「空き/入庫」、「確認不要/確認必要/確認済み」、及び「次回問合せ時刻」からなる。換言すれば、第2の実施形態における「確認予定時刻」の代わりに「次回問合せ時刻」を備えている。
「次回問合せ時刻」は、管理サーバ4が携帯端末5からの問合せに応じて通知する確認情報の中に入れることで指定する次回の問合せ時刻であり、問合せ毎に予め定められた一定時間毎(例えば60分毎)の所定の時刻に更新される。なお、初回の問合せは携帯端末5の電源オン時に行う。
〈駐車場監視システムの動作〉
図10は、本発明の第3の実施形態に係る駐車場監視システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
管理サーバ4の駐車場DB42には、「空き/入庫」として「空き」が、「確認不要/確認必要/確認済み」として「確認不要」、「次回問合せ時刻」として「時刻ta」がそれぞれ書き込まれ、保持されている。(手順S101)。
携帯端末5は、従業員により電源がオンされると(手順S102)、管理サーバ4に対して、駐車場確認状況を問い合せる(手順S103)。管理サーバ4は、この問合せに応じて、確認情報を通知する(手順S104)。このとき、管理サーバ4は、駐車場DB42に保持されているデータを基に「確認不要」及び「時刻ta」を通知する。従業員は、携帯端末5により受信・表示される確認情報通知の「確認不要」に基づき、確認不要と判断し、車内確認を省略する。
次に入庫センサ6が入庫を検出し、管理サーバ4へ入庫を通知する(手順S105)。管理サーバ4は、入庫通知の受信に基づき、駐車場DBに保持されていた「空き」、「確認不要」を、それぞれ「入庫」、「確認必要」に変更する(手順S106)。なお、「次回問合せ時刻」は、手順S104を実施した後に「時刻tb」に更新済みである。
携帯端末5は、時刻ta、すなわち手順S104で通知された問合せ時刻に到達したとき、管理サーバ4に対して、駐車場確認状況を問い合せる(手順S107)。管理サーバ4は、この問合せに応じて、確認情報を通知する(手順S108)。このとき、管理サーバ4は、駐車場DBに保持されているデータを基に「確認必要」及び「時刻tb」を通知する。
従業員は、携帯端末5により受信・表示される確認情報通知の「確認必要」に基づき、確認必要と判断し、車内確認を実施する。このとき、従業員は駐車場に存在する車両のうち、確認済みでない全ての車両の車内確認を行う。したがって、駐車場に存在する全車両が未確認である初回の確認時には全車両の車内確認を行う。このとき、携帯端末5に表示される駐車場の画像は図8Bに示されている画像と同様な画像である。また、従業員の確認結果の入力に基づいて表示される駐車場の画像は、図8Cに示されている画像と同様な画像である。
携帯端末5は、管理サーバ4へ確認結果を通知する(手順S109)。管理サーバ4は、確認結果通知に基づいて、駐車場DBに保持されている「確認必要」を「確認済み」に変更する(手順S110)。「次回問合せ時刻」は、手順S108を実施した後に「時刻tc」に更新済みである。
携帯端末5は、時刻tb、すなわち手順S108で通知された問合せ時刻に到達したとき、管理サーバ4に対して、駐車場確認状況を問い合わせる(手順S111)。管理サーバ4は、この問合せに応じて、確認情報を通知する(手順S112)。このとき、管理サーバ4は、駐車場DBに保持されているデータを基に「確認済み」及び「時刻tc」を送信する。従業員は、携帯端末5により受信・表示される確認情報の「確認済み」に基づき、確認不要と判断し、車内確認を省略する。
その後、出庫センサ7が出庫を検出し、管理サーバ4へ出庫を通知する(手順S113)。管理サーバ4は、駐車場DBに保持されている「確認済み」を「確認不要」に変更する(手順S114)。「次回問合せ時刻」は、手順S112を実施した後に「時刻td」に更新済みである。
携帯端末5は、時刻tc、すなわち手順S112で通知された問合せ時刻に到達したとき、管理サーバ4に対して、駐車場確認状況を問い合わせる(手順S115)。管理サーバ4は、この問合せに応じて、確認情報を通知する(手順S116)。このとき、管理サーバ4は、駐車場DBに保持されているデータを基に「確認不要」及び「時刻td」を通知する。従業員は、携帯端末5により受信・表示される確認情報の「確認不要」に基づき、確認不要と判断し、車内確認を省略する。
以上、1台の車両の入庫から出庫までの動作シーケンスについて説明した。複数台の車両の入庫、出庫までの動作シーケンス、例えば、図10における手順S106と時刻taとの間に入庫があった場合の動作シーケンス、図10における手順S106と時刻taとの間に入庫があり、その後、時刻taに到達する前に複数台の車両のうちの一部又は全部が出庫した場合の動作シーケンスについては、第2の実施形態に関する類似の動作シーケンスに関する説明から明らかであるから、説明を省略する。
第2の実施形態及び第3の実施形態には下記(1)~(3)の変形が可能である。
(1)従業員が車内確認を実施したときに、車両のナンバープレートを携帯端末5のキーやカメラ部から入力し、確認結果通知に含める。
(2)従業員が車内確認を実施したときに、駐車エリアを携帯端末5に入力し、確認結果通知に含める。
(3)管理サーバ4の機能を携帯端末5に持たせる。このシステム構成の場合、管理サーバ4が無くなり、携帯端末5が入庫センサ6及び出庫センサ7からの通知のデータを処理する。
2…監視カメラ、4…管理サーバ、5…携帯端末、6…入庫センサ、7…出庫センサ、41…駐車管理部、41a…駐車エリア入庫検出手段、41b…駐車エリア出庫検出手段、41c…第1の管理情報処理手段、41d…第2の管理情報処理手段、41e…第3の管理情報処理手段、42…駐車場DB。

Claims (6)

  1. 駐車場への車両の入庫を検出する入庫検出手段と、前記駐車場を見回り監視し、前記駐車場に存在する車両の車内を確認する監視者により所持される携帯端末と、前記入庫検出手段による入庫検出、及び前記携帯端末からの確認結果に基づく管理情報を生成・保持して前記駐車場を管理する管理装置と、を有する駐車場監視システムであって、
    前記管理装置は、前記管理情報を保持する管理情報記憶部と、前記入庫検出手段による入庫検出に基づいて、未確認であることを表す第1の管理情報を生成し、前記管理情報記憶部に書き込む第1の管理情報処理手段と、前記携帯端末からの確認結果に基づいて、確認済みであることを表す第2の管理情報を生成し、前記管理情報記憶部に保持されている第1の管理情報を書き換える第2の管理情報処理手段と、前記携帯端末に対して、前記管理情報記憶部に保持されている管理情報を送信する送信手段と、を有する駐車場監視システム。
  2. 請求項1に記載された駐車場監視システムにおいて、
    前記駐車場からの車両の出庫を検出する出庫検出手段を有し、
    前記管理装置は、前記出庫検出手段による出庫検出に基づいて、確認不要であることを表す第3の管理情報を生成し、前記管理情報記憶部に保持されている第1の管理情報又は第2の管理情報を書き換える第3の管理情報処理手段を有する駐車場監視システム。
  3. 請求項2に記載された駐車場監視システムにおいて、
    前記入庫検出手段は、前記駐車場の複数の各駐車エリアへの車両の入庫を検出し、前記出庫検出手段は、前記駐車場の複数の各駐車エリアからの車両の出庫を検出する駐車場監視システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載された駐車場監視システムにおいて、
    前記送信手段は、前記携帯端末からの要求に応じて、前記管理情報を送信する駐車場監視システム。
  5. 駐車場への車両の入庫を検出する入庫検出手段と、前記駐車場を見回り監視し、前記駐車場に存在する車両の車内を確認する監視者により所持される携帯端末と、を有する駐車場監視システムにおける前記携帯端末で使用される駐車場監視プログラムであって、
    前記携帯端末に、前記入庫検出手段による入庫検出に基づいて、未確認であることを表す第1の管理情報を生成し、管理情報記憶部に書き込む第1の管理情報処理と、前記監視者による確認結果の入力に基づいて、確認済みであることを表す第2の管理情報を生成し、前記管理情報記憶部に保持されている第1の管理情報を書き換える第2の管理情報処理と、を実行させる駐車場監視プログラム。
  6. 駐車場への車両の入庫を検出する入庫検出手段と、前記駐車場を見回り監視し、前記駐車場に存在する車両の車内を確認する監視者により所持される携帯端末と、前記入庫検出手段による入庫検出、及び前記携帯端末からの確認結果に基づく管理情報を生成・保持して前記駐車場を管理する管理装置と、を有する駐車場監視システムにおける前記管理装置で使用される駐車場監視プログラムであって、
    前記管理装置に、前記入庫検出手段による入庫検出に基づいて、未確認であることを表す第1の管理情報を生成し、管理情報記憶部に書き込む第1の管理情報処理と、前記携帯端末からの確認結果に基づいて、確認済みであることを表す第2の管理情報を生成し、前記管理情報記憶部に保持されている第1の管理情報を書き換える第2の管理情報処理と、前記携帯端末に対して、前記管理情報記憶部に保持されている管理情報を送信する処理と、を実行させる駐車場監視プログラム。
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