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JP7023411B2 - 情報制御装置、情報制御システムおよび情報制御方法 - Google Patents
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JP7023411B2 - 情報制御装置、情報制御システムおよび情報制御方法 - Google Patents

情報制御装置、情報制御システムおよび情報制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、列車に搭載される情報制御装置、情報制御システムおよび情報制御方法に関するものである。
昨今、鉄道広告の需要が急速に拡大している。この需要を満たすための装置として、鉄道車両の扉上部鴨居部などに設置されたLCD(Liquid Crystal Display)を表示媒体として、行き先、停車駅、現在走行中の位置、遅延情報などの運行情報を表示して乗客の注目を集めると同時に、動画、静止画などのCM(Commercial Message)広告を流すサービスを提供する車両内情報提供装置がある(例えば、特許文献1参照)。このように、車両内情報提供装置は、運行情報の他、クライアントから依頼を受けた広告などを表示する。鉄道事業者が、ビジネスとして受託した広告を列車内で放映することも増えている。そのため、列車内で乗客に対して表示を行うシステムは、堅牢に稼働することが求められている。
列車は、表示機を車両内に複数台設置することで、偶発的な故障が発生した場合でも他の表示機が表示を継続することで、完全な非表示の状態を避けることができる。しかしながら、表示機で表示される映像を制御する映像制御装置が列車に1台しかない場合、映像制御装置が故障すると列車内の全表示機が適切な映像を表示できない事態となる。そのため、映像制御装置を複数台用意し、1台の映像制御装置が故障した場合でも他の映像制御装置で機能を代替えできる構成が一般的である。主に表示の制御を行う装置を主系とし、主系が故障して機能しなくなった場合に表示の制御を行う装置を従系とする。
特開2013-124017号公報
しかしながら、映像制御装置を複数台用意した場合でも、例えば、IP(Internet Protocol)アドレスの設定等により、主系を一意に決定した場合には、常に同じ位置にある映像制御装置が主系となるため、従系が起動することがないまま、経年劣化を引き起こすという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、列車の乗客に提供する情報を冗長構成で制御するシステムにおいて、列車の運用状態に応じて主系または従系として動作させることが可能な情報制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、乗客に提供する情報を扱う第1の装置および第2の装置が搭載される列車の第1の装置である情報制御装置である。情報制御装置は、第2の装置と通信を行う通信部と、列車の起動時、通信部を介して第2の装置から、第2の装置が動作中に列車が走行した距離を累積した累積走行距離を取得し、第1の装置が動作中に列車が走行した距離を累積した累積走行距離である第1の累積走行距離と、第2の装置から取得した累積走行距離である第2の累積走行距離とに基づいて、第1の装置が主系で動作するか従系で動作するかを判定する制御部と、を備える。制御部は、第1の累積走行距離と第2の累積走行距離とを比較し、第1の累積走行距離の方が長い場合、第1の装置が主系で動作すると判定し、第2の累積走行距離の方が長い場合、第1の装置が従系で動作すると判定することを特徴とする。
本発明によれば、情報制御装置は、列車の乗客に提供する情報を冗長構成で制御するシステムにおいて、列車の運用状態に応じて主系または従系として動作させることができる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかる情報制御システムの構成例を示す図 実施の形態1に係る情報制御システムの各装置の車両内での配置例を示す図 実施の形態1に係る情報制御システムが備える車両情報管理装置、映像制御装置、および映像表示装置の構成例を示す図 実施の形態1に係る車両情報管理装置における列車の運用中の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る車両情報管理装置が列車の運用中において走行距離を送信するタイミングを示すシーケンス図 実施の形態1に係る映像制御装置における列車の運用中の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る映像制御装置が主系で動作するか従系で動作するかを判定する動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る映像制御装置が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで構成する場合の例を示す図 実施の形態1に係る映像制御装置が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の例を示す図 実施の形態2に係る映像制御装置における列車の運用中の動作を示すフローチャート 実施の形態3に係る情報制御システムの構成例を示す図 実施の形態3に係る情報制御システムの他の構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる情報制御装置、情報制御システムおよび情報制御方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる情報制御システム50の構成例を示す図である。情報制御システム50は、列車60に搭載され、列車60の乗客に情報を提供するシステムである。図1では、列車60が、1号車である車両61、2号車である車両62、3号車である車両63、および4号車である車両64から構成される例を示しているが、列車60を構成する車両数は4両に限定されない。列車60には、車両が1両の単行の場合も含まれる。
情報制御システム50は、車両情報管理装置11,14と、映像制御装置21,24と、通信装置31~34と、映像表示装置41-1~41-n,42-1~42-n,43-1~43-n,44-1~44-nと、を備える。図1では、車両情報管理装置11、映像制御装置21、通信装置31、および映像表示装置41-1~41-nが車両61に搭載され、通信装置32、および映像表示装置42-1~42-nが車両62に搭載され、通信装置33、および映像表示装置43-1~43-nが車両63に搭載され、車両情報管理装置14、映像制御装置24、通信装置34、および映像表示装置44-1~44-nが車両64に搭載される例を示している。以降の説明において、車両情報管理装置11,14を区別しない場合は車両情報管理装置10と称し、映像制御装置21,24を区別しない場合は映像制御装置20と称し、通信装置31~34を区別しない場合は通信装置30と称し、映像表示装置41-1~41-n,42-1~42-n,43-1~43-n,44-1~44-nを区別しない場合は映像表示装置40と称することがある。
車両情報管理装置10は、列車60が走行した距離を示す走行距離を計算する、列車60の現在位置を把握して他装置に通知するなど、列車60のシステム全体の動作を制御する。車両情報管理装置10は、列車の運行情報を管理する。
映像制御装置20は、車両情報管理装置10から列車60の運行状態などの情報を受信し、取得した情報に適した映像を映像表示装置40に表示させる制御を行う。映像制御装置20は、乗客に提供する情報を扱う情報制御装置である。なお、映像制御装置20において、自装置を第1の装置と称し、他の映像制御装置20を第2の装置と称することがある。情報制御システム50は、情報制御装置である映像制御装置20を複数備えており、列車60の乗客に提供する情報を冗長構成で制御するシステムである。
通信装置30は、各車両61~64に搭載され、映像制御装置20と映像表示装置40との間の通信を行う。また、通信装置30は、他の車両の通信装置30と接続し、車両間でデータ伝送を行う。通信装置30は、複数の映像表示装置40と接続できるように複数のポートを搭載する。なお、図1の例では各車両61~64に通信装置30が1つ搭載されているが、1つの車両に複数の通信装置30が搭載されていてもよい。
映像表示装置40は、通信装置30を介して映像制御装置20から映像コンテンツ、コマンドなどを受信し、表示するための映像を生成して表示する。なお、情報制御システム50では、全ての映像表示装置40が同じ映像を表示する必要は無く、ある映像表示装置40は列車60の運行情報を表示し、別の映像表示装置40は広告などを表示してもよい。
図2は、実施の形態1に係る情報制御システム50の各装置の車両内での配置例を示す図である。図2では、具体的に車両61に搭載される各装置の配置例を示している。車両情報管理装置11、映像制御装置21、および通信装置31は、車両61において、乗客70から視認されない位置に設置される。映像表示装置41-1~41-4は、車両61において、乗客70から視認される位置、図2の例では車両61の扉上部鴨居部に設置される。なお、映像表示装置41-1~41-4の設置位置は、図2の例に限定されず、扉の横などであってもよい。
つぎに、各装置の構成について説明する。図3は、実施の形態1に係る情報制御システム50が備える車両情報管理装置10、映像制御装置20、および映像表示装置40の構成例を示す図である。なお、通信装置30は、映像制御装置20、映像表示装置40、および図示しない他の通信装置30との間の通信を中継する一般的な機能を有していればよいので、詳細な構成の説明については省略する。
まず、車両情報管理装置10の構成について説明する。車両情報管理装置10は、列車情報管理部101と、走行距離検出部102と、制御部103と、通信部104と、を備える。
列車情報管理部101は、列車60の通過した駅の情報など、列車60の運行情報を管理する。
走行距離検出部102は、列車60において図示しない速度発電機、車上子、GPS(Global Positioning System)などを用いて、列車60が走行した距離である走行距離を検出する。
制御部103は、列車情報管理部101から列車60の運行情報を取得し、走行距離検出部102から列車60の走行距離を取得し、取得した運行情報および走行距離を、通信部104を介して映像制御装置20に送信する。
通信部104は、制御部103から取得した列車60の運行情報および列車60の走行距離を映像制御装置20に送信する。通信部104は、映像制御装置20との間で、双方向で通信を行うことも可能である。
つぎに、映像制御装置20の構成について説明する。映像制御装置20は、通信部201と、制御部202と、コンテンツ記憶部203と、映像配信部204と、走行距離記憶部205と、を備える。
通信部201は、車両情報管理装置10との間で通信を行う。また、通信部201は、通信装置30を介して映像表示装置40との間で通信を行う。通信部201は、車両情報管理装置10および映像表示装置40との間で、双方向で通信を行うことも可能である。また、通信部201は、図1に示すように、通信装置30を介して他の車両の映像制御装置20および映像表示装置40との間で、双方向で通信を行うことも可能である。
制御部202は、コンテンツ記憶部203に記憶されているコンテンツの情報を、映像配信部204を介して、映像表示装置40に配信する制御を行う。制御部202は、通信部201を介して車両情報管理装置10から取得した列車60の運行情報に基づいて映像表示装置40に表示させる表示内容を決定し、映像表示装置40に対して表示内容を命令するコマンドを送信する制御を行う。また、制御部202は、通信部201を介して車両情報管理装置10から列車60の走行距離を取得すると、過去に車両情報管理装置10から取得した列車60の走行距離とを合算して、映像制御装置20が動作中のときの列車60の累積走行距離を算出する。制御部202は、算出した列車60の累積走行距離を走行距離記憶部205に記憶させる。制御部202は、車両情報管理装置10から取得した列車60の走行距離を走行距離記憶部205に記憶させてもよい。制御部202は、列車60の起動時、自装置および他の映像制御装置20の累積走行距離に基づいて、主系で動作するか従系で動作するかを判定する。
コンテンツ記憶部203は、映像表示装置40で表示される映像のデータであるコンテンツを記憶する。映像制御装置20は、列車60で表示される映像を管理する図示しない地上のシステムからの配信を受けてコンテンツ記憶部203にコンテンツを記憶させてもよいし、コンテンツが記憶された図示しない記憶媒体を介してコンテンツ記憶部203にコンテンツを記憶させてもよい。
映像配信部204は、コンテンツ記憶部203に記憶されているコンテンツを映像表示装置40に配信する。映像配信部204は、専用の回線で映像表示装置40にコンテンツを配信してもよいし、通信部201が使用する通信線を介して映像表示装置40にコンテンツを配信してもよい。
走行距離記憶部205は、制御部202で算出された列車60の累積走行距離を記憶する。走行距離記憶部205は、制御部202で算出された列車60の累積走行距離とともに、車両情報管理装置10から取得された列車60の走行距離を記憶してもよい。
つぎに、映像表示装置40の構成について説明する。映像表示装置40は、通信部401と、映像生成部402と、映像受信部403と、コンテンツ記憶部404と、映像表示部405と、を備える。
通信部401は、通信装置30を介して映像制御装置20との間で通信を行う。通信部401は、映像制御装置20との間で、双方向で通信を行うことも可能である。また、通信部401は、図1に示すように、通信装置30を介して他の車両の映像制御装置20との間で、双方向で通信を行うことも可能である。
映像生成部402は、通信部401を介して映像制御装置20から表示内容を命令するコマンドを受信すると、コンテンツ記憶部404に記憶されているコンテンツを用いて、コマンドの内容に応じた映像を生成する。映像生成部402は、生成した映像を映像表示部405に表示させる。
映像受信部403は、映像制御装置20から配信されたコンテンツを受信する。映像受信部403は、専用の回線で映像制御装置20からコンテンツを受信してもよいし、通信部401が使用する通信線を介して映像制御装置20からコンテンツを受信してもよい。映像受信部403は、受信したコンテンツを、映像生成部402を介してコンテンツ記憶部404に記憶させる。なお、映像表示装置40では、映像受信部403が、受信したコンテンツを直接コンテンツ記憶部404に記憶させる構成であってもよい。
コンテンツ記憶部404は、映像表示装置40で表示される映像のデータであるコンテンツを記憶する。なお、情報制御システム50において、映像表示装置40によって表示される映像の内容が異なる場合、コンテンツ記憶部404は、表示される可能性のある映像のコンテンツのみ記憶していればよい。
映像表示部405は、映像生成部402で生成された映像を表示する。映像表示部405は、例えば、LCDである。
つづいて、情報制御システム50の動作について説明する。図1に示すように、情報制御システム50は、2つの映像制御装置20、すなわち映像制御装置21,24を備える。情報制御システム50は、列車60の運用中、映像表示装置40に映像を表示する制御を行うが、映像表示装置40に映像を表示する制御は映像制御装置21,24のいずれか一方が行えばよく、他方は待機状態にあればよい。ここで、映像表示装置40に映像を表示する制御を行う映像制御装置20を主系とし、待機状態の映像制御装置20を従系とする。情報制御システム50において、従系の映像制御装置20は、主系の映像制御装置20で故障などが発生して機能しなくなった場合、機能しなくなった映像制御装置20に替わって主系の映像制御装置20として動作する。映像制御装置21,24は、どちらが映像表示装置40に映像を表示する制御を行うか、列車60すなわち情報制御システム50の起動時に判定する。
本実施の形態では、映像制御装置21,24は、各々が主系または従系として動作中に列車60が走行した距離を累積した累積走行距離に基づいて、主系で動作するか従系で動作するかを判定する。具体的には、映像制御装置21,24は、自装置の方が累積走行距離が長い場合は主系で動作すると判定し、自装置の方が累積走行距離が短い場合は従系で動作すると判定する。すなわち、情報制御システム50では、累積走行距離の長い映像制御装置20が主系として動作し、累積走行距離の短い映像制御装置20が従系として動作する。これにより、情報制御システム50は、列車60の運用中に主系の映像制御装置20に故障が発生した場合でも、累積走行距離の短い従系の映像制御装置20も故障している可能性は低いと考えられることから、従系の映像制御装置20を主系に切り替えることで、映像表示装置40に映像を表示する制御を継続することができる。
上記のような制御を行う情報制御システム50における、車両情報管理装置10および映像制御装置20の具体的な動作について説明する。
図4は、実施の形態1に係る車両情報管理装置10における列車60の運用中の動作を示すフローチャートである。車両情報管理装置10において、走行距離検出部102は、列車60の運用中、継続的に列車60の走行距離を検出し、検出した走行距離を制御部103に通知する。制御部103は、走行距離検出部102から取得した走行距離を、通信部104を介して映像制御装置20に送信する(ステップS1)。制御部103は、一定時間待機すると(ステップS2)、一定時間待機後、走行距離検出部102から取得した最新の走行距離を、通信部104を介して映像制御装置20に送信する(ステップS1)。車両情報管理装置10において制御部103は、列車60の運用中、図4に示すフローチャートの動作を繰り返し実施する。
なお、制御部103が映像制御装置20に走行距離を送信する間隔は、一定の等間隔でなくてもよい。図5は、実施の形態1に係る車両情報管理装置10が列車60の運用中において走行距離を送信するタイミングを示すシーケンス図である。車両情報管理装置10において制御部103は、例えば、列車60が駅に到着して停止しているときに、最新の走行距離を、通信部104を介して映像制御装置20に送信してもよい。図5において、車両情報管理装置10の制御部103は、列車60がA駅に到着すると、走行距離検出部102から取得した走行距離を、通信部104を介して映像制御装置20に送信する(ステップS11)。つぎに、制御部103は、列車60がB駅に到着すると、走行距離検出部102から取得した最新の走行距離を、通信部104を介して映像制御装置20に送信する(ステップS12)。つぎに、制御部103は、列車60がC駅に到着すると、走行距離検出部102から取得した最新の走行距離を、通信部104を介して映像制御装置20に送信する(ステップS13)。つぎに、制御部103は、列車60がD駅に到着すると、走行距離検出部102から取得した最新の走行距離を、通信部104を介して映像制御装置20に送信する(ステップS14)。制御部103は、列車60の運用中、図5に示すシーケンス図と同様の動作を繰り返し実施する。
図6は、実施の形態1に係る映像制御装置20における列車60の運用中の動作を示すフローチャートである。映像制御装置20において、制御部202は、通信部201を介して車両情報管理装置10から列車60の走行距離を受信すると、受信した走行距離を走行距離記憶部205に記憶させる(ステップS21)。制御部202は、車両情報管理装置10から取得して走行距離記憶部205に記憶されている列車60の走行距離を合算し、列車60の累積走行距離を算出する。制御部202は、算出した累積走行距離を走行距離記憶部205に記憶させる(ステップS22)。映像制御装置20において制御部202は、列車60の運用中、図6に示すフローチャートの動作を繰り返し実施する。なお、制御部202は、前回算出した累積走行距離に列車60の最新の走行距離を加算して、列車60の累積走行距離を算出してもよい。このように、制御部202は、車両情報管理装置10から列車60の走行距離を取得し、取得した走行距離を用いて累積走行距離を算出する。これにより、映像制御装置20は、列車60の運用中、実際に動作しているときの列車60の走行距離を認識することができる。
図7は、実施の形態1に係る映像制御装置20が主系で動作するか従系で動作するかを判定する動作を示すフローチャートである。映像制御装置20において、制御部202は、列車60が起動して運用開始するために情報制御システム50が起動すると、通信部201を介して、列車60に搭載されている他の映像制御装置20との間で、累積走行距離を送受信する(ステップS31)。制御部202は、走行距離記憶部205に記憶されている自装置の累積走行距離である第1の累積走行距離と、受信した他の映像制御装置20の累積走行距離である第2の累積走行距離とを比較する(ステップS32)。制御部202は、第1の累積走行距離の方が長い場合(ステップS33:Yes)、自装置が主系として動作すると判定する(ステップS34)。制御部202は、第1の累積走行距離の方が短い場合(ステップS33:No)、自装置が従系として動作すると判定する(ステップS35)。このように、制御部202は、第1の累積走行距離と第2の累積走行距離とを比較し、第1の累積走行距離の方が長い場合、自装置が主系で動作すると判定し、第2の累積走行距離の方が長い場合、自装置が従系で動作すると判定する。
制御部202は、第1の累積走行距離と第2の累積走行距離とが同じ場合、他の要素を用いて、主系として動作するか、従系として動作するかを判定する。制御部202は、例えば、前述の判定の際、各映像制御装置20の稼働時間の情報を用いてもよいし、各映像制御装置20の製造番号の情報を用いてもよいし、各映像制御装置20に割り当てられたアドレスの情報などを用いてもよい。
なお、本実施の形態では、情報制御システム50が、列車60の各車両61~64に映像を表示する制御について説明したが、乗客70に提供する情報は映像に限定されない。例えば、情報制御システム50は、コンテンツなどの映像情報に替えて音声情報を扱うことも可能である。この場合、情報制御システム50は、映像表示装置40に替えてスピーカーなどを搭載した音声出力機器を搭載する。このように、映像制御装置20に相当する情報制御装置が扱う情報は、映像情報であってもよいし、音声情報であってもよい。
つづいて、映像制御装置20のハードウェア構成について説明する。映像制御装置20において、通信部201は他の装置との間で情報の入出力が可能な入出力インタフェースである。コンテンツ記憶部203および走行距離記憶部205はメモリである。映像配信部204は映像表示装置40にコンテンツを配信可能な出力インタフェースである。制御部202は処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。
図8は、実施の形態1に係る映像制御装置20が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで構成する場合の例を示す図である。処理回路がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、映像制御装置20の処理回路の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路は、映像制御装置20の処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。また、これらのプログラムは、映像制御装置20の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリ92には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図9は、実施の形態1に係る映像制御装置20が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の例を示す図である。処理回路が専用のハードウェアで構成される場合、図9に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。映像制御装置20の各機能を機能別に処理回路93で実現してもよいし、各機能をまとめて処理回路93で実現してもよい。
なお、映像制御装置20の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
車両情報管理装置10において、通信部104は他の装置との間で情報の入出力が可能な入出力インタフェースである。列車情報管理部101、走行距離検出部102、および制御部103は処理回路により実現される。車両情報管理装置10の処理回路は、映像制御装置20の処理回路と同様、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。また、映像表示装置40において、通信部401は他の装置との間で情報の入出力が可能な入出力インタフェースである。映像受信部403は映像制御装置20からコンテンツを受信可能な入力インタフェースである。コンテンツ記憶部404はメモリである。映像表示部405はLCDなどのディスプレイである。映像生成部402は処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、情報制御システム50において、映像制御装置20の制御部202は、列車60の起動時、通信部201を介して他の映像制御装置20から、他の映像制御装置20が動作中に列車60が走行した距離を累積した累積走行距離を取得する。制御部202は、自装置が動作中に列車60が走行した距離を累積した累積走行距離である第1の累積走行距離と、他の映像制御装置20から取得した累積走行距離である第2の累積走行距離とに基づいて、自装置が主系で動作するか従系で動作するかを判定する。すなわち、情報制御システム50において、複数の映像制御装置20は、各々、列車60の起動時、他の映像制御装置20から、他の映像制御装置20が動作中に列車60が走行した距離を累積した累積走行距離を取得し、複数の映像制御装置20の累積走行距離に基づいて、主系で動作するか従系で動作するかを判定する。これにより、映像制御装置20の制御部202は、列車60の実際の運用状態に応じて、主系または従系として動作するかを判定することができる。このように、映像制御装置20の制御部202が主系で動作するか従系で動作するかを判定することにより、映像制御装置20は、走行距離が長いもの、すなわち寿命の短い方が主系としてシステムを稼働することができる。情報制御システム50は、万が一、主系の映像制御装置20が故障などによって停止しても、より走行距離が短い従系の映像制御装置20が機能を代替えすることができ、システムとして安定した稼働を継続することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、各映像制御装置20が、列車60が運用されているときの列車60の第1の累積走行距離を算出する。この場合、同じ列車60に搭載されている間、各映像制御装置20が動作中のときの列車60の走行距離は同じである。しかしながら、主系で動作している映像制御装置20と従系で動作している映像制御装置20とでは、処理負荷が異なる。実施の形態2では、主系で動作しているときの走行距離と、従系で動作しているときの走行距離とを分け、少なくとも一方に重み付けをして第1の累積走行距離を算出する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
実施の形態2において、情報制御システム50、車両情報管理装置10、映像制御装置20、通信装置30、および映像表示装置40の構成は、図1および図3に示す実施の形態1のときの構成と同様である。実施の形態2では、映像制御装置20が累積走行距離を算出する動作が、図6のフローチャートに示す実施の形態1のときの動作と異なる。図10は、実施の形態2に係る映像制御装置20における列車60の運用中の動作を示すフローチャートである。映像制御装置20において、制御部202は、通信部201を介して車両情報管理装置10から列車60の走行距離を受信すると、受信した走行距離を走行距離記憶部205に記憶させる(ステップS41)。
制御部202は、車両情報管理装置10から取得して走行距離記憶部205に記憶されている列車60の走行距離のうち、主系のときに取得した列車60の走行距離を合算し、第1の合算走行距離を算出する。制御部202は、算出した第1の合算走行距離を走行距離記憶部205に記憶させる(ステップS42)。制御部202は、車両情報管理装置10から取得して走行距離記憶部205に記憶されている列車60の走行距離のうち、従系のときに取得した列車60の走行距離を合算し、第2の合算走行距離を算出する。制御部202は、算出した第2の合算走行距離を走行距離記憶部205に記憶させる(ステップS43)。制御部202は、第1の合算走行距離および第2の合算走行距離のうち少なくとも一方に重み付けを行って加算し、列車60の累積走行距離を算出する。制御部202は、算出した累積走行距離を走行距離記憶部205に記憶させる(ステップS44)。
制御部202は、主系として動作しているときの方が従系で動作しているときよりも処理負荷が高いとして、第1の合算走行距離に重みを持たせる処理を行う。例えば、係数AをA>1とし、係数BをB<1とすると、制御部202は、つぎの式(1)から式(3)のいずれかを用いて累積走行距離を算出する。
累積走行距離=第1の合算走行距離×A+第2の合算走行距離 …(1)
累積走行距離=第1の合算走行距離+第2の合算走行距離×B …(2)
累積走行距離=第1の合算走行距離×A+第2の合算走行距離×B …(3)
係数A,Bの値については、例えば、映像制御装置20が主系で動作しているときの処理負荷と映像制御装置20が従系で動作しているときの処理負荷との実際の差分に応じて、列車60を運行する鉄道事業者の担当者が設定する。なお、制御部202は、第1の合算走行距離および第2の合算走行距離のうち少なくとも一方に重み付けを行えればよいので、係数を乗算する以外の方法で重みを持たせてもよい。
制御部202は、主系として動作中は過去に算出した第2の合算走行距離を使用すればよいので、ステップS43の動作を省略してもよい。同様に、制御部202は、従系として動作中は過去に算出した第1の合算走行距離を使用すればよいので、ステップS42の動作を省略してもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、制御部202は、車両情報管理装置10から列車60の走行距離を取得し、自装置が主系で動作しているときの走行距離を合算した第1の合算走行距離、および自装置が従系で動作しているときの走行距離を合算した第2の合算走行距離を算出し、第1の合算走行距離および第2の合算走行距離のうち少なくとも一方に重み付けをして加算したものを第1の累積走行距離とする。これにより、制御部202は、映像制御装置20の実際の負荷状況を反映した累積走行距離を算出することができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、複数の列車が連結された場合について説明する。
図11は、実施の形態3に係る情報制御システム50a,51aの構成例を示す図である。情報制御システム50a,51aは、列車60aに搭載され、列車60aの乗客に情報を提供するシステムである。図11では、列車60aが、1号車である車両61、2号車である車両62、3号車である車両63、4号車である車両64、5号車である車両65、および6号車である車両66から構成される例を示している。
情報制御システム50aは、車両情報管理装置11,13と、映像制御装置21,23と、通信装置31~33と、映像表示装置41-1~41-n,42-1~42-n,43-1~43-nと、を備える。図11では、車両情報管理装置11、映像制御装置21、通信装置31、および映像表示装置41-1~41-nが車両61に搭載され、通信装置32、および映像表示装置42-1~42-nが車両62に搭載され、車両情報管理装置13、映像制御装置23、通信装置33、および映像表示装置43-1~43-nが車両63に搭載される例を示している。また、情報制御システム51aは、車両情報管理装置14,16と、映像制御装置24,26と、通信装置34~36と、映像表示装置44-1~44-n,45-1~45-n,46-1~46-nと、を備える。図11では、車両情報管理装置14、映像制御装置24、通信装置34、および映像表示装置44-1~44-nが車両64に搭載され、通信装置35、および映像表示装置45-1~45-nが車両65に搭載され、車両情報管理装置16、映像制御装置26、通信装置36、および映像表示装置46-1~46-nが車両66に搭載される例を示している。
以降の説明において、車両情報管理装置11,13,14,16を区別しない場合は車両情報管理装置10と称し、映像制御装置21,23,24,26を区別しない場合は映像制御装置20と称し、通信装置31~36を区別しない場合は通信装置30と称し、映像表示装置41-1~41-n,42-1~42-n,43-1~43-n,44-1~44-n,45-1~45-n,46-1~46-nを区別しない場合は映像表示装置40と称することがある。
図11に示す列車60aでは、車両63と車両64とが接続されているが、各車両に搭載されている装置は接続されていない。そのため、列車60aでは、情報制御システム50a,51aが、各々実施の形態1の情報制御システム50と同様の動作を行う。すなわち、列車60aにおいて、情報制御システム50aでは、映像制御装置21,23のうちの一方が主系として動作し、他方が従系として動作する。また、情報制御システム51aでは、映像制御装置24,26のうちの一方が主系として動作し、他方が従系として動作する。
図12は、実施の形態3に係る情報制御システム50bの構成例を示す図である。情報制御システム50bは、列車60bに搭載され、列車60bの乗客に情報を提供するシステムである。図12に示す列車60bと図11に示す列車60aとでは、車両63の通信装置33と車両64の通信装置34とが接続されているか否かが異なる。図12において、列車60bでは、情報制御システム50bが、実施の形態1の情報制御システム50と同様の動作を行う。すなわち、列車60bにおいて、情報制御システム50bでは、映像制御装置21,23,24,26のうちの1つが主系として動作し、他の3つが従系として動作する。この場合、映像制御装置20の制御部202は、自装置が搭載された列車と自装置が搭載されない他の列車が連結された場合、通信部201を介して自装置が搭載された列車の他の映像制御装置20および自装置が搭載されない他の列車の他の映像制御装置20から累積走行距離、すなわち第2の累積走行距離を取得する。映像制御装置21,23,24,26は、累積走行距離を送受信する他の映像制御装置20の数が多くなるが、主系で動作するか、従系で動作するかの判定方法は、図7のフローチャートに示す実施の形態1のときと同様である。
なお、情報制御システム50bでは、映像制御装置21,23,24,26のうち先頭車両または後尾車両に搭載されている映像制御装置20のみが主系または従系で動作し、中間車両の映像制御装置20についてはオフしていてもよい。具体的には、図12の例では、映像制御装置21,26が、累積走行距離を送受信して一方が主系として動作し、他方が従系として動作する。映像制御装置23,24は起動せずオフしていてよい。この場合、映像制御装置20の制御部202は、自装置が搭載された列車と自装置が搭載されない他の列車が連結された場合、自装置が搭載される車両が連結された列車の先頭車両のときは連結された列車の後尾車両に搭載される他の映像制御装置20から累積走行距離、すなわち第2の累積走行距離を取得する。また、映像制御装置20の制御部202は、自装置が搭載される車両が連結された列車の後尾車両のときは連結された列車の先頭車両に搭載される他の映像制御装置20から累積走行距離、すなわち第2の累積走行距離を取得する。
これにより、映像制御装置20は、起動時に累積走行距離を送受信する他の映像制御装置20を減らして処理負荷を低減することができる。また、情報制御システム50bでは、映像制御装置23,24の累積走行距離を抑制することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10,11,13,14,16 車両情報管理装置、20,21,23,24,26 映像制御装置、30~34 通信装置、40,41-1~41-n,42-1~42-n,43-1~43-n,44-1~44-n,45-1~45-n,46-1~46-n 映像表示装置、50,50a,50b,51a 情報制御システム、60,60a,60b 列車、61~66 車両、101 列車情報管理部、102 走行距離検出部、103,202 制御部、104,201,401 通信部、203,404 コンテンツ記憶部、204 映像配信部、205 走行距離記憶部、402 映像生成部、403 映像受信部、405 映像表示部。

Claims (13)

  1. 乗客に提供する情報を扱う第1の装置および第2の装置が搭載される列車の前記第1の装置である情報制御装置であって、
    前記第2の装置と通信を行う通信部と、
    前記列車の起動時、前記通信部を介して前記第2の装置から、前記第2の装置が動作中に前記列車が走行した距離を累積した累積走行距離を取得し、前記第1の装置が動作中に前記列車が走行した距離を累積した累積走行距離である第1の累積走行距離と、前記第2の装置から取得した累積走行距離である第2の累積走行距離とに基づいて、前記第1の装置が主系で動作するか従系で動作するかを判定する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記第1の累積走行距離と前記第2の累積走行距離とを比較し、前記第1の累積走行距離の方が長い場合、前記第1の装置が主系で動作すると判定し、前記第2の累積走行距離の方が長い場合、前記第1の装置が従系で動作すると判定する、
    ことを特徴とする情報制御装置。
  2. 前記制御部は、前記列車の運行情報を管理する車両情報管理装置から前記列車の走行距離を取得し、取得した走行距離を用いて前記第1の累積走行距離を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報制御装置。
  3. 前記制御部は、前記列車の運行情報を管理する車両情報管理装置から前記列車の走行距離を取得し、前記第1の装置が主系で動作しているときの走行距離を合算した第1の合算走行距離、および前記第1の装置が従系で動作しているときの走行距離を合算した第2の合算走行距離を算出し、前記第1の合算走行距離および前記第2の合算走行距離のうち少なくとも一方に重み付けをして加算したものを前記第1の累積走行距離とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報制御装置。
  4. 前記制御部は、前記列車と他の列車が連結された場合、前記通信部を介して前記列車の第2の装置および前記他の列車の第2の装置から第2の累積走行距離を取得する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の情報制御装置。
  5. 前記制御部は、前記列車と他の列車が連結された場合、前記第1の装置が搭載される車両が連結された列車の先頭車両のときは連結された列車の後尾車両に搭載される第2の装置から第2の累積走行距離を取得し、前記第1の装置が搭載される車両が連結された列車の後尾車両のときは連結された列車の先頭車両に搭載される第2の装置から第2の累積走行距離を取得する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の情報制御装置。
  6. 前記第1の装置および前記第2の装置が扱う情報は、映像情報または音声情報である、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の情報制御装置。
  7. 列車に搭載され、乗客に提供する情報を扱う複数の情報制御装置、
    を備え、
    前記複数の情報制御装置は、各々、前記列車の起動時、他の情報制御装置から、前記他の情報制御装置が動作中に前記列車が走行した距離を累積した累積走行距離を取得し、前記複数の情報制御装置の累積走行距離に基づいて、主系で動作するか従系で動作するかを判定する場合、自装置が動作中に前記自装置が搭載された前記列車が走行した距離を累積した累積走行距離である第1の累積走行距離と前記他の情報制御装置の累積走行距離である第2の累積走行距離とを比較し、前記第1の累積走行距離の方が長い場合、前記自装置が主系で動作すると判定し、前記第2の累積走行距離の方が長い場合、前記自装置が従系で動作すると判定する
    ことを特徴とする情報制御システム。
  8. 乗客に提供する情報を扱う第1の装置および第2の装置が搭載される列車の前記第1の装置である情報制御装置の情報制御方法であって、
    制御部が、前記列車の起動時、通信部を介して前記第2の装置から、前記第2の装置が動作中に前記列車が走行した距離を累積した累積走行距離を取得する第1のステップと、
    前記制御部が、前記第1の装置が動作中に前記列車が走行した距離を累積した累積走行距離である第1の累積走行距離と、前記第2の装置から取得した累積走行距離である第2の累積走行距離とに基づいて、前記第1の装置が主系で動作するか従系で動作するかを判定する第2のステップと、
    を含み、
    前記第2のステップにおいて、前記制御部は、前記第1の累積走行距離と前記第2の累積走行距離とを比較し、前記第1の累積走行距離の方が長い場合、前記第1の装置が主系で動作すると判定し、前記第2の累積走行距離の方が長い場合、前記第1の装置が従系で動作すると判定する、
    ことを特徴とする情報制御方法。
  9. 前記第2のステップにおいて、前記制御部は、前記列車の運行情報を管理する車両情報管理装置から前記列車の走行距離を取得し、取得した走行距離の情報を用いて前記第1の累積走行距離を算出する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報制御方法。
  10. 前記第2のステップにおいて、前記制御部は、前記列車の運行情報を管理する車両情報管理装置から前記列車の走行距離を取得し、前記第1の装置が主系で動作しているときの走行距離を合算した第1の合算走行距離、および前記第1の装置が従系で動作しているときの走行距離を合算した第2の合算走行距離を算出し、前記第1の合算走行距離および前記第2の合算走行距離のうち少なくとも一方に重み付けをして加算したものを前記第1の累積走行距離とする、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報制御方法。
  11. 前記第2のステップにおいて、前記制御部は、前記列車と他の列車が連結された場合、前記通信部を介して前記列車の第2の装置および前記他の列車の第2の装置から第2の累積走行距離を取得する、
    ことを特徴とする請求項から10のいずれか1つに記載の情報制御方法。
  12. 前記第2のステップにおいて、前記制御部は、前記列車と他の列車が連結された場合、前記第1の装置が搭載される車両が連結された列車の先頭車両のときは連結された列車の後尾車両に搭載される第2の装置から第2の累積走行距離を取得し、前記第1の装置が搭載される車両が連結された列車の後尾車両のときは連結された列車の先頭車両に搭載される第2の装置から第2の累積走行距離を取得する、
    ことを特徴とする請求項から10のいずれか1つに記載の情報制御方法。
  13. 前記第1の装置および前記第2の装置が扱う情報は、映像情報または音声情報である、
    ことを特徴とする請求項から12のいずれか1つに記載の情報制御方法。
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