JP7039787B2 - Vehicle lighting - Google Patents
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Description
本発明は、車両に取り付けられた車両用灯具に関する。 The present invention relates to a vehicle lamp attached to a vehicle.
自動車などの車両に取り付けられた車両用灯具には、前照灯、車幅灯、および、尾灯などがある。特許文献1には、従来の車両用前照灯が開示されている。図8は、従来の車両用前照灯を示しており、車両の車幅方向から見た縦断面図(垂直断面図)である。従来の車両用前照灯は、図8に示すように、ハウジング91、アウターレンズ92、光源93、および、リフレクタ94を備えている。ハウジング91およびアウターレンズ92は、灯室99を画成する。灯室99内には、光源93およびリフレクタ94が配置されている。そして、光源93からの光を、リフレクタ94によって反射させて、車両前方に照射するように配光制御している(図8破線矢印参照)。
Vehicle lighting fixtures attached to vehicles such as automobiles include headlights, side lights, and taillights.
しかしながら、上記のような従来の車両用前照灯において、光源93からの光の一部は、リフレクタ94で反射せず、直接ハウジング91を照射していた(図8一点鎖線矢印参照)。故に、従来の車両用前照灯は、光源93からの光の一部を配光制御できず、無駄にしていた。
However, in the conventional headlights for vehicles as described above, a part of the light from the
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて創作されたものであり、その目的は、光源からの光を有効に活用することができる車両用灯具を提供することにある。 Therefore, the present invention has been created in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a lamp for a vehicle capable of effectively utilizing the light from a light source.
本発明によって提供される車両用灯具は、光源と、前記光源からの光を反射させるリフレクタと、前記リフレクタによる反射光が入射しない非入射位置に配置され、かつ、前記光源から入射される光を配光制御する配光部を含むレンズと、を備えていることを特徴とする。 The vehicle lamp provided by the present invention has a light source, a reflector that reflects light from the light source, and light incident from the light source that is arranged at a non-incident position where the light reflected by the reflector does not enter. It is characterized by including a lens including a light distribution unit for controlling light distribution.
本発明によれば、光源から発せられ、リフレクタによって反射されなかった光を、配光部によって配光制御することができる。したがって、従来の車両用灯具では配光制御できなかった光源からの光を有効に活用することができる。 According to the present invention, the light emitted from the light source and not reflected by the reflector can be controlled by the light distribution unit. Therefore, it is possible to effectively utilize the light from the light source, which cannot be controlled by the conventional lighting equipment for vehicles.
本発明に係る車両用灯具の好ましい実施の形態について、車両前方を照明する車両用前照灯を例に、図面を参照して、以下に説明する。なお、本発明に係る車両用灯具は、車両用前照灯に限定されるものではなく、例えば、車幅灯、霧灯、後退灯、尾灯、制動灯、方向指示器などの車両用の各種灯具においても適用可能である。以下の説明において、前、後、上、下、左、右は、車両用前照灯を装着した車両の前、後、上、下、左、右にそれぞれ相当する。 A preferred embodiment of the vehicle lighting fixture according to the present invention will be described below with reference to the drawings, taking as an example a vehicle headlight that illuminates the front of the vehicle. The vehicle lighting equipment according to the present invention is not limited to vehicle headlights, and is, for example, various types of vehicle use such as vehicle side lights, fog lights, back lights, tail lights, brake lights, and turn signals. It can also be applied to lighting equipment. In the following description, front, rear, top, bottom, left, and right correspond to front, rear, top, bottom, left, and right of a vehicle equipped with vehicle headlights, respectively.
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用前照灯A1を説明するための図である。図1は、車両用前照灯A1を車両の車幅方向から見た縦断面図(垂直断面図)である。なお、図1においては、同図の左方向が車両用前照灯A1(車両)の前方向を、同図の上方向が車両用前照灯A1(車両)の上方向をそれぞれ示している。また、図1の断面表示において、ハッチングを一部省略している。車両用前照灯A1は、ハウジング(図示略)、アウターレンズ(図示略)、光源1、放熱部材2、リフレクタ3、および、インナーレンズ4を備えている。車両用前照灯A1は、車両の前部において左右対になって配置されており、光源1から発した光によって車両前方を照射するように構成されている。なお、車両用前照灯A1は、ハイビーム用、ロービーム用、あるいは、ハイ/ロー切換え用であってもよい。
FIG. 1 is a diagram for explaining the vehicle headlight A1 according to the first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a vertical cross-sectional view (vertical cross-sectional view) of the vehicle headlight A1 as viewed from the vehicle width direction of the vehicle. In FIG. 1, the left direction in the figure shows the front direction of the vehicle headlight A1 (vehicle), and the upper direction in the figure shows the upward direction of the vehicle headlight A1 (vehicle). .. Further, in the cross-sectional display of FIG. 1, some hatching is omitted. The vehicle headlight A1 includes a housing (not shown), an outer lens (not shown), a
車両用前照灯A1において、上記ハウジングおよび上記アウターレンズは、灯室(図示略)を画成する。例えば、上記ハウジングは少なくとも車両前方側が開口しており、当該開口した部分を上記アウターレンズが覆うように構成されている。アウターレンズは、合成樹脂材料からなり、光を素通しする。光源1、放熱部材2、リフレクタ3、および、インナーレンズ4は、上記灯室内に配置され、上記ハウジングに取り付けられている。ハウジングおよびアウターレンズの形状は、車両用前照灯A1を装着する車両の種類に応じて、適宜設計される。
In the vehicle headlight A1, the housing and the outer lens define a light chamber (not shown). For example, the housing is open at least on the front side of the vehicle, and the outer lens is configured to cover the opened portion. The outer lens is made of a synthetic resin material and allows light to pass through. The
光源1は、基板11とLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)12とを備えている。基板11は、例えば略四角形の板状である。また、基板11は、例えばアルミ基板である。なお、基板11の材質はこれに限定されない。基板11の下面11aには、LED12が取り付けられている。LED12の発光面は、車両下側を向いている。基板11に配置されるLED12の数は、1つであっても複数であってもよい。また、LED12は、砲弾タイプ、フラックスタイプ、あるいは、チップタイプのいずれであってもよい。基板11の上面11bには、放熱部材2が当接している。
The
放熱部材2は、光源1(LED12)から発せられる熱を放出するものである。放熱部材2は、伝熱特性の良い金属材料からなる。このような金属材料としては、例えば、アルミニウム、鉄、銅などがある。本実施形態における放熱部材2は、板状であり、一方(下側)の面には、光源1(基板11)が取り付けられている。なお、放熱部材2の形状は、板状に限定されず、放熱効率を向上させるために、板状の部分の一面(例えば光源1が取り付けられた面と反対側の面)に、フィン状、剣山状、あるいは、蛇腹状の部分を一体的に設けていてもよい。放熱部材2の大きさ、形状、および、材質は、必要な放熱量に応じて適切に設計すればよい。
The
リフレクタ3は、光源1から入射される光を反射させるものである。本実施形態におけるリフレクタ3は、光源1の下側の空間に配置されている。また、リフレクタ3は、上側および前側の部分が開口しており、その他の部分が閉塞している。リフレクタ3は、アルミニウム等の金属または合成樹脂によって、円弧曲面状(パラボラ状)に形成されている。リフレクタ3の内面3aは、凹曲面であり、銀色塗料やアルミ蒸着などにより反射処理が施されている。内面3aは、LED12の発光面に対向している。本実施形態においては、リフレクタ3の内面3aの形状により光の反射角度を調整して、車両用前照灯A1の配光制御している。このような構成により、光源1から発せられた光は、リフレクタ3(内面3a)によって反射する。そして、この反射による反射光は、一定の方向を向き、インナーレンズ4に入射する。本実施形態においては、リフレクタ3による反射光が車両前方を向いて出射するように、配光制御されている。なお、光源1からの光がリフレクタ3によって所定の方向に配光されれば、リフレクタ3の形状は特に限定されない。すなわち、光源1とリフレクタ3との位置関係、および、光源1の光の照射方向などに応じて、リフレクタ3の形状を適宜変更すればよい。また、リフレクタ3は、複数の平面反射板によって反射面が形成されたマルチリフレクタであってもよい。
The
インナーレンズ4は、リフレクタ3よりも車両前方側に配置される。インナーレンズ4は、たとえばアクリルなどの透明樹脂材料からなる。なお、インナーレンズ4の材質は、特に限定されず、たとえばガラス材料など、透光性を有していればよい。インナーレンズ4は、車両前方から見てリフレクタ3を覆っている。本実施形態におけるインナーレンズ4は車両前方から見て円形状であるが、これに限定されない。インナーレンズ4は、素通しレンズ部41と配光レンズ部42とを含んでいる。インナーレンズ4において、素通しレンズ部41と配光レンズ部42とは一体的に形成されており、素通しレンズ部41の外縁に配光レンズ部42が配置されている。
The
素通しレンズ部41は、インナーレンズ4において、入射される光を素通しする部分である。本実施形態における素通しレンズ部41は、その前後方向の両面が平面であり、配光制御を行うためのレンズカット加工などが施されていない。本実施形態においては、リフレクタ3による反射光は、素通しレンズ部41に、車両後方側から入射し、ほぼ屈折せずに車両前方側に出射する。
The
配光レンズ部42は、インナーレンズ4において、配光制御を行う部分である。配光レンズ部42は、車両前方から見て、リフレクタ3(内面3a)よりも外側に配置されており、リフレクタ3による反射光が入射しない非入射位置に配置されている。配光レンズ部42は、図1に示す断面において、素通しレンズ部41よりも肉厚(図1において左右方向の寸法が大)である。配光レンズ部42は、その形状により、入射される光を配光制御し、リフレクタ3による反射光と同じ方向に出射させる。図2は、配光レンズ部42を説明するための図であって、図1の一部を拡大した部分拡大断面図である。なお、理解の便宜上、図2においては、断面を示すハッチングを省略している。同図に示すように、配光レンズ部42は、入射面42a、反射面42b、および、出射面42cを有する。なお、本実施形態においては、入射面42a、反射面42b、および、出射面42cが平面である場合を示すが、曲面であってもよい。
The light
入射面42aは、光源1からの光が直接入射され、当該入射された光を配光レンズ部42内部に導光する。本実施形態においては、入射面42aは、光源1から直接入射される光を略屈折させずに、配光レンズ部42内部に導光する。なお、入射面42aは、光源1から直接入射される光を屈折させて、配光レンズ部42内部に導光してもよい。ただし、この場合、当該屈折させた光が後述する反射面42bによって反射(全反射)されるように、入射面42aが形成されている。本実施形態においては、図1および図2に示すように、光源1から入射面42aに直接光が入射されるように、リフレクタ3の車両前方側の端縁とインナーレンズ4とが離間して配置されている。なお、離間させるのではなく、リフレクタ3の車両前方側の端部を透明部材にして、かつ、当該透光部材にした部分には、反射処理を施さないようにしてもよい。このようにしても、光源1から入射面42aに直接光が入射される。
Light from the
反射面42bは、入射面42aを介して入射した光を反射(全反射)させるものである。具体的には、反射面42bは、入射面42aを介して配光レンズ部42内部に導光された光の入射角(図2における角度θ)が臨界角を超えるように形成されている。なお、角度θは、反射面42bの垂線に対する入射光の傾き角である。たとえば、インナーレンズ4がアクリルである場合、光が上記灯室内の空気からインナーレンズ4に入射するときの臨界角はおよそ42.2°である。
The reflecting
出射面42cは、反射面42bによって反射した光が入射され、所定の方向に屈折させて出射させる。本実施形態においては、出射面42cは、入射された光をリフレクタ3による反射光と同じ方向に出射させるように形成されている。
The light reflected by the reflecting
なお、配光レンズ部42の形状は、図2に示すものに限定されず、光源1から直接入射される光を反射および屈折させて、所定の方向(リフレクタ3による反射光と同じ方向)に出射可能であればよい。例えば、配光レンズ部42が、図3に示すように構成されていてもよい。なお、図3は、図2に示す部分拡大断面図に対応する図であり、理解の便宜上、断面を示すハッチングを省略している。図3に示す例では、入射面42aを介して配光レンズ部42の内部に入射した光が、車両前方を向く面(前面42d)と後方を向く面(後面42e)とにより、反射を繰り返す。そして、配光レンズ部42の内部から前面42dに入射される光の入射角が臨界角以下となるように形成された部分から車両前方に光が出射される。なお、図3に示す例は一例であって、これに限定されるものではなく、配光レンズ部42と空気との界面における反射および屈折の原理を利用して、適宜形状を変更してもよい。
The shape of the light
次に、第1実施形態に係る車両用前照灯A1の作用および効果について説明する。 Next, the operation and effect of the vehicle headlight A1 according to the first embodiment will be described.
車両用前照灯A1において、光源1から発せられ、リフレクタ3によって反射された光は、図1および図2の破線矢印で示すように、インナーレンズ4の素通しレンズ部41を介して、車両前方に出射する。また、光源1から発せられ、リフレクタ3によって反射されなかった光の一部は、図1および図2の実線矢印で示すように、配光レンズ部42に入射され、リフレクタ3による反射光が入射しない非入射位置において、配光レンズ部42によって、配光制御(反射および屈折)されて、リフレクタ3による反射光と同じ方向を向いて出射する。具体的には、本実施形態では、図2に示すように、配光レンズ部42において、入射面42aに入射された光は、略屈折せずに反射面42bに入射される。そして、反射面42bによって、光を全反射させる。この反射面42bによって反射した光は出射面42cに入射し、この入射光は出射面42cによって、所定の方向(リフレクタ3による反射光と同じ方向)に屈折されて出射する。したがって、配光レンズ部42に入射された光を、配光レンズ部42による配光制御によって、リフレクタ3による反射光と同じ方向を向いて車両前方に出射させているので、従来の車両用前照灯と比べて、車両用前照灯A1の照射強度を向上させることができる。以上のことから、従来の車両用前照灯において無駄にしていた光源1からの光を有効に活用することができる。
In the vehicle headlight A1, the light emitted from the
車両用前照灯A1においては、インナーレンズ4は車両前方から見て円形状である。これにより、車両用前照灯A1の車両前方から見た外観および車両用前照灯A1の照射範囲を、周知のプロジェクタ型の車両用前照灯と同等にすることができる。このプロジェクタ型の車両用前照灯に用いられるインナーレンズ(投影レンズ)は肉厚であり高価であった。一方、本実施形態におけるインナーレンズ4は、上記投影レンズと比べて、薄くできるため安価である。したがって、プロジェクタ型の車両用前照灯と同等の意匠性および性能を、安価に実現することができる。
In the vehicle headlight A1, the
第1実施形態では、LED12の発光面が下側を向き、光源1からの光が下側に照射される場合を示したが、これに限定されない。例えば、LED12の発光面が上側を向き、光源1からの光が上側に照射されるように構成してもよい。この場合の車両用前照灯A1は、図1において上下反転させた形状となる。
In the first embodiment, the case where the light emitting surface of the
第1実施形態では、光源1からに発せられ、リフレクタ3によって反射しなかった光は、その一部が配光レンズ部42に入射するとともに、その他が素通しレンズ部41に入射される。すなわち、素通しレンズ部41には、リフレクタ3による反射光だけでなく、光源1から直接光が入射される。この光源1から素通しレンズ部41に直接入射される光を遮るためにシェードを備えるようにしてもよい。図4は、本変形例に係る車両用前照灯A1’を示している。車両用前照灯A1’は、車両用前照灯A1と比較して、シェード5を備えている。
In the first embodiment, a part of the light emitted from the
シェード5は、上記するように光源1から発生された光の一部を遮るものである。シェード5は、遮光可能な不透明材料からなる。このような材料としては、例えば、黒色の樹脂材料などがある。なお、これに限定されない。なお、シェード5は、すべてが遮光可能な不透明材料であってもよいし、部分的に遮光可能な不透明材料であってもよい。本変形例においては、シェード5は、図4に示すように、光源1から車両前方側に発せられ、かつ、素通しレンズ部41に直接入射される光を遮光するように配置される(図4一点鎖線矢印参照)。
The
以上のように、シェード5を備えたことで、光源1から素通しレンズ部41に直接入射される光を遮光することができる。したがって、車両用前照灯A1’から出射する光は、リフレクタ3によって配光制御された光または配光レンズ部42によって配光制御された光となる。すなわち、車両用前照灯A1’の出射光は、すべて配光制御された光となる。また、図4に示すように、シェード5を光源1よりも車両前方に設けることで、車両用前照灯A1’を車両前方から見たときに、シェード5によって光源1を隠すことができる。
As described above, by providing the
次に、第2実施形態に係る車両用前照灯A2について説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同一あるいは類似の構成については、同じ符号を付して、その説明を省略する。 Next, the vehicle headlight A2 according to the second embodiment will be described. In the second embodiment, the same or similar configurations as those in the first embodiment are designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
図5は、本発明の第2実施形態に係る車両用前照灯A2を説明するための図である。図5は、車両用前照灯A2を車両の車幅方向から見た縦断面図(垂直断面図)である。なお、図5においては、同図の左方向が車両用前照灯A2(車両)の前方向を、同図の上方向が車両用前照灯A2(車両)の上方向をそれぞれ示している。また、図5の断面表示において、ハッチングを一部省略している。車両用前照灯A2は、車両用前照灯A1と同様に、ハウジング(図示略)、アウターレンズ(図示略)、光源1、リフレクタ3、および、インナーレンズ4を備えている。ただし、これらの形状は異なっている。
FIG. 5 is a diagram for explaining the vehicle headlight A2 according to the second embodiment of the present invention. FIG. 5 is a vertical cross-sectional view (vertical cross-sectional view) of the vehicle headlight A2 as viewed from the vehicle width direction of the vehicle. In FIG. 5, the left direction in the figure shows the front direction of the vehicle headlight A2 (vehicle), and the upper direction in the figure shows the upward direction of the vehicle headlight A2 (vehicle). .. Further, in the cross-sectional display of FIG. 5, some hatching is omitted. Like the vehicle headlight A1, the vehicle headlight A2 includes a housing (not shown), an outer lens (not shown), a
本実施形態に係る光源1は、ハロゲンバルブとしている。なお、ハロゲンバルブではなく、高輝度放電バブル(HIDバルブ)あるいはLEDバルブなどであってもよい。
The
本実施形態に係るリフレクタ3は、車両用前照灯A2の照射方向側(前側)が開口し、後側が閉塞した凹状である。ただし、後側の一部には、光源1(ハロゲンバルブ)を挿通するための挿通孔が設けられている。本実施形態に係るリフレクタ3の内面3aは、当該挿通孔に挿通されたハロゲンバルブを対象軸とする回転放物面をなす。本実施形態においても、リフレクタ3は、光源1から入射される光を反射させて、配光制御を行う。なお、本実施形態においても、光源1からの光がリフレクタ3によって所定の方向に配光されれば、リフレクタ3の形状は特に限定されない。
The
本実施形態に係るインナーレンズ4は、リフレクタ3よりも車両前方側に配置され、リフレクタ3の開口部を覆うように構成されている。本実施形態に係るインナーレンズ4は、上記第1実施形態に係るインナーレンズ4と同様に、素通しレンズ部41および配光レンズ部42を含んでいる。
The
本実施形態においても、素通しレンズ部41は、リフレクタ3による反射光を素通しする。また、配光レンズ部42は、入射面42a、反射面42bおよび出射面42cにより、入射される光を反射および屈折させて、リフレクタ3による反射光と同じ方向に出射させるように配光する。したがって、車両用前照灯A2においても、車両用前照灯A1と同様に、光源1から発せられ、リフレクタ3によって反射された光は、図5の破線矢印で示すように、インナーレンズ4の素通しレンズ部41を介して、車両前方に出射する。また、光源1から発せられ、リフレクタ3によって反射されなかった光の一部は、図5の実線矢印で示すように、インナーレンズ4の配光レンズ部42に入射され、この入射光はリフレクタ3による反射光が入射しない非入射位置において、配光レンズ部42によって、配光制御(反射および屈折)されて、リフレクタ3による反射光と同じ方向を向いて出射する。以上のことから、第2実施形態に係る車両用前照灯A2においても、第1実施形態に係る車両用前照灯A1と同様に、従来の車両用前照灯において無駄にしていた光源1からの光を有効に活用することができる。
Also in this embodiment, the
なお、第2実施形態においても、光源1から素通しレンズ部41に直接光が入射されないように、シェード5を備えていてもよい。
Also in the second embodiment, the
次に、第3実施形態に係る車両用前照灯A3について説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と同一あるいは類似の構成については、同じ符号を付して、その説明を省略する。 Next, the vehicle headlight A3 according to the third embodiment will be described. In the third embodiment, the same or similar configurations as those in the first embodiment are designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
図6は、本発明の第3実施形態に係る車両用前照灯A3を説明するための図である。図6は、車両用前照灯A3を車両の車幅方向から見た縦断面図(垂直断面図)である。なお、図6においては、同図の左方向が車両用前照灯A3(車両)の前方向を、同図の上方向が車両用前照灯A3(車両)の上方向をそれぞれ示している。また、図6の断面表示において、ハッチングを一部省略している。車両用前照灯A3は、上記第1実施形態に係る車両用前照灯A1と比較して、インナーレンズ4において配光レンズ部42の代わりに配光レンズ部42’を含んでいる。なお、第3実施形態においては、当該配光レンズ部42’を、第1実施形態に係る車両用前照灯A1(インナーレンズ4)に適用した場合を示すが、第2実施形態に係る車両用前照灯A2(インナーレンズ4)に適用してもよい。
FIG. 6 is a diagram for explaining the vehicle headlight A3 according to the third embodiment of the present invention. FIG. 6 is a vertical cross-sectional view (vertical cross-sectional view) of the vehicle headlight A3 as viewed from the vehicle width direction of the vehicle. In FIG. 6, the left direction in the figure shows the front direction of the vehicle headlight A3 (vehicle), and the upper direction in the figure shows the upward direction of the vehicle headlight A3 (vehicle). .. Further, in the cross-sectional display of FIG. 6, some hatching is omitted. The vehicle headlight A3 includes a light distribution lens unit 42'instead of the light
車両用前照灯A1における配光レンズ部42は、光源1から直接入射される光を配光制御するように構成されていたが、車両用前照灯A3における配光レンズ部42’は、光源1から素通しレンズ部41を介して入射される光を配光制御するように構成されている。このため、配光レンズ部42’は、図6に示すように、第1実施形態に係る配光レンズ部42と比較して、その形状が異なる。
The light
次に、本実施形態における配光レンズ部42’の配光制御について説明する。光源1から車両前方に出射された光の一部は、直接インナーレンズ4の素通しレンズ部41に入射する。このとき、光源1から素通しレンズ部41を照射する光は、素通しレンズ部41と空気(灯室)との界面f1において、屈折し、素通しレンズ部41内部に入射する。そして、この屈折した光は、素通しレンズ部41と空気との界面f2に入射するときの入射角(図6におけるα)が臨界角を超えていると、界面f2で全反射する。なお、超えていないものは、界面f2で屈折して、出射される。次いで、界面f1で全反射した光は、素通しレンズ部41内部から界面f1に入射する。このときの入射角(図6における角度β)が臨界角を超えていると、界面f1で全反射する。なお、界面f1と界面f2とが平行である場合、界面f2で全反射した光は界面f1においても全反射する。すなわち、角度αと角度βとは一致する。このように、光源1から直接素通しレンズ部41に入射した光の一部が界面f1,f2で全反射を繰り返し、配光レンズ部42’に入射する。そして、配光レンズ部42’の内部にて配光制御(反射)されて、界面f2に入射するときの入射角が臨界角以下となって、界面f2で屈折し、車両前方に出射する。
Next, the light distribution control of the light distribution lens unit 42'in the present embodiment will be described. A part of the light emitted from the
インナーレンズ4に配光レンズ部42’を設けていない場合、光源1から素通しレンズ部41に入射した光の一部は、上記するように界面f1および界面f2において全反射を繰り返して、インナーレンズ4(素通しレンズ部41)の下端から下方向に出射される。一方、第3実施形態に係る車両用前照灯A3においては、光源1からの光が、素通しレンズ部41を介して、配光レンズ部42’に入射され、そして、配光レンズ部42’に入射した光が、配光レンズ部42’によって、配光制御されて、車両前方に出射される。したがって、車両用前照灯A3においても、第1実施形態と同様に、従来の車両用前照灯において無駄にしていた光源1からの光を有効に活用することができる。
When the light distribution lens portion 42'is not provided on the
第1実施形態ないし第3実施形態では、光源1からの光をリフレクタ3で配光制御して、インナーレンズ4の素通しレンズ部41を介して、車両前方に出射させる場合を示したが、これに限定されない。例えば、素通しレンズ部41の形状を変更して、変更したインナーレンズ4によって配光制御するように構成してもよい。この場合、リフレクタ3による配光制御はしてもしなくてもよい。
In the first embodiment to the third embodiment, the case where the light from the
第1実施形態ないし第3実施形態では、インナーレンズ4が素通しレンズ部41を備えている場合を示したが、これを備えていなくてもよい。すなわち、インナーレンズ4は、車両前方から見て環状をなす配光レンズ部42(42’)から構成されてもよい。なお、この場合の配光レンズ部42(42’)は、円形の環状に限らず、多角形の環状、あるいは、異形の環状などであってもよい。ただし、インナーレンズ4の加工が煩雑になるため、素通しレンズ部41を設け、素通しレンズ部41と配光レンズ部42(42’)とを一体的に形成するほうが望ましい。
In the first embodiment to the third embodiment, the case where the
第1実施形態ないし第3実施形態では、配光レンズ部42(42’)の形状によって、配光制御を行う場合を示したが、これに限定されない。例えば、配光レンズ部42(42’)の材質を部分的に変更することにより、配光制御を行うように構成してもよい。 In the first embodiment to the third embodiment, the case where the light distribution control is performed by the shape of the light distribution lens unit 42 (42') is shown, but the present invention is not limited to this. For example, the light distribution may be controlled by partially changing the material of the light distribution lens unit 42 (42').
第1実施形態ないし第3実施形態では、配光レンズ部42(42’)によって、リフレクタ3による反射光と同じ方向に光を出射させることで、車両用前照灯A1,A2,A3の照射強度を向上させた場合を示したが、これに限定されない。例えば、配光レンズ部42(42’)の車両前方側の向く面(第1および第2実施形態においては出射面42c)の形状を変更したり、その前方に異なるレンズを設けたりすることで、リフレクタ3による反射光とは異なる方向に光を出射させるように配光制御してもよいし、魚眼レンズやフレネルレンズのように光を拡散させるように配光制御してもよい。また、例えば、車両用前照灯A1,A2,A3に装飾性、意匠性、および、美観性などの付加価値をつけるようにしてもよい。図7は、このような変形例に係るインナーレンズ4の一例を示しており、第1実施形態におけるインナーレンズ4において、配光レンズ部42の出射面42cにレンズカット加工(ダイヤカット加工)を施した場合を示している。なお、図7は、インナーレンズ4を車両前方から見た状態を示している。この場合、配光レンズ部42が輝いて見えるので、高級感を付加できる。その他、シボ加工やプリズム加工などを施してもよい。また、上記したプロジェクタ型の車両用前照灯においては、光源からの光は上記投影レンズによって配光制御されているため、投影レンズの形状を変更する上で制限があった。しかしながら、車両用前照灯A1,A2,A3においては、光源からの光は主にリフレクタ3によって配光制御しているため、インナーレンズ4の形状を容易に変更可能である。したがって、本変形例のような加飾を容易に行うことができる。
In the first to third embodiments, the light distribution lens unit 42 (42') emits light in the same direction as the light reflected by the
本発明に係る車両用灯具は、上記した実施形態に限定されるものではない。本発明の車両用灯具の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。 The vehicle lamp according to the present invention is not limited to the above-described embodiment. The specific configuration of each part of the vehicle lamp of the present invention can be freely redesigned.
A1,A1’,A2,A3:車両用前照灯
1 :光源
11 :基板
11a :下面
11b :上面
12 :LED
2 :放熱部材
3 :リフレクタ
3a :内面
4 :インナーレンズ
41 :素通しレンズ部
42,42’:配光レンズ部
42a :入射面
42b :反射面
42c :出射面
5 :シェード
f1,f2:界面
91 :ハウジング
92 :アウターレンズ
93 :光源
94 :リフレクタ
99 :灯室
A1, A1', A2, A3: Vehicle headlight 1: Light source 11:
2: Heat dissipation member 3:
Claims (1)
前記光源からの光を反射させるリフレクタと、
前記リフレクタによる反射光が入射しない非入射位置に配置され、かつ、前記光源から入射される光を配光制御する配光部を含むレンズと、
を備えており、
前記レンズは、前記反射光が入射される素通し部をさらに含み、
前記素通し部は、前記反射光の出射方向の両面が平面であり、かつ、当該出射方向の厚さが一様であり、
前記配光部は、前記素通し部の外縁に配置されており、かつ、前記素通し部から前記反射光の出射方向と逆方向に突出している、ことを特徴とする車両用灯具。 Light source and
A reflector that reflects light from the light source,
A lens that is arranged at a non-incident position where the light reflected by the reflector is not incident and includes a light distribution unit that controls the light distribution of the light incident from the light source.
Equipped with
The lens further includes a pass-through portion into which the reflected light is incident.
In the transparent portion, both sides of the reflected light in the emission direction are flat, and the thickness in the emission direction is uniform.
A vehicle lamp characterized in that the light distribution portion is arranged on the outer edge of the transparent portion and protrudes from the transparent portion in a direction opposite to the emission direction of the reflected light .
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