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JP7048145B2 - 無人航空機管理装置、無人航空機管理方法、及びプログラム - Google Patents
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無人航空機管理装置、無人航空機管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無人航空機の飛行経路を予測するための飛行経路予測装置、飛行経路予測方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
従来から、「ドローン」と呼ばれる無人航空機(以下、「UAV(Unmanned Aerial Vehicle)」とも表記する。)は、軍事用途、農薬散布といった様々な用途に用いられている。とりわけ、近年においては、バッテリーの小型化及び高出力化により、動力原として電動モータを利用する小型のドローンが開発されている。小型のドローンは、運用が簡単であることから、急速に普及しており、今後、農業、通信、物流等の分野で更なる活用が見込まれている。(非特許文献1参照。)
一方で、小型のドローン(以下、単に「ドローン」と表記する)の普及に伴い、制御不能となったドローンが墜落し、地上にあった物を破損する、建物に衝突する等の事故が多数報告されている(非特許文献2参照。)。また、大型旅客機とのニアミス事故の報告もあり、ドローンの適切な運行管理が求められているが、急速な普及に追いついていない。
このような状況に対応するため、日本国においては、国土交通省が、ドローンの運行管理のために、現在、一定規格以上のドローンの使用について、ガイドライン(非特許文献3参照。)を定めている。このガイドラインでは、具体的には、ドローン利用者が人口密集地等の上空でドローンを飛行させる場合、飛行予定経路、飛行予定日時といった情報を国土交通省に申請することを義務付けている。
そして、国土交通省では、これらの申請に対し、他の申請、NOTAMと呼ばれる航空運行業務に関わる情報、及び定められている飛行禁止エリアの情報等を考慮し、上記申請のドローンの利用が安全であるか、否かが判断される。安全であると判断された申請に対しては、許可又は承認が与えられる。
総務省,"ドローンの現状について",[online],[平成28年9月27日検索],インターネット<URL: http://www.soumu.go.jp/main_content/000401647.pdf> 国土交通省,"平成28年度 無人航空機に係る事故等の一覧",[online],[平成28年9月27日検索],インターネット<URL: http://www.mlit.go.jp/common/001132992.pdf> 国土交通省,"無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン",[online],[平成28年9月27日検索],インターネット<URL:http://www.mlit.go.jp/common/001128047.pdf>
しかしながら、国土交通省における承認処理は、現在、人手によって行われており、処理できる飛行申請の数に限界がある。このため、ドローンの飛行申請が更に増加すると、飛行申請から承認までにかかる期間が長くなってしまうことから、他のドローン、航空機、飛行禁止エリア等を考慮しつつ、承認業務を自動で行なうシステムの導入が求められている。
ところで、このようなドローンには、一般の航空機に比べて、重量が小さく、推進力が低いため、風等の気象条件の影響を受けやすいという特性がある。このため、ドローンが、許可されている飛行経路から外れ、飛行が禁止されているエリアに侵入したり、他のドローンに対して許可されている飛行経路を横切ってしまったりする可能性がある。このような事態は、ドローンを安全に飛行させる上で大きな妨げとなる。このような状況から、上述のシステムを導入するに当たっては、気象条件を考慮して承認処理を行なえるようにすることが求められている。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、気象条件に基づいて無人航空機の飛行経路を補正して、無人航空機の安全を図り得る、無人航空機管理装置、無人航空機管理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における無人航空機管理装置は、
無人航空機の飛行予定経路を取得する、経路取得部と、
取得した前記飛行予定経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、気象情報取得部と、
前記飛行予定経路と前記気象情報とに基づいて、前記無人航空機の実際の飛行経路を予測する、飛行経路予測部と、
を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における無人航空機管理方法は、
(a)無人航空機の飛行予定経路を取得する、ステップと、
(b)取得した前記飛行予定経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、ステップと、
(c)前記飛行予定経路と前記気象情報とに基づいて、前記無人航空機の実際の飛行経路を予測する、ステップと、
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
(a)無人航空機の飛行予定経路を取得する、ステップと、
(b)取得した前記飛行予定経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、ステップと、
(c)前記飛行予定経路と前記気象情報とに基づいて、前記無人航空機の実際の飛行経路を予測する、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、気象条件に基づいて無人航空機の飛行経路を補正して、無人航空機の安全を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態における無人航空機管理装置の概略構成を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態における無人航空機管理装置の構成を具体的に示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態においてユーザによって入力された飛行予定経路の一例を示す図である。 図4は、無人航空機に生じる各ベクトルの関係の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態で予測された飛行経路の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態で設定される飛行エリアの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態におけるエリアの判定処理を説明する図である。 図8は、本発明の実施の形態における無人航空機管理装置の動作を示すフロー図である。 図9は、図8に示したステップA5の詳細を示すフロー図である。 図10は、本発明の実施の形態で設定された区画を模式的に示した図である。 図11は、本発明の実施の形態において作成された区画特定情報の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態において特定された無人航空機の飛行エリアに該当する区画と飛行禁止エリアに該当する区画との一例を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態において作成される判定情報の一致を示す図である。 図14は、図8に示したステップA5の他の例の詳細を示すフロー図である。 図15は、本発明の実施の形態において、飛行エリアの一部が他の無人航空機の飛行エリアに該当している場合を示す図である。 図16は、本発明の実施の形態の変形例において設定される経由点及びその通過時刻を示す図である。 図17は、本発明の実施の形態の変形例において作成されるスケジュール判定情報の一例を示す図である。 図18は、本発明の実施の形態における無人航空機管理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、無人航空機管理装置、無人航空機管理方法、及びプログラムについて、図1~図9を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、本発明の実施の形態における無人航空機管理装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における無人航空機管理装置の概略構成を示す構成図である。
図1に示すように、本実施の形態における無人航空機管理装置10は、無人航空機を管理するための装置である。無人航空機管理装置10は、経路取得部11と、気象情報取得部12と、飛行経路予測部13とを備えている。
経路取得部11は、無人航空機の飛行予定経路を取得する。また、気象情報取得部12は、取得した飛行予定経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する。飛行経路予測部13は、飛行予定経路と気象情報とに基づいて、無人航空機の実際の飛行経路を予測する。
このように、本実施の形態では、飛行予定経路と気象情報とに基づいて、無人航空機が気象条件の影響を受けて、実際に飛行する飛行経路を予測する。このため無人航空機が、仮に気象条件の影響を受けて、予定していた経路と異なる飛行経路を飛行してしまう場合にも、飛行経路を把握することが可能になり、無人航空機の安全を図ることができる。
続いて、図1に加え、図2~図7を用いて、本実施の形態における無人航空機管理装置10の構成について更に具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態における無人航空機管理装置の構成を具体的に示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態では、無人航空機管理装置10は、インターネット等のネットワーク30を介して、ユーザ21の端末装置20と、気象情報データベース40とに接続されている。気象情報データベース40は、飛行経路を予測するために必要となる気象情報を格納している。
また、図2に示すように、本実施の形態では、無人航空機管理装置10は、図1に示した経路取得部11、気象情報取得部12及び飛行経路予測部13に加えて、エリア設定部14と、エリア判定部15とを備えている。エリア設定部14及びエリア判定部15の機能については後述する。
経路取得部11は、本実施の形態では、無人航空機を運用するユーザ21の端末装置20から、インターネット30を介して、飛行予定経路を取得する。具体的には、ユーザ21が、端末装置20上で、無人航空機の飛行予定経路及び飛行予定時刻を含む飛行予定情報を入力すると、端末装置20は、入力された飛行予定情報を、インターネット30を介して、無人航空機管理装置10へと送信する。従って、経路取得部11は、飛行予定情報を受信することによって、飛行予定経路を取得する。
ここで、本実施の形態において、ユーザ21によって入力される飛行予定経路について具体的に説明する。ユーザ21(図2参照)は、まず、端末装置20の画面に地図を表示させ、地図上で、飛行予定経路の出発地点、経由地点、及び目的地点を入力する。なお、ユーザ21による入力は、出発地点と目的地点とだけであっても良い。また、ユーザ21は、端末装置20上で、飛行開始予定時刻、又は飛行開始予定時刻と飛行終了予定時刻とを入力しても良い。
これにより、端末装置20は、出発地点、経由地点、及び目的地点それぞれの座標(緯度及び経度)を特定し、特定した座標に、飛行開始予定時刻及び飛行終了予定時刻を合わせて、飛行予定情報とし、飛行予定情報を無人航空機管理装置10へと送信する。
図3は、本発明の実施の形態においてユーザによって入力された飛行予定経路の一例を示す図である。図3の例では、飛行予定経路50は、出発地点51と、経由地点52と、目的地点53とを含み、地点間を直線で結ぶことによって構成されている。
気象情報取得部12は、本実施の形態では、まず、経路取得部11で取得された飛行予定経路を含む領域を特定する。そして、気象情報取得部12は、特定した領域(以下「特定領域」と表記する。)における飛行予定時刻での気象情報を、気象情報データベース40から取得する。
また、気象情報データベース40は、気象庁、又は気象情報を提供する事業者が提供するデータベースであっても良いし、無人航空機管理装置10の管理者が観測機器によって測定した気象情報が格納されたデータベースであっても良い。更に、本実施の形態において、気象情報取得部12によって取得される気象情報としては、例えば、特定領域における風速及び風向を特定する情報が挙げられる。
飛行経路予測部13は、本実施の形態では、まず、経路取得部11から飛行予定情報を取得し、気象情報取得部12から気象情報を取得する。続いて、飛行経路予測部13は、気象情報に基づいて、無人航空機が飛行予定経路を飛行中に風から受ける外力のベクトルを特定する。また、飛行経路予測部13は、予め登録されている無人航空機の性能を示す情報に基づいて、無人航空機の推力によるベクトル、及び無人航空機が空気抵抗によって受ける力のベクトルを特定する。無人航空機の性能を示す情報としては、上述のベクトルを算出するために必要な情報、例えば、大きさ、重量、推進力、表面積、ペイロード、等が挙げられる。そして、飛行経路予測部13は、特定した各ベクトルを用いて、無人航空機の実際の飛行経路を予測する。
具体的には、飛行経路予測部13は、まず、気象情報から風向及び風速を示すベクトルwを算出する。更に、飛行経路予測部13は、無人航空機の性能を示す情報から、無人航空機の推力を示すベクトルDと、無人航空機の実際の進行方向及び速度を示すベクトルvと、無人航空機が受ける空気抵抗のベクトルRとを算出する。また、飛行経路予測部13は、ベクトルwとベクトルvとから、無人航空機が受ける風力のベクトルfを算出する。そして、飛行経路予測部13は、無人航空機の質量mとし、下記の数1を用いて、時間tにおける無人航空機の加速度ベクトルaを算出する。
Figure 0007048145000001
そして、飛行経路予測部13は、無人航空機の加速度ベクトルaの算出を、設定された時間間隔で行なう。更に、飛行経路予測部13は、算出された時間毎の加速度ベクトルaの大きさ及び方向を用いて、飛行予定経路の出発地点を基準にして、時間毎の無人航空機の位置を予測することで、風等の影響を考慮した、実際に飛行する経路を予測する。図4は、無人航空機に生じる各ベクトルの関係の一例を示す図である。図5は、本発明の実施の形態で予測された飛行経路の一例を示す図である。図5の例では、予測された飛行経路54は、風の影響によって、飛行予定経路50よりも遠回りする経路となっている。
なお、図5の例では、風の影響を受けた状況下にかかわらず、無人航空機が経由地点52を通って、目的地点53に到達すると予測されている。これは、例えば、無人航空機が手動による操縦によって飛行する場合、操縦者は、無人航空機が風によって流されても、経由地点52を経由して目的地点53に到達するように、進路を補正しながら操縦を行なうためである。また、無人航空機が自動航行機能によって飛行する場合は、無人航空機自体が、経由地点52を経由して目的地点53に到達するように、GPS(Global Positioning System)の位置情報に基づき、進路を補正しながら飛行するためである。
また、エリア設定部14は、飛行経路予測部13が予測した飛行経路54、及び飛行予定経路50を含むエリア(以下「飛行エリア」と表記する。)を設定する(図6参照)。図6は、本発明の実施の形態で設定される飛行エリアの一例を示す図である。図6において、55は、設定された飛行エリアを示している。
また、エリア設定部14による飛行エリア55の設定は、飛行経路54及び飛行予定経路50が含まれるように行なわれていれば良い。但し、本実施の形態では、エリア設定部14は、無人航空機の性能、例えば、飛行経路修正機能の有無等に応じて、飛行エリア55の外縁と飛行経路54又は飛行予定経路50との最短距離、即ちマージンを設定することもできる。また、マージンの設定は、固定値によって行なわれていても良い。
また、ここで設定された飛行エリア55は、別の航空機に対しては、飛行禁止エリアとなる。ここで、別の航空機としては、飛行機、ヘリコプター、飛行船等、飛行可能なもの全てが挙げられる。また、他の航空機は、有人型であっても良いし、無人型であっても良い。
また、エリア判定部15は、エリア設定部14によって設定された飛行エリア55が、他の無人航空機について設定された飛行エリア56、又は予め航空機の飛行が禁止されているエリアと重なっているかどうかを判定する。図7は、本発明の実施の形態におけるエリアの判定処理を説明する図である。図7の例では、設定された飛行エリア55は、他の無人航空機に対して既に設定されている飛行エリア56と重なっている。
なお、以降においては、他の無人航空機について設定された飛行エリア56と、予め航空機の飛行が禁止されているエリアとを総括して、「飛行禁止エリア」と表記する。また、予め航空機の飛行が禁止されているエリアとしては、人口密集エリア、道路、鉄道の路線、発電所のエリア、政府機関のエリア等の予め飛行が禁止されているエリア、更には無人航空機以外の航空機の飛行エリア等が挙げられる。
具体的には、エリア判定部15は、まず、エリア設定部14によって設定された飛行エリアを含むエリア(以下「広域エリア」と表記する。)の地図データを取得する。次いで、エリア判定部15は、取得した地図データを用いて、広域エリアを分割して複数の区画を設定する。更に、エリア判定部15は、設定した区画の中で、エリア設定部14によって設定された飛行エリア55に該当する区画と、飛行禁止エリアに該当する区画とを特定する。
そして、エリア判定部15は、エリア設定部14によって設定された飛行エリア55に該当する区画と、飛行禁止エリアに該当する区画とを対比する。その後、エリア判定部15は、対比の結果から、一致している区画が存在するかどうかを判定する。一致している区画が存在する場合は、エリア判定部15は、エリア設定部14によって設定された飛行エリア55が、飛行禁止エリアと重なっていると判定する。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態における無人航空機管理装置10の動作について図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態における無人航空機管理装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1~図7を参酌する。また、本実施の形態では、無人航空機管理装置10を動作させることによって、無人航空機管理方法が実施される。よって、本実施の形態における無人航空機管理方法の説明は、以下の無人航空機管理装置10の動作説明に代える。
最初に、図8に示すように、無人航空機管理装置10において、経路取得部11は、ユーザ21の端末装置20から送信されてくる飛行予定情報を受信して、飛行予定経路を取得する(ステップA1)。具体的には、経路取得部11は、取得した飛行予定情報から飛行予定経路を特定し、これを取得する。
次に、気象情報取得部12は、ステップA1で取得された飛行予定経路を含む領域を特定し、この特定領域における飛行予定時刻での気象情報を、気象情報データベース40から取得する(ステップA2)。なお、飛行予定時刻は、ステップA1で受信された飛行予定情報から特定される。
次に、飛行経路予測部13は、ステップA1で取得された飛行予定経路と、ステップA2で取得された気象情報とに基づいて、無人航空機の実際の飛行経路を予測する(ステップA3)。
具体的には、ステップA3では、飛行経路予測部13は、気象情報から風向及び風速を示すベクトルwを算出する。更に、飛行経路予測部13は、無人航空機の性能を示す情報から、無人航空機の推力を示すベクトルDと、無人航空機の実際の進行方向及び速度を示すベクトルvと、無人航空機が受ける空気抵抗のベクトルRとを算出する。また、飛行経路予測部13は、ベクトルwとベクトルvとから、無人航空機が受ける風力のベクトルfを算出し、上記の数1を用いて、時間tにおける無人航空機の加速度ベクトルaを算出する。そして、飛行経路予測部13は、時間毎の加速度ベクトルaの大きさ及び方向から、時間毎の無人航空機の位置を予測することで、実際の飛行経路を予測する。
次に、エリア設定部14は、ステップA3で予測された飛行経路と、ステップA1で取得された飛行予定経路とに基づいて、これらを含む飛行エリアを設定する(ステップA4)。また、エリア設定部14は、設定した飛行エリアを、他の飛行機の飛行禁止エリアとする。
次に、エリア判定部15は、ステップA4で設定された飛行エリアが、他の無人航空機について設定された飛行エリア、又は予め航空機の飛行が禁止されている飛行禁止エリアと重なっているかどうかを判定する(ステップA5)。
そして、エリア判定部15は、ステップA5での判定結果を、インターネット30を介して、ユーザ21の端末装置20に送信する(ステップA6)。これにより、端末装置20は、その画面上に、ユーザ21が入力した飛行予定経路が、他の無人航空機と接触する可能性があるかどうかを提示する。
ここで、図8に示したステップA5について図9~図13を用いてより詳細に説明する。図9は、図8に示したステップA5の詳細を示すフロー図である。
図9に示すように、最初に、エリア判定部15は、ステップA5で設定された飛行エリアを含む広域エリアの地図データを取得する(ステップA51)。
具体的には、ステップA51では、エリア判定部15は、例えば、飛行エリアを囲む矩形のエリアを広域エリアとして設定し、インターネット30に接続されている地図データベースから、広域エリアの地図データを取得する。なお、地図データベースの具体例としては、地図情報の提供サービスを行なう事業者のデータベース、無人航空機管理装置10の管理者が保有しているデータベース等が挙げられる。
次に、エリア判定部15は、ステップA51で取得した地図データを用いて、広域エリアを分割して複数の区画を設定する(ステップA52)。
具体的には、エリア判定部15は、広域エリアを格子状に分割して、複数の区画を設定する。また、エリア判定部15は、設定した複数の区画それぞれに番号を付与する。図10は、本発明の実施の形態で設定された区画を模式的に示した図である。図10の例では、各区画60には、1~96までの番号が付与されている。更に、このとき、エリア設定部15は、対象領域をより細かく分割して、各区画60の面積を小さくすることで、後述する判定の精度を向上させることができる。
また、エリア判定部15は、区画60を設定すると、地図データに基づいて、設定した各区画を特定する区画特定情報を作成し、これを保持する。図11は、本発明の実施の形態において作成された区画特定情報の一例を示す図である。図11に示すように、区画特定情報は、区画毎に、その区画に付与された番号と、区画の北西角の座標(緯度、経度)と、区画の南東角の座標(緯度、経度)とを特定している。
なお、区画特定情報は、各区画を特定できる情報であれば良く、区画の北西角及び南東角の座標の代わりに、区画の特定の位置(例えば、中央)の一点の座標を特定する情報であっても良い。
次に、エリア判定部15は、ステップA52で設定された区画60の中で、飛行エリア55に該当する区画60aと、飛行禁止エリアに該当する区画60bとを特定する(ステップA53)。
具体的には、ステップA53では、エリア判定部15は、各区画に、無人航空機の飛行エリアを重ね合わせて、飛行エリアに該当する区画60aの番号を特定する。また、エリア判定部15は、各区画に、先に特定している他の無人航空機の飛行エリアと予め設定されている飛行が禁止されているエリアとを重ね合わせて、飛行禁止エリアに該当する区画60bの番号も特定する。
図12は、本発明の実施の形態において特定された無人航空機の飛行エリアに該当する区画と飛行禁止エリアに該当する区画との一例を示す図である。図12に示すように、エリア判定部15は、区画60aの番号と、区画60bの番号とを特定する。
次に、エリア判定部15は、エリア設定部14によって設定された飛行エリア55に該当する区画と、飛行禁止エリアに該当する区画とを対比して、対比の結果から、一致している区画が存在するかどうかを判定する(ステップA54)。具体的には、エリア判定部15は、飛行エリア55に該当する区画60aの番号と、飛行禁止エリアに該当する区画60bの番号とを対比して、一致している番号が存在しているかどうかを判定する。
そして、判定の結果、一致している区画が存在する場合は、エリア判定部15は、ステップA4で設定された飛行エリア55は、飛行禁止エリアと重なっていると判定する(ステップA55)。一方、判定の結果、一致している区画が存在していない場合は、エリア判定部15は、ステップA4で設定された飛行エリア55は、飛行禁止エリアと重なっていないと判定する(ステップA56)。
ここで、図13を用いて、ステップA54の判定処理の詳細について説明する。ステップA54では、エリア判定部15は、まず、ステップA53で特定した飛行エリアに該当する区画の番号と飛行禁止エリアに該当する区画の番号とを用いて、区画特定情報(図11参照)から、図13に示す判定処理のための情報(以下「判定情報」と表記する。)を作成する。
図13は、本発明の実施の形態において作成される判定情報の一致を示す図である。図13に示すように、判定情報には、区画毎に、その区画が飛行エリアに該当する区画60aであるかどうかを示す情報と、その区画が飛行禁止エリアに該当する区画60bであるかどうかを示す情報とが含まれている。
図13の例では、ある区画が、飛行エリアに該当する区画60aに該当する場合は、「飛行エリア」の項目が「1」となり、該当しない場合は、「飛行エリア」の項目が「0」となる。同様に、ある区画が、飛行禁止エリアの区画60bに該当する場合は、「飛行禁止エリア」の項目が「1」となり、該当しない場合は、「飛行禁止エリア」の項目が「0」となる。
従って、例えば、ある区画が、飛行エリアに該当する区画60aであり、かつ飛行禁止エリアに該当する区画60bである場合には、「飛行エリア」、及び「飛行禁止エリア」の両項目が「1」となる。
この場合、エリア判定部15は、飛行エリアに該当する区画60aの中に、飛行禁止エリアにも該当する区画が存在していると判定し、無人航空機の飛行エリアは、飛行禁止エリアに重なっていると判定する。
[実施の形態による効果]
以上のように、本実施の形態では、飛行予定経路と気象情報とを用い、無人航空機が気象条件の影響を受けて、実際に飛行する飛行経路を予測する。このため無人航空機が、仮に気象条件の影響を受けて、予定していた経路と異なる飛行経路を飛行してしまう場合にも、飛行経路を把握することが可能になり、無人航空機の安全を図ることができる。
また、本実施の形態では、無人航空機が気象条件を受けて、飛行する可能性のある飛行エリアが設定され、設定された飛行エリアが、他の無人航空機の飛行エリア、及び予め航空機の飛行が禁止されているエリアと重なっているかどうかが判定される。このため、無人航空機の適切な運行管理が可能となり、更に、無人航空機の安全を図ることができる。
[変形例]
ここで、本実施の形態の変形例について図14~図17を用いて説明する。本変形例では、エリア判定部15は、無人航空機の飛行エリアが飛行禁止エリアと重なっており、且つ、この飛行禁止エリアが他の無人航空機について設定された飛行エリアである場合に、2つの無人航空機の飛行スケジュールを考慮して衝突判定を実行する。
このため、本変形例では、図8に示したステップA5として、図14に示すステップB51~B58が実行される。図14は、図8に示したステップA5の他の例の詳細を示すフロー図である。
図14に示すように、最初に、エリア判定部15は、ステップA5で設定された飛行エリアを含む広域エリアの地図データを取得し、更に、飛行スケジュール(飛行開始予定時刻及び飛行終了予定時刻)も取得する(ステップB51)。ステップB51は、飛行スケジュールを取得する点以外については、図9に示したステップA51と同様のステップである。
次に、エリア判定部15は、ステップB51で取得した地図データを用いて、広域エリアを分割して複数の区画60を設定する(ステップB52)。ステップB52は、図9に示したステップA52と同様のステップである。
次に、エリア判定部15は、ステップB52で設定された区画60の中で、飛行エリア55に該当する区画60aと、飛行禁止エリアに該当する区画60bとを特定する(ステップB53)。ステップB53は、図9に示したステップA53と同様のステップである。
次に、エリア判定部15は、エリア設定部14によって設定された飛行エリア55に該当する区画と、飛行禁止エリアに該当する区画とを対比し、飛行エリア55の区画の全部又は一部が予め航空機の飛行が禁止されているエリアに該当するかどうかを判定する(ステップB54)。
ステップB54の判定の結果、飛行エリア55の区画の全部又は一部が予め航空機の飛行が禁止されているエリアに該当する場合は、エリア判定部15は、ステップA4で設定された飛行エリア55は、飛行禁止エリアのうち、予め航空機の飛行が禁止されているエリアと重なっていると判定する(ステップB59)。
ステップB59が実行された場合は、ステップA6では、エリア判定部15は、「判定対象となった飛行エリアが予め航空機の飛行が禁止されているエリアに重なっている」旨を、ユーザ21の端末装置20に通知する。
また、予め航空機の飛行が禁止されているエリアには、特定の時間帯においてのみ飛行を禁止する時間制限が設定される場合がある。この場合、ステップB59の実行前に、エリア判定部15は、予め航空機の飛行が禁止されているエリアに、時間制限が設定されているかどうかを判定することができる。そして、時間制限が設定されている場合は、エリア判定部15は、ステップB51で取得された飛行スケジュールと時間制限の内容とを比較し、比較の結果、飛行スケジュールが、飛行が禁止されている時間帯に該当する場合は、上述のステップB59を実行する。一方、比較の結果、飛行スケジュールが、飛行が禁止されている時間帯に該当しない場合は、エリア判定部15は、後述のステップB58を実行する。
ステップB54の判定の結果、飛行エリア55の区画の全部又は一部が予め航空機の飛行が禁止されているエリアに該当しない場合は、エリア判定部15は、飛行エリア55の区画の全部又は一部が、他の無人航空機について設定された飛行エリア56に該当するかどうかを判定する(ステップB55)。
ステップB55の判定の結果、飛行エリア55の区画の全部又は一部が、他の無人航空機について設定された飛行エリア56に該当しない場合は、エリア判定部15は、ステップA4で設定された飛行エリア55は、飛行禁止エリアと重なっていないと判定する(ステップA58)。
一方、ステップB55の判定の結果、飛行エリア55の区画の全部又は一部が、他の無人航空機の飛行エリア56に該当している場合は、エリア判定部15は、無人航空機の飛行スケジュールを、他の無人航空機の飛行スケジュールに照合し、無人航空機と他の無人航空機とが衝突する可能性を判定する(ステップB56)。
図15は、本発明の実施の形態において、飛行エリアの一部が他の無人航空機の飛行エリアに該当している場合を示す図である。図15の例において、61は他の無人航空機の出発地点であり、62は他の無人航空機の到着地点である。
ステップB56の判定の結果、無人航空機が他の無人航空機に衝突する可能性がない場合は、エリア判定部15は、ステップB58を実行し、ステップA4で設定された飛行エリア55は、飛行禁止エリアと重なっていないと判定する。
一方、ステップB56の判定の結果、無人航空機が他の無人航空機に衝突する可能性がある場合は、エリア判定部15は、ステップA4で設定された飛行エリア55は、飛行禁止エリアのうち他の無人航空機について設定された飛行エリア56と重なっていると判定する(ステップB57)。ステップB57が実行された場合は、ステップA6では、エリア判定部15は、「判定対象となった飛行エリアが他の無人航空機について設定された飛行エリアに重なっている」旨を、ユーザ21の端末装置20に通知する。
ここで、図16及び図17を用いて、ステップB56の衝突判定処理の詳細について説明する。ステップB56では、エリア判定部15は、まず、図16に示すように、飛行予定経路の出発地点と経由地点との間に経由点53を設定し、該当する区画の番号を特定する。そして、エリア判定部15は、ステップB51で取得した飛行スケジュールから、飛行速度を求め、求めた飛行速度から、経由点53毎の通過時刻を特定する。図16は、本発明の実施の形態の変形例において設定される経由点及びその通過時刻を示す図である。
続いて、エリア判定部15は、他の無人航空機についても、経由点を設定し、該当する区画の番号を特定する。また、エリア判定部15は、他の無人航空機について設定した経由点毎の通過時刻も特定する。
そして、エリア判定部15は、図17に示すように、判定対象となる無人航空機の出発時刻及び経由点の通過時刻それぞれ毎に、判定情報を作成する。このとき作成された各判定情報は、以下、ひとまとめにして「スケジュール判定情報」と表記することとする。図17は、本発明の実施の形態の変形例において作成されるスケジュール判定情報の一例を示す図である。
図17に示すように、スケジュール判定情報を構成する各判定情報には、対応する時刻において、区画毎に、その区画が飛行予定経路を含む区画であるかどうかを示す情報と、その区画が他の無人航空機が飛行を予定しているエリアの区画であるかどうかを示す情報とが含まれている。
図17の例では、ある区画が、飛行エリアの区画に該当する場合は、「飛行エリア1」の項目が「1」となり、該当しない場合は、「飛行予定経路1」の項目が「0」となる。同様に、ある区画が、他の無人航空機の飛行エリアの区画に該当する場合は、「飛行エリア2」の項目が「1」となり、該当しない場合は、「飛行エリア2」の項目が「0」となる。
従って、特定の時刻の判定情報において、特定の区画の「飛行エリア1」及び「飛行エリア2」が共に「1」となっている場合は、エリア判定部15は、特定の時刻において、特定の区画で、無人航空機と他の無人航空機とが衝突する可能性があると判定する。
また、エリア判定部15は、無人航空機と他の無人航空機とが衝突する可能性があると判定する場合は、無人航空機が飛行エリアを飛行可能となる時間帯を特定することもできる。具体的には、エリア判定部15は、出発時刻及び各経由点の通過時刻を一定時間分ずらして、再度、スケジュール判定情報を作成して、衝突の可能性を判定する。エリア判定部15は、この一連の処理を複数回行なうことで、無人航空機が飛行エリアを飛行可能となる時間帯を特定する。
更に、エリア判定部15は、無人航空機が飛行エリアを飛行可能となる時間帯を特定できた場合は、特定した時間帯をユーザ21の端末装置20に通知する。これにより、端末装置20は、その画面上に、無人航空機が飛行エリアを飛行可能となる時間帯を提示する。
このように、本変形例では、飛行エリアが他の無人航空機の飛行エリアと重なるときは、飛行スケジュールの確認が行なわれ、衝突する可能性があるかどうかが判定されるので、より適切且つ安全に無人航空機の飛行が管理される。また、衝突の可能性がある場合は、ユーザ21に対して、安全な時間帯を提示できるので、ユーザ21は出発時刻を変更することで対応することができる。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図8に示すステップA1~A6を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における無人航空機管理装置10と無人航空機管理方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、経路取得部11、気象情報取得部12、飛行経路予測部13、エリア設定部14、及びエリア判定部15として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、経路取得部11、気象情報取得部12、飛行経路予測部13、エリア設定部14、及びエリア判定部15のいずれかとして機能しても良い。
(物理構成)
ここで、実施の形態におけるプログラムを実行することによって、無人航空機管理装置10を実現するコンピュータについて図18を用いて説明する。図18は、本発明の実施の形態における無人航空機管理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における無人航空機管理装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、無人航空機管理装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
以上のように本発明によれば、気象条件に基づいて無人航空機の飛行経路を補正して、無人航空機の安全を図ることができる。本発明は、無人航空機の分野に利用できる。
10 無人航空機管理装置(実施の形態)
11 経路取得部
12 気象情報取得部
13 飛行経路予測部
14 エリア設定部
15 エリア判定部
20 端末装置
21 ユーザ
30 インターネット
40 気象情報データベース
50 飛行予定経路
51 出発地点
52 経由地点
53 目的地点
54 予測された飛行経路
55 飛行エリア
56 他の無人航空機に対して設定されている飛行エリア
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (6)

  1. 無人航空機の飛行予定経路を取得する、経路取得部と、
    取得した前記飛行予定経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、気象情報取得部と、
    前記飛行予定経路と前記気象情報とに基づいて、前記無人航空機の実際の飛行経路を予測する、飛行経路予測部と、
    予測した前記無人航空機の実際の飛行経路及び前記飛行予定経路を含む飛行エリアを設定し、設定した前記飛行エリアを他の航空機の飛行禁止エリアとし、更に、前記飛行エリアの外縁と前記飛行経路との間又は前記飛行エリアの外縁と前記飛行予定経路との間にマージンを設定する、エリア設定部と、
    エリアの地図データを取得し、取得した前記地図データを用いてエリアを分割して複数の区画を設定し、各区画に番号を付与し、そして、各区画に前記飛行エリアを重ね合わせて、前記飛行エリアに該当する区画の番号を特定し、更に、各区画に、他の無人航空機について設定された飛行エリア、及び予め航空機の飛行が禁止されている禁止エリアを重ね合わせて、飛行禁止エリアに該当する区画の番号を特定し、前記無人航空機の飛行スケジュールに基づいて、前記飛行エリアの区画の番号と前記飛行禁止エリアの区画の番号とを対比して、前記飛行エリアの区画が、前記飛行禁止エリアの区画と重なっているかどうかを判定する、エリア判定部と、
    を備えている、ことを特徴とする無人航空機管理装置。
  2. 前記飛行経路予測部が、
    前記気象情報に基づいて、前記無人航空機が前記飛行予定経路を飛行中に風から受ける外力のベクトルを特定し、
    予め登録されている前記無人航空機の性能を示す情報に基づいて、前記無人航空機の推力によるベクトル、及び前記無人航空機が空気抵抗によって受ける力のベクトルを特定し、特定した各ベクトルを用いて、前記無人航空機の実際の飛行経路を予測する、
    請求項1に記載の無人航空機管理装置。
  3. コンピュータが実行する無人航空機の管理方法であって、
    (a)無人航空機の飛行予定経路を取得する、ステップと、
    (b)取得した前記飛行予定経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、ステップと、
    (c)前記飛行予定経路と前記気象情報とに基づいて、前記無人航空機の実際の飛行経路を予測する、ステップと、
    (d)予測した前記無人航空機の実際の飛行経路及び前記飛行予定経路を含む飛行エリアを設定し、設定した前記飛行エリアを他の航空機の飛行禁止エリアとし、更に、前記飛行エリアの外縁と前記飛行経路との間又は前記飛行エリアの外縁と前記飛行予定経路との間にマージンを設定する、ステップと、
    (e)エリアの地図データを取得し、取得した前記地図データを用いてエリアを分割して複数の区画を設定し、各区画に番号を付与し、そして、各区画に前記飛行エリアを重ね合わせて、前記飛行エリアに該当する区画の番号を特定し、更に、各区画に、他の無人航空機について設定された飛行エリア、及び予め航空機の飛行が禁止されている禁止エリアを重ね合わせて、飛行禁止エリアに該当する区画の番号を特定し、前記無人航空機の飛行スケジュールに基づいて、前記飛行エリアの区画の番号と前記飛行禁止エリアの区画の番号とを対比して、前記飛行エリアの区画が、前記飛行禁止エリアの区画と重なっているかどうかを判定する、ステップと、
    を有する、ことを特徴とする無人航空機管理方法。
  4. 前記(c)のステップにおいて
    前記気象情報に基づいて、前記無人航空機が前記飛行予定経路を飛行中に風から受ける外力のベクトルを特定し、
    予め登録されている前記無人航空機の性能を示す情報に基づいて、前記無人航空機の推力によるベクトル、及び前記無人航空機が空気抵抗によって受ける力のベクトルを特定し、特定した各ベクトルを用いて、前記無人航空機の実際の飛行経路を予測する、
    請求項3に記載の無人航空機管理方法。
  5. コンピュータに、
    (a)無人航空機の飛行予定経路を取得する、ステップと、
    (b)取得した前記飛行予定経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、ステップと、
    (c)前記飛行予定経路と前記気象情報とに基づいて、前記無人航空機の実際の飛行経路を予測する、ステップと、
    (d)予測した前記無人航空機の実際の飛行経路及び前記飛行予定経路を含む飛行エリアを設定し、設定した前記飛行エリアを他の航空機の飛行禁止エリアとし、更に、前記飛行エリアの外縁と前記飛行経路との間又は前記飛行エリアの外縁と前記飛行予定経路との間にマージンを設定する、ステップと、
    (e)エリアの地図データを取得し、取得した前記地図データを用いてエリアを分割して複数の区画を設定し、各区画に番号を付与し、そして、各区画に前記飛行エリアを重ね合わせて、前記飛行エリアに該当する区画の番号を特定し、更に、各区画に、他の無人航空機について設定された飛行エリア、及び予め航空機の飛行が禁止されている禁止エリアを重ね合わせて、飛行禁止エリアに該当する区画の番号を特定し、前記無人航空機の飛行スケジュールに基づいて、前記飛行エリアの区画の番号と前記飛行禁止エリアの区画の番号とを対比して、前記飛行エリアの区画が、前記飛行禁止エリアの区画と重なっているかどうかを判定する、ステップと、
    を実行させる、プログラム。
  6. 前記(c)のステップにおいて
    前記気象情報に基づいて、前記無人航空機が前記飛行予定経路を飛行中に風から受ける外力のベクトルを特定し、
    予め登録されている前記無人航空機の性能を示す情報に基づいて、前記無人航空機の推力によるベクトル、及び前記無人航空機が空気抵抗によって受ける力のベクトルを特定し、特定した各ベクトルを用いて、前記無人航空機の実際の飛行経路を予測する、
    請求項5に記載のプログラム。
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