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JP7055362B2 - 折畳み容器 - Google Patents
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JP7055362B2 - 折畳み容器 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の運搬等に使用される折畳み容器に関するものである。
従来、平面視略矩形状をなす底壁部、及び、該底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部を具備する底壁構成部と、各土台部に対して、各土台部の上方に立設される起立位置と、底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備え、全ての側壁部が起立位置とされた組立状態と、全ての側壁部が寝かせ位置とされた折畳み状態とに状態変化可能な折畳み容器が知られている。
また、前記折畳み容器の側壁部は、相対する一対の第1側壁部と、相対する一対の第2側壁部とを備え、折畳み容器を折畳み状態から組立状態とする際に、一対の第1側壁部を先に起立位置としてからでないと、第2側壁部を起立位置とすることのできない構成となっている。さらに、第1側壁部の両側部には、第1側壁部の内面から突出し、折畳み容器の組立状態において、第2側壁部の外面と当接して第2側壁部の外方への変位を防止する支持突部が設けられている。加えて、折畳み容器の組立状態において、第2側壁部の内方への変位を防止するべく、第1側壁部に対し、当該第1側壁部の厚み方向において弾性変形可能に構成され、折畳み容器の組立状態において、第2側壁部の内面と当接する弾性係止片を設けるといった技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。
特開2003-335329号公報
ところで、弾性係止片を操作する力(第2側壁部の内方への変位を規制するロック状態を解除する際に弾性係止片を押圧する力)は作業者によって異なる。このため、例えば、弾性係止片を強過ぎる力で操作してしまった場合には、弾性係止片が破損したり、塑性変形してしまったりすることが懸念される。その一方で、弾性係止片の裏面側に設ける補強リブの数を増やしたり、補強リブを厚くしたりすることで弾性係止片の強度を高めることも考えられるが、この場合、弾性係止片を操作し難くなってしまうことが懸念される。
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、弾性係止片の操作性の低下を回避しつつ、弾性係止片の耐久性を向上させることのできる折畳み容器を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿って設けられる土台部を具備する底壁構成部と、
前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備え、
全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態とに状態変化可能な折畳み容器において、
前記土台部は、前記底壁部の相対する一対の側辺部からそれぞれ上方に突出する相対する一対の第1土台部と、前記第1土台部よりも高さが低く構成された相対する一対の第2土台部とを備え、
前記側壁部は、前記各第1土台部にそれぞれ連結される一対の第1側壁部と、前記各第2土台部にそれぞれ連結される一対の第2側壁部とを備え、
前記折畳み状態から前記組立状態とする場合に、前記一対の第1側壁部を前記起立位置とすることで、前記第2側壁部を前記起立位置とすることが可能な構成において、
前記第1側壁部は、
当該第1側壁部の厚み方向において弾性変形可能に構成されるとともに、前記組立状態において前記起立位置にある前記第2側壁部の内面と当接、又は、近接して、前記第2側壁部の折畳み容器の内方への変位を規制する弾性係止片と、
前記弾性係止片の折畳み容器の外方に配置され、折畳み容器の外方に向けて一定量の変形を行った前記弾性係止片と当接し、それ以上の変形を規制するストッパー部とを備えており、
前記第1側壁部の両側部には、前記第1側壁部の内面から突出する支持突部が設けられ、
前記弾性係止片と、前記ストッパー部との間の空間を前記第1側壁部の側方に開口させる開口部が設けられているとともに、前記弾性係止片の先端部側には、前記支持突部が位置していることを特徴とする折畳み容器。
手段1によれば、ストッパー部により、弾性係止片の変形量が制限されることから、弾性係止片を比較的弾性変形させ易い強度にしつつも、弾性係止片を変形させ過ぎることに起因して弾性係止片が破損したり、塑性変形してしまったりすることを防止することができる。従って、弾性係止片の操作性の低下を回避しつつ、弾性係止片の耐久性を向上させることができる。結果として、弾性係止片を操作する作業者の力加減の強弱に関わらず、弾性係止片を比較的スムースに操作することができ、折畳み容器を折畳む際の作業性の向上等を図ることができる。
また、支持突部の外面側や、支持突部を貫通する孔部等を成形する金型によって、弾性係止片と、ストッパー部とが対向している部位(弾性係止片の外面の少なくとも一部、及び、ストッパー部の内面)を好適に成形することができる(支持突部の外面側等を成形する金型において、弾性係止片と、ストッパー部とが対向している部位を成形する部位を設けることができる)。従って、比較的簡単な金型構造でストッパー部を具備する第1側壁部を確実に形成することができる。
手段2.前記ストッパー部は、前記弾性係止片の先端部側の外面と当接可能に設けられていることを特徴とする手段1に記載の折畳み容器。
手段2によれば、弾性係止片の変形を効果的に防止することができる。つまり、ストッパー部が弾性係止片の外面の付根部側と当接可能に構成される場合のように、弾性係止片の付根部側の変形は規制できるものの、先端部側の変形が規制できないといった事態を回避することができる。さらに、弾性係止片の押圧操作は、弾性係止片の内面の先端部側が押圧されることが考えられることから、その裏面側の部位をストッパー部で支持することで、弾性係止片の変形をより効果的に規制することができる。
尚、「前記支持突部には、前記第1側壁部の横幅方向において貫通する係合孔部が設けられ、前記第2側壁部の外面側には、前記組立状態において前記支持突部の前記係合孔部に挿入される係合突起が設けられていること」としてもよい。
手段.前記第1側壁部の厚み方向において、前記弾性係止片の先端部の少なくとも一部と、前記ストッパー部とが重複して配置されていることを特徴とする手段1又は2に記載の折畳み容器。
手段によれば、第1側壁部の外面側から別の部材が弾性係止片の先端部に接触するといった事態を抑止することができる。従って、弾性係止片の保護を図ることができる。さらに、組立状態にある折畳み容器を折畳み状態とする際に、第2側壁部の折畳み容器の内方への変位を規制している弾性係止片のロック状態を解除するべく、当該弾性係止片を折畳み容器の外方に押圧操作する場合において、例えば、親指で弾性係止片を押圧操作する場合に、ストッパー部のうち弾性係止片と当接して支持可能な支持面とは反対側の裏面(外面)に対して、人差し指等を掛けることができる。これにより、弾性係止片を押圧操作し易くなり、折畳み容器の折畳み作業性の向上を図ることができる。
組立状態にある折畳み容器を上面側から見た斜視図である。 組立状態にある折畳み容器を下面側から見た斜視図である。 折畳み状態にある折畳み容器を上面側から見た斜視図である。 折畳み状態にある折畳み容器を下面側から見た斜視図である。 一方の短辺側側壁部が寝かせ位置にあり、他方の短辺側側壁部が起立位置にある状態の折畳み容器を示す斜視図である。 一方の短辺側側壁部が寝かせ位置にあり、他方の短辺側側壁部が起立位置にある状態の折畳み容器を示す平面図である。 一方の短辺側側壁部が寝かせ位置にあり、他方の短辺側側壁部が起立位置にある状態の折畳み容器を示す側面図である。 短辺側側壁部の外面側を示す斜視図である。 長辺側側壁部の外面側を示す斜視図である。 短辺側側壁部を外面側から見た部分拡大側面図である。 長辺側側壁部と、短辺側側壁部との連結部位を図10のA-A線の位置で切断した場合の部分拡大断面図である。 組立状態にある折畳み容器の一部断面を含む部分拡大斜視図である。 折畳み状態にある折畳み容器の断面図である。 折畳み状態にある折畳み容器を段積みした状態を示す側面図である。 組立状態にある折畳み容器に対し、折畳み状態にある折畳み容器を載せた状態を示す側面図である。 短辺側側壁部を成形する金型を示す部分拡大断面図である。 別の実施形態における折畳み状態にある折畳み容器を示す部分拡大平面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1、図2等に示すように、折畳み容器1は、平面視略矩形状をなす底壁部3と、底壁部3の各長辺部に沿って底壁部3からそれぞれ上方に突出する長辺側土台部4と、底壁部3の各短辺部に沿って底壁部3からそれぞれ上方に突出する短辺側土台部5とを具備する底壁構成部2を備えている。さらに、折畳み容器1は、各長辺側土台部4に対してそれぞれ回動可能に連結された長辺側側壁部6と、各短辺側土台部5に対してそれぞれ回動可能に連結された短辺側側壁部7とを備えている。本実施形態の底壁構成部2、長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7は、ポリプロピレンにより構成されている。尚、本実施形態では、短辺側土台部5が第1土台部に相当し、長辺側土台部4が第2土台部に相当し、短辺側側壁部7が第1側壁部に相当し、長辺側土台部4が第2側壁部に相当する。
また、図1、図3等に示すように、長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7は、それぞれ長辺側土台部4、及び、短辺側土台部5の上方に立設される起立位置と、底壁部3の中央部側に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に構成されている。また、長辺側土台部4の底壁部3からの突出長は、短辺側土台部5の底壁部3からの突出長よりも低くなっており、長辺側側壁部6を回動可能に支持するための長辺側軸受部8の形成位置も、短辺側側壁部7を回動可能に支持するための短辺側軸受部9の形成位置よりも下方に位置している。さらに、短辺側側壁部7の横幅は、底壁構成部2の短手幅の長さとほぼ同じに構成され、長辺側側壁部6の横幅は、一対の短辺側土台部5間の距離とほぼ同じに構成されている。
このため、本実施形態では、全ての長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7が起立位置とされた組立状態(図1参照)にある折畳み容器1を、全ての長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7が寝かせ位置とされた折畳み状態(図3参照)とする場合には、図5等に示すように、一対の長辺側側壁部6を先に寝かせ位置へと変位させてから、短辺側側壁部7を寝かせ位置へと変位させる構成となっている。そして、図3に示すように、折畳み容器1が折畳み状態とされた場合には、寝かせ位置とされた長辺側側壁部6が底壁部3の上方に重なるとともに、寝かせ位置とされた短辺側側壁部7が長辺側側壁部6の上方に重なるようになっている。
尚、一対の長辺側土台部4間の距離は、長辺側側壁部6(後述の長辺側ベース板31)の上下幅の2倍の長さよりも長くなっている。このため、一対の長辺側側壁部6の寝かせ位置の高さが揃うようになっている。さらに、一対の短辺側土台部5間の距離は、短辺側側壁部7(後述の短辺側ベース板11)の上下幅の2倍の長さよりも若干長くなっている。このため、一対の短辺側側壁部7の寝かせ位置の高さが揃うようになっている。
また、図3等に示すように、本実施形態では、短辺側土台部5の両端部から長辺側土台部4の上方に突出し、長辺側土台部4の上面側と連結されている補助凸部10が設けられている。補助凸部10により、短辺側土台部5の両端部の強度の向上等が図られている。加えて、図13等に示すように、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部6は、両方とも底壁部3の上面に当接して支持され、寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部7は、それぞれ寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部6に当接(又は近接)して、互いに同じ高さ位置で支持されるように構成されている。また、図3等に示すように、短辺側土台部5、及び、補助凸部10の上辺部(上面)は、寝かせ位置にある短辺側側壁部7よりも上方に位置している。
図1、図8等に示すように、各短辺側側壁部7は、正面視略矩形状の短辺側ベース板11と、短辺側ベース板11の上辺部に沿って、短辺側ベース板11から外方に突出する短辺側上枠部12と、短辺側ベース部の下辺部から外方に突出する短辺側下辺リブ13と、短辺側下辺リブ13の下面から下方に突出し、短辺側軸受部9に軸支される短辺側ヒンジ部14とを備えている。短辺側上枠部12は、短辺側ベース板11の上辺部から外方に突出する短辺側上辺リブ12aと、短辺側上辺リブ12aから下方に所定距離を隔てた位置において短辺側上辺リブ12aと平行して延びる短辺側上枠下段リブ12bと、短辺側上辺リブ12aの下面と、短辺側上枠下段リブ12bの上面との間を連結する短辺側上枠補強リブ12cとを備えている。尚、本実施形態では、短辺側ベース板11が、第1側壁部を構成する板状体に相当する。
加えて、図5、図7、図8等に示すように、短辺側側壁部7の両側部の上端部を含む上部には、短辺側ベース板11の内面からそれぞれ内方に突出する支持突部としての係合壁15が設けられている。各係合壁15には、短辺側側壁部7の横幅方向において貫通する係合孔部16が設けられている。
さらに、図1、図10~図12等に示すように、短辺側ベース板11には、各係合壁15、及び、短辺側上枠部12に近接する位置において、短辺側ベース板11に対して略コ字状のスリットが形成されることによって、当該スリットで囲まれた部位により構成された弾性片18と、弾性片18の先端部から内方に突出する係止突起19とを備える弾性係止片17が設けられている。各弾性片18は、短辺側側壁部7の横幅方向中央部側が短辺側ベース板11と連結されており、短辺側側壁部7の厚み方向において弾性変形可能に構成されている。弾性片18の内面は、短辺側ベース板11の内面と面一であり、係止突起19は、短辺側ベース板11の内面よりも内方に突出している。
図11等に示すように、係止突起19は、水平断面鋭角状をなしており、係止突起19のうち、短辺側側壁部7の横幅方向中央部側の面は、短辺側側壁部7の側辺部側に向けて内方に傾斜して延び、係止突起19のうち短辺側側壁部7の側辺部側の面は、短辺側ベース板11に対して直交する方向に延びている。さらに、図8等に示すように、弾性係止片17の外面側には、弾性係止片17の上辺部、及び、下辺部に沿って延びる係止補強リブ20が設けられている。加えて、図11等に示すように、係止突起19の裏面側(外面側)は、肉抜き形状とされており、前記係止補強リブ20は、係止突起19の裏面側にも連結されている。尚、本実施形態の係止補強リブ20の弾性片18及び係止突起19の裏面からの突出長は、弾性係止片17の短辺側ベース板11との連結部からの突出方向中間位置を含む部位が、弾性係止片17の付根部側の部位よりも短く、弾性係止片17の付根部側の部位よりも、弾性係止片17の先端部側の部位の方が長くなっている。
図8に示すように、短辺側ヒンジ部14は、短辺側下辺リブ13の下面から下方に突出するヒンジ本体21と、短辺側側壁部7の横幅方向におけるヒンジ本体21の両側面の下端部から側方に突出する一対の軸突部22とを備えている。尚、短辺側側壁部7の外面側には、各弾性係止片17の短辺側側壁部7の横幅方向中央部側において、短辺側上枠部12と、短辺側下辺リブ13との間を連結する短辺側縦リブ23が設けられている。さらに、短辺側ベース板11は、短辺側上枠部12と、短辺側下辺リブ13と、左右一対の短辺側縦リブ23とで囲まれる範囲において、外方に膨出する膨出部24が設けられている。膨出部24の外周部は傾斜して延びており、膨出部24の上面と、短辺側上枠部12との間、膨出部24の下面と短辺側下辺リブとの間が適宜リブによって連結されている。本実施形態では、短辺側上枠部12、短辺側下辺リブ13、及び、短辺側縦リブ23の外側端縁、並びに、膨出部24の外面により、短辺側側壁部7の外面が構成されている。また、短辺側ベース板11のうち膨出部24以外の部位の内面により、短辺側側壁部7の内面が構成されている(図5等参照)。尚、短辺側側壁部7の外面と内面との間が短辺側側壁部7の厚みである。
図1、図9等に示すように、各長辺側側壁部6は、正面視略矩形状の長辺側ベース板31と、長辺側ベース板31の上辺部に沿って、長辺側ベース板31から外方に突出して設けられる長辺側上枠部32と、長辺側ベース板31の下辺部から外方に突出する長辺側下辺リブ33と、長辺側下辺リブ33の下面から下方に突出し、長辺側軸受部8に軸支される長辺側ヒンジ部34とを備えている。尚、長辺側上枠部32についても、短辺側上枠部12と同様に、上下2列のリブと、当該上下のリブ間を連結するリブとを備えている。さらに、長辺側ベース板31は、短辺側ベース板11と同様に、その中央部を含む範囲において外方に膨出する膨出部を備えている。加えて、長辺側ヒンジ部34は、短辺側ヒンジ部14と同様に、ヒンジ本体35、及び、軸突部36を備えている。尚、本例では、軸突部36がヒンジ本体35の片側面側にのみ設けられる長辺側ヒンジ部34も存在する。また、本実施形態では、長辺側ヒンジ部34(特に軸突部36)が軸部を構成する。
また、長辺側側壁部6の両側部の上部には、長辺側ベース板31の外面から突出する係合突起37が設けられている。そして、図5のように、短辺側側壁部7を起立位置へと変位させた後、図1のように、長辺側側壁部6を起立位置へと変位させることで、図2に示すように、係合突起37が、短辺側側壁部7の係合壁15に設けられた係合孔部16に挿入されるとともに、図1、図11等に示すように、係合突起37の周辺の長辺側側壁部6の外面が、係合壁15に当接、又は、近接するようになっている。当該構成により、起立位置にある長辺側側壁部6の外側への傾倒変位が防止されるとともに、長辺側側壁部6と、短辺側側壁部7との間の上下方向における位置ずれが防止されるようになっている。
さらに、長辺側側壁部6が起立位置とされる直前に、長辺側側壁部6の外面の側辺部が、短辺側側壁部7の弾性係止片17の係止突起19と接触する。このとき、弾性係止片17の弾性片18が外方に弾性変形することにより、長辺側側壁部6をそのまま起立位置へと変位させることができるようになっている。そして、長辺側側壁部6が係止突起19を越えて起立位置へと変位することで、弾性係止片17が自身の弾性力で元の姿勢に復帰し、係止突起19が長辺側側壁部6の長辺側ベース板31の内面に当接、又は、近接するようになっている。当該構成により、起立位置にある長辺側側壁部6の内方への傾倒変位が防止されるようになっている。
尚、図5に示すように、本実施形態では、短辺側側壁部7の両側部において短辺側ベース板11の内面から係合壁15のみが内方に突出するという構成ではなく、短辺側ベース板11の内面の両側部において上下幅方向の全体から内方に若干突出したベース凸部38が設けられ、ベース凸部38から係合壁15が突出するようになっている。短辺側側壁部7の横幅方向において、ベース凸部38の横幅は、係合壁15の横幅よりも広く、本実施形態では、長辺側土台部4の厚みと同じ長さとなっている。
その一方で、図9に示すように、長辺側側壁部6の係合突起37は、長辺側ベース板31の側辺部よりも若干側方に突出している。尚、本実施形態の係合突起37は、メインとなる係合突起37と、該係合突起37よりも下方に位置し、長辺側側壁部6の側辺部側の面、及び、下面が、長辺側側壁部6の外面側に設けられたリブと連結されているサブの係合突起37とが存在するが、長辺側ベース板31の側辺部よりも側方に突出するのはメインの係合突起37に関する構成となっている。
これに対し、図5に示すように、短辺側側壁部7のうち長辺側ベース板31の側辺部よりも側方に突出した係合孔部16に対応する部位については、かかる係合突起37を係合孔部16に挿入させるべく、ベース凸部38が省略されるようになっている。これにより、短辺側側壁部7の両側部の強度向上が図られるとともに、係合壁15の突出長を大きくすることなく、係合突起37の横幅を極力大きくしつつ、係合孔部16の周辺部の強度低下を抑制することができる。尚、短辺側土台部5の内面側には、長辺側ベース板31の側辺部よりも若干側方に突出している係合突起37を一対の短辺側土台部5の間に挿入させるための凹部が設けられている。
図1、図4、図13に示すように、底壁構成部2の底壁部3は、略矩形板状の底板部41と、底板部41のうち、組立状態にある折畳み容器1同士を上下に積み重ねた(段積みした)場合に、下側の折畳み容器1の側壁部6、7の上辺部に当接して支持される部位である外周対応部42(底壁部3のうち上面側において長辺側土台部4、及び、短辺側土台部5が設けられている部位)よりも内周側の部位から下方に突出する下面視略格子状の支持部43とを備えている。当該構成により、組立状態にある折畳み容器1を段積みした場合に、上側の折畳み容器1の支持部43が、下側の折畳み容器1の側壁部6、7の内周側に挿入されるとともに、上側の折畳み容器1の外周対応部42が、下側の折畳み容器1の側壁部6、7の上辺部に当接して支持されるようになっている。尚、図13等に示すように、本実施形態の底板部41は、外周対応部42が、その内周側の部位よりも上方に位置するように構成されている。また、本実施形態では、長辺側土台部4、及び、短辺側土台部5の内側空間を成形する金型が、外周対応部42を介して下方に型抜きされることから、外周対応部42は、基本的に、リブ状に残存するのみとなっている(図4等参照)。
さらに、図14に示すように、折畳み状態にある折畳み容器1を段積みした場合には、上側の折畳み容器1の支持部43が、下側の折畳み容器1の一対の短辺側土台部5の間、かつ、各短辺側土台部5の両端部に対応して設けられた補助凸部10の間の空間(図3参照)に挿入されるとともに、上側の折畳み容器1の外周対応部42が、下側の折畳み容器1の短辺側土台部5の上辺部に当接して支持されるようになっている。特に、本実施形態では、折畳み状態にある折畳み容器1を段積みした状態において、上側の折畳み容器1の支持部43の下面と、下側の折畳み容器1の寝かせ位置とされている短辺側側壁部7のうち上側を向いている外面とが近接(或いは当接)するように構成されている。
図5、図6等に示すように、長辺側軸受部8は、上方、及び、底壁部3の内周側に開口し、長辺側ヒンジ部34のヒンジ本体35を挿入可能な挿入部44と、長辺側ヒンジ部34の軸突部36を挿入可能に構成され、軸突部36の底壁部3の内周側への変位を規制するとともに、軸突部36の回動変位を許容する軸支部45とを備えている。また、軸支部45には、軸支部45に挿入された軸突部36の軸支部45からの抜けを防止する抜け止め突起46が設けられている。本実施形態では、各長辺側土台部4において、長辺側軸受部8が4つずつ設けられている。
尚、短辺側軸受部9についても、長辺側軸受部8と同様に、挿入部44、軸支部45、及び、抜け止め突起46を備えている。本実施形態では、各短辺側土台部5において、短辺側軸受部9が4つずつ設けられている。
さて、図4、図5等に示すように、底壁構成部2には、長辺側土台部4に対応して、短辺側側壁部7を寝かせ位置とした場合に、短辺側側壁部7の係合壁15を挿入可能な収容部51が設けられている。本実施形態の収容部51は、底壁構成部2の外周側に開口するとともに、底壁構成部2を上下に貫通するようにして設けられている。係合壁15の厚みは、長辺側土台部4の厚みよりも小さく構成され、係合壁15が収容部51に収容された状態では、係合壁15の外面と、長辺側土台部4の外面とが略面一とされるようになっている。
また、図5に示すように、長辺側土台部4の上面のうち、寝かせ位置とされた短辺側側壁部7(ベース凸部38)が載置される部位については、その他の部位よりも若干下方に位置する段部52となっている。本実施形態では、短辺側側壁部7が寝かせ位置とされることで、短辺側側壁部7の内面側(ベース凸部38)が、長辺側土台部4の上面(段部52)に当接して支持されるとともに、収容部51に挿入された係合壁15の突出方向先端部(短辺側側壁部7が寝かせ位置にある場合には下側を向いている辺部)が、底壁部3の底板部41(外周対応部42)の下面と面一、又は、当該下面よりも若干上方に位置するようになっている(図4、図14参照)。このため、図15に示すように、組立状態の折畳み容器1の上側に、折畳み状態の折畳み容器1を載せた場合、上側の折畳み容器1の寝かせ位置とされた短辺側側壁部7の係合壁15と、下側の折畳み容器1の側壁部6、7の上辺部とが当接、又は、近接するものの、上側の折畳み容器1の係合壁15が、下側の折畳み容器1の側壁部6、7によって上方に押圧され、上側の折畳み容器1の短辺側側壁部7が、上側の折畳み容器1の底壁構成部2等に対して上方に相対変位させられてしまうといった事態が回避されるようになっている。
加えて、図13に示すように、本実施形態では、寝かせ位置とされた短辺側側壁部7の外面(上側を向いている面)、及び、内面(下側を向いている面)が、略水平方向に延びている。また、寝かせ位置とされた長辺側側壁部6の外面、及び、内面についても略水平方向に延びており、寝かせ位置とされた短辺側側壁部7の内面は、寝かせ位置とされた長辺側側壁部6の外面と近接するようになっている。尚、寝かせ位置とされた短辺側側壁部7の内面が、寝かせ位置とされた長辺側側壁部6の外面と当接するように構成することも可能である。但し、寝かせ位置とされた短辺側側壁部7の係合壁15の突出方向先端部は、外周対応部42の下面よりも上方に位置したとしても、外周対応部42の下面からの距離が、底壁構成部2の各部位(収容部51等)を構成する壁部の肉厚未満とされる。
また、図5等に示すように、係合壁15において、係合孔部16の周縁部の厚みは、その他の部位の厚みよりも厚く構成されている。さらに、図11に示すように、本実施形態では、係合壁15のうち係合孔部16の周縁部の厚み(W1)は、短辺側側壁部7を構成する短辺側ベース板11の厚み(W2)よりも大きく構成されている。加えて、図5、図6に示すように、長辺側土台部4において、各収容部51と、長辺側土台部4の両端部(短辺側土台部5)との間にも、長辺側軸受部8が設けられるようになっている。本実施形態では、当該長辺側軸受部8と、収容部51とが近接配置されており、収容部51と、長辺側軸受部8との間の距離が、収容部51の横幅よりも短く、かつ、長辺側軸受部8の横幅よりも短くなっている。
また、図8、図10~図12に示すように、本実施形態の短辺側側壁部7は、弾性係止片17の折畳み容器1の外方に配置され、折畳み容器1の外方に向けて一定量の変形を行った弾性係止片17と当接し、それ以上の変形を規制するストッパー部53を備えている。より具体的に説明すると、短辺側側壁部7には、短辺側側壁部7の外面側の両側部において、短辺側上枠部12の外側端縁と、短辺側下辺リブ13の外側端縁との間を連結するコーナー壁部54が設けられており、ストッパー部53は、コーナー壁部54のうち、上下方向において弾性係止片17に対応する部位から短辺側側壁部7の横幅方向中央部側に突出している。図11に示すように、ストッパー部53は、コーナー壁部54よりも厚肉に構成され、コーナー壁部54よりも折畳み容器1の内方(弾性係止片17側)に突出する格好となっている。
組立状態にある折畳み容器1を折畳み状態とする際には、折畳み容器1の内側から弾性係止片17を外方に押圧する。そして、係止突起19が長辺側側壁部6と当接しなくなる位置まで弾性片18を弾性変形させることで、弾性係止片17による長辺側側壁部6の内方への傾倒変位を規制するロック状態が解除され、長辺側側壁部6を寝かせ位置側へと変位可能となる。また、弾性係止片17を外方に弾性変形させた際に、弾性片18が一定量の変形を行った場合、ストッパー部53が、弾性係止片17の先端部側の外面と当接するようになっている。勿論、ストッパー部53と弾性係止片17とが当接する状態では、弾性係止片17のロック状態が解除された状態とされている上、弾性片18が弾性限界を超えない程度の変形に収まるようになっている。
加えて、図10、図11等に示すように、弾性片18は、短辺側ベース板11と平行して延び、また、ストッパー部53についても、短辺側ベース板11と平行して延びていることから、短辺側側壁部7の厚み方向において、弾性係止片17の先端部の上下幅方向中央部を含む部位と、ストッパー部53とが重複して配置される。これにより、弾性変形された弾性係止片17の先端部側の外面と、ストッパー部53とが当接し得るように構成されている。さらに、図10に示すように、ストッパー部53の上下幅は、弾性係止片17の上下幅よりも短く、弾性係止片17が外方に一定量弾性変形した場合に、ストッパー部53は、弾性片18の外面のうち、弾性係止片17の外面側に設けられた上下一対の係止補強リブ20の間の部位に当接する(係止補強リブ20には当接しない)ようになっている。
また、図8、図11、図12等に示すように、短辺側側壁部7には、弾性係止片17と、ストッパー部53との間の空間を短辺側側壁部7の側方に開口させる開口部55が設けられている。本実施形態では、弾性係止片17の上辺部、及び、下辺部とほぼ同じ高さ位置において、コーナー壁部54と、短辺側ベース板11との間を連結するコーナー補強リブ56が設けられるとともに、当該上下一対のコーナー補強リブ56と、コーナー壁部54と、短辺側ベース板11とによって前記開口部55が区画され、弾性係止片17と、ストッパー部53との間の空間と連通するようになっている。また、当該開口部55は、係合壁15に設けられた係合孔部16と同じく、短辺側側壁部7の横幅方向に沿って(水平に)延在している。
加えて、図16に示すように、弾性係止片17と、ストッパー部53とが対向している部位(弾性係止片17の先端部側の外面、及び、ストッパー部53の内面)は、短辺側側壁部7を成形するための金型装置58において、係合壁15の外面側や、係合壁15を貫通する係合孔部16等を成形する金型59によって成形される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、短辺側側壁部7は、短辺側側壁部7の厚み方向において弾性変形可能に構成された弾性係止片17の折畳み容器1の外方に配置され、折畳み容器1の外方に向けて一定量の変形を行った弾性係止片17と当接し、それ以上の変形を規制するストッパー部53を備えている。当該ストッパー部53により、弾性係止片17の変形量が制限されることから、弾性係止片17を比較的弾性変形させ易い強度にしつつも、弾性係止片17を変形させ過ぎることに起因して弾性係止片17が破損したり、塑性変形してしまったりすることを防止することができる。従って、弾性係止片17の操作性の低下を回避しつつ、弾性係止片17の耐久性を向上させることができる。結果として、弾性係止片17を操作する作業者の力加減の強弱に関わらず、弾性係止片17を比較的スムースに操作することができ、折畳み容器1を折畳む際の作業性の向上等を図ることができる。
また、ストッパー部53は、弾性係止片17の先端部側の外面と当接可能に設けられている。このため、弾性係止片17の変形を効果的に防止することができる。つまり、ストッパー部53が弾性係止片17の外面の付根部側と当接可能に構成される場合のように、弾性係止片17の付根部側の変形は規制できるものの、先端部側の変形が規制できないといった事態を回避することができる。さらに、弾性係止片17の押圧操作は、弾性係止片17の内面の先端部側が押圧されることが考えられることから、その裏面側の部位をストッパー部53で支持することで、弾性係止片17の変形をより効果的に規制することができる。
さらに、短辺側側壁部7には、弾性係止片17と、ストッパー部53との間の空間を短辺側側壁部7の側方に開口させる開口部55が設けられている。このため、係合壁15の外面側や、係合壁15を貫通する係合孔部16等を成形する金型59によって、弾性係止片17と、ストッパー部53とが対向している部位(弾性係止片17の外面の一部、及び、ストッパー部53の内面)を好適に成形することができる(係合壁15の外面側等を成形する金型59において、弾性係止片17と、ストッパー部53とが対向している部位を成形する部位を設けることができる)。従って、比較的簡単な金型構造でストッパー部53を具備する短辺側側壁部7を確実に形成することができる。
加えて、本実施形態では、短辺側側壁部7の厚み方向において、弾性係止片17の先端部の少なくとも一部と、ストッパー部53とが重複して配置されている。このため、短辺側側壁部7の外面側から別の部材が弾性係止片17の先端部に接触するといった事態を抑止することができる。従って、弾性係止片17の保護を図ることができる。さらに、組立状態にある折畳み容器1を折畳み状態とする際に、長辺側側壁部6の折畳み容器1の内方への変位を規制している弾性係止片17のロック状態を解除するべく、当該弾性係止片17を折畳み容器1の外方に押圧操作する場合において、例えば、親指で弾性係止片17を押圧操作する場合に、ストッパー部53のうち弾性係止片17と当接して支持可能な支持面とは反対側の裏面(外面)に対して、人差し指等を掛けることができる。これにより、弾性係止片17を押圧操作し易くなり、折畳み容器1の折畳み作業性の向上を図ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態において、係合壁15に設けられた係合孔部16、及び、係合孔部16に挿入される係合突起37を省略することも可能である。但し、折畳み容器1の組立状態の安定化等を図るべく、係合孔部16、及び、係合突起37を設けることが望ましい。加えて、係合突起37を挿入して係合させる係合孔部16が係合壁15を貫通しない構成としてもよいが、貫通させることで、係合突起37を挿入して係合させる部位を、係合壁15の外面等を成形する金型59で成形することができ、金型構造の複雑化を抑止することができる。
また、上下方向における弾性係止片17の配置は特に限定されるものではないが、ロック状態の安定化や、ロック状態を解除する際の操作性を鑑みると、極力上側に設けることが望ましい。加えて、弾性係止片17の係止突起19は肉抜き形状とされているが、そのような凹部を設けないように構成してもよい。さらに、上下方向における係合壁15の配置についても特に限定されるものではないが、折畳み容器1の組立状態の安定化等を図るべく、極力上側に設けることが望ましい。加えて、上記実施形態では、係合壁15において厚みが部分的に異なるように構成されているが、いずれも同じ厚みであるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、ストッパー部53は、弾性係止片17の先端部側と当接可能に構成されているが、かかる構成に代えて、又は、加えて、例えば、弾性係止片17の付根部側(或いは、突出方向中間部位)と当接可能に構成してもよい。さらに、上記実施形態では、弾性係止片17の弾性片18は、短辺側側壁部7の横幅方向中央部側の端部が短辺側ベース板11と連結される構成となっているが、弾性片18の上端部、又は、下端部が短辺側ベース板11と連結されるような構成としてもよい。加えて、上記実施形態において、長辺側側壁部6の内面側に対し、弾性係止片17の係止突起19を収容可能とする凹部を設けることとしてもよい。
(b)上記実施形態では、寝かせ位置とされた短辺側側壁部7の係合壁15の突出方向先端部(短辺側側壁部7が寝かせ位置にある場合には下側を向いている辺部)が、底壁部3の底板部41(外周対応部42)の下面と面一、又は、当該下面よりも若干上方に位置するように構成されているが、寝かせ位置とされた短辺側側壁部7の係合壁15の突出方向先端部が、底壁構成部2の支持部43の下面よりも下方に位置することがないように構成されていればよい。但し、収容部51から下方に突出した係合壁15に対して別部材が接触するといった事態を抑止するべく、寝かせ位置とされた短辺側側壁部7の係合壁15は、底壁構成部2のうち収容部51が設けられている部位の下面である外周対応部42の下面と面一、或いは、当該下面よりも若干上方に位置することが望ましい。
(c)上記実施形態では、短辺側土台部5が長辺側土台部4よりも上方にまで突出し、折畳み容器1を折畳み状態から組立状態とする際に、一対の短辺側側壁部7を先に起立位置とさせてから、長辺側側壁部6を起立位置とさせる構成となっているが、長辺側土台部を短辺側土台部よりも上方にまで突出させ、折畳み容器を組立状態とする際には、一対の長辺側側壁部を先に起立位置とさせてから、短辺側側壁部を起立位置とさせるような構成としてもよい。当該構成を採用する場合、長辺側側壁部に係合壁、及び、弾性係止片が設けられ、短辺側土台部に対応して収容部が設けられる。
また、上記実施形態では、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部6がともに底壁部3の上面に当接し、高さ位置が同じとなるように構成されているが、一対の長辺側側壁部6のうち寝かせ位置とされた一方の長辺側側壁部6の上側に、他方の長辺側側壁部6が寝かせ位置とされて、長辺側側壁部6同士が上下に重なるように構成してもよい。
加えて、上記実施形態において、長辺側ヒンジ部34(長辺側軸受部8)、及び、短辺側ヒンジ部14(短辺側軸受部9)の数、配置、及び、横幅等については特に限定されるものではなく、適宜変更可能である。但し、長辺側土台部4に設けられた収容部51の周辺部の強度等を高めるべく、少なくとも収容部51の一側方の近傍に、長辺側軸受部8が設けられることが望ましい。また、例えば、図17に示すように、長辺側土台部4の延在方向において収容部51の両側方の近傍に長辺側軸受部8を設けることとしてもよい。
(d)上記実施形態での折畳み容器1はポリプロピレンにより構成されているが、ポリエチレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。
1…折畳み容器、2…底壁構成部、3…底壁部、4…長辺側土台部、5…短辺側土台部、6…長辺側側壁部、7…短辺側側壁部、8…長辺側軸受部、9…短辺側軸受部、15…係合壁、16…係合孔部、17…弾性係止片、37…係合突起、51…収容部、53…ストッパー部、55…開口部、59…金型。

Claims (3)

  1. 平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿って設けられる土台部を具備する底壁構成部と、
    前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備え、
    全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態とに状態変化可能な折畳み容器において、
    前記土台部は、前記底壁部の相対する一対の側辺部からそれぞれ上方に突出する相対する一対の第1土台部と、前記第1土台部よりも高さが低く構成された相対する一対の第2土台部とを備え、
    前記側壁部は、前記各第1土台部にそれぞれ連結される一対の第1側壁部と、前記各第2土台部にそれぞれ連結される一対の第2側壁部とを備え、
    前記折畳み状態から前記組立状態とする場合に、前記一対の第1側壁部を前記起立位置とすることで、前記第2側壁部を前記起立位置とすることが可能な構成において、
    前記第1側壁部は、
    当該第1側壁部の厚み方向において弾性変形可能に構成されるとともに、前記組立状態において前記起立位置にある前記第2側壁部の内面と当接、又は、近接して、前記第2側壁部の折畳み容器の内方への変位を規制する弾性係止片と、
    前記弾性係止片の折畳み容器の外方に配置され、折畳み容器の外方に向けて一定量の変形を行った前記弾性係止片と当接し、それ以上の変形を規制するストッパー部とを備えており、
    前記第1側壁部の両側部には、前記第1側壁部の内面から突出する支持突部が設けられ、
    前記弾性係止片と、前記ストッパー部との間の空間を前記第1側壁部の側方に開口させる開口部が設けられているとともに、前記弾性係止片の先端部側には、前記支持突部が位置していることを特徴とする折畳み容器。
  2. 前記ストッパー部は、前記弾性係止片の先端部側の外面と当接可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の折畳み容器。
  3. 前記第1側壁部の厚み方向において、前記弾性係止片の先端部の少なくとも一部と、前記ストッパー部とが重複して配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の折畳み容器。
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