JP7056512B2 - Fiber reinforced plastic manufacturing equipment - Google Patents
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Description
本発明は、繊維強化樹脂の製造装置に関する。 The present invention relates to an apparatus for producing a fiber reinforced resin.
下記特許文献1には、繊維ボードの製造方法が開示されている。また、下記特許文献2には、繊維強化樹脂成形体の製造装置が開示されている。特許文献2に開示された繊維強化樹脂成形体の製造装置は、混練装置を備えている。熱可塑性樹脂と繊維とが混練装置によって加圧状態で混練されることによって中間基材(特許文献2では、混練物と称している)が形成される。ところで、混練装置によって混練された中間基材内では、繊維が分散されているが、これらの繊維が互いに絡み合っている。このように繊維が絡み合った状態の中間基材が混練装置から大気圧下の混練装置外に吐出されると、繊維のスプリングバックや気圧の変化等によって中間基材が膨張して中間基材の厚さ寸法が増加することがあり、薄い中間基材を形成することが難しい。
The following
本発明は、上記事実を考慮して、薄い中間基材を形成できる繊維強化樹脂の製造装置を得ることが目的である。 It is an object of the present invention to obtain a fiber reinforced resin manufacturing apparatus capable of forming a thin intermediate base material in consideration of the above facts.
請求項1に記載の繊維強化樹脂の製造装置は、合成樹脂材と繊維とを内側で混練して前記合成樹脂材内で前記繊維を分散させて繊維強化樹脂の中間基材を形成する混練装置と、内部空間を外部から遮断して気密可能とされ、前記混練装置における前記中間基材の出口が外部とは気密された状態で接続され、前記混練装置から出た前記中間基材が内部に供給される気密部と、前記気密部の内側に配置され、前記気密部内に供給された前記中間基材をカーディングして前記中間基材に含まれる前記繊維の向きを整えるカーディング装置と、前記混練装置での前記中間基材の加工条件の少なくとも1つと当該加工条件に対応する前記気密部の内側の環境条件との差異を、前記加工条件と前記気密部の外側の環境条件との差異よりも小さくする調整部と、を備えている。
The fiber-reinforced resin manufacturing apparatus according to
請求項1に記載の繊維強化樹脂の製造装置では、合成樹脂材と繊維とが混練装置によって混練され、合成樹脂材内で繊維が分散された繊維強化樹脂の中間基材が形成される。混練装置における中間基材の出口は、気密部の外部とは遮断された状態で気密部に接続されており、混練装置の出口から出た中間基材は、気密部内に供給される。気密部内にはカーディング装置が配置されており、気密部内に供給された中間基材は、カーディング装置によってカーディングされる。中間基材は、カーディングされることによって中間基材内の繊維の方向が整えられるため、中間基材内の繊維のスプリングバック等による中間基材の膨張等が抑制される。
In the fiber-reinforced resin manufacturing apparatus according to
また、混練装置での中間基材の加工条件の少なくとも1つと、この加工条件に対応する気密部の内側の環境条件との差異は、調整部によって気密部の外側の環境条件と混練装置での加工条件との差異よりも小さくされる。このため、中間基材が混練装置の出口から出た際に、環境条件が急激に変化することによる中間基材の変化を抑制できる。 Further, the difference between at least one of the processing conditions of the intermediate base material in the kneading device and the environmental condition inside the airtight part corresponding to this processing condition is determined by the adjusting part in terms of the environmental condition outside the airtight part and the kneading device. It is made smaller than the difference from the processing conditions. Therefore, when the intermediate base material comes out of the outlet of the kneading device, it is possible to suppress the change of the intermediate base material due to the sudden change in the environmental conditions.
なお、本発明における「環境条件」とは、例えば、温度、圧力(気圧)、周囲の気体の材質等であり、環境条件の変化による中間基材の変化とは、中間基材の体積、質量、材質等の変化である。 The "environmental condition" in the present invention is, for example, temperature, pressure (atmospheric pressure), material of surrounding gas, etc., and the change of the intermediate base material due to the change of the environmental condition is the volume and mass of the intermediate base material. , Material, etc.
以上説明したように、請求項1に記載の繊維強化樹脂の製造装置では、中間基材の膨張等が抑制されるため、中間基材を薄くできる。
As described above, in the fiber-reinforced resin manufacturing apparatus according to
<本実施の形態の構成>
図1には、本発明の繊維強化樹脂の製造装置が適用された成形品製造装置10が示されている。この成形品製造装置10は、混練装置12を備えている。混練装置12は、装置本体14を備えている。装置本体14の長手方向は、図1の矢印W方向及びその反対方向とされている。装置本体14の長手方向一方の側(図1の矢印W方向とは反対側)には、材料投入部としてのホッパ16が設けられている。ホッパ16は、例えば、漏斗状とされている。
<Structure of the present embodiment>
FIG. 1 shows a molded
繊維強化樹脂材の原料としての合成樹脂材の一態様である熱可塑性合成樹脂材にガラス、炭素等によって形成された繊維(一例として長繊維)が含まれたペレット18、強化剤、添加剤等の諸材料がホッパ16へ投入されると、諸材料は、装置本体14の内側へ入る。なお、本実施の形態では、諸材料が同一のホッパ16へ投入される構成であるが、例えば、複数のホッパ16を装置本体14に設けて、諸材料が互いに異なるホッパ16に投入される構成にしてもよい。
また、装置本体14の内側には、一対のスクリュー20(図1では、一方のスクリュー20のみを図示している)が設けられている。これらのスクリュー20の回転軸方向は、装置本体14の長手方向とされ、図1における紙面奥行き方向に並んで配置されている。これらのスクリュー20の一方の螺旋形状は、他方の螺旋形状とは反対とされている。また、これらのスクリュー20の回転軸方向基端側(図1の矢印W方向とは反対側)の端部は、直接又はギヤ等の駆動力伝達装置を介して間接的に駆動装置(図示省略)へ機械的に連結されている。駆動装置は、例えば、電動モータやガソリンや軽油等を燃料とするエンジンとされており、駆動装置から出力された駆動力によって両スクリュー20が互いに反対方向へ回転される。
Further, a pair of screws 20 (in FIG. 1, only one
さらに、装置本体14には、加熱ジャケット等の加熱装置(図示省略)が設けられており、装置本体14内のペレット18が加熱装置によって加熱されると、ペレット18が溶融される。この状態で、上記の一対のスクリュー20が回転されると、スクリュー20の羽根によって溶融されたペレット18、強化剤、添加剤等が混ぜられながら練られる(すなわち、混練される)。これによって、ペレット18に含まれる繊維は、ペレット18が溶融されることによって形成された溶融樹脂内に分散されて中間基材22が形成される。
Further, the apparatus
また、このように一対のスクリュー20が回転されると、中間基材22は、両スクリュー20の羽根によって混練されながら装置本体14の長手方向他方の側(図1の矢印W方向側)へ移動される。装置本体14の長手方向他端部には、出口としての吐出部24が形成されており、装置本体14の長手方向他端部に到達した中間基材22は、吐出部24から装置本体14の外側へ吐出される。
Further, when the pair of
混練装置12の装置本体14の長手方向他方の側の側方には、気密部としての気密室26が設けられている。気密室26は、隔壁28によって気密室26の外部に対して密封状態で遮断されている。気密室26の混練装置12側の隔壁28には、入口部30が形成されている。入口部30には、混練装置12の吐出部24が接続されている。混練装置12の吐出部24から吐出された中間基材22は、隔壁28の入口部30を通って気密室26の内側へ供給される。
An
また、入口部30には、入口遮断部(図示省略)が設けられており、入口遮断部は、入口部30を開閉でき、入口遮断部による入口部30の閉止状態では、気密室26の外部に対して入口部30を密封状態で遮断できる。ここで、気密室26の入口部30は、気密室26及び混練装置12の装置本体14の各々の外部とは遮断された状態で混練装置12の装置本体14の吐出部24へ接続されている。このため、吐出部24から吐出された中間基材22は、気密室26及び装置本体14の外部の大気に晒されることなく気密室26内へ供給される。
Further, the
一方、気密室26の隔壁26には、第1ダクト32、第2ダクト34、第3ダクト36の各々の一端が接続されている。第1ダクト32の他端は、調整部としてのポンプ38へ接続されている。ポンプ38が作動されると、気密室26内の気体(空気等)がポンプ38に吸い込まれ、気密室26の外部へ排気される。
On the other hand, one end of each of the
これに対して、第2ダクト34の他端は、加熱装置として調整部を構成するヒータ40に接続されている。ヒータ40では、上述した中間基材22を形成する合成樹脂材の溶融温度以上の熱風が生成される。ヒータ40において生成された熱風は、第2ダクト34を通って気密室26内へ供給可能である。したがって、ヒータ40において生成された熱風が気密室26内へ供給されることによって、環境条件の一態様である気密室26内の温度を中間基材22を形成する合成樹脂材の溶融温度以上にできる。
On the other hand, the other end of the
また、第3ダクト36の他端は、調整部としてのガス供給装置42へ接続されている。ガス供給装置42は、不活性ガスの一態様である窒素ガスのガスタンクとされており、ガス供給装置42に設けられたバルブ(図示省略)が開放されると、ガス供給装置42から窒素ガスが第3ダクト36へ放出される。第3ダクト36に放出された窒素ガスは、第3ダクト36を通って気密室26内へ供給される。したがって、気密室26内の空気をポンプ38によって気密室26の外部へ排気し、ガス供給装置42からの窒素ガスを気密室26内へ供給すると、気密室26内の窒素濃度を気密室26の外側よりも高くでき、気密室26内の酸素濃度を気密室26の外側よりも低くできる。
Further, the other end of the third duct 36 is connected to the
しかも、気密室26は、気密室26の外部に対して密封状態で遮断されるため、気密室26内へ供給される窒素ガスの量を調整することによって、環境条件の一態様である気密室26の内部の気圧を気密室26の外部の気圧(例えば、大気圧)よりも高くできる。なお、本実施の形態では、ガス供給装置42をガスタンクとしたが、例えば、空気から窒素を分離する窒素製造装置をガス供給装置としてもよい。また、本実施の形態では、不活性ガスの一態様として窒素を適用したが、アルゴン等の他の不活性ガスを適用してもよい。
Moreover, since the
一方、気密室26内の入口部30側には、第1搬送装置44が設けられている。第1搬送装置44は、円柱形状又は円筒形状の複数のローラ46と無端ベルト48とによって構成されたローラコンベアとされている。入口部30から気密室26内に入った中間基材22は、第1搬送装置44の無端ベルト48上に載置されて入口部30とは反対側へ搬送される。
On the other hand, a
また、気密室26の内側には円柱形状又は円筒形状の一対の圧延ローラ50が設けられている。圧延ローラ50の回転軸方向は、第1搬送装置44による中間基材22の搬送方向に対して直交していると共に、一対の圧延ローラ50の対向方向は、第1搬送装置44による中間基材22の搬送方向に対して直交している。一対の圧延ローラ50の間には、所定の大きさの隙間が形成されており、第1搬送装置44によって搬送された中間基材22が一対の圧延ローラ50の間を通ることによって、中間基材22の厚さ寸法が両圧延ローラ50の間の隙間の大きさ程度のシート状にされる。
Further, a pair of cylindrical or cylindrical rolling
さらに、気密室26の内側にはカーディング装置52が設けられている。カーディング装置52は、第1搬送装置44を挟んで入口部30とは反対側に配置されている。カーディング装置52は、円柱形状又は円筒形状のメインドラム54を備えている。圧延ローラ50によってシート状とされた中間基材22は、上流側搬送ローラ56によってメインドラム54の外周部に貼り付けられる。メインドラム54は、図1における右周り方向へ回転され、メインドラム54に貼り付けられた中間基材22は、メインドラム54と共に回動される。
Further, a
メインドラム54の径方向外側には、円柱形状又は円筒形状の第1シリンダ60及び第2シリンダ62を含んで構成されるシリンダ対58が複数設けられており、これらのシリンダ対58の第1シリンダ60及び第2シリンダ62は、図1における左周り方向へ回転される。シリンダ対58の第1シリンダ60及び第2シリンダ62の外周部には、例えば、針状の突起(図示省略)が多数形成されており、第1シリンダ60及び第2シリンダ62が回転されると、第1シリンダ60及び第2シリンダ62の多数の突起のうち、メインドラム54側へ向いた突起の先端側が中間基材22の内側に入る。このように中間基材22の内側に第1シリンダ60及び第2シリンダ62の突起が入ることで中間基材22内の繊維が梳かれ、中間基材22内の繊維の方向(繊維の長手方向)がメインドラム54による中間基材22の搬送方向に沿うように整えられる。
A plurality of cylinder pairs 58 including a cylindrical or cylindrical
また、メインドラム54を挟んで上流側搬送ローラ56とは反対側には、下流側搬送ローラ64等によって構成される第2搬送装置66が設けられており、シリンダ対58の第1シリンダ60及び第2シリンダ62によって繊維の方向が整えられた中間基材22は、下流側搬送ローラ64によってメインドラム54から剥がされ、第2搬送装置66によって搬送される。第2搬送装置66による中間基材22の搬送経路上には、カッター(図示省略)が設けられている。カッターは、第2搬送装置66による中間基材22の搬送方向に対して直交する方向に中間基材22を切断できる。
Further, a
一方、気密室26の隔壁28には、出口部68が形成されており、第2搬送装置66によって搬送された中間基材22は、出口部68へ向けて移動され、中間基材22は、出口部68を通って気密室26の外へ出る。また、出口部68には、出口遮断部(図示省略)が設けられており、出口遮断部は、出口部68を開閉でき、出口遮断部による出口部68の閉止状態では、気密室26の外部に対して出口部68を密封状態で遮断できる。
On the other hand, the partition wall 28 of the
気密室26の出口部68の外側には、第3搬送装置70が設けられている。第3搬送装置70は、複数のローラ72と無端ベルト74とによって構成されたローラコンベアとされている。出口部68から気密室26の外に出た中間基材22は、第3搬送装置70の無端ベルト74上に載置されて出口部68とは反対側へ搬送される。第3搬送装置70は、ヒータ等の加熱装置(図示省略)を備えており、無端ベルト74は、加熱装置によって直接又はローラ72等を介して間接的に加熱される。これによって、第3搬送装置70による中間基材22の搬送中に中間基材22の温度が低下することを抑制できる。
A third transfer device 70 is provided on the outside of the
さらに、第3搬送装置70の出口部68とは反対側には、第4搬送装置76が設けられており、更に、第4搬送装置76の側方にはプレス成形装置78が設けられている。第4搬送装置76は、アーム80を備えており、第3搬送装置70の無端ベルト74上の中間基材22が第3搬送装置70上の所定の位置まで移動されると、第4搬送装置76のアーム80は、中間基材22を把持できる。
Further, a
アーム80は、中間基材22を把持した状態で移動でき、アーム80は、プレス成形装置78の金型82の下型84上へ中間基材22を移動させる。中間基材22が下型84上に配置された状態で金型82の上型86が下降されて金型82が閉じられることによって中間基材22が所定の形状に成形される。第4搬送装置76は、ヒータ等の加熱装置(図示省略)を備えており、アーム80における中間基材22の把持部分は、加熱装置によって直接又は間接的に加熱される。これによって、第4搬送装置76による中間基材22の搬送中に中間基材22の温度が低下することを抑制できる。
The
<本実施の形態の作用、効果>
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
<Action and effect of this embodiment>
Next, the operation and effect of this embodiment will be described.
本成形品製造装置10では、先ず、ペレット18、強化剤、添加剤等の諸材料が混練装置12のホッパ16に投入される。ホッパ16に投入された諸材料は、混練装置12の装置本体14の内側に入る。装置本体14の内側では、ペレット18、強化剤、添加剤等の諸材料が加熱されて溶融される。さらに、装置本体14の内側では、回転するスクリュー20の羽根によってペレット18、強化剤、添加剤等の諸材料が混練されると共に、スクリュー20の羽根によって加圧される。
In the molded
このスクリュー20の羽根による混練、加圧によって中間基材22が形成され、更に、中間基材22内でペレット18に含まれている繊維が分散される。この状態では、中間基材22内の繊維の方向(繊維の長手方向)は、様々な方向を向いている(すなわち、繊維の方向は定まっていない)。しかも、中間基材22が混練されることによって繊維の少なくとも一部が互いに絡み合う。
The
さらに、中間基材22は、スクリュー20の回転によって混練装置12の吐出部24へ向けて移動される。吐出部24から混練装置12の外側へ出た中間基材22は、気密室26の隔壁28の入口部30を通って気密室26の内側へ移動される。気密室26内に入った中間基材22は、第1搬送装置44の無端ベルト48上に載置される。ここで、上記のように、この状態では、中間基材22内の繊維の方向は定まっていない。このため、互いに絡み合う繊維のスプリングバック等によって中間基材22は、第1搬送装置44の無端ベルト48上で膨張される。
Further, the
無端ベルト48上の中間基材22は、無端ベルト48の回転によって搬送され、圧延ローラ50の間を通る。これによって、中間基材22は、薄肉のシート状に成形される。このように、シート状にされた中間基材22は、上流側搬送ローラ56によってカーディング装置52のメインドラム54の外周部に貼り付けられる。メインドラム54の外周部に貼り付けられた中間基材22は、メインドラム54の回転によってメインドラム54と共に回動される。
The
この状態で、シリンダ対58の第1シリンダ60及び第2シリンダ62がメインドラム54の回転方向とは反対方向へ回転されると、第1シリンダ60及び第2シリンダ62の突起が中間基材22内に入り、中間基材22内の繊維が第1シリンダ60及び第2シリンダ62の突起によって梳かれる。これによって、中間基材22内の繊維の方向が、概ね、メインドラム54による中間基材22の搬送方向に整えられると共に、互いに絡み合っていた繊維が解される。このように互いに絡み合っていた繊維が解れ、しかも、繊維の方向が整えられることによって繊維のスプリングバック等による中間基材22の膨張が抑制され、圧延ローラ50によってシート状とされた中間基材22の厚さ寸法の増加を抑制できる。これによって、中間基材22の形状をシート状で維持できる。
In this state, when the
また、気密室26内にはヒータ40によって生成された熱風が供給され、気密室26内の温度は、中間基材22を形成する合成樹脂材の溶融温度以上に保たれている。上記のように、混練装置12では、ペレット18を含んだ中間基材22の諸材料が溶融されるまで加熱される。したがって、混練装置12での中間基材22の加工条件の一態様である加工温度と、この加工温度に対応する環境条件の一態様である気密室26内の温度との差異は、気密室26内の温度と混練装置12内を除いた気密室26外の温度との差異よりも小さい。
Further, hot air generated by the
このため、気密室26内での中間基材22の温度低下による中間基材22の硬化が抑制され、中間基材22を圧延ローラ50によって容易にシート状にできる。しかも、気密室26内では、シート状に成形された中間基材22の硬化が抑制される。このため、カーディング装置52のシリンダ対58の第1シリンダ60及び第2シリンダ62の突起を中間基材22内に入れることができ、第1シリンダ60及び第2シリンダ62の突起によって中間基材22内の繊維を容易に梳くことができる。
Therefore, the curing of the
さらに、気密室26内の空気がポンプ38によって気密室26外へ排気され、気密室26内にガス供給装置42からの窒素ガスが供給されることによって、気密室26内の窒素濃度は、気密室26の外側よりも高くされ、気密室26内の酸素濃度は、気密室26の外側よりも低くされる。これによって、上記のように、中間基材22の合成樹脂材の酸化が抑制され、合成樹脂材が酸化して分解されるような合成樹脂材の劣化を抑制できる。
Further, the air in the
また、気密室26は、密封状態で気密室26の外部とは遮断されているため、ポンプ38による空気の排気量よりもガス供給装置42からの窒素ガスの供給量を多くすると、気密室26の内圧が気密室26の外部の大気圧よりも高くなる。一方で、上記のように、本実施の形態では、混練装置12では中間基材22が加圧される。
Further, since the
ここで、気密室26の内圧が気密室26の外部の大気圧よりも高くされると、混練装置12での中間基材22の加工条件の一態様である加工圧力と、この加工圧力に対応する環境条件の一態様である気密室26内の内圧との差異が、気密室26の内圧と混練装置12内を除いた気密室26外の大気圧との差異よりも小さくなる。このように、気密室26の内圧を大気圧よりも高くすることによって、気密室26内に供給された中間基材22が膨張することを抑制でき、これによっても、中間基材22の形状をシート状で維持できる。
Here, when the internal pressure of the
次いで、下流側搬送ローラ64によってカーディング装置52のメインドラム54から剥がされたシート状の中間基材22は、第2搬送装置66によって気密室26の出口部68へ搬送され、この第2搬送装置66での搬送途中で中間基材22は、カッターによって第2搬送装置66による搬送方向に対して直交する方向に切断される。
Next, the sheet-shaped
さらに、第2搬送装置66によって気密室26の出口部68まで搬送された中間基材22は、気密室26の出口部68を通る。出口部68を通って気密室26外へ出た中間基材22は、第3搬送装置70、第4搬送装置76によってプレス成形装置78の金型82の下型84上に配置され、プレス成形装置78によって所定形状の薄肉の成形品に成形される。ここで、第3搬送装置70の無端ベルト74及び第4搬送装置76のアーム80における中間基材22の把持部分は加熱されている。このため、中間基材22が第3搬送装置70及び第4搬送装置76によってプレス成形装置78の金型82の下型84上に配置されるまでの間に中間基材22の温度が低下することを抑制でき、中間基材22の温度低下よる中間基材22の硬化を抑制できる。
Further, the
以上のように、本実施の形態では、中間基材22の膨張が抑制され、中間基材22の形状が薄肉のシート状で維持されたままプレス成形装置78によって成形品に成形できる。このため、薄い成形品を容易に得ることができ、成形品の軽量化が可能になると共に成形品の材料コストを低減できる。
As described above, in the present embodiment, the expansion of the
なお、本実施の形態では、中間基材22内の繊維の方向がカーディング装置52によって整えられる構成である。しかしながら、中間基材22に含まれる全ての繊維の方向がカーディング装置52によって整えられる構成でなくてもよい。また、カーディング装置52よって整えられた繊維の方向が全て同一の方向でなくてもよく、一例としては、繊維の長手方向が互い直交しない程度であればよい。
In this embodiment, the direction of the fibers in the
また、本実施の形態では、気密室26内の温度及び内圧の双方を、混練装置12における中間基材22の加工条件に対応する環境条件とした。しかしながら、混練装置12における中間基材22の加工条件に対応する気密室26内の環境条件は、温度及び内圧の一方であってもよいし、温度及び内圧とは異なる条件であってもよい。
Further, in the present embodiment, both the temperature and the internal pressure in the
さらに、本実施の形態では、第3搬送装置70の無端ベルト74が加熱装置によって加熱され、第4搬送装置76のアーム80における中間基材22の把持部分が加熱装置によって加熱される構成であった。しかしながら、第3搬送装置70の無端ベルト74及び第4搬送装置76のアーム80における中間基材22の把持部分の一方のみが加熱される構成であってもよいし、第3搬送装置70の無端ベルト74及び第4搬送装置76のアーム80における中間基材22の把持部分の双方が加熱されない構成であってもよい。
Further, in the present embodiment, the endless belt 74 of the third transfer device 70 is heated by the heating device, and the gripped portion of the
10 成形品製造装置(繊維強化樹脂の製造装置)
12 混練装置
18 ペレット(合成樹脂材、繊維)
22 中間基材
26 気密室(気密部)
38 ポンプ(調整部)
40 ヒータ(調整部)
42 ガス供給装置(調整部)
52 カーディング装置
10 Molded product manufacturing equipment (fiber reinforced plastic manufacturing equipment)
12
22
38 Pump (adjustment part)
40 Heater (adjustment part)
42 Gas supply device (adjustment unit)
52 Carding equipment
Claims (1)
内部空間を外部から遮断して気密可能とされ、前記混練装置における前記中間基材の出口が外部とは気密された状態で接続され、前記混練装置から出た前記中間基材が内部に供給される気密部と、
前記気密部の内側に配置され、前記気密部内に供給された前記中間基材をカーディングして前記中間基材に含まれる前記繊維の向きを整えるカーディング装置と、
前記混練装置での前記中間基材の加工条件の少なくとも1つと当該加工条件に対応する前記気密部の内側の環境条件との差異を、前記加工条件と前記気密部の外側の環境条件との差異よりも小さくする調整部と、
を備える繊維強化樹脂の製造装置。 A kneading device that kneads the synthetic resin material and the fiber inside and disperses the fiber in the synthetic resin material to form an intermediate base material of the fiber reinforced resin.
The internal space is shielded from the outside to allow airtightness, the outlet of the intermediate base material in the kneading device is connected to the outside in an airtight state, and the intermediate base material discharged from the kneading device is supplied to the inside. Airtight part and
A carding device arranged inside the airtight portion and carding the intermediate base material supplied into the airtight portion to adjust the orientation of the fibers contained in the intermediate base material.
The difference between at least one of the processing conditions of the intermediate base material in the kneading device and the environmental condition inside the airtight portion corresponding to the processing condition, and the difference between the processing condition and the environmental condition outside the airtight portion. Adjustment part to make it smaller than
A fiber reinforced plastic manufacturing device.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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