JP7064868B2 - シート供給装置およびシート供給方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法 - Google Patents
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また、剥離不良検知手段が、接着シートを含む閉回路を形成し、当該閉回路に供給した電気エネルギーを検知する検知部を備えれば、簡単な構成で接着シートの剥離不良を誤認識することを防止することができる。
さらに、剥離不良検知手段が、接点部を有する当接検知手段を備えれば、シート供給装置の構成を簡素化することができる。
また、当接補助手段を備えれば、剥離手段で剥離された接着シートの繰出方向先端部を確実に接点部へ押し付けることができ、接着シートの剥離不良を誤認識することを防止することができる。
さらに、押圧手段を備えれば、接着シートの剥離不良を誤認識することを防止することができるシート貼付装置を提供することができる。
また、接点部を押圧部材で構成すれば、シート貼付装置の構成を簡素化することができる。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。また、図2以降において、方向を示す矢印を記載していない図は、図1と同じ方向から観た図とする。
なお、本発明のシート供給装置10は、剥離板30で剥離された接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する押圧部材としての押圧ローラ61を有する押圧手段60と、シート供給装置10および押圧手段60と、被着体WKとを相対移動させる移動手段70とでシート貼付装置SAを構成している。また、接着シートASは、基材シートBSの一方の面に積層された接着剤層ALを介して剥離シートRLに仮着されている。
本実施形態では、剥離不良検知手段40は、剥離板30で剥離された接着シートASの繰出方向先端部AS1が接点部44に当接することで、当該接着シートASを含む電気的に導通した閉回路CTを形成し、当該閉回路CTに供給された電気エネルギーを検知する検知部45を備えている。
すなわち、剥離不良検知手段40は、電気エネルギーを供給する供給部41と、電気エネルギーを接着シートASに伝播させる伝播部42と、供給部41と伝播部42との間で電気エネルギーを導通させる第1導電部43と、接着シートASの繰出方向先端部AS1が当接する接点部44と、電気エネルギーを検知する検知部45と、接点部44と検知部45との間で電気エネルギーを導通させる第2導電部46と、検知部45と供給部41との間で電気エネルギーを導通させる第3導電部47とを備えている。
このような構成により、剥離不良検知手段40は、閉回路CTを導通する電気エネルギーを検知部45が検知することで、当該繰出方向先端部AS1が剥離板30で剥離されたことを検知し、検知部45が電気エネルギーを検知しないことで剥離不良を検知する構成となっている。
先ず、図1中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置SAに対し、シート貼付装置SAの使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して、シート貼付装置SAに運転開始の信号を入力する。すると、当接補助手段50が図示しない加圧手段を駆動し、ノズル51から気体を吹き付けるとともに、繰出手段20が回動モータ21、24Aを駆動し、原反RSを繰り出した後、原反停止センサ27がシート後方段差を検知すると、回動モータ21、24Aの駆動を停止し、原反RSの繰り出しを停止する。
剥離不良検知手段40Aは、接着シートASの繰出方向先端部AS1が接点部48Aに当接したことを接触センサ48が検知することで、当該繰出方向先端部AS1が剥離板30で剥離されたことを検知し、接着シートASの繰出方向先端部AS1が接点部48Aに当接しないことを接触センサ48が検知することで剥離不良を検知する構成となっている。
繰出手段20は、支持ローラ22やガイドローラ23等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSや剥離シートRLを支持したり案内したりしてもよいし、原反RSを巻回することなく例えばファンフォールド折りにして支持してもよいし、原反停止センサとして、カメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等を採用してもよいし、剥離シートRLを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだりして回収してもよいし、剥離シートRLを回収しなくてもよい。
繰出手段20は、検知部45や接触センサ48が電気エネルギーや繰出方向先端部AS1の当接を検知するまでリトライ動作を何度繰り返してもよいし、リトライ動作を所定回数行っても、それらによる電気エネルギーや繰出方向先端部AS1の当接の検知が行われない場合、回動モータ21、24Aの駆動を停止した後、ランプやブザー等の図示しない警告手段を駆動して使用者に知らせ、当該使用者が繰出方向先端部AS1を剥離シートRLから剥離するようにしてもよいし、繰出方向先端部AS1が剥離シートRLから剥離し易くするために、リトライ動作で原反RSを繰り出す度に、支持ローラ22と駆動ローラ24との間に位置する原反RS部分に加える張力を段階的に増加させてもよい。
繰出手段20は、先頭以外の接着シートASのシート後方段差を検出部27Aで検知してもよいし、先頭の接着シートAS以外の繰出方向先端部AS1と剥離シートRLとのシート前方段差を検出部27Aで検知してもよい。
剥離不良検知手段40Aは、接着シートASの繰出方向先端部AS1が直接接点部48Aに触れる接触センサ48を当接検知手段として採用してもよいし、接着シートASの繰出方向先端部AS1が触っている状況すなわち、力、圧力、温度等を検知できる接点部48Aを備えた触覚センサを当接検知手段として採用してもよく、剥離板30で剥離された接着シートASの繰出方向先端部AS1が接点部48Aに当接したことを検知できれば、どのようなものを当接検知手段として採用してもよい。
剥離不良検知手段40、40Aは、接点部44、48Aを繰出方向先端部AS1が押圧ローラ61の上方に捲れ上がることを防止する捲れ上がり防止手段としてもよいし、図4各図に示すように、押圧ローラ61を接点部として閉回路CT1を形成してもよいし、押圧ローラ61に繰出方向先端部AS1が当接したことを検知可能な各種接触センサを採用してもよい。
当接補助手段50は、シート供給装置10またはシート貼付装置SAの運転中常にノズル51から気体を吹き付けていてもよいし、閉回路CTが形成された時点でノズル51からの気体の吹き付けを停止してもよいし、被着体WKに接着シートASを貼付した時点でノズル51からの気体の吹き付けを停止してもよく、どの時点でノズル51からの気体の吹き付けを停止してもよいし、ノズル51からの気体の吹き付け以外に、棒状のもので繰出方向先端部AS1を接点部44、48Aへ押し付ける構成でもよいし、シート供給装置10やシート貼付装置SAに備わっていなくてもよい。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
20…繰出手段
30…剥離板(剥離手段)
40…剥離不良検知手段
44…接点部
45…検知部
48…接触センサ(当接検知手段)
48A…接点部
50…当接補助手段
60…押圧手段
61…押圧ローラ(押圧部材)(接点部)
AS…接着シート
AS1…繰出方向先端部
CT…閉回路
CT1…閉回路
RL…剥離シート
RS…原反
SA…シート貼付装置
WK…被着体
Claims (8)
- 帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、
前記繰出手段で繰り出される前記原反から前記接着シートを剥離して、当該接着シートを供給する剥離手段と、
前記接着シートの繰出方向先端部が前記剥離手段で剥離されないことを剥離不良として検知する剥離不良検知手段とを備え、
前記剥離不良検知手段は、前記剥離手段で剥離された前記接着シートの繰出方向先端部が当接する接点部を備え、前記接着シートの繰出方向先端部が前記接点部に当接しないことで、前記剥離不良を検知することを特徴とするシート供給装置。 - 前記剥離不良検知手段は、前記剥離手段で剥離された前記接着シートの繰出方向先端部が前記接点部に当接することで、当該接着シートを含む電気的に導通した閉回路を形成し、当該閉回路に供給された電気エネルギーを検知する検知部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
- 前記剥離不良検知手段は、前記剥離手段で剥離された前記接着シートの繰出方向先端部が当接する接点部を有する当接検知手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
- 前記剥離手段で剥離された前記接着シートの繰出方向先端部を前記接点部へ押し付ける補助を行う当接補助手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のシート供給装置。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシート供給装置を用いたシート貼付装置において、
前記剥離手段で剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段を備えていることを特徴とするシート貼付装置。 - 前記押圧手段は、押圧部材を有し、前記接点部は、当該押圧部材からなることを特徴とする請求項5に記載のシート貼付装置。
- 帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出工程と、
前記繰出工程で繰り出される前記原反から前記接着シートを剥離して、当該接着シートを供給する剥離工程と、
前記接着シートの繰出方向先端部が前記剥離工程で剥離されないことを剥離不良として検知する剥離不良検知工程とを有し、
前記剥離不良検知工程は、前記剥離工程で剥離された前記接着シートの繰出方向先端部が接点部に当接しないことで、前記剥離不良を検知することを特徴とするシート供給方法。 - 請求項7に記載のシート供給方法を用いたシート貼付方法において、
前記剥離工程で剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧工程を備えていることを特徴とするシート貼付方法。
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