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JP7065636B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Description

本発明は、貯蔵庫に関する。
従来の冷却貯蔵庫として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載の冷却貯蔵庫は、前面が開口した断熱箱体の貯蔵室と、貯蔵室の側部に設けられた冷却器室と、を備えている。冷却器室には、貯蔵室内を冷却する冷却器と、冷却器の側方に設けられ、冷却器により冷却された冷気を庫内に循環させる冷却ファンと、冷却器の下方に設けられ、冷却器に付着した霜を除去するヒータと、を備えている。
特開2009-92261号公報
冷却ファンに付着した霜は、ヒータの輻射熱によって融解されるが、熱の一部が冷却器室の外側に逃げることから、冷却ファンに付着した霜を融解するのに時間がかかるといった問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、冷却ファンに付着した霜の融解効率を向上させる冷却貯蔵庫の提供を目的の一つとしている。
上記課題を解決するために、本発明の冷却貯蔵庫は、箱状の貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体の内気を冷却する冷却器と、前記内気を前記貯蔵庫本体内で循環させるファンと、前記冷却器に付着した霜を融解するヒータと、前記ヒータが取付けられる取付部と、を備え、前記取付部は少なくとも2つの開口を有する空洞部を備え、前記空洞部の一方の開口側に前記冷却器が設けられ、前記空洞部の他方の開口側に前記ファンが設けられており、前記空洞部内に前記ヒータが取り付けられていることを特徴とする。
取付部に設けられた空洞部に対し、他方の開口側にファンが設けられ、取付部の空洞部内にヒータが取付けられているため、ヒータの熱により、ファンが加熱される。これにより、ファンに付着した霜を除霜することができる。また、取付部の一方の開口側に冷却器が設けられ、他方の開口側にファンが設けられているため、ヒータの熱が空洞部から両開口側へ効率的に伝わり、空洞部の両開口側に配された冷却器及びファンに付着した霜を効率的に除霜することができる。
また、前記冷却器を収容する冷却器室を備え、前記取付部は、板状をなし、第1の開口部が開口して設けられた第1の板部と、板状をなし、前記第1の板部と対向して配され、第2の開口部が開口して設けられた第2の板部と、を備え、前記第1の板部と前記第2の板部との間は、前記冷却器室の内壁により塞がれており、その塞がれた空間が前記空洞部とされている構成としても良い。
第1の板部と第2の板部との間の空間を空洞部とし、第1の板部と第2の板部との間の隙間を冷却器室の内壁で塞ぐことで、空洞部内のヒータの熱が、第1の板部と第2の板部との間の隙間から逃げることを抑制することができる。
また、前記冷却器は前記第1の開口部側に設けられ、前記ファンは前記第2の開口部側に設けられており、前記ヒータは、前記第2の開口部よりも下方に配されており、前記第2の開口部と前記ヒータとの間には、前記第2の板部から前記冷却器に向けて突出し、下方に傾斜する板状の仕切り板が設けられている構成としても良い。
冷却器は第1の開口部側に設けられ、ファンは第2の開口部側に設けられているため、空洞部内に熱が留まり易くなる。また、仕切り板は下方に傾斜しているため、ファンから仕切り板上に落下した霜は、冷却器側にガイドされる。これにより、霜をヒータにより温められた冷却器によって融解させることができる。また、仕切り板を設けることで、ヒータの熱は、仕切り板の上方に流れることが抑制され、仕切り板の下方に溜まりやすくなり、冷却器の下部を優先的に加熱することができる。
また、前記仕切り板の端部と前記冷却器との間には隙間が設けられており、前記ヒータの下方には、前記第2の板部から前記冷却器に向けて突出し、その上面が下方に傾斜してなる突出部が設けられている構成としても良い。
仕切り板の端部と冷却器との間に隙間を設けることで、仕切り板上に落下した霜は、その隙間から落下して突出部上に落ち、突出部の上面の傾斜により冷却器側にガイドされる。このとき、突出部上に落下した霜は、突出部の上部に配されたヒータに直接照射されることになるため、霜の融解効率を向上させることができる。
本発明によれば、冷却ファンに付着した霜を効率的に融解することが可能な冷却貯蔵庫を提供することができる。
本発明の実施形態に係る冷却貯蔵庫の正面図 冷却貯蔵庫の前面側を切断し、斜め前方から視た図 正面視における冷却器室内の断面図 図3において、ダクトを取り外した状態の図 ブラケットが取付けられていない状態の冷却器を右側方から視た図 ブラケットが取付けられていない状態の冷却器周辺の切断図 冷却ユニット及び冷却器の斜視図 ブラケットの斜視図 ブラケットの斜視図 正面視におけるブラケットの図 冷却器室の斜視図 ブラケットが取り付けられた状態における冷却器室の斜視図 ブラケットが取り付けられた状態における冷却器室の斜視図
本実施形態の冷却貯蔵庫10について、図1から図13を参照しつつ説明する。以降の説明では、上下方向、左右方向、及び、前後方向は、図1から図13に示す矢指方向とする。
冷却貯蔵庫10は、図1に示すように、前面が開口する箱状の貯蔵庫本体12と貯蔵庫本体12の左方に配された機械室33と、を備えている。貯蔵庫本体12の開口部における中央部には、上下方向に延びるセンターフレーム14が取付けられており、センターフレーム14の両側には、一対の扉16が回動可能に取り付けられている。
貯蔵庫本体12は、図2に示すように、外箱18と、外箱18の内側に配された内箱20と、内箱20の左側方に配され、内箱20と内部空間が連通する冷却器室24と、を備えており、また、外箱18と内箱20との間には、断熱材が充填される。貯蔵庫本体12内の冷却器室24の右方の空間が、食材が貯蔵可能な貯蔵室22とされる。
冷却器室24内には、図2に示すように、貯蔵庫本体12内を冷却する冷却器42が収容されている。冷却器42は、図6、図7に示すように、上下方向に長い長方形の金属プレートからなるフィン48を前後方向に複数枚並べたフィン群49と、各フィン48を貫通しつつ、多重に折り返した形状をなす蒸発管44と、を備えている。また、フィン群49の両端には、板状のエンドプレート47がそれぞれ設けられている。
機械室33内には、図6に示すように、圧縮機38、凝縮器36、及び、凝縮器ファン37を備える冷却ユニット34が設けられている。機械室33内の圧縮機38及び凝縮器36、並びに、冷却器室24内の冷却器42は、図7に示すように、金属製の冷媒管40によって循環接続されている。
冷却器室24は、図2、図11に示すように、右面及び下面が開口する箱状をなしている。冷却器室24の前面側及び後面側の内壁30には、互いに対向する面に向けて突出する突起部26が設けられている。冷却器42が冷却器室24に収容されると、図6に示すように、冷却器42の蒸発管44の左右の屈曲部46は、左右の突起部26の上方に位置している。ここで、冷却器室24内に後述するブラケット(取付部)50が取付けられていない状態では、冷却器42は、重力によって下方に変位し、屈曲部46が突起部26の上面に当接するようになっている。これによって、冷却器42は冷却器室24内に仮保持される。なお、ブラケット50は、冷却器室24の右面側の開口部32側から収容される。
冷却器室24の左面側の内壁30には、図11に示すように、3つのリブ28が右方に突出して設けられている。それぞれのリブ28は、左右方向に所定の間隔を空けて配されており、それらの上端部は下方に傾斜している。
冷却器室24の下方には、図2に示すように、中央に向けて下方に傾斜するドレンパン94が設けられている。ドレンパン94の中央には、融解された霜を排出する排出口96が開口して設けられている。
冷却器室24内には、図4に示すように、L形状をなすブラケット50が収容されている。ブラケット50は冷却器42とは個別に、冷却器室24への取付け、及び、冷却器室24からの取外しが可能とされ、図8、図9に示すように、板状のファン取付部52と、枠状をなすヒータ取付部72と、を備えている。
ファン取付部52は、図8、図9に示すように、板状の第1の板部54と、第1の板部54と対向する位置に配された板状の第2の板部58と、を備えている。第1の板部54には、第1の開口部56が開口して設けられており、第2の板部58には、第2の開口部60が開口して設けられている。また、第1の板部54の上端と第2の板部58の上端は、連結部62を介して連なっている。
第2の板部58には、図8、図9に示すように、第2の開口部60を覆うように、冷却器42により冷却された内気を庫内に循環させるファン88が取付けられている。ファン88は、複数枚の羽根から構成されており、ファン88の羽根の可動範囲は、図8に示すように、円柱形状で図示されている。ファン88が稼働すると、図2に示すように、送風経路Rに沿って冷却器室24内に風が流れ、貯蔵室22の内気が、冷却器42の右方に設けられたダクト98の吸込口100から冷却器室24に吸い込まれ、冷却器42によって冷却されて吹出口102から吹き出される。これにより貯蔵室22内が冷却される。
第1の板部54と第2の板部58との間には、図8に示すように、前後方向に長い棒状の第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90が取付けられている。第1のガラス管ヒータ90は、ファン88の風の流れを阻害しない位置である、第2の開口部60の下方に配されている。
第2の開口部60と第1のガラス管ヒータ90との間には、図4、図8に示すように、第2の板部58から冷却器42側(即ち、第1の開口部56側)に向けて突出し、その上面が下方に傾斜する板状の仕切り板64が設けられている。仕切り板64の端部と冷却器42との間には、図2に示すように、隙間が設けられている。
第1のガラス管ヒータ90の下方には、図3、図8に示すように、第2の板部58から冷却器42側(即ち、第1の開口部56側)に向けて突出し、その上面が下方に傾斜する突出部68が設けられている。
ヒータ取付部72の右枠部78は、図8に示すように、第1の板部54の第1の開口部56の下側の面と当接し、ファン取付部52に固定されている。ヒータ取付部72の前枠部74及び後枠部76には、挿通孔が開口して設けられており、これらの挿通孔に、棒状の第2のガラス管ヒータ92が挿通されている。また、ヒータ取付部72の前枠部74から後枠部76に亘って、板状をなし、中央から左右方向にそれぞれ傾斜する傘部86が設けられている。傘部86は、第2のガラス管ヒータ92の上方に配されており、冷却器42から落ちた霜が第2のガラス管ヒータ92上に当たることを抑制している。また、ヒータ取付部72には、左枠部80の左端から下方に突出し、その左側面が右枠部78側に傾斜する傾斜面85となっている板状の曲げ部84が設けられている。
ブラケット50の着脱は、冷却器42が冷却器室24内に仮保持されている状態で行われる。このように、冷却器42が仮保持されていることから、着脱作業時に冷却器42が落下しないよう別途支える必要がないため、ブラケット50の着脱作業が行い易くなっている。また、ブラケット50は、ファン88、第1のガラス管ヒータ90、及び第2のガラス管ヒータ92が一体となっていることから、それぞれを個別に取付ける場合と比較して、着脱作業性が向上する。また、このような一体部品とすることで、部品の管理性が向上する。
ブラケット50を冷却器室24内へ取付ける際は、先ず、ブラケット50を、冷却器室24の開口部32側(即ち、図5の手前側)から、冷却器室24の左面側の内壁30(即ち、図5の奥側)に向けて変位させる。
ブラケット50が冷却器室24の奥まで収容されると、図4に示すように、ファン取付部52の第1の板部54が冷却器42の右面と当接し、これにより、第1の開口部56が冷却器42によって覆われる。また、図12、図13に示すように、第1の板部54と第2の板部58との間の隙間は、冷却器室24の前面及び後面側の内壁30により塞がれる。この第1の板部54と第2の板部58との間の、冷却器室24の内壁30により塞がれた空間が、図4に示す空洞部66とされる。また、図4に示すように、ヒータ取付部72の曲げ部84の傾斜面85がリブ28の上端部に当接する。このように、曲げ部84には傾斜面85が設けられているため、曲げ部84をリブ28の上端部に当接させ易くなり、ブラケット50の冷却器室24への取付け作業性が向上する。この状態で、ファン取付部52を冷却器室24にネジで固定することで、ブラケット50は冷却器室24内に取付けられる。これにより、冷却器42は、ブラケット50によって保持され、冷却器42の仮保持状態が解除される。冷却器42がブラケット50によって保持されると、冷却器42は、ブラケット50のヒータ取付部72によって下方から支持されるため、仮保持状態のときよりも、稍上方に位置することとなる。このため、冷却器42の屈曲部46と突起部26との当接は解除される。
ブラケット50のファン取付部52の第1の板部54は、冷却器42のエンドプレート47の右端と当接することで、冷却器42の右方への変位を規制している。また、ブラケット50のヒータ取付部72は、冷却器42のエンドプレート47の下端と当接することで、冷却器42の下方への変位を規制している。これにより、仮に、冷却器42に振動等が加わっても、冷却器42は、ファン取付部52及びヒータ取付部72によって変位が規制されるため、冷却器42の落下が防止される。さらに、ブラケット50の曲げ部84は、図4に示すように、冷却器室24内のリブ28により下方から支持されていることから、冷却器42の重みにより、ブラケット50が下方への垂れ下がることが抑制され、冷却器42を確実に保持することができる。ブラケット50の取付け後に、図2、図3に示すように、冷却器室24及び貯蔵庫本体12の左側面を覆うように、ダクト98が装着される。
第1のガラス管ヒータ90が稼働すると、図3に示すように、第1のガラス管ヒータ90の熱は、空洞部66内の仕切り板64の下方の空間S1に留まり、冷却器42の右面下側が優先的に加熱される。また、第2のガラス管ヒータ92が稼働すると、冷却器42の下面が加熱される。その後、空間S1に留まっている熱は、仕切り板64の端部と冷却器42との間の隙間から、空洞部66内の仕切り板64の上方の空間S2に流れ、冷却器42の右面上側、及び、ファン88が加熱される。これにより、冷却器42、ファン88に付着した霜の融解が進み、霜が取り除かれる。また、第1のガラス管ヒータ90及び第2のガラス管ヒータ92の熱により、ブラケット50全体も加熱され、ブラケット50に付着した霜も取り除かれる。
このように、第1の開口部56側に冷却器42が設けられており、第2の開口部60側にファン88が設けられており、第1の板部54と第2の板部58との間は冷却器室24の内壁30により塞がれていることから、第1のガラス管ヒータ90の熱は空洞部66内に留まり易くなり、冷却器42及びファン88に付着した霜を効率的に取り除くことができる。また、熱が第2の開口部60から貯蔵室22内へ流れる際に、ファン88内の空間を通過することから、第2の開口部60から直接、貯蔵室22に熱が流れる場合と比較して、熱が貯蔵室22内に漏れ難くなっている。
ファン88から取り除かれた霜は、ファン88の下方に配された仕切り板64上に落下する。さらに、仕切り板64上に落下した霜は、仕切り板64の上面の傾斜により、冷却器42側にガイドされ、仕切り板64の端部と冷却器42との間の隙間から、突出部68上に落下する。
突出部68上に落下した霜は、突出部68の上面の傾斜により冷却器42側にガイドされ、加熱された冷却器42により、融解される。さらに、落下した霜は、突出部68の上方に配された第1のガラス管ヒータ90に直接照射されるため、霜の融解が加速される。融解された霜は、フィン48の隙間からドレンパン94上に落下し、排出口96から排出される。
本実施形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
本実施形態の冷却貯蔵庫10は、箱状の貯蔵庫本体12と、貯蔵庫本体12の内気を冷却する冷却器42と、内気を貯蔵庫本体12内で循環させるためのファン88と、冷却器42に付着した霜を融解する第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90と、第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90が取付けられるブラケット(取付部)50と、を備え、ブラケット(取付部)50は少なくとも2つの開口を有する空洞部66を備え、空洞部66の第1の開口部(一方の開口)56側に冷却器42が設けられ、空洞部66の第2の開口部(他方の開口)60側にファン88が設けられており、空洞部66内に第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90が取り付けられていることを特徴とする。
本実施形態によれば、ブラケット(取付部)50に設けられた空洞部66に対し、第2の開口部(他方の開口)60側にファン88が設けられ、ブラケット(取付部)50の空洞部66内に第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90が取付けられているため、第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90の熱により、ファン88が加熱される。これにより、ファン88に付着した霜を除霜することができる。また、ブラケット(取付部)50の第1の開口部(一方の開口)56側に冷却器42が設けられ、第2の開口部(他方の開口)60側にファン88が設けられているため、第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90の熱が、空洞部66内に留まり易くなることで、空洞部66から両開口側へ効率的に伝わり、空洞部66の両開口側に配された冷却器42及びファン88に付着した霜を効率的に除霜することができる。
また、冷却器42を収容する冷却器室24を備え、ブラケット(取付部)50は、板状をなし、第1の開口部56が開口して設けられた第1の板部54と、板状をなし、第1の板部54と対向して配され、第2の開口部60が開口して設けられた第2の板部58と、を備え、第1の板部54と第2の板部58との間は、冷却器室24の内壁30により塞がれており、その塞がれた空間が空洞部66とされている構成としても良い。
第1の板部54と第2の板部58との間の空間を空洞部66とし、第1の板部54と第2の板部58との間の隙間を冷却器室24の内壁30で塞ぐことで、空洞部66内の第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90の熱が、第1の板部54と第2の板部58との間の隙間から逃げることを抑制することができる。
また、冷却器42は前記第1の開口部56側に設けられ、ファン88は第2の開口部60側に設けられており、第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90は、第2の開口部60よりも下方に配されており、第2の開口部60と第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90との間には、第2の板部58から冷却器42に向けて突出し、下方に傾斜する板状の仕切り板64が設けられている構成としても良い。
冷却器42は第1の開口部56側に設けられ、ファン88は第2の開口部60側に設けられているため、空洞部66内に熱が留まり易くなる。また、仕切り板64は下方に傾斜しているため、ファン88から仕切り板64上に落下した霜は、冷却器42側にガイドされる。これにより、霜を第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90により温められた冷却器42によって融解させることができる。また、仕切り板64を設けることで、第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90の熱は、仕切り板64の上方に流れることが抑制され、仕切り板64の下方に溜まりやすくなり、冷却器42の下部を優先的に加熱することができる。
また、仕切り板64の端部と冷却器42との間には隙間が設けられており、第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90の下方には、第2の板部58から冷却器42に向けて突出し、その上面が下方に傾斜してなる突出部68が設けられている構成としても良い。
仕切り板64の端部と冷却器42との間に隙間を設けることで、仕切り板64上に落下した霜は、その隙間から落下して突出部68上に落ち、突出部68の上面の傾斜により冷却器42側にガイドされる。このとき、突出部68上に落下した霜は、突出部68の上部に配された第1のガラス管ヒータ(ヒータ)90に直接照射されることになるため、霜の融解効率を向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態の空洞部66は、ファン取付部52における、第1の板部58と第2の板部58との間の、冷却器室24の内壁30に塞がれた空間としたが、例えば、ファン取付部は厚い板状をなしており、ファン取付部には、表面と裏面との間を貫通する開口部が開口して設けられていることとし、空洞部は、その開口部内における表面と裏面との間の空間とする構成としても良い。
(2)本実施形態では、第1のガラス管ヒータ90は、第2の板部58の第2の開口部60の下方に配される構成としたが、第1のガラス管ヒータ90は空洞部66内に配されていればどこに配置しても良い。例えば、第1のガラス管ヒータを縦置きにし、第2の開口部の側方に配する構成としても良い。
(3)本実施形態では、冷却器室24内に3つのリブ28を設ける構成としたが、リブの数は2つ以下としても良いし、4つ以上としても良い。また、ヒータ取付部72の曲げ部84の傾斜面85に当接し、ヒータ取付部72を下方から支持する構成であればどのような構成でも良く、例えば、冷却器室内に前後方向に長い支持部を設け、支持部の上面が、曲げ部の傾斜面と面で接触する構成としても良い。
10…冷却貯蔵庫
12…貯蔵庫本体
24…冷却器室
30…内壁
42…冷却器
50…ブラケット(取付部)
54…第1の板部
56…第1の開口部
58…第2の板部
60…第2の開口部
64…仕切り板
66…空洞部
68…突出部
70…隙間
88…ファン
90…第1のガラス管ヒータ(ヒータ)

Claims (4)

  1. 箱状の貯蔵庫本体と、
    前記貯蔵庫本体の内気を冷却する冷却器と、
    前記内気を前記貯蔵庫本体内で循環させるファンと、
    前記冷却器に付着した霜を融解するヒータと、
    前記ヒータが取付けられる取付部と、を備え、
    前記取付部は少なくとも2つの開口を有する空洞部を備え、前記空洞部の一方の開口側に前記冷却器が設けられ、前記空洞部の他方の開口側に前記ファンが設けられており、
    前記空洞部内に前記ヒータが取り付けられ、
    前記取付部は、
    板状をなし、第1の開口部が開口して設けられた第1の板部と、
    板状をなし、前記第1の板部と対向して配され、第2の開口部が開口して設けられた第2の板部と、を備え、
    前記第1の板部と前記第2の板部との間に前記空洞部が設けられ、
    前記第1の板部が、前記ヒータと前記冷却器との間に位置し、
    前記第1の開口部が、前記冷却器で覆われ、
    前記第2の開口部が、前記ファンで覆われている、
    ことを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 前記冷却器を収容する冷却器室を備え、
    前記第1の板部と前記第2の板部との間は、前記冷却器室の内壁により塞がれており、その塞がれた空間が前記空洞部とされている請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前記冷却器は前記第1の開口部側に設けられ、前記ファンは前記第2の開口部側に設けられており、
    前記ヒータは、前記第2の開口部よりも下方に配されており、
    前記第2の開口部と前記ヒータとの間には、前記第2の板部から前記冷却器に向けて突出し、下方に傾斜する板状の仕切り板が設けられている請求項2に記載の冷却貯蔵庫。
  4. 前記仕切り板の端部と前記冷却器との間には隙間が設けられており、
    前記ヒータの下方には、前記第2の板部から前記冷却器に向けて突出し、その上面が下方に傾斜してなる突出部が設けられている請求項3に記載の冷却貯蔵庫。
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