JP7075432B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、製造の簡素化やコストの削減を図りつつシートロック解除装置やシートロックケーブルへのアクセスを防止することが可能な鞍乗り型車両を提供することにある。
図1は、本発明の実施形態の自動二輪車10を示す左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部にフロントフォーク12を介して前輪13が支持され、車体フレーム11の後方にパワーユニット14を介して後輪15が支持されている。
自動二輪車10は、シート16に跨って乗車する鞍乗り型車両である。
フロントフォーク12は、ヘッドパイプ18に回動可能に支持され、上部にハンドル31が取付けられ、下端部に車軸32を介して前輪13が支持されている。前輪13は、上方からフロントフォーク12に取付けられたフロントフェンダ33で覆われている。
フロントインナカバー53は、フロントフォーク12、左右のダウンフレーム19A及びセンターフレーム20を後方から覆う。
左右のダウンフレーム19Aの間にはラジエータ66が配置されている。
図2に示すように、フロントインナカバー53の車幅方向一側(右側)には、物品を収納する収納部143と、収納部143の車幅方向内側斜め上方に配置されたシートロック解除装置145とが設けられている。
収納部143及びシートロック解除装置145は、ハンドル31(図1参照)の下方に、フロントインナカバー53の前面53a(図4参照)に配置されている。
フロントインナカバー53は、収納部143を構成する容器状の収納部本体143cの内部に通じる第2開口部としての下開口53dと、シートロック解除装置145のシートロック解除操作を行うための第3開口部としての上開口53eと、シートロック解除装置145を配置する内開口部53fとが開けられている。
収納部143は、収納部本体143cと、収納部本体143c自体の開口部である本体側開口部143e(図3参照)とから構成される。本体側開口部143eは、フロントインナカバー53の下開口53dに合わせられる。
メインスイッチ151は、車両の電源を入れるスイッチである。シートロック解除ボタン152は、通常時にシート16(図1参照)のロックを解除するためのボタンである。
シートロック解除装置145は、通常のシート開閉時にはシートロック解除ボタン152によりシートロックが解除され、車両やスマートキーのバッテリ上がりなどによってスマートキーシステムが利用できない非常時には非常用キー(不図示)によりシートロックが解除される。
非常用キーは、フロントインナカバー53の上開口53e(図2参照)から挿入されて係合部145aに係合され、非常用キーを上下に揺動させることで、シートロックが解除される。
フロントインナカバー53の内側には、車幅方向中央よりも一側(右側)に収納部連結体143Aが配置されている。収納部連結体143Aは、複数のビス154でフロントインナカバー53の前面53aに取付けられている。
収納部本体143cは、小物を収納可能な箱形又は筒形に形成されている。収納部連結体143Aの上部であって収納部本体143cの上方に解除装置支持部143dが設けられている。
シートロック解除装置145の下方には、収納部本体143cから一体に側方に突出する板状の横壁部143gが前後に延びるように設けられる。
後壁部143fは、収納部本体143c側から車幅方向内側に延びる高さの低い低壁部143hと、低壁部143hの端部から車幅方向内側に向かうにつれて次第に上縁143jが高くなる高壁部143kと、高壁部143kから屈曲して前方に延びる縦壁部143mとを備える。
高壁部143kは、ヘッドパイプ18(図4参照)の後方に配置されている。縦壁部143mは、収納部本体143c及び横壁部143gに対して車幅方向反対側に配置されている。
図6に示すように、前輪13の後方には、後方に凸となるように湾曲したホイールカバー175が配置されている。ホイールカバー175は、その左右端が左右のフロントサイドカバー52の前縁に接続されるように配置され、車体カバー46の内部に走行風を取り入れる複数のルーバー175aを備える。
ホイールカバー175の上方には、フロントフォーク12が通される第1開口部としての開口部46aが設けられている。なお、開口部46aは、ホイールカバー175と周辺のパネルとで規定されても良い。
ホイールカバー175は、開口部46a(図7参照)の一部を形成する上縁部175bを備える。
シートロックケーブル156は、ケーブル上部156a、ケーブル下部156b、巻き回し部としてのケーブル巻き回し部156cを備える。
ケーブル上部156aは、シートロック解除装置145からヘッドパイプ18の車幅方向一側(右側)を前方斜め下方に延びている。
縦壁部143mは、シートロックケーブル156のケーブル巻き回し部156cを車幅方向外側から覆い、ヘッドパイプ18及びステアリングステム179と縦壁部143mとの間にケーブル巻き回し部156cが配置されている。
上記したように、収納部本体143c、横壁部143g、ヘッドパイプ18、縦壁部143mによって、ケーブル上部156a及びケーブル巻き回し部156cを引くことができないので、シートロック解除を防ぐことができる。
この構成によれば、ホイールカバー175側から開口部46aを通じてシートロック解除装置145及びシートロックケーブル156に容易にアクセスすることができなくなる。収納部143が、シートロック解除装置145及びシートロックケーブル156に対するアクセスを防止する手段を兼ねるため、製造の簡素化やコストの削減を図りつつシートロックの解除を防止できる。
この構成によれば、部品点数を減らすことができ、製造の簡素化やコストの削減を図ることができる。
この構成によれば、シートロック解除装置145及びシートロックケーブル156へのアクセスをより確実に防止できる。
この構成によれば、シートロックケーブル156へのアクセスをより確実に防止できる。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車10以外も含む鞍乗り型車両に適用可能である。
12 フロントフォーク
13 前輪
16 シート
46a 開口部(第1開口部)
53 フロントインナカバー
53d 下開口(第2開口部)
53e 上開口(第3開口部)
143 収納部
143g 横壁部
143m 縦壁部
145 シートロック解除装置
147 リッド
156 シートロックケーブル
161 シートロック装置
175 ホイールカバー
179 ステアリングステム
Claims (3)
- 前輪(13)を覆うホイールカバー(175)と、前輪を支持するフロントフォーク(12)と、前記ホイールカバー(175)に設けられて前記フロントフォーク(12)が通される第1開口部(46a)と、前記ホイールカバー(175)の後方を覆うフロントインナカバー(53)と、前記フロントインナカバー(53)の車両前方側に配置された収納部(143)と、乗員用のシート(16)の施錠を行うシートロック装置(161)と、前記フロントインナカバー(53)の車両前方側に配置されて前記シート(16)の施錠を解除するシートロック解除装置(145)と、一端が前記シートロック装置(161)に接続されるとともに他端が前記シートロック解除装置(145)に接続されるシートロックケーブル(156)と、を備えるスクーター型の鞍乗り型車両において、
前記収納部(143)は、前記第1開口部(46a)と前記シートロック解除装置(145)との間に設けられており、
前記フロントインナカバー(53)の車両前方側に、前記フロントフォーク(12)に備えるステアリングステム(179)の車幅方向一側に配置される縦壁部(143m)を備え、前記ステアリングステム(179)と前記縦壁部(143m)との間に前記シートロックケーブル(156)が配策されていることを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記フロントインナカバー(53)は、前記収納部(143)に対応して設けられる第2開口部(53d)と、前記シートロック解除装置(145)に対応して設けられる第3開口部(53e)とを備え、前記第2開口部(53d)及び前記第3開口部(53e)は、一体のリッド(147)で覆われていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
- 前記第1開口部(46a)と前記シートロック解除装置(145)との間に、前記収納部(143)から車幅方向に延びる横壁部(143g)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
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| JP2020063019A JP7075432B2 (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | 鞍乗り型車両 |
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