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JP7078066B2 - 位置算出システム、プログラムおよび位置算出方法 - Google Patents
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Description

本発明は、位置算出システム、プログラムおよび位置算出方法に関する。
近年、自律的に走行する自動運転車両を実現するための技術が盛んに研究されている。自動運転車両による自動運転は、自動運転車両の周囲を走行する他の車両の認識に基づいて実現され得る。他の車両の認識に関し、以下の特許文献1および特許文献2などに開示されているように、LiDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)と呼ばれるセンサ装置が知られている。
特開2020-27415号公報 特開2016-177804号公報
しかし、高速道路の合流地点、および見通しの悪い交差点などにおいては、自動運転車両から他の車両までの距離、または死角の発生により、自動運転車両に搭載されたセンサ装置だけでは自動運転車両の周囲の交通状況を正確に把握することが困難となる場合がある。
このため、路側にもセンサ装置を設置し、自動運転車両に搭載されたセンサ装置の死角となる範囲を路側に設置されたセンサ装置がカバーし、路側に設置されたセンサ装置が交通状況を自動運転車両に伝える方法が考えられる。例えば路側に設置されたセンサ装置側で高速道路の本線を走行する車両の車間距離を計測できると、当該車間距離と各車両の合流地点までの距離とに基づき、自動運転車両が本線車両に合流するための走行計画を立てることが可能である。また、交差点においては、対向車、人または自転車等の移動物体が何秒後に交差点に到着および侵入するかが分かると、自動運転車両の右折判断または事故の回避に繋げることができる。
ここで、車間距離は、前方車両の後尾部位と、後方車両の先頭部位との間の距離で算出されることが望ましい。また、交差点への到達時刻は、車両の先頭部位から交差点までの距離と車両の速度から算出されることが望ましい。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、物体における進行方向を基準にして特定される部位の位置を算出することが可能な、新規かつ改良された位置算出システム、プログラムおよび位置算出方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、レーザーセンサから複数の時点における点群を取得する点群取得部と、前記点群取得部により取得された前記複数の時点における検出データの各々から物体を検出する物体検出部と、前記物体検出部による前記物体の検出結果に基づいて前記物体の進行方向を算出する進行方向算出部と、前記物体の点群を、第1座標軸および第2座標軸により規定される座標空間上で、前記物体の進行方向が前記第1座標軸の方向に一致するように第1の角度だけ回転させ、回転後の前記物体の点群のうち、前記第1座標軸上の値が最大となる点、または最小となる点を特定し、特定された点の座標値および前記座標空間における前記第1の角度の逆回転に基づき、前記物体の先頭部位または前記後尾部位の位置を算出する位置算出部と、を備える、位置算出システムが提供される。
前記位置算出システムは、前記位置算出部により算出された位置を示す位置表示画面を生成する表示制御部をさらに備えてもよい。
前記物体検出部は、前記複数の時点における前記物体の代表位置を検出し、前記進行方向算出部は、前記物体の代表位置の移動方向を前記進行方向として算出してもよい。
前記進行方向を基準にして特定される部位は、前記進行方向に対する先頭部位または後尾部位を含んでもよい。
前記位置算出システムは、前記進行方向と所定の関係にある方向上における前記物体のサイズを算出する物体サイズ算出部をさらに備えてもよい。
前記進行方向と所定の関係にある方向は前記進行方向に直交する幅方向を含み、前記物体サイズ算出部は、前記回転後の前記物体における前記第2座標軸上の最大値および最小値との差分から前記物体の幅サイズを算出してもよい。
前記進行方向と所定の関係にある方向は前記進行方向に一致する前後方向を含み、前記物体サイズ算出部は、前記物体の前記先頭部位および前記後尾部位の間の距離を前記物体の前後サイズとして算出してもよい。
前記位置算出システムは、第1の物体に搭載された装置を含み、前記第1の物体に搭載された装置は、第2の物体について算出された位置を示す位置表示画面を表示する表示部を有してもよい。
前記位置算出システムは、前記位置算出部により算出された位置と他の位置との距離に基づき、前記他の位置に前記物体の前記部位が到達する時刻を算出する到達時刻予測部をさらに備えてもよい。
前記位置算出システムは、前記進行方向算出部により算出された前記物体の進行方向に基づき、前記物体の以降の動きを予測する動き予測部をさらに備えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、レーザーセンサから複数の時点における点群を取得する点群取得部と、前記点群取得部により取得された前記複数の時点における点群の各々から物体を検出する物体検出部と、前記物体の点群を、第1座標軸および第2座標軸により規定される座標空間上で、前記物体の進行方向が前記第1座標軸の方向に一致するように第1の角度だけ回転させ、回転後の前記物体の点群のうち、前記第1座標軸上の値が最大となる点、または最小となる点を特定し、特定された点の座標値および前記座標空間における前記第1の角度の逆回転に基づき、前記物体の先頭部位または後尾部位の位置を算出する位置算出部と、として機能させるための、プログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、レーザーセンサから複数の時点における点群を取得することと、前記複数の時点における点群の各々から物体を検出することと、前記物体の検出結果に基づいて前記物体の進行方向を算出することと、前記物体の点群を、第1座標軸および第2座標軸により規定される座標空間上で、前記物体の進行方向が前記第1座標軸の方向に一致するように第1の角度だけ回転させ、回転後の前記物体の点群のうち、前記第1座標軸上の値が最大となる点、または最小となる点を特定し、特定された点の座標値および前記座標空間における前記第1の角度の逆回転に基づき、前記物体の先頭部位または後尾部位の位置を算出することと、を含む、コンピュータにより実行される位置算出方法が提供される。
以上説明した本発明によれば、物体における進行方向を基準にして特定される部位の位置を算出することが可能である。
本発明の一実施形態による位置算出システムの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施形態による運転支援装置200の構成を示す説明図である。 位置表示画面の具体例を示す説明図である。 本発明の一実施形態による位置算出装置50の構成を示す説明図である。 物体の代表位置の移動例を示す説明図である。 車両30の先頭部位および後尾部位の位置を算出する方法を示す説明図である。 車両30の先頭部位および後尾部位の位置を算出する方法を示す説明図である。 車両30の先頭部位および後尾部位の位置を算出する方法を示す説明図である。 車両30の先頭部位および後尾部位の位置を算出する方法を示す説明図である。 車両30の先頭部位および後尾部位の位置を算出する方法を示す説明図である。 本発明の一実施形態による位置算出装置50の動作を示すフローチャートである。 位置算出およびサイズ算出の詳細を示すフローチャートである。 位置算出装置50のハードウェア構成を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成または論理的意義を有する複数の構成を、必要に応じて車両30A、30Bおよび30Cのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。例えば、車両30A、30Bおよび30Cを特に区別する必要が無い場合には、各車両を単に車両30と称する。
<1.位置算出システムの概要>
本発明の一実施形態は、物体における一部位の位置を算出するための位置算出システムに関する。物体としては、車両、船舶および飛行体などの移動物体、人間および動物などの生物などが挙げられる。車両、船舶および飛行体などの物体は、物体内に操舵者が存在する有人式であってもよいし、物体内に操舵者が存在しない無人式であってもよい。以下では、物体が車両である例を主に想定して本発明の一実施形態による位置算出システムを説明する。
図1は、本発明の一実施形態による位置算出システムの構成例を示す説明図である。図1に示した例では、支線道路12が本線道路14に合流している。また、支線道路12を車両20(第1の物体)が走行しており、本線道路14を車両30B~30E(第2の物体)が走行している。車両20は、図1に示した状態の後も支線道路12で走行を続け、合流地点において本線道路14に入ることにより、本線道路14を走行する車両30に合流する。車両20は、運転支援装置200を搭載しており、運転支援装置200による支援に基づいて本線道路14を走行する車両30に合流することができる。なお、本明細書では、支線道路12を走行する車両を合流車両と称し、本線道路14を走行する車両を本線車両と称する場合もある。
図1に示したように、本発明の一実施形態による位置算出システムは、上述した車両20および車両30に加え、路側に位置するレーザーセンサ40および位置算出装置50を有する。レーザーセンサ40は、センサの一例であり、レーザーセンサ40の周辺における物体の物理的配置を示す検出データを取得する。例えば、レーザーセンサ40はLiDARであり、本線道路14を走行する車両30の形状を示す点群を検出データとして取得する。
位置算出装置50は、レーザーセンサ40により取得された点群に基づき、車両30の位置を算出する。ここで、車両20は、2つの車両30の間隔部分に合流する。2つの車両30の間隔部分は、厳密には、前側の車両30の後尾部位と、後側の車両30の先頭部位との間の部分である。このため、位置算出装置50は、各車両30の進行方向を算出し、各車両30の進行方向に対する先頭部位の位置および後尾部位の位置を算出する。そして、位置算出装置50は、算出された先頭部位の位置および後尾部位の位置を車両20に搭載されている運転支援装置200に送信する。
車両20の運転支援装置200は、位置算出装置50から受信された情報に基づいて車両20の自動運転を制御することで、本線道路14を走行する車両30の車間部分に適切に合流することができる。または、運転支援装置200は、合流地点までの速度調整情報などを示す表示または音声を出力することにより、合流地点までの速度調整情報を運転手に伝えてもよい。
上記では、本発明の一実施形態による位置算出システムが車両20の合流支援に適用される例を説明したが、本発明の一実施形態による位置算出システムは他の用途にも適用可能である。例えば、本発明の一実施形態による位置算出システムは、交差点における右折支援にも適用可能である。具体的には、位置算出装置50が交差点の周囲の各車両の進行方向、進行方向に対する先頭部位の位置および後尾部位の位置を算出することで、交差点を右折しようとする車両が対向車の車間部分で適切に右折することを支援することが可能である。
以上、本発明の一実施形態による位置算出システムの概要を説明した。続いて、本発明の一実施形態による位置算出システムの構成および動作を順次詳細に説明する。
<2.運転支援装置の構成>
図2は、本発明の一実施形態による運転支援装置200の構成を示す説明図である。図2に示したように、本発明の一実施形態による運転支援装置200は、通信部210、自車両情報検出部220、計画算出部230、車両制御部240、表示制御部250および表示部260を備える。
(通信部210)
通信部210は、位置算出装置50と無線通信を行う構成である。通信部210は、位置算出装置50から、位置算出装置50により算出された各車両30の進行方向に対する先頭部位の位置および後尾部位の位置を受信する。その他、通信部210は、各車両30のサイズ、代表位置などを示す情報も受信し得る。
(自車両情報検出部220)
自車両情報検出部220は、運転支援装置200を搭載する車両20(すなわち、自車両)の情報を検出する。例えば、自車両情報検出部220は、自車両の位置、速度および合流地点までの距離を取得する。このような自車両情報検出部220は、汎用的に車両に搭載されている車速パルス発生器や慣性センサ(加速度センサ、ジャイロスコープ)、カーナビゲーションで利用される地図情報、またはGNSS(Global Navigation Satellite System)などを有してもよい。
(計画算出部230)
計画算出部230は、自車両情報検出部220により検出された情報、および位置算出装置50から受信された情報に基づき、自車両が本線車両に合流するための走行計画を算出する。例えば、計画算出部230は、本線道路14における本線車両の走行位置の分布に基づき、自車両が合流することが困難な範囲を特定する。そして、計画算出部248は、他の範囲である合流候補範囲内で本線車両に合流するための自車両の速度を算出する。
(車両制御部240)
車両制御部240は、自車両の走行を自動制御するための構成である。車両制御部240は、計画算出部230により算出された走行計画に従って自車両の速度調整を行う。
(表示制御部250、表示部260)
表示制御部250は、多様な表示画面を生成する。表示部260は、表示制御部250により生成された表示画面を表示する。例えば、表示部260は、通信部210により受信された各車両30の進行方向に対する先頭部位の位置および後尾部位の位置などを示す位置表示画面を生成し、当該位置表示画面を表示部260に表示させる。
図3は、位置表示画面の具体例を示す説明図である。図3に示したように、位置表示画面は、車両フレーム32、先頭部位表示H、および後尾部位表示Tを含む。車両フレーム32は、車両30に外接する直方体である。車両フレーム32Cに着目すると、車両フレーム32Cは車両30Cに外接する直方体である。また、車両フレーム32Cの先頭部位表示Hは、車両30Cの進行方向に対する先頭部位として特定された車両30Cの部位の座標位置を示し、車両フレーム32Cの後尾部位表示Tは、車両30Cの進行方向に対する後尾部位として特定された車両30Cの部位の座標位置を示す。車両20の運転手は、
このような位置表示画面を見ることにより、自動運転に対する安心感を得ることができる。
<3.位置算出装置の構成>
以上、本発明の一実施形態による運転支援装置200の構成を説明した。続いて、図4を参照し、本発明の一実施形態による位置算出装置50の構成を説明する。
図4は、本発明の一実施形態による位置算出装置50の構成を示す説明図である。図4に示したように、本発明の一実施形態による位置算出装置50は、点群取得部510、物体検出部512、物体情報記憶部514、物体追跡部516、進行方向算出部518、位置算出部520、物体サイズ算出部522、表示制御部524、表示部526、予測部528および通信部530を備える。
(点群取得部510)
点群取得部510は、データ取得部の一例であり、異なる時点に対応する複数のフレームの各々について、レーザーセンサ40から点群(レーザーセンサデータ)を取得する。点群は、多数の点の位置を表現する座標値の集合である。
(物体検出部512)
物体検出部512は、点群取得部510により取得された各フレームの点群から物体を検出する。例えば、物体検出部512は、背景差分技術またはクラスタリング技術などを用いて物体を検出する。これにより、物体を構成する点群である三次元点群情報が得られる。特に、本発明の一実施形態で得られる物体の三次元点群情報には、移動物体である車両30の三次元点群情報が含まれる。
(物体情報記憶部514)
物体情報記憶部514は、物体検出部512により得られた物体の三次元点群情報をフレームごとに記憶する。
(物体追跡部516)
物体追跡部516は、あるフレームで検出された物体と、他のフレームで検出された物体との対応付けを行う。例えば、現フレームF_kで検出された物体Oの代表位置を(X_O,Y_O,Z_O)とする。代表位置は、検出された物体Oの点群の重心位置、または物体Oの速度から求めた推定値等であってもよい。物体追跡部516は、物体情報記憶部514をから過去フレームF_(k-1)で検出された物体群の点群を取得し、物体群のうち、(X_O,Y_O,Z_O)に最も距離が近い物体を物体Oとして認識して物体Oと対応付ける。上記距離は三次元でのユークリッド距離であってもよい。
(進行方向算出部518)
進行方向算出部518は、物体検出部512により検出され、物体追跡部516によりフレーム間で対応付けられた物体の進行方向を算出する。進行方向算出部518は、物体の代表位置のフレーム間での移動量(ベクトル)に基づいて進行方向を算出し得る。以下、図5を参照して、物体の進行方向の算出方法を具体的に説明する。
図5は、物体の代表位置の移動例を示す説明図である。図5には、時刻t1~t4の各々における物体の代表位置C(t1)~C(t4)を示している。例えば、時刻t2における物体の進行方向ベクトルD_t2(dx,dy,dz)は、以下の数式1のように表現される。なお、数式1においては成分毎の計算が行われる。
Figure 0007078066000001
また、進行方向算出部518は、算出結果の安定化のために、加重移動平均やカルマンフィルタやパーティクルフィルター等で平滑化された進行方向を算出してもよい。例えば、加重移動平均が用いられる場合、進行方向ベクトルは、以下の数式2のように表現される。なお、数式2においては成分毎の計算が行われる。また、αは重みを表す。
Figure 0007078066000002
(位置算出部520)
位置算出部520は、物体における、進行方向を基準にして特定される部位の位置を算出する。特に、本発明の一実施形態による位置算出部520は、物体である車両30の、進行方向に対する先頭部位および後尾部位の位置を算出する。以下、図6~図10を参照して、先頭部位および後尾部位の位置を算出する方法を説明する。
図6~図10は、車両30の先頭部位および後尾部位の位置を算出する方法を示す説明図である。位置算出部520は、車両30の点群(車両点群)の向きを、X軸(第1座標軸)、Y軸(第2座標軸)およびZ軸により規定される座標空間上で原点を中心として回転させることにより正規化する。より詳細には、位置算出部520は、車両30の進行方向がX軸の方向に一致するように車両点群を角θ(第1の角度)だけ回転させることにより正規化する。角θは、進行方向算出部518により算出された進行方向ベクトルと、方向の基準ベクトルZがなす角度である。図6に示した例では、基準ベクトルZが(1,0)であるので、車両点群はZ軸を中心に回転させられることとなる。
図7は、回転後の車両点群を示す説明図である。図7に示したように、車両30の進行方向がX軸の方向に一致するように車両点群の向きを正規化することにより、車両30の進行方向によらずに車両30の先頭部位および後尾部位の位置を容易に算出することが可能となる。以下、車両点群を回転させる方法をより具体的に説明する。
車両30の進行方向ベクトルD(dx,dy)と基準ベクトルZ(zx,zy)のなす角θ(0≦θ≦180°)について、以下の数式3が成り立つ。
Figure 0007078066000003
位置算出部520は、上記数式3で算出されるcosθ、sinθに基づき回転行列R(θ)を求める。図8に示したように、進行方向ベクトルDのy成分D.y>0のときは回転方向が右方向、D.y≦0のときは回転方向が左方向となる。回転方向が右方向である場合、回転行列R(θ)は、以下の数式4のように表現される。
Figure 0007078066000004
一方、回転方向が左方向である場合、回転行列R(θ)は、以下の数式5のように表現される。
Figure 0007078066000005
そして、位置算出部520は、車両点群を構成する各点P(x,y,z)を、回転行列R(θ)を用いて回転させる。例えば、ある点P(x,y,z)の回転後の座標P’(x’,y’,z’)は、以下の数式6のように表現される。
Figure 0007078066000006
その後、位置算出部520は、回転後の車両点群から、先頭部位の位置H’(hx’,hy’,hz’)、後尾部位の位置T’(tx’,ty’,tz’)を求める。X軸の正方向に進行方向が正規化されているため、図7に示したように、車両点群のうちX座標軸上の値が最大となる点が先頭部位、X座標軸上の値が最小となる点が後尾部位となる。回転後の車両点群O’pcの任意の点P’(x’,y’,z’)とそのx成分P’.x’に関して、hx’,tx’は以下の数式7により求められる。
Figure 0007078066000007
位置算出部520は、max(P’.x’)となる点P’_maxのy成分,z成分をhy’,hz’として算出してもよい。位置算出部520は、同様に、min(P’.x’)となる点P’_minのy成分,z成分をty’,tz’として算出してもよい。
または、位置算出部520は、図10に示したようにhy’,hz’が安定的に算出されるように、以下の数式8によりhy’,hz’を算出してもよい。
Figure 0007078066000008
同様に、位置算出部520は、以下の数式9によりhy’,hz’を算出してもよい。
Figure 0007078066000009
位置算出部520は、上述した演算で算出した先頭部位の位置H’、後尾部位の位置T’を、図9に示すように逆回転行列R(-θ)で逆回転し、先頭部位の位置H(hx,hy,hz)、および後尾部位の位置T(tx,ty,tz)を算出する。例えば、回転方向が右方向の場合、R(-θ)は以下の数式10のように表現される。
Figure 0007078066000010
このため、先頭部位の位置Hの算出は、以下の数式11のように行われる。後尾部位の位置Tも同様に、後尾部位の位置T’を回転行列R(-θ)で逆回転させることで算出される。
Figure 0007078066000011
(物体サイズ算出部522)
物体サイズ算出部522は、進行方向算出部518により算出された進行方向と所定の関係にある方向上における物体のサイズを算出する。特に、本発明の一実施形態による物体サイズ算出部522は、車両30の進行方向に一致する前後方向上での前後サイズ、および車両30の進行方向に直交する幅方向上での幅サイズなどの車両サイズを算出する。
物体サイズ算出部522は、車両30の幅サイズを、回転行列R(θ)により回転された後の車両点群におけるY軸上の最大値およびY軸上の最小値の差分から算出することができる。例えば、物体サイズ算出部522は、以下の数式12により幅サイズWを算出してもよい。
Figure 0007078066000012
また、物体サイズ算出部522は、車両30の先頭部位および後尾部位の間の距離を車両30の前後サイズとして算出することができる。例えば、物体サイズ算出部522は、以下の数式13に示すように、点H’と点T’、または点Hと点Tの二点間ユークリッド距離を車両30の前後サイズLとして算出してもよい。
Figure 0007078066000013
(表示制御部524、表示部526)
表示制御部524は、多様な表示画面を生成する。表示部526は、表示制御部524により生成された表示画面を表示する。例えば、表示部526は、位置算出部520により算出された車両30の先頭部位の位置および後尾部位の位置などを示す位置表示画面を生成し、当該位置表示画面を表示部526に表示させてもよい。位置表示画面の具体例は図3を参照して説明した通りである。
(予測部528)
予測部528は、進行方向算出部518により算出された車両30の進行方向、位置算出部520により算出された車両30の先頭部位の位置または後尾部位の位置に基づき、車両30に関する予測を行う。例えば、予測部528は、位置算出部520により算出された車両30の先頭部位の位置と合流地点との距離に基づき、合流地点に車両30の先頭部位が到達する時刻を算出する到達時刻予測部としての機能を有する。ここで、合流地点は他の位置の一例であり、本発明の一実施形態が交差点における運転支援に適用される場合には、他の位置は交差点であってもよい。
また、予測部528は、進行方向算出部518により算出された車両30の進行方向に基づき、車両30の以降の動きを予測する動き予測部としての機能を有してもよい。例えば、予測部528は、車両30の進行方向が大幅に変化する頻度は低いという想定の下、進行方向算出部518により算出された車両30の現在の進行方向に基づき、数秒後、または数分後などの所定時間後に車両30が存在する可能性がある位置を予測する。ここで、車両30の進入禁止エリアとして設定されているエリア内の位置に所定時間後に車両30が存在する可能性があると予測された場合、アラートの制御が行われてもよい。
(通信部530)
通信部530は、他の装置と多様な情報を送信および受信する。例えば、通信部530は、位置算出部520により算出された各車両30の先頭部位の位置および後尾部位の位置、物体サイズ算出部522により算出された各車両30の車両サイズ、または予測部528により得られた予測結果、のうちの少なくともいずれかの情報を車両20に搭載された運転支援装置200に送信してもよい。運転支援装置200は、この通信部530から受信される情報に基づき、車両20の走行計画を適切にたてることが可能となる。
<4.位置算出装置の動作>
以上、本発明の一実施形態による位置算出システムの構成を説明した。続いて、図11および図12を参照し、本発明の一実施形態による位置算出装置50の動作を整理する。
図11は、本発明の一実施形態による位置算出装置50の動作を示すフローチャートである。図11に示したように、まず、位置算出装置50の点群取得部510がレーザーセンサ40から点群を取得する(S310)。そして、物体検出部512が、点群取得部510により取得された各フレームの点群から、背景差分技術またはクラスタリング技術などを用いて物体を検出する(S320)。これにより、各フレームから物体を構成する点群である三次元点群情報が得られ、各フレームの三次元点群情報が表示制御部524に記憶される。
続いて、物体追跡部516が、あるフレームで検出された物体と、他のフレームで検出された物体との対応付けを行う(S330)。さらに、進行方向算出部518が、物体検出部512により検出され、物体追跡部516によりフレーム間で対応付けられた物体の進行方向を算出する(S340)。
そして、位置算出部520は、物体である車両30の、進行方向に対する先頭部位および後尾部位の位置を算出する(S350)。さらに、物体サイズ算出部522が、車両30の進行方向に一致する前後方向上での前後サイズ、および車両30の進行方向に直交する幅方向じょうでの幅サイズなどの車両サイズを算出する(S360)。そして、表示制御部524による位置表示画面の表示、および、通信部530による各車両30の先頭部位の位置および後尾部位の位置の運転支援装置200への送信などが行われる(S370)。上述したS350およびS360の処理については図12を参照してより詳細に整理する。
図12は、位置算出およびサイズ算出の詳細を示すフローチャートである。図12に示したように、位置算出部520は、車両30の進行方向がX軸の方向に一致するように車両点群の向きを正規化する回転行列R(θ)を算出し(S410)、当該回転行列R(θ)を用いて車両点群を回転させる(S420)。
そして、位置算出部520は、回転後の車両点群から、先頭部位の位置H’(hx’,hy’,hz’)、後尾部位の位置T’(tx’,ty’,tz’)を取得する(S430)。X軸の正方向に進行方向が正規化されているため、図7に示したように、車両点群のうちX座標軸上の値が最大となる点が先頭部位、X座標軸上の値が最小となる点が後尾部位となる。
さらに、位置算出部520は、先頭部位の位置H’、後尾部位の位置T’を、逆回転行列R(-θ)で逆回転し、先頭部位の位置H(hx,hy,hz)、および後尾部位の位置T(tx,ty,tz)を算出する(S440)。その後、物体サイズ算出部522が、車両30の進行方向に一致する前後方向上での前後サイズ、および車両30の進行方向に直交する幅方向上での幅サイズなどの車両サイズを算出する。
<5.作用効果>
上述した本発明の一実施形態によれば、多様な作用効果が得られる。例えば、本発明の一実施形態によれば、道路の方向が事前設定されていない場合や、交差点など車両30の進行方向が不定である場所でも、車両30の進行方向を適切に算出することが可能である。
さらに、本発明の一実施形態によれば、車両30の進行方向に基づき、進行方向に対する車両30の先頭部位の位置および後尾部位の位置を算出できる。このような車両30の先頭部位の位置および後尾部位の位置は、車車間距離の算出や、車両30の先頭部位が合流地点および交差点などの所定の位置に到達する到着時刻の算出に用いられ得る。結果、自動運転の運転支援および安全支援を実現することが可能である。
また、本発明の一実施形態によれば、車両30の進行方向がある座標軸に一致するように車両点群を回転させることにより、車両30の先頭部位の位置および後尾部位の位置を算出する。かかる構成によれば、簡易、かつより正確に車両30の先頭部位の位置および後尾部位の位置を算出可能である。
<6.ハードウェア構成>
以上、本発明の一実施形態を説明した。上述した進行方向の算出および先頭部位の位置の算出などの情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する位置算出装置50のハードウェアとの協働により実現される。
図13は、位置算出装置50のハードウェア構成を示したブロック図である。位置算出装置50は、CPU(Central Processing Unit)501と、ROM(Read Only Memory)502と、RAM(Random Access Memory)503と、ホストバス504と、を備える。また、位置算出装置50は、ブリッジ505と、外部バス506と、インターフェース507と、入力装置508と、表示装置509と、音声出力装置511と、ストレージ装置(HDD)513と、ネットワークインターフェース515とを備える。
CPU501は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って位置算出装置50内の動作全般を制御する。また、CPU501は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM502は、CPU501が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM503は、CPU501の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス504により相互に接続されている。これらCPU501、ROM502およびRAM503とソフトウェアとの協働により、点群取得部510、物体検出部512、物体追跡部516、進行方向算出部518、位置算出部520、物体サイズ算出部522、表示制御部524および予測部528などの機能が実現され得る。
ホストバス504は、ブリッジ505を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス506に接続されている。なお、必ずしもホストバス504、ブリッジ505および外部バス506を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置508は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、センサ、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU501に出力する入力制御回路などから構成されている。位置算出装置50のユーザは、該入力装置508を操作することにより、位置算出装置50に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
表示装置509は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、プロジェクター装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。また、音声出力装置511は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。
ストレージ装置513は、本実施形態にかかる位置算出装置50の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置513は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置513は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid Strage Drive)、あるいは同等の機能を有するメモリ等で構成される。このストレージ装置513は、ストレージを駆動し、CPU501が実行するプログラムや各種データを格納する。
ネットワークインターフェース515は、例えば、ネットワークに接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。また、ネットワークインターフェース515は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
なお、上述した位置算出装置50のハードウェア構成は運転支援装置200にも適用可能である。
<7.補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記ではセンサとしてLiDARのようなレーザーセンサ40を主に想定して説明したが、レーダーセンサやまたはカメラセンサ等、物体を形状として捉えるセンサを利用可能である。さらに、物体を形状として捉えることのできない単体の検出データを組み合わせ、物体を形状として捉えられるように合成することも可能である。
また、図3には、車両30の先頭部位および後尾部位を表示する位置表示画面を示した。位置表示画面は、さらに、進行方向ベクトル、または基準ベクトルに対する進行方向ベクトルの角度θを表示してもよい。
また、上記ではレーザーセンサ40が路側に固定的に設置される例を想定して説明したが、レーザーセンサ40は移動物体、例えば車両30に搭載されてもよい。この場合、車両30の移動量や移動方向が判明していれば、検出された周囲の車両とレーザーセンサ40との相対的な位置関係から、周囲の車両の進行方向や先頭部位の位置などに関して、ある地点を基準とした進行方向や先頭部位の位置などに変換することも可能である。
また、上述した実施形態では、車両30がバックで移動している場合、車両30の実際の後尾部位が先頭部位として特定され、車両30の実際の先頭部位が後尾部位として特定される。一方、本発明の一実施形態の用途によっては、車両30がバックで移動している場合にも、車両30の実際の先頭部位が先頭部位として特定され、車両30の実際の後尾部位が後尾部位として特定されることが望まれ得る。そこで、位置算出装置50は、車両30が車両前方に移動しているかバックで移動しているかを判断し、バックで移動していると判断した場合には、進行方向に対する先頭部位を後尾部位として扱い、進行方向に対する後尾部位を先頭部位として扱ってもよい。なお、車両30がバックで移動しているか否かの判断は、車両30の進行方向が反対方向に変化することに基づき行うことが可能である。ただし、進行方向が反対方向に変化しただけでは、走行モードが通常モードからバックに切り替えられたのか、バックから通常モードに切り替えられたかの判断が困難な場合がある。この点に関し、車両30はバックよりも通常モードで走行する時間が一般的に長いことに基づき、位置算出装置50は、適用されている時間が短い方の走行モードがバックであると判断してもよい。
また、車両30がレーザーセンサ40を通り過ぎると、レーザーセンサ40が取得する点群に車両30の実際の先頭部位が含まれなくなり得る。このような場合、位置算出部520は、車両30の後尾部位の位置に、過去に算出された車両30の前後サイズを進行方向に沿って加算することで、車両30の先頭部位の位置を算出してもよい。
また、本明細書の位置算出装置50、運転支援装置200の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、位置算出装置50の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、位置算出装置50、運転支援装置200に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した位置算出装置50、運転支援装置200の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
20 車両
200 運転支援装置
210 通信部
220 車両情報検出部
230 計画算出部
240 車両制御部
248 計画算出部
250 表示制御部
260 表示部
30 車両
40 レーザーセンサ
50 位置算出装置
510 点群取得部
512 物体検出部
514 物体情報記憶部
516 物体追跡部
518 進行方向算出部
520 位置算出部
522 物体サイズ算出部
524 表示制御部
526 表示部
528 予測部
530 通信部


Claims (12)

  1. レーザーセンサから複数の時点における点群を取得する点群取得部と、
    前記点群取得部により取得された前記複数の時点における点群の各々から物体を検出する物体検出部と、
    前記物体検出部による前記物体の検出結果に基づいて前記物体の進行方向を算出する進行方向算出部と、
    前記物体の点群を、第1座標軸および第2座標軸により規定される座標空間上で、前記物体の進行方向が前記第1座標軸の方向に一致するように第1の角度だけ回転させ、
    回転後の前記物体の点群のうち、前記第1座標軸上の値が最大となる点、または最小となる点を特定し、
    特定された点の座標値および前記座標空間における前記第1の角度の逆回転に基づき、前記物体の先頭部位または後尾部位の位置を算出する位置算出部と、
    を備える、位置算出システム。
  2. 前記位置算出システムは、前記位置算出部により算出された位置を示す位置表示画面を生成する表示制御部をさらに備える、請求項1に記載の位置算出システム。
  3. 前記物体検出部は、前記複数の時点における前記物体の代表位置を検出し、
    前記進行方向算出部は、前記物体の代表位置の移動方向を前記進行方向として算出する、請求項1または2に記載の位置算出システム。
  4. 前記進行方向を基準にして特定される部位は、前記進行方向に対する先頭部位または後尾部位を含む、請求項1~3までのいずれか一項に記載の位置算出システム。
  5. 前記位置算出システムは、前記進行方向と所定の関係にある方向上における前記物体のサイズを算出する物体サイズ算出部をさらに備える、請求項1~4までのいずれか一項に記載の位置算出システム。
  6. 前記進行方向と所定の関係にある方向は前記進行方向に直交する幅方向を含み、
    前記物体サイズ算出部は、前記回転後の前記物体における前記第2座標軸上の最大値および最小値との差分から前記物体の幅サイズを算出する、請求項5に記載の位置算出システム。
  7. 前記進行方向と所定の関係にある方向は前記進行方向に一致する前後方向を含み、
    前記物体サイズ算出部は、前記物体の前記先頭部位および前記後尾部位の間の距離を前記物体の前後サイズとして算出する、請求項5または6に記載の位置算出システム。
  8. 前記位置算出システムは、第1の物体に搭載された装置を含み、
    前記第1の物体に搭載された装置は、第2の物体について算出された位置を示す位置表示画面を表示する表示部を有する、請求項2に記載の位置算出システム。
  9. 前記位置算出システムは、前記位置算出部により算出された位置と他の位置との距離に基づき、前記他の位置に前記物体の前記部位が到達する時刻を算出する到達時刻予測部をさらに備える、請求項1~8までのいずれか一項に記載の位置算出システム。
  10. 前記位置算出システムは、前記進行方向算出部により算出された前記物体の進行方向に基づき、前記物体の以降の動きを予測する動き予測部をさらに備える、請求項1~9までのいずれか一項に記載の位置算出システム。
  11. コンピュータを、
    レーザーセンサから複数の時点における点群を取得する点群取得部と、
    前記点群取得部により取得された前記複数の時点における点群の各々から物体を検出する物体検出部と、
    前記物体検出部による前記物体の検出結果に基づいて前記物体の進行方向を算出する進行方向算出部と、
    前記物体の点群を、第1座標軸および第2座標軸により規定される座標空間上で、前記物体の進行方向が前記第1座標軸の方向に一致するように第1の角度だけ回転させ、
    回転後の前記物体の点群のうち、前記第1座標軸上の値が最大となる点、または最小となる点を特定し、
    特定された点の座標値および前記座標空間における前記第1の角度の逆回転に基づき、前記物体の先頭部位または後尾部位の位置を算出する位置算出部と、
    として機能させるための、プログラム。
  12. レーザーセンサから複数の時点における点群を取得することと、
    前記複数の時点における点群の各々から物体を検出することと、
    前記物体の検出結果に基づいて前記物体の進行方向を算出することと、
    前記物体の点群を、第1座標軸および第2座標軸により規定される座標空間上で、前記物体の進行方向が前記第1座標軸の方向に一致するように第1の角度だけ回転させ、
    回転後の前記物体の点群のうち、前記第1座標軸上の値が最大となる点、または最小となる点を特定し、
    特定された点の座標値および前記座標空間における前記第1の角度の逆回転に基づき、前記物体の先頭部位または後尾部位の位置を算出することと
    を含む、コンピュータにより実行される位置算出方法。
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