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JP7085224B2 - 島設備 - Google Patents
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JP7085224B2 - 島設備 - Google Patents

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Description

本発明は、島設備に関するものである。
従来、遊技機を設置するための島設備は、遊技球を貯留するタンク、遊技球の通路を構成する部材、及び遊技球を揚送する揚送装置などを備える。例えば、特許文献1には、遊技球の通路のうち、オーバーフロー通路などを、ジグザグ状に形成した島設備が開示されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示された島設備は、鉛直方向に沿って延在する通路内において、交互に突設された複数の板材を備えており、遊技球が複数の板材に順次衝突することによって、遊技球の勢いを減少させ、遊技球の通路を保護している。
特開2009-72628号公報
しかしながら、従来の島設備では、遊技球が落下する部分に対するメンテナンスが容易ではなく、島設備を管理する者の負担が大きくなる虞があった。
本発明の目的は、メンテナンスの負担を軽減できる島設備を提供することにある。
上記課題を解決する島設備は、遊技機を設置するための島設備において、遊技球の通路を形成する部材は、上方に向かって開口する開口部が形成された有底箱状の本体ボックスと、前記本体ボックスの開口部を覆う接続カバーと、前記本体ボックスの内部空間に遊技球を流入させる分配ホースが接続されるホース接続部と、前記本体ボックスの底板の各縁部から立設された壁のうちの一つの壁に形成されて前記内部空間にある遊技球を外部へ流出させる単一の流出口と、を備え、前記接続カバーのうち、前記本体ボックスの前記底板の上面と対向する位置には、前記内部空間に開口する開口部を有した前記ホース接続部が立設されており、前記単一の流出口が形成された前記壁のうち、前記底板の上面から前記単一の流出口の下辺となる下端部までの部分は、前記内部空間に流入された遊技球を係止可能な係止部を形成し、前記底板の上面は、前記係止部に係止された遊技球によって覆われ、前記底板の上面を覆う遊技球の上には、さらに遊技球が積み上がり、前記遊技球の通路内のうち、遊技球の進行方向に対して前記係止部の側方には、前記内部空間にある遊技球の流出を促進する流出促進部があり、前記分配ホースから前記ホース接続部を介して前記内部空間に落下する遊技球が前記係止部によって係止可能な最大量を超えると、前記内部空間において積み上がった遊技球の一部が前記流出促進部を介して前記単一の流出口から外部へ流出することを要旨とする。
上記島設備について、前記底板には、前記底板の上面から上方向に向かって突出する立設部が形成され、前記立設部の上端部と、前記壁のうち前記単一の流出口が形成された壁に接続されている壁とが繋がるように平面部が形成されており、前記平面部の上面には前記流出促進部が固定されており、前記流出促進部は、前記遊技球の進行方向に向かって下るように延びる傾斜面であって、且つ、隣接する他の部分よりも傾斜角が大きい部分であるとよい。
上記島設備について、前記流出促進部は、隣接する他の部分よりも摩擦係数が小さい部分であるとよい。
上記島設備について、前記接続カバーは、前記本体ボックスの開口部を覆う板状の蓋板部を有し、前記蓋板部は、高さ方向と直交する平面に広がる平坦部と、前記平坦部の前端に繋がる部分であって、前方へ向かうほど下るように傾斜する傾斜部とを有し、前記傾斜部の前縁部は、高さ方向に沿って揺動可能な複数の揺動部を有するとよい。
本発明によれば、メンテナンスの負担を軽減できる。
島設備を模式的に示す正面図。 揚送装置を模式的に示す正面図。 揚送装置を模式的に示す平面図。 揚送装置を模式的に示す右側面図。 図2に示すV-V線矢視断面図。 図5に示すVI-VI線矢視断面図。 図5に示すVII-VII線矢視断面図。 接続ボックスを模式的に示す正面図。 接続ボックスを模式的に示す左側面図。 接続ボックスを模式的に示す平面図。 接続ボックスを模式的に示す斜視図。 接続ボックスを模式的に示す斜視図。 接続ボックスを模式的に示す斜視図。
以下、遊技機を設置するための島設備の一実施形態について説明する。
図1に示すように、遊技システム10は、複数の島設備11を備える。島設備11は、遊技機の一例であるパチンコ遊技機12を設置するための設備(所謂、遊技島)である。島設備11には、複数のパチンコ遊技機12が水平方向に沿って並ぶように固定される。以下、パチンコ遊技機12が並ぶ方向を島設備11の幅方向D1と示し、鉛直方向を島設備11の高さ方向D2と示し、幅方向D1及び高さ方向D2と直交する方向(図1の紙面と直交する方向)を島設備11の奥行方向D3と示す。
ここで、パチンコ遊技機12の概略を説明する。パチンコ遊技機12は、遊技領域が区画された遊技盤と、発射ハンドルと、図柄を変動させる変動ゲームを表示可能な表示装置と、遊技領域に開口する入賞口への遊技球Bの入球を検知する各種のセンサーと、当該センサーによる検知結果に基づいて、各種制御を行う遊技制御装置と、を有する。パチンコ遊技機12は、発射ハンドルの操作に応じて発射された遊技球Bが始動入賞口へ入球すると大当り抽選を行い、当該大当り抽選において大当りに当選すると、変動ゲームにて大当り図柄を導出した後に大当り遊技を付与するように構成されている。大当り遊技では、大入賞口が開放される。パチンコ遊技機12は、島設備11から供給される遊技球Bを貯留する貯留部と、入賞口又はアウト口に入球した遊技球Bを排出する排出部と、を有する。
島設備11は、遊技球Bを揚送する揚送装置20を備える。揚送装置20は、一例として、島設備11の幅方向D1における中央(略中央)に配置されている。揚送装置20の詳細は後述する。島設備11は、揚送装置20によって揚送された遊技球Bが流入する上島内樋21を備える。上島内樋21に流入した遊技球Bは、幅方向D1の左右外側に向かって転動する(矢印Y1参照)。上島内樋21を転動する遊技球Bは、各パチンコ遊技機12の貯留部に供給される(矢印Y2参照)。島設備11は、複数のパチンコ遊技機12から排出される遊技球Bを受ける下島内樋23を備える。各パチンコ遊技機12の排出部から排出される遊技球Bは、下島内樋23に流入する(矢印Y3参照)。下島内樋23に流入した遊技球Bは、幅方向D1の内側に向かって転動する(矢印Y4参照)。そして、下島内樋23を転動する遊技球Bは、揚送装置20によって取り込まれ、島設備11の上部へ再び揚送される(矢印Y5参照)。
また、島設備11は、遊技球Bを貯留する下島内タンク25,25を備える。詳しくは後述するが、下島内タンク25,25には、島設備11における余剰の遊技球B、及び別の島設備11から供給される遊技球Bが貯留される。下島内タンク25,25には、それぞれシャッター(不図示)が備えられており、当該シャッターが開くと、下島内タンク25に貯留されている遊技球Bが下島内樋23に流入する。また、島設備11は、遊技球Bを計数し、当該計数した遊技球Bを島設備11に返却する計数装置26を備えていてもよい。島設備11は、計数装置26によって計数された遊技球Bが下島内樋23に流入する構成であってもよく、下島内タンク25,25に流入する構成であってもよい。
揚送装置20について説明する。
図2~図4に示すように、本実施形態の揚送装置20は、遊技球Bと研磨材(一例として粒状樹脂)とを攪拌しながら揚送することによって、遊技球Bの研磨と揚送とを同時に可能な研磨揚送装置として構成されている。揚送装置20の幅方向Dwは、幅方向D1に一致し、高さ方向Dhは、高さ方向D2に一致し、奥行方向Ddは、奥行方向D3に一致する。これに限らず、揚送装置20の方向Dw,Dh,Ddは、それぞれ方向D1~D3に一致していなくてもよい。なお、揚送装置20を正面から見たとき、左方向及び右方向は、幅方向Dwに沿った方向であり、上方向及び下方向は、高さ方向Dhに沿った方向であり、前方向及び後方向は、奥行方向Ddに沿った方向である。
揚送装置20は、遊技場の床面に固定されたベース28と、ベース28に立設された支柱29と、支柱29に支持された上部構造部30と、を有する。揚送装置20は、下島内樋23を転動する遊技球Bが流入する取込口(不図示)を有する取込部31を有する。揚送装置20は、緩やかに湾曲しながら上方向に向かって延在する揚送通路部材32を有する。揚送通路部材32は、取込部31から取り込んだ遊技球Bを上方向に向かって案内する揚送通路32aを形成する。揚送装置20は、揚送通路32a内に配設されたスクリュー(不図示)と、スクリューを回転させるモーター34と、を有する。揚送装置20では、取込口から取り込まれた遊技球Bは、揚送通路32a内にて粒状樹脂と混合され、スクリューの回転によって攪拌されながら、上部構造部30へ揚送される(矢印5参照)。上部構造部30は、幅方向Dwに沿って延びる四角箱状の筐体39を有する。
図3に示すように、揚送装置20は、揚送通路32aを揚送されてきた遊技球Bと粒状樹脂とを分離する分離部36を有する。分離部36は、上部構造部30に設けられている。揚送通路部材32の上端部は、上部構造部30の分離部36内まで延在しており、揚送通路32aが分離部36内に開口している。分離部36は、幅方向Dwにおける揚送通路32aの左右両側方において、それぞれ先端部を幅方向Dwの外側に向けるように設けられた分離樋36a,36aを有する。分離樋36a,36aには、幅方向Dwに沿って延在する複数のスリットが形成されている。分離樋36a,36aでは、粒状樹脂や遊技球Bから掻き落とされた汚れがスリットから落下する(矢印Y6a参照)。一方、揚送通路32aから流入した遊技球Bは、スリットから落下せず、分離樋36a,36aの先端部まで転動しながら通過する(矢印Y6b参照)。
図5~図7に示すように、揚送装置20は、遊技球Bを貯留する上島内タンク38,38を有する。上島内タンク38,38は、上部構造部30を構成する筐体39の内部空間を、奥行方向Ddに沿って延びる2つの隔壁39bによって区画することでそれぞれ形成されている。筐体39は、遊技球Bの通路を形成する部材の一例である。上島内タンク38,38は、少なくとも一部が上方向に向かって開口することによって、遊技球Bの流入口38aを形成している(図5参照)。各分離樋36a,36aの先端部から落下する遊技球Bは、それぞれ流入口38aから上島内タンク38に流入する(矢印Y7a参照)。
上島内タンク38,38の下端部には、それぞれ幅方向Dwの左右側方に向かって開口する流出口38bが形成されている(図5参照)。各上島内タンク38,38の流出口38bには、上島内樋21がそれぞれ接続されている。上島内タンク38,38に流入した遊技球Bは、流出口38bから各上島内樋21へ供給される(矢印Y7b参照)。
揚送装置20は、下島内タンク25,25へ送り出す遊技球Bを集合するための集合部40を備える。集合部40は、上部構造部30を構成する筐体39の内部空間を区画することによって、幅方向Dwにおける上島内タンク38,38の間の形成されている。本実施形態において、集合部40には、上島内タンク38,38から溢れ出る遊技球B(以下、単にオーバーフロー球と示す)の他、他の島設備11から供給される遊技球Bが流入する。
図5及び図7に示すように、集合部40は、案内管41を有する。案内管41は、オーバーフロー球を下方向に向かって案内するオーバーフロー通路41aを形成する。案内管41は、一例として、所定の可撓性を有するホース材である。案内管41の上端部は、開放されており、オーバーフロー通路41aが上方向に向かって開口している。案内管41には、当該案内管41の一部を奥行方向Ddに沿って貫通する開口部43が形成されている。開口部43の下端部43aは、案内管41の下端部から上方向に離間している。案内管41の下端は、封止部材42によって封止されている。これにより、案内管41の下端側には、案内管41の側壁と、封止部材42と、によって、円筒状の空間である第1球溜部44が形成される。以下の説明では、案内管41のうち開口部43よりも下方の部分を第1係止部K1と示す。
図7に示すように、揚送装置20は、上島内タンク38,38を区画する隔壁39bの上端部を乗り越えて溢れ出るオーバーフロー球を、案内管41の上端部(オーバーフロー通路41a)に案内するオーバーフロー案内樋46を有する(図7参照)。オーバーフロー球は、オーバーフロー案内樋46によって案内管41の上端部(オーバーフロー通路41a)に案内されるとともに、オーバーフロー通路41aへ流入し、第1球溜部44(封止部材42)へ向かって落下する(矢印Y8a,Y8b参照)。
第1球溜部44に落下した遊技球Bは、第1係止部K1に係止され、上方向に積み重なる。そして、遊技球Bが開口部43の下端部43aまで積み上がった後には、さらに落下してきた遊技球Bが開口部43を通ってオーバーフロー通路41aの外へと流出する。このように、案内管41の上端部(オーバーフロー通路41aの入り口)は、遊技球Bの通路に含まれる第1部分の一例であり、第1球溜部44は、第2部分の一例である。案内管41のうち、第1係止部K1(開口部43よりも下方の部分)は、係止部の一例である。第1係止部K1は、遊技球Bの進行方向における上記第1部分よりも下流側であって、第2部分の底面のうち遊技球Bが落下する部分よりも下流側に設けられている。
揚送装置20は、奥行方向Ddのうち前方向に隣り合う他の島設備11から送り出される遊技球Bを受け入れる第1受入部50と、奥行方向Ddのうち後方向に隣り合う他の島設備11から送られる遊技球Bを受け入れる第2受入部60と、を有する。揚送装置20は、前方向に隣り合う他の島設備11へ遊技球Bを送り出す第1送出部(不図示)と、後方向に隣り合う他の島設備11へ遊技球Bを送り出す第2送出部(不図示)と、を有する。第1受入部50は、前方向に隣り合う他の島設備11が備える揚送装置20の第2送出部と、島渡樋49によって接続されている。第2受入部60は、後方向に隣り合う他の島設備11が備える揚送装置20の第1送出部と、島渡樋49によって接続されている。第1送出部は、前方向に隣り合う他の島設備11が備える揚送装置20の第2受入部と、島渡樋(不図示)によって接続されている。第2送出部は、後方向に隣り合う他の島設備11が備える揚送装置20の第1受入部と、島渡樋(不図示)によって接続されている。このように、揚送装置20は、隣り合う島設備11の間で、島渡樋49を介した遊技球Bの受け渡しを可能に構成されている。
第1受入部50について説明する。
図5~図7に示すように、第1受入部50には、第1受入空間50aが形成されている。第1受入空間50aは、筐体39のうち前方向に面する側壁39aと、当該側壁39aの後方に対向する隔壁39cと、左方向に面する側壁39aと、当該側壁39aの右方に対向する隔壁39bと、底板51と、天板52と、によって、左側の上島内タンク38内の空間の一部を区画することにより形成されている。筐体39のうち前方向に面する側壁39aには、奥行方向Ddに貫通する第1受入口50bが形成されている。第1受入口50bは、第1受入空間50aと外部とを連通する。第1受入口50bには、島渡樋49が接続されている。
底板51は、第1受入空間50aに面しており、且つ、高さ方向Dhから見たときに、幅方向Dwに沿って延在する四角形状の上面51aを有する。上面51aは、第1受入空間50aの底面でもある。隔壁39bには、当該隔壁39bを幅方向Dwに貫通する貫通孔54が形成されている。貫通孔54は、第1受入空間50aと、集合部40の内部空間と、を遊技球Bが通過できるように連通する。貫通孔54は、幅方向Dwから見たときに、四角形状であるとともに、下辺となる下端部54aが奥行方向Ddに沿って延在している。貫通孔54の下端部54aは、底板51の上面51aよりも上方に位置している。これにより、第1受入部50の底部分には、四角箱状の空間である第2球溜部57が形成される。以下の説明では、隔壁39bのうち、底板51から下端部54aまでの部分を第2係止部K2と示す。
他の島設備11から送り出された遊技球Bは、第1受入口50bから第1受入空間50aへ流入し、底板51の上面51aへ向かって落下する(矢印Y9a参照)。そして、第2球溜部57へ落下した遊技球Bは、第2係止部K2に係止され、上方向に積み重なる。そして、貫通孔54の付近において、遊技球Bが下端部54aまで積み上がった後には、さらに落下してきた遊技球Bが貫通孔54を通って集合部40へと流出する(矢印Y9b参照)。このように、第1受入口50bは、遊技球Bの通路に含まれる第1部分の一例であり、第2球溜部57は、第2部分の一例であり、第2係止部K2は、係止部の一例である。第2係止部K2は、遊技球Bの進行方向における第1部分よりも下流側であって、第2部分の底面(底板51の上面51a)のうち遊技球Bが落下する部分よりも下流側に設けられている。
第2受入部60について説明する。
図5~図7に示すように、第2受入部60は、筐体39の右後角部分において、右側の上島内タンク38内の空間の一部を区画することによって、第2受入空間60aを形成している。筐体39のうち後方向に面する側壁39aには、奥行方向Ddに貫通する第2受入口60bが形成されている。第2受入口60bは、第2受入空間60aと外部とを連通する。第2受入口60bには、島渡樋49が接続されている。
第2受入空間60aは、右側の上島内タンク38の後方において、右方から左方に向かって延びるとともに、左側の端部から折れ曲がって前方に向かって延びる。また、第2受入空間60aの底面61は、第2受入口60bの下方に位置する部分から左方に向かって下り、さらに左側の端部から前方に向かって下っている。そして、右側の上島内タンク38を区画する隔壁39bには、幅方向Dwに貫通する貫通孔62が形成されている。貫通孔62は、第2受入空間60aと、集合部40の内部空間と、を遊技球Bが通過できるように連通する。他の島設備11から送り出された遊技球Bは、第2受入口60bから第2受入空間60aへ流入し、底面61へ向かって落下する(矢印Y10a参照)。底面61に落下した遊技球Bは、底面61を転動し、貫通孔62を通って集合部40へと流出する(矢印Y10b参照)。
図2及び図4~図7示すように、揚送装置20は、集合部40にて集合された遊技球Bを下島内タンク25,25に分配する分配部70を有する。分配部70は、幅方向Dwに沿って並ぶ2つの分配ホース71,71を備える。分配部70は、幅方向Dwに沿って並ぶ2つの接続ボックス80,80を備える。分配部70は、下島内タンク25,25に各別に繋がる2つの分配樋79,79を備える。左側の接続ボックス80は、左側の分配ホース71と、左側の分配樋79と、を接続する。右側の接続ボックス80は、右側の分配ホース71と、右側の分配樋79と、を接続する。
即ち、左側の分配ホース71は、その上端部が上部構造部30に固定されている一方、その下端部が左側の接続ボックス80に接続されている。右側の分配ホース71は、その上端部が上部構造部30に固定されている一方、その下端部が右側の接続ボックス80に接続されている。分配ホース71,71は、集合部40の内部空間と、接続ボックス80,80の内部空間と、と連通する分配通路72をそれぞれに形成している。分配通路72,72は、それぞれ集合部40における内部空間の底面40bに開口する。なお、集合部40の底面40bは、周縁部から分配通路72,72の開口部に向かって傾斜している。
接続ボックス80について詳しく説明する。
図8~図13に示すように、接続ボックス80の幅方向Daは、奥行方向D3,Ddに一致し、高さ方向Dbは、高さ方向D2,Dhに一致し、奥行方向Dcは、幅方向D1,Dwに一致する。これに限らず、接続ボックス80の各方向Da,Db,Dcは、高さ方向Dbが高さ方向D2,Dhに一致しておればよく、その他の方向については何れの方向に変更してもよい。なお、接続ボックス80を正面から見たときに、左方向及び右方向は、幅方向Daに沿った方向であり、上方向及び下方向は、高さ方向Dbに沿った方向であり、前方向及び後方向は、奥行方向Dcに沿った方向である。2つの接続ボックス80は、配置方向を除いて同一構成である。
接続ボックス80は、上方に向かって開口する開口部81aが形成された有底の略箱状である本体ボックス81と、本体ボックス81の開口部81aを覆う接続カバー90と、を有する。本実施形態において、分配ホース71、接続ボックス80(本体ボックス81及び接続カバー90)、及び分配樋79は、遊技球の通路を形成する部材の一例である。
接続カバー90は、ポリエチレン樹脂やポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂など、その全体がすべり性のよい樹脂製である。なお、接続カバー90は、一部が金属製であってもよく、全体が金属製であってもよい。
接続カバー90は、本体ボックス81の開口部81aを覆う板状の蓋板部91を有する。蓋板部91は、高さ方向Dbと直交する平面状に広がる平坦部91aと、平坦部91aの前端に繋がる部分であって、前方へ向かうほど下るように傾斜する傾斜部91bと、を有する。蓋板部91(傾斜部91b)の前縁部91cには、後方に向かって切り欠くように複数のスリット93aが形成されている。つまり、蓋板部91の前縁部91cは、高さ方向Dbに沿って揺動可能な複数の揺動部93を有する櫛歯状である。
接続カバー90は、平坦部91aのうち幅方向Daにおける一方向に偏った位置に立設された筒状のホース接続部92を有する。本実施形態の一例において、ホース接続部92は、平坦部91aのうち右方に偏った部分(蓋板部91のうち右後方に偏った部分)に設けられている。ホース接続部92には、分配ホース71の下端部が接続される。ホース接続部92は、分配ホース71が形成する分配通路72と、接続ボックス80の内部空間のうち右後側の部分と、を連通する。
本実施形態の一例において、本体ボックス81は、全体が金属製である。これに限らず、本体ボックス81は、一部が樹脂製であってもよく、全体が樹脂製であってもよい。本体ボックス81は、略四角板状の底板82と、奥行方向Dcに向かい合う前壁83及び後壁84と、幅方向Daに向かい合う左壁85及び右壁86と、を有する。底板82の上面82aは、接続ボックス80の底面を形成する。壁83,84,86は、底板82の各縁部に立設されている。
ホース接続部92は、底板82の直上に位置する。つまり、接続ボックス80の内部空間に開口するホース接続部92の開口部は、底板82の上面82aと対向する位置にある。本実施形態において、分配ホース71の内部は、第1部分の一例となり、接続ボックス80の内部空間(後述の第3球溜部88)は、第1部分に到達した遊技球Bが落下する第2部分の一例となる。
左壁85の下端部には、前記一方向側(本実施形態では右壁86側)へ向かって突出する突出部87が繋がるように形成されている。突出部87は、底板82の左側縁部82bに立設された立設部87aと、当該立設部87aの上端部と左壁85とを繋ぐように広がる平面部87bと、を有する。平面部87bの上面87cは、突出部87の上面でもあり、高さ方向Dbと直交する平面を形成する。
前壁83には、当該前壁83の上端部83aから下方へ向かって切り欠くように形成された流出口83bを有する。流出口83bは、正面から見たときに四角形の開口部である。流出口83bの下辺となる下端部83cは、底板82の上面82aより上方に位置する。底板82の上面82aを基準とした高さは、流出口83bの下端部83cと、突出部87の上面87cとで同じである。これにより、接続ボックス80の底部には、四角箱状の空間である第3球溜部88が形成される。以下の説明では、前壁83のうち、底板82から下端部83cまでの部分を第3係止部K3と示す。
本体ボックス81は、分配樋79と接続するための分配樋接続部89を有する。分配樋接続部89は、高さ方向Dbと直交する平面状の底板89aと、幅方向Daにおける底板89aの両縁部からそれぞれ立設された2つの側壁89b,89bと、を有する。底板82の上面82aを基準とした高さは、流出口83bの下端部83cと、底板89aの上面とで同じである。
接続ボックス80は、第3球溜部88にある遊技球Bの流出を促進するための流出促進板95を備える。流出促進板95は、PTFE樹脂、ポリエチレン樹脂、及びナイロン樹脂など、すべり性がよい材料製である。本実施形態の一例において、流出促進板95は、ナイロン樹脂製の板状部材であるナイロン板である。流出促進板95は、突出部87(平面部87b)の上面87cに固定されている。流出促進板95の上面は、後方から前方に向かって下るように傾斜する傾斜面96である。傾斜面96は、遊技球Bの進行方向に向かって下るように延びる。傾斜面96は、隣接する他の部分よりも傾斜角が大きい部分である。そして、流出促進板95の傾斜面96は、隣接する他の部分よりも摩擦係数が小さい部分でもある。本実施形態では、傾斜面96は、第3球溜部88にある遊技球Bの流出を促進する流出促進部の一例となる。以下の説明では、突出部87のうち立設部87aと、流出促進板95の右側面と、から構成される部分を第4係止部K4と示す。第4係止部K4の高さは、第3係止部K3の高さよりも大きい。
本実施形態の作用を説明する。
案内管41の作用について説明する。
図7に示すように、案内管41内のオーバーフロー通路41aを落下する遊技球Bは、第1係止部K1(開口部43よりも下方の部分)に係止され、上方に向かって積み上がる。即ち、第1球溜部44に遊技球Bが滞留される。このような状態において、遊技球Bがさらに落下してきた場合、当該遊技球Bは、すでに積み上がっている遊技球Bに衝突することになるから、封止部材42に対して直接的に衝突し難い。したがって、第1球溜部44に滞留する遊技球Bを緩衝材として作用させることができる。また、案内管41では、遊技球Bが落下するとき、その衝撃によって、既に滞留している遊技球Bと、新たに落下してきた遊技球Bとが入れ替わり得る。したがって、第1球溜部44に同じ遊技球Bがいつまでも止まり続ける結果、遊技球Bが摩耗したり、島設備11の全体として遊技球Bが不均一に使用されてしまうことを抑制できる。
第1受入部50の作用について説明する。
図6に示すように、第1受入口50bから落下する遊技球Bは、第2係止部K2に係止され、上方に向かって積み上がる。即ち、第2球溜部57に遊技球Bが滞留される。このとき、遊技球Bは、奥行方向Ddから見たときに、第1受入口50bの直下に位置する部分で最も高く積み上がり、当該部分から方向Dw,Ddに離間するほど低く積み上がる。本実施形態において、遊技球Bが落下する部分は、第2係止部K2から離間する。したがって、案内管41と同様、第2球溜部57に滞留する遊技球Bを緩衝材として作用させ得る。また、相対的に多くの遊技球Bが落下してくる部分において、より多層にわたって遊技球Bを滞留させ、滞留する遊技球Bによる緩衝能力を高めることが可能になる。
接続ボックス80の作用について説明する。
図8~図13に示すように、分配ホース71を通過して接続ボックス80に到達した遊技球Bは、当該接続ボックス80の内部空間におけるホース接続部92の開口部から底板82に向かって落下する(矢印Y12参照)。つまり、遊技球Bの通路において、分配ホース71の内部に到達した遊技球は、第3球溜部88の底面に向かって落下する。そして、遊技球Bは、第3係止部K3、及び第4係止部K4に係止され、上方に向かって積み上がる。即ち、第3球溜部88に遊技球Bが滞留される。
このとき、遊技球Bは、幅方向Daから見たとき、及び奥行方向Dcから見たときに、ホース接続部92の直下に位置する部分で最も高く積み上がり、当該部分から方向Da,Dcに離間するほど低く積み上がる。つまり、第3球溜部88の底面(底板82の上面82a)は、係止部K3,K4に係止された遊技球Bによって覆われ、第3球溜部88を覆う遊技球Bの上には、さらに遊技球Bが積み上がる。本実施形態において、遊技球Bが落下する部分は、第3係止部K3及び第4係止部K4から離間する。したがって、接続ボックス80では、案内管41や第1受入部50と同様に、滞留する遊技球Bを緩衝材として作用させることができる。また、相対的に多くの遊技球Bが落下してくる部分において、より多層にわたって遊技球Bを滞留させ、滞留する遊技球Bによる緩衝能力を高め得る。図中に示す位置P1は、係止部K3,K4のみによって係止可能な最大量、つまり第3球溜部88のみにおいて滞留可能な最大量まで遊技球Bが積み上がった状態を示す(図8及び図9参照)。
そして、図中において矢印Y13に示すように、係止部K3,K4によって係止可能な最大量を超えて落下してくる遊技球Bは、流出口83bから分配樋接続部89がある前方向へ流出し、分配樋79を通過して下島内タンク25へ流入する。このように、遊技球Bの通路内のうち、遊技球Bの進行方向における第3球溜部88よりも下流側には、遊技球を係止可能な係止部として係止部K3,K4があるといえる。また、本実施形態の流出促進板95は、遊技球Bの進行方向(流下方向)に対して、第3球溜部88(係止部K3)の側方に位置する。換言すれば、流出促進板95は、本体ボックス81の内部空間において、後壁84と左壁85とが交わる角部分(隅部分)に設けられる。
ここで、下島内タンク25が満杯になると、遊技球Bは、分配樋79内において遊技球Bの流下方向に沿って並ぶように積み上がるとともに、その積み上がり部分の先端が接続ボックス80へも到達し得る。このような状況では、遊技球Bがさらに落下してくると、分配樋接続部89の底板89aや、流出促進板95の上面(傾斜面96)にも積み上がることとなる。図中に示す位置P2は、係止部K3,K4によって係止可能な最大量を超えて遊技球Bが積み上がった状態を示す(図8及び図9参照)。なお、このような状態は、下島内タンク25が満杯となった状況の他にも、何らかの原因により分配樋79が詰まったような状況にも生じ得る。
その後、例えば、下島内タンク25のシャッター(不図示)が開いて遊技球Bが下島内タンク25から流出したり、分配樋79の詰りが解消されたりするなど、接続ボックス80から遊技球Bが流出しない原因が解消されたとする。この場合、遊技球Bが下流側から順に流下(転動)を開始することに伴って、分配樋接続部89に積み上がった遊技球Bもまた下流側から順に流下することとなる。
上述のように、本実施形態の流出促進板95は、傾斜面96を有する。また、流出促進板95は、すべり性のよい材料製である。このため、流出促進板95(傾斜面96)の上に積み上がった遊技球Bは、滑るようにして前方へと移動し、流出口83bから流出する。つまり、流出促進板95の上にある遊技球Bは、崩れるようにして流下を開始する。そして、第3球溜部88に積み上がった遊技球Bは、分配樋接続部89がある方向(前方向)へ崩れるだけではなく、流出促進板95がある方向(左方向)へも崩れ易くなる。
ここで、接続ボックス80の内部空間において積み上がった遊技球Bがホース接続部92に到達すると、遊技球Bが分配ホース71の内部においても積み上がってしまう。このような状態では、遊技球Bの自重によって押し込まれ、遊技球Bが噛み合ってしまうなどして、崩れ難くなることもある。しかしながら、本実施形態の接続ボックス80では、遊技球Bの通路内となる部分に、上述のように構成した流出促進板95を有する。このため、この流出促進板95の上に積み上がった遊技球Bは、容易に流下を開始できるようになる。よって、第3球溜部88に積み上がった遊技球Bが、分配樋79に遊技球Bがなくなった後にも流出し難くなることを抑制できる。流出促進板95の傾斜面96は、遊技球Bの積み重なりを崩し易くする機能を有するともいえる。また、接続カバー90の揺動部93の揺動によって、遊技球Bの球崩しがさらに促進される。
また、流出促進板95は、接続ボックス80の内部空間における隅部分に設けられている。一般に、内部空間の隅部分にある遊技球Bは、他の部分にある遊技球Bに比して流出し難く、滞留し続けてしまう虞がある。本実施形態では、流出促進板95の傾斜面96によって、隅部分にある遊技球Bも容易に分配樋79へ流出するようになる。よって、遊技球Bの滞留を抑制できる。
本実施形態の効果を説明する。
(1)本実施形態によれば、遊技球Bが係止部に係止されることによって、遊技球Bが落下してくる第2部分の底面が覆われうる。本実施形態では、係止部の一例として係止部K1~K4を示した。このため、第1部分から落下する遊技球Bは、第2部分の底面を覆う遊技球Bに衝突し、第2部分の底面に対して直接的に衝突し難くなる。したがって、第2部分の底面を保護できる。そして、係止された遊技球Bそのものを緩衝材として機能させ得ることで、緩衝材を定期的に交換するような手間がかからない。よって、メンテナンスの負担を軽減できる。
(2)本実施形態によれば、係止部K1~K4によって係止された遊技球Bは、新たに落下してくる遊技球Bと置き換わり得る。このため、係止部K1~K4によって係止された遊技球Bが、新たに落下してくる遊技球Bと衝突し続けることによって摩耗してしまうことを抑制できる。
(3)また、本実施形態によれば、遊技球Bが係止部K1~K4に係止され、そこに留まり続けることが抑制される。よって、島設備11として、遊技球Bの使用具合が不均一となってしまうことを抑制できる。
(4)本実施形態によれば、遊技球Bが落下してくる部分において、遊技球Bが最も高く多層に積み重なることから、遊技球Bの落下距離を短縮できるとともに、落下の衝撃を好適に軽減できる。
(5)本実施形態によれば、島設備11間の遊技球Bの受け渡し(所謂、島渡り)が行われる部分は、遊技球Bの流通量が多く、メンテナンスの頻度が高くなり易いところ、上述の第1受入部50の構成を採用し、メンテナンスの負担を軽減できる。
(6)本実施形態によれば、揚送した遊技球Bが貯留部(一例として上島内タンク38,38)から零れ出る部分は、遊技球Bの流通量が多く、メンテナンスの頻度が高くなり易いところ、上述の案内管41の構成を採用し、メンテナンスの負担を軽減できる。
(7)本実施形態によれば、接続ボックス80は、遊技球Bの流通量が多く、メンテナンスの頻度が高くなり易いところ、上述の接続ボックス80の構成を採用し、メンテナンスの負担を軽減できる。
(8)本実施形態によれば、遊技球Bが第2部分の底面(一例として底板82の上面82a)を覆うことから、第2部分の底面を保護できる。そして、第2部分において遊技球Bが積み上がったとしても、流出促進部(一例として流出促進板95の傾斜面96)によって、遊技球Bの流出が促進され、第2部分(一例として第3球溜部88)に滞留する遊技球Bの入れ替わりを促進できる。
(9)本実施形態によれば、隣接する部分よりも傾斜角が大きい部分(本実施形態では傾斜面96)によって、第2部分にある遊技球の流出を簡便に促進できる。
(10)本実施形態によれば、隣接する部分よりも摩擦係数が小さい部分(本実施形態では傾斜面96)によって、第2部分にある遊技球Bの流出を簡便に促進できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。なお、以下の説明では、本実施形態と異なる構成について詳細に説明する一方、本実施形態と同様の構成については、その説明を簡略化又は省略する。
・本実施形態において、流出促進部は、傾斜面96であったが、これに限らず、傾斜方向を変更してもよく、さらには高さ方向Dbに直交する水平面であってもよい。
・本実施形態において、流出促進部は、すべり性のよい樹脂材料製であったが、これに限らず、すべり性に乏しい樹脂材料製であってもよく、金属製であってもよい。
・本実施形態において、流出促進部は、すべり性を向上させる潤滑剤が塗布された部分であってもよい。これによれば、流出促進部について、隣接する他の部分よりも摩擦係数が小さい部分とすることができる。
・本実施形態において、流出促進部は、奥行方向Dcに沿って延びる複数のスリット、又は、複数の穴によって構成されていてもよい。本変更例によれば、遊技球Bと上面との接触面積を減少させ、隣接する他の部分よりも摩擦係数が小さい部分とすることができる。本変更例によれば、隣接する部分よりも遊技球Bとの接触面積が小さい部分によって、第2部分(一例として第3球溜部88)にある遊技球の流出を促進できる。
・本実施形態において、流出促進部は、本体ボックス81とは別体であったが、これに限らず、本体ボックス81や接続カバー90など、他の部材と一体であってもよい。
・本実施形態において、遊技球の通路を形成する部材の一例である分配ホース71、接続ボックス80(本体ボックス81及び接続カバー90)は、別体に構成されていたが、一体に構成されていてもよい。
・本実施形態において、係止部K1,K2に対応させて流出促進部を設けていないが、これに限らず、流出促進部を設けてもよい。具体的に、第1係止部K1によって係止され、第1球溜部44にある遊技球Bの流出を促進する流出促進部を設けてもよい。また、第2係止部K2に係止され、第2球溜部57にある遊技球Bの流出を促進する流出促進部を設けてもよい。また、本変更例において、島設備11は、係止部K1~K4を備えたが、これに限らず、係止部K1~K4のうち、任意に選択できる1つ又は2つを備えた構成であってもよい。また、島設備11は、係止部K1~K4とは異なる係止部を備えてもよい。例えば、上島内タンク38,38の底面のうち、流入口38aから遊技球が落下してくる部分を囲う壁状の係止部を設けてもよい。本変更例では、流入口38aが第1部分の一例となり、上島内タンク38,38の底部分が第2部分の一例となる。
・本実施形態において、第2部分の底面を覆う緩衝部材を設けてもよい。具体的に、封止部材42の上面を覆う緩衝部材、底板51の上面51aを覆う緩衝部材、及び、底板82の上面82aを覆う緩衝部材のうち、任意に選択できる1又は複数を備えてもよい。これらの緩衝部材は、落下してくる遊技球Bの衝撃を和らげるとともに、繰り返し遊技球Bが衝突することにより削れて凹部が形成された場合であっても、当該凹部に遊技球Bが流入し、積み上がることによって、落下してくる遊技球Bと通路を構成する部材とが直接的に衝突することを抑制できる。この場合、緩衝部材に形成された凹部が係止部を構成することとなる。
・本実施形態において、揚送装置20は、スクリュー式の揚送装置であったが、これに限らず、スプロケットを回転させて遊技球Bを圧送する押上式の揚送装置であってもよく、ベルトコンベヤーによって揚送するコンベヤー式の揚送装置であってもよい。
・本実施形態において、島設備11は、揚送装置20を備えたが、これに限らず、揚送装置20を備えない遊技島であってもよい。
・本実施形態において、島設備11は、下島内タンク25及び上島内タンク38を備えたが、これに限らず、遊技球Bを貯留する貯留部を備えない構成であってもよい。
・本実施形態において、島設備11は、複数の揚送装置20を有してもよい。また、複数の島設備11によって、1つの揚送装置20を共有する構成であってもよい。
・本実施形態において、島設備11に設置可能なパチンコ遊技機12の数は、任意に変更してもよい。例えば、島設備11は、1(単数)の遊技機を設置可能でもよい。
・本実施形態において、遊技機は、パチンコ遊技機12であったが、これに限らず、遊技媒体として遊技球Bを用いる遊技機であれば、どのような遊技機であってもよい。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(1)前記流出促進部は、ナイロン板である。
10…遊技システム、11…島設備、12…パチンコ遊技機、71…分配ホース、80…接続ボックス、81…本体ボックス、82…底板、82a…上面、88…第3球溜部、90…接続カバー、95…流出促進板、96…傾斜面、B…遊技球、K1~K3…係止部。

Claims (4)

  1. 遊技機を設置するための島設備において、
    遊技球の通路を形成する部材は、上方に向かって開口する開口部が形成された有底箱状の本体ボックスと、前記本体ボックスの開口部を覆う接続カバーと、前記本体ボックスの内部空間に遊技球を流入させる分配ホースが接続されるホース接続部と、前記本体ボックスの底板の各縁部から立設された壁のうちの一つの壁に形成されて前記内部空間にある遊技球を外部へ流出させる単一の流出口と、を備え、
    前記接続カバーのうち、前記本体ボックスの前記底板の上面と対向する位置には、前記内部空間に開口する開口部を有した前記ホース接続部が立設されており、
    前記単一の流出口が形成された前記壁のうち、前記底板の上面から前記単一の流出口の下辺となる下端部までの部分は、前記内部空間に流入された遊技球を係止可能な係止部を形成し、
    前記底板の上面は、前記係止部に係止された遊技球によって覆われ、前記底板の上面を覆う遊技球の上には、さらに遊技球が積み上がり、
    前記遊技球の通路内のうち、遊技球の進行方向に対して前記係止部の側方には、前記内部空間にある遊技球の流出を促進する流出促進部があり、
    前記分配ホースから前記ホース接続部を介して前記内部空間に落下する遊技球が前記係止部によって係止可能な最大量を超えると、前記内部空間において積み上がった遊技球の一部が前記流出促進部を介して前記単一の流出口から外部へ流出することを特徴とする島設備。
  2. 前記底板には、前記底板の上面から上方向に向かって突出する立設部が形成され、前記立設部の上端部と、前記壁のうち前記単一の流出口が形成された壁に接続されている壁とが繋がるように平面部が形成されており、
    前記平面部の上面には前記流出促進部が固定されており、
    前記流出促進部は、前記遊技球の進行方向に向かって下るように延びる傾斜面であって、且つ、隣接する他の部分よりも傾斜角が大きい部分である請求項1に記載の島設備。
  3. 前記流出促進部は、隣接する他の部分よりも摩擦係数が小さい部分である請求項1又は請求項2に記載の島設備。
  4. 前記接続カバーは、前記本体ボックスの開口部を覆う板状の蓋板部を有し、
    前記蓋板部は、高さ方向と直交する平面に広がる平坦部と、前記平坦部の前端に繋がる部分であって、前方へ向かうほど下るように傾斜する傾斜部とを有し、
    前記傾斜部の前縁部は、高さ方向に沿って揺動可能な複数の揺動部を有する請求項1~請求項3のうち何れか一項に記載の島設備。
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