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JP7091382B2 - 情報処理装置、端末装置、情報処理システム、情報処理方法、端末制御方法、情報処理プログラム、及び端末制御プログラム - Google Patents
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JP7091382B2 - 情報処理装置、端末装置、情報処理システム、情報処理方法、端末制御方法、情報処理プログラム、及び端末制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、端末装置、情報処理システム、情報処理方法、端末制御方法、情報処理プログラム、及び端末制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザが滞在している施設を特定するモデルの生成、及び当該モデルを用いた施設特定を行う情報処理装置、端末装置、情報処理システム、情報処理方法、端末制御方法、情報処理プログラム、及び端末制御プログラムに関する。
従来、ユーザが保有する携帯端末装置が受信した無線信号に基づいて、ユーザが訪れた店舗を推定する情報処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の装置は、端末が発信器からの発信信号を受信した受信履歴と、端末で実行されたアプリケーションの利用履歴と、を取得する。受信履歴は、端末が周期的に受信する発信信号の履歴であり、例えば、Wi-Fi(登録商標)アクセスポイントやBluetooth(登録商標)発信器等の複数の発信器からの発信信号の受信強度の組み合わせが含まれる。利用履歴は、店舗での決済を行うアプリケーションやポイントやクーポン等を利用するためのアプリケーションの実行履歴を含む。そして、この装置は、利用履歴に基づいて、ユーザが利用した店舗を特定し、アプリケーションが実行された時刻tより前の第1の滞在時間幅T1と、時刻tよりも後の第2の滞在時間幅T2とを含む滞在時間幅Tを設定する。この時刻tを含む滞在時間幅Tは、利用履歴によって特定される店舗に、ユーザが滞在していたと予測される時間帯となる。その後、この装置は、アプリケーションの利用履歴により特定される店舗と、ユーザが滞在していたと予測される時間帯における受信履歴とを教師データとして、発信器からの発信信号の受信強度の組み合わせを入力とし、ユーザが滞在していると予測される店舗を出力とした、判定モデルを生成する。
特開2018-55638号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の装置において、時刻tよりも前の第1の滞在時間幅T1での受信履歴、時刻tよりも後の第2の滞在時間幅T2での受信履歴は、いずれも、ユーザが店舗等の施設に滞在していたと予測した受信履歴である。Wi-Fiアクセスポイントからの受信履歴は、場所によって変化し、特に、多数の店舗が集まるショッピングモールや商店街等では、近接する店舗毎にそれぞれWi-Fiアクセスポイントが設置されていることもある。よって、店舗に対する利用履歴があった時刻tの前後の時間帯で、ユーザが当該利用履歴に記録された店舗から他の店舗に移動していても、各信号の受信強度の組み合わせがあまり変化しない場合がある。つまり、特許文献1の時刻tの前後の時間帯の受信履歴は、ユーザが時刻tの時と同一の店舗にいない場合もある。したがって、機械学習を行う時の教師データとして、正解を含まないデータが含まれ、機械学習により生成された判定モデルでの店舗判定の精度が低下する、との課題がある。
本発明は、高い精度で、ユーザが利用する施設を特定可能な情報処理装置、端末装置、情報処理システム、情報処理方法、端末制御方法、情報処理プログラム、及び端末制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、施設で所定のサービスを利用するために使用される施設使用アプリケーションによって特定の処理が端末装置で実行されることで、前記端末装置から前記施設を特定する施設特定情報を取得する施設特定情報取得部と、前記端末装置で前記特定の処理が実行されたタイミングで、前記端末装置が受信した少なくとも1つ以上の無線信号を特定する信号識別情報、及び各前記無線信号の信号強度を含む信号強度情報を取得する信号強度取得部と、前記施設特定情報と前記信号強度情報とを教師データとして、前記信号識別情報、及び当該信号識別情報で特定される前記無線信号の信号強度を入力とし、前記施設特定情報を出力とする施設特定モデルを生成するモデル生成部と、を備える。
なお、施設特定情報は、施設名であってもよく、施設を識別する施設IDであってもよく、施設で決済等の処理が実施された場合の決済等の処理を特定する処理IDであってもよい。処理IDの場合は、別途、決済サーバ等のサービスを提供する他のサーバから処理IDに対応する施設を取得すればよい。
本発明では、情報処理装置は、施設使用アプリケーションにより決済処理等の特定の処理が実行された場合に取得される店舗特定情報と、施設使用アプリケーションの特定の処理が実施されたタイミングで受信された無線信号の信号識別情報及び信号強度と、を教師データとして取得する。すなわち、教師データとして、実際のユーザが訪れた施設で、当該施設を利用している時点での無線信号の信号強度を用いる。このため、ユーザが施設にいるかどうかが不明な予測情報が教師データに含まれず、高い精度で、ユーザが利用する施設を特定可能な施設特定モデルを生成することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す模式図。 本実施形態の端末装置の概略構成を示すブロック図。 本実施形態のサーバ装置の概略構成を示すブロック図。 本実施形態のモデル生成処理における端末装置での動作を示すフローチャート。 本実施形態のサーバ装置の情報処理方法を示すフローチャート。 本実施形態の施設特定処理における端末装置での動作を示すフローチャート。
以下、本発明に係る一実施形態について説明する。
[情報処理システムの概要]
図1は、本実施形態の情報処理システム1の概略構成を示す模式図である。
本実施形態の情報処理システム1は、図1に示すように、ユーザが所有する端末装置10と、本発明の情報処理装置であるサーバ装置20と、を備えている。
本実施形態の情報処理システム1は、施設等に設置されたアクセスポイント31から発信される無線信号が端末装置10で受信された場合に、当該無線信号の信号強度に基づいて、端末装置10の存在している施設(つまりユーザが滞在している施設)を特定するシステムである。
ここで述べる施設は、商品やサービスを購入する店舗の他、所定のサービスや娯楽等を提供するアミューズメントパークや図書館等を含む。また、アクセスポイント31は、Wi-Fiの無線信号を発信するWi-Fiアクセスポイント、Bluetooth信号を発信するBluetooth発信機器、赤外線信号を発信する赤外線通信機器等を含む。
具体的には、端末装置10は、施設内で受信可能な1つまたは複数の無線信号を受信する。また、端末装置10を保持したユーザが、施設において、その施設を利用するための所定のアプリケーションを実行すると、端末装置10は、アプリケーションの実行対象である施設を特定する施設特定情報を取得する。そして、アプリケーションを実行したタイミングで受信している無線信号の信号強度を示す信号強度情報と、施設特定情報とをサーバ装置20に送信する。サーバ装置20は、これらの施設特定情報と、信号強度情報と、を用いて、無線信号の信号強度から、施設を特定する施設特定モデルを生成する。
また、ユーザが施設に来店し、ユーザが立ち止まった場合に、端末装置10は、信号強度情報をサーバ装置20に送信する。これにより、サーバ装置20は、生成した施設特定モデルに信号強度情報を入力することで、ユーザが滞在している施設を特定する。
以下、このような情報処理システム1について詳細に説明する。
[端末装置10の構成]
図2は、本実施形態の端末装置10の概略構成を示すブロック図である。
端末装置10は、ユーザが操作する携帯型のコンピュータであり、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等を例示することができる。
この端末装置10は、一般的なコンピュータの基本構成を備えており、端末通信部11、端末表示部12、センサーモジュール13、端末操作部14、端末記憶部15、及び端末プロセッサ16等を含んで構成されている。また、端末装置10は、音声の入力を行うマイク等の音声入力装置、音声の出力を行うスピーカ等の音声出力装置、画像を撮像したり、バーコード等のコード情報を読み取ったりするカメラ等を備えていてもよい。
端末通信部11は、インターネットに接続され、インターネットを介してサーバ装置20等のネットワーク上のその他の装置と通信する。端末通信部11による通信方式は特に限定されず、携帯電話会社が提供する回線を用いたインターネット通信(モバイルデータ通信)や、Wi-Fi等の無線LANを用いたインターネット通信等を例示できる。
また、端末装置10が、Bluetoothや赤外線通信等の近距離通信により、他の接続機器と通信可能であってもよい。この場合、端末通信部11は、Bluetooth通信機器や、赤外線通信機器を備える構成とすればよい。
さらに、端末通信部11としては、NFCやFeliCa(登録商標)等の非接触IC通信機器と通信する通信機器を備えていてもよい。
端末通信部11は、本開示の受信部に相当し、施設等に設置されたアクセスポイント31(Wi-Fiアクセスポイントの他、Bluetooth機器、赤外線通信機器等を含む)と通信する。
端末表示部12は、端末プロセッサ16の制御に基づいて画像を表示させるディスプレイである。
センサーモジュール13は、例えば、3軸加速度センサーや、3軸ジャイロセンサー、及び測位センサー等を含み、端末装置10自身の位置変動を検出する。例えば、3軸加速度センサーは、端末装置10の移動に係る加速度を検出することで、また、3軸ジャイロセンサーは、端末装置10の角速度を検出することで、端末装置10の位置変動を検出できる。また、測位センサーは、端末装置10の経緯度を検出することで、端末装置10の位置変動を検出できる。
端末操作部14は、例えば、端末表示部12と一体的に設けられたタッチパネルや、端末装置10に設けられた操作ボタン、端末装置10と通信可能に接続されたキーボード等であり、ユーザによって操作されることで、入力操作に応じた操作情報を端末プロセッサ16に出力する。
端末記憶部15は、例えば半導体メモリ等により構成された情報記録装置であり、各種情報や、端末装置10を制御するための端末制御プログラム等が記録されている。また、端末記憶部15は、端末通信部11で受信した無線信号の信号強度等を一時的に記憶する、一時記憶領域として用いられてもよい。
端末記憶部15に記録されている各種情報としては、例えば、本実施形態の情報処理システム1を使用するためのユーザ情報や、各施設で使用可能なアプリケーションに関する施設使用アプリ情報等が記録される。
ユーザ情報としては、例えば、端末装置10を操作するユーザを識別するユーザID等、ユーザに関する各種情報である。ユーザ情報にアプリ情報が含まれていてもよい。
施設使用アプリ情報は、例えば、端末装置10にインストールされ、施設で所定のサービスを利用するために使用するアプリケーション(以降、施設使用アプリケーション、または施設使用アプリと称す)の情報である。施設使用アプリとしては、例えば、施設での電子決済を行うための決済アプリケーション(以降、決済アプリと略す)、施設での割引を受けるためのクーポンを使用するためのクーポンアプリケーション(以降、クーポンアプリと略す)、施設でのサービス提供によって特典を受けることが可能となるポイントを使用するポイントアプリケーション(以降、ポイントアプリと略す)等が挙げられる。
決済アプリは、例えば、Paypay(登録商標)、Linepay(登録商標)、及びSuica(登録商標)等の電子マネーを利用するためのアプリケーション等が例示できる。このような決済アプリは、施設に設けられた専用の読取機(決済用通信機)に端末装置10をかざしたり、端末表示部12に表示したQRコード(登録商標)やバーコード等のコード情報を施設に設けられた専用の読取機(決済用読取機)で読み込んだり、施設に設置されたQRコード等のコード情報を端末装置10で読み取ったりすることで、電子決済を行うことが可能なアプリケーションである。決済アプリに係るアプリ情報としては、決済時に使用可能な金額(チャージ済み金額)、入金履歴(チャージ履歴)、支払履歴等が記録される。支払履歴には、施設で決済アプリを使用した場合の、支払日、支払先の施設を特定する施設特定情報、及び決済によって支払われた金額等が、記録される。施設特定情報としては、施設名であってもよく、施設を特定する施設ID等であってもよく、施設での決済処理を特定する受注番号等の処理IDであってもよい。
クーポンアプリは、例えば、施設、又は施設と提携するクーポン配信者が配信するクーポンを受信及び使用するアプリケーションである。このようなクーポンアプリは、施設に設けられた専用の読取機で、端末表示部12に表示したクーポンを読み取ることで使用可能であり、クーポンの種類に応じた特典(割引等)を受けることができる。クーポンアプリに係るアプリ情報としては、クーポンの配信日や使用期限、クーポンの種類を示すクーポンID,クーポンの使用履歴等が含まれる。クーポンの使用履歴には、クーポンの使用または未使用に関する情報の他、クーポンを使用した場合には、使用した施設を特定する施設特定情報が含まれる。
ポイントアプリは、例えば、施設でサービス提供を受けた場合に、支払金額等に応じたポイントが加算されるポイント管理用のアプリケーションである。ユーザは、所定数のポイントを使用して所定の特典を受けたり、所定数のポイントを換金して決済に充てたりすることができる。このようなポイントアプリは、例えば、施設に設けられた専用の読取機と通信したり、端末表示部12に表示したユーザを特定するQRコード等のコード情報を専用の読取機で読み取ったりすることで、ポイントの付与や使用が可能となる。また、上述した決済アプリと連動して、決済アプリにより決済が行われた場合に、ポイントが付与されてもよい。ポイントアプリに係るアプリ情報としては、ポイントの付与日、付与ポイント数、ポイントを付与した施設を特定する施設特定情報、ポイントの使用日、使用ポイント数、ポイントを使用した施設を特定する施設特定情報等が含まれる。
端末プロセッサ16は、CPU(Central Processing Unit)等の演算回路、RAM(Random Access Memory)等の記録回路により構成される。端末プロセッサ16は、端末記憶部15に記録されている端末制御プログラムをRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
そして、端末プロセッサ16は、端末制御プログラムを読み取り実行することで、図2に示すように、運動判定部161、アプリ実行部162、信号検出部163、及び情報送信部164として機能する。
運動判定部161は、センサーモジュール13により検出される端末装置10の位置変動に基づいて、端末装置10を保有するユーザの運動状態を判定する。例えば、運動判定部161は、センサーモジュール13の3軸加速度センサーからのセンサー出力値に基づいて、ユーザの歩行をカウントする歩数カウンターとして機能する。歩数カウンターがカウントアップされている場合、ユーザは歩行状態であると判定する。また、運動判定部161は、歩数カウンターが所定時間以上カウントアップされない場合、ユーザが立ち止まった、と判定する。
なお、運動判定部161は、上記のような歩数カウンターによる運動状態の判定によらず、ジャイロセンサー等によって、端末装置10がテーブル上に載置されたことを検出してもよい。また、運動判定部161は、歩数カウンターと、測位センサーにより測定される位置(経緯度)に基づいて、ユーザの運動状態を判定してもよい。
アプリ実行部162は、ユーザ操作によって、施設使用アプリを実行する旨の入力操作が行われた場合に、対象となる施設使用アプリを読み込み実行する。
また、施設使用アプリが実行され、例えば施設に設置された読取機と端末装置10との間の通信により特定の処理(例えば決済処理等)が実行されると、アプリ実行部162は、読取機から施設を特定する施設特定情報を含む処理完了情報を取得する。
信号検出部163は、端末通信部11で受信される各無線信号の信号強度を検出する。
また、信号検出部163は、受信した各無線信号の信号強度を示す信号強度情報を生成し、受信日時を示すタイムスタンプを付与して端末記憶部15に記憶してもよい。
信号強度情報は、同タイミングで受信された1つ以上の無線信号と、その無線信号の信号強度とを示す情報であり、無線信号を特定する信号識別情報(例えば、Wi-FiアクセスポイントにおけるSSID等)と、信号識別情報で特定される無線信号の信号強度とを含む。
情報送信部164は、サーバ装置20に施設特定情報や信号強度情報等の情報を送信する。
情報送信部164が信号強度情報を送信するタイミングは、アプリ実行部162による施設使用アプリの実行によって決済処理等の特定の処理が実施され、施設特定情報が取得されたタイミング(第一タイミング)、及び、運動判定部161によりユーザが立ち止まったと判定されたタイミング(第二タイミング)である。第一タイミングでは、情報送信部164は、施設特定情報と信号強度情報とを同時にサーバ装置20に送信する。第二タイミングでは、情報送信部164は、信号強度情報のみをサーバ装置20に送信する。
[サーバ装置20の構成]
サーバ装置20は、本実施形態の情報処理装置である。図3は、サーバ装置20の概略構成を示すブロック図である。
サーバ装置20は、一般的なコンピュータにより構成されており、図3に示すように、サーバ通信部21、サーバ記憶部22、サーバプロセッサ23等の、コンピュータを構成する各部を備えている。
サーバ通信部21は、インターネットに接続され、インターネットを介して端末装置10等の各装置と通信する。
サーバ記憶部22は、サーバ装置20を制御するための各種情報や情報処理プログラムを記録する。
このサーバ記憶部22には、ユーザに関するユーザ情報、施設に関する施設情報、施設特定モデル、及び、施設特定モデルを生成するための教師データ等が記録されている。
ユーザ情報は、各ユーザに関する情報であり、例えばユーザデータベース(ユーザDB)に、複数記録されている。
各ユーザ情報は、ユーザを識別する前述のユーザIDと、当該ユーザに関するユーザ詳細情報等が記録されている。ユーザ詳細情報としては、例えば、広告等のコンテンツを配信するための端末アドレス情報、ユーザが端末装置で使用可能な、施設で利用可能な施設使用アプリを示す施設使用アプリ情報等が含まれる。また、ユーザ詳細情報として、ユーザの性別等の個人情報、ユーザの嗜好性等を示すユーザ属性情報が含まれてもよい。
施設情報は、決済アプリ、クーポンアプリ、及びポイントアプリ等の施設使用アプリを使用することができる施設に関する情報である。施設情報としては、施設を特定する施設特定情報(施設ID、施設名等)が記録されている。施設情報としては、さらに、施設が対応している施設使用アプリ等が含まれてもよい。
施設特定モデルは、教師データに基づいて、機械学習により生成され、1つ以上の無線信号の信号識別情報及び当該無線信号の信号強度の組み合わせ(信号強度情報)を入力とし、施設名や施設ID等の施設を特定する施設特定情報を出力とするモデルである。この施設特定モデルは、公知の機械学習のアルゴリズムにより生成されるモデルであり、例えば、ランダムフォレスト等を用いて生成できる。
教師データは、施設特定モデルを生成するための教師データであり、教師データベース(教師DB)に複数記録されている。
この教師データは、端末装置10から送信される施設特定情報と信号強度情報とを関連付けた情報であり、端末装置10において、施設使用アプリによる特定の処理が実施された第一タイミングで取得される情報である。教師DBには、情報処理システム1を利用する多数のユーザから送信される教師データ(施設特定情報及び信号強度情報)が蓄積されて記憶されている。
サーバプロセッサ23は、CPU等の演算回路、RAM等の記録回路により構成される。サーバプロセッサ23は、サーバ記憶部22に記録されている情報処理プログラムをRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
そして、サーバプロセッサ23は、情報処理プログラムを読み込み実行することで、図3に示すように、施設特定情報取得部231、信号強度取得部232、モデル生成部233、及び施設特定部234として機能する。
施設特定情報取得部231は、第一タイミングで、端末装置10から施設特定情報を取得(受信)し、教師データとしてサーバ記憶部22に記憶する。
信号強度取得部232は、端末装置10から信号強度情報を取得(受信)する。
また、信号強度取得部232は、第一タイミングで施設特定情報とともに信号強度情報が送信された場合、当該信号強度情報を同時に送信された施設特定情報と関連付けて教師データとしてサーバ記憶部22に記録する。一方、信号強度取得部232は、施設特定情報と共に送信されなかった信号強度情報を、第二タイミングで送信された信号強度情報とし、後述する施設特定部234に出力する。
モデル生成部233は、教師データに基づいて、施設特定モデルを生成し、サーバ記憶部22に記憶されている施設特定モデルを更新する。モデル生成部233のモデル生成及び更新タイミングは、例えば、1日毎、1週間毎等の一定周期毎であってもよく、サーバ装置20を管理するサーバ管理者が任意のタイミングで生成を指令してもよい。或いは、教師データが一定数溜まる毎であってもよい。
施設特定部234は、信号強度取得部232により信号強度情報のみが取得された場合に、当該信号強度情報を施設特定モデルに入力し、施設特定情報を取得して、施設を特定する。
[情報処理システム1による施設特定方法]
次に、サーバ装置20における情報処理方法、端末装置10における端末制御方法を含む情報処理システム1における施設特定方法について説明する。
[施設特定モデルの生成処理]
まず、施設特定モデルを生成する生成処理について説明する。
図4は、本実施形態の施設特定モデルを生成するモデル生成処理における端末装置10での動作(端末制御方法)を示すフローチャートである。
本実施形態の情報処理システム1では、端末装置10を所持したユーザが、施設に来店し、ユーザが所定の施設使用アプリを使用することで教師データが収集される。
まず、端末装置10のアプリ実行部162は、施設使用アプリを起動させる(ステップS1)。施設使用アプリの起動は、ユーザの入力操作により特定の施設使用アプリを起動させてもよく、例えば端末装置10が特定の読取機に翳されたり、特定のビーコンを受信したりすることで自動的に施設使用アプリが起動されてもよい。
次に、施設使用アプリによって特定の処理が実行されると、アプリ実行部162は、施設特定情報を取得する(ステップS2)。
例えば、決済アプリによって、決済処理が実施された場合、端末装置10は、施設に設けられた読取機と通信して、決済処理が完了した旨を示す決済完了情報を受信する。或いは、端末装置10で施設に設けられたコード情報を読み込み、所定の金額を入力することで、端末装置10が決済アプリの提供者が管理する決済管理サーバと通信し、決済完了情報を受信する。これらの決済完了情報には、決済処理を行った日時、ユーザが購入したサービスや商品に対する金額、金額を支払った施設名等の施設特定情報が含まれる。したがって、アプリ実行部162は、決済完了情報から施設特定情報を取得することができる。
また、クーポンアプリやポイントアプリにおいても同様であり、クーポン使用時、ポイント使用時、及びポイント取得時において、端末装置10が施設に設けられた読取機と通信することで、クーポン使用、ポイント使用、及びポイント取得等の処理が完了した旨の処理完了情報を取得する。これらの処理完了情報には、例えば、使用したクーポンを識別するクーポンIDや、使用したポイント数、取得したポイント数等を示すサービス詳細情報と、施設特定情報が含まれる、したがって、アプリ実行部162は、処理完了情報から施設特定情報を取得することができる。
なお、施設特定情報としては、上述したように、施設名や、施設IDのみならず、施設での処理を特定する処理ID等であってもよい。例えば決済アプリを例にすると、決済処理を測定する受注番号等の処理IDであってもよい。この場合、端末装置10やサーバ装置20が、処理IDに対する施設を、決済管理サーバに対して問い合わせることで、決済管理サーバは、処理IDに対する施設名や施設IDを、問い合わせ元の端末装置10やサーバ装置20に返す。
また、信号検出部163は、端末通信部11が受信した無線信号と、その信号強度を検出し、信号強度情報を取得する(ステップS3)。なお、図4では、ステップS2の後にステップS3が実施されるが、当該ステップS3は、ステップS2により施設使用アプリが特定の処理を実施したタイミングで実施される。
この後、情報送信部164は、ステップS2で取得した施設特定情報と、ステップS3で取得した信号強度情報とを同時にサーバ装置20に送信する(ステップS4)。つまり、モデル生成処理では、施設使用アプリによって特定の処理が実施された第一タイミングでの信号強度情報と、第一タイミングで取得された施設特定情報とが、端末装置10からサーバ装置20に送信される。
なお、端末装置10の信号検出部163は、一定周期で無線信号の信号強度を検出し、信号強度情報として端末記憶部15に蓄積してもよい。この場合、各信号強度情報にタイムスタンプを付与し、無線信号を検出した日時とともに記録する。これにより、情報送信部164は、ステップS2と同タイミングで生成された信号強度情報を端末記憶部15から読み出して、サーバ装置20に送信することができる。
図5は、本実施形態のサーバ装置20の情報処理方法を示すフローチャートである。
サーバ装置20は、端末装置10から送信された情報を受信する(ステップS11:施設特定情報取得ステップ、信号強度情報取得ステップ)。ステップS11では、端末装置10から送信される情報に施設特定情報が含まれる場合、施設特定情報取得部231は、当該情報から施設特定情報を取得する。また、信号強度取得部232は、端末装置10から送信された情報に含まれる信号強度情報を取得する。
そして、サーバ装置20は、受信された情報が施設特定情報と信号強度情報とを含むか否かを判定する(ステップS12)。つまり、施設特定情報と同時に信号強度情報とが送信されたか、信号強度情報のみが送信されたかを判定する。
ステップS12でYESと判定された場合、施設特定情報取得部231及び信号強度取得部232は、取得した施設特定情報及び信号強度情報を関連付け、教師データとしてサーバ記憶部22の教師DBに蓄積する(ステップS13)。これにより、多数のユーザから送信された教師データが、教師DBに蓄積される。
なお、ステップS12でNOと判定された場合、つまり、端末装置10から信号強度情報が送信され、施設特定情報が送信されない場合、施設特定処理を実施する。施設特定処理の説明については、後述する。
ステップS13の後、モデル生成部233は、教師DBに蓄積された教師データを用いた機械学習により、信号強度情報(各無線信号の信号識別情報と、その無線信号の信号強度)を入力とし、施設名や施設ID等の施設を特定する施設特定情報を出力とした施設特定モデルを生成する(ステップS14:モデル生成ステップ)。
施設特定モデルを生成するタイミングとしては、例えば、一定周期毎であってもよく、サーバ装置20の管理者等が指定した任意のタイミングであってもよく、所定数の教師データが蓄積される毎であってもよい。
また、ステップS14で用いる教師データは、教師DBに記録された全ての教師データであってもよく、半分を施設特定モデルの生成に用い、残り半分を生成した施設特定モデルの検証や評価に用いてもよい。また、教師データとして、現在日時から予め設定された所定時間(例えば1ヶ月等)までの間に蓄積された教師データを用いるようにしてもよい。これにより、施設内や施設周辺で新たなアクセスポイント31が設置された場合や、アクセスポイント31の交換があった場合でも、直近の教師データを用いた、施設特定精度の高い施設特定モデルを生成することができる。この場合、教師DBに記録された古い教師データ(所定日時によりも前の教師データ)は削除してもよい。
モデル生成部233による、施設特定モデルの生成は、上述したように公知の技術を用いることができ、例えば、ランダムフォレスト等を利用できる。
[施設特定処理]
次に、施設特定処理について説明する。
図6は、本実施形態の施設特定モデルを用いた施設特定処理における端末装置10での動作(端末制御方法)を示すフローチャートである。
端末装置10では、ユーザが当該端末装置10を所持して徒歩等の運動を行うことで、センサーモジュール13が端末装置10の位置変動を検出、つまり、端末装置10に加わる加速度や角速度、端末装置10の経緯度等を検出する。そして、運動判定部161は、センサーモジュール13から出力されるセンサー値に基づいて、端末装置10を所持するユーザの運動状態を判定する(ステップS21:運動判定ステップ)。
そして、運動判定部161は、ユーザの運動状態において、ユーザが立ち止まったか否かを判定する(ステップS22)。例えば、本実施形態では、運動判定部161は、センサーモジュール13からのセンサー値に基づいて、ユーザの歩行状態を検出し、歩数をカウントする歩数カウンターとして機能する。運動判定部161は、歩数カウンターによりカウントされる歩数がカウントアップされなくなった場合、つまり、所定の第一時間以上の間、歩数がカウントアップされた後、所定時間の間、歩数のカウントが止まった場合に、ユーザが立ち止まったと判定する。
ステップS22においてNOと判定される場合は、ステップS21に戻り、運動状態の判定を継続する。
ユーザが立ち止まり、ステップS22においてYESと判定された場合、信号検出部163は、端末通信部11が受信した無線信号と、その信号強度とを検出し、信号強度情報を取得する(ステップS23)。そして、情報送信部164は、ステップS23で取得した信号強度情報をサーバ装置20に送信する(ステップS24:情報送信ステップ)。つまり、施設特定処理では、運動判定部161によりユーザが立ち止まったと判定した第二タイミングでの信号強度情報が、端末装置10からサーバ装置20に送信される。
一方、サーバ装置20は、図5に示すモデル生成処理のステップS11と同様、端末装置10から送信された情報を受信し、ステップS12で、受信された情報が施設特定情報と信号強度情報とを含むか否かを判定する。
施設判定処理では、ステップS24で、信号強度情報のみが送信されるので、ステップS12でNOと判定される。
この場合、信号強度取得部232は、取得した信号強度情報を施設特定部234に出力する。そして、施設特定部234は、信号強度情報(各無線信号の信号識別情報、及び信号識別情報で特定される無線信号の信号強度)をステップS14で生成した施設特定モデルに入力する(ステップS31)。そして、施設特定部234は、施設特定モデルから出力される施設特定情報に対応した施設を、ユーザが滞在している施設として特定する(ステップS32)。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態の情報処理システム1におけるサーバ装置20は、サーバ記憶部22と、サーバプロセッサ23とを備え、サーバプロセッサ23は、サーバ記憶部22に記憶された情報処理プログラムを読み込むことで、施設特定情報取得部231、信号強度取得部232、及びモデル生成部233として機能する。施設特定情報取得部231は、施設内で、端末装置10により施設使用アプリが実行され特定の処理が実施された際に取得される施設特定情報を、端末装置10から取得する。信号強度取得部232は、端末装置10で施設使用アプリによって特定の処理が実行されたタイミングで端末装置10が受信した少なくとも1つ以上の無線信号を特定する信号識別情報、及び無線信号の信号強度を含む信号強度情報を取得する。そして、モデル生成部233は、施設特定情報と信号強度情報とを教師データとし、信号強度情報を入力とし、施設特定情報を出力とする施設特定モデルを生成する。
このような本実施形態では、モデル生成部233による機械学習の教師データとして、施設特定情報と、その施設特定情報が得られたタイミングでの信号強度情報とが用いられる。施設特定情報は、施設使用アプリにより特定の処理が店舗で実施された時の、当該店舗を特定する情報であり、ユーザが確実にその施設に滞在していたことを示す情報となる。よって、本実施形態で教師データとして用いる信号強度情報は、ユーザがその施設を確実に利用した時に検出された信号強度情報となる。このため、例えば、ユーザが施設にいたとの推測される時点での信号強度情報を、機械学習の教師データに用いる場合に比べ、施設特定モデルによる施設推定の精度を向上させることができる。このような施設特定モデルを用いることで、信号強度情報に基づいて、ユーザが利用する施設を高い精度で特定することができる。
本実施形態では、施設使用アプリは、施設での決済を行うための決済アプリ、施設でクーポンを使用するためのクーポンアプリ、及び施設でポイントの使用または付与を行うためのポイントアプリのいずれかである。
このような施設使用アプリでは、施設に設けられた専用の読取機と通信することで特定の処理を実施するアプリケーションであり、特定の処理が実施されたタイミングで、ユーザが確実に施設内に位置していることを示す。よって、これらの施設使用アプリで特定の処理を実施した第一タイミングでの信号強度情報と、当該施設使用アプリにより特定される施設の施設特定情報とは、施設特定モデルを生成するための教師データとして最適であり、精度の高い施設特定モデルを生成することができる。
本実施形態のサーバ装置20では、施設特定情報取得部231及び信号強度取得部232は、施設特定情報及び信号強度情報を同時取得した場合に、これらの施設特定情報及び信号強度情報を関連付けて教師データとしてサーバ記憶部22に蓄積する。
また、サーバ装置20のサーバプロセッサ23は、施設特定部234として機能し、この施設特定部234は、信号強度取得部232により信号強度情報を取得したが、施設特定情報取得部231により施設特定情報が取得されなかった場合に、信号強度情報を施設特定モデルに入力して、施設特定情報を特定する。
つまり、本実施形態のサーバ装置20は、施設特定情報と信号強度情報とが同時に得られた場合には、これを教師データとして用い、信号強度情報のみが得られた場合には、施設特定モデルを用いて、ユーザが滞在している施設を特定する。これにより、上述したように、施設特定モデルを用いて、ユーザが滞在している施設を高精度に特定することができる。
本実施形態の情報処理システム1における端末装置10は、少なくとも1つ以上の無線信号を受信する端末通信部11と、自身の位置変動を検出するセンサーモジュール13と、端末記憶部15と、端末プロセッサ16とを備える。そして、端末プロセッサ16は、端末記憶部15に記憶される端末制御プログラムを読み込むことで、運動判定部161、情報送信部164として機能する。運動判定部161は、センサーモジュール13により検出される端末装置10の位置変動に基づいて、ユーザの運動状態を判定する。情報送信部164は、運動判定部161でユーザが所定時間以上、静止している(立ち止まっている)と判定した場合に、信号強度情報をサーバ装置20に送信する。
これにより、端末装置10は、無線信号を常に監視する必要がなく、ユーザが立ち止まった時にのみ無線信号を検出して信号強度情報をサーバ装置20に送信すればよい。よって、無駄な無線信号の検出を抑制できるので、端末装置10での消費電力を低減でき、無線検出に係る負荷も軽減できる。
また、ユーザが移動中である場合、ユーザが施設を利用したか、ただ施設の近傍を通り過ぎただけかが不明である。したがって、移動中のユーザの端末装置10で信号強度情報を取得しても、当該信号強度情報に基づいて特定された施設が、ユーザが利用した施設であるか否かを判定することは難しい。これに対して、本実施形態では、ユーザが立ち止まったタイミングで検出された信号強度情報を用いる。ユーザが立ち止まったタイミングは、移動中のユーザに比べて、施設を利用している可能性が高く、本実施形態では、端末装置10は、このようなタイミングで受信した無線信号に対する信号強度情報をサーバ装置20に送信するので、ユーザが実際に利用した施設を特定できる可能性が高くなる。
本実施形態の端末装置10では、運動判定部161は、ユーザの歩行時の歩数をカウントし、所定時間以上、歩数がカウントされない場合に、ユーザが立ち止まったと判定する。
このような歩数カウンターは、一般のスマートフォン等に広く普及したソフトウェアである。運動判定部161は、このような歩数カウンターによる歩数のカウント状態を用いることで、別途特別な処理を行うことなく、容易に、ユーザが立ち止まったか否かを判定することができる。
本実施形態の端末装置10の端末プロセッサ16は、さらにアプリ実行部162として機能する。このアプリ実行部162は、施設での所定のサービスを利用するために使用される施設使用アプリを実行して特定の処理を実施させ、施設使用アプリを実行した施設を特定する施設特定情報を取得する。そして、情報送信部164は、アプリ実行部162によって、施設使用アプリで特定の処理が実施されたタイミングで、端末通信部11により受信される無線信号の信号強度情報を、前記施設特定情報と同時にサーバ装置20に送信する。
これにより、上述したように、サーバ装置20は、施設特定モデルの生成に最適な教師データを取得することができる。また、ユーザが、決済処理等の施設使用アプリの特定の処理を実施する毎に、サーバ装置20に教師データが蓄積され、多数のユーザが施設使用アプリを用いることで、さらに多くの教師データを収集することができる。つまり、多数のユーザが普段利用する施設使用アプリをするだけで、多数の教師データを取得することができ、サーバ装置20において生成される施設特定モデルの施設特定の精度をさらに高めることができる。
[変形例]
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、以下に示される変形をも含むものである。
[変形例1]
上記実施形態では、施設使用アプリとして、決済アプリ、クーポンアプリ、及びポイントアプリを例示したが、これに限定されない。施設使用アプリは、施設内での使用を前提としたアプリケーションであれば、いかなるアプリケーションであってもよい。例えば、施設内で使用することで、ARを体験できるアプリケーションであってもよく、図書館で図書の貸し出し時に利用するアプリケーションであってもよく、施設敷地内で使用することで、所定の情報が表示されるアプリケーションであってもよい。
また、上記実施形態では、施設に設置された専用の読取機との通信により、端末装置10が施設特定情報を取得する例、又は、施設に設けられたコード情報を端末装置10で読み取ることで、端末装置10が施設特定情報を取得する例を示したが、これに限定されない。
例えば、上記のように、施設内でAR体験を行うアプリケーションでは、施設内の所定位置やタグと、表示させるAR画像と、施設特定情報とを関連付けて端末記憶部15に記憶しておく。そして、端末装置10のカメラで、施設内の所定位置やタグを撮像して、AR画像が端末装置10の端末表示部12に表示されたタイミングで、その施設を特定する施設特定情報と、信号強度情報とを取得する。
また、施設内の所定位置やタグと、表示させるAR画像と、施設特定情報とを関連付けてARを提供するサービスサーバに記憶しておいてもよい。この場合、端末装置10のカメラで、施設内の所定位置やタグを撮像することで、端末装置10はサービスサーバに、撮像位置やタグに対応するAR画像が有るか否かを問い合わせる。そして、撮像位置やタグに対するAR画像がある場合、サービスサーバは、AR画像とともに施設特定情報を送信する。これにより、端末装置10は施設特定情報を取得することができる。
[変形例2]
上記実施形態では、サーバ装置20は、端末装置10から施設特定情報と信号強度情報とを取得したが、これに限定されない。
例えば、端末装置10が施設の読取機と通信した際に、信号強度情報を施設に設けられた読取機を介して施設サーバに送信し、施設サーバがサーバ装置20に、施設特定情報と、信号強度情報を送信してもよい。
或いは、端末装置10が施設の読取機と通信した際に、施設に設けられた施設サーバが、施設を利用したユーザのユーザIDと、施設使用アプリにより決済処理等の特定の処理が実施された日時と、施設特定情報と、をサーバ装置20に送信し、端末装置10は、ユーザIDと、前記特定の処理が実施された日時と、当該日時での信号強度情報とをサーバ装置20に送信してもよい。この場合、サーバ装置20は、ユーザID及び日時が一致する施設特定情報と信号強度情報とを関連付けて教師データとすればよい。
[変形例3]
上記実施形態では、運動判定部161が、センサーモジュール13からのセンサー値に基づいて、ユーザの歩数をカウントし、歩数のカウントアップが所定時間止まった場合に、ユーザが立ち止まったと判定した。
これに対して、歩数以外の手法によってユーザの運動状態を判定してもよい。例えば、3軸加速度センサーによって検出される加速度や移動速度、測位センサーにより測位される位置に基づいて、ユーザが立ち止まったか否かを判定してもよい。これにより、例えば、車両に乗車したユーザがドライブスルーでの商品を提供する施設に立ち寄った場合に、3軸加速度による加速度により車両の停車を検出でき、測位センサーによって検出される位置に基づいて、停車位置が信号や踏切ではなく、ドライブスルー型の施設であることが検出できる。
また、ジャイロセンサー等からのセンサー値に基づく端末装置10の傾斜状態を検出してもよい。この場合、ユーザが、飲食店等において、端末装置10をテーブル等に載置したか否かを判定できる。
さらには、運動判定部161は、アクセスポイント31からの無線信号の信号強度が、所定時間の間変化しない場合、つまり、所定時間の間、信号強度の変化量が所定の閾値以下である場合に、ユーザが立ち止まったと判定してもよい。
[変形例4]
上記実施形態では、端末装置10が教師データである施設特定情報及び信号強度情報をサーバ装置20に送信する第一タイミングが、決済処理等の特定の処理が実施され、施設特定情報が取得されたタイミングであるとしたが、これに限定されない。
例えば、端末装置10は、特定の処理が実施されたときに得られる施設特定情報及び信号強度情報を端末記憶部15に記憶しておき、一定周期毎(例えば、予め設定された時刻)や、ユーザが指定したタイミングで、端末装置10からサーバ装置20に教師データとなる施設特定情報及び信号強度情報を送信してもよい。
1…情報処理システム、10…端末装置、11…端末通信部、13…センサーモジュール、15…端末記憶部、16…端末プロセッサ、20…サーバ装置(情報処理装置)、21…サーバ通信部、22…サーバ記憶部、23…サーバプロセッサ、31…アクセスポイント、161…運動判定部、162…アプリ実行部、163…信号検出部、164…情報送信部、231…施設特定情報取得部、232…信号強度取得部、233…モデル生成部、234…施設特定部。

Claims (11)

  1. 施設で所定のサービスを利用するために使用される施設使用アプリケーションによって特定の処理が端末装置で実行されることで、前記端末装置から前記施設を特定する施設特定情報を取得する施設特定情報取得部と、
    前記端末装置で前記特定の処理が実行されたタイミングで、前記端末装置が受信した少なくとも1つ以上の無線信号を特定する信号識別情報、及び各前記無線信号の信号強度を含む信号強度情報を取得する信号強度取得部と、
    前記施設特定情報と前記信号強度情報とを教師データとして、前記信号識別情報、及び当該信号識別情報で特定される前記無線信号の信号強度を入力とし、前記施設特定情報を出力とする施設特定モデルを生成するモデル生成部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記施設使用アプリケーションは、前記施設での決済を行うための決済アプリケーション、前記施設でクーポンを使用するためのクーポンアプリケーション、及び前記施設でポイントの使用または付与を行うためのポイントアプリケーションのいずれかである
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記施設特定情報取得部及び前記信号強度取得部は、前記端末装置から前記施設特定情報及び前記信号強度情報を同時取得した場合に、前記施設特定情報及び前記信号強度情報を関連付けて前記教師データとして記憶部に蓄積し、
    前記信号強度取得部により前記信号強度情報を取得したが、前記施設特定情報取得部により前記施設特定情報が取得されなかった場合に、前記信号強度情報に含まれる、前記信号識別情報及び当該信号識別情報で特定される前記無線信号の信号強度を、前記施設特定モデルに入力して、前記端末装置が位置する前記施設を特定する施設特定部をさらに備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 少なくとも1つ以上の無線信号を受信する受信部と、
    自身の位置変動を検出するセンサーモジュールと、
    前記センサーモジュールにより検出される前記位置変動に基づいて、ユーザの運動状態を判定する運動判定部と、
    前記受信部で受信される各前記無線信号を特定する信号識別情報及び当該無線信号の信号強度を含む信号強度情報を、前記信号識別情報及び前記無線信号の信号強度を入力とし、施設を特定する施設特定情報を出力とする施設特定モデルを用いて前記施設を判定する情報処理装置に送信する情報送信部と、を備え、
    前記情報送信部は、前記運動判定部で、前記ユーザが所定時間以上、静止していることを判定した場合に、前記信号強度情報を前記情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする端末装置。
  5. 請求項4に記載の端末装置において、
    前記運動判定部は、前記ユーザの歩行時の歩数をカウントし、
    前記情報送信部は、前記運動判定部によって、前記所定時間以上、前記歩数がカウントされない場合に、前記無線信号の信号強度を前記情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする端末装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の端末装置において、
    前記施設での所定のサービスを利用するために使用される施設使用アプリケーションを実行して特定の処理を実施させ、前記施設使用アプリケーションを実行した前記施設を特定する前記施設特定情報を取得するアプリ実行部を、さらに備え、
    前記情報送信部は、前記アプリ実行部によって前記特定の処理が実施されたタイミングで前記受信部により受信される前記無線信号の前記信号強度情報と、前記施設特定情報と、を同時に前記情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする端末装置。
  7. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の端末装置と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  8. コンピュータにより情報を処理する情報処理方法であって、
    前記コンピュータは、施設特定情報取得部と、信号強度取得部と、モデル生成部と、を備え、
    前記施設特定情報取得部が、施設で所定のサービスを利用するために使用される施設使用アプリケーションによって特定の処理が端末装置で実行されることで、前記端末装置から前記施設を特定する施設特定情報を取得する施設特定情報取得ステップと、
    前記信号強度取得部が、前記端末装置で前記特定の処理が実行されたタイミングで、前記端末装置が受信した少なくとも1つ以上の無線信号を特定する信号識別情報、及び各前記無線信号の信号強度を含む信号強度情報を取得する信号強度情報取得ステップと、
    前記モデル生成部が、前記施設特定情報と前記信号強度情報とを教師データにして、前記信号識別情報、及び当該信号識別情報で特定される前記無線信号の信号強度を入力とし、前記施設特定情報を出力とする施設特定モデルを生成するモデル生成ステップと、
    を実施することを特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータにより端末装置を制御する端末制御方法であって、
    前記コンピュータは、少なくとも1つ以上の無線信号を受信する受信部と、自身の位置変動を検出するセンサーモジュールと、運動判定部と、情報送信部と、を備え、
    前記運動判定部が、前記センサーモジュールにより検出される前記位置変動に基づいて、ユーザの運動状態を判定する運動判定ステップと、
    前記情報送信部が、前記受信部で受信される各前記無線信号を特定する信号識別情報及び当該無線信号の信号強度を含む信号強度情報を、前記信号識別情報及び前記無線信号の信号強度を入力とし、施設を特定する施設特定情報を出力とする施設特定モデルを用いて前記施設を判定する情報処理装置に送信する情報送信ステップと、を実施し、
    前記情報送信ステップでは、前記運動判定ステップで、前記ユーザが所定時間以上静止していることを判定した場合に、前記信号強度情報を前記情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする端末制御方法。
  10. コンピュータにより読み取り実行可能な情報処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  11. コンピュータにより読み取り実行可能な端末制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の端末装置として機能させることを特徴とする端末制御プログラム。
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