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JP7093216B2 - 洗浄装置 - Google Patents
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JP7093216B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、洗浄装置に関する。
鉄道車両の汚れには、金属由来の汚れ(鉄粉等)が含まれるため、一般的な洗車機を用いて鉄道車両の車体表面を洗浄しても、十分に汚れを除去することは困難である。このため、人手をかけて鉄道車両の洗浄が行われている。より詳細には、車体表面に向けて吐出した泡を車体表面に付着させ、ブラシを用いた手作業で車体表面の洗浄が行われる。
なお、特許文献1には、車体表面の汚れを洗浄するに際し、噴射ノズル内で気泡洗浄液を生成し、この気泡洗浄液を噴射する技術が記載されている。
特開2008-149984号公報
ところで、車体の側面などの起立面に付着した泡は、垂れやすい。このため、より長く泡が同じ位置に留まるようにすることが望まれている。
なお、特許文献1のような、気泡洗浄液を車体表面に噴射する技術では、泡を起立面に長く留まらせることは困難である。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、鉄道車両などの洗浄対象物に付着させた泡がより長く同じ位置に留まるようにすることが可能な洗浄装置を提供するものである。
本発明によれば、洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
を備え
前記泡吐出口からの泡の吐出方向と、前記気体吹出口からの泡付勢用気体の吹き出し方向とは、互いに等しく設定されている洗浄装置が提供される。
本発明によれば、鉄道車両などの洗浄対象物に付着させた泡がより長く同じ位置に留まるようにすることが可能となる。
第1実施形態に係る洗浄装置の洗浄ユニットの正面図である。 第1実施形態に係る洗浄装置の洗浄ユニットの右側面図である。 第1実施形態に係る洗浄装置の洗浄ユニットの平断面図である(図1のA-A線に沿った断面図)。 第1実施形態に係る洗浄装置の模式図である。 第1実施形態に係る洗浄装置を用いて洗浄対象物に泡を付着させた状態を示す模式的な平断面図である。 第1実施形態に係る洗浄装置を用いて鉛直面に泡を付着させた状態を撮像した結果を示す図である。 比較形態に係る洗浄装置を用いて鉛直面に泡を付着させた状態を撮像した結果を示す図である。 第1実施形態に係る洗浄装置と比較形態に係る洗浄装置とをそれぞれ用いて鉛直面に泡を付着させたときの経時変化を表す一連の撮像結果を示す図である。 第1実施形態に係る洗浄装置と比較形態に係る洗浄装置とをそれぞれ用いて鉛直面に泡を付着させたときの経時変化を表す一連の撮像結果を示す図である。 第1実施形態に係る洗浄装置と比較形態に係る洗浄装置とをそれぞれ用いて鉛直面に泡を付着させたときの経時変化を表す一連の撮像結果を示す図である。 第2実施形態に係る洗浄装置の模式図である。 第3実施形態に係る洗浄装置の洗浄ユニットの側面図である。 第3実施形態に係る洗浄装置の洗浄ユニットの正面図である。 第3実施形態に係る洗浄装置の洗浄ユニットの斜視図である。 第3実施形態に係る洗浄装置の模式図である。 鉄道車両の側面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
〔第1実施形態〕
先ず、図1から図10を用いて第1実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る洗浄装置は、洗浄対象物(鉄道車両の車体表面など)に向けて泡を吐出する泡吐出口11と、泡吐出口11の隣に配置されていて泡付勢用気体を吹き出すことにより泡吐出口11から吐出された泡を洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口(例えば気体吹出スリット12)と、を備えている。
泡吐出口11から泡を吐出しながら、気体吹出口から泡付勢用気体を吹き出すことにより、泡吐出口11から吐出された泡を洗浄対象物側に付勢することができる。これにより、泡を洗浄対象物の表面上に薄く均一に付着させることができる。よって、泡が自重によって垂れることを抑制できるため、洗浄対象物に付着させた泡がより長く同じ位置に留まるようにできる。
なお、本実施形態に係る洗浄装置を用いて、洗浄対象物に泡を付着させた後は、ブラシ等を用いた手作業で洗浄対象物を洗浄しても良いし、ブラッシング機能を有する別途の洗浄ツールを用いて洗浄対象物を洗浄しても良い。
以下、より詳細に説明する。
本実施形態に係る洗浄装置は、図1に示す洗浄ユニット100を備えている。洗浄ユニット100は、例えば、基台部17と、基台部17上に配置されている吐出ユニット10と、吐出ユニット10の上端部を軸支部16(図1、図2)において軸支している支持部15(図1)と、を備えている。
支持部15及び基台部17は、例えば、洗浄装置が備える図示しない架台に対してそれぞれ固定されている。
吐出ユニット10は、泡吐出口11及び気体吹出スリット12を備えて構成されている。吐出ユニット10は、例えば、上下に長尺に形成されている。
気体吹出スリット12は、上下に長尺なスリット状に形成されている。
より詳細には、吐出ユニット10は、例えば、吐出ユニット10の上部に配置された第1気体吹出スリット12aと、吐出ユニット10の下部に配置された第2気体吹出スリット12bと、の2つの気体吹出スリット12を備えている。
第2気体吹出スリット12bは第1気体吹出スリット12aの下側に配置されている。第1気体吹出スリット12aの長手方向と第2気体吹出スリット12bの長手方向とは互いに一致しており、第1気体吹出スリット12aと第2気体吹出スリット12bとが互いに直線状に上下に配置されている。
気体吹出スリット12は、例えば、互いに平行に対向して配置された一対のスリット構成板部13どうしの間の間隙により構成されている。
本実施形態の場合、吐出ユニット10は、第1気体吹出スリット12aを構成する一対のスリット構成板部13と、第2気体吹出スリット12bを構成する一対のスリット構成板部13とを備えている。
また、複数の泡吐出口11が気体吹出スリット12に沿って並んで配置されている。
より詳細には、複数の泡吐出口11には、第1気体吹出スリット12aと並んで配置された複数(例えば8つ)の第1泡吐出口11aと、第2気体吹出スリット12bと並んで配置された複数(例えば7つ)の第2泡吐出口11bと、が含まれている。
複数の第1泡吐出口11aは、上下に等間隔に配置されている。また、複数の第2泡吐出口11bも、上下に等間隔に配置されている。
複数の第1泡吐出口11aと複数の第2泡吐出口11bとは互いに直線状に上下に並んで配置されている。
このように、気体吹出口(気体吹出スリット12)は、一方向に長尺なスリット状に形成されており、複数の泡吐出口11が、気体吹出口(気体吹出スリット12)の長手方向に沿って並んで配置されている。
つまり、第1気体吹出スリット12aに対応する複数の第1泡吐出口11aが、第1気体吹出スリット12aに沿って並んで配置されているとともに、第2気体吹出スリット12bに対応する複数の第2泡吐出口11bが、第2気体吹出スリット12bに沿って並んで配置されている。
このように、洗浄装置は、上下に並んで配置されている複数の泡吐出口(第1泡吐出口11a)により構成されている第1泡吐出口群と、第1泡吐出口群の下方において上下に並んで配置されている複数の泡吐出口(第2泡吐出口11b)により構成されている第2泡吐出口群と、を備えている。
本実施形態の場合、第1泡吐出口群における最上位置の泡吐出口(最も上に配置されている第1泡吐出口11a)と最下位置の泡吐出口(最も下に配置されている第1泡吐出口11a)との高低差と、第2泡吐出口群における最上位置の泡吐出口(最も上に配置されている第2泡吐出口11b)と最下位置の泡吐出口(最も下に配置されている第2泡吐出口11b)との高低差と、が互いに等しい。
気体吹出スリット12と泡吐出口11とは、互いに近接して配置されている。
より詳細には、例えば、気体吹出スリット12と泡吐出口11との距離D1(図1)が、複数の泡吐出口11どうしの距離D2(図1)よりも短いことが好ましい一例である。
なお、距離D1は、例えば、気体吹出スリット12の幅と同程度とすることができる。
また、距離D1は、例えば、1cm以上、20cm以下とすることができ、好ましくは、10cm以下とすることができる。
各泡吐出口11からの泡の吐出方向と、各気体吹出スリット12からの泡付勢用気体の吹き出し方向とは、互いに等しく設定されている。
ここで、図1から図3の各図に示される洗浄ユニット100の向きの対応関係を分かりやすくするため、各図には、上、下、前、後、左、右の方向が示されている。
このうち前方(図1における手前側、図2における左方)に向けて、各泡吐出口11が泡を吐出するとともに、各気体吹出スリット12が泡付勢用気体を吹き出すようになっている。
また、本実施形態の場合、例えば、図1に示すように、各泡吐出口11は各気体吹出スリット12の左隣に配置されている。
なお、各泡吐出口11からの泡の吐出方向と、各気体吹出スリット12からの泡付勢用気体の吹き出し方向とが、洗浄対象物の表面に対して直交するように洗浄装置を配置して、当該洗浄装置を用いることが好ましい。
吐出ユニット10は、縦長の中空形状の気体絞り部14を備え、気体絞り部14の前端部に気体吹出スリット12が形成されている。
より詳細には、吐出ユニット10は、気体絞り部14として、第1気体絞り部14aと、第1気体絞り部14aの下側に配置されている第2気体絞り部14bと、を備えている。
第1気体絞り部14aと第1気体吹出スリット12aとは、互いに同じ高さ寸法を有し、且つ、互いに同じ高さ位置に配置されている。
同様に、第2気体絞り部14bと第2気体吹出スリット12bとは、互いに同じ高さ寸法を有し、且つ、互いに同じ高さ位置に配置されている。
第1気体絞り部14aの前端部には、一対のスリット構成板部13により第1気体吹出スリット12aが形成されている。
第2気体絞り部14bの前端部には、一対のスリット構成板部13により第2気体吹出スリット12bが形成されている。
第1気体絞り部14aの後端部には、当該第1気体絞り部14aに泡付勢用気体を導入するための気体導入部141が設けられている。同様に、第2気体絞り部14bの後端部には、当該第2気体絞り部14bに泡付勢用気体を導入するための気体導入部141が設けられている。
第1気体絞り部14aの気体導入部141には、後述する第1泡付勢用気体供給管24aが接続されており、泡付勢用気体が第1泡付勢用気体供給管24aから第1気体絞り部14aに導入されるようになっている。
同様に、第2気体絞り部14bの気体導入部141には、後述する第2泡付勢用気体供給管24bが接続されており、泡付勢用気体が第2泡付勢用気体供給管24bから第2気体絞り部14bに導入されるようになっている。
各気体絞り部14は、前方に向けて幅狭になるテーパー形状に形成されており、気体導入部141から各気体絞り部14に導入された泡付勢用気体が各気体絞り部14において徐々に圧縮されて、各気体吹出スリット12から吹き出されるようになっている。よって、気体吹出スリット12からの泡付勢用気体の吹き出し圧を十分に高めることが可能となっている。
また、第1気体絞り部14aの外面側には、複数の第1泡吐出口11aが一体に設けられており、第2気体絞り部14bの外面側には、複数の第2泡吐出口11bが一体に設けられている。
各第1泡吐出口11aには、後述する第1泡供給管23aが接続されており、第1泡供給管23aから各第1泡吐出口11aに対して泡が分配供給され、泡が各第1泡吐出口11aから吐出されるようになっている。同様に、各第2泡吐出口11bには、後述する第2泡供給管23bが接続されており、第2泡供給管23bから各第2泡吐出口11bに対して泡が分配供給され、泡が各第2泡吐出口11bから吐出されるようになっている。
図1に示すように、吐出ユニット10の上端部が軸支部16において支持部15に対して軸支されている。吐出ユニット10は、軸支部16の軸方向は、水平方向且つ左右方向となっており、吐出ユニット10の下部が後方に揺動できるようになっている(図2参照)。
よって、吐出ユニット10の下部を後方に揺動させることにより、吐出ユニット10を前傾させて、各泡吐出口11からの泡の吐出方向と、各気体吹出スリット12からの泡付勢用気体の吹き出し方向とを下向きに変更できるようになっている。
一例として、吐出ユニット10の前傾角度は、段階的に調整できるようになっている。例えば、吐出ユニット10は、5°又は10°に前傾可能となっている。
また、吐出ユニット10は、左右に首振り可能に、基台部17、支持部15又は図示しない架台に対して軸支されている(図3参照)。
これにより、各泡吐出口11からの泡の吐出方向と、各気体吹出スリット12からの泡付勢用気体の吹き出し方向とを、鉛直軸周りにおいて変更可能となっている。
一例として、吐出ユニット10の首振り角度は、段階的に調整できるようになっている。例えば、吐出ユニット10は、左方向に5°(図3に示す角度R1の方向)の首振り、右方向に5°(図3に示す角度R2の方向)の首振り、左方向に10°(図3に示す角度R3の方向)の首振り、又は、右方向に10°(図3に示す角度R4の方向)の首振りが可能となっている。
このように、洗浄装置は、泡吐出口11と気体吹出口(気体吹出スリット12)とが搭載された吐出ユニット10と、吐出ユニット10を揺動可能に軸支している支持部(支持部15、基台部17、又は、図示しない架台)と、を備える。
また、吐出ユニット10は、第1軸の軸周りに揺動可能(図2に示すように水平軸周りに揺動可能)であるとともに、第1軸に対して交差(例えば直交)する第2軸の軸周りに揺動可能(図3に示すように、鉛直軸周りに揺動可能)である。
図4に示すように、洗浄装置は、泡となる薬液を貯留する薬液タンク31と、薬液タンク31の薬液を圧送する液体ポンプ32と、液体ポンプ32により圧送される薬液を供給する薬液供給管21と、薬液と混合されて薬液を泡化する泡生成用気体を送出するエアコンプレッサー33と、エアコンプレッサー33により送出される泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給管22と、薬液供給管21と泡生成用気体供給管22とが接続されていて薬液と泡生成用気体とが混合されることにより生成された泡を泡吐出口11に供給する泡供給管23と、気体吹出口(気体吹出スリット12)に泡付勢用気体を供給する泡付勢用気体供給管24と、を備えている。
このように、洗浄装置は、泡となる薬液を供給する薬液供給管21と、薬液と混合されて薬液を泡化する泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給管22と、薬液供給管21と泡生成用気体供給管22とが接続されていて薬液と泡生成用気体とが混合されることにより生成された泡を泡吐出口11に供給する泡供給管23と、気体吹出口(気体吹出スリット12)に泡付勢用気体を供給する泡付勢用気体供給管24と、を備えている。
より詳細には、本実施形態の場合、洗浄装置は、薬液タンク31、液体ポンプ32、薬液供給管21、エアコンプレッサー33、泡生成用気体供給管22及び泡供給管23により構成される泡供給部として、複数の第1泡吐出口11a用の第1泡供給部と、複数の第2泡吐出口11b用の第2泡供給部と、の2系統の泡供給部を備えている。
このうち第1泡供給部は、第1薬液タンク31a、第1液体ポンプ32a、第1薬液供給管21a、第1エアコンプレッサー33a、第1泡生成用気体供給管22a及び第1泡供給管23aにより構成されている。第1泡供給部により、複数の第1泡吐出口11aに対して、泡が分配供給されるようになっている。
また、第2泡供給部は、第2薬液タンク31b、第2液体ポンプ32b、第2薬液供給管21b、第2エアコンプレッサー33b、第2泡生成用気体供給管22b及び第2泡供給管23bにより構成されている。第2泡供給部により、複数の第2泡吐出口11bに対して、泡が分配供給されるようになっている。
また、本実施形態の場合、洗浄装置は、ブロワ34及び泡付勢用気体供給管24により構成される泡付勢用気体供給部として、第1気体吹出スリット12a用の第1泡付勢用気体供給部と、第2気体吹出スリット12b用の第2泡付勢用気体供給部と、の2系統の泡付勢用気体供給部を備えている。
このうち、第1泡付勢用気体供給部は、第1ブロワ34a及び第1泡付勢用気体供給管24aにより構成されている。
また、第2泡付勢用気体供給部は、第2ブロワ34b及び第2泡付勢用気体供給管24bにより構成されている。
ここで、洗浄対象物が鉄道車両の車体表面である場合、当該車体表面の上部と比べて、当該車体表面の下部の方が、より汚れている。
そこで、第1泡吐出口11aから吐出される泡(つまり、車体表面の上部に向けて吐出される泡)の材料である薬液(第1薬液タンク31aの薬液)の濃度よりも、第2泡吐出口11bから吐出される泡(つまり、車体表面の下部に向けて吐出される泡)の材料である薬液(第2薬液タンク31bの薬液)の濃度を、高濃度にすることが好ましい一例である。
また、第1泡吐出口11aから吐出される泡の材料である薬液を、第2泡吐出口11bから吐出される泡の材料である薬液よりも、より洗浄力が強い成分の薬液とすることも好ましい。
更に、第1気体吹出スリット12aから吹き出される泡付勢用気体(つまり、車体表面の上部に向けて吹き付けられる泡付勢用気体)の吹き出し速度よりも、第2気体吹出スリット12bから吹き出される泡付勢用気体(つまり、車体表面の下部に向けて吹き付けられる泡付勢用気体)の吹き出し速度を、より高速にしてもよい。これにより、車体表面の下部に対して、より強く泡を吹き付けることができる。
或いは、逆に、第1気体吹出スリット12aから吹き出される泡付勢用気体の吹き出し速度を、第2気体吹出スリット12bから吹き出される泡付勢用気体の吹き出し速度よりも高速にしてもよい。これにより、車体表面の上部に付着する泡を、より薄くできるため、泡が車体表面の上部から下部に垂れてしまうことをより好適に抑制できる。
このように、洗浄装置は、気体吹出口(気体吹出スリット12)と、当該気体吹出口に沿って並んでいる複数の泡吐出口11と、の組を複数組(本実施形態の場合、第1気体吹出スリット12aと複数の第1泡吐出口11aとを含む組と、第2気体吹出スリット12bと複数の第2泡吐出口11bとを含む組と、の2組)備え、各組毎に、泡となる薬液(の濃度又は成分)が異なっていてもよい。
例えば、第1薬液タンク31aに貯留されている薬液の濃度又は成分と、第2薬液タンク31bに貯留されている薬液の濃度又は成分と、を異ならせることができる。
ここで、洗浄装置は、薬液タンク31とは別に、薬液の希釈用の希釈液(例えば水)を貯留する希釈液タンクと、希釈液タンクの希釈液を圧送する希釈液用ポンプとを備えていて、薬液タンク31から圧送される薬液と希釈液タンクから圧送される希釈液とが泡供給管23の手前で混合されるようになっていてもよい。
この場合、第1薬液タンク31aに貯留されている薬液の濃度と、第2薬液タンク31bに貯留されている薬液の濃度とが互いに等しくても、第1薬液タンク31aから圧送される薬液の希釈率と、第2薬液タンク31bから圧送される薬液の希釈率とを異ならせることによって、上記の各組毎に、泡となる薬液の濃度を異ならせることができる。
また、洗浄装置は、気体吹出口(気体吹出スリット12)と、当該気体吹出口に沿って並んでいる複数の泡吐出口11と、の組を複数組(本実施形態の場合、上記のように2組)備え、各組毎に、気体吹出口(気体吹出スリット12)からの泡付勢用気体の吹き出し速度が異なっていてもよい。
例えば、第1ブロワ34aから第1気体吹出スリット12aに供給される泡付勢用気体の風量と、第2ブロワ34bから第2気体吹出スリット12bに供給される泡付勢用気体の風量と、を異ならせることができる。
なお、気体吹出スリット12から吹き出される泡付勢用気体の流速(風速)は、特に限定されないが、例えば、5m/秒以上、100m/秒以下とすることができ、好ましくは、15m/秒以上、50m/秒以下(特に好ましくは、例えば、30m/秒程度)とすることができる。
また、洗浄装置は、少なくとも吐出ユニット10を、気体吹出口(気体吹出スリット12)からの泡付勢用気体の吹き出し方向及び気体吹出口(気体吹出スリット12)の長手方向に対して交差する方向(例えば、図1における左方)に移動させる移動機構(不図示)を備えていてもよい。
この移動機構は、例えば、当該洗浄装置の構成のうち、上述したすべての構成を移動させるものであることが好ましい。
例えば、移動機構は、当該洗浄装置の構成のうち上述したすべての構成を支持する支持台と、当該支持台に設けられている車輪と、当該車輪を回転駆動させることによって、当該洗浄装置の構成のうち上述したすべての構成を水平(図1における左方)に移動させるエンジン又は電動モータなどのアクチュエータと、を備えている。
このように、洗浄装置は、泡吐出口11と気体吹出口(気体吹出スリット12)とが搭載された吐出ユニット10と、吐出ユニット10を気体吹出口(気体吹出スリット12)からの泡付勢用気体の吹き出し方向及び気体吹出口(気体吹出スリット12)の長手方向に対して交差する方向に移動させる移動機構(不図示)と、を備えていてもよい。
次に、本実施形態に係る洗浄装置を用いた洗浄方法を説明する。
この洗浄方法では、例えば、移動機構によって洗浄装置を移動させながら、泡吐出口11から泡を吐出するとともに、気体吹出スリット12から泡付勢用気体を吹き出す。これにより、例えば図5に示すように、泡52を洗浄対象物51の広い範囲に均一に付着させることができる。
この際に、例えば、洗浄対象物51の表面に付着した泡52を泡付勢用気体によって押圧することで、泡52を均一に薄く広げることができる。
或いは、泡吐出口11から吐出された泡を、泡付勢用気体によって加速させて、洗浄対象物51の表面に勢いよく付着させることで、泡52が均一に薄く広がった状態に付着させることができてもよい。
なお、各泡吐出口11からの泡の吐出と、各気体吹出スリット12からの泡付勢用気体の吹き出しと、移動機構による移動とは、それぞれ連続的に行う。
図5に示すように、例えば、泡吐出口11と気体吹出スリット12とのうち、泡吐出口11は、移動機構による吐出ユニット10の移動方向における進行方向側(図5における下側)に配置されており、気体吹出スリット12は、進行方向側とは逆側(図5における上側)に配置されている。
これにより、洗浄対象物51の表面に付着した泡52を泡付勢用気体によって押圧する動作を、より好適に実現できる。
ここで、本洗浄方法において、第1泡吐出口11aから吐出される泡となる薬液と、第2泡吐出口11bから吐出される泡となる薬液とで、濃度又は成分を異ならせることも好ましい。
また、本洗浄方法において、第1気体吹出スリット12aから吹き出される泡付勢用気体の流速(風速)と、第2気体吹出スリット12bから吹き出される泡付勢用気体の流速(風速)と、を異ならせることも好ましい。
なお、洗浄装置は移動機構を備えていなくてもよい。この場合、洗浄対象物(鉄道車両など)を洗浄装置に対して相対的に移動させながら、洗浄装置を用いて泡を洗浄対象物に付着させることにより、泡を洗浄対象物の広い範囲に均一に付着させることができる。
ここで、図6は、本実施形態に係る洗浄装置を用いて鉛直面に泡を実際に付着させた状態を撮像した結果を示す図である。
一方、図7は、比較形態に係る洗浄装置を用いて鉛直面に泡を実際に付着させた状態を撮像した結果を示す図である。
ここで、比較形態に係る洗浄装置は、気体吹出スリット12と、気体吹出スリット12に泡付勢用気体を供給する機構(ブロワ34及び泡付勢用気体供給管24)とを備えていない点で、本実施形態に係る洗浄装置と相違している。
また、図8から図10は、本実施形態に係る洗浄装置と比較形態に係る洗浄装置とをそれぞれ用いて鉛直面に泡を付着させたときの経時変化を表す一連の撮像結果を示す図である。
すなわち、図8から図10に示す泡B1は、図6に示す領域R11の泡に相当し、図8から図10に示す泡B2は、図7に示す領域R12の泡に相当する。
より詳細には、図8の状態は、本実施形態に係る洗浄装置を用いて鉛直面に泡を付着させた後、周縁の泡を拭き取って、矩形状の泡B1を残した後、泡B1の隣に泡B2を付着させた状態である。
図9の状態は、図8の状態の15秒後の状態である。図9の状態では、泡B1の位置は図8の状態からほぼ変化していないのに対して、泡B2は滑り落ち、図8の状態と比べて下に移動している。
図10の状態は、図9の状態の30秒後の状態である。図10の状態では、泡B1の位置は図8の状態からほぼ変化していないのに対して、泡B2は図9と比べて更に下方に滑り落ちている。
なお、泡B1と泡B2とは、互いに同等の体積の泡である。つまり、泡B1は、泡B2と比べて、より薄く均一に広がっている。よって、本実施形態に係る洗浄装置を用いることにより、泡の材料となる薬液の量を低減することもできることが分かる。例えば、泡B1は、泡B2の4倍程度の広さに広がっている。
以上のような第1実施形態によれば、洗浄装置は、洗浄対象物(鉄道車両の車体表面など)に向けて泡を吐出する泡吐出口11と、泡吐出口11の隣に配置されていて泡付勢用気体を吹き出すことにより泡吐出口11から吐出された泡を洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口(例えば気体吹出スリット12)と、を備えている。
よって、泡吐出口11から泡を吐出しながら、気体吹出口から泡付勢用気体を吹き出すことにより、泡吐出口11から吐出された泡を洗浄対象物側に付勢することができる。これにより、泡を洗浄対象物の表面上に薄く均一に付着させることができる。よって、泡が自重によって垂れることを抑制できるため、洗浄対象物に付着させた泡がより長く同じ位置に留まるようにできる。このため、薬液の反応による洗浄効果を十分に得ることができる。
また、単に泡を吐出して洗浄対象物に付着させる場合と比べて、泡の単位面積あたりに要する薬液の量を低減することができる。
また、泡吐出口11から吐出された泡を泡付勢用気体によって付勢するため、洗浄装置を屋外で使用する場合における風の影響を低減することができる。すなわち、風が吹いている状況下で洗浄装置を用いた場合でも、洗浄対象物の所望の位置に泡を付着させることができる。
また、洗浄装置は、泡を吐出する泡吐出口11とは別個に、泡付勢用気体を吹き出す気体吹出口を備えていることにより、泡の破泡を抑制できる。
つまり、仮に、気体吹出口から泡付勢用気体を吹き出す代わりに、泡吐出口11から泡をより高圧で吐出することで、洗浄対象物に向けた泡の勢いを確保しようとするならば、泡が泡吐出口11から吐出されて大気開放された際に破泡し易くなる。
これに対し、本実施形態では、泡吐出口11からの泡の吐出経路とは別系統の気体吹出口から吹き出された泡付勢用気体により、泡吐出口11から吐出された後の泡を、洗浄対象物に向けて付勢するため、泡の破泡を抑制できる。よって、泡が洗浄対象物に付着した後も、より長く泡が当該洗浄対象物の表面上に残留するようにできる。
〔第2実施形態〕
次に、図11を用いて第2実施形態に係る洗浄装置を説明する。
本実施形態に係る洗浄装置は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る洗浄装置と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る洗浄装置と同様に構成されている。
上記の第1実施形態では、泡吐出口11に泡を供給する系統が複数系統(例えば、複数の第1泡吐出口11aに泡を供給する第1泡供給部と複数の第2泡吐出口11bに泡を供給する第2泡供給部との2系統)である例を説明した。
また、上記の第1実施形態では、気体吹出スリット12に泡付勢用気体を供給する系統が複数系統(例えば、第1気体吹出スリット12aに泡付勢用気体を供給する第1泡付勢用気体供給部と、第2気体吹出スリット12bに泡付勢用気体を供給する第2泡付勢用気体供給部との2系統)である例を説明した。
これに対し、本実施形態の場合、気体吹出スリット12が1個であり、この気体吹出スリット12に沿って複数の泡吐出口11が並んで配置されており、且つ、泡吐出口11に泡を供給する系統と、気体吹出スリット12に泡を供給する系統と、がそれぞれ1系統ずつとなっている。
〔第3実施形態〕
次に、図12から図16を用いて第3実施形態に係る洗浄装置を説明する。
本実施形態に係る洗浄装置は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る洗浄装置と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る洗浄装置と同様に構成されている。
図12から図14に示すように、本実施形態の場合も、洗浄装置は、上下に並んで配置されている複数の泡吐出口(第1泡吐出口11a)により構成されている第1泡吐出口群と、第1泡吐出口群の下方において上下に並んで配置されている複数の泡吐出口(第2泡吐出口11b)により構成されている第2泡吐出口群と、を備えている。
本実施形態の場合、第1泡吐出口群における最上位置の泡吐出口(最も上に配置されている第1泡吐出口11a)と最下位置の泡吐出口(最も下に配置されている第1泡吐出口11a)との高低差が、第2泡吐出口群における最上位置の泡吐出口(最も上に配置されている第2泡吐出口11b)と最下位置の泡吐出口(最も下に配置されている第2泡吐出口11b)との高低差よりも大きい。つまり、図12に示す距離L1が、距離L2よりも長い。
従って、第1泡吐出口群の複数の泡吐出口(第1泡吐出口11a)から洗浄対象物に向けて泡が吐出される領域の上下寸法の方が、第2泡吐出口群の複数の泡吐出口(第2泡吐出口11b)から洗浄対象物に向けて泡が吐出される領域の上下寸法よりも大きい。
より詳細には、第1泡吐出口群に含まれる泡吐出口の数(第1泡吐出口11aの数)が、第2泡吐出口群に含まれる泡吐出口の数(第2泡吐出口11bの数)よりも多く、第1泡吐出口群の複数の泡吐出口が等間隔に配置されており(第1泡吐出口11aが等間隔に配置されており)、第2泡吐出口群の複数の泡吐出口が第1泡吐出口群における複数の泡吐出口の間隔と同じ間隔で等間隔に配置されている(第2泡吐出口11bどうしが第1泡吐出口11aどうしの間隔と同じ間隔で等間隔に配置されている)。
一例として、第1泡吐出口11aの数は9個であり、第2泡吐出口11bの数は6個である。ただし、第1泡吐出口11a及び第2泡吐出口11bの数は適宜に変更可能である。
図15に示すように、洗浄装置は、泡となる薬液を貯留する薬液貯留部(薬液タンク31)と、薬液貯留部から泡吐出口11に向けて薬液を圧送する薬液圧送部(薬液ポンプ36)と、薬液を希釈する希釈液(例えば水)を貯留する希釈液貯留部(水タンク35)と、希釈液貯留部から泡吐出口11に向けて希釈液を圧送する希釈液圧送部(水ポンプ37)と、希釈液で希釈された薬液と混合されて薬液を泡化する泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給部(エアコンプレッサー33)と、薬液圧送部により単位時間あたりに圧送される薬液の量と、希釈液圧送部により単位時間あたりに圧送される希釈液の量と、の比率を制御する混合比率制御部(制御部40)と、を備えている。
このため、混合比率制御部によって、水に対する薬液の混合比率を調節することができる。
例えば、混合比率制御部は、水の供給量は常時一定に維持させ、水に対する薬液の混合量を調節することによって、薬液の濃度を調節する。
洗浄装置は、薬液タンク31から泡吐出口11に向けて薬液を供給する薬液供給管25と、水タンク35から泡吐出口11に向けて水を供給する水供給管26と、エアコンプレッサー33から泡吐出口11に向けて泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給管22と、を備えている。
更に、洗浄装置は、水により希釈された薬液を泡吐出口11に向けて供給する希釈薬液供給管27と、泡供給管23と、を備えている。
薬液供給管25と水供給管26とは希釈薬液供給管27に合流している。
泡生成用気体供給管22と希釈薬液供給管27とは泡供給管23に合流している。
より詳細には、洗浄装置は、例えば、薬液タンク31として第1薬液タンク31a及び第2薬液タンク31bを備え、薬液ポンプ36として第1薬液ポンプ36a及び第2薬液ポンプ36bを備え、水タンク35として第1水タンク35a及び第2水タンク35bを備え、水ポンプ37として第1水ポンプ37a及び第2水ポンプ37bを備え、エアコンプレッサー33として第1エアコンプレッサー33a及び第2エアコンプレッサー33bを備えている。
更に、洗浄装置は、薬液供給管25として第1薬液供給管25aと第2薬液供給管25bとを備え、水供給管26として第1水供給管26aと第2水供給管26bとを備え、希釈薬液供給管27として第1希釈薬液供給管27aと第2希釈薬液供給管27bとを備え、泡生成用気体供給管22として第1泡生成用気体供給管22aと第2泡生成用気体供給管22bとを備え、泡供給管23として第1泡供給管23aと第2泡供給管23bとを備えている。
第1薬液ポンプ36aは、第1薬液供給管25aに設けられており、第1薬液タンク31aから複数の第1泡吐出口11aに向けて薬液を圧送する。
第1水ポンプ37aは、第1水供給管26aに設けられており、第1水タンク35aから複数の第1泡吐出口11aに向けて水を圧送する。
第1薬液供給管25aを通して圧送される薬液と第1水供給管26aを通して圧送される水とは第1希釈薬液供給管27aに合流することにより当該薬液が水により希釈され、希釈薬液が生成される。
第1希釈薬液供給管27aを通して供給される希釈薬液と第1泡生成用気体供給管22aを通して供給される泡生成用気体とは第1泡供給管23aに合流することにより、希釈薬液が泡化する。
なお、第1希釈薬液供給管27aと第1泡生成用気体供給管22aとの合流部、すなわち第1泡供給管23aの上流端を、合流部P1と称する。
同様に、第2薬液ポンプ36bは、第2薬液供給管25bに設けられており、第2薬液タンク31bから複数の第2泡吐出口11bに向けて薬液を圧送する。
第2水ポンプ37bは、第2水供給管26bに設けられており、第2水タンク35bから複数の第2泡吐出口11bに向けて水を圧送する。
第2薬液供給管25bを通して圧送される薬液と第2水供給管26bを通して圧送される水とは第2希釈薬液供給管27bに合流することにより当該薬液が水により希釈され、希釈薬液が生成される。
第2希釈薬液供給管27bを通して供給される希釈薬液と第2泡生成用気体供給管22bを通して供給される泡生成用気体とは第2泡供給管23bに合流することにより、希釈薬液が泡化する。
なお、第2希釈薬液供給管27bと第2泡生成用気体供給管22bとの合流部、すなわち第2泡供給管23bの上流端を、合流部P2と称する。
本実施形態の場合、ブロワ34は1つであり、泡付勢用気体供給管24は1本であり、気体吹出スリット12も1つである。
制御部40は、例えば、操作部50に対するオペレーターの操作に応じて、第1薬液ポンプ36aにより単位時間あたりに圧送される薬液の量と、第1水ポンプ37aにより単位時間あたりに圧送される希釈液の量との比率を調節する制御を行う一方で、第2薬液ポンプ36bにより単位時間あたりに圧送される薬液の量と、第2水ポンプ37bにより単位時間あたりに圧送される希釈液の量との比率を調節する制御を行う。
このため、制御部40は、第1泡吐出口11aから吐出される泡となる薬液の濃度と、第2泡吐出口11bから吐出される泡となる薬液の濃度と、を個別に調節することができる。
図12から図14に示すように、本実施形態の場合、洗浄ユニット100の気体絞り部14の数も1つである。この気体絞り部14の上端から下端に亘って1つの気体吹出スリット12が形成されている(図13、図14参照)。
気体絞り部14の外面には、泡生成管63と、複数の泡吐出口11を有する泡吐出管65と、が固定されている。
泡生成管63には、希釈薬液供給管27(図15)の下流端部を構成するエルボ管62と、泡生成用気体供給管22(図15)の下流端部を構成するエルボ管61と、泡生成管63の下流端と泡吐出管65の上流端とを接続している接続管64と、が設けられている。
泡供給管23(図15)は、例えば、泡生成管63、接続管64及び泡吐出管65により構成されている。
より詳細には、気体絞り部14には、第1泡生成管63aと、複数の第1泡吐出口11aを有する第1泡吐出管65aと、第2泡生成管63bと、複数の第2泡吐出口11bを有する第2泡吐出管65bと、が設けられている。
第1泡生成管63aには、第1希釈薬液供給管27aの下流端部を構成する第1エルボ管62aと、第1泡生成用気体供給管22aの下流端部を構成する第1エルボ管61aと、第1泡生成管63aの下流端と第1泡吐出管65aの上流端とを接続している第1接続管64aと、が設けられている。第1泡供給管23aは、第1泡生成管63a、第1接続管64a及び第1泡吐出管65aにより構成されている。
同様に、第2泡生成管63bには、第2希釈薬液供給管27bの下流端部を構成する第2エルボ管62bと、第2泡生成用気体供給管22bの下流端部を構成する第2エルボ管61bと、第2泡生成管63bの下流端と第2泡吐出管65bの上流端とを接続している第2接続管64bと、が設けられている。第2泡供給管23bは、第2泡生成管63b、第2接続管64b及び第2泡吐出管65bにより構成されている。
第1泡吐出管65a及び第2泡吐出管65bの各々は上下に延在している。第1泡吐出管65aの下方に第2泡吐出管65bが配置されており、第1泡吐出管65aと第2泡吐出管65bとは互いの延長上に配置されている。
第1泡吐出管65aは、気体吹出スリット12の上部に対して平行に配置されており、第2泡吐出管65bは、気体吹出スリット12の下部に対して平行に配置されている。
第1泡生成管63aは、第1泡吐出管65aに対して平行に配置されている。
第2泡生成管63bは、第2泡吐出管65bに対して平行に配置されている。
なお、図12から図14においては、第1希釈薬液供給管27aにおける導入端IN11(第1エルボ管62aへの導入端)よりも上流側の部分は、図示を省略している。
同様に、第2希釈薬液供給管27bにおける導入端IN12(第2エルボ管62bへの導入端)よりも上流側の部分は、図示を省略している。
同様に、第1泡生成用気体供給管22aにおける導入端IN21(第1エルボ管61aへの導入端)よりも上流側の部分は、図示を省略している。
同様に、第2泡生成用気体供給管22bにおける導入端IN22(第2エルボ管61bへの導入端)よりも上流側の部分は、図示を省略している。
ここで、図12から図14に示すように、泡生成管63における薬液と泡生成用気体との合流部から泡吐出管65が有する複数の泡吐出口11のうち最も上流側の泡吐出口11までの流路距離が、泡吐出管65が有する複数の泡吐出口11のうち最も上流側の泡吐出口11から最も下流側の泡吐出口11までの距離よりも短い。
すなわち、第1泡生成管63aにおける薬液と泡生成用気体との合流部P1から第1泡吐出管65aが有する複数の第1泡吐出口11aのうち最も上流側の第1泡吐出口11a(最も下に配置されている第1泡吐出口11a)までの流路距離が、第1泡吐出管65aが有する複数の第1泡吐出口11aのうち最も上流側の第1泡吐出口11a(最も下に配置されている第1泡吐出口11a)から最も下流側の第1泡吐出口11a(最も上に配置されている第1泡吐出口11a)までの距離L1(図12)よりも短い。
同様に、第2泡生成管63bにおける薬液と泡生成用気体との合流部P2から第2泡吐出管65bが有する複数の第2泡吐出口11bのうち最も上流側の第2泡吐出口11b(最も下に配置されている第2泡吐出口11b)までの流路距離が、第2泡吐出管65bが有する複数の第2泡吐出口11bのうち最も上流側の第2泡吐出口11b(最も下に配置されている第2泡吐出口11b)から最も下流側の第2泡吐出口11b(最も上に配置されている第2泡吐出口11b)までの距離L2(図12)よりも短い。
このように、本実施形態に係る洗浄装置は、泡となる薬液を供給する薬液供給管(希釈薬液供給管27(第1希釈薬液供給管27a、第2希釈薬液供給管27b))と、薬液と混合されて薬液を泡化する泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給管22(第1泡生成用気体供給管22a、第2泡生成用気体供給管22b)と、薬液供給管と泡生成用気体供給管22とが接続されていて薬液と泡生成用気体とが混合することにより薬液が泡化する泡生成管63(第1泡生成管63a、第2泡生成管63b)と、泡生成管63の下流側に接続されているとともに上流側から下流側に向けて所定間隔で配置されている複数の泡吐出口11(第1泡吐出口11a、第2泡吐出口11b)を有する泡吐出管65(第1泡吐出管65a、第2泡吐出管65b)とを備えている。
そして、泡生成管63における薬液と泡生成用気体との合流部から泡吐出管65が有する複数の泡吐出口11のうち最も上流側の泡吐出口11までの流路距離が、泡吐出管65が有する複数の泡吐出口11のうち最も上流側の泡吐出口11から最も下流側の泡吐出口11までの距離よりも短い。
このように、泡吐出口11のなるべく近くで薬液(本実施形態では希釈薬液)と泡生成用気体とを合流させることにより、流路内での泡の脈動を抑制でき、泡をより均一に且つ薄く洗浄対象物に塗布することができる。
また、泡吐出管65と泡生成管63とが互いに並列に延在している。
すなわち、第1泡吐出管65aと第1泡生成管63aとが互いに並列に延在しており、第2泡吐出管65bと第2泡生成管63bとが互いに並列に延在している。
また、泡吐出管65は上下に延在しており、泡吐出管65は、当該泡吐出管65の上流端が下、当該泡吐出管65の下流端が上に配置されている。
すなわち、第1泡吐出管65aは上下に延在しており、第1泡吐出管65aは、当該第1泡吐出管65aの上流端が下、当該第1泡吐出管65aの下流端が上に配置されている。
同様に、第2泡吐出管65bは上下に延在しており、第2泡吐出管65bは、当該第2泡吐出管65bの上流端が下、当該第2泡吐出管65bの下流端が上に配置されている。
なお、第1泡吐出管65a及び第2泡吐出管65bの各々の上端は封止されている(行き止まりとなっている)。
泡吐出管65の泡吐出口11からの泡の吐出量は、泡吐出管65の下流端側ほど多くなる傾向がある。このため、より上方に位置する泡吐出口11から、より多くの泡を吐出できるようになる。よって、起立面に塗布され後で泡が垂れてきた場合でも、この垂れてきた泡によって効率的に洗浄が可能となる。すなわち、垂れた泡が無駄になりにくいようにできる。
また、気体吹出口(気体吹出スリット12)は、泡吐出管65の長手方向に沿う長尺なスリット状に形成されている。
すなわち、気体吹出スリット12は、第1泡吐出管65a及び第2泡吐出管65bの長手方向に沿う長尺なスリット状に形成されている。
本実施形態に係る洗浄装置は、鉄道車両70(図16)の洗浄に好適に用いられる。
図16に示すように、一般的に、鉄道車両70の車体71の側面には、窓72が設けられている。
一般的に車体71において、窓72の下縁よりも下方の部分(図16における下縁指示線ULよりも下の部分)は、窓72の下縁よりも上方の部分(図16における下縁指示線ULよりも上の部分)と比べて、より汚れやすい。しかも、車体71において窓72の下縁よりも下方の部分の汚れは、車体71に付着した鉄粉に起因する錆などの汚れを含んでいることが多いため、汚れが落ちにくい。
このため、車体71において窓72の下縁よりも下方の部分を洗浄するための泡は、車体71において窓72の下縁よりも上方の部分を洗浄するための泡と比べて、より洗浄性の高い薬液(希釈薬液)を用いて生成したり、同種の薬液であってもより高濃度の薬液(希釈薬液)を用いて生成したりすることが好ましい。
車体71において窓72の下縁よりも下方の部分を洗浄するための泡は、例えば、酸性の薬液を用いて生成することが好ましい。
一方、窓72は、例えば、ポリカーボネートなどの材料により構成されており、酸に侵されやすい場合がある。このため、車体71において窓72の下縁よりも下方の部分を洗浄するための泡は、例えば、アルカリ性の薬液を用いて生成することが好ましい。
また、車体71において窓72の下縁よりも下方の部分を洗浄するための泡となる薬液と、車体71において窓72の下縁よりも上方の部分を洗浄するための泡となる薬液とが互いに同種のものである場合は、後者の濃度をより低く(前者の濃度をより高く)設定することが好ましい。
つまり、第1薬液タンク31aにはアルカリ性の薬液を貯留する一方で、第2薬液タンク31bには酸性の薬液を貯留することが、一例として挙げられる。
また、第1希釈薬液供給管27aを介して供給される希釈薬液の濃度が、第2希釈薬液供給管27bを介して供給される希釈薬液の濃度よりも低くなるように、制御部40によって第1薬液ポンプ36a、第2薬液ポンプ36b、第1水ポンプ37a及び第2水ポンプ37bを制御することが、他の一例として挙げられる。
また、車体71において、窓72の下縁よりも上方の部分の上下寸法と、窓72の下縁よりも下方の部分の上下寸法とは、互いに均等では無いことが多く、典型的には9:6程度となっている。
このため、図12に示す距離L1が距離L2よりも長いことによって、車体71において窓72の下縁よりも上方の部分と、窓72の下縁よりも下方の部分とに対して、それぞれ適切な薬液を用いて生成された泡を吐出し、それぞれ好適に洗浄を行うことができる。
より詳細には、上述のように、第1泡吐出口11aの数は9個であり、第2泡吐出口11bの数は6個であることによって、一層好適な洗浄が可能である。
なお、鉄道車両70をレール75に沿って低速で走行させながら、洗浄装置から車体71に対して泡を吹き付けて塗布することができる。
以上、図面を参照して実施形態及びその変形例を説明したが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、第1実施形態では、複数の気体吹出スリット12(例えば第1気体吹出スリット12aと第2気体吹出スリット12b)に対して、個別のブロワ34(例えば第1ブロワ34aと第2ブロワ34b)から泡付勢用気体を供給する例を説明したが、複数の気体吹出スリット12に対して、共通のブロワ34から泡付勢用気体を分配供給しても良い。
同様に、第1実施形態では、洗浄装置が、複数の第1泡吐出口11a用の系統である第1泡供給部と、複数の第2泡吐出口11b用の系統である第2泡供給部と、を別個に備える例を説明したが、複数の第1泡吐出口11aと、複数の第2泡吐出口11bとに対して、共通の泡供給部から、泡を分配供給しても良い。
本実施形態は以下の技術思想を包含する。
(1)洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
を備える洗浄装置。
(2)前記気体吹出口は、一方向に長尺なスリット状に形成されており、
複数の前記泡吐出口が、前記気体吹出口の長手方向に沿って並んで配置されている(1)に記載の洗浄装置。
(3)前記気体吹出口と、当該気体吹出口に沿って並んでいる複数の前記泡吐出口と、の組を複数組備え、
各組毎に、前記泡となる薬液が異なる(2)に記載の洗浄装置。
(4)前記気体吹出口と、当該気体吹出口に沿って並んでいる複数の前記泡吐出口と、の組を複数組備え、
各組毎に、前記気体吹出口からの前記泡付勢用気体の吹き出し速度が異なる(2)又は(3)に記載の洗浄装置。
(5)前記気体吹出口と前記泡吐出口との距離が、前記複数の泡吐出口どうしの距離よりも短い(2)から(4)のいずれか一項に記載の洗浄装置。
(6)前記泡吐出口と前記気体吹出口とが搭載された吐出ユニットと、
前記吐出ユニットを前記気体吹出口からの前記泡付勢用気体の吹き出し方向及び前記気体吹出口の長手方向に対して交差する方向に移動させる移動機構と、
を備える(2)から(5)のいずれか一項に記載の洗浄装置。
(7)上下に並んで配置されている複数の前記泡吐出口により構成されている第1泡吐出口群と、
前記第1泡吐出口群の下方において上下に並んで配置されている複数の前記泡吐出口により構成されている第2泡吐出口群と、
を備えている(1)又は(2)に記載の洗浄装置。
(8)前記第1泡吐出口群における最上位置の前記泡吐出口と最下位置の前記泡吐出口との高低差が、前記第2泡吐出口群における最上位置の前記泡吐出口と最下位置の前記泡吐出口との高低差よりも大きい(7)に記載の洗浄装置。
(9)前記第1泡吐出口群に含まれる前記泡吐出口の数が、前記第2泡吐出口群に含まれる前記泡吐出口の数よりも多く、
前記第1泡吐出口群の複数の前記泡吐出口が等間隔に配置されており、
前記第2泡吐出口群の複数の前記泡吐出口が前記第1泡吐出口群における複数の前記泡吐出口の間隔と同じ間隔で等間隔に配置されている(8)に記載の洗浄装置。
(10)前記泡となる薬液を貯留する薬液貯留部と、
前記薬液貯留部から前記泡吐出口に向けて前記薬液を圧送する薬液圧送部と、
前記薬液を希釈する希釈液を貯留する希釈液貯留部と、
前記希釈液貯留部から前記泡吐出口に向けて前記希釈液を圧送する希釈液圧送部と、
前記希釈液で希釈された前記薬液と混合されて前記薬液を泡化する泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給部と、
前記薬液圧送部により単位時間あたりに圧送される前記薬液の量と、前記希釈液圧送部により単位時間あたりに圧送される前記希釈液の量と、の比率を制御する混合比率制御部と、
を備えている(1)から(9)のいずれか一項に記載の洗浄装置。
(11)前記泡となる薬液を供給する薬液供給管と、
前記薬液と混合されて前記薬液を泡化する泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給管と、
前記薬液供給管と前記泡生成用気体供給管とが接続されていて前記薬液と前記泡生成用気体とが混合することにより前記薬液が泡化する泡生成管と、
前記泡生成管の下流側に接続されているとともに、上流側から下流側に向けて所定間隔で配置されている複数の前記泡吐出口を有する泡吐出管と、
を備え、
前記泡生成管における前記薬液と前記泡生成用気体との合流部から前記泡吐出管が有する前記複数の泡吐出口のうち最も上流側の前記泡吐出口までの流路距離が、前記泡吐出管が有する前記複数の泡吐出口のうち最も上流側の前記泡吐出口から最も下流側の前記泡吐出口までの距離よりも短い(1)から(10)のいずれか一項に記載の洗浄装置。
(12)前記泡吐出管と前記泡生成管とが互いに並列に延在している(11)に記載の洗浄装置。
(13)前記泡吐出管は上下に延在しており、
前記泡吐出管は、当該泡吐出管の上流端が下、当該泡吐出管の下流端が上に配置されている(11)又は(12)に記載の洗浄装置。
(14)前記気体吹出口は、前記吐出管の長手方向に沿う長尺なスリット状に形成されている(11)から(13)のいずれか一項に記載の洗浄装置。
(15)前記泡となる薬液を供給する薬液供給管と、
前記薬液と混合されて前記薬液を泡化する泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給管と、
前記薬液供給管と前記泡生成用気体供給管とが接続されていて、前記薬液と前記泡生成用気体とが混合されることにより生成された泡を前記泡吐出口に供給する泡供給管と、
前記気体吹出口に前記泡付勢用気体を供給する泡付勢用気体供給管と、
を備える(1)から(6)のいずれか一項に記載の洗浄装置。
(16)前記泡吐出口と前記気体吹出口とが搭載された吐出ユニットと、
前記吐出ユニットを揺動可能に軸支している支持部と、
を備える(1)から(15)のいずれか一項に記載の洗浄装置。
(17)前記吐出ユニットは、第1軸の軸周りに揺動可能であるとともに、前記第1軸に対して交差する第2軸の軸周りに揺動可能である(16)に記載の洗浄装置。
10 吐出ユニット
11 泡吐出口
11a 第1泡吐出口
11b 第2泡吐出口
12 気体吹出スリット(気体吹出口)
12a 第1気体吹出スリット(気体吹出口)
12b 第2気体吹出スリット(気体吹出口)
13 スリット構成板部
14 気体絞り部
14a 第1気体絞り部
14b 第2気体絞り部
141 気体導入部
15 支持部
16 軸支部
17 基台部
21 薬液供給管
21a 第1薬液供給管
21b 第2薬液供給管
22 泡生成用気体供給管
22a 第1泡生成用気体供給管
22b 第2泡生成用気体供給管
23 泡供給管
23a 第1泡供給管
23b 第2泡供給管
24 泡付勢用気体供給管
24a 第1泡付勢用気体供給管
24b 第2泡付勢用気体供給管
25 薬液供給管
25a 第1薬液供給管
25b 第2薬液供給管
26 水供給管
26a 第1水供給管
26b 第2水供給管
27 希釈薬液供給管
27a 第1希釈薬液供給管
27b 第2希釈薬液供給管
31 薬液タンク
31a 第1薬液タンク
31b 第2薬液タンク
32 液体ポンプ
32a 第1液体ポンプ
32b 第2液体ポンプ
33 エアコンプレッサー(泡生成用気体供給部)
33a 第1エアコンプレッサー(泡生成用気体供給部)
33b 第2エアコンプレッサー(泡生成用気体供給部)
34 ブロワ
34a 第1ブロワ
34b 第2ブロワ
35 水タンク
35a 水タンク
35b 水タンク
36 薬液ポンプ(薬液圧送部)
36a 第1薬液ポンプ(薬液圧送部)
36b 第2薬液ポンプ(薬液圧送部)
37 水ポンプ(希釈液圧送部)
37a 第1水ポンプ(希釈液圧送部)
37b 第2水ポンプ(希釈液圧送部)
40 制御部(混合比率制御部)
50 操作部
51 洗浄対象物
52 泡
61 エルボ管
61a 第1エルボ管
61b 第2エルボ管
62 エルボ管
62a 第1エルボ管
62b 第2エルボ管
63 泡生成管
63a 第1泡生成管
63b 第2泡生成管
64 接続管
64a 第1接続管
64b 第2接続管
65 泡吐出管
65a 第1泡吐出管
65b 第2泡吐出管
70 鉄道車両(洗浄対象物)
71 車体
72 窓
75 レール
100 洗浄ユニット

Claims (17)

  1. 洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
    前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
    を備え
    前記泡吐出口からの泡の吐出方向と、前記気体吹出口からの泡付勢用気体の吹き出し方向とは、互いに等しく設定されている洗浄装置。
  2. 洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
    前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
    を備え、
    前記気体吹出口は、一方向に長尺なスリット状に形成されており、
    複数の前記泡吐出口が、前記気体吹出口の長手方向に沿って並んで配置されており、
    前記気体吹出口と、当該気体吹出口に沿って並んでいる複数の前記泡吐出口と、の組を複数組備え、
    各組毎に、前記泡となる薬液が異なる洗浄装置。
  3. 洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
    前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
    を備え、
    前記気体吹出口は、一方向に長尺なスリット状に形成されており、
    複数の前記泡吐出口が、前記気体吹出口の長手方向に沿って並んで配置されており、
    前記気体吹出口と、当該気体吹出口に沿って並んでいる複数の前記泡吐出口と、の組を複数組備え、
    各組毎に、前記気体吹出口からの前記泡付勢用気体の吹き出し速度が異なる洗浄装置。
  4. 洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
    前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
    を備え、
    前記気体吹出口は、一方向に長尺なスリット状に形成されており、
    複数の前記泡吐出口が、前記気体吹出口の長手方向に沿って並んで配置されており、
    前記気体吹出口と前記泡吐出口との距離が、前記複数の泡吐出口どうしの距離よりも短い洗浄装置。
  5. 洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
    前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
    前記泡となる薬液を貯留する薬液貯留部と、
    前記薬液貯留部から前記泡吐出口に向けて前記薬液を圧送する薬液圧送部と、
    前記薬液を希釈する希釈液を貯留する希釈液貯留部と、
    前記希釈液貯留部から前記泡吐出口に向けて前記希釈液を圧送する希釈液圧送部と、
    前記希釈液で希釈された前記薬液と混合されて前記薬液を泡化する泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給部と、
    前記薬液圧送部により単位時間あたりに圧送される前記薬液の量と、前記希釈液圧送部により単位時間あたりに圧送される前記希釈液の量と、の比率を制御する混合比率制御部と、
    を備えている洗浄装置。
  6. 洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
    前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
    前記泡となる薬液を供給する薬液供給管と、
    前記薬液と混合されて前記薬液を泡化する泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給管と、
    前記薬液供給管と前記泡生成用気体供給管とが接続されていて前記薬液と前記泡生成用気体とが混合することにより前記薬液が泡化する泡生成管と、
    前記泡生成管の下流側に接続されているとともに、上流側から下流側に向けて所定間隔で配置されている複数の前記泡吐出口を有する泡吐出管と、
    を備え、
    前記泡生成管における前記薬液と前記泡生成用気体との合流部から前記泡吐出管が有する前記複数の泡吐出口のうち最も上流側の前記泡吐出口までの流路距離が、前記泡吐出管が有する前記複数の泡吐出口のうち最も上流側の前記泡吐出口から最も下流側の前記泡吐出口までの距離よりも短い洗浄装置。
  7. 前記泡吐出管と前記泡生成管とが互いに並列に延在している請求項に記載の洗浄装置。
  8. 前記泡吐出管は上下に延在しており、
    前記泡吐出管は、当該泡吐出管の上流端が下、当該泡吐出管の下流端が上に配置されている請求項又はに記載の洗浄装置。
  9. 前記気体吹出口は、前記泡吐出管の長手方向に沿う長尺なスリット状に形成されている請求項からのいずれか一項に記載の洗浄装置。
  10. 洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
    前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
    前記泡となる薬液を供給する薬液供給管と、
    前記薬液と混合されて前記薬液を泡化する泡生成用気体を供給する泡生成用気体供給管と、
    前記薬液供給管と前記泡生成用気体供給管とが接続されていて、前記薬液と前記泡生成用気体とが混合されることにより生成された泡を前記泡吐出口に供給する泡供給管と、
    前記気体吹出口に前記泡付勢用気体を供給する泡付勢用気体供給管と、
    を備える洗浄装置。
  11. 洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
    前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
    前記泡吐出口と前記気体吹出口とが搭載された吐出ユニットと、
    前記吐出ユニットを揺動可能に軸支している支持部と、
    を備える洗浄装置。
  12. 前記吐出ユニットは、第1軸の軸周りに揺動可能であるとともに、前記第1軸に対して交差する第2軸の軸周りに揺動可能である請求項1に記載の洗浄装置。
  13. 洗浄対象物に向けて泡を吐出する泡吐出口と、
    前記泡吐出口の隣に配置されていて、泡付勢用気体を吹き出すことにより、前記泡吐出口から吐出された泡を前記洗浄対象物の方に向けて付勢する気体吹出口と、
    上下に並んで配置されている複数の前記泡吐出口により構成されている第1泡吐出口群と、
    前記第1泡吐出口群の下方において上下に並んで配置されている複数の前記泡吐出口により構成されている第2泡吐出口群と、
    を備えている洗浄装置。
  14. 前記第1泡吐出口群における最上位置の前記泡吐出口と最下位置の前記泡吐出口との高低差が、前記第2泡吐出口群における最上位置の前記泡吐出口と最下位置の前記泡吐出口との高低差よりも大きい請求項13に記載の洗浄装置。
  15. 前記第1泡吐出口群に含まれる前記泡吐出口の数が、前記第2泡吐出口群に含まれる前記泡吐出口の数よりも多く、
    前記第1泡吐出口群の複数の前記泡吐出口が等間隔に配置されており、
    前記第2泡吐出口群の複数の前記泡吐出口が前記第1泡吐出口群における複数の前記泡吐出口の間隔と同じ間隔で等間隔に配置されている請求項14に記載の洗浄装置。
  16. 前記気体吹出口は、一方向に長尺なスリット状に形成されており、
    複数の前記泡吐出口が、前記気体吹出口の長手方向に沿って並んで配置されている請求項1から15のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  17. 前記気体吹出口は、一方向に長尺なスリット状に形成されており、
    複数の前記泡吐出口が、前記気体吹出口の長手方向に沿って並んで配置されており、
    当該洗浄装置は、
    前記泡吐出口と前記気体吹出口とが搭載された吐出ユニットと、
    前記吐出ユニットを前記気体吹出口からの前記泡付勢用気体の吹き出し方向及び前記気体吹出口の長手方向に対して交差する方向に移動させる移動機構と、
    を備える請求項から12のいずれか一項に記載の洗浄装置。
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