JP7097115B2 - ガラス焼結体の製造方法 - Google Patents
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Description
なお、ここでは光通信用光ファイバのプリフォームについて説明したが、ファイバレーザ用やその他の光ファイバプリフォームをスラリーキャスト法により製造する場合も同様の問題がある。
石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、円柱状の孔形成用ロッドが配置された円筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する円柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
を有する、貫通孔を有するガラス焼結体を製造する方法であって、
貫通孔を有するガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上において、前記ガラス焼結体の外周に内接し、且つ前記貫通孔に外接する仮想円のうち直径が最大となる最大仮想円が、14mm以上、58mm以下の直径を有するように、前記成形型の内径、前記孔形成用ロッドの直径が設定され、前記孔形成用ロッドが配置されているものである。
石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、円柱状の孔形成用ロッドが配置された円筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する円柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
を有する、貫通孔を有するガラス焼結体を製造する方法であって、
前記ガラス焼結体が複数の貫通孔を有しており、
前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上の前記複数の貫通孔に囲まれた領域において、前記貫通孔の外周に外接する仮想円を第2仮想円と規定したとき、前記第2仮想円の直径が、14mm以上、58mm以下となるように、前記成形型の内径、前記孔形成用ロッドの直径が設定され、前記孔形成用ロッドが配置されているものである。
石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、円柱状の孔形成用ロッドが配置された円筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する円柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
を有する、貫通孔を有するガラス焼結体を製造する方法であって、
ガラス焼結体が1個の貫通孔を有するとき、前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上において、前記ガラス焼結体の外周に内接し、且つ前記貫通孔に外接する仮想円のうち直径が最大となる仮想円の直径を2a、前記ガラス焼結体の外径を2R、前記貫通孔の数をn、前記貫通孔の直径を2r、前記貫通孔間の最近接部の間隔を2S、前記スラリーに含まれる前記石英ガラス粉体の量を100重量部としたときの前記硬化性樹脂の重量部をCとしたときに、以下の式(1)で定義されるBth値が73.5以下になるように各工程が行われるものである。
Bth={aC2(R2-nr2)/(R+nr)}/1000 ・・・(1)
(ただし、R≧15、C≧7.5。a、R、r、Sは単位をmmで表したときの値である。)
石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、円柱状の孔形成用ロッドが配置された円筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する円柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
を有する、貫通孔を有するガラス焼結体を製造する方法であって、
ガラス焼結体が複数の貫通孔を有するとき、前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面において、前記ガラス焼結体の外周に内接し、且つ前記貫通孔に外接する仮想円のうち直径が最大となる仮想円、及び、前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上の前記複数の貫通孔に囲まれた領域において、前記貫通孔の外周に外接する仮想円のうち、直径が大きい仮想円の直径を2a、前記ガラス焼結体の外径を2R、前記貫通孔の数をn、前記貫通孔の直径を2r、前記貫通孔間の最近接部の間隔を2S、前記スラリーに含まれる前記石英ガラス粉体の量を100重量部としたときの前記硬化性樹脂の重量部をCとしたときに、以下の式(1)で定義されるBth値が73.5以下になるように各工程が行われるものである。
Bth={aC2(R2-nr2)/(R+nr)}/1000 ・・・(1)
(ただし、R≧15、C≧7.5。a、R、r、Sは単位をmmで表したときの値である。)
石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、孔形成用ロッドが配置された筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
を有する、貫通孔を有するガラス焼結体を製造する方法であって、
貫通孔を有するガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上において、前記ガラス焼結体の外周に内接し、且つ前記貫通孔に外接する仮想円のうち直径が最大となる最大仮想円が、14mm以上、58mm以下の直径を有するように、前記成形型の形状、前記孔形成用ロッドの形状が設定され、前記孔形成用ロッドが配置されているものである。
石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、円柱状の孔形成用ロッドが配置された円筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する円柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
を有する、貫通孔を有するガラス焼結体を製造する方法であって、
貫通孔を有するガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上において、前記ガラス焼結体の外周に内接し、且つ前記貫通孔に外接する仮想円のうち直径が最大となる最大仮想円が、14mm以上、58mm以下の直径を有するように、前記成形型の内径、前記孔形成用ロッドの直径が設定され、前記孔形成用ロッドが配置されているものである。
石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、円柱状の孔形成用ロッドが配置された円筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する円柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
前記ガラス焼結体が複数の貫通孔を有しており、
前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上の前記複数の貫通孔に囲まれた領域において、前記貫通孔の外周に外接する仮想円を第2仮想円と規定したとき、この第2仮想円の直径が14mm以上、58mm以下となるように、前記成形型の内径、前記孔形成用ロッドの直径が設定され、前記孔形成用ロッドが配置されているものである。
そこで、上述の製造方法においては、前記成形体が複数個の前記貫通孔を有しているときは、隣り合う2個の貫通孔の最近接部の間隔が3mm以上、58mm以下であることが好ましい。
石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、円柱状の孔形成用ロッドが配置された円筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する円柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
を有する、貫通孔を有するガラス焼結体を製造する方法であって、
ガラス焼結体が1個の貫通孔を有するとき、前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上において、前記ガラス焼結体の外周に内接し、且つ前記貫通孔に外接する仮想円のうち直径が最大となる仮想円の直径を2a、前記ガラス焼結体の外径を2R、前記貫通孔の数をn、前記貫通孔の直径を2r、前記貫通孔間の最近接部の間隔を2S、前記スラリーに含まれる前記石英ガラス粉体の量を100重量部としたときの前記硬化性樹脂の重量部をCとしたときに、以下の式(1)で定義されるBth値が73.5以下になるように、
また、
ガラス焼結体が複数の貫通孔を有するとき、前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面において、前記ガラス焼結体の外周に内接し、且つ前記貫通孔に外接する仮想円のうち直径が最大となる仮想円、及び、前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上の前記複数の貫通孔に囲まれた領域において、前記貫通孔の外周に外接する仮想円のうち、直径が大きい仮想円の直径を2a、前記ガラス焼結体の外径を2R、前記貫通孔の数をn、前記貫通孔の直径を2r、前記貫通孔間の最近接部の間隔を2S、前記スラリーに含まれる前記石英ガラス粉体の量を100重量部としたときの前記硬化性樹脂の重量部をCとしたときに、以下の式(1)で定義されるBth値が73.5以下になるように、各工程が行われるものである。
Bth={aC2(R2-nr2)/(R+nr)}/1000 ・・・(1)
(ただし、R≧15、C≧7.5。a、R、r、Sは単位をmmで表したときの値である。)
光ファイバは光ファイバプリフォーム(以下、プリフォームとする)を紡糸することで形成される。そのため、通常、プリフォームは、その軸方向と直交する断面(横断面)が、光ファイバの横断面とほぼ相似形となるように設計される。光ファイバに対するプリフォームの相似比が大きいほど、プリフォームから形成される光ファイバが長くなる。
2a=R-r ・・・(2)
2a=(R2+S2+2rS)/(R+r)・・・(3)
2a=(R2-2(S+r)R+(2S2+r2+4rS))/(R-S)・・・(4)
なお、上述した式(2)~(4)では、数字とアルファベットの間、アルファベットとアルファベットの間の乗算記号(×)を省略している。
2a=(R2-2.75(S+r)R+(2.89S2+1.89r2+5.79Sr))/(R-1.38S-0.38r)・・・(5)
2b=3.40S+1.40r・・・(6)
2a=(R2-3.46(S+r)R+(4S2+3r2+8Sr))/(R-1.73S-0.73r)・・・(7)
製造例1では、サンプル1及びサンプル2という2種類のガラス焼結体を製造した。サンプル1、2のスラリーに含まれる石英ガラス粉末、蒸留水、硬化性樹脂、分散剤の処方、乾燥工程、脱脂工程及び焼結工程の温度条件は以下の表1に示した通りである。温度条件は、いずれもピーク温度を示している。
貫通孔を有しないガラス焼結体の外径は、図2~6に示した、貫通孔を有するガラス焼結体の横断面のクラッド領域20に設定される仮想円30の直径とみなすことができる。つまり、製造例1の結果から、仮想円の直径が30mm以下となるように成形体の外径、貫通孔の内径、貫通孔の配置を設計すれば、成形体に含まれる蒸留水を乾燥工程で除去でき、硬化性樹脂を脱脂工程で除去できることが推測された。
製造例2ではサンプル3~5という3種類のガラス焼結体を製造した。サンプル3~5のスラリーに含まれる石英ガラス粉末、蒸留水、硬化性樹脂、分散剤の処方、乾燥工程、脱脂工程及び焼結工程の温度条件は以下の表2に示す通りである。なお、製造例2の乾燥工程及び焼結工程の温度条件は製造例1と同じであるが、脱脂工程の温度条件は製造例1と製造例2とで若干異なる。すなわち、製造例1,2とも脱脂工程のピーク温度が850℃である点で共通するが、製造例2の方が製造例1よりもピーク温度に達するまでの時間を長くした。
製造例3では5種類のサンプル4,6~9のガラス焼結体を製造した。サンプル4,6~9のスラリーに含まれる石英ガラス粉末、蒸留水、硬化性樹脂、分散剤の処方、乾燥工程、脱脂工程及び焼結工程の温度条件は以下の表3に示す通りである。乾燥工程及び焼結工程の温度プロファイルは製造例1,2と同じにした。脱脂工程の温度プロファイルは製造例2と同じにした。サンプル4は、製造例2で用いたサンプル4と同じ条件でガラス焼結体を製造したものである。
製造例2の欄で説明した通り、サンプル4は、乾燥工程では成形体に割れは生じなかったが、脱脂工程で成形体にヒビが発生し、その後の焼結工程においてガラス焼結体に割れが生じた。また、サンプル8,9では、乾燥工程において成形体に割れが生じた(そのため、乾燥工程後の脱脂工程、焼結工程を行うことができなかった。)。一方、サンプル6,7では、いずれの工程でも、成形体、ガラス焼結体に割れは生じなかった。
製造例4では、7個のサンプル10~16のガラス焼結体を製造した。サンプル10~16のスラリー含まれる石英ガラス粉末、蒸留水、硬化性樹脂、分散剤の処方、乾燥工程、脱脂工程及び焼結工程の温度条件は以下の表5に示す通りである。また、製造例4では、乾燥工程の温度プロファイルを製造例1~3と同じにし、脱脂工程の温度プロファイルを製造例2,3と同じにした。
表5の「割れ(〇:なし、×:あり)」の欄に「×」が付されているサンプルは、乾燥工程、脱脂工程、焼結工程のいずれかで割れが生じたことを表しており、割れが生じた工程を備考欄に記載した。
(1)最大仮想円の直径が58.0mm以下であること。
(2)スラリーに含まれる石英ガラス100gに対する樹脂の量を7.1gよりも多くすし、且つ11.7g以下にすること。
(3)Bth値が73.5以下になるように、ガラス焼結体の形状を設定すること。
(4)ガラス焼結体が複数の貫通孔を有している場合は、隣り合う貫通孔の最近接部の間隔が58.0mm以下であること。
なお、最大仮想円の直径の下限値、Bth値の下限値、隣り合う貫通孔の最近接部の間隔の下限値は、ガラス焼結体に求められる機械的強度に応じて決定される。
例えば上記実施形態では、断面が円形状のガラス焼結体(つまり、円柱状のガラス焼結体)の製造例について説明したが、それに限らず、断面が多角形の柱状のガラス焼結体を製造する場合、断面形状は概ね円形状であるが、外周面の一部が平坦面であるような柱状のガラス焼結体を製造する場合にも、本発明の製造方法を適用することが可能である。
また、本発明の製造方法の乾燥工程で得られた円柱状の成形体の外周面の一部、あるいは全体を削って平坦面にした、その成形体を脱脂し、焼結してガラス焼結体を得るようにしてもよい。
20…クラッド領域
30…仮想円
100、200、300、400、500、601、610、620…ガラス焼結体
Claims (4)
- 石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、円柱状の孔形成用ロッドが配置された円筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する円柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
を有する、貫通孔を有するガラス焼結体を製造する方法であって、
前記スラリーに含まれる前記石英ガラス粉体の量を100重量部としたとき、前記硬化性樹脂の量が7.5重量部以上、11.5重量部以下であり、
前記ガラス焼結体が複数の貫通孔を有しており、
前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上において、前記ガラス焼結体の外周に内接し、且つ前記貫通孔に外接する仮想円、及び、前記横断面上の前記複数の貫通孔に囲まれた領域において、前記貫通孔の外周に外接する仮想円のうち、直径が最大となる最大仮想円の直径が、14mm以上、58mm以下となるように、前記成形型の内径、前記孔形成用ロッドの直径が設定され、前記孔形成用ロッドが配置されている、ガラス焼結体の製造方法。 - 請求項1に記載のガラス焼結体の製造方法において、
隣り合う2個の貫通孔の最近接部の間隔が3mm以上、58mm以下である、ガラス焼結体の製造方法。 - 石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、円柱状の孔形成用ロッドが配置された円筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する円柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
を有する、貫通孔を有するガラス焼結体を製造する方法であって、
前記スラリーに含まれる前記石英ガラス粉体の量を100重量部としたとき、前記硬化性樹脂の量が7.5重量部以上、11.5重量部以下であり、
ガラス焼結体が1個の貫通孔を有するとき、前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上において、前記ガラス焼結体の外周に内接し、且つ前記貫通孔に外接する仮想円のうち直径が最大となる仮想円の直径を2a、前記ガラス焼結体の外径を2R、前記貫通孔の数をn、前記貫通孔の直径を2r、前記貫通孔間の最近接部の間隔を2S、前記スラリーに含まれる前記石英ガラス粉体の量を100重量部としたときの前記硬化性樹脂の重量部をCとしたときに、以下の式(1)で定義されるB th 値が73.5以下になるように各工程が行われる、ガラス焼結体の製造方法。
B th ={aC 2 (R 2 -nr 2 )/(R+nr)}/1000 ・・・(1)
(ただし、R≧15、C≧7.5。a、R、r、Sは単位をmmで表したときの値である。) - 石英ガラス粉体、分散剤、硬化性樹脂及び溶媒を含むスラリーを、孔形成用ロッドが配置された筒状の収容部を有する成形型の前記収容部に充填し、前記硬化性樹脂を硬化させる工程と、
前記成形型内のスラリーが固化した後、前記スラリーの固化体から前記成形型及び前記孔形成用ロッドを脱離させて、両端面を貫通する貫通孔を有する柱状の成形体を得る工程と、
前記成形体を乾燥させる工程と、
乾燥させた前記成形体を脱脂する工程と、
脱脂した前記成形体を焼結する工程と
を有する、貫通孔を有するガラス焼結体を製造する方法であって、
前記スラリーに含まれる前記石英ガラス粉体の量を100重量部としたとき、前記硬化性樹脂の量が7.5重量部以上、11.5重量部以下であり、
前記ガラス焼結体が複数の貫通孔を有しており、
前記ガラス焼結体の中心軸と垂直な横断面上において、前記ガラス焼結体の外周に内接し、且つ前記貫通孔に外接する仮想円、及び、前記横断面上の前記複数の貫通孔に囲まれた領域において、前記ガラス焼結体の外周に内接せず、且つ前記貫通孔の外周に外接する仮想円のうち、直径が最大となる最大仮想円の直径が、14mm以上、58mm以下となるように、前記成形型の内径、前記孔形成用ロッドの直径が設定され、前記孔形成用ロッドが配置されている、ガラス焼結体の製造方法。
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2021
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Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009227548A (ja) | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Photonic Science Technology Inc | フォトニック結晶ファイバ用母材の製造方法及びフォトニック結晶ファイバの製造方法 |
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 山本潤,「スラリーキャスト法を用いたマルチコアファイバの作製」,電気情報通信学会技術研究報告,日本,一般社団法人 電子情報通信学会,2016年,第116巻, 第295号,第29-33ページ,ISSN 0913-5685 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2022027734A (ja) | 2022-02-14 |
| WO2022025285A1 (ja) | 2022-02-03 |
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