JP7097370B2 - 対象特有の菌血症転記を予測するための教師付き学習を使用するためのシステムおよび方法 - Google Patents
対象特有の菌血症転記を予測するための教師付き学習を使用するためのシステムおよび方法 Download PDFInfo
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Description
本出願は、2017年1月8日に出願された“PREDICTIVE BIOMARKERS FOR BACTEREMIA AND/OR PNEUMONIA”と題する米国仮出願番号第62/443,780号、および2017年1月12日に出願された”PREDICTIVE BIOMARKERS FOR BACTEREMIA AND/OR PNEUMONIAと題する米国仮出願番号第62/445,690号に基づく利益および優先権を主張しており、これら出願の全体の開示は、任意およびすべての目的のためにそれらの全体が本明細書中に援用される。
本発明は、Uniformed Services Universityによって授与されたHT9404-13-1-0032および HU0001-15-2-0001の下、政府支援でなされた。政府は本発明において特定の権利を有する。
本明細書では、対象が、菌血症または菌血症と関連付けられる症状を有する、もしくは発症する危険性の増加を有するかどうかを判定するためのシステムおよび方法が、説明される。また、対象の菌血症転帰を予測するためのシステムおよび方法、対象における菌血症転帰を予測するためのモデルを生成するためのシステムおよび方法、菌血症に関して対象の危険プロファイルを判定するためのシステムおよび方法、対象が菌血症を発症するリスクの増加を有することを判定する方法、および菌血症を発症する危険性の上昇を有することが判定される対象を処置する方法、対象におけるバイオマーカのパネルを検出する方法、および損傷を有する対象において危険因子を査定する方法、ならびに関連デバイスおよびキットも説明される。
院内感染症は、重病患者によく発生することである。実際、集中治療室(ICU)レベルの処置を要求する患者は、これらの病的合併症の3~5倍の増加を有する。これらの感染症は、外傷性損傷後の後期死亡の主な原因のままである。重病および重体患者に負担をかける最も一般的な合併症のうちの1つは、菌血症である。ICU患者の最大10%は、そのうちの多くが留置カテーテルに関連する、血流感染症を被る。
本明細書では、その症状の検出に先立って、および/またはその任意の検出可能な症状の発症に先立って、菌血症転帰を予測するための方法と、関連処置方法とを含む、対象が、菌血症または菌血症と関連付けられる症状を有する、もしくは発症する危険性の増加を有するかどうかを判定するためのシステムおよび方法が、説明される。そのような早期検出および/または処置の利点は、敗血症の回避、膿胸の回避、換気支援の必要性の回避、入院もしくは集中治療室の滞在期間の短縮、および/または医療費の削減を含み得る。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
対象の菌血症転帰を予測するための方法であって、
1つまたはそれを上回るプロセッサによって、複数の第1の対象毎に、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値および対応する菌血症転帰を受信するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、前記複数の臨床パラメータの第1の値を前記複数の第1の対象の対応する菌血症転帰に関連付ける訓練データベースを生成するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択するステップであって、モデルパラメータの各サブセットの数は、前記複数の臨床パラメータの数未満であり、モデルパラメータの各サブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと前記対応する菌血症転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表す、ステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、モデルパラメータのサブセット毎に、分類アルゴリズムを実行し、前記モデルパラメータのサブセットに基づいて、菌血症転帰の予測を生成するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、モデルパラメータの各対応するサブセットに基づいて実行される分類アルゴリズム毎に、菌血症転帰を予測することにおける前記分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットの性能のレベルを示す、少なくとも1つの性能メトリックを計算するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットの少なくとも1つの性能メトリックに基づいて、前記候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットを選択するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、少なくとも1つの第2の対象に関して、前記複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、前記モデルパラメータの対応するサブセットおよび前記少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、前記選択された候補分類アルゴリズムを実行し、前記少なくとも1つの第2の対象に特有の菌血症の予測転帰を計算するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、前記少なくとも1つの第2の対象に特有の菌血症の予測転帰を出力するステップと
を含む、方法。
(項目2)
対象における菌血症転帰を予測するためのモデルを生成するための方法であって、
1つまたはそれを上回るプロセッサによって、複数の第1の対象毎に、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値および対応する菌血症転帰を受信するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、前記複数の臨床パラメータの第1の値を前記複数の第1の対象の対応する菌血症転帰に関連付ける訓練データベースを生成するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択するステップであって、モデルパラメータの各サブセットの数は、前記複数の臨床パラメータの数未満であり、モデルパラメータの各サブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと前記対応する菌血症転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表す、ステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、モデルパラメータのサブセット毎に、分類アルゴリズムを実行し、前記モデルパラメータのサブセットに基づいて、菌血症転帰の予測を生成するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、モデルパラメータの各対応するサブセットに基づいて実行される分類アルゴリズム毎に、菌血症転帰を予測することにおける前記分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットの性能のレベルを示す、少なくとも1つの性能メトリックを計算するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットの少なくとも1つの性能メトリックに基づいて、前記候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットを選択するステップと、
前記1つまたはそれを上回るプロセッサによって、前記候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットを出力するステップと
を含む、方法。
(項目3)
対象の菌血症転帰を予測するための方法であって、
第2の対象に関して、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信するステップと、
前記第1の対象の少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、分類アルゴリズムを実行し、前記第1の対象に特有の菌血症転帰を予測するステップであって、前記分類アルゴリズムは、複数の変数選択アルゴリズムを使用し、前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することによって選択され、前記モデルパラメータのサブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと対応する菌血症転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表し、前記変数選択アルゴリズムは、複数の第1の対象の複数の臨床パラメータの第1の値および対応する菌血症転帰を使用して実行され、前記分類アルゴリズムは、菌血症転帰を予測する前記分類アルゴリズムの能力を示す性能メトリックにさらに基づいて選択される、ステップと、
前記第2の対象に特有の予測菌血症転帰を出力するステップと
を含む、方法。
(項目4)
前記対象は、爆風損傷、圧挫損傷、銃創、または四肢創傷等の菌血症を発症する危険に前記対象をさらす損傷を有する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目5)
前記モデルパラメータの対応するサブセットを使用して、前記候補分類アルゴリズムによって生成される前記予測菌血症転帰は、(i)前記第2の対象が菌血症を有するという指標または(ii)前記第2の対象が菌血症を発症する危険性があるという指標のうちの少なくとも1つを含み、
第1の対象毎に受信される前記菌血症転帰は、少なくとも1つの定量化された血液培養からの病原体の単離を通して診断される血液中の細菌の確認された存在に基づく、項目1または3のいずれかに記載の方法。
(項目6)
各第1の対象は、菌血症を発症する危険に前記対象をさらす損傷を有し、値が第1の対象毎に受信される、前記臨床パラメータは、性別、年齢、損傷の日付、損傷の場所、腹部損傷の存在、損傷の機構、創傷深度、創傷表面積、創傷清拭の回数、関連付けられる損傷、創傷閉鎖のタイプ、創傷閉鎖の成功、輸血の要件、輸血される血液製剤の総数、前記対象に投与される全血球の量、前記対象に投与される赤血球(RBC)の量、前記対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、前記対象に投与される血小板の量、全濃厚RBCのレベル、外傷重症度スコア(ISS)、頭部の簡易式外傷指数(AIS)、腹部のAIS、胸部(胸郭)のAIS、急性生理学および慢性健康評価II(APACHE II)スコア、前記対象からのサンプル中の臨界定着(CC)の存在、外傷性脳損傷の存在、外傷性脳損傷の重症度、入院期間、集中治療室(ICU)の滞在期間、人工呼吸器の装着日数、病院からの退院、院内感染症の発症、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP-10)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL-2R)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン-10(IL-10)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン-3(IL-3)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン-6(IL-6)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン-7(IL-7)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン-8(IL-8)のレベル、前記対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP-1)のレベル、前記対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、および前記対象からのサンプル中のエオタキシンのレベルから選択される少なくとも1つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目7)
各第1の対象は、菌血症を発症する危険に前記対象をさらす損傷を有し、値が第1の対象毎に受信される、前記臨床パラメータは、バイオマーカ臨床パラメータ、血液製剤の投与臨床パラメータ、または外傷重症度スコア臨床パラメータから選択される少なくとも1つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目8)
前記臨床パラメータは、前記対象からのサンプル中の上皮成長因子(EGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のエオタキシン-1(CCL11)のレベル、前記対象からのサンプル中の塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の肝細胞成長因子(HGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンアルファ(IFN-α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ(IFN-γ)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン10(IL-10)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン12(IL-12)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン13(IL-13)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン15(IL-15)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン17(IL-17)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1アルファ(IL-1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1ベータ(IL-1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1受容体拮抗薬(IL-1RA)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2(IL-2)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL-2R)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン3(IL-3)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン4(IL-4)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン5(IL-5)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン6(IL-6)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン7(IL-7)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン8(IL-8)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP-10)のレベル、前記対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP-1)のレベル、前記対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP-1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP-1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド5(CCL5)のレベル、前記対象からのサンプル中の腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)のレベル、または前記対象からのサンプル中の血管内皮細胞成長因子(VEGF)のレベル、前記対象に投与される全血球の量、前記対象に投与される赤血球(RBC)の量、前記対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、前記対象に投与される血小板の量、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、または全濃厚RBCのレベル、外傷重症度スコア(ISS)、腹部の簡易式外傷指数(AIS)、胸部(胸郭)のAIS、四肢のAIS、顔面のAIS、頭部のAIS、または皮膚のAISのうちの少なくとも1つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目9)
値が第1の対象毎に受信される、前記臨床パラメータは、Luminexプロテオームデータ、RNAseq、トランスクリプトームデータ、定量的ポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)データ、および定量的細菌学データから選択される少なくとも1つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目10)
値が第2の対象毎に受信される、前記臨床パラメータは、前記対象からのサンプル中のCCの存在、前記対象に投与される全RBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のIL-2Rのレベル、および前記対象からの血清サンプル中のMIGのレベルから選択される少なくとも1つを含む、項目1または3~9のいずれかに記載の方法。
(項目11)
前記候補分類アルゴリズムに対応する前記モデルパラメータのサブセットは、前記対象からのサンプル中のCCの存在、前記対象に投与される全RBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のIL-2Rのレベル、および前記対象からの血清サンプル中のMIGのレベルから選択される少なくとも2つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目12)
前記モデル性能スコアは、全アウトオブバッグ(OOB)誤差推定値、陽性分類OOB誤差推定値、陰性分類OOB誤差推定値、正確度スコア、またはカッパスコアのうちの少なくとも1つに基づく、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目13)
前記候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットを選択するステップは、各分類アルゴリズムを用いて決定曲線分析(DCA)を実行することを含み、前記DCAは、前記分類アルゴリズムによって生成される菌血症転帰に基づいて処置を提供するという純便益を示し、前記処置を提供するという最大純便益を有する、前記分類アルゴリズムを選択する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目14)
前記DCAを使用し、前記少なくとも1つの第2の対象の予測菌血症転帰を規定危険閾値と比較して、前記処置の純便益を判定するステップをさらに含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記候補分類アルゴリズムは、単純ベイズモデルである、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目16)
第1の対象毎に、第1の値が、少なくとも2つの臨床パラメータに関して受信され、前記第1の値は、単一の時点に対応する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目17)
値が受信される臨床パラメータの数が、前記訓練パラメータの数未満である、少なくとも1つの第1の対象を識別するステップと、
インピュテーションアルゴリズムを実行し、値が受信されない前記少なくとも1つの第1の対象と関連付けられる臨床パラメータに対応する、前記訓練パラメータのうちの少なくとも1つの帰属値を生成するステップと
をさらに含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目18)
前記複数の変数選択アルゴリズムは、inter.iambアルゴリズム、fast.iambアルゴリズム、iambアルゴリズム、gsアルゴリズム、mmpcアルゴリズム、またはsi.hiton.pcアルゴリズムのうちの少なくとも2つを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目19)
対象において菌血症転帰を予測するためのシステムであって、
1つまたはそれを上回るプロセッサと、メモリとを備える、処理回路であって、前記メモリは、
複数の第1の対象毎に、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値および対応する菌血症転帰を記憶する訓練データベースと、
機械学習エンジンであって、
複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択し、モデルパラメータの各サブセットの数は、前記複数の臨床パラメータの数未満であり、モデルパラメータの各サブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと前記対応する菌血症転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表し、
モデルパラメータのサブセット毎に、分類アルゴリズムを実行し、前記モデルパラメータのサブセットに基づいて、菌血症転帰の予測を生成し、
モデルパラメータの各対応するサブセットに基づいて実行される分類アルゴリズム毎に、菌血症転帰を予測することにおける前記分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットの性能のレベルを示す、少なくとも1つの性能メトリックを計算し、
候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットの少なくとも1つの性能メトリックに基づいて、前記候補分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットを選択する、
ように構成される、機械学習エンジンと、
予測エンジンであって、
少なくとも1つの第2の対象に関して、前記複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信し、
前記モデルパラメータの対応するサブセットおよび前記少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、前記選択された候補分類アルゴリズムを実行し、前記少なくとも1つの第2の対象に特有の菌血症の予測転帰を計算する、
ように構成される、予測エンジンと
を備える、処理回路と、
前記少なくとも1つの第2の対象に特有の菌血症の予測転帰を表示するように構成される、ディスプレイデバイスと
を備える、システム。
(項目20)
対象において菌血症転帰を予測するためのモデルを生成するためのシステムであって、
1つまたはそれを上回るプロセッサと、メモリとを備える、処理回路であって、前記メモリは、
複数の第1の対象毎に、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値および対応する菌血症転帰を記憶する、訓練データベースと、
機械学習エンジンであって、
複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択し、モデルパラメータの各サブセットの数は、前記複数の臨床パラメータの数未満であり、モデルパラメータの各サブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと前記対応する菌血症転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表し、
モデルパラメータのサブセット毎に、分類アルゴリズムを実行し、前記モデルパラメータのサブセットに基づいて、菌血症転帰の予測を生成し、
モデルパラメータの各対応するサブセットに基づいて実行される分類アルゴリズム毎に、菌血症転帰を予測することにおける前記分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットの性能のレベルを示す、少なくとも1つの性能メトリックを計算し、
候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットの少なくとも1つの性能メトリックに基づいて、前記候補分類アルゴリズムおよび前記モデルパラメータの対応するサブセットを選択し、
前記候補分類アルゴリズムおよびモデルパラメータの対応するサブセットを出力する、
ように構成される、機械学習エンジンと
を備える、処理回路を備える、システム。
(項目21)
対象において菌血症転帰を予測するためのシステムであって、
1つまたはそれを上回るプロセッサと、メモリとを備える、処理回路であって、前記メモリは、
予測エンジンであって、
第2の対象に関して、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信し、
前記第2の対象の少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、分類アルゴリズムを実行し、前記第2の対象に特有の菌血症転帰を予測し、前記分類アルゴリズムは、複数の変数選択アルゴリズムを使用し、前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することによって選択され、前記モデルパラメータのサブセットは、前記モデルパラメータのサブセットと対応する菌血症転帰との間の条件付き依存性を示す、ベイジアンネットワークのノードを表し、前記変数選択アルゴリズムは、複数の第1の対象の複数の臨床パラメータの第1の値および対応する菌血症転帰を使用して実行され、前記分類アルゴリズムは、菌血症転帰を予測する前記分類アルゴリズムの能力を示す性能メトリックにさらに基づいて選択される、
ように構成される、予測エンジンを備える、処理回路と、
前記第2の対象に特有の予測菌血症転帰を出力するように構成される、ディスプレイデバイスと
を備える、システム。
(項目22)
菌血症を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象において、随意に、その検出可能な症状の発症に先立って、菌血症の危険プロファイルを判定する方法であって、前記危険プロファイルは、前記対象からのサンプル中のCCの存在、前記対象に投与される全RBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のIL-2Rのレベル、および前記対象からの血清サンプル中のMIGのレベルから選択される1つまたはそれを上回る臨床パラメータに基づく、1つまたはそれを上回る成分を備え、
前記対象に関する前記1つまたはそれを上回る臨床パラメータを検出するステップと、
前記検出された臨床パラメータから前記対象の危険プロファイルの値を計算するステップと
を含む、方法。
(項目23)
随意に、その検出可能な症状の発症に先立って、菌血症を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象が、菌血症を発症する危険性の増加を有することを判定する方法であって、
前記対象からのサンプル中のCCの存在、前記対象に投与される全RBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のIL-2Rのレベル、および前記対象からの血清サンプル中のMIGのレベルから選択される、前記対象に関する1つまたはそれを上回る臨床パラメータを検出するステップと、
前記検出された臨床パラメータから前記対象の危険プロファイルの値を計算するステップと、
前記対象の危険プロファイルの値を参照危険プロファイル値と比較するステップであって、前記参照危険プロファイル値と比較した前記対象の危険プロファイルの値の増加は、前記対象が菌血症を発症する危険性の増加を有することを示す、ステップと
を含む、方法。
(項目24)
その検出可能な症状の発症に先立って、菌血症に対する処置を前記対象に投与するステップを含む、菌血症を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象を、菌血症に関して処置する方法であって、前記対象は、前記対象からのサンプル中のCCの存在、前記対象に投与される全RBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のIL-2Rのレベル、および前記対象からの血清サンプル中のMIGのレベルから選択される、1つまたはそれを上回る臨床パラメータから計算される危険プロファイル値によって判定されるような菌血症を発症する危険性の上昇を有することが前もって判定されている、方法。
(項目25)
前記参照危険プロファイル値と比較した前記対象の危険プロファイル値の増加は、前記対象が菌血症を発症する危険性の増加を有することを示す、項目22~24のいずれか1項に記載の方法。
(項目26)
前記参照危険プロファイル値は、前記対象に関して前もって検出された臨床パラメータから計算される、項目22~25のいずれか1項に記載の方法。
(項目27)
前記参照危険プロファイル値は、前記対象が前記損傷を有するときに前記対象に関して前もって検出された臨床パラメータから計算される、項目22~26のいずれか1項に記載の方法。
(項目28)
前記参照危険プロファイル値は、損傷を有する参照対象の集団に関して検出される臨床パラメータから計算される、項目22~25のいずれか1項に記載の方法。
(項目29)
前記参照危険プロファイル値は、前記参照対象が菌血症の検出可能な症状を有していなかったときに損傷を有する参照対象の集団に関して検出される臨床パラメータから計算される、項目22~25または28のいずれか1項に記載の方法。
(項目30)
前記方法は、前記対象における菌血症の検出可能な症状の発症に先立って行われる、項目22~29のいずれか1項に記載の方法。
(項目31)
1つまたはそれを上回る臨床パラメータは、血清サンプルおよび創傷流出物から選択される前記対象からのサンプル中で検出される、項目22~30のいずれか1項に記載の方法。
(項目32)
対象からの1つまたはそれを上回るサンプル中で、IL-2RおよびMIGから選択される1つまたはそれを上回るバイオマーカのレベルを測定するステップを含む、損傷を有する前記対象においてバイオマーカのレベルを検出する方法。
(項目33)
前記方法は、IL-2RおよびMIGのレベルを測定するステップを含む、項目32に記載の方法。
(項目34)
菌血症を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象において危険因子を査定する方法であって、前記対象からのサンプル中のCCの存在、前記対象に投与される全RBCのレベル、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、前記対象からの血清サンプル中のIL-2Rのレベル、および前記対象からの血清サンプル中のMIGのレベルから選択される、1つまたはそれを上回る危険因子を査定するステップを含む、方法。
(項目35)
項目22~34のいずれか1項に記載の方法を実施するためのキット。
(項目36)
その検出可能な症状の発症に先立って、菌血症を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象において菌血症を処置するための抗生物質であって、前記対象は、項目24に記載の方法によって判定されるように、菌血症を発症する危険性の上昇を有することが前もって判定されている、抗生物質。
(項目37)
その検出可能な症状の発症に先立って、菌血症を発症する危険に対象をさらす損傷を有する対象において菌血症を処置するための薬剤の調製における抗生物質の使用であって、前記対象は、項目24に記載の方法によって判定されるように、菌血症を発症する危険性の上昇を有することが前もって判定されている、抗生物質の使用。
定義
本明細書で使用される技術および科学用語は、別様に定義されない限り、本開示が関連する当業者によって一般的に理解される意味を有する。
用語「因子」、「危険因子」、および/または「成分」は、本明細書に説明される方法のうちのいずれかの実施に先立って、またはその間に、査定、検出、測定、受信、ならびに/もしく判定される、個々の構成要素を指すために使用される。便宜上、それらは、本明細書では臨床パラメータと称される。対象の臨床パラメータの実施例は、限定されないが、性別、年齢、損傷の日付、損傷の場所、腹部損傷の存在、損傷の機構、創傷深度、創傷表面積、創傷清拭の回数、関連付けられる損傷、創傷閉鎖のタイプ、創傷閉鎖の成功、輸血の要件、輸血される血液製剤の総数、対象に投与される全血球の量、対象に投与される赤血球(RBC)の量、対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、対象に投与される血小板の量、全濃厚RBCのレベル、外傷重症度スコア(ISS)、頭部の簡易式外傷指数(AIS)、腹部のAIS、胸部(胸郭)のAIS、急性生理学および慢性健康評価II(APACHE II)スコア、対象からのサンプル中の臨界定着(CC)の存在、外傷性脳損傷の存在、外傷性脳損傷の重症度、入院期間、集中治療室(ICU)の滞在期間、人工呼吸器の装着日数、病院からの退院、院内感染症の発症、対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP-10)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL-2R)のレベル、対象からの血清サンプル中のIL-2Rのレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン-10(IL-10)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン-3(IL-3)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン-6(IL-6)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン-7(IL-7)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン-8(IL-8)のレベル、対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP-1)のレベル、対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、および対象からのサンプル中のエオタキシンのレベルのうちのいずれか1つまたはそれを上回るものを含む。
種々の実施形態では、本開示のシステムおよび方法は、機械学習アルゴリズムを実行し、臨床データに基づいて診断予測を可能にするため等に、データマイニング、パターン認識、知的予測、および他の人工知能プロシージャを実施することができる。機械学習アルゴリズムは、限定された確実性の条件で決定を誘導し得る知識構造を明らかにするするように、ますます実装されている。手動技法を使用すると、これは、多数のデータ点が関与するため、可能ではないであろう。しかしながら、機械学習アルゴリズムを効果的に使用するために、機械学習アルゴリズムによって実装されるモデルの比較が、既存のデータから最適な結果を取り出すために要求され得る。
いくつかの実施形態では、対象特有の菌血症転帰を予測するための予測モデルを生成するための本明細書に説明されるシステムおよび方法は、2つの主要なステップ、すなわち、変数選択および2項分類の実行を伴う。変数選択の利点は、変数選択が、同一の分布からの他のデータセットへの一般化可能性を増加させようと試行する、変数の完全なセットの基礎的分布を表そうとする変数のより小さい次元セットを検索し得ることである。データセットが比較的小さい場合等のいくつかの実施形態では、算出時間は、考慮事項ではない場合がある。変数選択が、理論上、全変数セットの基礎的分布のより良好な表現に基づくため、それらは、より一般化可能であり、過剰適合の影響を受けにくいはずである。
訓練データベース105は、対象における菌血症転帰と関連付けられる臨床パラメータの値を記憶する。臨床パラメータの値は、複数の第1の対象毎に受信および記憶されることができる。第1の対象は、上記で議論されるように、菌血症を発症する危険に対象をさらす損傷、状態、もしくは創傷を有し得る。訓練データベース105は、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値および対応する菌血症転帰を受信および記憶することができる。訓練データベース105は、複数の臨床パラメータの第1の値を、複数の第1の対象毎に対応する菌血症転帰に関連付けることができる。いくつかの実施形態では、訓練データベース105は、対象毎に、単一の時点と関連付けられる、複数の臨床パラメータの第1の値を記憶する。
機械学習エンジン110は、変数として臨床パラメータの低減セットを使用する、菌血症転帰(およびその危険性)を予測するためのモデルを生成することができる。機械学習エンジン110は、変数選択(例えば、特徴選択、パラメータ選択)を実行し、複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することができる。変数選択は、訓練データベース105の中に記憶された危険プロファイル(例えば、菌血症転帰またはその関連付けられる危険性)に不可欠である、生物学的エフェクタおよび非生物学的エフェクタ成分を識別するために使用されることができる。機械学習エンジン110は、選択されたモデルパラメータに分類を実行し、菌血症転帰/危険予測を生成するための候補モデルを選択することができる。
図1に戻って、さらに図3を参照すると、いくつかの実施形態では、COPS100は、予測エンジン130を含む。予測エンジン130は、少なくとも1つの第2の対象に特有の菌血症転帰を予測することができる。少なくとも1つの第2の対象は、損傷を有し得る。予測エンジン130は、少なくとも1つの第2の対象に関して、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信することができる。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される方法は、菌血症に関して対象の危険プロファイルを判定すること、対象が菌血症を発症する危険性の増加を有するかどうかを判定すること、対象において危険因子を査定すること、バイオマーカのレベルを検出すること、および菌血症に関して対象を処置することに関する。本明細書に説明される方法の任意の実施形態によると、対象は、対象の血液系内の細菌の存在の検出に先立って等、菌血症の症状の検出に先立って査定されてもよい。本明細書に説明される方法の任意の実施形態によると、検査対象は、対象が上記に記載される1つまたはそれを上回る方法によって検出可能な対象の血液系内の検出可能なレベルの細菌を有することに先立って等、菌血症の任意の検出可能な症状の発症に先立って査定されてもよい。本明細書に説明される方法の任意の実施形態によると、検査対象は、爆風損傷、圧挫損傷、銃創、または四肢創傷等の菌血症を発症する危険に対象をさらす、損傷、状態、または創傷を有し得る。
いくつかの実施形態によると、対象において危険因子(例えば、臨床パラメータ)を査定する方法が提供され、本方法は、対象からのサンプル中の上皮成長因子(EGF)のレベル、対象からのサンプル中のエオタキシン-1(CCL11)のレベル、対象からのサンプル中の塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)のレベル、対象からのサンプル中の顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)のレベル、対象からのサンプル中の顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)のレベル、対象からのサンプル中の肝細胞成長因子(HGF)のレベル、対象からのサンプル中のインターフェロンアルファ(IFN-α)のレベル、対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ(IFN-γ)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン10(IL-10)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン12(IL-12)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン13(IL-13)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン15(IL-15)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン17(IL-17)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン1アルファ(IL-1α)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン1ベータ(IL-β)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン1受容体拮抗薬(IL-1RA)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン2(IL-2)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL-2R)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン3(IL-3)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン4(IL-4)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン5(IL-5)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン6(IL-6)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン7(IL-7)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン8(IL-8)のレベル、対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP-10)のレベル、対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP-1)のレベル、対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP-1α)のレベル、対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP-1β)のレベル、対象からのサンプル中のケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド5(CCL5)のレベル、対象からのサンプル中の腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)のレベル、対象からのサンプル中の血管内皮細胞成長因子(VEGF)のレベル、対象に投与される全血球の量、対象に投与される赤血球(RBC)の量、対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、対象に投与される血小板の量、対象に投与される全ての血液製剤の総和、全濃厚RBCのレベル、外傷重症度スコア(ISS)、腹部の簡易式外傷指数(AIS)、胸部(胸郭)のAIS、四肢のAIS、顔面のAIS、頭部のAIS、および皮膚のAISから選択される1つまたはそれを上回るもの等の1つまたはそれを上回る臨床パラメータを測定、査定、検出、検定、および/または判定するステップを含む、それから成る、もしくは本質的にそれから成る。
いくつかの実施形態によると、菌血症の危険プロファイルを判定する方法が提供され、危険プロファイルは、対象からのサンプル中の上皮成長因子(EGF)のレベル、対象からのサンプル中のエオタキシン-1(CCL11)のレベル、対象からのサンプル中の塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)のレベル、対象からのサンプル中の顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)のレベル、対象からのサンプル中の顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)のレベル、対象からのサンプル中の肝細胞成長因子(HGF)のレベル、対象からのサンプル中のインターフェロンアルファ(IFN-α)のレベル、対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ(IFN-γ)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン10(IL-10)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン12(IL-12)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン13(IL-13)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン15(IL-15)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン17(IL-17)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン1アルファ(IL-1α)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン1ベータ(IL-β)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン1受容体拮抗薬(IL-1RA)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン2(IL-2)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL-2R)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン3(IL-3)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン4(IL-4)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン5(IL-5)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン6(IL-6)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン7(IL-7)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン8(IL-8)のレベル、対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP-10)のレベル、対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP-1)のレベル、対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP-1α)のレベル、対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP-1β)のレベル、対象からのサンプル中のケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド5(CCL5)のレベル、対象からのサンプル中の腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)のレベル、対象からのサンプル中の血管内皮細胞成長因子(VEGF)のレベル、対象に投与される全血球の量、対象に投与される赤血球(RBC)の量、対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、対象に投与される血小板の量、対象に投与される全ての血液製剤の総和、全濃厚RBCのレベル、外傷重症度スコア(ISS)、腹部の簡易式外傷指数(AIS)、胸部(胸郭)のAIS、四肢のAIS、顔面のAIS、頭部のAIS、および皮膚のAISから選択される1つまたはそれを上回る臨床パラメータに基づく、1つまたはそれを上回る成分を備える、それから成る、もしくは本質的にそれから成る。そのような方法は、対象に関して1つまたはそれを上回る臨床パラメータを検出するステップと、検出された臨床パラメータから対象の危険プロファイル値を計算するステップとを含む、それから成る、または本質的にそれから成ってもよい。
いくつかの実施形態によると、その検出可能な症状の発症に先立って、菌血症に対する処置を対象に投与するステップを含む、随意に、菌血症の危険に対象をさらす損傷を有する、対象を菌血症に関して処置する方法が提供され、対象は、対象からのサンプル中の上皮成長因子(EGF)のレベル、対象からのサンプル中のエオタキシン-1(CCL11)のレベル、対象からのサンプル中の塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)のレベル、対象からのサンプル中の顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)のレベル、対象からのサンプル中の顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)のレベル、対象からのサンプル中の肝細胞成長因子(HGF)のレベル、対象からのサンプル中のインターフェロンアルファ(IFN-α)のレベル、対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ(IFN-γ)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン10(IL-10)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン12(IL-12)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン13(IL-13)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン15(IL-15)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン17(IL-17)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン1アルファ(IL-1α)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン1ベータ(IL-β)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン1受容体拮抗薬(IL-1RA)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン2(IL-2)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL-2R)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン3(IL-3)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン4(IL-4)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン5(IL-5)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン6(IL-6)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン7(IL-7)のレベル、対象からのサンプル中のインターロイキン8(IL-8)のレベル、対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP-10)のレベル、対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP-1)のレベル、対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP-1α)のレベル、対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP-1β)のレベル、対象からのサンプル中のケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド5(CCL5)のレベル、対象からのサンプル中の腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)のレベル、対象からのサンプル中の血管内皮細胞成長因子(VEGF)のレベル、対象に投与される全血球の量、対象に投与される赤血球(RBC)の量、対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、対象に投与される血小板の量、対象に投与される全ての血液製剤の総和、全濃厚RBCのレベル、外傷重症度スコア(ISS)、腹部の簡易式外傷指数(AIS)、胸部(胸郭)のAIS、四肢のAIS、顔面のAIS、頭部のAIS、および皮膚のAISから選択される、1つまたはそれを上回る臨床パラメータから計算される危険プロファイル値によって判定されるように、菌血症を発症する危険性の上昇を有することが前もって判定されている。いくつかの実施形態では、対象は、菌血症を発症する危険に対象をさらす損傷を有する。いくつかの実施形態では、菌血症を発症する危険性の増加は、その検出可能な症状の発症に先立って判定される。
いくつかの実施形態によると、本明細書に説明される方法のうちのいずれかを実施するためのキットが提供される。したがって、本発明は、上記で説明されるように、菌血症の危険プロファイルを判定するため、対象が菌血症を発症する危険性の増加を有するかどうかを判定するため、対象において危険因子を査定するため、対象が菌血症を発症する危険性の増加を有するかどうかを判定するため、対象においてバイオマーカのレベルを検出するため、対象においてバイオマーカのレベルの上昇を検出するため、および菌血症に関して対象を処置するためのキットを提供する。
当業者によって理解されるであろうように、本開示の側面は、システム、方法、またはコンピュータプログラム製品として具現化されてもよい。故に、本開示の側面は、完全にハードウェア実施形態、完全にソフトウェア実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)、または概して、本明細書では「回路」、「エンジン」、「モジュール」、もしくは「システム」と称され得る、ソフトウェアおよびハードウェア側面を備える実施形態の形態をとってもよい。さらに、本開示の側面は、その上に具現化されたコンピュータ可読プログラムコードを有する、1つまたはそれを上回るコンピュータ可読媒体で具現化されるコンピュータプログラム製品の形態をとってもよい。本開示の側面は、1つまたはそれを上回るアナログおよび/またはデジタル電気もしくは電子コンポーネントを使用して、実装されてもよく、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理、および/またはコンピュータプログラム製品の命令を実行することによって等、本明細書に説明される種々の入出力、制御、分析、および他の機能を実施するように構成される他のアナログならびに/もしくはデジタル回路要素を含んでもよい。
本実施例は、損傷がある73人の患者が登録された、観察研究を説明する。患者は、登録に続いて3回の操作の中央値が要求された。菌血症の発生率は、患者コホート内で22%であった。患者は、登録に続いて3回の操作の中央値を要求した。データセットは、116の創傷と、399のデータ収集時点とを含む。全てのモデル化結果が、5日の中央値の第1の利用可能な時間データ点を使用して生成された。モデルはまた、患者あたりの全身および臨床マーカを使用して生成された。
上記の最良の性質を伴うベイジアンネットワークは、mmpc選択変数セットであった。本モデルは、以下の変数、すなわち、血液Bethesda、RBC(赤血球)Bethesda(両方ともWRNMMCにおいて受容される血液製剤の体積の測定値)、臨界定着(1グラムの組織あたり、または1μlの創傷流出物あたりの106CFUを上回る存在)、血清IL2R、および血清MIGを含んだ。ランダムフォレストモデル化およびROC/AUC分析の結果は、0.721のAUCを伴う全変数モデルを示し、かつ0.834のAUCを伴うmmpc選択変数モデルを示す。後者のモデルの感度が、0.500であった一方で、特異性は、0.912であった。これは、菌血症陽性症例の50%が本モデルを用いて予測されたことを実証する。DCA曲線はまた、全およびmmpc選択変数モデルの両方の測定可能な純便益も示す。
ランダムフォレストが菌血症ステータスの予測を行うために使用される、プロセスが、図3を参照して図示される。図3は、ランダムフォレストの単一の要素を描写し、これは、ランダムフォレストが、臨床パラメータ、すなわち、Blood_Bethesda、RBC_Bethesda、Ser2x_IL2R、Ser2x_MIG、およびCCを使用して、菌血症の状態の予測を行うために使用される、プロセスを図示する、決定ツリーまたはCART(分類および回帰ツリー)である。CARTおよびランダムフォレストが構築される方法についての詳細に関しては、「Classification and Regression Trees」 (Breiman et al., 1984)および「Random Forests」 (Breiman, 2001)を参照されたい。オリジナル患者データセットは、訓練および試験観察に分割され、訓練観察は、ランダムフォレストを構築するために使用される。
* * * * *
Brown RB, Hosmer D, Chen HC, Teres D, Sands M, Bradley S, Opitz E, Szwedzinski D, Opalenik D. A comparison of infections in different ICUs within the same hospital. Crit Care Med. 1985 Jun; 13(6): 472-6.
Claims (21)
- 対象における菌血症転帰を予測するためのモデルを生成する方法であって、
複数の臨床パラメータの複数の値の第1の組と、複数の第1の対象と関連付けられた菌血症転帰とを記憶する訓練データベースを生成することと、
複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することと、
モデルパラメータの複数のサブセットの各々に対して複数の分類アルゴリズムの各々を実行し、菌血症転帰の予測を生成することと、
前記菌血症転帰の予測に従って、前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられた性能メトリックを計算することと、
前記性能メトリックに従って、前記複数の分類アルゴリズムから候補分類アルゴリズムを選択することと、
菌血症転帰を予測するためのモデルを出力することであって、前記モデルは、モデルパラメータの関連付けられたサブセットを伴う前記候補分類アルゴリズムを備える、ことと
を含む、方法。 - 前記訓練データベース内に記憶されているデータを前処理することをさらに含み、
前記前処理することは、
前記複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値が欠落していることを判定することと、
欠落している前記複数の臨床パラメータのうちの前記少なくとも1つの臨床パラメータのための参照値を推定することと、
前記複数の臨床パラメータのうちの前記少なくとも1つの臨床パラメータの前記第1の値として前記参照値を前記訓練データベース内に記憶することと
を含む、請求項1に記載の方法。 - 前記複数の変数選択アルゴリズムは、機械学習アルゴリズム、教師付き機械学習アルゴリズム、Grow-Shrinkアルゴリズム、Incremental Association Markov Blanketアルゴリズム、またはSemi-Interleaved Hiton-PCアルゴリズムのうちの少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の方法。
- 前記分類アルゴリズムは、線形判別分析、分類および回帰ツリー、決定ツリー学習、ランダムフォレストモデル、最近傍、サポートベクターマシン、ロジスティック回帰、一般化線形モデル、ベイジアンモデル、またはニューラルネットワークのうちの少なくとも1つを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記性能メトリックに従って前記複数の分類アルゴリズムから候補分類アルゴリズムを選択することは、
各分類アルゴリズムを用いて決定曲線分析(DCA)を実行することであって、前記DCAは、前記分類アルゴリズムによって生成される菌血症転帰に基づいて処置を提供することの純便益に対して、対象が前記処置を選ぶ閾値確率の関数をプロットする、ことと、
前記処置を提供することの最大純便益を有する前記分類アルゴリズムを前記候補分類アルゴリズムとして選択することと
をさらに含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。 - 前記複数の分類アルゴリズムの性能を相互検証することをさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられる前記性能メトリックは、全アウトオブバッグ(OOB)誤差推定値、陽性分類OOB誤差推定値、陰性分類OOB誤差推定値、正確度スコア、またはカッパスコアのうちの少なくとも1つを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の臨床パラメータは、1つまたは複数のバイオマーカ臨床パラメータ、1つまたは複数の血液製剤の投与臨床パラメータ、1つまたは複数の外傷重症度スコア臨床パラメータ、またはこれらの組み合わせを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記バイオマーカ臨床パラメータは、前記対象からのサンプル中の上皮成長因子(EGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のエオタキシン-1(CCL11)のレベル、前記対象からのサンプル中の塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の肝細胞成長因子(HGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンアルファ(IFN-α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ(IFN-γ)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン10(IL-10)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン12(IL-12)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン13(IL-13)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン15(IL-15)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン17(IL-17)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1アルファ(IL-1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1ベータ(IL-1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1受容体拮抗薬(IL-1RA)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2(IL-2)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL-2R)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン3(IL-3)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン4(IL-4)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン5(IL-5)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン6(IL-6)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン7(IL-7)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン8(IL-8)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP-10)のレベル、前記対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP-1)のレベル、前記対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP-1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1ベータ(MIP-1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド5(CCL5)のレベル、前記対象からのサンプル中の腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)のレベル、または、前記対象からのサンプル中の血管内皮細胞成長因子(VEGF)のレベルのうちの1つまたは複数を含み、
前記血液製剤の投与臨床パラメータは、前記対象に投与される全血球の量、前記対象に投与される赤血球(RBC)の量、前記対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、前記対象に投与される血小板の量、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、または、全濃厚RBCのレベルのうちの1つまたは複数を含み、
前記外傷重症度スコア臨床パラメータは、外傷重症度スコア(ISS)、腹部の簡易式外傷指数(AIS)、胸部(胸郭)のAIS、四肢のAIS、顔面のAIS、頭部のAIS、または皮膚のAISのうちの1つまたは複数を含む、請求項8に記載の方法。 - 対象の菌血症転帰を予測するための方法であって、
第2の対象に関して、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信することと、
前記少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、前記第2の対象の菌血症転帰を予測するために前訓練されたモデルを実行することであって、前記モデルは、
前記複数の臨床パラメータの複数の値の第1の組と、複数の第1の対象と関連付けられた菌血症転帰とを記憶する訓練データベースを生成することと、
複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することと、
モデルパラメータの複数のサブセットの各々に対して複数の分類アルゴリズムの各々を実行し、菌血症転帰の予測を生成することと、
前記菌血症転帰の予測に従って、前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられた性能メトリックを計算することと、
前記性能メトリックに従って、前記複数の分類アルゴリズムから候補分類アルゴリズムを選択することと、
前記菌血症転帰を予測するためのモデルを出力することであって、前記モデルは、モデルパラメータの関連付けられたサブセットを伴う前記候補分類アルゴリズムを備える、ことと
を含む動作を実施することによって、前訓練されている、ことと、
前記第2の対象の前記予測された菌血症転帰を出力することと
を含む、方法。 - 前記モデルを前訓練するための動作は、前記訓練データベース内に記憶されているデータを前処理することをさらに含み、
前記前処理することは、
前記複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第1の値が欠落していることを判定することと、
欠落している前記複数の臨床パラメータのうちの前記少なくとも1つの臨床パラメータのための参照値を推定することと、
前記複数の臨床パラメータのうちの前記少なくとも1つの臨床パラメータの前記第1の値として前記参照値を前記訓練データベース内に記憶することと
を含む、請求項10に記載の方法。 - 前記複数の変数選択アルゴリズムは、機械学習アルゴリズム、教師付き機械学習アルゴリズム、Grow-Shrinkアルゴリズム、Incremental Association Markov Blanketアルゴリズム、またはSemi-Interleaved Hiton-PCアルゴリズム、あるいは後退限のうちの少なくとも1つを含む、請求項10または11に記載の方法。
- 前記分類アルゴリズムは、線形判別分析、分類および回帰ツリー、決定ツリー学習、ランダムフォレストモデル、最近傍、サポートベクターマシン、ロジスティック回帰、一般化線形モデル、ベイジアンモデル、またはニューラルネットワークのうちの少なくとも1つを含む、請求項10~12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記性能メトリックに従って前記複数の分類アルゴリズムから候補分類アルゴリズムを選択することは、
各分類アルゴリズムを用いて決定曲線分析(DCA)を実行することであって、前記DCAは、前記分類アルゴリズムによって生成される菌血症転帰に基づいて処置を提供することの純便益に対して、対象が前記処置を選ぶ閾値確率の関数をプロットする、ことと、
前記処置を提供することの最大純便益を有する前記分類アルゴリズムを前記候補分類アルゴリズムとして選択することと
をさらに含む、請求項10~13のいずれか一項に記載の方法。 - 前記複数の分類アルゴリズムの性能を相互検証することをさらに含む、請求項10~14のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられる前記性能メトリックは、全アウトオブバッグ(OOB)誤差推定値、陽性分類OOB誤差推定値、陰性分類OOB誤差推定値、正確度スコア、またはカッパスコアのうちの少なくとも1つを含む、請求項10~15のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の臨床パラメータは、1つまたは複数のバイオマーカ臨床パラメータ、1つまたは複数の血液製剤の投与臨床パラメータ、1つまたは複数の外傷重症度スコア臨床パラメータ、またはこれらの組み合わせを含む、請求項10~16のいずれか一項に記載の方法。
- 前記バイオマーカ臨床パラメータは、前記対象からのサンプル中の上皮成長因子(EGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のエオタキシン-1(CCL11)のレベル、前記対象からのサンプル中の塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)のレベル、前記対象からのサンプル中の肝細胞成長因子(HGF)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンアルファ(IFN-α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ(IFN-γ)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン10(IL-10)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン12(IL-12)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン13(IL-13)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン15(IL-15)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン17(IL-17)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1アルファ(IL-1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1ベータ(IL-1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン1受容体拮抗薬(IL-1RA)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2(IL-2)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン2受容体(IL-2R)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン3(IL-3)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン4(IL-4)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン5(IL-5)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン6(IL-6)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン7(IL-7)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターロイキン8(IL-8)のレベル、前記対象からのサンプル中のインターフェロンガンマ誘導タンパク質10(IP-10)のレベル、前記対象からのサンプル中の単球走化性タンパク質1(MCP-1)のレベル、前記対象からのサンプル中のガンマインターフェロンによって誘導されるモノカイン(MIG)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1アルファ(MIP-1α)のレベル、前記対象からのサンプル中のマクロファージ炎症性タンパク質1ベータ(MIP-1β)のレベル、前記対象からのサンプル中のケモカイン(C-Cモチーフ)リガンド5(CCL5)のレベル、前記対象からのサンプル中の腫瘍壊死因子アルファ(TNFα)のレベル、または、前記対象からのサンプル中の血管内皮細胞成長因子(VEGF)のレベルのうちの1つまたは複数を含み、
前記血液製剤の投与臨床パラメータは、前記対象に投与される全血球の量、前記対象に投与される赤血球(RBC)の量、前記対象に投与される濃厚赤血球(pRBC)の量、前記対象に投与される血小板の量、前記対象に投与される全ての血液製剤の総和、または、全濃厚RBCのレベルのうちの1つまたは複数を含み、
前記外傷重症度スコア臨床パラメータは、外傷重症度スコア(ISS)、腹部の簡易式外傷指数(AIS)、胸部(胸郭)のAIS、四肢のAIS、顔面のAIS、頭部のAIS、または皮膚のAISのうちの1つまたは複数を含む、請求項17に記載の方法。 - 対象における菌血症転帰を予測するためのモデルを生成するためのシステムであって、
1つまたは複数のプロセッサと、
メモリと、
通信プラットフォームと、
複数の臨床パラメータの複数の値の第1の組と、複数の第1の対象と関連付けられた菌血症転帰とを記憶するように構成される訓練データベースと、
機械学習エンジンと
を備え、
前記機械学習エンジンは、
複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することと、
モデルパラメータの複数のサブセットの各々に対して複数の分類アルゴリズムの各々を実行し、菌血症転帰の予測を生成することと、
前記菌血症転帰の予測に従って、前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられた性能メトリックを計算することと、
前記性能メトリックに従って、前記複数の分類アルゴリズムから候補分類アルゴリズムを選択することと、
菌血症転帰を予測するためのモデルを出力することであって、前記モデルは、モデルパラメータの関連付けられたサブセットを伴う前記候補分類アルゴリズムを備える、ことと
を行うように構成される、システム。 - 対象における菌血症転帰を予測するためのシステムであって、
1つまたは複数のプロセッサと、
メモリと、
通信プラットフォームと、
複数の臨床パラメータの複数の値の第1の組と、複数の第1の対象と関連付けられた菌血症転帰とを記憶するように構成される訓練データベースと、
対象の菌血症転帰のためのモデルを前訓練するように構成される機械学習エンジンであって、前記モデルは、
前記複数の臨床パラメータの前記複数の値の第1の組と、複数の第1の対象と関連付けられた菌血症転帰とを記憶する前記訓練データベースを生成することと、
複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択することと、
モデルパラメータの複数のサブセットの各々に対して複数の分類アルゴリズムの各々を実行し、菌血症転帰の予測を生成することと、
前記菌血症転帰の予測に従って、前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられた性能メトリックを計算することと、
前記性能メトリックに従って、前記複数の分類アルゴリズムから候補分類アルゴリズムを選択することと、
菌血症転帰を予測するためのモデルを出力することであって、前記モデルは、モデルパラメータの関連付けられたサブセットを伴う前記候補分類アルゴリズムを備える、ことと
を含む動作を実施することによって、前訓練されている、機械学習エンジンと、
予測エンジンであって、前記予測エンジンは、
第2の対象に関して、複数の臨床パラメータのうちの少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を受信することと、
前記少なくとも1つの臨床パラメータの第2の値を使用して、前記第2の対象の菌血症転帰を予測するために前記前訓練されたモデルを実行することと
を行うように構成される、予測エンジンと、
前記第2の対象の前記予測された菌血症転帰を出力するように構成されるディスプレイデバイスと
を備える、システム。 - 対象における菌血症転帰を予測するためのモデルを生成するための非一過性コンピュータ可読媒体であって、前記非一過性コンピュータ可読媒体は、その上に記憶された情報を有し、前記情報は、コンピュータによって読み取られると、
複数の臨床パラメータの複数の値の第1の組と、複数の第1の対象と関連付けられた菌血症転帰とを記憶する訓練データベースを生成する動作と、
複数の変数選択アルゴリズムを実行し、変数選択アルゴリズム毎に前記複数の臨床パラメータからモデルパラメータのサブセットを選択する動作と、
モデルパラメータの複数のサブセットの各々に対して複数の分類アルゴリズムの各々を実行し、菌血症転帰の予測を生成する動作と、
前記菌血症転帰の予測に従って、前記複数の分類アルゴリズムの各々と関連付けられた性能メトリックを計算する動作と、
前記性能メトリックに従って、前記複数の分類アルゴリズムから候補分類アルゴリズムを選択する動作と、
菌血症転帰を予測するためのモデルを出力する動作であって、前記モデルは、モデルパラメータの関連付けられたサブセットを伴う前記候補分類アルゴリズムを備える、動作と
を前記コンピュータに実施させる、非一過性コンピュータ可読媒体。
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