JP7099996B2 - ドーナツの製造方法 - Google Patents
ドーナツの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7099996B2 JP7099996B2 JP2019111669A JP2019111669A JP7099996B2 JP 7099996 B2 JP7099996 B2 JP 7099996B2 JP 2019111669 A JP2019111669 A JP 2019111669A JP 2019111669 A JP2019111669 A JP 2019111669A JP 7099996 B2 JP7099996 B2 JP 7099996B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starch
- mass
- parts
- pregelatinized
- flour
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
ソフトで歯切れが良い食感を得るには、例えば、小麦粉を主原料とする原料穀粉に、糊化開始温度が78℃以下の低温糊化特性を有する甘藷でん粉、または、その加工でん粉を配合した材料を用いる方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
従って、本発明の目的は、ソフトで、歯切れが良い食感のドーナツの製造方法を提供することである。
従って、本発明は、原料に穀粉及び/又は澱粉を使用するドーナツの製造方法であって、以下の(A)、(B)、(C)の条件をすべて満たす原料を使用し、生地の調製に、全卵を穀粉及び/又は澱粉100質量部に対して50質量部以上200質量部以下となるように使用することを特徴とするドーナツの製造方法である。
(A)α化ハイアミロース澱粉は、使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中30質量部以上
(B)α化ハイアミロース澱粉以外のα化澱粉及び/又はα化穀粉は、使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中50質量部以下
(C)α化ハイアミロース澱粉を含むα化澱粉及び/又はα化穀粉以外の穀粉及び/又は澱粉は、使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中50質量部以下
本発明で使用するα化ハイアミロース澱粉とは、アミロース含有量が30質量%以上のハイアミロース澱粉やこれを化学的、物理的、酵素的に変性させた加工澱粉をアルファ化(α化)して粉状にした澱粉をいう。
α化ハイアミロース澱粉の原料となる澱粉には特に限定はないが、ハイアミロースコーンスターチ、ハイアミロース米粉澱粉等を挙げることができる。
ハイアミロースコーンスターチはソフトで歯切れ良い食感になる点でより好ましい。
本発明で使用するα化ハイアミロース澱粉は市販品も使用できる。
本発明で使用するα化ハイアミロース澱粉の使用量は、前記条件(A)に記載のとおり、使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中30質量部以上である。
α化ハイアミロース澱粉の使用量が使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中30質量部未満の場合、ソフトさと歯切れが劣り不適である。
前記条件(B)に記載のとおり、α化ハイアミロース澱粉以外のα化澱粉及び/又はα化穀粉の使用量は、使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中50質量部以下である。
α化ハイアミロース澱粉以外のα化澱粉及び/又はα化穀粉の使用量が使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中50質量部を超えると歯切れが劣り不適である。
例えば、小麦粉、そば粉、ライ麦粉、大麦粉、米粉、トウモロコシ粉、オーツ粉末、小麦澱粉、トウモロコシ澱粉、モチ種トウモロコシ澱粉、馬鈴薯澱粉、さつまいも澱粉、タピオカ澱粉、米澱粉、さご澱粉、くず澱粉等を挙げることができる。
使用量は、前記条件(C)に記載のとおり、使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中50質量部以下である。
α化ハイアミロース澱粉を含むα化澱粉及び/又はα化穀粉以外の穀粉及び/又は澱粉の使用量が使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中50質量部を超えるとソフトさと歯切れが劣り不適である。
例えば、油脂、塩、乳、乳化剤、膨張剤、甘味料、香料、調味料、増粘剤などを挙げることができる。
全卵の使用量が50質量部未満では、ソフトさと歯切れが劣るため不適で、200質量部を超えると食感が硬くなるため不適である。
本発明のドーナツの生地の調製は、前記のとおり全卵を特定量使用する以外は、公知のドーナツの生地の調製方法でよい。
例えば、粉体原料をミキサーに収容し、全卵及び水を加えてミキシングすることで生地を得ることができる。
ただし、α化ハイアミロース澱粉を含むα化された澱粉やα化穀粉は吸水性が高く加水量が同じ場合、生地の硬さが異なってくるので生地の硬さを適宜調製するため、加水量を変更する必要はある。
なお、加水量を変更するのは、生地の硬さの違いにより作業性が低下するのを防ぐためであり、食感の改善効果はほとんどない。
例えば、ドーナツカッターを使用して生地を分割しフライ油でフライすることでドーナツを得ることができる。
得られた、ドーナツの保存、喫食方法も従来のドーナツと同様でよい。
[実施例1~9、比較例1~6]
表1~2に示す原料をミキサー(KitchenAid社製:製品名「KSM5」)に投入し低速で1分間、高速で2分間混捏しドーナツ生地を得た。
捏上温度は20℃であった。
得られたドーナツ生地をドーナツカッター(ベルショー社製:「Fカッター及びプレーンプランジャー」使用)で50gに分割し、190℃のフライ油で潜行3分30秒間フライしてドーナツを得た。
得られたドーナツを以下の評価基準で10名のパネラーにより評価を行った。
・食感(ソフトさ)
5点 非常にソフトで非常に良い
4点 ソフトで良い
3点 普通
2点 やや硬くて悪い
1点 硬くて非常に悪い
・食感(歯切れ)
5点 非常に良い歯切れで非常に良い
4点 良い歯切れで良い
3点 普通
2点 やや悪い歯切れで悪い
1点 非常に悪い歯切れで非常に悪い
表中、評価は点数を付けた人数と平均点を示している。
食感(ソフトさ)及び食感(歯切れ)の平均点が、両方とも3.5点以上であるものを合格とした。
比較例1は、条件(A)を満たさない場合で、ソフトではあったが、歯切れが劣っていて満足できる結果ではなかった。
比較例2は、条件(C)を満たさない場合で、ソフトさも歯切れも劣っていて満足できる結果ではなかった。
比較例3は、条件(B)を満たさない場合で、ソフトさは優れていたが歯切れが劣っていて満足できる結果ではなかった。
比較例4は、条件(A)を満たさない場合で、ソフトさも歯切れも劣っていて満足できる結果ではなかった。
比較例5は、全卵の使用量が少なかった場合で、ソフトさも歯切れも劣っていて満足できる結果ではなかった。
比較例6は、全卵の使用量が多すぎた場合で、ソフトさが劣っていて満足できる結果ではなかった。
Claims (1)
- 原料に穀粉及び/又は澱粉を使用するドーナツの製造方法であって、以下の(A)、(B)、(C)の条件をすべて満たす原料を使用し、生地の調製に、全卵を穀粉及び/又は澱粉100質量部に対して50質量部以上200質量部以下となるように使用することを特徴とするドーナツの製造方法。
(A)α化ハイアミロース澱粉は、使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中30質量部以上
(B)α化ハイアミロース澱粉以外のα化澱粉及び/又はα化穀粉は、使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中50質量部以下
(C)α化ハイアミロース澱粉を含むα化澱粉及び/又はα化穀粉以外の穀粉及び/又は澱粉は、使用する穀粉及び/又は澱粉100質量部中50質量部以下
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019111669A JP7099996B2 (ja) | 2019-06-17 | 2019-06-17 | ドーナツの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019111669A JP7099996B2 (ja) | 2019-06-17 | 2019-06-17 | ドーナツの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020202773A JP2020202773A (ja) | 2020-12-24 |
| JP7099996B2 true JP7099996B2 (ja) | 2022-07-12 |
Family
ID=73836722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019111669A Active JP7099996B2 (ja) | 2019-06-17 | 2019-06-17 | ドーナツの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7099996B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116887682A (zh) * | 2021-06-16 | 2023-10-13 | 日清制粉预拌粉株式会社 | 甜甜圈面团、甜甜圈、甜甜圈的制造方法、甜甜圈面团的制造方法以及混合粉 |
| JP7853974B2 (ja) * | 2021-06-24 | 2026-04-30 | 日清製粉プレミックス株式会社 | 揚げシュー食品及びその製造方法 |
| WO2023171141A1 (ja) * | 2022-03-07 | 2023-09-14 | 日清製粉プレミックス株式会社 | ケーキドーナツ及びその製造方法並びにケーキドーナツ用ミックス粉 |
| CN118922082A (zh) * | 2022-12-26 | 2024-11-08 | 株式会社日清富滋 | 油炸点心用混合料 |
-
2019
- 2019-06-17 JP JP2019111669A patent/JP7099996B2/ja active Active
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| 前田智子, 安藤ひとみ, 森田尚文,ドーナツの特性におよぼす各種糖質および澱粉の影響,兵庫教育大学 研究紀要,2013年,第43巻,p111-120 |
| 山來けい子,長畑雄也(J-オイルミルズ商品開発研究所),特集1 ヘルシードーナツの提案,月刊 フードケミカル A Technical Journal on Food Chemistry & Chemicals. ,第31巻,株式会社食品化学新聞社 川添 辰幸 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2020202773A (ja) | 2020-12-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7099996B2 (ja) | ドーナツの製造方法 | |
| JP6162343B2 (ja) | ドーナツ類及びその製造方法 | |
| KR101958826B1 (ko) | 구운 과자류용 조성물 및 구운 과자 | |
| JP7187396B2 (ja) | 大豆粉及びα化ハイアミロース澱粉を使用したドーナツミックス及びこれを使用したドーナツ | |
| JP6999359B2 (ja) | 菓子類用穀粉組成物、菓子類用生地及び菓子類 | |
| JPWO2016111061A1 (ja) | ベーカリー食品用加工澱粉及びベーカリー食品用ミックス | |
| JP2023098082A (ja) | 中華まん類用穀粉組成物、及びこれを用いた中華まん類の製造方法 | |
| JP7164312B2 (ja) | 製麺用粉体組成物 | |
| JP2000333631A (ja) | 春巻きの皮の製造方法 | |
| JP7169133B2 (ja) | 製麺用粉体組成物 | |
| JP2018153127A (ja) | ベーカリー製品用組成物、ベーカリー製品用生地、及びベーカリー製品の製造方法 | |
| EP1656027B1 (en) | Bakery products containing starch n-octenyl succinate | |
| JP2020039276A (ja) | ドーナツの製造方法 | |
| JP2021073905A (ja) | ソフトでかつもち食感を有する油ちょうベーカリー食品の配合及び製造方法 | |
| WO2017057484A1 (ja) | スナック及びその製造方法 | |
| JP2001224300A (ja) | 低蛋白パン及びその製造方法 | |
| WO2019049860A1 (ja) | 麺類及びその製造方法 | |
| JP7261070B2 (ja) | 新規食感を有するドーナツ | |
| JP2004248567A (ja) | 菓子の製造方法並びに菓子用プレミックス | |
| JP6912977B2 (ja) | 揚げ物用ミックス、及び揚げ物の製造方法 | |
| JP2021010342A (ja) | ケーキ類用生地及びケーキ類用組成物、並びに前記ケーキ類用生地又は前記ケーキ類用組成物を用いたケーキ類 | |
| JP7526618B2 (ja) | 中華まん類及びその製造方法 | |
| JP5448146B2 (ja) | 餅様食品の製造方法 | |
| JP2023098084A (ja) | うどん用穀粉組成物、及びこれを用いたうどんの製造方法 | |
| JPS6083537A (ja) | 中空スナツク食品の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210608 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220426 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220524 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220531 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220621 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220630 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7099996 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |